JP2002041141A - 異常検出システム - Google Patents

異常検出システム

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    • H04L41/0677Localisation of faults
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/04Monitoring the functioning of the control system

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御用のECUがネットワークを形成する被
制御装置の異常を簡易に検出する。 【解決手段】 各ECU311〜334を、常時通電と
することで車両被制御要素511〜534が作動停止状
態でも通信可能とするとともに、スリープ不可のときは
自己の識別情報を含むスリープNG通知を送信する構成
とし、ECU311〜334と通信線21〜23により
接続された異常検出装置4を、スリープNG通知を監視
することでスリープ作動に移行するまでの待ち時間を越
えて起動状態にあるECU311〜334を検出し、検
出ECU311〜334の識別情報を記憶する構成とす
る。車両被制御要素511〜534が異常のとき起動要
因が継続するから前記識別情報より異常箇所が特定でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異常検出システムに
関し、特に被制御装置に異常監視情報を収集する異常監
視ユニットが被制御装置の制御ユニットと多重通信シス
テムを形成する異常検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特にコンピュータ技術の進歩を背
景として情報通信の高度化が進んでおり、例えば自動車
においても、搭載される各種の電装品等を制御する制御
ユニットの間でやり取りされる情報量は急速に増大して
いる。そこで情報を伝達するワイヤーハーネスの数を低
減すべく多重通信システムが採用されつつある。
【0003】多重通信システムは、共通の多重通信線に
ノードとして制御ユニットが接続されてネットワークが
形成されており、制御ユニット間で多重通信線を介して
データ通信を行う。制御の種類が多岐にわたる前記自動
車等の場合には、データ通信を効率よく行うために、被
制御装置の種類等で多数のノードをノード群に分けて複
数のネットワークを形成し、属するネットワークが異な
るノード間の通信はデータ中継装置を介して行うものも
ある。
【0004】かかるネットワークのノードの一つとし
て、異常監視ユニットを接続し、異常監視ユニットにお
いて、前記制御ユニットから送信されるデータフレーム
に基づいて被制御装置や制御ユニットで発生した異常の
監視情報を収集するようにした異常検出システムがあ
る。
【0005】異常検出システムとして、特開平11−3
41572号公報には、ネットワーク内に、そのノード
数と同じビット数のチェックメモリを巡回せしめ、チェ
ックメモリが巡回してきた各ノードは自己に割り当てら
れたビットにフラグを立てて次アドレスのノードに送信
し、この送信したチェックメモリに対する応答確認フレ
ームが次アドレスのノードから無い場合にはさらに次の
アドレスのノードにチェックメモリを送信するものがあ
る。この異常検出システムでは、ネットワーク内を一巡
したときのチェックメモリのフラグから異常ノードを特
定する(第1従来例)。
【0006】また、特開平11−332086号公報に
は、電源分配装置が接続された多重通信線に電源線を並
走せしめて、電源に異常があれば多重通信線に電磁的な
影響がでるようにして、電源異常発生時に通信異常を故
意に発生せしめ、通信異常の頻度を監視して電源異常を
検出するものがある(第2従来例)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1、第2従来例では、被制御装置に異常があってもノー
ド自体に異常がなくデータフレームを正常に送信可能な
状態で発生する異常は検出することができない。
【0008】また、作動状態における被制御装置の制御
内容を記録し、その内容から異常の有無を判断すること
が考えられるが、自動車のように制御が複雑化している
ものでは、記憶容量が莫大であり、また、膨大な制御内
容のデータの中から異常のある被制御装置を特定するの
は困難をともない、分析に手間がかかる。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
