JP2012100807A - 放射線画像検出装置およびその駆動制御方法 - Google Patents

放射線画像検出装置およびその駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射線の照射開始を誤って検出することを確実に防止する。
【解決手段】電子カセッテ21には振動を検出するための加速度センサ25が搭載されている。振動検出部71の判定回路73は、加速度センサ25の検出結果から算出した振動の大きさAが振動検出閾値Aref以上となった場合、スイッチング素子74にオフ信号を出力してスイッチング素子74をオフさせる。これにより動作切替部41aとX線の照射開始を検出する照射検出部61の接続が切断され、照射検出部61の照射開始検出機能が無効化される。所定時間Tの経過後、判定回路73はスイッチング素子74にオン信号を出力してスイッチング素子74をオンさせ、動作切替部41aと照射検出部61の接続を復帰させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、放射線を受けて放射線画像を検出する放射線画像検出装置およびその駆動制御方法に関する。
放射線撮影システム、例えばX線撮影システムは、X線を発生するX線発生装置と、X線を受けてX線画像を撮影するX線撮影装置とからなる。X線発生装置は、X線を被検体に向けて照射するX線源、X線源の駆動を制御する線源制御装置、およびX線の照射開始指示を入力するための照射スイッチを有している。X線撮影装置は、被検体を透過したX線を受けてX線画像を検出するX線画像検出装置、およびX線画像検出装置の駆動を制御する撮影制御装置を有している。
X線画像検出装置には、X線フイルムやイメージングプレート(IP)に代わり、フラットパネルディテクタ(FPD;flat panel detector)を検出器として用いたものが最近普及している。FPDには、X線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配列されている。FPDは、画素毎に信号電荷を蓄積することで、被検体の画像情報を表すX線画像を検出し、これをデジタルな画像データとして出力する。
FPDを直方体形状の筐体に内蔵した可搬型のX線画像検出装置(以下、電子カセッテという)も実用化されている。電子カセッテは、フイルムカセッテやIPカセッテ用の撮影台に取り付けて使用される他、据え置き型では撮影困難な部位を撮影するために被検体自身に持たせて使用される。また、自宅療養中の高齢者や、事故、災害等による急病人を撮影するため、撮影台の設備がない病院外に持ち出して使用されることもある。
従来、照射スイッチの押下によってX線源からX線が照射されるタイミングと、X線画像検出装置が信号電荷の蓄積動作を開始するタイミングとを同期させるため、X線発生装置(線源制御装置)とX線撮影装置(撮影制御装置)とは、照射スイッチが発生する操作信号をX線の照射開始を示す同期信号として遣り取りしていた。しかし、同期信号の遣り取りのためにX線発生装置とX線撮影装置を電気的に接続する必要があり、X線発生装置とX線撮影装置のメーカが異なり各装置同士の接続インターフェース(ケーブルやコネクタの規格、同期信号の形式等)が適合しない場合は、新たにインターフェースを用意しなければならなかった。
この問題を解決するため、同期信号の遣り取りをせず(X線発生装置とX線撮影装置を電気的に接続せず)にX線画像検出装置自らがX線の照射開始を検出して、X線発生装置との同期を取る技術が提案されている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1では、X線画像検出装置に所定のフレームレートで信号電荷の読み出し動作(非破壊読み出し)を行わせ、これにより出力された現フレームと一つ前のフレームの画像の差分をとっている。そして、差分と閾値を比較して差分が閾値以上となったらX線の照射が開始されたと判断している。特許文献2は、FPDのバイアス電流(X線が被検体を透過することなく入射する素抜け領域の出力値)を検出し、その微分値と閾値を比較することでX線の照射開始を検出している。特許文献3では、X線画像検出装置にX線検出用のフォトダイオードを設け、フォトダイオードのオフセット値に基づいて生成した基準信号と、フォトダイオードの出力信号とを比較し、出力信号が基準信号を超えた場合にX線の照射が開始されたと判断している。
特開2003−126072号公報 特表2002−543684号公報 特開2008−125903号公報
一般に電気部品の出力は、部品自体の内的要因、または周囲環境等の外的要因によるノイズの影響を受ける。多くの電気部品が搭載されたX線画像検出装置も例外ではなく、被検体や放射線技師が意図せずぶつかる等して衝撃が与えられると、その衝撃による振動でノイズが発生する。このノイズがX線の照射開始を検出するための信号に乗ると、実際はX線が照射されていないにも関わらず、X線が照射されたと誤って検出してしまう可能性がある。誤検出した場合はX線画像検出装置に無用な動作を行わせることになるので消費電力が嵩む。そのうえ上記動作中は撮影を行うことができないので、撮影チャンスを逃すおそれがある。
さらに、X線画像検出装置に接続された撮影制御装置や撮影条件を設定する装置(いわゆるコンソール)が、あたかも撮影が行われたかのような振る舞いをし、その結果撮影条件を設定し直す等の煩わしい操作が必要となる。また、X線が照射されたと誤って検出した場合にX線画像検出装置が動作して出力された画像が正規の画像の如く扱われ、医師の元に転送されてしまうといった医療ミスに繋がる不都合が生じる危険性もある。
