JP4733098B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体に放射線を曝射し、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置に関する。
例えば、医療分野においては、放射線源から出力された放射線を被写体(患者)に曝射し、被写体を透過した放射線を放射線検出器で検出し、放射線画像情報を取得する放射線画像撮影装置が広汎に使用されている。
ここで、被写体に対する放射線の照射線量を減少させるとともに、診断適正に優れた放射線画像情報を取得することのできる放射線検出器を利用した放射線画像撮影装置が開発されている(特許文献1)。
当該装置で使用される放射線検出器は、放射線を直接電気信号に変換し、あるいは、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、電気信号に変換して読み出す固体検出素子を二次元状に配列して構成されるもので、固体検出素子としては、例えば、アモルファスセレン(a−Se)を用いた半導体素子が使用されている。a−Seは、温度に対して非常に敏感であり、許容限界以上の温度になると、a−Seの結晶化が進行し、検出素子として機能しなくなってしまう。また、温度が急激に変動したり結露が生じたりすると、放射線検出器が損壊してしまうおそれがある。
そこで、特許文献1では、放射線検出器を安定した状態で動作させるため、放射線検出器の温度を温度センサにより常時検出して監視し、検出した温度に従ってファンを駆動制御することで、放射線検出器の温度が許容範囲内となるように調節している。
特開2003−14860号公報
ところで、放射線検出器には、放射線検出器を駆動する駆動回路や、放射線検出器から放射線画像情報を読み出す読出回路が接続されている。これらの回路は、配線等に対するノイズの混入を回避するため、放射線検出器に近接して配置される。この場合、読出回路は、放射線検出器によって検出された放射線に係る電気信号を積分するアンプや、放射線検出器を構成する各半導体素子を切り替え制御するマルチプレクサ、積分された電気信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器等の機能回路を有しており、これらの機能回路からの発熱が放射線検出器に影響を及ぼすため、環境温度だけでなく、読出回路の発熱も考慮して放射線検出器を冷却しなければならない。従って、冷却機構に対する負担が大きく、冷却機構が大型化するだけでなく、コストアップとなる不具合がある。
本発明は、前記の不具合に鑑みなされたものであり、放射線検出器を冷却する冷却機構に対する負担を軽減するとともに、省エネに貢献することができる放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線画像撮影装置は、曝射スイッチにより被写体に放射線を曝射し、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置において、
被写体の放射線画像情報を検出する放射線検出器と、
前記放射線検出器から前記放射線画像情報を読み出す読出回路と、
前記読出回路を構成する回路素子のうち、発熱源となる回路素子を制御する第1制御部と、を備え、
前記第1制御部は、当該放射線画像撮影装置による前記放射線の曝射条件の設定完了信号が供給されることを条件として、前記発熱源となる回路素子を駆動状態に制御するとともに、温度センサが検出する前記放射線検出器の温度の時間的応答特性がフラットになり略安定化した状態で前記曝射スイッチをオン可能にすることを特徴とする。
本発明によれば、放射線検出器から放射線画像情報を読み出す読出回路を構成する回路素子の不必要な駆動状態を制限することにより、前記回路素子からの発熱を抑制することができる。これにより、放射線検出器を冷却する冷却機構に対する負担を軽減し、冷却機構を簡易に構成することができるとともに、冷却に要するエネルギを必要最小限として省エネに大きく貢献することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る放射線画像撮影装置10の構成ブロック図である。
放射線画像撮影装置10は、図2に示すマンモグラフィ装置12と、マンモグラフィ装置12の動作制御を行うためのコンソール14とから構成される。
マンモグラフィ装置12は、立設状態に設置される基台15と、基台15の略中央部に配設される旋回軸16に固定されるアーム部材18と、被写体20の撮像部位であるマンモ22に対して放射線Xを曝射する放射線源24を収納し、アーム部材18の一端部に固定される放射線源収納部26と、マンモ22を透過した放射線Xを検出して放射線画像情報を取得する放射線検出器28を収納し、アーム部材18の他端部に固定される撮影台30と、撮影台30に対してマンモ22を圧迫する圧迫板32とを備える。
アーム部材18は、旋回軸16を中心として矢印A方向に旋回することで、被写体20のマンモ22に対する撮影方向が調整可能に構成される。圧迫板32は、アーム部材18に連結された状態で放射線源収納部26及び撮影台30間に配設されており、矢印B方向に変位可能に構成される。基台15には、被写体20の撮像部位、撮影方向等の撮影情報、被写体20のID情報等を表示するとともに、必要に応じてこれらの情報を設定可能な表示操作部34が配設される。
