JP5544383B2 - 放射線画像検出装置および放射線撮影システム - Google Patents

放射線画像検出装置および放射線撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP5544383B2
JP5544383B2 JP2012028436A JP2012028436A JP5544383B2 JP 5544383 B2 JP5544383 B2 JP 5544383B2 JP 2012028436 A JP2012028436 A JP 2012028436A JP 2012028436 A JP2012028436 A JP 2012028436A JP 5544383 B2 JP5544383 B2 JP 5544383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
irradiation
radiation
signal
control device
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012028436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013162963A (ja
Inventor
誠 杉▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012028436A priority Critical patent/JP5544383B2/ja
Priority to US13/721,742 priority patent/US9078624B2/en
Publication of JP2013162963A publication Critical patent/JP2013162963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5544383B2 publication Critical patent/JP5544383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/542Control of apparatus or devices for radiation diagnosis involving control of exposure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4208Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
    • A61B6/4233Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector using matrix detectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/29Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2914Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2921Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions; Radio-isotope cameras
    • G01T1/2928Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions; Radio-isotope cameras using solid state detectors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays

Description

本発明は、自動露出制御を行う放射線画像検出装置および放射線撮影システムに関する。
医療分野において、放射線、例えばX線を利用したX線撮影システムが知られている。X線撮影システムは、X線を被検体に向けて照射するX線源、被検体を透過したX線を受けてX線画像を検出するX線画像検出装置、X線源とX線画像検出装置の駆動を制御する制御装置、およびX線の照射開始指示を入力するための照射スイッチを有している。
最近のX線撮影システムの分野では、X線フイルムやイメージングプレート(IP)に代わり、フラットパネルディテクタ(FPD;flat panel detector)を検出パネルとして用いたX線画像検出装置が普及している。FPDには、X線の到達線量に応じた信号電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配列されている。FPDは、画素毎に信号電荷を蓄積し、蓄積した信号電荷を信号処理回路で電圧信号に変換することで、被検体の画像情報を表すX線画像を検出し、これをデジタルな画像データとして出力する。
FPDを直方体形状の筐体に内蔵した電子カセッテ(可搬型のX線画像検出装置)も実用化されている。電子カセッテは、撮影台に据え付けられて取り外し不可なタイプと違って、フイルムカセッテやIPカセッテ用の既存の撮影台や専用の撮影台に着脱可能に取り付けて使用される他、据え付け型では撮影困難な部位を撮影するためにベッド上に置いたり被検体自身に持たせたりして使用される。また、自宅療養中の高齢者や、事故、災害等による急病人を撮影するため、撮影台の設備がない病院外に持ち出して使用されることもある。
従来、X線画像検出装置と制御装置間の画像データ等の遣り取りは有線通信が主であったが、特に電子カセッテでは撮影台にセットする以外の用途で撮影時にケーブルが邪魔になることがあるため、無線通信機能を備えケーブルレスで撮影が可能な機種も開発されている。しかし無線通信は有線通信と比べて通信速度が遅く、また通信電波による誤作動の心配があり心臓にペースメーカをつけた患者に対して積極的に使いにくいという事情があるため、特許文献1のように無線通信機能だけでなく有線通信機能も搭載しておき、電子カセッテが撮影台にセットされたときは無線通信を禁止して有線通信に切り替える等、状況に応じて使い分けているのが実情である。
無線通信機能と有線通信機能を両方搭載したX線画像検出装置は、無線通信時は外部からの電源供給の術がないためバッテリを内蔵している。有線通信時は外部から電源供給を受けることができ、バッテリも充電することができる。また無線通信と比べて通信障害も起きにくい。このため、無線通信機能と有線通信機能を両方搭載したX線画像検出装置は、ケーブルが接続されたときは有線通信に切り替えている。
また、被検体を透過したX線の線量を検出する線量検出センサを設けて、線量検出センサで検出した線量の積算値(累積線量)が予め設定した閾値に達したら、または累積線量が閾値に達すると予想される時間を算出して予想時間が経過したら、X線源によるX線の照射を停止させ、X線画像検出装置では蓄積動作から読み出し動作に移行させる自動露出制御(AEC;Automatic Exposure Control)も行われている。
特許文献2には、撮影用の画素の一部を線量検出センサとして利用し、X線の照射を停止させるための信号(照射停止信号)を制御装置と有線で遣り取りするX線画像検出装置が記載されている。
特開2008−154721号公報 特開2002−000590号公報
上述のように、有線通信は様々なメリットがあるが、照射停止信号を含むAEC用の信号に関しては必ずしもそうとはいえない。というのは、特許文献2のようにAEC用の信号を有線通信するシステムを組んだ場合、ネットワーク系の障害でAEC用の信号が通信できなくなったときにすぐに復帰することが難しいからである。
具体的には、有線通信の障害の原因としてはケーブルの断線やコネクタの接触不良、ハブ等の中継装置を介する場合はその故障、あるいはネットワーク接続された他の装置の故障等が考えられ、通信障害の原因の特定に相当な時間が掛かる。原因の特定に時間が掛かれば、当然復帰までの時間も長引く。AEC用の信号の通信が復帰しなければその間撮影を行うこともできず、患者を待たせてしまうという致命的な問題が生じる。
特許文献1、2には、AEC用の信号の通信障害への迅速な対処という課題は記載されておらず、いうまでもなくその解決方法も記載されていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、自動露出制御用の信号の通信障害に迅速に対処することができる放射線画像検出装置および放射線撮影システムを提供することを目的とする。
