JPH11332086A - 電源線の異常検出方法及びその装置 - Google Patents

電源線の異常検出方法及びその装置

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JPH11332086A
JPH11332086A JP12744998A JP12744998A JPH11332086A JP H11332086 A JPH11332086 A JP H11332086A JP 12744998 A JP12744998 A JP 12744998A JP 12744998 A JP12744998 A JP 12744998A JP H11332086 A JPH11332086 A JP H11332086A
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line
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power
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Yutaka Matsuda
裕 松田
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Furukawa Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源線の異常検出のために特段の装置を用い
ることなく、既存の装置を用いて確実に電源線の異常を
検出する。 【解決手段】 電源を分配する電源分配装置20,40
間で、多重信号線31と電源線32を例えばツイスト
(重なり合わせ)して併走させ、エラー検出部25で検
出された多重通信回路24,49での多重信号通信にお
ける通信エラーが、所定時間内に所定回数発生した時
に、制御部21が電源線の異常と判定し、電源線の上流
側に設けたスイッチ回路22を用いて電源供給を遮断す
るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源線の異常を検
出する電源線の異常検出装置に関し、特に電源線に併走
する多重信号線での通信エラーを検出して、上記電源線
のショートを検出する電源線の異常検出方法及びその装
置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の異常検出では、例
えば電力線の異常検出用に電流センサを設け、上記電力
線の電流を検出してその電流値から異常を検出するもの
があった。一方、例えばホール素子等の計測手段を用い
て、非接触で電力線の電流を計測してその電流値から異
常を検出するものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電流センサ
を用いたものでは、大電流検出用のセンサが高価であ
り、また上記センサに例えばシャント抵抗等を用いて電
流を検出する場合には、発熱が大きくなるので、放熱対
策が必要となり、部品点数及び製作コストが増加すると
いう問題点があった。また、ホール素子等の計測手段を
用いたものでは、非接触で電流を計測するために、計測
精度が低く、高精度での計測ができないという問題点が
あった。
【0004】そこで、特開平7−7842号公報に示す
ように、電力線がアースにショートした時に発生する電
磁波を検出して、異常発生を検知する技術もあるが、こ
の場合には、電磁波を検出する検出手段や上記電磁波を
周波数解析する解析手段等が別に必要となり、特にこの
発明を設置スペースが限られた自動車等の車両における
電源線の異常検出に用いる場合には不適切であるととも
に、製作コストが高価になるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、電源線の異常検出のために特段の装置を用いること
なく、既存の装置を用いて確実に電源線の異常を検出で
きる電源線の異常検出方法及びその装置を提供すること
を目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記異常を検
出した時に電源線の保護を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、多重通信回路からなる多重通信手段を
備えた複数の多重ノードを、多重信号線と電源線を併走
させて接続させるとともに、前記多重通信手段間で前記
多重信号線を介して多重信号を通信する多重信号通信に
て、前記多重通信手段による通信エラーの発生を検出す
るエラー検出部からなる検出手段と、制御部からなり、
前記検出された通信エラーの発生回数を計測する計測手
段及び前記通信エラーが所定時間内に所定回数発生した
時に前記電源線の異常と判定する判定手段とを備えた電
源線の異常検出装置が提供される。源線の異常と判定す
る判定手段とを備えた電源線の異常検出装置が提供され
る。
【0008】すなわち、電源を分配する電源分配装置か