特許文献1では、現フレームと一つ前のフレームの画像の差分と閾値を比較しているが、現フレームにのみ閾値を超える画像信号に相当するノイズが乗った場合は、差分(すなわちノイズ成分)が閾値以上となるため誤検出してしまう。特許文献2の方法では、バイアス電流がノイズで変動した場合に誤検出する可能性がある。特許文献3の方法も同様に、フォトダイオードの出力に基準信号以上のノイズが乗れば誤検出してしまう。
特許文献1〜3の方法はいずれもノイズに弱く、X線の照射開始を誤って検出する危険性が大いにある。それにも関わらず特許文献1〜3には、ノイズによる誤検出の対処法は記載されていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、放射線の照射開始を誤って検出することを確実に防止することにある。
本発明の放射線画像検出装置は、放射線源から照射された放射線を受けて信号電荷を蓄積する複数の画素が配列された放射線画像検出器と、照射検出センサと、前記照射検出センサの検出結果に基づき放射線の照射開始を検出する照射検出部と、ノイズ検出センサと、前記ノイズ検出センサの検出結果に基づきノイズの発生を検出するノイズ検出部と、前記ノイズ検出部の検出結果に基づき、前記照射検出部の機能を有効化または無効化する制御手段とを備えることを特徴とする。
前記ノイズ検出部は、前記ノイズ検出センサの検出結果が第一閾値以上となったときに第一信号を前記制御手段に出力する。前記制御手段は、前記ノイズ検出部から第一信号が入力されたときに前記照射検出部の機能を無効化する。
前記照射検出部は、前記照射検出センサの検出結果が第二閾値以上となったときに放射線の照射開始を表す第二信号を前記制御手段に出力する。前記制御手段は、前記照射検出部から第二信号が入力され、且つ前記ノイズ検出部から第一信号が入力されない場合、画素に信号電荷を蓄積する蓄積動作を前記放射線画像検出器に行わせる。
前記制御手段は、前記照射検出部との接続を切断することで、前記照射検出部の機能を無効化する。第二信号を出力しないよう前記照射検出部の駆動を制御する、あるいは第二信号が入力されても受け付けないことで、前記照射検出部の機能を無効化してもよい。
前記制御手段は、前記ノイズ検出部から第一信号が出力されてから所定時間経過するまで前記照射検出部の機能を無効化する。
所定時間は、第一閾値以上のノイズが発生したときに、該ノイズが前記照射検出センサの検出結果に乗る可能性がある長さに設定される。
前記ノイズ検出センサは衝撃による振動を検出する。前記ノイズ検出センサは、例えば加速度センサである。
前記照射検出センサは前記放射線画像検出器の画素である。この場合、前記放射線画像検出器の中央付近に配置される画素を前記照射検出センサとして用いることが好ましい。また、前記制御手段は、画素に信号電荷を蓄積する蓄積動作と信号電荷を電気信号に変換して出力する読み出し動作とを所定回数繰り返す照射開始検出動作を前記放射線画像検出器に行わせる。
可搬型の筐体に収容された電子カセッテであることが好ましい。
本発明の放射線画像検出装置の駆動制御方法は、ノイズ検出センサの検出結果に基づきノイズの発生を検出し、ノイズ検出センサの検出結果が閾値以上となったときに、照射検出センサの検出結果に基づき放射線の照射開始を検出する照射検出部の機能を無効化することを特徴とする。
本発明は、放射線の照射開始を誤って検出するおそれのある所定量以上のノイズの発生を検出したときに照射検出部の機能を無効化するので、放射線の照射開始を誤って検出することを確実に防止することができる。
X線撮影システムの構成を示す概略図である。 FPDの電気的な構成を示す図である。 リセット動作および読み出し動作時のゲートパルスのオン/オフ状態を示すタイミングチャートである。 X線の照射開始を検出する照射検出部の概要を示す図である。 電子カセッテの振動を検出する振動検出部の概要を示す図である。 電子カセッテの動作手順を示すタイミングチャートである。 電子カセッテの動作手順を示すタイミングチャートである。 電子カセッテの動作手順を示すフローチャートである。
図1において、X線撮影システム10は、X線発生装置11と、X線撮影装置12とからなる。X線発生装置11は、X線源13と、X線源13の駆動を制御する線源制御装置14と、照射スイッチ15とで構成される。X線源13は、X線を放射するX線管13aと、X線管13aが放射するX線の照射野を限定する照射野限定器(コリメータ)13bとを有する。
X線管13aは、熱電子を放出するフィラメントからなる陰極と、陰極から放出された熱電子が衝突してX線を放射する陽極(ターゲット)とからなる。ターゲットは円板形状をしており、回転により円周軌道上で焦点が移動して、熱電子が衝突する焦点の発熱が分散する回転陽極である。照射野限定器13bは、X線を遮蔽する複数枚の鉛板を井桁状に配置し、X線を透過させる照射開口が中央に形成されたものであり、鉛板の位置を移動することで照射開口の大きさを変化させて、照射野を限定する。
線源制御装置14は、X線源13に対して高電圧を供給する高電圧発生器と、X線源13が照射するX線のエネルギースペクトルを決める管電圧、単位時間当たりの照射量を決める管電流、およびX線の照射時間を制御する制御部とからなる。高電圧発生器は、トランスによって入力電圧を昇圧して高圧の管電圧を発生し、高電圧ケーブル16を通じてX線源13に駆動電力を供給する。本例のX線発生装置11は、X線撮影装置12との通信機能を持たないものであり、管電圧、管電流、照射時間といった撮影条件は、線源制御装置14の操作パネルを通じて放射線技師により手動で設定される。
