JP3890210B2 - 画像撮影装置及び画像撮影装置の制御方法 - Google Patents

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    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/709Circuitry for control of the power supply

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体像を撮像する画像撮影装置及び画像撮影装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、このような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と呼ばれる。
【0003】
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシートに記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像情報記録再生システムが提案されている(特開昭55−12429号、同56−11395号など)。
【0004】
また、近年においては半導体のセンサを使用して同様にX線画像を撮影する装置が開発されている。これらのシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有している。すなわち、非常に広いダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力させることによって、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得ることができる。
【0005】
従来のX線撮影装置の使用サイクルでは、通常1日周期の電源サイクルとなる。例えば、X線発生装置の動作テスト時に、X線フィルムチェンジャ、X線固体撮像装置などの装置も電源を投入し、その後、患者などの被写体が訪れる可能性のある間、電源は投入された状態を維持し、その日の撮影が終了した時に電源を遮断する。
【0006】
その間、撮影装置が絶え間なくX線を撮影することはごく希であるので、通常、撮影の無い間、撮影装置は低消費電力に抑えたり、撮像デバイスを撮像状態から開放することにより撮像デバイスの負荷を低減する待機モードに移行する。これは、例えば、操作者の指示入力により待機モードに移行する場合や撮影装置に対し所定時間の間に何のアクセスも無い場合に撮影装置が自動的に待機モードに移る。
【0007】
そして患者などの被写体が現れた場合に、通常、操作者の指示入力によりその待機モードから通常の撮影モードに移行する。
【0008】
また、従来技術として、特開平10−104766号に、X線画像センサ付近に患者検知センサーを設けることによって、患者がセンサ前にいる期間だけX線画像センサーを撮影状態(オン)にし、患者がいない時には待機状態(オフ)にする技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の装置では操作者の指示により撮影モードと待機モードの間を遷移するため、操作者の操作ミスや所定時間の設定値が長いなど人体(被写体)が無いにもかかわらず、撮影準備の状態で装置が維持される場合がある。これは、時としてX線撮像デバイスの寿命を縮めることとなる。半導体で構成されたセンサは、撮影準備の際に、即ち撮影までの待ち時間の発生、および、トータル製品寿命の短縮という問題が生じる可能性がある。また、撮像部に長時間通電することはセンサ筐体が熱を余分に発生させることになり、熱によるセンサあるいは、読み出し回路のオフセットを上昇させる弊害がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、
X線を曝射するためのX線発生装置と、
前記X線を電気信号に変換するための複数の撮像素子から構成されるセンサと、
前記電気信号を増幅するための前置増幅器と、
前記複数の撮像素子を初期化するための第1の電源と、
前記前置増幅器を駆動するための第2の電源と、
前記複数の撮像素子を初期化した後に曝射許可信号を前記X線発生装置に送付し、送付した後に前記前置増幅器を駆動するように前記第1の電源及び前記第2の電源を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像撮影装置を提供する
【0011】
また、X線発生装置から曝射されたX線を電気信号に変換するための複数の撮像素子から構成されるセンサと、前記電気信号を増幅するための前置増幅器と、前記複数の撮像素子を初期化するための第1の電源と、前記前置増幅器を駆動するための第2の電源とを備える画像撮影装置の制御方法であって、前記複数の撮像素子を初期化した後に曝射許可信号を前記X線発生装置に送付し、送付した後に前記前置増幅器を駆動するように前記第1の電源及び前記第2の電源を制御することを特徴とする画像撮影装置の制御方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0015】
