JP2001066720A - 撮像装置、撮像システム、撮像方法、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像システム、撮像方法、及び記憶媒体

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JP2001066720A
JP2001066720A JP24175199A JP24175199A JP2001066720A JP 2001066720 A JP2001066720 A JP 2001066720A JP 24175199 A JP24175199 A JP 24175199A JP 24175199 A JP24175199 A JP 24175199A JP 2001066720 A JP2001066720 A JP 2001066720A
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Osamu Tsujii
修 辻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な使用時間を減縮することで、効率的な
撮影を実現可能とすると共に、省電力化、及び装置或い
はシステムとしての寿命の向上を実現可能とする、撮像
装置を提供する。 【解決手段】 受信手段131は、外部200からの撮
影要求を受信する。検出手段132は、受信手段131
にて受信された撮影要求に対する撮像動作が全て完了し
たか否か(撮影要求リストL300(X)内の全ての撮
影要求に対する撮影が完了したか否か)を検出する。制
御手段130は、検出手段132により、全ての撮影が
完了されたと検出された時点で、撮像手段110の駆動
手段120の状態を待機状態又はOFF状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、X線フラ
ットパネルセンサ等の撮像センサによって被写体を撮像
するようになされた装置やシステムに用いられる、撮像
装置、撮像システム、撮像方法、及びそれを実施するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線撮影装置の電源サイクル
(電源ON/OFFサイクル)は通常1日周期である。
例えば、X線撮影装置でのX線発生の動作テスト時にお
いて、本装置の主電源をONすると共に、本装置に接続
されているX線フィルムチェンジャやX線フラットパネ
ルセンサ等の撮像センサのデバイスの電源をもONに
し、その後、患者等の被写体が訪れる可能性のある間、
そのまま全ての電源をONした状態を維持し、その日の
撮影が終了した時に、全ての電源をOFFする。
【0003】しかしながら、X線撮影装置が電源ONの
状態の間、絶え間なくX線を撮影を行うとはごく稀であ
る。このため、X線撮影装置では一般的に、撮影を行な
わない間は待機モードに移行するようになされている。
この待機モードは、低消費電力となるように消費電力を
抑えたり、撮像センサを撮像状態から開放することで、
撮像センサの負荷を低減するモードである。
【0004】X線撮影装置は、操作者からの指示に従っ
て待機モードに移行し、X線撮影装置に対して所定時間
の間に何のアクセスが無い場合等においても、X線撮影
装置は自動的に待機モードに移行するようになされてい
る。
【0005】そして、患者等の被写体が現れると、操作
者がモード切換の指示を出すことで、X線撮影装置は待
機モードから通常の撮影モードに移行する。このとき、
X線撮影装置では、撮影準備動作が実行される。すなわ
ち、X線撮影装置は、操作者によって待機モードから撮
影モードへの移行の指示があると、撮影準備動作を実行
し、その後、撮影モードでの撮影可能状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来のX線撮影装置では、実際に被写体を撮影
して良好な画質のX線画像が得られる状態、或いはその
再現性が得られる状態となるためには、上記撮影準備動
作の期間を含む所定のウェイト時間が必要であった。
【0007】また、従来のX線撮影装置では、患者等の
被写体が存在しないにもかかわらず、操作者の操作ミス
や、所定のウェイト時間の設定値が長いこと等により、
撮影モードの状態が維持される場合があった。これは、
時としてX線撮像装置の寿命を縮めることにつながる。
【0008】そこで、患者等の被写体が存在しないとき
には待機モードに自動的に移行するようになされたX線
撮影装置が、特開平10−104766等にて提案され
ている。このようなX線撮影装置では、撮像センサ付近
に被写体の存在を検知するセンサを設けることによっ
て、被写体が撮像センサの前にいるか否かを検知し、被
写体が撮像センサの前にいると検知された期間のみ、撮
影モードとなるように構成されている。
【0009】しかしながら、特開平10−104766
等にて提案されている従来のX線撮影装置においても、
被写体が撮像センサの前にいると検知されてから、上述
したような撮影準備動作が実行され、その後、実際の撮
影動作が開始されるように構成されていた。
【0010】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、ウェイト時間を減縮させつつ、
撮像機能の無駄な運転時間を減縮することで、効率的な
撮影を実現可能とすると共に、省電力化、及び装置或い
はシステムとしての寿命の向上を実現可能とする、撮像
装置、撮像システム、撮像方法、及びそれを実施するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
御手段とを備える撮像装置であって、上記制御手段は、
外部からの撮影要求を受信する受信手段と、当該受信手
段にて受信された撮影要求に対する撮像動作が完了した
か否かを検出する検出手段とを含み、当該検出手段での
検出結果に基づいて、上記駆動手段の状態を待機状態又
は撮像可能状態とすることを特徴とする。
【0012】第2の発明は、被写体を撮像する撮像手段
と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段
を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上記
制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手段
と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮像
動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、当
該検出手段での検出結果に基づいて、上記駆動手段の状
態をON状態又はOFF状態とすることを特徴とする。
【0013】第3の発明は、上記第1又は2の発明にお
いて、上記制御手段は、上記受信手段での撮影要求の受
信状態に基づいて、上記駆動手段の状態を制御すること
を特徴とする。
【0014】第4の発明は、上記第1又は2の発明にお
いて、上記制御手段は、上記受信手段にて受信された撮
影要求に対する撮影動作の開始を指示入力するための入
力手段を含み、当該入力手段による撮影動作開始の入力
に基づいて、上記駆動手段の状態を制御することを特徴
とする。
【0015】第5の発明は、被写体を撮像する撮像手段
と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段
を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上記
制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手段
と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮像
動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、当
該検出手段での検出結果により、上記撮影要求に対する
撮像動作が完了した時点で、上記駆動手段の状態を待機
状態とすることを特徴とする。
【0016】第6の発明は、被写体を撮像する撮像手段
と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段
を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上記
制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手段
と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮像
動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、当
該検出手段での検出結果により、上記撮影要求に対する
撮像動作が完了した時点で、上記駆動手段の状態をOF
F状態とすることを特徴とする。
【0017】第7の発明は、上記第5又は6の発明にお
いて、上記制御手段は、上記受信手段が撮影要求を受信
した時点で、上記駆動手段の状態を撮影可能状態又はO
N状態とすることを特徴とする。
【0018】第8の発明は、上記第5又は6の発明にお
いて、上記制御手段は、上記受信手段が外部から少なく
とも1つの撮影要求を受信し、且つ上記受信手段にて受
信された撮影要求に対する最初の撮影動作の開始の指示