照射スイッチ15は、放射線技師によって操作され、線源制御装置14に信号ケーブル17で接続されている。照射スイッチ15は二段階押しのスイッチであり、一段階押しでX線源13のウォームアップを開始させるためのウォームアップ開始信号を発生し、二段階押しでX線源13に照射を開始させるための照射開始信号を発生する。これらの信号は信号ケーブル17を通じて線源制御装置14に入力される。
線源制御装置14は、照射スイッチ15からの制御信号に基づいて、X線源13の動作を制御する。ウォームアップ開始信号を受けた場合、線源制御装置14は、ヒータを作動させてフィラメントの予熱を行わせる他、ターゲットの回転を開始させて目標の回転速度に到達させる。ウォームアップに必要な時間は、約200msec〜1500msec程度である。放射線技師は、照射スイッチ15の一段階押しでウォームアップの開始指示を入力した後、ウォームアップに必要な間をおいて二段階押しして照射開始指示を入力する。
照射開始信号を受けた場合、線源制御装置14は、X線源13への電力供給を開始するとともに、タイマを作動させてX線の照射時間の計測を開始する。そして、撮影条件で設定された照射時間が経過すると、X線の照射を停止させる。X線の照射時間は、撮影条件に応じて変化するが、静止画撮影の場合には、X線の最大照射時間が約500msec〜約2s程度の範囲に定められている場合が多く、照射時間はこの最大照射時間を上限として設定される。
X線撮影装置12は、電子カセッテ21、撮影台22、撮影制御装置23、およびコンソール24から構成される。電子カセッテ21は、ノイズ検出センサである加速度センサ25と、FPD36(図2参照)と、加速度センサ25およびFPD36を収容する可搬型の筐体とからなり、X線源13から照射されて被検体Hを透過したX線を受けてX線画像を出力する。電子カセッテ21は、平面形状が略矩形状で偏平な形状を有し、平面サイズはフイルムカセッテやIPカセッテと略同様の大きさである。
撮影台22は、電子カセッテ21が着脱自在に取り付け可能なスロットを有し、X線が入射する入射面をX線源13と対向する姿勢で電子カセッテ21を保持する。電子カセッテ21は、筐体のサイズがフイルムカセッテやIPカセッテと略同様の大きさであるため、フイルムカセッテやIPカセッテ用の撮影台にも取り付け可能である。なお、撮影台22として、被検体Hを立位姿勢で撮影する立位撮影台を例示しているが、被検体Hを臥位姿勢で撮影する臥位撮影台でもよい。
図2において、FPD36は、TFTアクティブマトリクス基板を有し、この基板上にX線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素37を配列してなる撮像領域38と、画素37を駆動して信号電荷の読み出しを制御するゲートドライバ39と、画素37から読み出された信号電荷をデジタルデータに変換して出力する信号処理回路40と、ゲートドライバ39と信号処理回路40を制御して、FPD36の動作を制御する制御回路41とを備えている。複数の画素37は、所定のピッチで二次元にn行(x方向)×m列(y方向)のマトリクス状に配列されている。
FPD36は、X線を可視光に変換するシンチレータ(蛍光体)を有し、シンチレータによって変換された可視光を画素37で光電変換する間接変換型である。シンチレータは、画素37が配列された撮像領域38の全面と対向するように配置されている。なお、X線を直接電荷に変換する変換層(アモルファスセレン等)を用いた直接変換型のFPDを用いてもよい。
画素37は、可視光の入射によって電荷(電子−正孔対)を発生する光電変換素子であるフォトダイオード42、フォトダイオード42が発生した電荷を蓄積するキャパシタ(図示せず)、およびスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)43を備える。
フォトダイオード42は、電荷を発生する半導体層(例えばPIN型)とその上下に上部電極および下部電極を配した構造を有している。フォトダイオード42は、下部電極にTFT43が接続され、上部電極には図示しないバイアス線が接続されており、バイアス線を通じてバイアス電圧が印加される。バイアス電圧の印加により半導体層内に電界が生じ、光電変換により半導体層内で発生した電荷(電子−正孔対)は、一方がプラス、他方がマイナスの極性を持つ上部電極と下部電極に移動し、キャパシタに電荷が蓄積される。
TFT43は、ゲート電極が走査線44に、ソース電極が信号線46に、ドレイン電極がフォトダイオード42にそれぞれ接続される。走査線44と信号線46は格子状に配線されており、走査線44は撮像領域38内の画素37の行数分(n行分)、信号線46は画素37の列数分(m列分)それぞれ設けられている。走査線44はゲートドライバ39に接続され、信号線46は信号処理回路40に接続される。
ゲートドライバ39は、TFT43を駆動することにより、X線の入射量に応じた信号電荷を画素37に蓄積する蓄積動作と、画素37から信号電荷を読み出す読み出し(本読み)動作と、リセット(空読み)動作と、照射開始検出動作とを行わせる。制御回路41の動作切替部41a(図5も参照)は、通信部52を通じて入力される撮影制御装置23からの制御信号に基づいて、ゲートドライバ39によって実行される上記各動作の開始タイミングを制御する。
蓄積動作ではTFT43がオフ状態にされ、その間に画素37に信号電荷が蓄積される。読み出し動作では、図3に示すように、ゲートドライバ39から同じ行のTFT43を一斉に駆動するゲートパルスG1〜Gnを順次発生して、走査線44を一行ずつ順に活性化し、走査線44に接続されたTFT43を一行分ずつオン状態とする。画素37のキャパシタに蓄積された電荷は、TFT43がオン状態になると信号線46に読み出されて、信号処理回路40に入力される。
