JP2002045354A - 放射線撮像装置及び放射線撮像装置の撮像方法 - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像装置の撮像方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光制御のためフォトタイマーユニットを用
いているので、S/Nが劣化し、且つ、撮影位置ずれ等
により最適露光ができない。 【解決手段】 X線源101からの放射線を被写体に透
過させることによって得られる被写体像を撮像する、非
破壊読み出しが可能なX線撮像パネル120と、撮像時
にX線撮像パネル120から非破壊読み出しによって得
られる信号に基づいて、X線源101からの放射線の放
射を停止するように制御する制御手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線医療機器等
に用いられるX線等の放射線撮像装置及び放射線撮像装
置の撮像方法に関し、特に、X線等の放射線の放射停止
を制御する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなX線撮像装置として、
本願出願人は、例えば、特開平10−327317号公
報においてフォトタイマーを用いて露光制御を行う撮像
装置及び方法を提案している。図9は同公報の撮像装置
を示すブロック図である。図9において、まず、101
はX線をパルス状に放射するX線源、102はX線撮像
パネルである。X線撮像パネル102は2次元に配列さ
れた複数の光電変換素子及びその駆動回路から成ってい
る。X線撮像パネル102はパネル駆動回路103によ
って駆動される。
【0003】X線撮像パネル102と被写体104の間
にはフォトタイマーユニット105が配置されている。
フォトタイマーユニット105は撮影露光中に被写体1
04の基準部分(例えば、肺胞部)を透過するX線を検
知するセンサである。フォトタイマーユニット105の
出力は積分回路106で積分され、比較器107に出力
される。比較器107ではこの積分出力と基準値Vth
比較し、比較結果はX線源101を駆動するX線源駆動
回路108に出力される。X線源駆動回路108は比較
器107の出力信号によって制御され、積分回路106
の出力が基準値Vthを越えると、X線源駆動回路108
はX線源101の駆動を停止し、X線の放射を停止する
ように構成されている。
【0004】また、109は被写体104の撮影開始を
指示する撮影スタートスイッチ、110はX線撮像パネ
ル102からの信号をA/D変換するA/D変換器、1
11はA/D変換器110からの画像信号を処理する画
像処理回路、112は撮影された画像を表示するモニタ
ー、113は撮影された画像データを記録する記録媒体
である。
【0005】図10は図9の撮像装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。まず、撮影スタートスイッチ1
09をオンすると、図10(a)に示すように撮影開始
を指示する信号がパネル駆動回路103、積分回路10
6、X線源駆動回路108にそれぞれ供給される。X線
源駆動回路108はこの撮影スタートスイッチ109か
らの信号によりX線源101の駆動を開始し、図10
(b)に示すようにX線源101からX線が放射され
る。また、パネル駆動回路103は撮像スタートスイッ
チ109からの信号によりX線撮像パネル102の駆動
を開始し、積分回路106は図10(d)に示すように
フォトタイマーユニット105の出力をリセットして積
分を開始する。
【0006】X線源101から放射されたX線は、診断
対象の患者である被写体104を透過し、この時、被写
体104を透過したX線は被写体104の内部の骨や内
蔵の大きさや形、病巣の有無等により透過量が異なって
いて、それらの像情報を含んでいる。フォトタイマーユ
ニット105を透過したX線は、図示しない蛍光体で可
視光に変換されてからX線撮像パネル102に入射し、
X線撮像パネル102では図10(b)に示すように2
次元に配列された光電変換素子によって撮像された撮像
信号を蓄積する。
【0007】一方、積分回路106はフォトタイマーユ
ニット105の出力を積分し、図10(d)に示すよう
に積分回路106の出力は徐々に上昇していく。比較器
107は積分回路106の出力が基準値Vthを越える
と、X線源駆動回路108に駆動停止を指示する信号を
出力し、図10(c)に示すようにX線源101のX線
の放射を停止させる。その後、図10(b)に示すよう
に画像処理回路111ではA/D変換器110を介して
撮像信号を読み取って所定の画像処理を行い、更に、撮
影された画像をモニター112に表示、あるいは画像デ
ータを記録媒体113に記録する処理を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のX線撮像装置では、フォトタイマーユニットを用い
てX線の停止を制御しているので、以下に示す問題点が
あった。即ち、フォトタイマーユニットは非常に高価で
あるばかりでなく、X線がフォトタイマーユニットを透
過する際に僅かではあるが、X線が減衰するため、その
分、S/Nが劣化するという問題点があった。
【0009】また、フォトタイマーユニットを用いた場
合、図11に示すように撮影前に医師又は検査技師が撮
影部位に応じてスイッチSW1〜3を選択し、X線を検
知するセンサを選択している。例えば、被写体104の
肺を撮影する時は、図12(a)に示すように両側の2