によって、上記駆動手段の状態を撮影可能状態又はON
状態とすることを特徴とする。
【0019】第9の発明は、被写体を撮像する撮像手段
と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段
を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上記
制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手段
と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮像
動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、上
記受信手段が撮影要求を受信した時点で、上記駆動手段
の状態を撮影可能状態又はON状態とすることを特徴と
する。
【0020】第10の発明は、被写体を撮像する撮像手
段と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手
段を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上
記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手段
と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮像
動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、上
記受信手段が外部から少なくとも1つの撮影要求を受信
し、且つ上記受信手段にて受信された撮影要求に対する
最初の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動手段の
状態を撮影可能状態又はON状態とすることを特徴とす
る。
【0021】第11の発明は、上記第5、6、9、10
の何れかの発明において、上記制御手段は、上記受信手
段が外部から少なくとも1つの撮影要求を受信し、且つ
上記受信手段にて受信された撮影要求に対する最初の撮
影動作の開始の指示によって、上記駆動手段の状態を撮
影可能状態又はON状態とし、上記検出手段での検出結
果により、上記撮影要求に対する撮像動作が完了した時
点で、上記駆動手段の状態を待機状態又はOFF状態と
することを特徴とする。
【0022】第12の発明は、上記第1、2、5、6、
9、10の何れかの発明において、上記撮像手段は、放
射線により被写体を撮像する手段を含むことを特徴とす
る。
【0023】第13の発明は、上記第1、2、5、6、
9、10の何れかの発明において、上記撮像手段は、X
線フラットパネルセンサを含むことを特徴とする。
【0024】第14の発明は、被写体を撮像する撮像手
段と、当該撮像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手
段を制御する制御手段とを備える撮像装置であって、上
記制御手段は、放射線情報システムからの撮像要求に応
じて、上記駆動手段の状態を撮像可能状態とすることを
特徴とする。
【0025】第15の発明は、複数の機器が通信可能に
接続されてなる撮像システムであって、上記複数の機器
のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜14の何れ
かに記載の撮像装置の機能を有することを特徴とする。
【0026】第16の発明は、撮像センサによって被写
体を撮影して当該被写体の撮影画像を取得するための撮
像方法であって、外部からの撮影要求を受信して撮影要
求リストとして管理する受信ステップと、上記受信ステ
ップによる撮影要求リスト内の全ての撮影要求に対する
撮像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、
上記検出ステップでの検出結果に基づいて、上記撮像セ
ンサの駆動状態を待機状態と撮像可能状態で切り換える
制御ステップを含むことを特徴とする。
【0027】第17の発明は、撮像センサによって被写
体を撮影して当該被写体の撮影画像を取得するための撮
像方法であって、外部からの撮影要求を受信して撮影要
求リストとして管理する受信ステップと、上記受信ステ
ップによる撮影要求リスト内の全ての撮影要求に対する
撮像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、
上記検出ステップでの検出結果に基づいて、上記撮像セ
ンサの駆動状態をON状態とOFF状態で切り換える制
御ステップを含むことを特徴とする。
【0028】第18の発明は、上記第16又は17の発
明において、上記制御ステップは、上記受信ステップで
の撮影要求の受信状態に基づいて、上記撮像センサの駆
動状態を制御するステップを含むことを特徴とする。
【0029】第19の発明は、上記第16又は17の発
明において、上記受信ステップでの撮影要求リスト内の
撮影要求に対する撮影動作の開始を指示入力する入力ス
テップを含み、上記制御ステップは、上記入力ステップ
での撮影動作開始の入力に基づいて、上記撮像センサの
駆動状態を制御するステップを含むことを特徴とする。
【0030】第20の発明は、駆動回路によって駆動さ
れる撮像センサにより、被写体を撮影して当該被写体の
撮影画像を取得するための撮像方法であって、外部から
の撮影要求を受信する受信ステップと、上記受信ステッ
プにより受信された撮影要求に対する撮像動作が完了し
たか否かを検出する検出ステップと、上記検出ステップ
での検出結果により、上記撮影要求に対する撮像動作が
完了した時点で、上記駆動回路の状態を待機状態とする
制御ステップを含むことを特徴とする。
【0031】第21の発明は、駆動回路によって駆動さ
れる撮像センサにより、被写体を撮影して当該被写体の
撮影画像を取得するための撮像方法であって、外部から
の撮影要求を受信する受信ステップと、上記受信ステッ
プにより受信された撮影要求に対する撮像動作が完了し
たか否かを検出する検出ステップと、上記検出ステップ
での検出結果により、上記撮影要求に対する撮像動作が
完了した時点で、上記駆動回路の状態をOFF状態とす
る制御ステップを含むことを特徴とする。
【0032】第22の発明は、上記第20又は21の発
明において、上記制御ステップは、上記受信ステップに
て撮影要求が受信された時点で、上記駆動回路の状態を
撮影可能状態又はON状態とするステップを含むことを
特徴とする。
【0033】第23の発明は、上記第20又は21の発
明において、上記制御ステップは、上記受信ステップに
て外部から少なくとも1つの撮影要求が受信され、且つ
上記受信ステップにて受信された撮影要求に対する最初
の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動回路の状態
を撮影可能状態又はON状態とするステップを含むこと
を特徴とする。
【0034】第24の発明は、駆動回路によって駆動さ
れる撮像センサにより、被写体を撮影して当該被写体の
撮影画像を取得するための撮像方法であって、外部から
の撮影要求を受信する受信ステップと、上記受信ステッ
プにより受信された撮影要求に対する撮像動作が完了し
たか否かを検出する検出ステップと、上記受信ステップ
にて撮影要求が受信された時点で、上記駆動回路の状態
を撮影可能状態又はON状態とする制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0035】第25の発明は、駆動回路によって駆動さ
れる撮像センサにより、被写体を撮影して当該被写体の
撮影画像を取得するための撮像方法であって、外部から
の撮影要求を受信する受信ステップと、上記受信ステッ
プにより受信された撮影要求に対する撮像動作が完了し
たか否かを検出する検出ステップと、上記受信ステップ
にて外部から少なくとも1つの撮影要求が受信され、且
つ上記受信ステップにて受信された撮影要求に対する最
初の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動回路の状
態を撮影可能状態又はON状態とする制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0036】第26の発明は、上記第20、21、2
4、25の何れかの発明において、上記制御ステップ
は、上記受信ステップにて外部から少なくとも1つの撮
影要求が受信され、且つ上記受信ステップにて受信され
た撮影要求に対する最初の撮影動作の開始の指示によっ
て、上記駆動回路の状態を撮影可能状態又はON状態と
するステップと、上記検出ステップでの検出結果によ
り、上記撮影要求に対する撮像動作が完了した時点で、
上記駆動回路の状態を待機状態又はOFF状態とするス
テップとを含むことを特徴とする。
【0037】第27の発明は、上記第16、17、2
0、21、24、25の何れかの発明において、上記撮
像センサは、放射線により被写体を撮像するセンサを含
むことを特徴とする。
【0038】第28の発明は、上記第16、17、2
0、21、24、25の何れかの発明において、上記撮
像センサは、X線フラットパネルセンサを含むことを特
徴とする。
【0039】第29の発明は、請求項1〜14の何れか
に記載の撮像装置、又は請求項15記載の撮像システム