フォトダイオード42の半導体層には、X線の入射の有無に関わらず暗電荷が発生する。この暗電荷はバイアス電圧が印加されているためにキャパシタに蓄積される。画素37において発生する暗電荷は、画像データに対してはノイズ成分となるので、これを除去するためにリセット動作が行われる。リセット動作は、画素37において発生する暗電荷を、信号線46を通じて掃き出す動作である。
リセット動作は、例えば、一行ずつ画素37をリセットする順次リセット方式で行われる。順次リセット方式では、信号電荷の読み出し動作と同様、図3に示すように、ゲートドライバ39から走査線44に対してゲートパルスG1〜Gnを順次発生して、画素37のTFT43を一行ずつオン状態にする。TFT43がオン状態になっている間、画素37から暗電荷が信号線46を通じて積分アンプ47に流れる。リセット動作では、読み出し動作と異なり、マルチプレクサ(MUX)48による積分アンプ47に蓄積された電荷の読み出しは行われず、各ゲートパルスG1〜Gnの発生と同期して、制御回路41からリセットパルスRSTが出力され、積分アンプ47がリセットされる。電荷の読み出しが行われない分、リセット動作に掛かる時間は読み出し動作に掛かる時間よりも短くなる。
信号処理回路40は、積分アンプ47、MUX48、およびA/D変換器49を備える。積分アンプ47は、各信号線46に対して個別に接続される。積分アンプ47は、オペアンプとオペアンプの入出力端子間に接続されたキャパシタとからなり、信号線46はオペアンプの一方の入力端子に接続される。もう一方の入力端子はグランド(GND)に接続される。積分アンプ47は、信号線46から入力される電荷を積算し、電圧信号D1〜Dmに変換して出力する。各列の積分アンプ47の出力端子には、増幅器、サンプルホールド部(ともに図示せず)を介してMUX48が接続される。MUX48の出力側には、A/D変換器49が接続される。
MUX48は、パラレルに接続される複数の積分アンプ47から順に一つの積分アンプ47を選択し、選択した積分アンプ47から出力される電圧信号D1〜DmをシリアルにA/D変換器49に入力する。A/D変換器49は、入力された電圧信号D1〜Dmをデジタルデータに変換して、電子カセッテ21の筐体に内蔵されるメモリ51に出力する。
MUX48によって積分アンプ47から一行分の電圧信号D1〜Dmが読み出されると、制御回路41は、積分アンプ47に対してリセットパルスRSTを出力し、積分アンプ47のリセットスイッチ47aをオンする。これにより、積分アンプ47に蓄積された一行分の信号電荷がリセットされる。積分アンプ47がリセットされると、ゲートドライバ39から次の行のゲートパルスが出力され、次の行の画素37の信号電荷の読み出しを開始させる。これらの動作を順次繰り返して全行の画素37の信号電荷を読み出す。
全行の読み出しが完了すると、一画面分のX線画像を表す画像データがメモリ51に記録される。この画像データは、メモリ51から読み出され、通信部52、通信ケーブル26(図1参照)を通じて撮影制御装置23に出力される。こうして被検体HのX線画像が検出される。
照射開始検出動作では、蓄積動作に掛ける時間を、X線の最大照射時間よりもはるかに短く、且つX線の照射を検出するに十分な長さの時間とし、該蓄積動作と読み出し動作を所定回数繰り返す。図4において、照射開始検出動作では、画素37のうちの少なくとも一つを検出画素37aとして用い、照射検出部61にてX線源13からX線が照射されたことを検出する。
検出画素37aには、例えば、撮像領域38の中央付近の画素37を複数個用いる。撮像領域38の中央付近の画素37を検出画素37aに用いれば、撮影部位の大きさに応じてX線の照射範囲が撮像領域38より小さく設定された場合でも、撮像領域38の中央付近は照射範囲から外れることはないので、X線の照射範囲の大きさに関わらず照射開始の検出を確実に行うことができる。
照射検出部61は、比較回路62と判定回路63とからなる。比較回路62は二つの入力端子と一つの出力端子を有する。比較回路62の一方の入力端子には、複数個の検出画素37aのデジタル電圧信号の平均値Daveが入力され、他方には照射検出閾値(第二閾値)Drefが入力される。出力端子は判定回路63に繋がれている。比較回路62は、電圧信号Daveと照射検出閾値Drefとを比較し、電圧信号Daveが照射検出閾値Drefを下回っている場合と、照射検出閾値Dref以上となった場合とで異なる電圧値VD1、VD2を出力する。
判定回路63は、比較回路62の出力端子の電圧値を監視して、電圧値がVD1からVD2に変化したとき、つまり電圧信号Daveが閾値Dref以上となったときに、X線源13からX線の照射が開始されたと判定する。そして、この旨を表す照射開始検出信号(第二信号)を制御回路41の動作切替部41aに出力する。
X線が照射されていない状態では、画素37には暗電荷のみが蓄積される。比較回路62に入力される検出画素37aの電圧信号Daveも閾値Drefより低い値となる。一方、X線が照射されると、これに応じた信号電荷が画素37に蓄積される。信号電荷は暗電荷と比べるとはるかに大きいため、X線が照射された直後に電圧信号Daveは閾値Dref以上となる。照射検出部61は、このX線の照射開始前後における電圧信号Daveの変化を監視して、X線の照射開始を検出する。なお、閾値Drefは、少なくとも照射開始検出動作の蓄積動作で溜まる暗電荷量に基づく電圧信号よりも大きい値に設定されている。