本実施の形態による画像撮影装置は、半導体で構成されたフラットパネルセンサ(センサ)の寿命を延ばすために、フラットパネルセンサへの電源と、センサからの電気信号を増幅するアンプやアンプからの信号を順次読み出すマルチプレクサ等を含む読み出し回路へ電源供給を独立にすることによって、撮影までのセンサの待機時間をある程度もうけ、しかも撮影部の発熱を押さえることを可能にする。
【0016】
詳しく述べると、フラットパネルセンサの特徴としては、電力消費量が小さいので発熱という点では問題が無いが、電源投入直後に撮影を開始すると各チャンネルのオフセット量が高く、安定した画像を得ることが出来ない。それを解決するためには、患者検知センサ、あるいは放射線情報システムからの撮影オーダー情報の入力をタイミングとして、センサの電源をオンし、患者がいなくなったタイミング、あるいは一連の画像撮影が完了した時点でセンサ電源をオフすることが考えられる。ただし、厳密な意味ではセンサに電源を供給してスイッチングすることによりセンサの寿命を縮めることを考えれば、患者がセンサの前にいる期間でなく、撮影の期間だけセンサ電源をオンすることが望ましい。
【0017】
しかし、X線曝射直前ではオフセットが比較的大きい。これを解決するためにX線発生装置に対して、操作者がX線発生装置を起動されるための要求を行い、それに応じて出力されるレディリクエスト信号(X線発生装置がX線曝射を行える状態にするために、X線発生装置内の機器を起動させるための信号)でセンサをONすることで解決できる。一般的にレディリクエスト信号で、管球のローター(回転陽極)が回転しはじめて、一定回転に達し、フィラメント、高圧電圧がレディ(準備完了)になった時点(つまり、操作者等からのX線の曝射の要求を受け入れることが可能になった時点)で、レディ信号がX線発生装置から発生させられる。レディリクエスト信号が出力されてからレディ信号が出力されるまでの時間は1秒前後が一般的であり、約1秒あればセンサのオフセットレベルを充分小さくすることが可能である。
【0018】
しかし、センサの特性によってはレディリクエスト信号からレディ信号までのX線発生装置に依存した時間では、オフセットが安定するには不十分なことが考えられる。この場合にはレディリクエスト信号を受けて、センサの電源をオンしてから予め決められた時間経過後に、X線装置に対して曝射許可信号を発生させることもできる。他方、制御が非常に複雑になるが、センサパネルのオフセット量を読み出し回路を使用してリアルタイムにチェックして、オフセット量をみながら曝射許可信号を生成することも可能である。この場合は、このオフセット読み出しの際に第二の読み出し用の電源をONする必要がある。
【0019】
他方、センサからのデータを読み出すための読み出し回路は、電力を消費するアンプ回路等で構成されるため、長時間オンしていると発生する熱が、センサあるいは読み出し回路に悪影響をおよぼす。この読み出し回路は、電源投入直後であっても比較的安定に動作するので、二つの電源投入タイミングが考えられる。ひとつは、曝射リクエスト信号(操作者等が、X線曝射要求を行うことによって生成される信号)であり、もう一つはX線曝射完了信号である。曝射完了信号の生成は、X線装置の高圧のオフ信号をもとに生成することもできるし、撮影装置側にX線モニタ用のセンサを設けてそれを使用してもよい。
【0020】
図1を用いて、本実施の形態のX線撮像システム(画像撮影装置)の全体を説明する。101はX線室、102はX線制御室、103は診断室を表している。本X線撮像システムの全体的な動作はシステム制御部110によって支配される。システム制御部110の機能は、主に以下に述べるものである。
【0021】
まず、操作者インターフェース111を介して操作者からの指示を受ける。操作者インターフェース111の他に、X線制御卓501を使用して撮影が行われる。
【0022】
操作者インターフェース111は、ディスプレイ上のタッチパネル、マウス、キーボード、ジョイスティック、フットスイッチなどがある。操作者インターフェース111から撮像条件(静止画、動画、X線管電圧、管電流、X線照射時間など)および撮像タイミング、画像処理条件、被検者ID、取込画像の処理方法などの設定を行うことが出来るが、ほとんどの情報は放射線情報システムから転送されるので、個別に入力する必要はない。操作者の重要な作業は、撮影した画像の確認作業である。つまり、アングルが正しいか、患者が動いていないか、画像処理が適切か等の判断をおこなう。
【0023】