本発明の放射線画像検出装置は、放射線源から照射された放射線の到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルと、線量検出センサで検出された前記到達線量の積算値と予め設定された閾値とを比較し、該比較結果に基づき前記到達線量の積算値が目標値に達したか否かを判定する自動露出制御手段と、制御装置との信号の遣り取りを無線で行う無線通信手段および有線で行う有線通信手段であり、制御装置からのケーブルが接続された際には、前者から後者に通信機能が切り替わる無線通信手段および有線通信手段とを備え、前記自動露出制御手段と制御装置との自動露出制御用の信号の遣り取りは常に前記無線通信手段で行うことを特徴とする。
前記自動露出制御用の信号は、少なくとも放射線源による放射線の照射を停止させる照射停止信号を含む。
制御装置からのケーブルが接続された際、前記検出パネルから出力された放射線画像の遣り取りは前記有線通信手段で行う。
前記有線通信手段と制御装置間で通信障害が起きた場合に、前記検出パネルから出力された放射線画像を一時蓄積する記憶手段を備えることが好ましい。
制御装置からのケーブルが接続された際、放射線源による放射線の照射を開始させる照射開始信号の遣り取りも前記有線通信手段で行う。また、前記有線通信手段と制御装置間で通信障害が起きた場合に、線量検出センサで検出された前記到達線量に基づき放射線源による放射線の照射開始を判定し、照射開始と判定した場合に前記検出パネルを蓄積動作に遷移させる制御手段を備えることが好ましい。
前記無線通信手段は、アドホック通信で前記自動露出制御用の信号を遣り取りする。あるいはビーコンで前記自動露出制御用の信号を遣り取りする。
前記線量検出センサは前記画素の一部であることが好ましい。また、前記検出パネルが可搬型の筐体に収納された電子カセッテであることが好ましい。前記筐体を撮影台にセットしたときに、前記有線通信手段に制御装置からのケーブルが接続される構成であることが好ましい。
本発明の放射線撮影システムは、被検体に向けて放射線を照射する放射線源と、放射線の到達線量を検出する線量検出センサと、前記到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルを有する放射線画像検出装置と、前記放射線源および前記放射線画像検出装置の駆動を制御する制御装置とを備える放射線撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置は、前記線量検出センサで検出された前記到達線量の積算値と予め設定された閾値とを比較し、該比較結果に基づき前記到達線量の積算値が目標値に達したか否かを判定する自動露出制御手段、並びに前記制御装置との信号の遣り取りを無線で行う無線通信手段および有線で行う有線通信手段であり、前記制御装置からのケーブルが接続された際には、前者から後者に通信機能が切り替わる無線通信手段および有線通信手段を有し、前記自動露出制御手段と前記制御装置との自動露出制御用の信号の遣り取りは常に前記無線通信手段で行うことを特徴とする。
本発明は、自動露出制御用の信号を常に無線で遣り取りするので、通信に関わる機器が送信側と受信側だけであり、自動露出制御用の信号の通信障害時に、有線通信に比較し原因を迅速に特定し対処することができる。
X線撮影システムの構成を示す概略図である。 制御装置の内部構成を示す図である。 電子カセッテの内部構成を示すブロック図である。 検出画素の配置を説明するための図である。 AEC部の内部構成を示すブロック図である。 制御装置で設定される撮影条件を示す図である。 X線撮影におけるFPDの動作の推移を示す図である。 X線撮影の処理の流れを示すフローチャートである。 AEC用の信号と画像データの無線通信リソースの例を示す図である。 撮影台のホルダにコネクタを設けた態様を示す図である。 FPDの別の態様を示す図である。
図1において、X線撮影システム2は、X線を放射するX線管を内蔵したX線源10と、被検体を透過したX線を検出してX線画像を出力する電子カセッテ11と、X線源10や電子カセッテ11の動作制御を担う制御装置12と、被検体を立位姿勢で撮影するための立位撮影台13と、臥位姿勢で撮影するための臥位撮影台14とを有する。この他にもX線源10を所望の方向および位置にセットするための線源移動装置(図示せず)等が設けられている。
X線源10は、X線を放射するX線管と、X線管が放射するX線の照射野を限定する照射野限定器(コリメータ)とを有する。X線管は、熱電子を放出するフィラメントからなる陰極と、陰極から放出された熱電子が衝突してX線を放射する陽極(ターゲット)とを有している。照射野限定器は、例えば、X線を遮蔽する複数枚の鉛板を井桁状に配置し、X線を透過させる照射開口が中央に形成されたものであり、鉛板の位置を移動することで照射開口の大きさを変化させて、照射野を限定する。
図2に示すように、制御装置12はCPU20により全体の動作を統括的に制御される。CPU20には線源制御部21およびカセッテ制御部22が構築される。CPU20には照射スイッチ15、入力デバイス16、ディスプレイ17(ともに図1も参照)をはじめ、高電圧発生器23、メモリ24等が接続されている。
高電圧発生器23は、トランスによって入力電圧を昇圧して高圧の管電圧を発生し、高電圧ケーブルを通じてX線源10に供給する。線源制御部21は、X線源10が照射するX線のエネルギースペクトルを決める管電圧、単位時間当たりの照射量を決める管電流、およびX線の照射時間を制御する。
照射スイッチ15は、放射線技師等のオペレータによって操作される例えば二段階押しのスイッチであり、一段階押しでX線源10のウォームアップを開始させるためのウォームアップ開始信号を発生し、二段階押しでX線源10に照射を開始させるための照射開始信号を発生する。これらの信号は信号ケーブルを通じて線源制御部21に入力される。線源制御部21は、照射スイッチ15から照射開始信号を受けたときに高電圧発生器23からX線源10への電力供給を開始させる。
メモリ24は、管電圧、管電流といった撮影条件を予め数種類格納している。撮影条件は入力デバイス16を通じてオペレータにより手動で設定される。線源制御部21は、設定された撮影条件の管電圧や管電流照射時間積でX線を照射しようとする。AECはこれに対して必要十分な線量に到達したことを検出すると、線源制御部21で照射しようとしていた管電流照射時間積(照射時間)以下であってもX線の照射を停止するように機能する。目標線量に達してAECによる照射停止の判断がされる前にX線の照射が終了して線量不足に陥ることを防ぐために、X線源10の撮影条件には管電流照射時間積(照射時間でも可)の最大値が設定される。なお、設定される管電流照射時間積は、撮影部位に応じた値とすることが好ましい。
制御装置12には無線通信部25と有線通信部26とが設けられている。無線通信部25は、電子カセッテ11の検出画素58(図3参照)の出力を元にX線の照射停止タイミングを規定する場合に電子カセッテ11と無線接続される。この場合、線源制御部21は、照射スイッチ15からウォームアップ開始信号を受けたときに、無線通信部25を介して問い合わせ信号を電子カセッテ11に送信させる。電子カセッテ11は問い合わせ信号を受信すると自身が撮影可能な状態かどうかチェックを行い、撮影可能な状態である場合は照射許可信号を送信する。線源制御部21は、照射許可信号を無線通信部25で受け、さらに照射スイッチ15から照射開始信号を受けたときに高電圧発生器23からX線源10への電力供給を開始させる。また、線源制御部21は、電子カセッテ11から発せられる照射停止信号を無線通信部25で受けたときに、高電圧発生器23からX線源10への電力供給を停止させ、X線の照射を停止させる。
無線通信部25はAEC用の信号だけでなく、それ以外の撮影条件やX線画像データといった信号も電子カセッテ11と無線で遣り取りする。有線通信部26は、撮影条件や画像データ等の無線通信が不可能な場合に電子カセッテ11と有線接続される。有線通信部26は給電機能を備え、電子カセッテ11と有線接続された場合に電子カセッテ11に駆動用の電力を供給する。
カセッテ制御部22は、入力デバイス16を介したオペレータからの入力操作に応じて電子カセッテ11の動作を制御する。具体的には、電子カセッテ11の電源のオンオフ、待機モードや撮影モードへのモード切替等の制御を行う。