被制御装置自体の異常を簡易に検出することのできる異
常検出システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、被制御装置の制御ユニットをノードとするネットワ
ークの通信線に、前記制御ユニットから送信されるデー
タフレームに基づいて前記被制御装置の異常監視情報を
収集する異常監視ユニットを前記ノードとして接続して
なる異常検出システムにおいて、前記ネットワークを、
属するすべての前記制御ユニットが、起動要因が存在し
ない状態で予め設定した待ち時間が経過するとスリープ
作動する構成とする。前記制御ユニットのそれぞれを、
前記起動要因が存在している時には自己の識別情報を含
み前記スリープ作動が不可である旨のスリープ不可通知
を送信する構成とする。前記異常監視ユニットを、前記
被制御装置が作動状態から作動停止状態に移行したこと
を検出する装置状態検出手段と、前記被制御装置が作動
停止状態に移行した後において、送信される前記スリー
プ不可通知を監視して前記待ち時間を越えて起動要因が
存続する前記制御ユニットを検出する起動ユニット検出
手段とを具備する構成とする。
【0011】被制御装置に異常がなければ、被制御装置
が作動停止状態に移行すると制御ユニットはそれぞれス
リープ作動に入る。逆に被制御装置に異常があると、被
制御装置が作動停止状態に移行し前記待ち時間が経過し
ても制御ユニットは起動状態を継続する。かかる制御ユ
ニットが送信するスリープ不可通知に基づいて異常が特
定されることとなり、被制御装置自体の異常を簡易に検
出することができる。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
の構成において、前記起動ユニット検出手段を、送信さ
れる前記スリープ不可通知を前記待ち時間よりも長い所
定周期をおいて繰り返し監視して前記待ち時間を越えて
起動要因が存続する前記制御ユニットを検出するととも
に、検出された前記制御ユニットの識別情報を順次、前
記記憶手段に出力する構成とする。
【0013】被制御装置の作動停止後における制御ユニ
ットの起動要因には、自動車のドア操作のように正常な
ものもあり、かかる場合はやがて起動要因が消滅し、ス
リープ不可通知は送信されなくなる。スリープ不可通知
を継続的に検出することで、真の異常とそうでないもの
を区別することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1または
2の発明の構成において、前記異常監視ユニットを、検
出された前記制御ユニットの識別情報を前記異常監視情
報として記憶する記憶手段を具備する構成とする。
【0015】異常監視情報を記憶手段に残すことで、作
動中の被制御装置のデータを分析することなく異常を特
定することができ、サービス工場等で異常の発生を確実
かつ簡易に知ることができる。したがって、再現性のな
い異常に対して好適に対処し得る。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項3の発明
の構成において、前記制御ユニットのそれぞれを、前記
スリープ不可通知とともに、自己のスリープ作動を不可
としている前記被制御装置の作動状態を示す作動状態情
報を含む作動状態通知を送信する構成とする。前記記憶
手段を、前記作動状態情報を前記異常監視情報として記
憶する構成とする。
【0017】被制御装置の作動状態が知られるので、異
常内容の分析を的確に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に自動車に
適用した本発明の第1実施形態になる異常検出システム
を示す。異常検出システムは自動車に適用したもので、
被制御装置である自動車の構成要素(以下、適宜、車両
構成要素という)511〜534の制御用の制御ユニッ
トであるECU311〜334がノードとして多重通信
線21,22,23に、複数(図例では3)のノード群
に分かれて接続されており、複数のネットワーク11,
12,13が形成されている。異常検出システムはこれ
らネットワーク11〜13と異常監視ユニットである異
常検出装置4とにより構成される。
【0019】各ネットワーク11〜13の多重通信線2
1〜23は、各ネットワーク11〜13のノードの一つ
としての異常検出装置4と接続されている。異常検出装
置4は、異常情報を収集するとともにデータ中継装置と
しての機能をも果たし、ECU311〜334から送信
されたデータフレームを別のネットワーク11〜13に
属するECU311〜334へと中継するようになって
いる。
【0020】第1のネットワーク11は、多重通信線2