が備える手段を実現する処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0040】第30の発明は、請求項16〜28の何れ
かに記載の撮像方法の処理ステップを、コンピュータが
読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とする。
【0041】具体的には例えば、外部(放射線情報シス
テム:RIS等)から発行された撮影要求を撮影要求リ
ストとして構成(管理)し、この撮影要求リスト内のあ
る被写体(患者等)の撮影要求に対する撮影が開始され
た時点、或いは撮影対象といて当該被写体(患者等)が
選択指示された時点で、撮像センサ(X線センサ等)が
撮影可能状態(ON状態)に移行し、上記撮影要求リス
ト内の全ての撮影要求に対する撮影が完了した時点で、
撮像センサ(X線センサ等)が待機状態(OFF状態)
に移行する。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0043】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すような放射線撮影装置100に適用される。
この放射線撮影装置100は、X線撮影によって被写体
のX線画像を取得するX線撮影装置であり、上記図1に
示すように、放射線情報システム(RIS)200から
の撮影要求が供給される制御回路130と、制御回路1
30から制御されるセンサ駆動回路120と、センサ駆
動回路120から駆動されるX線フラットパネルセンサ
110とを備えている。
【0044】X線フラットパネルセンサ110は、患者
等の被写体を透過したX線分布を画像化する撮像センサ
である。ここでは、X線フラットパネルセンサ110と
して、後述するアモルファスのセンサを使用している。
【0045】センサ駆動回路120は、X線フラットパ
ネルセンサ110に対して読出信号を供給することで、
X線フラットパネルセンサ110の各画素に蓄積された
電荷を読み出すためのスイッチングを行う。また、セン
サ駆動回路120は、X線フラットパネルセンサ110
から読み出された電荷を、図示していないが、増幅回路
(アンプ)で増幅し、アナログ/ディジタル(A/D)
変換して、画像メモリに転送する。さらに、センサ駆動
回路120は、制御回路130からの制御信号に従っ
て、X線フラットパネルセンサ110用の電源(図示せ
ず)をオン/オフする。
【0046】制御回路130は、本装置全体の動作制御
を司る回路であり、特に、センサ駆動回路120の状態
を、撮影可能状態(オン)又は待機状態(オフ)に遷移
させるための制御を行なう。このため、制御回路130
は、放射線情報システム200からの撮影要求を受信す
る撮影要求受信部131と、撮影要求受信部131にて
受信された撮影要求による撮影が完了したか否かを検出
する撮影完了検出部132と、撮影対象となる被写体の
選択を行なうための撮影開始入力部133とを備えてい
る。
【0047】上述のような放射線撮影装置100は、例
えば、病院内の複数のX線撮影室にそれぞれ設置され
る。
【0048】具体的には、まず、病院の放射線科は一般
的に、複数のX線撮影室から構成され、それぞれの撮影
室には、それぞれ放射線撮影装置が設置されている。こ
れらの放射線撮影装置として、本実施の形態での放射線
撮影装置100を適用する。
【0049】放射線情報システム200は、病院内の各
診療課からの撮影要求に対して、どのX線撮影室の放射
線撮影装置100(X)で撮影するかを決定し、その決
定した放射線撮影装置100(X)に対して、撮影要求
を発行する。尚、ここでは、撮影要求を発行するシステ
ムとして放射線情報システム200を用いるようにして
いるが、これに限らず、例えば、病院内の任意の情報シ
ステムであってもよい。
【0050】したがって、被写体である患者は、医師等
からの指示に従って、撮影要求が発行された放射線撮影
装置100(X)が設置されたX線撮影室へと出向き、
その放射線撮影装置100(X)によってX線撮影を受
ける。
【0051】ここで、放射線情報システム200から発
行される撮影要求は単発ではないため、患者は、指示さ
れたX線撮影室へと出向いたとしても、直ぐにX線撮影
を受けれる状態ではなく、待ち状態に入る場合が多い。
このため、放射線撮影装置100(X)は、撮影要求受
信部131によって、放射線情報システム200から発
行された撮影要求のリストL300(X)を構成するよ
うになされている。
【0052】図2は、放射線情報システム200から発
行される撮影要求を示したものである。この図2では、
一例として、放射線情報システム200から、放射線撮
影装置100(A)及び放射線撮影装置100(B)の
2台の放射線撮影装置のそれぞれに対して発行された撮
影要求を示している。
【0053】上記図2に示すように、放射線情報システ
ム200では、病院内の各診療課から発行された複数の
撮影要求からなる撮影要求リストL300が構成されて
いる。この撮影要求リストL300を構成する各撮影要
求は、病院内のX線撮影室等の設備状況に合わせて、放
射線撮影装置100(A)と放射線撮影装置100
(B)に対して分配される。
【0054】撮影要求リストL300の各撮影要求の分
配方法としては、単純に順番に分配する方法等、様々な
方法が考えられるが、ここではその一例として、放射線
撮影装置100(A)が、胸部撮影専用のX線撮影室に
設置されており、放射線撮影装置100(B)が、骨撮
影専用のX線撮影室に設置されていることにより、胸部
撮影の撮影要求を放射線撮影装置100(A)に対して
発行し、骨撮影の撮影要求を放射線撮影装置100
(B)に対して発行する。
【0055】したがって、放射線撮影装置100(A)
に対しては、それぞれが胸部撮影を行なう「秋田 健
児」、「岩手 幾子」、及び「町田 道夫」の3人の患
者の撮影要求が発行され、これらの撮影要求が、制御回
路130の撮影要求受信部131によって撮影要求リス
トL300(A)として構成される。また、放射線撮影
装置100(B)に対しては、それぞれが骨撮影を行な
う「栃木 響子」、「茨城 幸夫」、及び「今日 春
男」の3人の患者の撮影要求が発行され、これらの撮影
要求が、制御回路130の撮影要求受信部131によっ
て撮影要求リストL300(B)として構成される。
【0056】そこで、例えば、骨撮影を行なう3人の
「栃木 響子」、「茨城 幸夫」、及び「今日 春男」
のうちの何れかの患者(ここでは、「茨城 幸夫」とす
る)が撮影準備状態、すなわち「茨城 幸夫」が放射線
撮影装置100(B)が設置されたX線撮影室に出向い
た場合の、放射線撮影装置100(B)の動作につい
て、以下説明する。
【0057】先ず、放射線撮影装置100(B)の撮影
技師は、「茨城 幸夫」が現れた時点で、放射線撮影装
置100(B)に対して、撮影対象となる患者(「茨城
幸夫」)を入力する。この入力には、制御回路130
の撮影開始入力部133が用いられる。例えば、撮影開
始入力部133は、画面表示機能(タッチパネル等によ
る表示機能)を有し、当該表示機能によって、撮影要求
受信部131によって構成されている撮影要求リストL
300(B)(上記図2参照)を画面表示する。撮影技
師は、撮影開始入力部133での表示画面上から該当す
る患者である「茨城 幸夫」を選択する。
【0058】制御回路130は、撮影開始入力部133
により撮影対象となる患者(「茨城幸夫」)が選択され
たことを認識すると、その選択時点を撮影開始として、
センサ駆動回路120に対して、撮影可能状態(オン)
を示す制御信号を供給する。
【0059】センサ駆動回路120は、制御回路130
からの制御信号によって撮影可能状態となり、X線フラ
ットパネルセンサ110を駆動する。これにより、「茨
城幸夫」の撮影が開始される。尚、本装置の主電源がオ
ンされた時点では、センサ駆動回路120は、待機状態
(オフ)となっている。
【0060】そして、「茨城 幸夫」の撮影(ここで
は、2枚の頭部撮影)が完了すると、続いて、「栃木
響子」又は「今日 春男」の撮影が行なわれる。
【0061】このとき、「茨城 幸夫」の撮影が完了し
た時点で、センサ駆動回路120を待機状態(オフ)に
することが考えられる。しかしながら、センサ駆動回路
120を待機状態(オフ)にすると、次の撮影前にX線
フラットパネルセンサ110が安定するまでの待ち時間
(ウェイト時間)が生じてしまう。
【0062】そこで、本実施の形態では、「茨城 幸
夫」に続いて「栃木 響子」又は「今日 春男」が直ぐ
に撮影に入ることを予測して、これらの残り2人の撮影
が完了するまで、センサ駆動回路120を待機状態(オ
フ)に移行しない。すなわち、放射線撮影装置100
(B)での撮影要求リストL300(B)の全ての撮影
要求に対する撮影が完了するまで、センサ駆動回路12
0を待機状態(オフ)に移行しない。
【0063】このため、制御回路130において、撮影
完了検出部132は、撮影要求受信部131により構成
されている撮影要求リストL300(B)の全ての撮影
要求に対する撮影(ここでは、「茨城 幸夫」、「栃木
響子」、及び「今日 春男」の3人の患者の撮影)が
完了したか否かを検出するようになされている。撮影完
了検出部132での撮影完了の検出は、例えば、撮影要
求受信部131によって構成されている撮影要求リスト
L300(B)上において、撮影開始入力部133での
患者の選択情報により、現在撮影対象となっている患
者、及びその患者に対する撮影の完了又は未完了を記憶
しておくことで実現される。具体的には、撮影が完了し