撮影台30に収納される放射線検出器28には、例えば、多数のピエゾ素子を配列して構成される冷却パネル36が密着して配設されるとともに、放射線検出器28の温度を検出する温度センサ38が近接して配設される。また、放射線検出器28には、後述するゲート駆動回路、信号読出回路及びタイミング制御回路からなる信号処理部40が接続される。信号処理部40には、電源部42より駆動電力が供給される。
図3は、放射線検出器28と、放射線検出器28に対する信号処理を行う信号処理部40との回路ブロック図である。
放射線検出器28は、放射線Xを感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層44を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)46のアレイ上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量48に蓄積した後、各行毎にTFT46を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図3では、光電変換層44及び蓄積容量48からなる1つの画素50と、1つのTFT46との接続関係のみを示し、その他の画素50の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。各画素50に接続されるTFT46には、行方向と平行に延びるゲート線52と、列方向と平行に延びる信号線54とが接続される。
信号処理部40は、各ゲート線52が接続されるゲート線駆動回路56と、各信号線54が接続される信号読出回路58と、ゲート線52及び信号線54を選択するタイミング信号を出力してゲート線駆動回路56及び信号読出回路58を制御するタイミング制御回路60とを備える。なお、放射線検出器28及び信号処理部40には、電源部42から駆動電力が供給される。
図4は、信号読出回路58の詳細ブロック図である。信号読出回路58は、放射線検出器28の各信号線54に接続される電荷検出回路62と、タイミング制御回路60から供給されるタイミング信号に基づき、信号線54の1つに接続されている画素50を選択するマルチプレクサ64と、選択された画素50から読み出した放射線画像情報をデジタル信号としての画像信号に変換し、コンソール14に送信するA/D変換器66とを備える。この場合、電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66は、電源部42から供給される駆動電力によって駆動される。
電荷検出回路62は、信号線54から供給される電荷情報を積分し電圧信号として検出するもので、オペアンプ68(積分アンプ)、積分コンデンサ70及びスイッチ72とを備える。オペアンプ68の反転入力端子には、信号線54が接続され、オペアンプ68の非反転入力端子には、基準電圧Vbが供給される。
コンソール14(図1)は、放射線画像情報の撮影に必要な曝射条件を設定する曝射条件設定部74と、曝射条件に従ってマンモグラフィ装置12の放射線源24を制御する放射線源制御部76と、曝射条件設定部74による曝射条件の入力完了信号に従ってマンモグラフィ装置12の電源部42を制御する電源制御部78と、圧迫板32を駆動制御する圧迫板制御部80と、温度センサ38によって検出された放射線検出器28の温度に従い、冷却パネル36の温度を制御する温度制御部82と、放射線検出器28によって検出した放射線画像情報を処理する画像処理部84とを備える。
放射線源制御部76は、技師による曝射スイッチ86の操作に従って放射線源24を駆動する。圧迫板制御部80は、技師による圧迫板操作スイッチ88の操作に従って圧迫板32を駆動する。表示部90は、曝射条件設定部74により設定した曝射条件を表示し、また、画像処理部84によって処理された放射線画像情報を表示する。
本実施形態の放射線画像撮影装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。
先ず、コンソール14の曝射条件設定部74を用いて、被写体20に係るID情報を含む曝射条件の設定を行う。この場合、ID情報には、被写体20の氏名、年齢、性別等の情報があり、被写体20が所持するIDカードから取得することもできる。また、曝射条件としては、医師によって指示された撮影部位、撮影方向等の情報に加え、撮影部位に応じた放射線Xの照射線量があり、ネットワークに接続された上位の装置から取得することが可能である。
次に、マンモグラフィ装置12に被写体20のマンモ22を位置決めする。すなわち、撮影台30の所定位置にマンモ22を載置した後、技師が圧迫板操作スイッチ88を操作すると、圧迫板制御部80は、圧迫板32を矢印B方向に変位させ、マンモ22を撮影台30と圧迫板32との間に挟持位置決めする。
圧迫板32によってマンモ22が圧迫された状態でマンモグラフィ装置12に位置決めされた後、曝射スイッチ86を操作すると、放射線源制御部76は、設定された曝射条件に従い放射線源24を制御し、放射線Xをマンモ22に曝射する。マンモ22を透過した放射線Xは、放射線検出器28を構成する各画素50の光電変換層44によって電気信号に変換され、蓄積容量48に電荷として蓄積される(図3)。次いで、各蓄積容量48に蓄積されたマンモ22の放射線画像情報である電荷情報は、タイミング制御回路60からゲート線駆動回路56及び信号読出回路58に供給されるタイミング信号に従って読み出される。