1に、運転席ドア(D席ドア)511制御用のECU3
11、助手席ドア(P席ドア)512制御用のECU3
12、後部右側座席ドア(RR席ドア)513制御用の
ECU313、後部左側座席ドア(RLドア)514制
御用のECU314、ルーフ515制御用のECU31
5が接続されている。第2のネットワーク12は、多重
通信線22に、エンジン521制御用のECU321、
メータ522制御用のECU322、エアコン523制
御用のECU323、ABS524制御用のECU32
4、エアバッグ525制御用のECU325が接続され
ている。第3のネットワーク13は、多重通信線23
に、コンビネーションスイッチ531制御用のECU3
31、ステアリングスイッチ532制御用のECU33
2、ライト533制御用のECU333、リアスイッチ
534制御用のECU334が接続されている。
【0021】これらノード311〜334,4はすべ
て、ドア等の作動用等のように常時作動可能であること
が要求される一部の車両構成要素511〜515と同様
に、車載バッテリを有する電源6からキースイッチによ
り開閉するスイッチ回路を迂回して常時電源供給される
ようになっており、キースイッチの操作では給電は遮断
しない。したがって、キースイッチがオフ位置に回動さ
れてもノード311〜334,4間で通信が可能であ
る。
【0022】各ECU311〜334間はBEAN等の
所定の通信プロトコルにてデータフレームを送受信する
ようになっている。また、各ECU311〜334は、
通常の制御用のデータフレームの他、次の2種類のデー
タフレームを送信するようになっている。図3、図4は
このデータフレームの構造を示すものである。データフ
レームはデータ本体となるデータ領域と、付帯情報で構
成されるヘッダ領域とを備えてなり、例えばBEANプ
ロトコルでは、ヘッダ領域はプライオリティ領域、送信
先ID領域、データ領域を含んでいる。
【0023】図3に示す第1の種類のデータフレーム
は、各ECU311〜334がスリープ作動に移行可能
な状態か否か、すなわち起動要因が存在しない状態か否
かを通知するもの(以下、スリープ移行状態通知フレー
ムという)である。スリープ移行状態通知フレームはデ
ータ領域の1バイト目に自己の装置IDを示す領域を有
し、2バイト目にスリープ作動が可か不可かを示すスリ
ープOK/NGフラグの領域を有している。例えば
「0」がスリープ可(OK)を、「1」がスリープ不可
(NG)を表す。スリープ作動が可能か否かは各ECU
311〜334のI/O回路の入力等が所定の初期状態
であるか否かや送信すべきデータフレームを有している
か否か等により判断される。スリープ作動が不可である
旨のスリープOK/NGフラグがセットされたスリープ
移行状態通知フレーム(以下、適宜、スリープNG通知
フレームという)が送信されると、同じネットワーク1
1〜13に属するノード311〜334,4も起動状態
を維持し、ネットワーク11〜13単位で起動状態とな
る。
【0024】図4(A)、図4(B)に示す第2の種類
のデータフレームは、各車両構成要素511〜534の
作動状態を示す車両情報を通知するもの(以下、車両情
報通知フレームという)である。車両情報通知フレーム
はデータ領域に車両構成要素511〜534の作動状態
を示す監視領域を有している。該監視領域には、例えば
1バイト目にドアの開閉情報(図4(A))を与え、2
バイト目にキースイッチの回動位置情報(図4(B))
を与える。車両情報通知フレームは前記スリープNG通
知フレーム送信時に、これに続いて送信される。
【0025】異常検出装置4は、通信用ICや制御用の
マイクロコンピュータ等で構成されたもので、図2はそ
の機能ブロックで表してある。異常検出装置4は3つの
フレーム送受信部411,412,413を備えてお
り、フレーム送受信部411〜413は多重通信線21
〜23と1対1に接続されている。
【0026】フレーム送受信部411〜413が受信し
たデータフレームは受信フレーム格納バッファ42に、
一時、格納される。受信フレーム格納バッファ42はR
AMの所定領域が割り当てられる。格納されたデータフ
レームは、他のネットワーク11〜13に中継するデー
タフレームであれば中継処理部43がデータIDと中継
先を対応づける中継先テーブルにしたがって送信を担当
するフレーム送受信部411〜413を特定する。中継
されるデータフレームは送信を担当するフレーム送受信
部411〜413に出力された後、所定のタイミングで
送信される。
【0027】また、スリープ移行状態通知フレーム、車
両情報通知フレームを受信すると、通知フレーム処理部