た患者に対応する撮影要求を、撮影要求リストL300
(B)から順次削除する等の処理を実行する。したがっ
て、この場合、撮影要求リストL300(B)が空とな
った時点で、撮影完了となる。
【0064】撮影完了検出部132にて、全ての撮影が
完了したことが検出されると、制御回路130は、セン
サ駆動回路120に対して、待機状態(オフ)を示す制
御信号を供給する。これにより、センサ駆動回路120
は、制御回路130からの制御信号によって待機状態と
なる。
【0065】したがって、放射線撮影装置100(B)
では、「茨城 幸夫」、「栃木 響子」、及び「今日
春男」の3人の患者の撮影が全て完了するまで、従来発
生していたウェイト時間が発生することはなく、続けて
撮影を行なうことができる。
【0066】また、放射線情報システム200からは、
各診療課からの撮影要求に従って、随時撮影要求が発行
されるが、例えば、放射線撮影装置100(B)での撮
影要求リストL300(B)の全ての撮影要求に対する
撮影が完了する前(リスト内の撮影要求が空になる
前)、新たな撮影要求が放射線撮影装置100(B)に
対して発行された場合、撮影要求受信部131は、その
新たな撮影要求を撮影要求リストL300(B)に追加
する。これにより、放射線撮影装置100(B)では、
撮影要求リストL300(B)の前の撮影要求に対する
撮影が全て完了した後に、そのままセンサ駆動回路12
0が撮影可能状態で、次の新たな撮影要求に対する撮影
が続けて実行可能となる。
【0067】その後、放射線撮影装置100(B)に対
して、放射線情報システム200からの次の新たな撮影
要求が発行されず、放射線撮影装置100(B)での撮
影要求リストL300(B)が完全に空となった場合
に、制御回路130において、撮影完了検出部132
は、全ての撮影要求に対する撮影が完了したことを検出
する。これにより、制御回路130は、センサ駆動回路
120に対して、待機状態(オフ)を示す制御信号を供
給し、センサ駆動回路120は、制御回路130からの
制御信号によって待機状態となる。
【0068】上述のように、本実施の形態では、撮影要
求リストL300(X)内のある患者の撮影が開始され
た時点、或いはある患者が選択された時点で、センサ駆
動回路120が撮影可能状態(オン)となり、撮影要求
リストL300(X)内の全ての患者の撮影が完了した
時点で、センサ駆動回路120が待機状態(オフ)とな
る。これにより、撮影要求リストL300(X)内の全
ての患者の撮影が完了するで、従来発生していたウェイ
ト時間(撮像センサが安定するまでの時間)が発生する
ことがなく、一連の撮影を続けて行なうことができる。
【0069】したがって、本実施の形態によれば、放射
線撮影装置100でのウェイト時間を短縮できると共
に、撮像センサの運転時間(撮影可能状態である時間)
を短縮することができ、さらに効率的な撮影を行なうこ
とができる。また、撮像センサの運転時間の短縮によ
り、センサ駆動回路120からの発熱を最小限にするこ
とができ、省電力化、及び装置としての寿命の向上をも
実現することができる。
【0070】(第2の実施の形態)本発明は、例えば、
図3に示すようなX線撮影システム400に適用され
る。このX線撮影システム400は、上記図1に示した
放射線撮影装置100の機能によって、患者等の被写体
の撮影を行うようになされている。
【0071】上記図3において、”500”はX線撮影
室を示し、”600”はX線制御室を示し、”700”
は診断室を示している。
【0072】X線撮影室500には、上記図1に示した
放射線撮影装置100と同様の機能が設けられている。
すなわち、X線撮影室500には、X線ビーム541を
患者等の被写体540(以下、「被検体」と言う)に対
して発射するX線発生装置510と、被検体540を支
持する撮像用寝台520と、被検体540を透過したX
線ビーム541から被検体540のX線撮影画像(以
下、単に「撮影画像」と言う)を取得するためのX線検
出器530とが設けられている。X線発生装置510
は、X線管球511、X線絞り512、及び高圧発生電
源513を含んでいる。X線検出器530は、上記図1
のX線フラットパネルセンサ110及びセンサ駆動回路
120と同様の機能を有し、グリッド531、シンチレ
ータ532、光検出器アレー533、X線露光量モニタ
534、及び駆動回路536を含んでいる。
【0073】X線制御室600には、本システム全体の
動作制御を司るシステム制御部601、操作者610か
らの各種指示を受け付ける操作者インターフェース60
2、撮影動作全体の動作制御を司る撮像制御部603、
撮影画像に対して画像処理を行なう画像処理部604、
撮影画像を表示するディスプレイ605、ディスプレイ
アダプタ606、撮影画像を記憶する高速記憶装置60
7、外部記憶装置としての光磁気ディスク608、及び
LAN上に接続された装置或いはシステム等と通信する
ためのLANボード609が設けられている。
【0074】診断室700には、撮影画像を表示するモ
ニタ701、撮影画像をファイリングして記憶するファ
イルサーバ702、撮影画像をプリントアウトするイメ
ージプリンタ703、及び撮影画像の編集等を行なうた
めの画像処理用端末704が設けられている。
【0075】以下、上述のようなX線撮影システム40
0の動作について具体的に説明する。
【0076】[X線撮影システム400の主な機能]X
線撮影システム400の全体的な動作は、X線制御室6
00のシステム制御部601によって支配される。すな
わち、X線撮影システム400は、システム制御部60
1の動作制御によって、主に次のような機能が実施可能
となっている。
【0077】(1)システム制御部601は、操作者イ
ンターフェース602を介して操作者610からの操作
を受け付ける。
【0078】操作者インターフェース602は、上記図
1に示した撮影開始入力部133の機能を含む構成とし
ており、例えば、ディスプレイ上のタッチパネル、マウ
ス、キーボード、ジョイスティック、フットスイッチ等
が設けられている。このような操作者インターフェース
602では、操作者610から、上述したような撮影対
象(ここでは患者)の選択のための操作等、種々の操作
が行なわれる。
【0079】尚、操作者インターフェース602では、
撮像条件(静止画、動画、X線管電圧、管電流、X線照
射時間等)、撮像タイミング、画像処理条件、被検者I
D(患者等の撮影対象の識別子)、及び取込画像の処理
方法等、様々な設定を行うことが可能であるが、例え
ば、これらの様々な設定情報を、上記図1に示した放射
線情報システム200から取得するように構成すれば、
個々の設定操作は必要ない。
【0080】ここでの操作者610の重要な作業として
は、撮影した画像の確認作業である。すなわち、操作者
610は、撮影アングルが正しいか、被写体(患者)が
動いていないか、或いは画像処理が適切か等の判断作業
を主に行なう。
【0081】(2)システム制御部601は、X線撮像
シーケンスを司る撮像制御部603に対して、操作者イ
ンターフェース602による操作者(撮像者)610か
らの指示に基づいた撮像条件、或いは放射線情報システ
ム200からの撮影条件を指示する。
【0082】撮像制御部603は、システム制御部60
1からの指示に基づいて、X線撮影室500に設けられ
ている、X線発生装置510、撮像用寝台520、及び
X線検出器530等に対して動作指示し、それにより得
られた撮影画像を取り込む。この撮影画像は、画像処理
部604に転送される。
【0083】画像処理部604は、撮像制御部603の
動作制御によって取り込まれた撮影画像に対して、シス
テム制御部601からの指示(操作者610からの指
示)に基づいた画像処理を施す。この処理後の撮影画像
は、ディスプレイ605にて表示されると共に、高速記
憶装置607に保存される。
【0084】(3)システム制御部601は、操作者イ
ンターフェース602による操作者(撮像者)610か
らの指示に基づいて、再画像処理、再生表示、ネットワ
ーク上の装置(図示せず)へ撮影画像の転送、保存、及
びフィルムヘの印刷等のための動作制御を行なう。
【0085】(4)特に、システム制御部601は、上
記図1の制御回路と同様の機能を有し、当該機能によっ
て、ある患者の撮影が開始された時点、或いはある患者
が選択された時点で、X線撮影室500での撮影機能が
撮影可能状態(オン)となり、全ての患者の撮影が完了
した時点で、X線撮影室500での撮影機能が待機状態
(オフ)となるような動作制御を行なう。
【0086】[X線撮影室500内の動作]先ず、X線
発生装置510において、高圧発生電源513は、X線
制御室600の撮影制御部603によって制御される。
X線管球511は、高圧発生電源513によって駆動さ
れ、X線ビーム541を放射する。
【0087】X線絞り512は、X線制御室600の撮
像制御部603によって制御されることで、被検体(患
者等の被写体)540での撮像領域の変更に伴い、被検
体540に対して不必要なX線照射を行わないように、
X線管球511から放射されるX線ビーム541を整形
する。
【0088】X線管球511から放射されたX線ビーム
541は、X線透過性の撮像用寝台520の上に横たわ
った被検体540に向けれられる。撮像用寝台520
は、X線制御室600の撮像制御部603からの制御に
基づいて駆動される。X線ビーム541は、被検体54
0及び撮像用寝台520を透過した後、X線検出器53
0に対して放射される。