電子カセッテ11からのX線画像はディスプレイ17に表示される他、そのデータがメモリ24やストレージデバイス(図示せず)、あるいは制御装置12とネットワーク接続された画像蓄積サーバといったデータストレージに記憶される。
制御装置12は、患者の性別、年齢、撮影部位、撮影目的といった情報が含まれる検査オーダの入力を受け付けて、検査オーダをディスプレイ17に表示する。検査オーダは、HIS(病院情報システム)やRIS(放射線情報システム)といった患者情報や放射線検査に係る検査情報を管理する外部システムから入力されるか、オペレータにより手動入力される。検査オーダには、頭部、胸部、腹部等の撮影部位、正面、側面、斜位、PA(X線を被検体の背面から照射)、AP(X線を被検体の正面から照射)といった撮影方向が含まれる。オペレータは、検査オーダの内容をディスプレイ17で確認し、その内容に応じた撮影条件をディスプレイ17に映された操作画面を通じて入力する。
電子カセッテ11は、FPD35(図3参照)とFPD35を収容する可搬型の筐体とからなる。電子カセッテ11の筐体はほぼ矩形状で偏平な形状を有し、平面サイズはフイルムカセッテやIPカセッテ(CRカセッテとも呼ばれる)と同様の大きさ(国際規格ISO4090:2001に準拠した大きさ)である。このため、フイルムカセッテやIPカセッテ用の既存の撮影台にも取り付け可能である。
電子カセッテ11はX線撮影システム2が設置される撮影室一部屋に複数台、例えば立位撮影台13、臥位撮影台14用に二台配備される。電子カセッテ11は、FPD35の撮像面37(図3参照)がX線源10と対向する姿勢で保持されるよう、立位撮影台13、臥位撮影台14のホルダ13a、14aに着脱自在にセットされる。電子カセッテ11は、立位撮影台13や臥位撮影台14にセットするのではなく、被検体が仰臥するベッド上に置いたり被検体自身に持たせたりして単体で使用することも可能である。
図3において、電子カセッテ11には、制御装置12と無線方式または有線方式で通信するための無線通信部30および有線通信部31、バッテリ32が内蔵されている。無線通信部30および有線通信部31は、制御装置12と制御部33の画像データを含む各種情報、信号の送受信を媒介する。特に無線通信部30はAEC用の信号を制御装置12の無線通信部25と遣り取りする。バッテリ32は、無線通信する場合に電子カセッテ11の各部を動作させるための電力を供給する。バッテリ32は、薄型の電子カセッテ11内に収まるよう比較的小型のものが使用される。また、バッテリ32は、電子カセッテ11から外部に取り出して専用のクレードルにセットして充電することも可能である。バッテリ32を無線給電可能な構成としてもよい。
有線通信部31は、バッテリ32の残量不足等で電子カセッテ11と制御装置12との無線通信が不可能になった場合等に制御装置12の有線通信部26と有線接続される。有線通信部31に制御装置12からのケーブルを接続した場合、無線通信部30の機能が停止される代わりに有線通信部31の機能が働き、制御装置12との有線通信が可能になる。この際、制御装置12から電子カセッテ11への給電が可能となり、バッテリ32による電力供給が停止される。制御装置12からの電力でバッテリ32を充電してもよい。なお、ケーブル接続を検知する方法としては、コネクタとケーブルソケット間の接触電流を測定するといった従来周知の技術を用いることができる。
FPD35は、TFTアクティブマトリクス基板を有し、この基板上にX線の到達線量に応じた電荷を蓄積する複数の画素36を配列してなる撮像面37を備えている。複数の画素36は、所定のピッチで二次元にn行(x方向)×m列(y方向)のマトリクス状に配列されている。
FPD35は、X線を可視光に変換するシンチレータ(蛍光体)を有し、シンチレータによって変換された可視光を画素36で光電変換する間接変換型である。シンチレータは、CsI:Tl(タリウム賦活ヨウ化セシウム)やGOS(GdS:Tb、ガドリウムオキシサルファイド)等からなり、画素36が配列された撮像面37の全面と対向するように配置されている。なお、シンチレータとTFTアクティブマトリクス基板は、X線の入射する側からみてシンチレータ、基板の順に配置されるPSS(Penetration Side Sampling)方式でもよいし、逆に基板、シンチレータの順に配置されるISS(Irradiation Side sampling)方式でもよい。また、シンチレータを用いず、X線を直接電荷に変換する変換層(アモルファスセレン等)を用いた直接変換型のFPDを用いてもよい。さらにTFT方式の代わりにCMOS方式を用いてもよい。
画素36は、可視光の入射によって電荷(電子−正孔対)を発生する光電変換素子であるフォトダイオード38、フォトダイオード38が発生した電荷を蓄積するキャパシタ(図示せず)、および第一のスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)39を備える。なお、キャパシタを別途設けることなく、フォトダイオード38内に電荷を蓄積することも可能である。
フォトダイオード38は、電荷を発生する半導体層(例えばPIN型)とその上下に上部電極および下部電極を配した構造を有している。フォトダイオード38は、下部電極にTFT39が接続され、上部電極にはバイアス線が接続されている。バイアス線は撮像面37内の画素36の行数分(n行分)設けられて一本の結線に結束されている。結線はバイアス電源に繋がれている。結線とバイアス線を通じて、バイアス電源からフォトダイオード38の上部電極にバイアス電圧が印加される。バイアス電圧の印加により半導体層内に電界が生じ、光電変換により半導体層内で発生した電荷(電子−正孔対)は、一方がプラス、他方がマイナスの極性をもつ上部電極と下部電極に移動し、キャパシタに電荷が蓄積される。
TFT39は、ゲート電極が走査線40に、ソース電極が信号線41に、ドレイン電極がフォトダイオード38にそれぞれ接続される。走査線40と信号線41は格子状に配線されており、走査線40は撮像面37内の画素36の行数分(n行分)、信号線41は画素36の列数分(m列分)それぞれ設けられている。走査線40はゲートドライバ42に接続され、信号線41は信号処理回路45に接続される。
ゲートドライバ42は、TFT39を駆動することにより、X線の到達線量に応じた信号電荷を画素36に蓄積する蓄積動作と、画素36から信号電荷を読み出す読み出し(本読み)動作と、リセット(空読み)動作とを行わせる。制御部33は、ゲートドライバ42によって実行される上記各動作の開始タイミングを制御する。
蓄積動作ではTFT39がオフ状態にされ、その間に画素36に信号電荷が蓄積される。読み出し動作では、ゲートドライバ42から同じ行のTFT39を一斉に駆動するゲートパルスG1〜Gnを順次発生して、走査線40を一行ずつ順に活性化し、走査線40に接続されたTFT39を一行分ずつオン状態とする。画素36のキャパシタに蓄積された電荷は、TFT39がオン状態になると信号線41に読み出されて、信号処理回路45に入力される。
信号処理回路45は、積分アンプ46、CDS回路(CDS)47、マルチプレクサ(MUX)48、およびA/D変換器(A/D)49等を備える。積分アンプ46は、各信号線41に対して個別に接続される。積分アンプ46は、オペアンプ46aとオペアンプ46aの入出力端子間に接続されたキャパシタ46bとからなり、信号線41はオペアンプ46aの一方の入力端子に接続される。オペアンプ46aのもう一方の入力端子はグランド(GND)に接続される。キャパシタ46bにはリセットスイッチ46cが並列に接続されている。積分アンプ46は、信号線41から入力される電荷を積算し、アナログ電圧信号V1〜Vmに変換して出力する。各列のオペアンプ46aの出力端子には、増幅器50、CDS47を介してMUX48が接続される。MUX48の出力側には、A/D49が接続される。
CDS47はサンプルホールド回路を有し、積分アンプ46の出力電圧信号に対して相関二重サンプリングを施してノイズを除去するとともに、サンプルホールド回路で積分アンプ46の出力電圧信号を所定期間保持(サンプルホールド)する。MUX48は、シフトレジスタ(図示せず)からの動作制御信号に基づき、パラレルに接続される各列のCDS47から順に一つのCDS47を電子スイッチで選択し、選択したCDS47から出力される電圧信号V1〜VmをシリアルにA/D49に入力する。A/D49は、入力された電圧信号V1〜Vmをデジタル電圧信号に変換して、電子カセッテ11に内蔵されるメモリ51またはAEC部52に出力する。なお、MUX48とA/D49の間に増幅器を接続してもよい。また、信号線41単位でA/Dを持たせることも可能であり、その場合はA/Dの後段にMUXを配した構成となる。