つのセンサを選択し、胃を撮影する時は図12(b)に
示すように中央の1つのセンサを選択している。また、
撮影前に医師や検査技師は撮影位置に応じて積分回路1
06の基準値Vthを決定している。例えば、人の肺を撮
影する時は高S/Nが要求されるので、基準値Vthを高
く設定し、胃を撮影する時はバリウムでもともとコント
ラストが高いので、基準値Vthを低く設定している。
【0010】しかし、このように撮影位置に応じてセン
サを選択したり、基準値を設定したりすると、操作性が
悪いばかりでなく、撮影位置がずれた時に実際の撮影位
置のX線量とセンサの検知量との誤差が大きくなってし
まう。従って、最適露光をできず、S/Nが劣化し、あ
るいはX線暴射が大きくなり、画質が低下するという問
題点があった。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、簡単且つ正確に最適露光を行う
ことができ、しかも、S/Nの劣化がなく、高画質の画
像を得ることが可能な放射線撮像装置及び放射線撮像装
置の撮像方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、放射線
源からの放射線を被写体に透過させることによって得ら
れる被写体像を撮像する、非破壊読み出し可能な撮像手
段と、前記撮像時に、前記撮像手段から非破壊読み出し
によって得られる信号に基づいて、前記放射線源からの
放射線の放射を停止するように制御する制御手段と、を
有することを特徴とする放射線撮像装置によって達成さ
れる。
【0013】また、本発明の目的は、放射線源からの放
射線を被写体に透過させることによって得られる被写体
像を撮像する、非破壊読み出し可能な撮像手段を有する
放射線撮像装置の撮像方法であって、前記撮像時に、前
記撮像手段から非破壊読み出しによって得られる信号に
基づいて、前記放射線源からの放射線の放射を停止する
ように制御することを特徴とする放射線撮像装置の撮像
方法によって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の放射
線撮像装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。なお、図1では図9の従来装置と同一部分は同一
符号を付して説明を省略する。まず、本実施形態では、
例えば、人間の肺、胃等の静止画を撮影するものとし、
従来のフォトタイマーユニットの代わりに非破壊読み出
し出力を用いてX線放射の停止制御を行う。図1におい
て、X線撮像パネル120は通常読み出しと非破壊読み
出しが可能な撮像パネルである。X線撮像パネル120
は2次元に配列された複数の光電変換素子とその駆動回
路から構成されている。X線撮像パネル120の回路構
成と動作については詳しく後述する。
【0015】モード切換回路121はX線撮像パネル1
20の読み出しモードを通常読み出しか、非破壊読み出
しに切り換える回路、部位パターン認識回路122はA
/D変換器110の出力値に基づいてX線撮像パネル1
20で撮像された画像のパターン認識を行う回路であ
る。即ち、部位パターン認識回路122はA/D変換器
110のすべての画素の出力値に基づいて撮像された画
像が何であるか(例えば、肺、胃、手等)のパターン認
識を行い、その結果、撮像画像の位置と大きさがわか
る。
【0016】参照パターン最適化回路123は部位パタ
ーン認識回路122のパターン認識結果に基づいて参照
パターンの最適値を画素毎に決定する回路である。即
ち、参照パターン最適化回路123はパターン認識結果
に基づいてパターン認識された画像のどの位置を重点的
に見るべきかを判断し、参照パターンメモリ124の画
素毎に判断した数値を記憶させて参照パターンメモリ1
24を作成する。本実施形態では、説明を簡単化するた
め図1に示すように0、1、2の3段階で重み付けを行
っている。この場合、0は対象外(見なくてもよい位
置)、2は重点的に見るべき位置、1は総合的に画像を
良好にするためのものである。なお、本実施形態では、
説明を簡単化するため、重み付けを3段階で行うとした
が、更に多段階に重み付けを行うことにより、更に良好
な画質の画像を得ることが可能であることは言うまでも
ない。
【0017】基準値発生回路126は部位パターン認識
回路122のパターン認識結果に基づいて基準値(RE
F値)を発生する回路である。即ち、基準値発生回路1
26では、予め画像に応じてREF値が決められてい
て、例えば、パターン認識結果が肺であると、肺は高S
/Nが必要であるためREF値を大きく設定し、胃であ
るとするとREF値を小さく設定するように構成されて
いる。
【0018】なお、図1においては参照パターンメモリ
124は8×8の画素分の記憶領域を持ち、各画素毎に
0〜2のうちいずれかの重み付けされた数値を記憶して
いるが、これは図面を簡単化するためである。実際に
は、X線撮像パネル120は更に多くの画素を持ってい
て、それに応じて参照パターンメモリ124は更に多く
の記憶領域を持っている。
【0019】掛け算器125は参照パターンメモリ12
4の画素毎の数値とX線撮像パネル120の画素毎のA
/D変換出力値とを掛け算する回路である。掛け算器1
25は両方の対応する画素同士の値の掛け算を行い、計
算結果を加算器127に出力する。加算器127の出力
値はA/D変換出力値と参照パターンメモリ124の数
値との重み付け加算した結果になる。比較器107は加
算器127の出力値と基準値発生回路126のREF値
を比較し、加算器127の出力値がREF値以上になる