そして、システム制御部110はX線撮像シーケンスを司る撮像制御部214に、撮像者105の指示に基づいた撮像条件を指示し、データを取り込む。撮像制御部214はその指示に基づき、放射線源であるX線発生装置120、撮像用寝台130、X線検出器140を駆動して画像データを取り込み、画像処理部10に転送後、操作者指定の画像処理を施してディスプレイ160に表示、同時に基本画像処理データを外部記憶装置161に保存する。
【0024】
さらに、システム制御部110は撮像者105の指示に基づいて、再画像処理及び再生表示、ネットワーク上の装置へ画像データを転送して保存、ディスプレイ表示やフィルムヘの印刷などを行う。
【0025】
次に、信号の流れを追って順次説明を加える。
【0026】
X線発生装置120にはX線管球121とX線絞り123とが含まれる。X線管球121は撮像制御部214に制御された高圧発生電源124によって駆動され、X線ビーム125を放射する。X線絞り123は撮像制御部214により駆動され、撮像領域の変更に伴い、不必要なX線照射を行わないようにX線ビーム125を整形する。X線ビーム125はX線透過性の撮像用寝台130の上に横たわった被検体126に向けられる。撮像用寝台130は、撮像制御部214の指示に基づいて駆動される。X線ビーム125は、被検体126および撮像用寝台130を透過した後にX線検出器140に照射される。
【0027】
X線検出部140はグリッド141、シンチレータ142、センサ8、X線露光量モニタ(AEC)144および駆動回路145から構成される。ここで、駆動回路は、センサからの信号を読み出す読み出し回路と、センサ内の読み出す画素を選択しラインセレクタを含む)グリッド141は、被検体126を透過することによって生じるX線散乱の影響を低減する。グリッド141はX線低吸収部材と高吸収部材とから成り、例えば、AlとPbとのストライプ構造をしている。そして、光検出器アレー8とグリッド141との格子比の関係によりモワレが生じないようにX線照射時には撮像制御部214の指示に基づいてグリッド141を振動させる。
【0028】
シンチレータ142ではエネルギーの高いX線によって蛍光体の母体物質が励起され、再結合する際の再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が得られる。その蛍光はCaWO4やCdWO4などの母体自身によるものやCsI:TlやZnS:Agなどの母体内に付活された発光中心物質によるものがある。
【0029】
このシンチレータ142に隣接して被写体像を検出するセンサ8が配置されている。このセンサ8は光子を電気信号に変換する。X線露光量モニタ144はX線透過量を監視するものである。X線露光量モニタ144は結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を検出しても良いし、イオンチャンバ方式のものをセンサ8の前面に配置しても良いし、シンチレータ142からの光を検出してもよい。
【0030】
この例では、シンチレータを透過した可視光(X線量に比例)をセンサで検知し、撮像制御部214にその情報を送り、撮像制御部214はその情報に基づいて高圧発生電源124を駆動してX線を遮断あるいは調節する。センサ8のデ―タを読み出すための読み出し回路等を含む駆動回路145は、撮像制御部214の制御下で、フラットパネルセンサ8を駆動し、各画素から信号を読み出す。センサ8、駆動回路145については後で詳述する。
【0031】
X線検出部140からの画像信号は、X線室101からX線制御室102内の画像処理部10へ転送される。この転送の際、X線室101内はX線発生に伴うノイズが大きいため、画像データがノイズのために正確に転送されない場合が有るため、転送路の耐雑音性を高くする必要がある。誤り訂正機能を持たせた伝送系にする事やその他、例えば、差動ドライバによるシールド付き対より線や光ファイバによる転送路を用いることが望ましい。画像処理部10では、撮像制御部214の指示に基づき表示データを切り替える(後に詳しく述べる)。その他、画像データの補正、空間フィルタリング、リカーシブ処理などをリアルタイムで行ったり、階調処理、散乱線補正、DR圧縮処理などを行うことも可能である。
【0032】
処理された画像はディスプレイアダプタ151を介してディスプレイ160に表示される。またリアルタイム画像処理と同時に、データの補正のみ行われた基本画像は、高速記憶装置161に保存される。高速記憶装置161としては、大容量、高速かつ高信頼性を満たすデータ保存装置が望ましく、例えば、RAID等のハードディスクアレー等が望ましい。また、操作者の指示に基づいて、高速記憶装置161に蓄えられた画像データは外部記憶装置に保存される。その際、画像データは所定の規格(例えば、IS&C)を満たすように再構成された後に、外部記憶装置に保存される。外部記憶装置は、例えば、光磁気ディスク162、LAN上のファイルサーバ170内のハードディスクなどである。
【0033】