MUX48によって積分アンプ46からの一行分の電圧信号V1〜Vmが読み出されると、制御部33は、積分アンプ46に対してリセットパルスRSTを出力し、リセットスイッチ46cをオンする。これにより、キャパシタ46bに蓄積された一行分の信号電荷が放電されてリセットされる。積分アンプ46をリセットした後、再度リセットスイッチ46cをオフして所定時間経過後にCDS47のサンプルホールド回路の一つをホールドし、積分アンプ46のkTCノイズ成分をサンプリングする。その後、ゲートドライバ42から次の行のゲートパルスが出力され、次の行の画素36の信号電荷の読み出しを開始させる。さらにゲートパルスが出力されて所定時間経過後に次の行の画素36の信号電荷をCDS47のもう一つのサンプルホールド回路でホールドする。これらの動作を順次繰り返して全行の画素36の信号電荷を読み出す。また、これらの処理を同時に行うパイプライン処理とすることにより、高速駆動が可能となる。
全行の読み出しが完了すると、一画面分のX線画像を表す画像データがメモリ51に記録される。この画像データは直ちにメモリ51から読み出され、無線通信部30または有線通信部31を通じて制御装置12に出力される。こうして被検体のX線画像が検出される。
メモリ51は、一画面分のX線画像データを複数撮影回分、例えば100回分記憶可能な容量をもつ。メモリ51は、通信障害で無線通信部30または有線通信部31からX線画像データの送信ができない場合、その間にFPD35から出力されたX線画像データを一時蓄積する。メモリ51に一時蓄積されたX線画像データは、通信障害が復帰したときにまとめてまたは何回かに分けて送信される。通信障害時にX線画像データを一時蓄積する記憶手段をメモリ51とは別に設けてもよい。該記憶手段を電子カセッテ11から着脱可能なリムーバブルメディアとし、通信障害時にはリムーバブルメディアを電子カセッテ11から取り外して制御装置12に直接セットしてX線画像データを吸い上げてもよい。
フォトダイオード38の半導体層には、X線の入射の有無に関わらず暗電荷が発生する。この暗電荷はバイアス電圧が印加されているために画素36のキャパシタに蓄積される。画素36において発生する暗電荷は、画像データに対してはノイズ成分となるので、これを除去するために所定時間間隔でリセット動作が行われる。リセット動作は、画素36において発生する暗電荷を、信号線41を通じて掃き出す動作である。
リセット動作は、例えば、一行ずつ画素36をリセットする順次リセット方式で行われる。順次リセット方式では、信号電荷の読み出し動作と同様、ゲートドライバ42から走査線40に対してゲートパルスG1〜Gnを順次発生して、画素36のTFT39を一行ずつオン状態にする。TFT39がオン状態になっている間、画素36から暗電荷が信号線41を通じて積分アンプ46のキャパシタ46bに流れる。リセット動作では、読み出し動作と異なり、MUX48によるキャパシタ46bに蓄積された電荷の読み出しは行われず、各ゲートパルスG1〜Gnの発生と同期して、制御部33からリセットパルスRSTが出力されてリセットスイッチ46cがオンされ、キャパシタ46bに蓄積された電荷が放電されて積分アンプ46がリセットされる。
順次リセット方式に代えて、配列画素の複数行を一グループとしてグループ内で順次リセットを行い、グループ数分の行の暗電荷を同時に掃き出す並列リセット方式や、全行にゲートパルスを入れて全画素の暗電荷を同時に掃き出す全画素リセット方式を用いてもよい。並列リセット方式や全画素リセット方式によりリセット動作を高速化することができる。
FPD35は、上述のようにゲートドライバ42および走査線40により駆動されるTFT39が接続された通常の画素36の他に、通常の画素36とは別のゲートドライバ55および走査線56で駆動するTFT57が接続された検出画素58を同じ撮像面37内に複数備えている。TFT57はゲートドライバ55からのゲートパルスg1〜gnによりオンする。検出画素58は、フォトダイオード38等の基本的な構成は画素36と全く同じで駆動源が異なるだけであり、画素36とは独立して蓄積電荷を信号線41から読み出すことが可能である。リセット動作や読み出し動作では、通常の画素36の動作を一通り終えた後、同じ要領でゲートドライバ55からゲートパルスg1〜gnを発して検出画素58のリセット動作または読み出し動作を行う。あるいはゲートドライバ42の動作と同期して同じ行の画素36と検出画素58のリセット動作または読み出し動作を同時に行う。検出画素58は、撮像面37へのX線の到達線量を検出するために利用される画素であり、AECセンサとして機能する。検出画素58は撮像面37内の画素36の数ppm〜数%程度を占める。
図4に示すように、検出画素58は、撮像面37内で局所的に偏ることなく撮像面37内に満遍なく散らばるよう、撮像面37の中心に関して左右対称な点線で示す波形の軌跡59に沿って設けられている。検出画素58は、同じ信号線41が接続された画素36の列に一個ずつ設けられ、検出画素58が設けられた列は、検出画素58が設けられない列を例えば二〜三列挟んで設けられる。検出画素58の位置はFPD35の製造時に既知であり、FPD35は全検出画素58の位置(座標)を不揮発性のメモリ(図示せず)に予め記憶している。なお、本実施形態とは逆に検出画素58を局所に集中して配置してもよく、検出画素58の配置は適宜変更可能である。例えば乳房を撮影対象とするマンモグラフィ装置では胸壁側に集中して検出画素58を配置するとよい。
ゲートドライバ55からゲートパルスを発生してTFT57をオンすると、検出画素58で発生した信号電荷は信号線41に読み出される。画素36とは別の駆動源であるため、同列にある画素36がTFT39をオフ状態とされ、信号電荷を蓄積する蓄積動作中であっても検出画素58の信号電荷を読み出すことが可能である。このとき検出画素58が接続された信号線41上の積分アンプ46のキャパシタ46bには、検出画素58で発生した電荷が流入する。画素36の蓄積動作時、TFT57がオンされて積分アンプ46に蓄積された検出画素58からの電荷は、所定のサンプリング周期でA/D49に出力される。
制御部33には、メモリ51のX線画像データに対してオフセット補正、感度補正、および欠陥補正の各種画像処理を施す回路(図示せず)が設けられている。オフセット補正回路は、X線を照射せずにFPD35から取得したオフセット補正画像をX線画像から画素単位で差し引くことで、信号処理回路45の個体差や撮影環境に起因する固定パターンノイズを除去する。
感度補正回路はゲイン補正回路とも呼ばれ、各画素36のフォトダイオード38の感度のばらつきや信号処理回路45の出力特性のばらつき等を補正する。感度補正は被検体がいない状態で所定の線量のX線を照射して得た画像から上記オフセット補正画像を差し引いた画像を元に生成した感度補正データに基づき行う。感度補正データは、被検体がいない状態で所定の線量のX線を照射したときに、オフセット補正後のX線画像に乗算することで各画素出力が一律同じになるよう、基準値からのずれを補正する係数を画素毎にもつ。例えば画素Aの出力が基準の1であるのに対して画素Bの出力が0.8であった場合、画素Bの係数は1.25(1/0.8=1.25)となる。
欠陥補正回路は、出荷時に添付される欠陥画素情報に基づき、欠陥画素の画素値を周囲の正常な画素の画素値で線形補間する。また、AECの線量検出に用いられた採光野内の検出画素58の画素値も同様に補間する。
オフセット補正画像、感度補正データは、例えば電子カセッテ11の出荷時に取得されるか、定期メンテナンス時にメーカのサービスマンが、あるいは病院の始業時間帯にオペレータが取得し、制御部33の内部メモリに記録されて補正時に読み出される。なお、上記の各種画像処理回路を制御装置12に設け、各種画像処理を制御装置12で行ってもよい。
AEC部52は、制御部33により駆動制御される。AEC部52は、検出画素58が接続された信号線41からのデジタル電圧信号(以下、線量検出信号という)をA/D49から取得し、取得した線量検出信号に基づいてAECを行う。