らなる多重ノード間で、前記多重信号線と電源線を例え
ばツイスト(重なり合わせ)して併走させ、多重信号通
信における通信エラーが所定時間内に所定回数発生した
時に、電源線の異常と判定し、例えば電源線の上流側に
設けたスイッチ回路等の遮断手段を用いて、制御部が電
源供給を遮断するように制御する。
【0009】また、多重ノード間の接続形態をバス形に
構築とするとともに、前記多重ノード間の多重信号線に
多重通信の伝送速度の基本周波数より高い周波数を遮断
するローパスフィルタからなる周波数遮断手段を備える
ようにすることも良い。
【0010】また、本発明に係る異常検出装置は、多重
ノードの多重通信手段間で前記電源線を介して多重信号
を通信する場合に用いても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る電源線の異常検出装
置の一実施形態を図1乃至図5の図面に基づいて説明す
る。
【0012】本発明に先立ち、本発明者は、電源線ショ
ートにおける通信エラーの発生測定実験を図1に示す実
験装置を用いて行った。図において、多重通信回路1
1,12間は、それぞれバスインターフェース13,1
4を介して多重信号線15で接続させて、多重通信回路
11,12間における多重信号の不平衡伝送を可能にし
ている。さらに、バッテリ16からの電源線17を多重
信号線15に併走させるとともに、その線間距離をそれ
ぞれ変えて、電源線ショート時の通信エラーの発生測定
を行った。この際、多重信号線15のバス電流は20m
Aとし、多重信号線15と電源線17の併走距離は1m
とした。なお、本実験では、多重通信回路の電源は、別
に設けた安定化電源装置18で供給して電圧変動の影響
がない状態で通信エラーの測定を行った。
【0013】その実験結果を表1に示す。ここで、通信
するデータは、1ビット期間を3つの小ビット区間に分
割し、最初の小ビット区間がバスアクティブ、最後の小
ビット区間がバスパッシブ、中間の小ビット区間でデー
タの「1」と「0」に対応してバスをアクティブ又はパ
ッシブにするものとする。本実験で測定する通信エラー
は、バスパッシブ期間が所定時間検出できないCSエラ
ーと、バスアクティブ送信時にバスパッシブを受信する
チャネルエラー及び判別不可の状態であり、表1におい
て、×がエラーの発生あり、○がエラーの発生なしを示
している。
【0014】
【表1】
【0015】この実験結果から明らかなように、多重信
号線15と電源線17との線間距離を5mm程度にした
場合でも、電源線ショートによる通信エラーの発生を認
識でき、さらにツイスト(撚り合わせ)の場合には、シ
ョート電流が40Amaxの低い値の時でも認識が可能
となった。
【0016】また、通常の通信エラーは、一般的にはビ
ットエラー率で10-6〜10-8程度であり、これは例え
ばデータ伝送速度10kビット/秒で2分〜2.5時間
に1回でるかどうかの発生頻度であり、これに対して電
源線ショートに起因した通信エラーでは、多い時には1
秒間に数回程の発生頻度になるので、両通信エラーを容
易に区別することが可能である。
【0017】そこで、本発明者は、上記実験結果に基づ
いて以下の図面に示す電源線の異常検出方法及びその装
置を提案する。図2は、本発明に係る異常検出方法を用
いた装置の第1実施例の構成を示す構成図である。図に
おいて、多重ノードを構成する電源分配装置20,40
を接続する多重通信線31と電源線32は、所定の線間
距離、例えば5mm以内で同一ケーブル33内に収納さ
れ、図示しない保護及びシールドのための金属外装やそ
の上をシースで覆ったケーブル構造になっており、電源
分配装置20,40間での1対1の多重通信を可能にし
ている。
【0018】各電源分配装置20,40は、ほぼ同様の
構成からなり、本発明の計測手段、判定手段及び制御手
段を構成するマイクロコンピュータからなる制御部2
1,41と、本発明の遮断手段を構成して次段(下流側
の電源分配装置)への電源供給を遮断するスイッチ回路
22,42と、制御部21,41によって制御されてス
イッチ回路22,42を開閉駆動するリレー駆動回路2
3,43と、本発明の多重通信手段を構成して下流側の
電源分配装置と多重通信を行うための多重通信回路2
4,44と、本発明の検出手段を構成して多重通信回路
24,44の通信エラーを検出するエラー検出部25,
45と、受信した多重信号等の各種出力信号のインター
フェース機能を有する出力回路26,46と、図示しな
いスイッチやセンサ信号等の各種入力信号のインターフ
ェース機能を有する入力回路27,47と、バッテリ1
9から電源供給を受けて電源分配装置の各回路を動作さ
せるために、例えば電圧を12Vから5Vに変換する定
電圧回路28,48とを有している。またこの他に、電
源分配装置20は、大電流及び小電流用の電源線32,
34を保護するためのヒューズ29,30を有し、電源
分配装置40は、上流側の電源分配装置20と多重通信
を行うための多重通信回路49を有している。なお、出
力回路27,47は、電源線32から電源供給を受け