【0089】X線検出部530において、グリッド53
1は、X線ビーム541が被検体540を透過すること
によって生じる、X線ビーム541のX線散乱の影響を
低減する。
【0090】ここでのグリッド531は、X線低吸収部
材と高吸収部材とを含む構成としており、具体的には例
えば、”Al”と”Pb”のストライプ構造となってい
る。
【0091】また、グリッド531は、光検出器アレー
533との格子比の関係によってモワレが生じないよう
に、X線管球511でのX線ビーム541の照射時にお
いて、X線制御室600の撮像制御部603から制御に
従って振動する。
【0092】シンチレータ532は、エネルギーの高い
X線によって蛍光体の母体物質が励起され、再結合する
際の再結合エネルギーによって可視領域の蛍光が得られ
るようになされている。この蛍光は、”CaWo4”
や”CdW04”等の母体自身によるものや、”Cs
l:Tl”や”ZnS:Ag”等の母体内に付活された
発光中心物質によるものがある。
【0093】光検出器アレー533(フラットパネルセ
ンサ等、上記図1でのX線フラットパネルセンサ110
に対応する撮像センサ)は、シンチレータ532に隣接
して配置されており、グリッド531及びシンチレータ
532を透過したX線ビーム541の光子を電気信号に
変換する。具体的には例えば、光検出器アレー533を
透過したX線ビーム541の可視光(X線ビーム541
のX線量に比例)を、光検出器アレー533の基板裏面
に成膜されたアモーファスシリコン受光素子で受光する
ことで、その受光量(X線透過量)に対応した電気信号
を得る。
【0094】X線露光量モニタ534は、光検出器アレ
ー533によって得られる画像信号を監視する。尚、X
線露光量モニタ534としては、例えば、結晶シリコン
の受光素子などを用いて直接X線ビーム541の透過量
を検出し、それを監視するようにしてもよいし、シンチ
レータ532からの光を監視するようにしてもよい。
【0095】駆動回路536は、上記図1のセンサ駆動
回路120と同様の機能を有し、X線制御室600の撮
像制御部603からの制御に基づいて、光検出器アレー
533を駆動し、光検出器アレー(フラットパネルセン
サ等)533にて得られた画像信号(各画素の信号)を
読み出す。
【0096】尚、光検出器アレー533及び駆動回路5
36についての詳細は詳述する。
【0097】駆動回路536によってX線露光量モニタ
534から読み出された電気信号(撮影画像情報)は、
X線制御室600の撮像制御部603に供給される。撮
像制御部603は、X線露光量モニタ534からのX線
露光情報(X線透過量に対応した電気信号)に基づい
て、高圧発生電源513を駆動制御することで、X線管
球511でのX線ビーム541を遮断或いは調節する。
【0098】また、駆動回路536によって光検出器ア
レー533から読み出された電気信号(撮影画像情報)
は、X線制御室600の画像処理部604にも供給され
る。すなわち、X線撮影室500での撮影動作によって
得られた撮影画像情報は、X線制御室600内へ転送さ
れる。
【0099】このとき、X線撮影室500内は、X線発
生に伴うノイズが大きいため、撮影画像情報が正確にX
線制御室600へ転送されない場合がある。このため、
画像転送のための伝送路の耐雑音性を高くする必要があ
る。そこで、ここでは、X線撮影室500とX線制御室
600の間の伝送路を、例えば、誤り訂正機能を持たせ
た伝送路、或いは差動ドライバによるシールド付き対よ
り線を用いた伝送路、或いは光ファイバによる伝送路と
することで、X線撮影室500にて得られた撮影画像情
報が正確に、X線制御室600内へと転送されるように
している。
【0100】[X線制御室600内の動作]画像処理部
604は、システム制御部601からの制御に基づい
て、詳細は後述するが、ディスプレイ605にて表示す
る画像(X線撮影室500から転送されてきた撮影画像
情報)の切り替えを行なう。また、画像処理部604
は、撮影画像情報に対して、補正処理、空間フィルタリ
ング、及びリカーシブ処理等の画像処理をリアルタイム
で行ったり、階調処理、散乱線補正処理、及びDR圧縮
処理等の画像処理を行うことも可能となっている。
【0101】画像処理部604での画像処理後の撮影画
像情報は、ディスプレイアダプタ606を介してディス
プレイ605にて表示される。
【0102】また、画像処理部604でのリアルタイム
な画像処理の実行時において、補正処理のみが施された
撮影画像情報(基本画像)は、高速記憶装置607に保
存される。尚、高速記憶装置607として用いる記憶装
置としては限定されることはないが、大容量であり、高
速且つ高信頼性を満たす記憶装置が望ましい。これに相
当する記憶装置としては、例えば、RAID等のハード
ディスクアレーがある。
【0103】高速記憶装置607に保存された撮影画像
情報は、操作者インターフェース602による操作者6
10からの指示に基づいて、外部記憶装置に保存され
る。このとき、撮影画像情報は、所定の規格(例えば、
IS&C規格)を満たすように再構成された後に、外部
記憶装置に保存される。外部記憶装置としては、例え
ば、光磁気ディスク608や、診断室700のファイル
サーバ702(後述するLAN上のサーバ)内のハード
ディスク等がある。
【0104】[診断室700内の動作]ここで、X線撮
影システム400は、X線制御室600のLANボード
609を介してLANに接続することが可能であり、H
ISとのデータの互換性を持つ機能を有している。LA
N上には、X線撮影システム400のような複数の他の
X線撮影システムを接続することは勿論のこと、診断室
700におけるモニタ701、ファイルサーバ702、
イメージプリンタ703、及び画像処理用端末704等
をも接続可能となっている。
【0105】したがって、X線制御室600からの撮影
画像は、モニタ701によって表示されたり、ファイル
サーバ702によってファイリングされたり、イメージ
プリンタ703によってフィルム上に出力されたり、画
像処理用端末704によって複雑な画像処理や診断支援
を行うための処理が施される。
【0106】また、X線撮影システム400は、所定の
プロトコル(例えば、DICOM)に従って、撮影画像
を出力することも可能となっている。
【0107】さらに、X線撮影システム400は、LA
N上に接続されたモニタ(モニタ701等のモニタ)を
用いて、X線撮像時に医師によるリアルタイム遠隔診断
が可能となっている。
【0108】[光検出アレー533の具体的な構成及び
動作]図4は、上述した光検出アレー533において、
ある1画素533(X)の構成を示したものである。
尚、ここでは、光検出アレー(光検出素子)533とし
て、2次元アモーファスシリコンセンサを用いるものと
しているが、これに限られることはなく、例えば、その
他の固体撮像素子(電荷結合素子等)や、光電子倍増管
のような素子を用いるようにしてもよい。この場合のA
/D変換等の動作及び構成については、2次元アモーフ
ァスシリコンセンサを用いた場合と同様である。
【0109】光検出アレー533の画素533(X)
は、上記図4に示すように、光検出部821と、光検出
部821での電荷の蓄積及び読出を制御するスイッチン
グTFT822とを含む構成としており、一般的には、
ガラスの基板上に配されたアモーファスシリコン(α一
Si)によって形成されている。
【0110】光検出部821は、コンデンサ821C
と、光ダイオード821Dとが並列に接続された構成を
含むことで、光検出部821でのダイナミックレンジを
改良するようになされている。尚、光検出部821とし
ては、単に寄生キャパシタンスを有した光ダイオードで
構成したものであってもよい。
【0111】光ダイオード821DのアノードAは、共
通電極であるバイアス配線Lbに接続されており、光ダ
イオード821DのカソードKは、コンデンサ821C
に蓄積された電荷を読み出すための制御自在なスイッチ
ングTFT822に接続されている。
【0112】スイッチングTFT822は、例えば、ダ
イオード821DのカソードKと、電荷読み出し用の増
幅器826との間に接続された薄膜トランジスタで構成
されている。
【0113】上述のような光検出アレー533のある1
画素533(X)において、先ず、スイッチングTFT
822と信号電荷は、リセット用スイッチング素子82
5を操作することで、コンデンサ821Cをリセットす
る。その後、上記図3に示したX線ビーム541が放射
されると、光ダイオード821Dでは、X線ビーム54
1のX線量に応じた電荷が発生する。この電荷はコンデ
ンサ821Cに蓄積される。
【0114】そして、再び、スイッチングTFT822
と信号電荷は、リセット用スイッチング素子825を操
作することで、コンデンサ821Cに蓄積された電荷量
を電位信号として増幅器826に対して読み出す。この
読出信号は、増幅器826にて増幅された後、A/D変
換される。
【0115】上述のようにして、光検出アレー533の
それぞれの画素では、入射されてきたX線ビーム541
のX線量(入射放射線量)が検出される。
【0116】図5は、上記図4に示したような画素構成
を有する光検出アレー533を拡張した構成の一例を示
したものである。ここでは、光検出アレー533での画
素配列を2次元配列としている。
【0117】ここで、一般的に光検出アレーは、200
0×2000〜4000×4000程度の画素から構成
され、アレー面積は、200mm×200mm〜500