と、X線駆動回路108にX線源101の停止を指示す
る信号を出力し、X線の放射を停止させる。
【0020】ここで、本実施形態では、露光時に、X線
撮像パネルから非破壊読み出しによって得られる信号に
基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止するよう
に制御する制御手段として、部位パターン認識回路、参
照パターン最適化回路、参照パターンメモリ、掛け算
器、加算器、基準値発生回路、比較器で構成したものを
示したが、所定の基準値と非破壊読み出しの信号とを比
較して、非破壊読み出しの信号が所定値以上になった場
合に、X線の放射を停止するように制御する比較器のみ
の構成であってもよい。
【0021】なお、撮影スタートスイッチ109、画像
処理回路111、モニター112、記録媒体113は図
9のものと同じである。また、図1では図9と同様にX
線を可視光に変換する蛍光体については省略している。
【0022】図2は本実施形態の露光量を検出する動作
を説明するための図である。図2(a)はX線撮像パネ
ル120の画像、図2(b)はX線撮像パネル120の
画素毎のA/D変換器110の出力値を示している。ま
た、図2(c)は参照パターンメモリ124の画素毎の
数値、図2(d)は加算器127の画素毎の数値を示し
ている。なお、図2においても図面を簡単化するため、
X線撮像パネル120の画素は8×8としている。
【0023】掛け算器126は前述のように図2(b)
に示すX線撮像パネル120の画素毎のA/D変換器1
10の出力値と図2(c)に示す参照パターンメモリ1
24の画素毎の数値の掛け算を行う。掛け算器126の
出力は加算器127に出力され、加算器127において
図2(d)に示すようにすべての画素の数値の加算を行
う。この場合、加算器127の出力値は(図2の例では
151)は現在の露光量を示す数値として比較器107
に出力される。比較器107ではこの加算値がREF値
を越えると、X線源駆動回路108に停止信号を出力
し、最適露光量に達したものとしてX線の放射を停止す
る制御を行う。
【0024】図3はX線撮像パネル120の回路を示す
回路図である。なお、図3ではX線撮像パネル120の
一部の回路を示している。図3において、130は垂直
シフトレジスタ、131は水平シフトレジスタ、132
はアンドゲート、133は画素部である。また、134
は定電流源、135は水平切り換え用MOSトランジス
タである。アンドゲート132には図1のモード切換回
路121から読み出しモードを指示する信号、即ち、通
常読み出しか非破壊読み出しかを指示するモード切換信
号が入力される。また、141は垂直読み出し線、14
2は水平読み出し線である。
【0025】画素部133はリセット用MOSトランジ
スタ136、垂直出力切り換え用MOSトランジスタ1
37、読み出し用MOSトランジスタ138、光電変換
素子139、コンデンサ140から構成されている。画
素部133は定電流源134と合わせて電圧増幅率が1
倍のアンプを構成し、読み出し時において光電変換素子
139の電荷は移動せず、読み出し動作をリセットと独
立して行うことが可能である。
【0026】即ち、画素部133の読み出し用MOSト
ランジスタ138のゲート端子に光電変換素子139及
びコンデンサ140が接続され、定電流源134と合わ
せてソースフォロワ回路が構成されている。そのため、
読み出し用MOSトランジスタ138のゲート端子には
電流が流れることなく、光電変換素子139の信号電荷
の情報を垂直読み出し線141に読み出すことができ、
読み出し時に光電変換素子139の信号電荷が移動する
ことはない。従って、非破壊読み出しが可能である。な
お、定電流源134の代わりに抵抗を用いてもよいが、
精度を向上するためには定電流源134を用いることが
望ましい。本実施形態においては、読み出し用MOSト
ランジスタのゲート端子に光電変換素子を接続したが、
これに限らず、アンプ動作を示す素子、もしくは回路の
制御端子につなげば非破壊読み出しが可能である。制御
端子には電流が流れず電荷が移動しないし、もし流れて
もアンプの原理から出力に必要な電流や電荷より遥かに
小さい電荷のみが制御端子に流れるだけであるからであ
る。僅かに小さい電流であれば無視することができる。
例えば、読み出し用バイポーラトランジスタのベース端
子につないでも非破壊読み出しが可能である。
【0027】図4は通常読み出し時の動作を示すタイミ
ングチャート、図5は非破壊読み出し時の動作を示すタ
イミングチャートである。まず、図4を参照しながら通
常読み出し時の動作について説明する。通常読み出し時
には図4(a)に示すようにモード切換回路121から
X線撮像パネル120のアンドゲート132にハイレベ
ルのモード切換信号が供給される。この状態で、図4
(b)に示すように垂直シフトレジスタ130からφO
n (ハイレベル)が出力されると、垂直出力切り換え用
MOSトランジスタ137がオンする。
【0028】この時、読み出し用MOSトランジスタ1
38を含む回路はソースフォロワを構成し、電圧増幅率
が約1倍の増幅回路であるので、光電変換素子139の
信号電荷がそのまま垂直読み出し線141に読み出され
る。また、図3では省略しているが、行方向に複数の画
素部が配列されており、これらの行方向1ライン分の各
画素部の信号電荷が垂直読み出し線141に読み出され
る。また、図3では列方向に複数の画素部が配列され、
行方向及び列方向に複数の画素部133がマトリクス状
に配列されている。
【0029】次いで、図4(f)に示すように水平シフ