すなわち、ゲート線駆動回路56は、タイミング制御回路60からのタイミング信号に従ってゲート線52の1つを選択し、選択されたゲート線52に接続されている各TFT46のベースに駆動信号を供給する。一方、信号読出回路58は、タイミング制御回路60からのタイミング信号に従い、電荷検出回路62(図4)に接続されている信号線54をマルチプレクサ64により行方向に順次切り替えながら選択する。選択されたゲート線52及び信号線54に対応する画素50の蓄積容量48に蓄積された放射線画像情報に係る電荷情報は、オペアンプ68及び積分コンデンサ70によって積分された後、マルチプレクサ64を介してA/D変換器66に供給され、デジタル信号である画像信号としてコンソール14の画像処理部84に供給される。行方向に配列された各画素50から画像信号が読み出された後、ゲート線駆動回路56は、列方向の次のゲート線52を選択して駆動信号を供給し、信号読出回路58は、選択されたゲート線52に接続されたTFT46から同様にして画像信号を読み出す。以上の動作を繰り返すことにより、放射線検出器28に蓄積された二次元の放射線画像情報が読み出され、画像処理部84に供給される。
画像処理部84は、読み出された放射線画像情報に対して所定の画像処理を施した後、表示部90に供給し、表示部90は、供給された放射線画像情報を表示する。技師は、表示された放射線画像情報を確認し、再撮影の要否等を判断することができる。
ここで、放射線検出器28を構成する光電変換層44には、温度に対して敏感なa−Se等が使用されている。そのため、電源制御部78は、光電変換層44の温度が過剰に高くならないよう、信号読出回路58の動作状態を制御している。この制御について、図4に示す信号読出回路58の回路構成及び図5に示すタイミングチャートに従って説明する。
電源制御部78は、曝射条件設定部74による曝射条件の入力が完了するまでは、マンモグラフィ装置12の電源部42をOFFの状態とし、電源部42から各電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66に対する駆動電力の供給を停止させ、これらを非駆動状態に制御する。従って、この状態においては、発熱源となる電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66が発熱することがなく、その近傍に配設されている放射線検出器28の温度がこれらの回路素子によって上昇することはない。
次に、曝射条件設定部74による曝射条件の入力が完了し、曝射条件入力完了信号が電源制御部78に供給されると、電源部42がON状態とされ、電源部42から各電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66に駆動電力が供給される。この場合、これらの回路素子が放射線画像情報を読出可能な駆動状態となることで発熱し、放射線検出器28の周辺の温度が徐々に上昇する。
なお、放射線検出器28には、冷却パネル36が密着して配設されており、温度センサ38によって放射線検出器28の周辺の温度が検出される。温度制御部82は、検出された温度に従って冷却パネル36を制御し、許容範囲内となるように、放射線検出器28の温度を調節する。
そこで、圧迫板操作スイッチ88の操作による圧迫板動作信号が圧迫板制御部80に供給され、圧迫板32が駆動されてマンモ22の圧迫が開始される。マンモ22が所定の圧迫状態とされた後、曝射スイッチ86が操作されることにより、放射線画像情報の撮影が行われる。この間、信号読出回路58には、電源部42から駆動電力が既に供給されているため、放射線検出器28によって撮影された放射線画像情報を直ちに読み出すことができる。なお、信号読出回路58に対する駆動電力の供給タイミングは、圧迫板32によるマンモ22の圧迫開始を条件としてもよい。
曝射スイッチ86がOFFとされ、信号読出回路58による放射線画像情報の読み出しが完了すると、電源制御部78は、電源部42に対する駆動電力の供給を再び停止状態とする。この場合、信号読出回路58からの発熱がなくなるため、放射線検出器28の周辺の温度が徐々に低下する。
以上のように、信号処理部40の動作に支障のない範囲で、駆動電力の供給を停止させることにより、回路素子からの発熱が抑制され、これによって放射線検出器28が過剰に加熱される事態を回避することが可能となる。また、無駄な駆動電力を消費することがないため、省エネにも貢献することができる。なお、環境温度の影響等によって放射線検出器28が過剰に加熱されるような場合には、密着して配設した冷却パネル36を用いて放射線検出器28の温度を許容範囲内に調節することができるため、放射線検出器28が熱によって損壊してしまう事態を未然に回避することができる。この場合、冷却パネル36は、環境温度の影響のみを考慮して放射線検出器28の温度を調節すればよいため、冷却能力を必要最小限とすることができる。
図6は、信号読出回路58の他の構成を示す。この信号読出回路58aでは、コンソール14の電源制御部78により、信号読出回路58aを構成する電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66の駆動状態及び非駆動状態が直接制御される。この場合、電荷検出回路62、マルチプレクサ64及びA/D変換器66の駆動状態及び非駆動状態を独立に制御することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、照射された放射線Xを直接電荷情報に変換する放射線検出器28に代えて、シンチレータによって放射線Xを一旦可視光に変換し、その可視光を電荷情報に変換する構成からなる放射線検出器に適用することもできる。
また、例えば、特開2004−154409号公報に開示されるように、放射線画像情報を静電潜像として蓄積し、読取光により走査されることで、静電潜像に応じた電流を発生する光読出方式の放射線検出器に対しても同様に適用することができる。