mm×500mm程度である。
【0118】上記図5では、光検出アレー533を40
96×4096画素から構成されるものとし、アレー面
積を430mm×430mmとしている。この場合、1
画素のサイズは、約105×105μmとなる。したが
って、光検出アレー533では、1ブロック内の409
6画素を横方向に配線し、4096ラインを順に縦に配
置することにより、各画素を2次元的に配置している。
【0119】以下、上記図5に示す光検出アレー533
について具体的に説明する。尚、ここでは、光検出器ア
レー533を、4096×4096画素の1枚の基板で
構成するものとしているが、2048×2048画素の
基板を4枚で、1つの光検出器アレー533を構成する
ようにしてもよい。このように1つの光検出器アレー5
33を分割して製作することにより、歩留まりが向上す
る等のメリットがある。
【0120】まず、上記図4に示したように、1画素
は、光電変換素子821とスイッチングTFT822を
含む構成としている。
【0121】上記図5に示す821(1,1)〜821
(4096,4096)は、上記図4の光電変換素子8
21に対応するものである。
【0122】また、上記図5においても、上記図4と同
様に、光ダイオード(821D)のカソード側を”
K”、アノード側を”A”として示している。
【0123】上記図5に示す822(1,1)〜822
(4096,4096)は、上記図4のスイッチングT
FT822に対応するものである。
【0124】光検出器アレー533(2次元光検出器ア
レー)の各列の光電変換素子821(m,n)のK電極
は、対応するスイッチングTFT822(m,n)のソ
ース、ドレイン導電路によりその列に対する共通の列信
号線Lc1〜Lc4096に接続されている。例えば、
第1の列の光電変換素子821(1,1)〜(1,40
96)は、第1の列信号配線Lc1に接続されている。
【0125】各行の光電変換素子821のA電極は、共
通にバイアス配線Lbを通して、モードを操作するバイ
アス電源31に接続されている。また、各行のスイッチ
ングTFT822のゲート電極は、行選択配線Lr1〜
Lr4096に接続されている。例えば、第1の行のス
イッチングTFT822(1,1)〜(4096,1)
は、第1の行選択配線Lr1に接続される。
【0126】行選択配線Lrは、ラインセレクタ部32
を通して撮像制御部603(上記図3参照)に接続され
ている。
【0127】ラインセレクタ部32は、例えば、アドレ
スデコーダ34と、4096個のスイッチ素子35とを
含む構成としている。この構成により、任意のラインL
mを読み出すことが可能である。尚、ラインセレクタ部
32は、単に液晶ディスプレイ等に用いられているシフ
トレジスタによって構成することも可能である。これに
より、ラインセレクタ部32を最も簡単に構成すること
ができる。
【0128】列信号配線Lcは、撮像制御部603によ
り制御される信号読出部36に接続されている。
【0129】信号読出部36は、列信号配線Lrをリセ
ット基準電源24の基準電位にリセットするためのスイ
ッチ25、信号電位を増幅するための前置増幅器26、
サンプルホールド回路38、アナログマルチプレクサ3
9、及びA/D変換器40を含む構成としている。
【0130】信号読出部36において、それぞれの列信
号配線Lmの信号は、前置増幅器26により増幅され、
サンプルホールド回路38によりホールドされる。その
出力は、アナログマルチプレクサ39により順次A/D
変換器40に対して出力され、A/D変換器40により
ディジタル化されて、画像処理部604(上記図3参
照)に対して転送される。
【0131】したがって、ここでは、4096×409
6個の画素を4096個の列信号配線Lc1〜Lc40
96に対応させ、1列あたり4096画素の出力を同時
に列信号配線Lc1〜Lc4096に対して送出する。
列信号配線Lc1〜Lc4096に対して送出されたそ
れぞれの信号は、前置増幅器26−1〜26−409
6、サンプルホールド回路38−1〜38−4096を
順次介して、アナログマルチプレクサ39によってA/
D変換器40に対して出力されることになる。
【0132】ここで、上記図5では、あたかもA/D変
換器40が1つで構成されているように示されている
が、実際には4〜32個のA/D変換器で同時にA/D
変換を行うことになる。これは、詳細は後述するが、ア
ナログ信号帯域、A/D変換レートを不必要に大きくす
ることなく、画像信号の読み取り時間を短くすることが
要求されるためである。
【0133】また、電荷蓄積時間とA/D変換処理時間
は密接な関係にあり、高速にA/D変換を行なおうとす
ると、アナログ回路の帯域が広くなることにより、所望
のS/Nを達成することが難しくなる。したがって、A
/D変換処理速度を不必要に速くすることなく、画像信
号の読出時間を短くすることが要求される。
【0134】しかしながら、上記の要求を満たすために
は、多くのA/D変換器40を用いてA/D変換処理を
実行すればよいが、このような構成とすると、その分コ
ストが高くなる。
【0135】そこで、ここでは、上述の点を考慮して、
次のような構成によって適切なA/D変換処理を実現す
る。
【0136】例えば、X線ビーム541(上記図3参
照)の照射時間が、およそ10〜500msecである
場合、全画面の信号読出時間或いは電荷蓄積時間を10
0msecのオーダー或いはやや短めにすることが適切
である。
【0137】全画面の信号読出時間或いは電荷蓄積時間
を100msecとする場合、すなわち全画素を順次駆
動して100msecで画像信号を取り込むものとする
場合、アナログ信号帯域を50MHz程度にし、10M
HzのサンプリングレートでA/D変換処理を行う構成
が考えられる。このような構成の場合には、最低でも4
系統のA/D変換器40が必要となる。
【0138】ここでは、16系統のA/D変換器40に
よって同時にA/D変換処理を行うものとする。
【0139】16系統のA/D変換器40の出力は、そ
れぞれに対応する16系統のメモリ(FIFO等の図示
していないメモリ)に対して入力される。これらのメモ
リは選択切替されるようになされており、この選択切替
によって、1ラインの走査線にあたる画像信号として、
画像処理部604(又はその内部メモリ等)に転送され
る。画像処理部604では、転送されてきた画像信号に
対して、上述したような画像処理が行なわれる。画像処
理部604での処理後の画像信号は、画像やグラフとし
てディスプレイ等の表示装置(上記図3のディスプレイ
605等)にて表示される。
【0140】ところで、上述したように一般的に、X線
撮影装置の電源サイクル(電源ON/OFFサイクル)
は通常1日周期である。例えば、X線撮影装置でのX線
発生の動作テスト時において、X線撮影装置の主電源を
ONすると共に、X線撮影装置に接続されているX線フ
ィルムチェンジャやX線フラットパネルセンサ等の撮像
センサのデバイスの電源をもONにし、その後、患者等
の被写体が訪れる可能性のある間、そのまま全ての電源
をONした状態を維持し、その日の撮影が終了した時
に、全ての電源をOFFする。
【0141】しかしながら、X線撮影装置が電源ONの
状態の間、絶え間なくX線を撮影を行うとはごく稀であ
る。このため、長期間、撮影の無い間、X線撮影装置を
電源ONの状態(撮影状態)のまま維持すると、消費電
力が大きくなる。また、撮像センサとしてアモルファス
シリコンデバイスを用いた場合、そのスイッチングTF
Tは、撮像状態による動作時間の増加と共に、導通時の
ON抵抗が上昇する現象が生じてしまう。これは、通常
センサ感度の低下として現れる。
【0142】上述のような理由により、X線撮影装置で
は一般的に、撮影を行なわない間は待機モード(待機状
態)に移行するようになされている。この待機モード
は、低消費電力となるように消費電力を抑えたり、撮像
センサを撮像可能状態から開放することで、撮像センサ
の負荷を低減するモードである。
【0143】上記図5に示した光検出アレー533で
は、撮影可能状態から待機状態への移行、待機状態から
撮影可能状態への移行を、次のようにして実施してい
る。
【0144】先ず、ライン(駆動ライン)Lc,Lr,
Lbを全て同電位、例えば、GND電位に揃えること
で、光検出器アレー533に電位をかけないまた、周辺
のラインセレクタ部32や信号読出部36、さらに撮像
制御部603(上記図3参照)の周辺回路については、
出力を維持した状態、或いは問題とならない状態に設定
する。これにより、光検出アレー533は、低消費電流
モードでの待機状態となる。
【0145】そこで、X線制御室600の操作者610
から撮影開始の指示(操作者インターフェース602か
ら入力された指示)があると、具体的には上述したよう
にして撮影開始入力部133(上記図1)にて撮影開始
が認識されると、光検出アレー533は、待機状態から
撮影可能状態へ移行する。
【0146】このとき、光検出アレー533が実際に撮
影可能となるまでの時間、すなわち撮像準備時間を含
め、良好な画質或いはその再現性を得るためのウェイト
時間を持たせる必要がある。
【0147】具体的には、上記ウェイト時間とは、例え
ば、ラインセレクタ部32や信号読出部36等の周辺駆
動素子が定常状態に落ち着くまでの時間、光検出アレー
533の特性が良好な画質を得るために十分落ち着くま
での時間、暗電流特性の落ち着くまでの時間等を含む。
【0148】本実施の形態でのX線撮影システム400