本X線撮像システムはLANボード163を介して、LANに接続する事も可能であり、HISとのデータの互換性を持つ構造を有している。LANには、複数のX線撮像システムを接続する事は勿論のこと、画像を動画・静止画を表示するモニタ174、画像データをファイリングするファイルサーバ170、画像をフィルムに出力するイメージプリンタ172、複雑な画像処理や診断支援を行う画像処理用端末173などが接続される。本X線撮像システムは、所定のプロトコル(例えば、DICOM)に従って、画像データを出力する。その他、LANに接続されたモニタを用いて、X線撮像時に医師によるリアルタイム遠隔診断が可能である。
【0034】
図2にセンサ8の一部分の等価回路を示す。以下の例はアモーファスシリコンで形成された2次元のセンサについて説明を加えていくが、センサは特に限定する必要はなく、例えばその他の固体撮像素子(電荷結合素子など)あるいは光電子倍増管のような素子であってもよい。そのような他の素子の場合でも、A/D変換部の機能、構成については同様である。
【0035】
さて、図2に戻って説明を加える。本実施の形態の一画素1の構成は光電変換素子21と電荷の蓄積および読み取りを制御するスイッチングTFT(薄膜トランジスタ)22とで構成され、一般にはガラスの基板上に配されたアモーファスシリコン(α−Si)で形成される。光電変換素子21中は、単に寄生キャパシタンスを有した光ダイオード21Dでもよいし、光ダイオード21Dとダイナミックレンジを改良するように追加コンデンサ21Cを並列に含んだ構成であってもよい。
【0036】
ダイオード21DのアノードAは共通電極であるバイアス配線Lbに接続され、カソードKはコンデンサ21Cに蓄積された電荷を読みだすための制御自在なスイッチングTFT22に接続されている。この例では、スイッチングTFT22はダイオード21DのカソードKと電荷読み出し用増幅器26との間に接続された薄膜トランジスタである。
【0037】
信号電荷はスイッチングTFT22とリセット用スイッチング素子25を操作してコンデンサ21Cをリセットした後に、放射線1を放射することにより、光ダイオード21Dで放射線量に応じた電荷発生し、コンデンサ21Cに蓄積される。その後、再度、信号電荷はスイッチングTFT22とリセット用スイッチング素子25を操作して容量素子に電荷を転送する。そして、光ダイオード21Dにより蓄積された量を電位信号として前置増幅器26によって読み出し、A/D変換を行うことにより入射放射線量を検出する。
【0038】
図3は、センサ8、駆動回路145(読み出し回路36、ラインセレクタ32)を含む光電変換装置を表した等価回路図である。図2で示された光電変換素子を具体的に2次元に拡張して構成した場合における光電変換動作について述べる。
【0039】
センサ8の画素は、2000×2000〜4000×4000程度の画素から構成され、アレー面積は200mm×200mm〜500mm×500mm程度である。図3において、光検出アレー8は4096×4096の画素から構成され、アレー面積は430mm×430mmである。よって、1画素のサイズは約105μm×105μmである。1ブロック内の4096画素を横方向に配線し、4096ラインを順に縦に配置する事により各画素を2次元的に配置している。このセンサ8は、同一アモルファスシリコン半導体基板上に形成されている。
【0040】
上記の例では、4096×4096画素のセンサ8を1枚の基板で構成した例を示したが、4096×4096画素のセンサ8を2048×2048個の画素を持つ4枚のセンサで構成することもできる。2048×2048個の検出器を4枚で、1つのセンサ8を構成する場合は、分割して製作する事により歩留まりが向上するなどのメリットがある。
【0041】
前述の通り1画素は、光電変換素子21とスイッチングTFT22とで構成される。21(1,1)〜21(4096,4096)は前述の光電変換素子21に対応するものであり、光検出ダイオードのカソード側をK、アノード側をAとして表している。22(1,1)〜22(4096,4096)はスイッチングTFT22に対応するものである。
【0042】
センサ8の各列の光電変換素子21(m,n)のK電極は対応するスイッチングTFT22(m,n)のソース、ドレイン導電路によりその列に対する共通の列信号線(Lc1〜Lc4096)に接続されている。
【0043】
例えば、列1の光電変換素子21(1,1)〜21(1,4096)は第1の列信号配線Lc1に接続されている。各行の光電変換素子21のA電極は共通にバイアス配線Lbを通して前述のモードを操作するバイアス電源31に接続されている。各行のTFT22のゲート電極は行選択配線(Lr1〜Lr4096)に接続されている。例えば、行1のTFT22(1,1)〜22(4096,1)は行選択配線Lr1に接続される。
【0044】