トレジスタ131からφH0 が出力され、水平出力切り
換え用MOSトランジスタ135がオンする。これによ
り、図4(j)に示すように垂直読み出し線141の出
力が水平出力線142に読み出される。以下、図4
(g)〜(i)に示すように水平シフトレジスタ131
から順次φH1 、φH2 、…、φHm が出力され、図4
(j)に示すように行方向1ライン分の画素の信号電荷
が順次水平読み出し線142に読み出される。以上で行
方向1行目の読み出しを終了する。
【0030】次に、図4(c)に示すように垂直シフト
レジスタ130からφCn がアンドゲート132に出力
され、リセット用MOSトランジスタ136がオンす
る。これによって、光電変換素子139の信号電荷が初
期化(リセット)される。また他の行方向1ライン分の
画素部の信号電荷が同様にリセットされ、次の蓄積期間
中には新たに光電変換素子に電荷が蓄積される。
【0031】次に、2行目の画素(図示せず)に対して
図4(d)に示すように垂直シフトレジスタ130から
φOn+1 が出力され、垂直出力切り換え用MOSトラン
ジスタ137がオンする。これによって、2行目の画素
部の光電変換素子139の信号電荷が垂直読み出し線1
41に読み出される。また、図4(f)〜(i)に示す
ように水平シフトレジスタ131からφH0 〜φHm
順次出力され、図4(j)に示すように垂直読み出し線
141の信号電荷が順次水平出力線142に読み出され
る。
【0032】この後、図4(e)に示すように垂直シフ
トレジスタ130からφCn+1 がアンドゲート132に
出力され、2行目の画素部の光電変換素子139がリセ
ットされる。以下、同様に3行目、4行目、…の画素部
の信号電荷を読み出し、最終ラインのn行目の信号電荷
を読み出したところでX線撮像パネル120のすべての
画素部の読み出しを完了する。
【0033】次に、非破壊読み出し時の動作について図
5を参照しながら説明する。通常読み出し時は前述のよ
うに光電変換素子の信号電荷を読み出した後、信号電荷
をリセットしているが、非破壊読み出し時は光電変換素
子の信号電荷を読み出した後信号電荷をリセットしない
点が通常読み出し時と異なっている。従って、この場合
は、図5(a)に示すようにモード切換回路121から
X線撮像パネル120にローレベルのモード切換信号が
供給され、アンドゲート132は閉じた状態に維持され
る。
【0034】この状態で、図5(b)に示すように垂直
シフトレジスタ130からφOn が出力され、垂直出力
切り換え用MOSトランジスタ137がオンする。これ
によって、光電変換素子139の信号電荷が読み出し用
MOSトランジスタ138を介して垂直読み出し線14
1に読み出される。次いで、図5(f)に示すように水
平シフトレジスタ131からφH0 が出力され、水平出
力切り換え用MOSトランジスタ135がオンする。こ
れによって、図5(j)に示すように垂直読み出し線1
41の出力が水平出力線142に読み出される。以下、
図5(g)〜(i)に示すように、水平シフトレジスタ
131から順次φH1 、φH2 、…、φHm が出力さ
れ、これに伴い図5(j)に示すように行方向1ライン
分の画素部の信号電荷が水平読み出し線142に読み出
される。以上で行方向1ライン分の読み出しを終了す
る。
【0035】次に、2行目の画素部(図示せず)に対し
て図5(d)に示すように垂直シフトレジスタ130か
らφOn+1 が出力され、垂直出力切り換え用MOSトラ
ンジスタ137がオンする。これによって、2行目の画
素部の光電変換素子139の信号電荷が垂直読み出し線
141に読み出される。また、図5(f)〜(i)に示
すように水平シフトレジスタ131からφH0 〜φHm
が順次出力され、図5(j)に示すように垂直読み出し
線141の信号電荷が順次水平出力線142に読み出さ
れる。
【0036】以下、同様に3行目、4行目、…の画素の
信号電荷を読み出し、最終ラインのn行目の信号電荷を
読み出したところでX線撮像パネル120のすべての画
素部の読み出しを完了する。このように非破壊読み出し
モードの場合は、画素部の信号電荷の読み出し後に光電
変換素子の信号電荷をリセットせず、次の蓄積が開始さ
れる。即ち、画素部の読み出し前後で電荷量は変化せ
ず、読み出すという動作で光電変換素子は影響を受けな
い。本実施形態では、詳しく後述するようにこの非破壊
読み出しを用いて露光量の制御を行い、最適露光量に達
した時にX線を停止させる制御を行う。
【0037】図6は本実施形態のX線撮像装置の動作を
示すタイミングチャートである。以下、図1、図2及び
図6を参照しながら本実施形態の具体的な動作について
説明する。まず、図6(a)は撮像スタートスイッチ1
09からの撮像スタート信号である。撮像スタートスイ
ッチ109をオンすると、図6(a)に示すように撮像
を指示する信号がパネル駆動回路103、X線駆動回路
108、モード切換回路121にそれぞれ供給される。
【0038】パネル駆動回路103はこのスタート信号
を受けると、X線撮像パネル120の駆動を開始する。
図6(b)はX線撮像パネル120の動作を示してお
り、Aは通常読み出し、Bは非破壊読み出しである。ま
た、モード切換回路121はスタート信号を受けると、
X線撮像パネル120にモード切換信号を供給し、最初
の1フレーム目、つまりその時点で読み出し中のフレー
ムは通常読み出しを指示するハイレベル信号、2フレー
ム目以降は非破壊読み出しを指示するローレベル信号を
供給する。
【0039】従って、X線撮像パネル120の読み出し