では、X線撮影室500でのX線撮影機能として、上述
したように上記図1の放射線撮影装置100を適用して
いるため、撮影要求リスト内にある撮影要求に対する撮
影が全て完了するまでの間は、上記ウェイト時間は発生
しない。
【0149】したがって、本実施の形態によれば、X線
撮影室500でのウェイト時間を短縮することができる
と共に、X線撮影機能の運転時間(撮影可能状態である
時間)を短縮することができ、さらに効率的な撮影を行
なうことができる。また、X線撮影機能の運転時間の短
縮により、光検出アレー533の駆動回路からの発熱を
最小限にすることができ、省電力化、及びシステムとし
ての寿命の向上をも実現することができる。
【0150】尚、本発明の目的は、上述した第1及び第
2の各実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、
システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置
のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読みだして実行することに
よっても、達成されることは言うまでもない。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
上記各実施の形態の機能を実現することとなり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
こととなる。プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。また、コンピュータが読みだしたプロ
グラムコードを実行することにより、上記各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等
が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって
上記各実施の形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出され
たプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張
機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニッ
トに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユ
ニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって上記各実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、外部か
らの撮影要求に対する最初の撮影が開始されてから、そ
の全ての撮影要求に対する撮影が完了するまでの間は、
撮像手段(撮像センサ)が撮像可能状態のままであり、
撮像手段が安定するまでに必要なウェイト時間が発生し
ない。そして、外部からの撮影要求に対する撮影が全て
完了した時点で、撮像手段の状態が待機状態となる。こ
れにより、撮像手段が安定するまでに必要なウェイト時
間を減縮することができると共に、撮像手段の運転時間
(撮影可能状態である時間)を減縮することができ、さ
らに効率的な撮影を行なうことができる。また、撮像手
段の運転時間の減縮により、撮像手段の駆動手段からの
発熱を最小限にすることができ、省電力化や、装置或い
はシステムとしての寿命の向上を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
放射線撮影装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記放射線撮影装置での撮影要求リストを説明
するための図である。
【図3】第2の実施の形態において、上記放射線撮影装
置によって撮影を行なうX線撮影システムの構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記X線撮影システムでの撮像センサの画素構
成を説明するための図である。
【図5】上記撮像センサの全体構成の一例を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
100(100(X)) 放射線撮影装置 110 X線フラットパネルセンサ 120 センサ駆動回路 130 制御回路 131 撮影要求受信部 132 撮影完了検出部 133 撮影開始入力部 200 放射線情報システム L300(X) 撮影要求リスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA09 FA06 GA12 HA13 JA06 JA11 LA01 SA09 2H013 AC20 4C093 AA01 CA18 CA41 EA02 EB17 FA34 FA52 FH02 FH04 5C054 BA03 CA02 CC04 HA12

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
    手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
    御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    当該検出手段での検出結果に基づいて、上記駆動手段の
    状態を待機状態又は撮像可能状態とすることを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
    手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
    御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    当該検出手段での検出結果に基づいて、上記駆動手段の
    状態をON状態又はOFF状態とすることを特徴とする
    撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記受信手段での撮影
    要求の受信状態に基づいて、上記駆動手段の状態を制御
    することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記受信手段にて受信
    された撮影要求に対する撮影動作の開始を指示入力する
    ための入力手段を含み、当該入力手段による撮影動作開
    始の入力に基づいて、上記駆動手段の状態を制御するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
    手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
    御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    当該検出手段での検出結果により、上記撮影要求に対す
    る撮像動作が完了した時点で、上記駆動手段の状態を待
    機状態とすることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
    手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
    御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    当該検出手段での検出結果により、上記撮影要求に対す
    る撮像動作が完了した時点で、上記駆動手段の状態をO
    FF状態とすることを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記受信手段が撮影要
    求を受信した時点で、上記駆動手段の状態を撮影可能状
    態又はON状態とすることを特徴とする請求項5又は6
    記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記受信手段が外部か
    ら少なくとも1つの撮影要求を受信し、且つ上記受信手
    段にて受信された撮影要求に対する最初の撮影動作の開
    始の指示によって、上記駆動手段の状態を撮影可能状態
    又はON状態とすることを特徴とする請求項5又は6記
    載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮像
    手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する制
    御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    上記受信手段が撮影要求を受信した時点で、上記駆動手
    段の状態を撮影可能状態又はON状態とすることを特徴
    とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮
    像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する
    制御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、外部からの撮影要求を受信する受信手