図5において、AEC部52は、積分回路75、比較回路76、および閾値発生回路77を有する。積分回路75は、採光野内の検出画素58からの線量検出信号の平均値、最大値、最頻値、または合計値を積算する。比較回路76は、リセット動作を繰り返す待機モードから蓄積動作を開始する撮影モードに切り替わったときに積分回路75からの線量検出信号の積算値のモニタリングを開始する。そして、積算値と閾値発生回路77から与えられる照射停止閾値とを適宜のタイミングで比較する。比較回路76は、積算値が閾値に達したら照射停止信号を出力する。なお、より早くX線の照射を停止させるために、AEC部52をA/D49の前段に配置し、アナログ信号に基づき照射停止信号を生成・出力してもよい。あるいはアナログ信号を線量検出信号として制御装置12に送信し、制御装置12の線源制御部21で照射停止信号を生成してもよい。
無線通信部30は、AEC用の信号の送受信、具体的には問い合わせ信号の受信、問い合わせ信号に対する照射許可信号の送信、照射開始信号の受信、比較回路76の出力、すなわち照射停止信号の送信を行う(照射停止信号のみ図示)。
制御装置12の無線通信部25と電子カセッテ11の無線通信部30間の無線通信方式には、アドホック通信が用いられる。アドホック通信は無線通信機器同士で直接無線通信するものである。このため、無線アクセスポイントや院内LAN、ハブ等のスイッチング装置を介して、X線撮影システム2以外の他の医療機器の通信や、電子カルテ、医用レポート、会計データ等の諸々のデータ通信も行うインフラストラクチャ通信と比較してデータ通信の遅延(ラグ)が生じにくく、データ通信の平均的な遅延時間が小さい。従ってアドホック通信はインフラストラクチャ通信よりも通信速度が高速であるといえる。
制御装置12は撮影室内に設置されることが多い。このため、制御装置12と電子カセッテ11間の照射停止信号を含むAEC用の信号の通信をアドホック通信とすれば、制御装置12と電子カセッテ11との距離が近く電波も届き易いため安定した通信を行うことができ、データ通信の遅延が生じずに高速通信も実現することができる。また、間に中継装置を介さないため、無線通信部25、30の動作チェックや部品交換のみで直ちに通信障害から復帰することができる。
なお、無線通信部25と無線通信部30間の無線通信方式としては、例えばIrDA等の赤外線通信に代表される光ビーコン、あるいは電波ビーコンを採用することが好ましい。光ビーコンや電波ビーコンは、遣り取りする信号のビット数が比較的少なく通信方式も単純で遅延が生じにくいため、目標線量に達したら直ちにX線の照射を停止させたいAEC用の信号の通信に好適である。
図6に示すように、制御装置12では入力デバイス16により撮影部位毎に撮影条件を設定可能である。撮影条件には、管電圧、管電流、検出画素58の採光野、および検出画素58の線量検出信号の積算値と比較してX線の照射停止を判断するための照射停止閾値等が記憶されている。撮影条件の情報はストレージデバイスに格納されており、入力デバイス16で指定された撮影部位に対応する撮影条件がストレージデバイスから読み出されて、無線通信部25または有線通信部26を介して電子カセッテ11に提供される。
採光野はAECに用いる検出画素58の領域を示し、診断時に最も注目すべき関心領域にあたり、且つ線量検出信号を安定して得られる部分が撮影部位毎に設定されている。例えば撮影部位が胸部の場合は、図4に点線で囲んだa、bで示すように左右の肺野の部分が採光野として設定されている。採光野はxy座標で表されており、本例のように採光野が矩形の場合は例えば対角線で結ぶ二点のxy座標が記憶されている。xy座標は、電子カセッテ11の検出画素58も含む画素36の撮像面37内における位置と対応しており、走査線40に平行な方向をx軸、信号線41に平行な方向をy軸とし、左上の画素36の座標を原点(0、0)において表現する。
図7において、撮影前、FPD35は、画素36、検出画素58の別なくリセット動作を繰り返し実行する待機モードで動作している。照射開始信号を無線通信部30で受信したとき、制御部33は、FPD35にリセット動作を終えさせて蓄積動作を開始させ、待機モードから撮影モードに切り替える。ただし、撮影条件で設定された採光野内にある検出画素58に限っては、TFT57をオンして線量検出信号を出力させる線量検出動作を開始させる。
AEC部52の比較回路76で積分回路75からの線量検出信号の積算値のモニタリングが開始される。その後、線量検出信号の積算値が照射停止閾値に達し、比較回路76からの照射停止信号が出力される。該照射停止信号が無線通信部30と無線通信部25間で遣り取りされ、これによりX線源10によるX線の照射が停止される。このとき、制御部33は、画素36、採光野外の検出画素58、採光野内の検出画素58に関わらずFPD35の動作を蓄積動作から読み出し動作へ移行させる。これにて一回の撮影が終了する。FPD35は待機モードに戻る。なお、上記読み出し動作で得られた採光野内の検出画素58の画素値は画像データとしては採用されず、欠陥補正回路で補間した画素値が採用される。なお、本例ではFPD35を破壊読み出しのTFT方式で構成し、製造時に検出画素58の配置が予め決められているため、検出画素58は欠陥画素と同じ扱いとなり欠陥補正が必要となるが、CMOS方式等の非破壊読み出し方式で構成する場合は、検出画素を含め全ての画素の蓄積電荷を画像生成に利用することができるため、欠陥補正は必須ではない。
次に、図8のフローチャートを参照して、X線撮影システム2においてX線撮影を行う場合の手順を説明する。まず、被検体を立位撮影台13の前の所定の位置に立たせるか臥位撮影台14に仰臥させ、立位または臥位のいずれかの撮影台13、14にセットされた電子カセッテ11の高さや水平位置を調節して、被検体の撮影部位と位置を合わせる。また、電子カセッテ11の位置および撮影部位の大きさに応じて、X線源10の高さや水平位置、照射野の大きさを調整する。次いで制御装置12に撮影条件を設定する。
ステップ10(S10)において、X線撮影前の待機モードでは、制御部33はFPD35にリセット動作を繰り返し行わせている。照射スイッチ15が一段階押しされて無線通信部25、78間で問い合わせ信号と照射許可信号が遣り取りされた後、照射スイッチ15が二段階押しされて制御装置12から照射開始信号が出力され、これが無線通信部30で受信されると(S11でYES)、画素36および採光野外の検出画素58がリセット動作から蓄積動作に移行され、撮影モードに切り替えられる。一方撮影条件で設定された採光野内の検出画素58はTFT57がオンされて線量検出動作に移行される(S12)。
照射スイッチ15の二段階押しによりX線源10によるX線の照射が開始される。これに伴い発生した電荷は、画素36および採光野外の検出画素58の場合はフォトダイオード38に蓄積され、採光野内の検出画素58の場合は信号線41を通じて積分アンプ46に流れ込み、線量検出信号として積分アンプ46から所定のサンプリング周期でA/D49、AEC部52に出力される。
採光野内の検出画素58からの線量検出信号はAEC部52の積分回路75に出力され、積分回路75で積算される(S13)。閾値発生回路77は、制御装置12から与えられた照射停止閾値を発生し、これを比較回路76に出力する。比較回路76では、積分回路75からの線量検出信号の積算値と閾値発生回路77からの照射停止閾値とが比較される(S14)。線量検出信号の積算値が閾値に到達すると(S15でYES)、比較回路76から照射停止信号が出力され、該照射停止信号は無線通信部30を介して無線通信部25に向けて無線送信される。また、FPD35の動作が蓄積動作から読み出し動作に移行される(S16)。
無線通信部25で照射停止信号が受信されると、制御装置12では、線源制御部21により高電圧発生器23からX線源10への電力供給が停止され、これによりX線の照射が停止される。
制御部33の各種画像処理回路により、読み出し動作でメモリ51に出力されたX線画像データに対して各種画像処理が行われ、こうして一枚分のX線画像が生成される(S17)。X線画像は無線通信部25または有線通信部26を介して制御装置12に無線または有線送信され、ディスプレイ17に表示されて診断に供される。
以上説明したように、本発明によれば、制御装置12と電子カセッテ11間が有線接続された場合であっても、照射停止信号を含むAEC用の信号は常に無線通信するので、通信障害が起きた場合、有線通信ではその原因を探るためケーブルの断線やコネクタの接触不良のチェック、あるいは制御装置12と電子カセッテ11間にハブ等の中継装置を接続している場合はその動作チェックも行わなければならないが、無線通信では無線通信部25と無線通信部30の動作チェックのみで簡単に通信障害の原因を特定することができ、速やかに通信障害から復帰することもできる。従って、通信障害により撮影が行えなくなる時間が長引いて患者を無用に待たせるといった事態に陥りにくく、アクシデントに強いといえる。