行選択配線Lrはラインセレクタ部32を通して撮像制御部33に接続されている。ラインセレクタ部32は例えばアドレスデコーダ34と4096個のスイッチ素子35から構成される。この構成により任意のラインLrnを読み出すことが可能である。ラインセレクタ部32は最も簡単に構成するならば単に液晶ディスプレイなどに用いられているシフトレジスタによって構成することも可能である。
【0045】
列信号配線Lcは撮像制御部33により制御される複数の光電変換素子から並列的に読み出された信号を、共通の出力部であるA/D変換器40へ順次読み出すための信号読み出し回路36(図1の駆動回路に含まれる)に接続されている。25は列信号配線Lrをリセット基準電源24の基準電位にリセットするためのスイッチ、26は信号電位を増幅するための前置増幅器、38はサンプルホールド回路、39はアナログマルチプレクサ、40はA/D変換器をそれぞれ表す。それぞれの列信号配線Lrnの信号は前置増幅器26により増幅されサンプルホールド回路38によりホールドされる。その出力はアナログマルチプレクサ39により順次A/D変換器40へ出力されディジタル値に変換され画像処理部10に転送される。
【0046】
本実施の形態の光電変換装置は4096×4096個の画素を4096個のラインLcnに分け、1列あたり4096画素の出力を同時に転送し、この列信号配線Lcを通して4096個の前置増幅器26、4096個のサンプルホールド部38を通してアナログマルチプレクサ39によって順次、A/D変換器40に出力される。
【0047】
図3ではあたかもA/D変換器40が1つで構成されているように表されているが、実際には4〜32系統のA/D変換器40を設け、同時にA/D変換を行う。つまり、複数列毎に共通のA/D変換器へ入力される。これは、アナログ信号帯域、A/D変換レートを不必要に大きくすることなく、画像信号の読み取り時間を短くすることが要求されるためである。A/D変換部について詳細は後述する。
【0048】
蓄積時間とA/D変換時間とは密接な関係にあり、高速にA/D変換を行うとアナログ回路の帯域が広くなり所望のS/Nを達成することが難しくなる。従って、A/D変換速度を不必要に速くすることなく、画像信号の読み取り時間を短くすることが要求される。そのためには、多くのA/D変換器40を用いてA/D変換を行えばよいが、その場合はコストが高くなる、よって、上述の点を考慮して適当な値を選択する必要がある。
【0049】
放射線1の照射時間はおよそ10〜500msecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電荷蓄積時間を100msecのオーダーあるいはやや短めにすることが適当である。
【0050】
例えば、全画素を順次駆動して100msecで画像を取り込むために、アナログ信号帯域を50MHz程度にし、例えば、10MHzのサンプリングレートでA/D変換を行うと、最低でも4系統のA/D変換器40が必要になる。本撮像装置では16系統で同時にA/D変換を行う。16系統のA/D変換器40の出力はそれぞれに対応する16系統の図示しないメモリ(FIFOなど)に入力される。そのメモリを選択して切り替えることで連続した1ラインの走査線にあたる画像データとして以後の画像処理部10、あるいはそのメモリに転送される。この後、画像、グラフとしてディスプレイなどの表示装置に表示を行う。
【0051】
さて、通常、X線撮像装置の電源のON/OFFのサイクルは1日周期の電源サイクルとなるが、撮像装置の電源ON/OFFタイミングは、以下に示すようになる。
【0052】
図4は、センサ8及び読み出し回路36への電源投入を行うために必要な構成部分を示すものである。X線制御卓501は、少なくともX線レディリクエスト信号を出力させるためのX線レディリクエストスイッチ(SW)601とX線曝射リクエスト信号を出力されるためのX線曝射リクエストSW602の2つのSWを有し、高圧発生装置124、AEC144及び撮影制御部214に接続される。撮影制御部214は、曝射許可タイマ603を有し、AEC144、センサ用電源502及び読み出し回路用電源503に接続される。
【0053】
操作者がX線レディリクエストSW601を押すことにより、X線レディリクエスト信号が生成される。この信号によりX線装置は管球の回転陽極の回転を開始し等曝射のための準備を開始する。一般的には、操作者はX線曝射リクエストSW602もX線レディリクエストSW601と同時に押していることが多く、この場合は管球の回転陽極が定回転に達して、X線曝射の準備が出来るとX線レディとなり、X線曝射リクエスト信号がアサートされて、X線の曝射が始まる。
【0054】
まず、X線発生装置の曝射のタイミングとセンサ8及び読み出し回路36への電源の供給タイミングの関係を表す第1のタイミング例を示す。
【0055】