加速度センサ25は、例えば、電子カセッテ21の撮像領域38の面に平行な図2に示すxy方向、およびこれらに垂直なz方向の加速度、並びにxyz各軸回りの回転加速度を検出する。加速度センサ25は、検出結果を制御回路41の振動算出部41b(図5も参照)に出力する。加速度センサ25は、FPD36が照射開始検出動作に入ったときに駆動を開始し、照射開始検出動作の終了とともに駆動を停止する。
制御回路41の振動算出部41bは、例えば特開2009−034428号公報に記載されるような周知の手法を用いて、加速度センサ25の検出結果であるxyz方向の加速度および各軸回りの回転加速度から、電子カセッテ21の移動ベクトルの大きさ(瞬時値)を算出する。この移動ベクトルの大きさは、電子カセッテ21に与えられる衝撃による電子カセッテ21の振動の大きさAを表す。振動算出部41bによる振動の大きさAのサンプリング間隔は、照射開始検出動作の一セットの蓄積動作と読み出し動作に掛かる時間よりも十分に短い。
制御回路41は、算出した電子カセッテ21の振動の大きさAに基づいて、照射検出部61のX線の照射開始の検出機能を有効化または無効化する。具体的には、図5に示すように、振動の大きさAと振動検出閾値(第一閾値)Arefを比較する比較回路72と判定回路73とからなる振動検出部71を設け、動作切替部41aと照射検出部61との間にスイッチング素子74を設ける。
振動検出部71は照射検出部61と同様の構成を有し、比較回路72の出力は、振動の大きさAが閾値Arefを下回っている場合に電圧値VA1、閾値Aref以上となった場合に電圧値VA2と変化する。判定回路73は、電圧値がVA1のときはスイッチング素子74にオン信号を出力する。スイッチング素子74は図示するようにオンし、動作切替部41aと照射検出部61は接続される。
一方、電圧値がVA1からVA2に変化したとき、つまり振動の大きさAが閾値Aref以上となったときには、判定回路73はスイッチング素子74にオフ信号(第一信号)を出力する。この場合はスイッチング素子74がオフして、動作切替部41aと照射検出部61との接続が切断される。判定回路73はタイマ73aを内蔵し、タイマ73aはオフ信号の出力開始からの経過時間を計時する。判定回路73は、タイマ73aの計測時間が所定時間T(図7参照)となったらオフ信号をオン信号に切り替える。これにより動作切替部41aと照射検出部61は接続状態に復帰する。
照射開始検出動作中、放射線技師や被検体Hが撮影台22に意図せずぶつかる等して、電子カセッテ21に衝撃が加わり電子カセッテ21が振動することが有り得る。あるいは、電子カセッテ21を被検体Hが持ったり、被検体Hのうえに電子カセッテ21を載せたりして撮影する場合、被検体Hが乗降する毎に揺れる回診車内で撮影する場合、病院外で発電機を電源として撮影を行う場合等、照射開始検出動作中に電子カセッテ21が振動するシチュエーションは多々考えられる。
よく知られているように、電子カセッテ21が振動すると、その振動ノイズが特に信号処理回路40に乗り、ノイズ成分が電圧信号に加算されてしまうということが起きる。電圧信号にノイズ成分が加算されてしまうと、照射開始検出動作中に出力される電圧信号Daveも当然その分嵩上げされる。そして、電圧信号Daveが閾値Dref以上となり、実際はX線が照射されていないにも関わらずX線の照射が開始されたと照射検出部61で誤検出するおそれがある。
本例では、振動の大きさAが閾値Aref以上となったときに、スイッチング素子74をオフして動作切替部41aと照射検出部61との接続を切断する。つまり照射検出部61の機能を一時的に無効にする。このため、仮に振動ノイズ成分が加算されて電圧信号Daveが閾値Dref以上となり、照射検出部61の判定回路63から照射開始検出信号が出力されても、動作切替部41aには照射開始検出信号は入力されない。従って、電子カセッテ21はX線の照射開始検出後の蓄積動作に誤って移行することはなく、引き続き照射開始検出動作を実行する。そして、真にX線の照射が開始されたときのみ照射開始検出信号が動作切替部41aに入力され、蓄積動作に移行する。
なお、振動検出閾値Arefは、振動ノイズ成分が照射検出閾値Dref相当の電圧信号になる振動の大きさである。また、スイッチング素子74へのオフ信号をオン信号に切り替える時間Tは、振動発生直後にX線の照射が開始された場合にこれを見逃さない程度に短い時間(例えば数ms〜1s)に設定される。但し、振動はすぐになくなる訳ではなく時間とともに減衰するものであるため、閾値Aref以上の大きさの振動が発生したときに、その振動ノイズ成分が電圧信号に乗るおそれがある時間よりも長くなるようマージンをとることが好ましい。
動作切替部41aは、電子カセッテ21の電源投入後、撮影制御装置23から撮影条件が送信されるまでFPD36にリセット動作を行わせる。そして、撮影制御装置23から撮影条件が送信されたら、FPD36の動作をリセット動作から照射開始検出動作に移行させる。動作切替部41aは、照射開始検出動作中に照射検出部61からの照射開始検出信号を受けた場合、FPD36の動作を照射開始検出動作から蓄積動作へ移行させる。このとき、蓄積動作に移行する前に一回リセット動作を行わせる。動作切替部41aは、蓄積動作を開始してからの経過時間をタイマにより計時する。そして、経過時間が撮影条件で設定された時間に達したら、FPD36を蓄積動作から読み出し動作に移行させる。