画像データが送信できない場合はメモリ51にX線画像データを一時蓄積するので、AEC用の信号の無線通信が生きていさえすれば撮影を続行することができる。メモリ51の容量を、連続して複数回撮影するトモシンセシス撮影といったメニューに耐え得る容量とすれば、画像データが送信できない状況に陥っても連続撮影を中止することなく最後まで続けることができる。
AEC用の信号はつまるところON/OFF信号であるため、画像データ等と比べて容量が極めて小さい。従って無線通信に要するパワー(電波強度)が小さくて済み、ペースメーカをつけた患者に対しても問題なく使用することができる。また、無線通信に掛かる消費電力も少なくて済む。画像データは容量が大きいので無線通信する場合は消費電力が嵩むが、ケーブルが接続された際に画像データの送受信を有線で行うよう切り替えることで消費電力を抑えることができる。
制御装置12と電子カセッテ11間のAEC用の信号をアドホック通信とすれば、制御装置12と電子カセッテ11間にハブ等の余計な装置が介在することがないので、通信障害の原因究明および復帰がよりスピーディになる。構造が単純で故障解析がしやすいビーコンを採用した場合も同様である。
なお、AEC用の信号とそれ以外の画像データ等の信号の無線通信機能のリソースは、図9の(A)に示すように共通であってもよいし、(B)に示すように別々(無線通信部30a、30b)であってもよい。リソースが共通の場合は部品点数が少なくて済み、別々の場合はAEC用の信号とそれ以外の信号の送受信タイミングがバッティングしても対処することができる。
なお、上記実施形態では、AEC用の信号として問い合わせ信号、問い合わせ信号に対する照射許可信号、照射開始信号、照射停止信号を記載したが、AEC用の信号は照射停止信号のみであることがより好ましい。この場合、電子カセッテ11と制御装置12が有線接続された際に、照射停止信号だけは無線で遣り取りし、問い合わせ信号、問い合わせ信号に対する照射許可信号、照射開始信号の送受信は画像データとともに有線通信で行う。こうすることで、バッテリの消費電力を最小化することができる。有線通信が故障したときには、X線の照射を検出画素58で検出しリセット動作を行ない蓄積状態になるように制御を切り替える。こうすることで、多少のX線のロスはあるものの有線通信による信号の遣り取りで同期をとらなくても撮影の開始が可能である。すなわち、撮影の開始はX線を検出することで可能であるが停止は通信が必ず必要となるため、AEC停止信号のみを無線で行なうようにしておけば、有線通信に障害が起きたときも継続して撮影ができるし、また上記実施形態と同様であるが無線が故障した場合は故障解析が早いため復帰も迅速である。
上記実施形態では、電子カセッテと制御装置間の無線接続を有線接続に切り替える契機として、バッテリの残量不足等でオペレータがケーブルを接続したときとしているが、図10に示すように、立位撮影台、臥位撮影台のホルダに電子カセッテをセットしたときに自動的に有線接続に切り替える構成としてもよい。
図10において、ホルダ80にはコネクタ81が設けられている。コネクタ81は、電子カセッテ82をホルダ80にセットしたときに、電子カセッテ82の一側面に配されたソケット83に差し込まれる。コネクタ81から延出されたケーブル84は、撮影台内部を通って撮影台下部から外に引き出される。電子カセッテにケーブルを繋げる作業がいらないため、操作性、利便性をさらに高めることができる。
上記実施形態では、画素36と検出画素58のサイズ等の構成を同じにしているが、図11に示すFPD100のように、画素36のフォトダイオード38の一部を検出画素101としてもよい。上記実施形態同様、画素36のTFT39、走査線40、およびゲートドライバ42とは別に、検出画素101にはTFT102、走査線103、およびゲートドライバ104が接続されて画素36とは独立して蓄積電荷を信号線41から読み出すことができる。駆動方法も上記実施形態と同様である。ただし読み出し動作時は、採光野外の検出画素101がある行は走査線40、103に同時にゲートパルスを入れ、画素36も検出画素101も同じタイミングで読み出す。こうすると画素36と検出画素101の蓄積電荷がミックスされた画像信号が得られる。この画像信号は検出画素101がない画素36とほぼ同じ値である。一方採光野内の検出画素101がある行は、画素36のみから画像信号を読み出し、この画像信号を画素36と検出画素101の面積比や出力比に基づいて補間する。
TFTを介さずにフォトダイオードを直接信号線に接続した画素を設け、これを検出画素として用いてもよい。この場合はゲートドライバの動作に関わらず、検出画素に蓄積された電荷が信号線を介して信号処理回路に流れ続ける。
また、各画素にバイアス電圧を供給するバイアス線に画素で発生する電荷に基づく電流が流れることを利用して、ある特定の画素に繋がるバイアス線の電流をモニタリングして線量を検出してもよく、全てのTFTをオフ状態にしたときに画素から漏れるリーク電荷に基づき線量を検出してもよい。さらに画素とは別に構成が異なり出力が独立したAEC用の検出画素を撮像面と同一平面に設けてもよい。さらにまた、電子カセッテとは別体で従来周知のイオンチャンバ(電離箱)といった線量検出センサを用いた場合も本発明は有効である。
上記実施形態では、線量検出信号の積算値が照射停止閾値に達したら照射停止信号を出力しているが、比較回路76で線量検出信号の積算値に基づきX線の累積線量が目標値に達すると予想される時間を算出し、算出した予想時間に達したときに照射停止信号を出力してもよい。
また、X線の照射が開始されてからX線の到達線量の積算値が目標値に達したとAEC部52で判定するまで、電子カセッテ11の無線通信部30から制御装置12の無線通信部25に向けて照射継続信号を送信し続け、無線通信部25で照射継続信号が受信されなくなったらX線の照射を停止させてもよい。上記実施形態では電子カセッテと制御装置間で照射停止信号を送受信できない状況に陥った場合はX線の照射を停止すべき時間が過ぎてもX線の照射が引き続き行われ、患者が余計な被曝をしてしまうおそれがあるが、とにかく照射継続信号の受信が途絶えたらX線の照射が停止されるため、線量不足となることはあっても、少なくとも患者が余計な被曝に晒されるおそれはない。
上記実施形態では、制御装置12と電子カセッテ11が別体である例で説明したが、制御装置12は独立した装置である必要はなく、電子カセッテ11に制御装置12の機能を搭載してもよい。制御装置12の線源制御部21とカセッテ制御部22の機能を分けて別々の制御装置としてもよい。また、可搬型のX線画像検出装置である電子カセッテに限らず、撮影台に据え付けるタイプのX線画像検出装置に適用してもよい。
さらに本発明は、X線に限らず、γ線等の他の放射線を使用する撮影システムにも適用することができる。
2 X線撮影システム
10 X線源
11,82 電子カセッテ
12 制御装置
21 線源制御部
22 カセッテ制御部
25 無線通信部
26 有線通信部
30、30a、30b 無線通信部
31 有線通信部
33 制御部
35、100 FPD
36 画素
52 AEC部
58、101 検出画素

Claims (11)

  1. 放射線源から照射された放射線の到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルと、
    線量検出センサで検出された前記到達線量の積算値と予め設定された閾値とを比較し、該比較結果に基づき前記到達線量の積算値が目標値に達したか否かを判定し、放射線源による放射線の照射を停止させる照射停止信号または放射線源による放射線の照射の継続を指示する照射継続信号を発生する自動露出制御手段と、
    制御装置との信号の遣り取りを無線で行う無線通信手段および有線で行う有線通信手段であり、制御装置からのケーブルが接続された際には、前者から後者に通信機能が切り替わる無線通信手段および有線通信手段とを備え、