て、ヒューズ等の負荷系電源ラインの保護手段とリレー
又は半導体からなるスイッチ回路で構成されるが、上記
保護とスイッチングを兼ね備えたIPS(インテリジェ
ントパワースイッチ)による構成であっても良い。
【0019】ところで、上記多重通信回路が送信する送
信メッセージは、例えば図3に示すように、開始符号S
OMの2ビット長の特殊符号で開始して、その後データ
の識別子であるデータID、各種データが続き、データ
に対するエラーチェックコードとして8ビット長の巡回
冗長符号CRCを用い、最後に終了符号EOMとして1
ビット長のバス静止状態があるものとする。また、上記
メッセージのデータは、実験と同様に、1ビット期間を
3つの小ビット区間に分割されるものとする。、実験と
同様に、1ビット期間を3つの小ビット区間に分割され
るものとする。
【0020】多重通信回路24,44は、多重信号の通
信機能の他に、通信エラーの監視機能を含んでおり、信
号の始まりにSOMが配置されているか、送信されてく
るデータが通信符号則に違反してないか、データに対す
るCRCに異常はないか、信号の終わりにEOMが配置
されているか等のチェックを行い、異常時には異常発生
の情報を制御部21,41に伝えるとともに、受信メッ
セージを廃棄して、再送信を通信相手に要求するもので
ある。多重通信回路24,44は、信号の始まりにSO
Mが発見できなかったり、信号の終わりにEOMが発見
できなかったり、データ区間での最初又は最後の小ビッ
ト区間で規則と異なる信号が検出された場合、さらにデ
ータ,CRC区間の所定の計算結果が、送られてきたC
RCコードと一致しない場合にも、通信エラーと判定す
る。
【0021】エラー検出部25,45は、多重通信回路
24,44で判定された通信エラーを検出して制御部2
1,41に出力しており、制御部21,41は、所定の
単位時間当たりの上記通信エラーの回数を計測し、上記
回数が所定回数に達すると、リレー駆動回路23,43
を制御してスイッチ回路22,42を開状態にし、下流
側の電源分配装置への電源供給を遮断する。なお、エラ
ー検出部25,45は、従来から用いられていた多重信
号の通信時や再送信時の通信エラーを検出する検出機能
を併用することができる。
【0022】次に、図2の電源線の異常検出装置を、例
えば自動車等の電源供給ラインに用いた場合について説
明する。ここで、図2に示したケーブル33が自動車の
ボディとの干渉によって電源線32の被覆が損傷し、電
源線32と上記ボディ(アース電位)とが短絡した場合
に、例えば電源線32とボディが完全に短絡した時に
は、電源線32には十分な大電流が一時的に流れるた
め、電源線32の上流にあるヒューズ29が溶断し、焼
損等の事故は防止される。
【0023】一方、断続的な短絡が生じている時には、
ヒューズ29が溶断されないため、短絡部分で火花を生
じて強力な電磁波が断続的に発生されることになる。こ
の電磁波は、通常の自動車使用時に発生するものに比べ
て極めて高いレベルであるので、併走する多重信号線3
1に対してもノイズを注入する結果となり、多重信号通
信に通信エラーを生じさせる原因となる。
【0024】そこで、本実施例では、制御部21,41
で所定時間内、例えば5秒間以内での通信エラーの発生
回数(5回以上)を計測することによって、通常の通信
エラーとは別に断続的短絡に起因した通信エラーを検出
することができる。
【0025】このように、本実施例では、電源線に多重
信号線を併走させて、多重信号通信での通信エラーが所
定時間に所定回数以上発生した時に、電源線の異常を判
定するので、電源線ショートに伴う異常を確実に検出で
きる。
【0026】また、本実施例では、多重通信回路、制御
部及びエラー検出部を既存の多重信号通信のシステムに
配置されているものを併用することが可能なので、何ら
特別の装置を必要とすることなく、電源線の異常を検出
でき、部品点数及び製作コストの増加を防ぐことができ
る。
【0027】さらに、本実施例では、電源線の上流側に
異常を検出した時に電源供給を遮断するスイッチ回路を
設けたので、異常が検出された区間での電源供給の遮断
が速やかになされて、電源線の保護を実現することがで
きる。
【0028】なお、本実施例では、多重信号線を電源線
に併走させた場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、例えば電源線の異常に対してより感度良く反応
させるために、上記電源線と多重信号線をツイストさせ
て併走させることが好適である。
【0029】また、実施例では、電源分配装置間を1対
1で接続した場合について説明したが、図4の第2実施
例のように電源分配装置間の多重信号線による接続形態
をバス形に構築することも可能である。なお、以下の図
において、図2と同様の構成部分に関しては説明の都合
上、同一符号を付記する。
【0030】図4において、本実施例では、電源分配装
置40,50における多重通信回路44,54への多重
信号線31の分岐部分の上流側に、本発明の周波数遮断