44が、スリープOK/NGフラグ、装置ID、車両情
報を抽出して抽出結果を異常状態判定部45に出力す
る。
【0028】異常状態判定部45にはまた、車両電源判
定部46の判定結果およびタイマー部47のカウント出
力が入力している。前記通知フレーム処理部44、異常
状態判定部45、車両電源判定部46およびタイマー部
47により起動ユニット検出手段401を構成する。車
両電源判定部46には、キースイッチの操作によるイグ
ニッションスイッチがオフか否かが知られるように、例
えばアクセサリオン(ACC−ON)でオンする給電系
の電源電圧信号が入力しており、この電源電圧信号に基
づいて、車両電源判定部46は、キースイッチがオフ位
置からACC−ON位置等に回動してイグニッションス
イッチがオンし車両構成要素511〜534が作動状態
に入ったこと、キースイッチがオフ位置に復帰してイグ
ニッションスイッチがオフし車両構成要素511〜53
4が作動停止状態に入ったことが知られるようになって
いる。
【0029】これらの入力に基づいて異常状態判定部4
5は異常の有無を判じる。すなわち、イグニッションス
イッチオフから予め設定した時間T1 経過後もネットワ
ーク11〜13がスリープ作動に移行しない場合、スリ
ープNG通知フレームを送信したECU311〜334
に対応する車両構成要素511〜534を異常と判じ
て、当該ECU311〜334の装置IDおよび車両情
報を異常監視情報として記憶回路48に出力する。な
お、前記時間T1 は、各ECU311〜334が起動要
因がなくなってからスリープ作動に移行するまでの待ち
時間以上とする。
【0030】記憶回路48はEEPROMを具備し、バ
ッテリがあがった時にも記憶内容を保持する。
【0031】図5は異常検出装置4における作動を示す
もので、これにより本異常検出システムの作動を説明す
る。キースイッチの操作でイグニッションスイッチがオ
フし、これを車両電源判定部46が検出すると監視処理
が開始される(ステップS101)。先ずタイマー部4
7がカウントを開始し(ステップS102)、通知フレ
ーム処理部44がスリープ作動に移行しないか否か、す
なわち起動状態を維持したままか否かを判断する(ステ
ップS103)。すべてのECU311〜334からの
前記スリープOK通知フレームを受信していればスリー
プ作動に移行と判断する。ステップS103が肯定判断
されると、異常状態判定部45は、タイマー部47のカ
ウント時間が予め設定した時間T1 を越えたか否かを判
断する(ステップS104)。
【0032】そして、イグニッションスイッチオフから
スリープ作動が不可の状態が継続し、この継続時間が時
間T1 を越えると(ステップS103,S104)、続
く時間T2 の間、通知フレーム処理部44は、スリープ
NG通知フレームを監視するとともに車両情報通知フレ
ームを監視し、スリープ作動への移行が不可となってい
るECU311〜334の装置IDを抽出するととも
に、車両情報を抽出し、これらの情報を異常判定部45
に出力する(ステップS105)。これはスリープ作動
への移行が不可となっているECU311〜334が複
数の場合はすべてのECU311〜334に関して行わ
れる。
【0033】異常状態判定部45は、前記時間T2 が経
過して装置IDと車両情報とが確定すると(ステップS
106)、これらのデータが異常状態判定部45から記
憶回路48に出力されて前記EEPROMに格納される
(ステップS107)。
【0034】そして再びタイマー部47がリセットして
カウントを開始し(ステップS102)、前記ステップ
S102以降の手順が実行される。
【0035】なお、ステップS103で否定判断される
と、異常検出装置4はスリープ作動に移行する。そし
て、ウェイクアップフレームを受信せず(ステップS1
08)、かつキースイッチがオフ位置のままであれば
(ステップS109)、そのままスリープ作動を続ける
が、ウェイクアップフレームを受信すると(ステップS
108)、前記ステップS102以降の手順が実行され
る。ウェイクアップフレームを受信する場合には、例え
ば前記ドアが開かれる等の操作がなされた場合がある。
【0036】また、車両電源判定部46によりイグニッ
ションスイッチがACC−ON位置に回動したと判断さ
れると(ステップS109)、運転者により車両要素5
11〜534の作動停止状態が解除されたと判断し、監
視は終了する。
【0037】このようにして、イグニッションスイッチ
オフ後、スリープ作動に移行するまでの待ち時間よりも
長く起動状態のままのECU311〜334が検出さ
れ、対応する車両構成要素511〜534のその時の作