さらに、電源制御部78は、信号読出回路58の駆動状態、非駆動状態だけでなく、ゲート線駆動回路56、タイミング制御回路60の駆動状態、非駆動状態を同様にして制御するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成ブロック図である。 図1に示す放射線画像撮影装置を構成するマンモグラフィ装置の概略構成図である。 図1に示す放射線検出器及び信号処理部の回路ブロック図である。 図3に示す信号読出回路の詳細ブロック図である。 放射線画像撮影装置の動作のタイミングチャートである。 他の構成からなる信号読出回路の詳細ブロック図である。
符号の説明
10…放射線画像撮影装置
12…マンモグラフィ装置
14…コンソール
20…被写体
22…マンモ
24…放射線源
28…放射線検出器
32…圧迫板
36…冷却パネル
38…温度センサ
40…信号処理部
42…電源部
56…ゲート線駆動回路
58、58a…信号読出回路
60…タイミング制御回路
62…電荷検出回路
64…マルチプレクサ
66…A/D変換器
74…曝射条件設定部
76…放射線源制御部
78…電源制御部
80…圧迫板制御部
82…温度制御部
84…画像処理部

Claims (12)

  1. 曝射スイッチにより被写体に放射線を曝射し、放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置において、
    被写体の放射線画像情報を検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器から前記放射線画像情報を読み出す読出回路と、
    前記読出回路を構成する回路素子のうち、発熱源となる回路素子を制御する第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、当該放射線画像撮影装置による前記放射線の曝射条件の設定完了信号が供給されることを条件として、前記発熱源となる回路素子を駆動状態に制御するとともに、温度センサが検出する前記放射線検出器の温度の時間的応答特性がフラットになり略安定化した状態で前記曝射スイッチをオン可能にすることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記装置は前記放射線検出器の温度を制御する第2制御部を有することを特徴とする放射線画像撮像装置。
  3. 請求項1又は2記載の装置において、
    前記第1制御部は、前記回路素子に駆動電力を供給する電源部を制御する電源制御部であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記電源制御部は、前記放射線画像撮影装置による前記放射線の曝射条件入力完了信号の供給と同時に前記電源部をON状態にすることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    当該放射線画像撮影装置は、マンモグラフィ装置であり、前記第1制御部は、圧迫板によるマンモの圧迫開始前に、前記回路素子を駆動状態に制御することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  6. 請求項1記載の装置において、
    前記第1制御部は、前記読出回路による前記放射線画像情報の読み出し完了を条件として、前記回路素子を非駆動状態に制御することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置において、
    前記発熱源となる回路素子は、前記放射線検出器により検出した電荷を積分する積分アンプであることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置において、
    前記発熱源となる回路素子は、アナログ信号からなる放射線画像情報をデジタル信号に変換するA/D変換器であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の装置において、
    前記放射線画像撮影装置は、前記放射線画像情報の撮影に必要な曝射条件を設定する曝射条件設定部を備え、前記曝射条件設定部は被写体のID情報、被写体の撮影部位、前記撮影部位に応じた放射線の照射線量、被写体の撮影方向のいずれかを設定することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の装置において、
    前記放射線検出器は光電変換層を行列状の薄膜トランジスタのアレイ上に配置した構造を有し、前記放射線検出器に冷却パネルを積層したことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  11. 請求項10記載の装置において、
    前記第2制御部は温度制御部であり、前記冷却パネルは前記温度制御部に接続されて前記放射線検出器の温度の時間的応答特性がフラットになり略安定化するように温度調整することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  12. 請求項3記載の装置において、
    前記放射線画像を読み出す読出回路は放射線画像情報の読み出しの完了によって電源制御部を介して電源部への駆動電力の供給を停止することを特徴とする放射線画像撮影装置。
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