センサ電源502は、X線レディリクエスト信号が出力されるとオンされ、読み出し回路用電源503は、曝射リクエスト信号が出力されるとONされる。そして、X線露光装置(AEC)144により撮影に十分なX線が曝射されたことが検知されると、AEC144によりX線曝射は遮断され、続いてデータの読み出しが開始され、読み出しが完了した時点で二つの電源(センサ電源502、読み出し駆動回路用電源503)はOFFされる。以上は第1のタイミング例であり、撮影制御部214により制御される。
【0056】
次に、X線発生装置の曝射のタイミングとセンサ8及び読み出し回路36への電源の供給タイミングの関係を表す第2のタイミング例を示す。
【0057】
読み出し回路用電源503のONをX線曝射完了信号をもとに投入する例であり、図6に示す。この実施の形態の利点は、電力消費の大きな読み出し回路のON時間を出来るだけ短くするメリットがある。曝射完了の信号伝達としては、図4に示すようにAEC144の信号を撮影制御部214に直接接続することも考えられるし、高圧発生装置124の高電圧をモニタしている回路の信号を利用することもできる。高電圧をモニタしている信号を使用すれば、X線遮断ディレイ分のX線も正確に積分することが可能である。また、センサ8の背面等に図示しないがAEC144とは別途のX線モニタを設けて、X線の曝射を監視し、その信号を使用して曝射完了を検出してもよい。
【0058】
次に、X線発生装置の曝射のタイミングとセンサ8及び読み出し回路36への電源の供給タイミングの関係を表す第3のタイミング例を示す。、第3のタイミング例を図7に示す。第2のタイミング例との相違点は、センサからの曝射許可が出力されないと曝射リクエスト信号が出力されないことである。つまり、曝射リクエストSW602が押されていて、しかもX線レディであれば曝射リクエスト信号がアサートされ、X線曝射が開始されるのが、第1及び第2のタイミング例であるが、第3のタイミング例では光検出アレー8用のセンサ電源502が投入されてからの充分な時間を確保するために、撮影制御部214に曝射許可タイマー603(図4)を設けて、センサ電源502がONされた後、センサオフセットが安定するために一定時間が経過しなければ、許可信号が出力されず、この許可信号のアサートを待って、曝射リクエスト信号がアサートされる。曝射許可タイマー603の設定時間は使用するセンサの特性を考慮して決定され、たとえば工場出荷時、あるいは現場設置時に設定される。
【0059】
以下に、表1及び図3を参照して、センサ8及び読み出し回路36内の回路構成部品の個々がどのようにON/OFFされるかを説明する。
【0060】
以下に表にしてまとめるように、撮影要求以前はセンサ8及び読み出し回路36内のすべての回路に電源は供給されていないPhase1の状態にある。放射線情報システム(RIS/HIS)からの撮影要求、あるいは操作者からの撮影要求に基づきX線Ready−Request信号が出力され、その信号を検知することによってPhase2に移行する。Phase2においては、センサ8のバイアス電源ラインLbおよ行選択信号Lr、および列選択信号Lcに対して電源が供給される。図3を使用して説明すると、前置増幅器26より下側に示される回路に電源が供給される。Phase2の状態でX線曝射リクエスト信号を検知したり、実際の曝射が完了を検知したり、あるいは高圧発生装置がLowになることを検知するか、あるいは積分制御回路のタイムアウトが発生すると図3に示すすべての回路に電源が供給される。つまり、前置増幅器26、サンプルホールド回路28、マルチプレクサ38、AD変換機40にも追加的に電源が供給される。Phase3の状態に置いて、すべての電荷がAD変換されて読み出し完了が検出されると、Phase4に移行される。Phase4では、次に引く続き撮影が行われるかの判断が行われて、撮影がある場合はPhase2へ、撮影がない場合はPhase1へそれぞれ移行する。
【0061】
上記では、Phase2では、前置増幅器23及びサンプルホールド回路38は、OFFとなっているが、ONとなるようにしてもよい。
【0062】
【表1】
表1 電源供給遷移図
Figure 0003890210
【0063】
第3のタイミング例の変形例として、センサオフセットが安定するまでの時間を曝射許可タイマー603で決められた設定時間で決めるのでなく、センサからのデータに依存して適応的に決めることも可能である。ただし、この場合はデータを読み出すためにその都度、読み出し駆動回路用電源503をON/OFFする必要がある。
【0064】
以上説明したように、電源をセンサ用、駆動用に分離し、ON/OFFする実施例を説明したが。実際には電源自体をON/OFFするのでなく、センサや読み出し回路に電圧を印可せずに、待機状態(以上では、電源OFFという用語で説明している)にすることも可能である。
【0065】
センサの待機状態を具体的に説明すると、センサ8の駆動ラインLc,Lr,Lbを全て同電位、例えばGND電位に揃えてセンサ8に電位をかけないようにすることが考えられる。また、読み出し回路36の待機状態は、周辺のラインセレクタ32、読み出し回路部36、電源31を同電位とした状態で、前置増幅器26、サンプルホールド回路38、マルチプレクサ39、AD変換器40の電源をOFFすることが考えられる。