撮影制御装置23は、通信ケーブル26による有線方式、あるいは無線方式により電子カセッテ21と通信可能に接続されており、電子カセッテ21を制御する。具体的には、電子カセッテ21に対して撮影条件を送信して、FPD36の信号処理の条件(増幅器のゲイン等)を設定させるとともに、FPD36の前記各動作を間接的に制御し、また、電子カセッテ21からの画像データをコンソール24に送信する。
図1において、撮影制御装置23は、装置を統括的に制御するCPU23aと、電子カセッテ21と有線方式または無線方式により通信するとともに、コンソール24と通信ケーブル27を介して通信する通信部23bと、メモリ23cとを有する。通信部23b、メモリ23cはCPU23aに接続されている。メモリ23cには、CPU23aが実行する制御プログラムが格納される他、照射検出閾値Drefや振動検出閾値Aref等の各種情報が格納される。メモリ23cの照射検出閾値Drefや振動検出閾値Arefは、電子カセッテ21の電源投入後に通信ケーブル26を介して電子カセッテ21に送信され、比較回路62、72の入力にそれぞれセットされる。
コンソール24は、通信ケーブル27で撮影制御装置23と接続されており、撮影制御装置23に対して撮影条件を送信するとともに、撮影制御装置23から送信されるX線画像のデータに対してオフセット補正やゲイン補正等の各種画像処理を施す。画像処理済みのX線画像はコンソール24のディスプレイに表示される他、そのデータがコンソール24内のハードディスクやメモリ、あるいはコンソール24とネットワーク接続された画像蓄積サーバといったデータストレージデバイスに格納される。
コンソール24は、患者の性別、年齢、撮影部位、撮影目的といった情報が含まれる検査オーダの入力を受け付けて、検査オーダをディスプレイに表示する。検査オーダは、HIS(病院情報システム)やRIS(放射線情報システム)といった患者情報や放射線検査に係る検査情報を管理する外部システムから入力されるか、放射線技師により手動入力される。放射線技師は、検査オーダの内容をディスプレイで確認し、その内容に応じた撮影条件をコンソール24の操作画面を通じて入力する。
以下、上記構成による作用について、図6、図7のタイミングチャート、および図8のフローチャートを参照して説明する。なお、図6、図7と図8のS10等の表記はそれぞれ対応している。
X線撮影システム10で撮影を行う場合には、まず、撮影台22にセットされた電子カセッテ21の高さを調節して、被検体Hの撮影部位と位置を合わせる。また、電子カセッテ21の高さおよび撮影部位の大きさに応じて、X線源13の高さや照射野の大きさを調整する。
次いで、図8のステップ10(S10)に示すように、電子カセッテ21の電源を投入する。このとき、電源回路からバイアス電圧がFPD36の画素37に供給され、ゲートドライバ39および信号処理回路40が動作して、動作切替部41aによりFPD36はリセット動作を開始する(S11)。続いてコンソール24から撮影条件を入力し、撮影制御装置23を介して電子カセッテ21に撮影条件を設定する。また、線源制御装置14にも撮影条件を設定する。撮影制御装置23から撮影条件を受信すると(S12でYES)、動作切替部41aによりFPD36はリセット動作から照射開始検出動作に移行する(S13)。
以上の撮影準備が完了すると、放射線技師によって照射スイッチ15が一段階押しされる。これにより線源制御装置14にウォームアップ開始信号が送信されて、X線源13のウォームアップが開始される。所定時間経過後に照射スイッチ15が二段階押しされて線源制御装置14に照射開始信号が送信され、X線の照射が開始される。
FPD36では照射開始検出動作の蓄積動作と読み出し動作が所定回数繰り返し行われており、照射検出部61の比較回路62で検出画素37aの電圧信号の平均値Daveと閾値Drefが比較され、X線の照射開始を検出している。なお、蓄積動作と読み出し動作を所定回数行う間にX線の照射開始が検出されない場合は、動作切替部41aによりFPD36はリセット動作に戻される。
X線源13からX線が照射されて電圧信号Daveが閾値Dref以上となり、比較回路62の出力がVD2に変化したことが判定回路63で検出(X線の照射開始が検出)されると(S14でYES)、動作切替部41aは、FPD36に一回リセット動作を行わせた後(図6、図8では図示省略)、全画素37のTFT43をオフ状態にして、蓄積動作へ移行させる(S15)。蓄積動作の間、被検体Hを透過したX線がFPD36の撮像領域38に入射し、画素37にはX線の入射量に応じた信号電荷が蓄積される。
線源制御装置14は、撮影条件で設定された照射時間が経過するとX線の照射を停止する。また、FPD36も撮影条件で設定された照射時間に相当する所定時間経過後(S16でYES)、蓄積動作を終了して読み出し動作へ移行する(S17)。読み出し動作では、先頭行から順に一行ずつ画素37に蓄積された信号電荷が読み出され、一画面分のX線画像データとしてメモリ51に記録される。この画像データは撮影制御装置23を介してコンソール24に送信される。読み出し動作後、FPD36は、次の撮影条件が設定されていない場合は電源投入直後の状態(リセット動作)に戻り、設定されていた場合はS13に戻り照射開始検出動作を再開する。
照射開始検出動作でX線の照射開始が検出される一方で、加速度センサ25の検出結果から電子カセッテ21の振動の大きさAが振動算出部41bで算出され、振動の大きさAと閾値Arefが振動検出部71の比較回路72で比較されている。