は図6(b)に示すように最初の1フレーム目は通常読
み出しA0 で読み出され、2フレーム目以降は非破壊読
み出しB0 、B1 、B2 、…で読み出される。また、X
線駆動回路108ではX線源101を駆動し、図6
(c)に示すようにX線源101からX線が放射され
る。これは、2フレーム目の非破壊読み出しB0 から放
射され、被写体104を通って、且つ、図示しない蛍光
体で可視光に変換されてからX線撮像パネル120に入
射する。
【0040】X線が放射されると、部位パターン認識回
路122においては非破壊読み出しB2 の完了時点で、
1つ前の非破壊読み出しB1 の信号電荷との差を算出
し、各画素の蓄積量Bを算出する。即ち、非破壊読み出
しB2 のA/D変換器110の出力値から、非破壊読み
出しB1 のA/D変換器110の出力値を減算し、OU
T(B2 )−OUT(B1 )の計算を行うことによって
蓄積量Bを算出する。これは、すべての画素について蓄
積量Bの算出を行う。なお、この場合、非破壊読み出し
1 で蓄積量Bの算出を行ってもよいが、非破壊読み出
しB0 時点ではX線が不安定であるため、1フレーム分
ずらしてX線が安定してから蓄積量Bの算出を行ってい
る。
【0041】部位パターン認識回路122は各画素の蓄
積量Bを算出すると、図6(e)に示すように得られた
蓄積量Bに基づいてパターン認識を行う。参照パターン
最適化回路123では前述のようにパターン認識結果に
基づいて図2(c)に示すように参照パターンメモリ1
24を作成する。また、基準値発生回路126では前述
のように部位パターン認識回路122のパターン認識結
果に基づいて画像に応じたREF値を発生する。
【0042】参照パターンメモリ124とREF値を作
成すると、掛け算器125は非破壊読み出しB4 、B
5 、…の各フレーム毎に参照パターンメモリ124の画
素毎の数値とA/D変換器110の出力値(即ち、X線
撮像パネル120の画素毎の電荷量)との掛け算を行
い、加算器127に出力する。加算器127では図2
(d)に示すように掛け算された画素毎の数値を加算
し、比較器107に出力する。掛け算器125及び加算
器127では、このような処理を非破壊読み出しB4
5 、…のフレーム毎に行い、その結果、図6(d)に
示すように加算器127の出力は徐々に上昇していく。
【0043】比較器107では、加算器127の出力値
とREF値を比較し、図6(d)に示すように加算器1
27の出力値がREF値以上(Σ出力>REF値)にな
ると、X線駆動回路108にX線源101の停止信号を
出力し、X線源101のX線の放射を停止させる。即
ち、図6(e)に示すように適切な露光量に達したと判
断し、X線放射を停止する制御を行い、図6(c)に示
すようにX線源101からのX線放射を停止させる。
【0044】X線放射を停止させると、モード切換回路
121はX線撮像パネル120に通常読み出しを指示す
るローレベル信号を出力する。これによって、図6
(b)に示すようにX線撮像パネル120から通常読み
出しA1 で読み出され、画像処理回路111では1フレ
ーム目の通常読み出しA0 と通常読み出しA1 の信号電
荷を用いて、OUT(A1 )−OUT(A0 )の演算を
行い、得られた結果を出力とする。もちろん、これは、
すべての画素について演算を行う。これによって、FP
N補正のかかった出力が得られ、画像処理回路111で
は得られた出力を用いて撮像された画像をモニター11
2に表示し、且つ、記録媒体113に画像データとして
記憶させる。ここで、本実施形態ではOUT(A1 )−
OUT(A0)の演算を画像処理回路で行う例を示した
が、X線撮像パネル内に差分回路を設けてもよい。
【0045】なお、非破壊読み出し時において読み出し
速度を速めるために、X線撮像パネル120から画素毎
の信号電荷を読み出す場合、間引読み出し、画素加算読
み出し、有効な参照位置(参照パターンメモリの数値が
0ではない位置)のみのランダムアクセス読み出しを行
ってもよい。特に、ランダムアクセス読み出しにしても
読み出し前後で電荷が変化しないので、後のフレームに
影響はない。これは、非破壊読み出しの特徴である。
【0046】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7は本発明のX線撮像装置の第2の実施形態
の構成を示すブロック図である。なお、図7では図1の
第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省
略する。本実施形態では、最適露光時間決定回路151
で最適露光時間を決定し、得られた最適露光時間をタイ
マー152にタイマー終了値として設定する。また、デ
ィレイ153は撮像スタートスイッチ109をオンした
時にX線源駆動回路108の駆動開始を所定時間遅らせ
るための遅延回路である。
【0047】ここで、参照パターン最適化回路123内
には、図7では省略しているが、図1の参照パターンメ
モリ124、掛け算器125、基準値発生回路126、
加算器127が含まれている。従って、参照パターン最
適化回路123では前述のように部位パターン認識回路
122の認識結果に基づいて加重加算値を算出し、最適
露光時間決定回路151に出力する。加重加算値を算出
する方法は第1の実施形態で説明した通りである。最適
露光時間決定回路151では、加重加算値が出力される
と、それに基づいて最適露光時間を決定する。
【0048】具体的には、加重加算値をα、基準値発生
回路126のREF値をREFとすると、最適露光時間
決定回路151では(REF/α )=tの演算を行