    段と、当該受信手段にて受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出手段とを含み、
    上記受信手段が外部から少なくとも1つの撮影要求を受
    信し、且つ上記受信手段にて受信された撮影要求に対す
    る最初の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動手段
    の状態を撮影可能状態又はON状態とすることを特徴と
    する撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は、 上記受信手段が外部から少なくとも1つの撮影要求を受
    信し、且つ上記受信手段にて受信された撮影要求に対す
    る最初の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動手段
    の状態を撮影可能状態又はON状態とし、 上記検出手段での検出結果により、上記撮影要求に対す
    る撮像動作が完了した時点で、上記駆動手段の状態を待
    機状態又はOFF状態とすることを特徴とする請求項
    5、6、9、10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 上記撮像手段は、放射線により被写体
    を撮像する手段を含むことを特徴とする請求項1、2、
    5、6、9、10の何れかに記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 上記撮像手段は、X線フラットパネル
    センサを含むことを特徴とする請求項1、2、5、6、
    9、10の何れかに記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 被写体を撮像する撮像手段と、当該撮
    像手段を駆動する駆動手段と、当該駆動手段を制御する
    制御手段とを備える撮像装置であって、 上記制御手段は、放射線情報システムからの撮像要求に
    応じて、上記駆動手段の状態を撮像可能状態とすること
    を特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 複数の機器が通信可能に接続されてな
    る撮像システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜14の何れかに記載の撮像装置の機能を有すること
    を特徴とする撮像システム。
  16. 【請求項16】 撮像センサによって被写体を撮影して
    当該被写体の撮影画像を取得するための撮像方法であっ
    て、 外部からの撮影要求を受信して撮影要求リストとして管
    理する受信ステップと、 上記受信ステップによる撮影要求リスト内の全ての撮影
    要求に対する撮像動作が完了したか否かを検出する検出
    ステップと、 上記検出ステップでの検出結果に基づいて、上記撮像セ
    ンサの駆動状態を待機状態と撮像可能状態で切り換える
    制御ステップを含むことを特徴とする撮像方法。
  17. 【請求項17】 撮像センサによって被写体を撮影して
    当該被写体の撮影画像を取得するための撮像方法であっ
    て、 外部からの撮影要求を受信して撮影要求リストとして管
    理する受信ステップと、 上記受信ステップによる撮影要求リスト内の全ての撮影
    要求に対する撮像動作が完了したか否かを検出する検出
    ステップと、 上記検出ステップでの検出結果に基づいて、上記撮像セ
    ンサの駆動状態をON状態とOFF状態で切り換える制
    御ステップを含むことを特徴とする撮像方法。
  18. 【請求項18】 上記制御ステップは、上記受信ステッ
    プでの撮影要求の受信状態に基づいて、上記撮像センサ
    の駆動状態を制御するステップを含むことを特徴とする
    請求項16又は17記載の撮像方法。
  19. 【請求項19】 上記受信ステップでの撮影要求リスト
    内の撮影要求に対する撮影動作の開始を指示入力する入
    力ステップを含み、 上記制御ステップは、上記入力ステップでの撮影動作開
    始の入力に基づいて、上記撮像センサの駆動状態を制御
    するステップを含むことを特徴とする請求項16又は1
    7記載の撮像方法。
  20. 【請求項20】 駆動回路によって駆動される撮像セン
    サにより、被写体を撮影して当該被写体の撮影画像を取
    得するための撮像方法であって、 外部からの撮影要求を受信する受信ステップと、 上記受信ステップにより受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、 上記検出ステップでの検出結果により、上記撮影要求に
    対する撮像動作が完了した時点で、上記駆動回路の状態
    を待機状態とする制御ステップを含むことを特徴とする
    撮像方法。
  21. 【請求項21】 駆動回路によって駆動される撮像セン
    サにより、被写体を撮影して当該被写体の撮影画像を取
    得するための撮像方法であって、 外部からの撮影要求を受信する受信ステップと、 上記受信ステップにより受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、 上記検出ステップでの検出結果により、上記撮影要求に
    対する撮像動作が完了した時点で、上記駆動回路の状態
    をOFF状態とする制御ステップを含むことを特徴とす
    る撮像方法。
  22. 【請求項22】 上記制御ステップは、上記受信ステッ
    プにて撮影要求が受信された時点で、上記駆動回路の状
    態を撮影可能状態又はON状態とするステップを含むこ
    とを特徴とする請求項20又は21記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 上記制御ステップは、上記受信ステッ
    プにて外部から少なくとも1つの撮影要求が受信され、
    且つ上記受信ステップにて受信された撮影要求に対する
    最初の撮影動作の開始の指示によって、上記駆動回路の
    状態を撮影可能状態又はON状態とするステップを含む
    ことを特徴とする請求項20又は21記載の撮像方法。
  24. 【請求項24】 駆動回路によって駆動される撮像セン
    サにより、被写体を撮影して当該被写体の撮影画像を取
    得するための撮像方法であって、 外部からの撮影要求を受信する受信ステップと、 上記受信ステップにより受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、 上記受信ステップにて撮影要求が受信された時点で、上
    記駆動回路の状態を撮影可能状態又はON状態とする制
    御ステップとを含むことを特徴とする撮像方法。
  25. 【請求項25】 駆動回路によって駆動される撮像セン
    サにより、被写体を撮影して当該被写体の撮影画像を取
    得するための撮像方法であって、 外部からの撮影要求を受信する受信ステップと、 上記受信ステップにより受信された撮影要求に対する撮
    像動作が完了したか否かを検出する検出ステップと、 上記受信ステップにて外部から少なくとも1つの撮影要
    求が受信され、且つ上記受信ステップにて受信された撮
    影要求に対する最初の撮影動作の開始の指示によって、
    上記駆動回路の状態を撮影可能状態又はON状態とする
    制御ステップとを含むことを特徴とする撮像方法。
  26. 【請求項26】 上記制御ステップは、 上記受信ステップにて外部から少なくとも1つの撮影要
    求が受信され、且つ上記受信ステップにて受信された撮
    影要求に対する最初の撮影動作の開始の指示によって、
    上記駆動回路の状態を撮影可能状態又はON状態とする
    ステップと、 上記検出ステップでの検出結果により、上記撮影要求に
    対する撮像動作が完了した時点で、上記駆動回路の状態
    を待機状態又はOFF状態とするステップとを含むこと
    を特徴とする請求項20、21、24、25の何れかに
    記載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 上記撮像センサは、放射線により被写
    体を撮像するセンサを含むことを特徴とする請求項1
    6、17、20、21、24、25の何れかに記載の撮
    像方法。
  28. 【請求項28】 上記撮像センサは、X線フラットパネ
    ルセンサを含むことを特徴とする請求項16、17、2
    0、21、24、25の何れかに記載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 請求項1〜14の何れかに記載の撮像
    装置、又は請求項15記載の撮像システムが備える手段
    を実現する処理ステップを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 請求項16〜28の何れかに記載の撮
    像方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に格
    納したことを特徴とする記憶媒体。
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