    前記自動露出制御手段と制御装置との少なくとも前記照射停止信号または前記照射継続信号の遣り取りは常に前記無線通信手段で行うことを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 制御装置からのケーブルが接続された際、少なくとも前記検出パネルから出力された放射線画像の遣り取りは前記有線通信手段で行うことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記有線通信手段と制御装置間で通信障害が起きた場合に、前記検出パネルから出力された放射線画像を一時蓄積する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 制御装置からのケーブルが接続された際、放射線源による放射線の照射を開始させる照射開始信号の遣り取りも前記有線通信手段で行うことを特徴とする請求項に記載の放射線画像検出装置。
  5. 前記有線通信手段と制御装置間で通信障害が起きた場合に、線量検出センサで検出された前記到達線量に基づき放射線源による放射線の照射開始を判定し、照射開始と判定した場合に前記検出パネルを蓄積動作に遷移させる制御手段を備えることを特徴とする請求項に記載の放射線画像検出装置。
  6. 前記無線通信手段は、アドホック通信で前記照射停止信号または前記照射継続信号を遣り取りすることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記無線通信手段は、ビーコンで前記照射停止信号または前記照射継続信号を遣り取りすることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  8. 前記線量検出センサは前記画素の一部であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記検出パネルが可搬型の筐体に収納された電子カセッテであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記筐体を撮影台にセットしたときに、前記有線通信手段に制御装置からのケーブルが接続される構成であることを特徴とする請求項に記載の放射線画像検出装置。
  11. 被検体に向けて放射線を照射する放射線源と、
    放射線の到達線量を検出する線量検出センサと、
    前記到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルを有する放射線画像検出装置と、
    前記放射線源および前記放射線画像検出装置の駆動を制御する制御装置とを備える放射線撮影システムにおいて、
    前記放射線画像検出装置は、前記線量検出センサで検出された前記到達線量の積算値と予め設定された閾値とを比較し、該比較結果に基づき前記到達線量の積算値が目標値に達したか否かを判定し、放射線源による放射線の照射を停止させる照射停止信号または放射線源による放射線の照射の継続を指示する照射継続信号を発生する自動露出制御手段、
    並びに前記制御装置との信号の遣り取りを無線で行う無線通信手段および有線で行う有線通信手段であり、前記制御装置からのケーブルが接続された際には、前者から後者に通信機能が切り替わる無線通信手段および有線通信手段を有し、
    前記自動露出制御手段と前記制御装置との少なくとも前記照射停止信号または前記照射継続信号の遣り取りは常に前記無線通信手段で行うことを特徴とする放射線撮影システム。
JP2012028436A 2012-02-13 2012-02-13 放射線画像検出装置および放射線撮影システム Active JP5544383B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028436A JP5544383B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 放射線画像検出装置および放射線撮影システム
US13/721,742 US9078624B2 (en) 2012-02-13 2012-12-20 Radiation image detecting device, electronic cassette, and radiation imaging system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028436A JP5544383B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 放射線画像検出装置および放射線撮影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013162963A JP2013162963A (ja) 2013-08-22
JP5544383B2 true JP5544383B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=48945538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012028436A Active JP5544383B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 放射線画像検出装置および放射線撮影システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9078624B2 (ja)
JP (1) JP5544383B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5666412B2 (ja) * 2011-09-30 2015-02-12 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置、放射線画像検出方法およびプログラム
JP5460674B2 (ja) * 2011-11-15 2014-04-02 富士フイルム株式会社 放射線撮影装置およびその制御方法、並びに放射線撮影システム
JP6021403B2 (ja) * 2012-04-19 2016-11-09 キヤノン株式会社 放射線撮像装置
US20130279661A1 (en) * 2012-04-19 2013-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Radiant ray generation control apparatus, radiation imaging system, and method for controlling the same
US9788809B2 (en) * 2013-03-06 2017-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method and computer-readable medium storing program for radiographic imaging with elapsed time control of radiation sensor apparatus
US9554759B2 (en) * 2013-09-18 2017-01-31 Carestream Health, Inc. Digital radiography detector image readout process
JP6138754B2 (ja) * 2014-03-03 2017-05-31 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影装置の制御方法、及び放射線画像撮影装置の制御プログラム
WO2015173077A1 (en) 2014-05-16 2015-11-19 Koninklijke Philips N.V. System for controlling an x-ray detector
JP6251147B2 (ja) * 2014-09-29 2017-12-20 富士フイルム株式会社 電子カセッテおよび電子カセッテの作動方法
JP6555909B2 (ja) * 2015-03-20 2019-08-07 キヤノン株式会社 放射線撮像装置及び放射線撮像システム
KR101676426B1 (ko) 2015-07-02 2016-11-15 주식회사 디알텍 방사선 디텍터 및 이를 이용한 방사선 촬영방법
JP6723732B2 (ja) 2015-11-28 2020-07-15 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、制御装置、放射線撮像システム、および放射線撮像システムの制御方法