い、得られた時間tを最適露光時間として決定する。得
られた最適露光時間tはタイマー152にタイマー終了
値として設定され、露光時においてタイマー152が終
了値tになった時にX線源駆動回路108に停止信号を
出力し、X線放射を停止させる制御を行う。なお、部位
パターン認識回路122、参照パターン最適化回路12
3、最適露光時間決定回路151はDSP(デジタル・
シグナル・プロセッサ)で構成されている。
【0049】ここで、本実施形態では、露光時に、X線
撮像パネルから非破壊読み出しによって得られる信号に
基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止するよう
に制御する制御手段として、部位パターン認識回路、参
照パターン最適化回路、最適露光時間決定回路、タイマ
ーで構成したものを示したが、非破壊読み出しの信号を
所定の基準値と比較して、比較結果に応じて最適露光時
間を求め、X線の放射を停止するように制御する最適露
光時間決定回路及びタイマーのみの構成であってもよ
い。
【0050】図8は第2の実施形態の動作を示すタイミ
ングチャートである。以下、図7及び図8を参照しなが
ら本実施形態の動作について説明する。まず、撮像スタ
ートスイッチ109をオンすると、図8(a)に示すよ
うに撮像スタートを指示する信号がパネル駆動回路10
3、モード切換回路121、タイマー152、ディレイ
153にそれぞれ供給される。パネル駆動回路103は
スタート信号を受けると、図8(c)に示すようにX線
撮像パネル120の駆動を開始し、X線撮像パネル12
0から信号が読み出される。
【0051】この時、図8(b)に示すようにモード切
換回路121からのモード切換信号はハイレベルとなっ
ていて、1フレーム目、つまりその時点で読み出し中の
フレームは通常読み出しA0 で読み出され、その後、図
8(b)に示すようにモード切換信号はローレベルに切
換えられ、非破壊読み出しモードに切り換えられる。ま
た、ディレイ153によりスタート信号からX線駆動回
路108の駆動開始が所定時間遅れ、図8(d)に示す
ように2フレーム目の非破壊読み出しB0 が完了してか
らX線源101からX線放射を開始する。これは、後述
するようにX線放射の開始前に非破壊読み出しによる信
号を得るためである。
【0052】非破壊読み出しモードに切り換えられた
後、X線撮像パネル120から図8(c)に示すように
非破壊読み出しB0 、B1 、B2 、…、で読み出され、
部位パターン認識回路122では非破壊読み出しB3
完了した時点で、非破壊読み出しB3 のフレームの電荷
量と1つ前のフレームの非破壊読み出しB2 の電荷量を
用いて、蓄積量Bの演算を行う。即ち、OUT(B3
−OUT(B2 )の演算を行い、蓄積量Bを算出する。
なお、非破壊読み出しB3 の完了後は図8(c)に示す
ように読み出し動作を中断する。蓄積量Bは第1の実施
形態と同様にパターン認識、参照パターンメモリやRE
F値の作成、加重加算値の算出等に用いられる。
【0053】最適露光時間決定回路151では、前述の
ように加重加算値を用いて最適露光時間を決定する処理
を行い、得られた最適露光時間tをタイマー152にタ
イマー終了値として設定する。タイマー152が設定時
間を計時すると、X線駆動回路108にX線源101の
駆動停止を指示する信号を出力し、図8(d)に示すよ
うにX線源101からのX線放射を停止する。また、X
線放射を停止すると、図8(c)に示すように非破壊読
み出しB4 を行い、その後、図8(b)に示すようにモ
ード切換信号がハイレベルに切換えられ、通常読み出し
0 、A1 、…、を行う。
【0054】次に、非破壊読み出しB4 を完了すると、
画像処理回路111では非破壊読み出しB0 と非破壊読
み出しB4 の電荷量を用いてOUT(B4 )−OUT
(B0)の演算を行い、得られた結果を出力とする。こ
れは、すべての画素について演算を行う。また、画像処
理回路111では、得られた出力を用いて撮像された画
像をモニター112に表示する、あるいは記録媒体11
3に画像データとして記憶させる。なお、X線撮像パネ
ル120として、2次元に画素部が配列されているとし
たが、1次元に配列されたものでもよい。また、本実施
形態ではOUT(B4 )−OUT(B0 )の演算を画像
処理回路で行う例を示したが、X線撮像パネル内に差分
回路を設けてもよい。
【0055】ここで、第1の実施形態においては、OU
T(A1 )−OUT(A0 )=出力としているので、O
UT(A1 )とOUT(A0 )には異なるKTCノイズ
が含まれている。従って、OUT(A0 )からOUT
(A1 )を減算しても、OUT(A0 )に含まれるKT
C(A0 )とOUT(A1 )に含まれるKTC(A1
は相殺されない。KTCノイズはランダムノイズである
から、√2×KTCのノイズが残ってしまう。
【0056】一方、第2の実施形態においては、出力=
OUT(B4 )−OUT(B0 )のOUT(B0 )とO
UT(B4 )には通常読み出しA0 によって発生した同
じ量のKTCノイズが含まれている。従って、OUT
(B4 )からOUT(B0 )を減算すると、OUT(B
0 )に含まれるKTCノイズとOUT(B4 )に含まれ
るKTCノイズが相殺され、KTCによるノイズの影響
を受けない出力を得ることができる。即ち、これは、非
破壊読み出しB0 とB4 の間に通常読み出しが存在しな
いためである。
【0057】また、非破壊読み出しB4 の出力の代わり
に通常読み出しのOUT(A1 )を使い、出力=OUT