【0066】
又、電源をセンサ用、読み出し回路用のように2つ設けず、共通の電源を一つ設け、スイッチングによって両者に又は1方に電源を供給するようにしてもよい。
【0067】
又、信号読み出し回路の発熱が小さい場合は、X線レディリクエスト信号を基準にしてセンサ電源502、駆動電源503をONにすることも考えられる。この場合も従来の技術に比較すると効果が得られる。
【0068】
以上のように、撮影部の電源系統あるいは電源供給系統を、センサ用と読み出し回路用に分離し、これらをX線曝射のタイミング、およびセンサの安定時間にあわせてON/OFFすることにより、センサの寿命を延ばすことが可能になる。また、消費電力を減らし、熱発生をおさえることで、熱によるセンサオフセットを小さくでき、画像のノイズが少ない撮像装置を得ることが出来る。
【0069】
上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、その画像撮影装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0070】
この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0071】
なお、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0072】
以上説明したように本実施の形態によれば、センサ8への電源の供給のタイミングと読み出し回路36への電源の供給を異ならせることを可能としたことにより、センサの寿命を長くすることができる。また、消費電力を低減し、熱発生を抑制することにより、ノイズが少ない画像を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、消費電力を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線画像撮影装置の詳細な構成を示す図である。
【図2】センサの等価回路図である。
【図3】フラットセンサパネルの回路図である。
【図4】電源投入タイミング発生部を示す図である。
【図5】第1の電源投入タイミング例を示す図である。
【図6】第2の電源投入タイミング例を示す図である。
【図7】第3の電源投入タイミング例を示す図である。
【符号の説明】
8 センサ
36 信号読み出し用回路
214 撮影制御部
501 X線制御卓
502 センサ用電源
502 読み出し回路用電源

Claims (5)

  1. X線を曝射するためのX線発生装置と、
    前記X線を電気信号に変換するための複数の撮像素子から構成されるセンサと、
    前記電気信号を増幅するための前置増幅器と、
    前記複数の撮像素子を初期化するための第1の電源と、
    前記前置増幅器を駆動するための第2の電源と、
    前記複数の撮像素子を初期化した後に曝射許可信号を前記X線発生装置に送付し、送付した後に前記前置増幅器を駆動するように前記第1の電源及び前記第2の電源を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像撮影装置。
  2. 前記制御回路は、X線発生装置がX線の曝射を行える状態にするための信号に基づいて、前記第1の電源から電源の供給を開始し、前記X線装置への曝射の要求に基づいて、前記第2の電源から電源の供給を開始するように前記電源供給部を制御することを特徴とする画像撮影装置。
  3. 前記制御回路は、X線発生装置がX線の曝射を行える状態にするための信号に基づいて、前記第1の電源から電源の供給を開始し、前記X線装置のX線の曝射の完了に基づいて、前記第2の電源から電源の供給を開始するように制御することを特徴とする画像撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮像素子から前記電気信号を読み出した後に、前記第1の電源及び前記第2の電源からの電源供給を停止するか、第2の電源から電源供給のみを停止するか制御することを特徴とする請求項1に記の画像撮影装置。
  5. X線発生装置から曝射されたX線を電気信号に変換するための複数の撮像素子から構成されるセンサと、
    前記電気信号を増幅するための前置増幅器と、
    前記複数の撮像素子を初期化するための第1の電源と、
    前記前置増幅器を駆動するための第2の電源とを備える画像撮影装置の制御方法であって、
    前記複数の撮像素子を初期化した後に曝射許可信号を前記X線発生装置に送付し、送付した後に前記前置増幅器を駆動するように前記第1の電源及び前記第2の電源を制御することを特徴とする画像撮影装置の制御方法。
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