動状態も記憶される。
【0038】さて、イグニッションスイッチオフにより
後述するドア作動等を除き正常な起動要因は消滅してい
るのでイグニッションスイッチオフから時間T1 が経過
すれば通常はすべてのECU311〜334はスリープ
作動に入る。したがって、逆に、スリープ作動に入らな
いECU311〜334は車両構成要素511〜534
の異常によりスリープが許容されないのであるから、膨
大な量のデータの分析を行うことなく、車両構成要素5
11〜534に異常のおそれのあるECU311〜33
4をサービス工場等において簡易に知ることができる。
そして、異常の原因については、EEPROMに装置I
Dとともに記憶される車両情報から分析ができる。
【0039】また、これら装置IDと車両情報とがEE
PROMに残されることでサービス工場等が異常の発生
を確実に知ることができる。したがって、再現性のない
異常に対して好適に対処し得る。例えば、あるECUの
異常によりそのネットワーク11〜13の全ECU31
1〜334が起動状態を持続しバッテリが上がった場
合、バッテリを交換することになるが、その時、各EC
U311〜334はパワーオンリセットによる再起動を
することになるので、異常が再現しないことが往々にし
てある。かかる場合にも記憶された故障情報に基づいて
故障診断等をすることができる。
【0040】なお、電源オフ後、起動状態のままのEC
U311〜334があれば、電源オフから時間T1 後に
知られるようになっているが、前記のようにステップS
107から再びステップS102以降の手順が繰り返さ
れるので、図6に示すように、その後も、時間T1 と時
間T2 を繰り返し、その都度、装置IDおよび車両情報
が記憶回路48に記憶されていくことになる。これは、
運転者等がドア511等の操作を行うことにより車両構
成要素511〜534の異常とは関係なくECU311
〜334が起動状態を持続する場合があるので、両者を
区別するためである。すなわち、車両構成要素511〜
534の真の異常であれば起動状態のままの、異常な車
両構成要素511〜534に対応するECU311〜3
34が繰り返し検出され続けるのに対し、運転者等によ
るドア511操作等に基因する、車両構成要素511〜
534の異常と無関係なものであれば、やがてスリープ
作動に移行するので電源オフ後、1回ないし数回は異常
のおそれありとして記憶回路48に記憶されることにな
っても、その後スリープ作動に移行するから、起動状態
が持続するか否かで真の異常をそうでない場合とを明確
に分けることができる。
【0041】(第2実施形態)図7、図8に第2の実施
形態の構成を示す。第1実施形態において、異常検出装
置を別の構成に代えたものである。図中、第1実施形態
と同じ番号を付した部分は実質的に同じ作動をするの
で、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0042】異常検出装置4Aの、通知フレーム処理部
44、車両電源判定部46およびタイマー部47ととも
に起動ユニット検出手段401Aを構成する異常状態判
定部45Aは、電源オフから時間T1 の間、起動状態が
存続するECU311〜334が検出され、その装置I
Dと車両情報を記憶したらその時点で監視処理を停止す
るように構成されており、第1実施形態の図5のフロー
でいえばステップS107の後、ステップS102に戻
ることなく監視は終了する。装置IDと車両情報を記憶
するEEPROMの使用容量を小さくすることができ
る。
【0043】なお、本実施形態では、スリープ作動が不
可のECU311〜334の監視タイミングが電源オフ
から時間T1 経過時だけなので、前記ドア操作等のよう
な電源オフ直後の、車両構成要素511〜534の異常
とは無関係な起動要因によりECU311〜334が起
動状態を継続するのを、車両構成要素511〜534の
異常と誤らないように、時間T1 は、乗員が車両から離
れたとみなし得る、ある程度十分に長い時間に設定して
おくのがよい。
【0044】(第3実施形態)図9、図10に第3の実
施形態の構成を示す。第1実施形態において、各ECU
および異常検出装置を別の構成に代えたものである。図
中、第1実施形態と同じ番号を付した部分は実質的に同
じ作動をするので、第1実施形態との相違点を中心に説
明する。
【0045】ネットワーク14,15,16を構成する
各ECU341,342,343,344,345,3
51,352,353,354,355,361,36
2,363,364のそれぞれは基本的な構成が第1実
施形態のECU311〜334のそれぞれと同じで、相