(B4 )−OUT(A1 )としても同様のKTCによる
ノイズの影響を受けない出力を得ることができる。OU
T(A1 )にも通常読み出しA0 によって発生したKT
Cノイズが含まれているからである。つまり、放射線を
停止した後に得られた撮像手段の出力から、放射線を放
射前に得られた撮像手段の非破壊読み出し出力を減じる
ことによりKTCノイズを含まない良好な放射線撮像出
力を得ることができる。
【0058】また、第1の実施形態においては、非破壊
読み出しBを行いながらX線停止の判定を行っているの
で、X線停止のタイミングは非破壊読み出しBの周期の
単位で行い、その中途でX線を停止させることはてきな
い。これに対し、第2の実施形態においては最適露光時
間決定回路151で得られた時間でX線を停止できるた
め、X線の停止のタイミングを第1の実施形態に比べて
細かく制御することが可能である。
【0059】なお、以上説明した各実施形態では、X線
を可視光に変換するのに蛍光体を用いたが、一般的なシ
ンチレータ、つまり波長変換体であればよい。また、蛍
光体がなくとも光電変換素子自身が直接放射線を検知
し、電荷を発生するものでもよい。
【0060】また、各実施形態では、X線を用いた場合
を例に説明したが、α、β、γ線等の放射線を用いるこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、煩
雑な操作を一切必要とせずに、最適撮像を行うことがで
き、S/Nの劣化のない、良質の画像を得ることができ
る。しかも、フォトタイマーユニットを使用していない
ので、撮影位置ずれ等に拘わらず正確に撮像を行うこと
ができ、S/Nの劣化を小さくできると共に、安価に装
置を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線撮像装置の第1の実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の加重加算による露光量を算出
する動作を説明するための説明図である。
【図3】図1の実施形態のX線撮像パネルの一部の回路
を示す回路図である。
【図4】通常読み出し時の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図5】非破壊読み出し時の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図6】図1の実施形態の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図8】図7の実施形態の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図9】従来例のX線撮像装置を示すブロック図であ
る。
【図10】図9の従来装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図11】図9のフォトタイマーユニットを示す図であ
る。
【図12】撮影位置に応じてセンサを選択する動作を説
明するための図である。
【符号の説明】
101 X線源 103 パネル駆動回路 104 被写体 107 比較器 108 X線源駆動回路 109 撮像スタートスイッチ 110 A/D変換器 111 画像処理回路 112 モニター 113 記録媒体 120 X線撮像パネル 121 モード切換回路 122 部位パターン認識回路 123 参照パターン最適化回路 124 参照パターンメモリ 125 掛け算器 126 基準値発生回路 127 加算器 130 垂直シフトレジスタ 131 水平シフトレジスタ 132 アンドゲート 133 画素 134 定電流源 135 水平出力切換用MOSトランジスタ 136 リセット用MOSトランジスタ 137 垂直出力切換用MOSトランジスタ 138 読み出し用MOSトランジスタ 139 光電変換素子 140 コンデンサ 141 垂直読み出し線 142 水平読み出し線 151 最適露光時間決定回路 152 タイマー 153 ディレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H05G 1/44 Z 5F088 31/09 H01L 27/14 A H04N 5/32 K H05G 1/44 31/00 A (72)発明者 結城 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE03 FF02 GG19 GG20 JJ05 KK06 KK40 4C092 AA01 AB01 AB02 AC01 CC02 CC12 CE01 CF02 CF11 CF24 DD03 4C093 AA30 CA06 EB12 EB17 FA13 FA18 FA34 FA45 FD01 FD12 FD13 FD20 4M118 AA05 AB01 BA14 CA02 CB11 DD09 DD10 DD12 GA10 5C024 AX11 CY01 GX19 GY39 HX23 HX30 HX50 HX58 5F088 BA01 BA03 BB03 BB06 EA08 KA01 KA08 KA10 LA07 LA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線源からの放射線を被写体に透過さ
    せることによって得られる被写体像を撮像する、非破壊
    読み出し可能な撮像手段と、 前記撮像時に、前記撮像手段から非破壊読み出しによっ
    て得られる信号に基づいて、前記放射線源からの放射線