JP6706136B2 (ja) * 2016-04-28 2020-06-03 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像方法およびプログラム
CN106443748A (zh) * 2016-08-19 2017-02-22 黑龙江省科学院技术物理研究所 一种高精度无线辐射剂量监测装置及监测方法
JP6971613B2 (ja) * 2017-04-19 2021-11-24 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム
JP6882129B2 (ja) 2017-09-22 2021-06-02 キヤノン株式会社 放射線撮像システムおよび放射線撮像システムの制御方法
JP7071095B2 (ja) * 2017-11-15 2022-05-18 キヤノン株式会社 放射線撮像装置
JP7087435B2 (ja) * 2018-02-19 2022-06-21 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム
JP2020031960A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム
KR102101766B1 (ko) * 2018-09-11 2020-04-20 주식회사 디알텍 방사선 디텍터 및 이를 이용한 방사선 촬영방법
WO2020056614A1 (en) * 2018-09-19 2020-03-26 Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. A radiation detector with automatic exposure control and a method of automatic exposure control
JP7392289B2 (ja) * 2019-05-22 2023-12-06 コニカミノルタ株式会社 放射線画像検出装置
CN110261393A (zh) * 2019-06-20 2019-09-20 珠海格力智能装备有限公司 手操器质量的确定方法及装置
WO2021107217A1 (ko) * 2019-11-29 2021-06-03 엘지전자 주식회사 방사선 디텍터 및 이를 이용한 방사선 촬영 방법
JP2021129914A (ja) * 2020-02-21 2021-09-09 コニカミノルタ株式会社 曝射実績合算装置および放射線撮影システム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002000590A (ja) 2000-06-23 2002-01-08 Shimadzu Corp X線撮影装置
JP2002248095A (ja) * 2000-12-20 2002-09-03 Canon Inc X線デジタル撮影装置
JP4006255B2 (ja) * 2002-04-09 2007-11-14 キヤノン株式会社 放射線画像撮影装置
JP2005006979A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Canon Inc 放射線撮像装置、放射線撮像方法、及び、放射線撮像プログラム
JP2008154721A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム及び可搬型放射線画像検出装置
JP5620249B2 (ja) * 2010-03-17 2014-11-05 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影システム
US8873712B2 (en) * 2010-04-13 2014-10-28 Carestream Health, Inc. Exposure control using digital radiography detector
US8742354B2 (en) * 2010-07-26 2014-06-03 Fujifilm Corporation Radiation image capturing device and radiation image capturing method
JP5702704B2 (ja) * 2010-11-26 2015-04-15 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置、及び放射線画像撮影システム
JP5651563B2 (ja) * 2011-09-28 2015-01-14 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置
JP5557816B2 (ja) * 2011-09-28 2014-07-23 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置
US8956045B2 (en) * 2011-09-30 2015-02-17 Fujifilm Corporation Radiation imaging apparatus
JP2013104826A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置及び放射線撮影システム
JP5816316B2 (ja) * 2013-03-29 2015-11-18 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置およびその作動方法、並びに放射線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9078624B2 (en) 2015-07-14
US20130208860A1 (en) 2013-08-15
JP2013162963A (ja) 2013-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5544383B2 (ja) 放射線画像検出装置および放射線撮影システム
JP5587356B2 (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影システムの駆動制御方法および駆動制御プログラム、並びに放射線画像検出装置
JP5975733B2 (ja) 放射線画像検出装置およびその駆動制御方法、並びに放射線撮影システム
JP5914404B2 (ja) X線露出制御装置、x線画像検出装置及びx線画像撮影システム
JP5460674B2 (ja) 放射線撮影装置およびその制御方法、並びに放射線撮影システム
JP6122522B2 (ja) 放射線撮影システムおよびその作動方法、並びに放射線画像検出装置
JP5904681B2 (ja) 放射線撮影システム及びその作動方法
JP5619039B2 (ja) 放射線撮影装置および放射線撮影システム
JP5675682B2 (ja) 放射線画像検出装置及びその制御方法、並びに放射線撮影システム
CN103841891B (zh) 放射线摄影系统及其控制方法以及放射线图像检测装置
JP6008430B2 (ja) 放射線画像検出装置及びその制御方法
JP5840947B2 (ja) 放射線画像検出装置およびその駆動方法
JP5675536B2 (ja) 放射線撮影システムおよび放射線撮影システムの自動露出制御方法、並びに放射線画像検出装置
JP2012118312A (ja) 放射線画像検出装置およびその駆動制御方法
JP5775812B2 (ja) 放射線画像検出装置およびその駆動方法
JP5792569B2 (ja) 放射線撮影システムおよび放射線撮影システムの長尺撮影方法
JP2014195480A (ja) 放射線画像検出装置及び放射線画像検出装置の制御方法
JP2013188245A (ja) 放射線撮影システムおよびその駆動制御方法、並びに放射線画像検出装置
JP2014012109A (ja) 放射線撮影装置および放射線画像検出装置
JP2014090862A (ja) 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影装置および自動露出制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5544383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250