図6の下段に示すように、照射開始検出動作中に振動が発生し、且つその振動の大きさAがArefを下回る場合(S18でNO)は、照射開始検出動作が継続され、その機能も有効である。逆に図7の下段に示すように、振動の大きさAが閾値Aref以上となり、比較回路72の出力がVA2に変化したことが判定回路73で検出された場合(S18でYES)、動作切替部41aと照射検出部61とを繋ぐスイッチング素子74に判定回路73からオフ信号が送信されてスイッチング素子74がオフされる。つまり動作切替部41aと照射検出部61の接続が切断され、照射検出部61の機能が無効になる(S19)。
スイッチング素子74へオフ信号を出力してから所定時間T経過後(S20でYES)、判定回路73からスイッチング素子74にオン信号が送信され、スイッチング素子74がオンされる。これにより動作切替部41aと照射検出部61は接続状態に復帰し、照射検出部61の機能も有効になる。なお、振動の大きさAが閾値Aref以上となる回数は本例の一回に限らず、照射開始検出動作中に複数回起こり得る。この場合はその都度照射開始検出機能を無効化する。
以上説明したように、本発明は、電子カセッテ21の振動の大きさが誤ったX線の照射開始の検出を誘引すると判定した場合に、X線の照射開始検出の機能を無効にするので、X線の照射開始を誤って検出することを確実に防ぐことができる。このため、誤検出により電子カセッテ21に無用な動作を行わせることがなく、無用な動作で撮影チャンスを逃すおそれもなくなり、X線撮影の高効率化、省電力化を達成することができる。
なお、本発明に係るX線撮影システムは、上記実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採り得ることはもちろんである。
上記実施形態では、動作切替部41aと照射検出部61の間のスイッチング素子74をオフすることで、X線の照射開始検出の機能を無効にしているが、本発明はこれに限定されない。スイッチング素子74でハードウェア的に機能を無効にするのではなく、振動検出部71の判定回路73から上記実施形態のオフ信号に相当する信号が出力されている間は、照射検出部61から照射開始検出信号が出力されても動作切替部41aで受け付けない等、制御回路41でソフトウェア的に処理してもよい。あるいは、振動の大きさAが閾値Aref以上であった場合に、照射検出部61の比較回路62の両入力端子にDrefを入力するよう構成し、比較回路62の出力を強制的にVD1のままにして、照射開始検出信号が出力されないようにしてもよい。もしくは照射検出部61への電力供給を停止して、照射検出部61自体の動作を停止させてもよい。
上記実施形態では、振動の大きさAが閾値Aref以上となってから所定時間Tが経過するまで照射開始検出機能を無効化しているが、振動の大きさAが閾値Aref以上となった直後だけ無効化してもよい。
X線撮影システム10は病院の撮影室に据え置かれるタイプに限らず、回診車に搭載されるタイプや、X線源13、線源制御装置14、電子カセッテ21、撮影制御装置23等を事故、災害等の緊急医療対応が必要な現場や在宅診療を受ける患者の自宅に持ち運んでX線撮影を行うことが可能な可搬型のシステムに適用してもよい。特に回診車に搭載されるタイプや可搬型のシステムは、病院の撮影室に据え置かれるタイプに比べて電子カセッテ21が衝撃を受けやすいため、本発明を適用すれば格別の効果を得られる。
なお、病院外でX線撮影する際に使用する発電機による振動は、突発的な衝撃による振動と違って略一定で継続的ある。このような略一定で継続的な振動の大きさが振動検出閾値Aref以上であると、常時照射開始検出の機能が無効になってしまう。これを防止するため、撮影開始前、略一定な上記振動以外の振動を電子カセッテ21に与えない状態で振動の大きさを算出し、算出した振動の大きさを振動検出閾値Arefに加算し、略一定な上記振動の分、振動検出閾値Arefを嵩上げすることが好ましい。
画素37の一部を検出画素37aとして用い、X線の照射開始を検出する例を説明したが、画素37とは別に専用の照射検出センサを電子カセッテ21に設けてもよい。照射検出センサが振動ノイズに弱く、その出力に振動ノイズ成分が乗る場合に有効である。この場合、電子カセッテ21の電源投入後はバイアス電圧を印加するのみで何も動作を行わず、撮影条件を受信したらリセット動作に移行させる。そして、照射検出センサでX線の照射開始を検出したら、上記実施形態と同様に蓄積動作に移行させる。この説明からも分かるように、FPD36の各動作の移行タイミングは、上記実施形態の例に限らず任意に変更可能である。
振動ノイズを検出する手段として、上記実施形態の加速度センサ25に代えて、あるいは加えて、圧力センサを用いてもよい。衝撃による振動で発生する電子カセッテ21の筐体の圧力(歪み)変化等を圧力センサで検出し、これを元に照射開始検出機能を有効化または無効化する。
上記実施形態では、A/D変換後のデジタル化した電圧信号と閾値を比較することで照射検出を行っているが、積分アンプから出力されるアナログ電圧信号と閾値を比較してもよい。
振動ノイズ以外のノイズを検出して、これに基づき照射検出機能の有効化または無効化をしてもよい。
上記実施形態の順次リセット方式に代えて、配列画素の複数行を一グループとしてグループ内で順次リセットを行い、グループ数分の行の暗電荷を同時に掃き出す並列リセット方式や、全行にゲートパルスを入れて全画素の暗電荷を同時に掃き出す全画素リセット方式を用いてもよい。並列リセット方式や全画素リセット方式によりリセット動作を高速化することができる。