    の放射を停止するように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記撮像手段の読み出しモードを
    切り換える切換手段を含み、前記撮像時において前記切
    換手段により前記撮像手段の読み出しモードを非破壊読
    み出しモードに切り換えることを特徴とする請求項1に
    記載の放射線撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は光電変換素子及び読み出
    し用トランジスタを含む画素部を有し、前記画素部は光
    電変換素子が読み出し用トランジスタの制御端子に接続
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の放射線撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し用トランジスタの一方の主
    電極端子に負荷が接続されており、電圧増幅率が約1倍
    の増幅器から構成されていることを特徴とする請求項3
    に記載の放射線撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷は、定電流源又は抵抗であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記読み出し用トランジスタに直列に行
    方向の画素部を選択するための切り換え用トランジスタ
    が接続されていることを特徴とする請求項3〜5のいず
    れかに記載の放射線撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換素子に直列にリセット用ト
    ランジスタが接続され、前記リセット用トランジスタを
    モード切換信号に応じて制御することにより読み出しモ
    ードを通常読み出し又は非破壊読み出しに切り換えるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放射線
    撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記撮像手段の出力に
    基づいてパターン認識を行うパターン認識手段と、前記
    パターン認識手段のパターン認識結果に基づいて放射線
    量を検出する検出手段と、前記パターン認識手段のパタ
    ーン認識結果に基づいて最適放射線量の基準値を作成す
    る作成手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の放射線撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記撮像時において前
    記撮像手段から非破壊読み出しを行いながら前記検出手
    段で放射線量を検出し、当該放射線量が前記基準値以上
    になった時に前記放射線源からの放射線の放射を停止す
    ることを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記撮像時において
    前記撮像手段から非破壊読み出しを行いながら最適撮像
    時間を検出し、撮像時間が最適撮像時間に達した時に前
    記放射線源からの放射線の放射を停止することを特徴と
    する請求項8に記載の放射線撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記撮像手段の出力
    の加算を行う加算手段を含むことを特徴とする請求項8
    〜10のいずれかに記載の放射線撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記加算手段は参照パターンによる重
    み付け加算を行うことを特徴とする請求項11に記載の
    放射線撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記参照パターンは前記パターン認識
    結果に基づいて作成されることを特徴とする請求項12
    に記載の放射線撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記放射線源からの放射線を停止した
    時に得られた前記撮像手段の出力から、放射線を放射す
    る前に得られた前記撮像手段の出力を減じることにより
    放射線撮像出力とする差分手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜13のいずれかに記載の放射線撮像装置。
  15. 【請求項15】 放射線源からの放射線を被写体に透過
    させることによって得られる被写体像を撮像する、非破
    壊読み出し可能な撮像手段を有する放射線撮像装置の撮
    像方法であって、 前記撮像時に、前記撮像手段から非破壊読み出しによっ
    て得られる信号に基づいて、前記放射線源からの放射線
    の放射を停止するように制御することを特徴とする放射
    線撮像装置の撮像方法。
  16. 【請求項16】 前記放射線源からの放射線を停止した
    時に得られた前記撮像手段の出力から、放射線を放射す
    る前に得られた前記撮像手段の出力を減じることにより
    放射線撮像出力とすることを特徴とする請求項15に記
    載の放射線撮像装置の撮像方法。
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