違点は車両情報通知フレームを送信しないでスリープ状
態移行通知フレームのみを送信する構成となっているこ
とである。
【0046】また、これに対応して異常検出装置4B
は、車両情報通知フレームに関する処理を行わない点が
第1実施形態の異常検出装置4と異なる。すなわち、車
両電源判定部46およびタイマー部47とともに起動ユ
ニット検出手段401Bを構成する通知フレーム処理部
44Bはスリープ状態移行通知フレームのみの処理(ス
リープOK/NGフラグ、装置IDの抽出)を行い、異
常状態判定部45Bは通知フレーム処理部44Bで抽出
された前記装置IDのみを記憶回路48Bに出力する。
記憶回路48Bは装置IDのみを異常監視情報として記
憶する。
【0047】かかる構成では異常のある車両構成要素5
11〜534の作動状態は知られないが、記憶回路48
BのEEPROMの使用容量を減じることができる。
【0048】なお、第2実施形態のように、起動要因の
あるECU341〜364の検出を電源オフ後、1回だ
けとすることで、さらにEEPROMの使用容量を減じ
ることもできる。
【0049】(第4実施形態)図11、図12に第4の
実施形態の構成を示す。第1実施形態において、異常検
出装置を別の構成に代えたものである。図中、第1実施
形態と同じ番号を付した部分は実質的に同じ作動をする
ので、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0050】異常検出装置4Cはフレーム送受信部41
4が追加されている点および記憶回路に代えて通報処理
部49を備えている点が第1実施形態と異なる。フレー
ム送受信部414は通信線24を介して故障診断装置3
4と接続されている。また、通報処理部49は異常状態
判定部45から確定した装置IDと車両情報とが出力さ
れると、これを故障情報としてフレーム送受信部414
から故障診断装置34に送信する構成となっており、故
障診断装置34が故障情報を収集することができる。
【0051】なお、送信された故障情報により車室のデ
ィスプレイユニット等のウォーニングインジケータに表
示せしめて乗員に報知する構成とするのもよい。
【0052】また、故障診断装置34は通信線24によ
り異常検出装置4Cと接続する必要はなく、通信線21
〜23に接続して、フレーム送受信部414を省略する
のもよい。
【0053】なお、前記各実施形態は制御ユニットが複
数のネットワークを形成し、異常検出装置がデータ中継
の機能を有しているが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、データ中継機能を有しない異常検出装置が、
複数あるネットワークのうちの1ノードとして接続され
ている構成でもよいし、また、制御ユニットが形成する
ネットワークは単一でもよい。
【0054】なお、車両情報により車両構成要素511
〜534が特定可能であれば、スリープ移行状態通知フ
レームは、装置IDに代えて車両情報の領域を設け、ス
リープ作動が不可のECUを識別する識別情報として、
異常検出装置が車両情報を抽出し記憶する構成でもよ
い。
【0055】また、前記各実施形態では、電源電圧判定
部46により判定されるイグニッションスイッチオフを
もって車両構成要素511〜534が作動停止状態に入
ったと判断しているが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、例えば、ドアロックをもって車両構成要素5
11〜534が作動停止状態に入ったと判断してもよい
し、あるいは、前記イグニッションスイッチオフやドア
ロック等の条件がすべて成立する場合をもって作動停止
状態に入ったと判断する構成とすることもできる。
【0056】また、記憶回路はEEPROMだけではな
く、他の不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMやバ
ッテリバックアップ可能なメモリ等により構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の異常検出システムの構成図であ
る。
【図2】前記異常検出システムの異常検出装置の構成図
である。
【図3】前記異常検出システムで送受信されるデータフ
レームの構造を示す図である。
【図4】(A)、(B)は前記異常検出システムで送受
信される別の種類のデータフレームの構造を示す図であ
る。
【図5】前記異常検出装置の作動を示すフローチャート
である。
【図6】前記異常検出装置の作動を示すタイミングチャ
ートである。
【図7】本発明の第2の異常検出システムの構成図であ
る。