X線源の中には、陽極が回転しない固定陽極型のものや、予熱が不要な冷陰極型の線源等、ウォームアップが不要なものもある。このため、照射スイッチとしては照射開始信号を発生する機能のみを有するものでもよい。また、ウォームアップが必要なX線源の場合でも、照射スイッチから線源制御装置に対して照射開始信号を入力し、線源制御装置が照射開始信号に基づいてウォームアップを開始させ、ウォームアップ終了後、照射を開始させるようにすれば、照射スイッチにウォームアップ開始信号を発生する機能を設ける必要もない。
上記実施形態では、電子カセッテ21と撮影制御装置23を別体で構成した例で説明したが、撮影制御装置23の機能を制御回路41に内蔵する等、電子カセッテと撮影制御装置を一体化してもよい。また、コンソール24で画像処理を行うとしているが、撮影制御装置23で行ってもよい。
上記実施形態では、可搬型のX線画像検出装置である電子カセッテを例に説明したが、据え置き型のX線画像検出装置に本発明を適用してもよい。
本発明は、X線に限らず、γ線等の他の放射線を使用する撮影システムにも適用することができる。
10 X線撮影システム
11 X線発生装置
12 X線撮影装置
13 X線源
14 線源制御装置
21 電子カセッテ
23 撮影制御装置
23a CPU
24 コンソール
25 加速度センサ
36 FPD
37 画素
37a 検出画素
40 信号処理回路
41 制御回路
41a 動作切替部
41b 振動算出部
61 照射検出部
62、72 比較回路
63、73 判定回路
74 スイッチング素子

Claims (15)

  1. 放射線源から照射された放射線を受けて信号電荷を蓄積する複数の画素が配列された放射線画像検出器と、
    照射検出センサと、
    前記照射検出センサの検出結果に基づき放射線の照射開始を検出する照射検出部と、
    ノイズ検出センサと、
    前記ノイズ検出センサの検出結果に基づきノイズの発生を検出するノイズ検出部と、
    前記ノイズ検出部の検出結果に基づき、前記照射検出部の機能を有効化または無効化する制御手段とを備えることを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 前記ノイズ検出部は、前記ノイズ検出センサの検出結果が第一閾値以上となったときに第一信号を前記制御手段に出力し、
    前記制御手段は、前記ノイズ検出部から第一信号が入力されたときに前記照射検出部の機能を無効化することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記照射検出部は、前記照射検出センサの検出結果が第二閾値以上となったときに放射線の照射開始を表す第二信号を前記制御手段に出力し、
    前記制御手段は、前記照射検出部から第二信号が入力され、且つ前記ノイズ検出部から第一信号が入力されない場合、画素に信号電荷を蓄積する蓄積動作を前記放射線画像検出器に行わせることを特徴とする請求項2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記制御手段は、前記照射検出部との接続を切断することで、前記照射検出部の機能を無効化することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  5. 第二信号を出力しないよう前記照射検出部の駆動を制御することで、前記照射検出部の機能を無効化することを特徴とする請求項3に記載の放射線画像検出装置。
  6. 前記制御手段は、第二信号が入力されても受け付けないことで、前記照射検出部の機能を無効化することを特徴とする請求項3に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記制御手段は、前記ノイズ検出部から第一信号が出力されてから所定時間経過するまで前記照射検出部の機能を無効化することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  8. 所定時間は、第一閾値以上のノイズが発生したときに、該ノイズが前記照射検出センサの検出結果に乗る可能性がある長さに設定されることを特徴とする請求項7に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記ノイズ検出センサは衝撃による振動を検出することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記ノイズ検出センサは加速度センサであることを特徴とする請求項9に記載の放射線画像検出装置。
  11. 前記照射検出センサは前記放射線画像検出器の画素であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  12. 前記放射線画像検出器の中央付近に配置される画素を前記照射検出センサとして用いることを特徴とする請求項11に記載の放射線画像検出装置。
  13. 前記制御手段は、画素に信号電荷を蓄積する蓄積動作と信号電荷を電気信号に変換して出力する読み出し動作とを所定回数繰り返す照射開始検出動作を前記放射線画像検出器に行わせることを特徴とする請求項11または12に記載の放射線画像検出装置。
  14. 可搬型の筐体に収容された電子カセッテであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  15. ノイズ検出センサの検出結果に基づきノイズの発生を検出し、
    ノイズ検出センサの検出結果が閾値以上となったときに、照射検出センサの検出結果に基づき放射線の照射開始を検出する照射検出部の機能を無効化することを特徴とする放射線画像検出装置の駆動制御方法。
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