【図8】前記異常検出システムの異常検出装置の構成図
である。
【図9】本発明の第3の異常検出システムの構成図であ
る。
【図10】前記異常検出システムの異常検出装置の構成
図である。
【図11】本発明の第4の異常検出システムの構成図で
ある。
【図12】前記異常検出システムの異常検出装置の構成
図である。
【符号の説明】
11,12,13,14,15,16 ネットワーク 21,22,23 多重通信線 311,312,313,314,315,321,3
22,323,324,325,331,332,33
3,334,341,342,343,344,34
5,351,352,353,354,355,36
1,362,363,364 ECU(制御ユニット,
ノード) 4,4A,4B,4C 異常検出装置(ノード) 411,412,413 フレーム送受信部 42 受信フレーム格納バッファ 43 中継処理部 44,44B 通知フレーム処理部 45,45A,45B 異常状態判定部 46 車両電源判定部(装置状態検出手段) 47 タイマー部 48 記憶回路(記憶手段) 401,401A,401B 起動ユニット検出手段 511,512,513,514,515,521,5
22,523,524,525,531,532,53
3,534 車両構成要素(被制御装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 二郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 妹尾 伸一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H223 AA10 CC08 DD03 DD09 EE04 EE17 FF08 5K048 BA42 DC04 EB01 EB02 EB08 GB03 GB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置の制御ユニットをノードとす
    るネットワークの通信線に、前記制御ユニットから送信
    されるデータフレームに基づいて前記被制御装置の異常
    監視情報を収集する異常監視ユニットを前記ノードとし
    て接続してなる異常検出システムにおいて、 前記ネットワークを、属するすべての前記制御ユニット
    が、起動要因が存在しない状態で予め設定した待ち時間
    が経過するとスリープ作動する構成とし、 前記制御ユニットのそれぞれを、前記起動要因が存在し
    ている時には、自己の識別情報を含み前記スリープ作動
    が不可である旨のスリープ不可通知を送信する構成と
    し、 前記異常監視ユニットを、前記被制御装置が作動状態か
    ら作動停止状態に移行したことを検出する装置状態検出
    手段と、 前記被制御装置が作動停止状態に移行した後において、
    送信される前記スリープ不可通知を監視して前記待ち時
    間を越えて起動要因が存続する前記制御ユニットを検出
    する起動ユニット検出手段とを具備する構成としたこと
    を特徴とする異常検出システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の異常検出システムにおい
    て、前記起動ユニット検出手段を、送信される前記スリ
    ープ不可通知を前記待ち時間よりも長い所定周期をおい
    て繰り返し監視して前記待ち時間を越えて起動要因が存
    続する前記制御ユニットを検出するとともに、検出され
    た前記制御ユニットの識別情報を順次、前記記憶手段に
    出力する構成とした異常検出システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載の異常検
    出システムにおいて、前記異常監視ユニットを、検出さ
    れた前記制御ユニットの識別情報を前記異常監視情報と
    して記憶する記憶手段を具備する構成としたことを特徴
    とする異常検出システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の異常検出システムにおい
    て、前記制御ユニットのそれぞれを、前記スリープ不可
    通知とともに、自己のスリープ作動を不可としている前
    記被制御装置の作動状態を示す作動状態情報を含む作動
    状態通知を送信する構成とし、 前記記憶手段を、前記作動状態情報を前記異常監視情報
    として記憶する構成とした異常検出システム。
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