手段を構成して多重通信の伝送速度の基本周波数より高
い周波数を遮断するローパスフィルタ35,36を配設
することによって、電源線32の異常によって発生する
ノイズ成分を除去する。
【0031】このように、本実施例では、電源線の異常
を通信エラーによって検出するとともに、上記異常に伴
うノイズをローパスフィルタで除去するので、各電源分
配装置間の異常を確実に検出でき、かつ上記異常が検出
された区間を分離することが可能となる。これにより、
本実施例では、異常発生区間の1つ上流側の遮断部(ス
イッチ回路)22,42又は52で電源供給を遮断すれ
ばよいため、電源線の保護を実現できるとともに、さら
に上流側の電源分配装置では多重通信や接続された負荷
等の制御機能を継続して行うことが可能となる。
【0032】また、図5は、本発明の異常検出装置を電
源線32に対して多重信号を重畳して通信する方式に用
いた場合の第3実施例の構成を示す構成図である。本実
施例では、多重通信回路24,44,49からの多重信
号を変調して電源線32に搬送するため、上記多重通信
回路と電源線32の間に変復調回路37,38,39を
配設する必要があるが、多重信号線の除去が可能となる
利点がある。
【0033】本実施例でも、上記他の実施例と同様に、
電源線に短絡が生じた場合には、通信エラーが発生する
ので、電源線の異常検出が可能となり、上記異常を検出
した電源分配装置では、速やかに電源供給を遮断するこ
とができる。
【0034】なお、本発明は、これら実施例に限定され
るものではなく、例えば平衡伝送等にも用いることが可
能である。また、船舶等での電源線の異常検出にも、本
発明に係る電源線の異常検出方法及びその装置を用いる
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、多重
通信手段を備えた複数の多重ノードを、多重信号線と電
源線を併走させて接続させるとともに、前記多重通信手
段間で前記多重信号線を介して多重信号を通信する多重
信号通信にて、通信エラーが所定時間内に所定回数発生
した時に、電源線の異常と判定し、電源線の上流側に設
けた遮断手段を制御手段が動作制御して電源供給を遮断
するので、電源線の異常検出のために特段の装置を用い
ることなく、既存の装置を用いて確実に電源線の異常を
検出できるとともに、異常を検出した時に電源線の保護
を図ることができる。
【0036】また、本発明では、多重信号線と電源線を
ツイストして併走させることによって、多重信号通信に
おける通信エラーを検出するので、さらに確実に電源線
の異常を検出できる。
【0037】また、本発明は、多重ノードの多重通信手
段間で電源線を介して多重信号を通信する場合に用いて
も、上記と同様に確実に電源線の異常を検出できるとと
もに、異常を検出した時に電源線の保護を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信エラーの発生測定実験装置の構成を示す構
成図である。
【図2】本発明に係る異常検出方法を用いた異常検出装
置の第1実施例の構成を示す構成図である。
【図3】図2に示した多重通信回路が送信する送信メッ
セージのフォーマットを示す構成図である。
【図4】同じく、本発明の第2実施例の構成を示す構成
図である。
【図5】同じく、本発明の第3実施例の構成を示す構成
図である。
【符号の説明】
19 バッテリ 20,40,50 電源分配装置 21,41,51 制御部 22,42,52 スイッチ回路(遮断部) 23,43 リレー駆動回路 24,44,49,54 多重通信回路 25,45,55 エラー検出部 26,46 出力回路 27,47 入力回路 28,48 定電圧回路 29,30 ヒューズ 31 多重信号線 32,34 電源線 33 ケーブル 35,36 ローパスフィルタ 37〜39 変復調部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重ノード間での多重信号線を用いた多
    重信号通信にて、前記多重信号線を電源線に併走又は重
    なり合わせて併走させ、前記多重信号通信における通信
    エラーが所定時間内に所定回数発生した時に、前記電源
    線の異常と判定することを特徴とする電源線の異常検出
    方法。
  2. 【請求項2】 多重通信手段を備えた複数の多重ノード
    を、多重信号線と電源線を併走させて接続させるととも
    に、前記多重通信手段間で前記多重信号線を介して多重
    信号を通信する多重信号通信にて、 前記多重通信手段による通信エラーの発生を検出する検
    出手段と、 前記検出された通信エラーの発生回数を計測する計測手
    段と、 前記通信エラーが所定時間内に所定回数発生した時に前
    記電源線の異常と判定する判定手段とを備えたことを特
    徴とする電源線の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出装置は、前記電源線の上流
    側に電源供給を遮断する遮断手段と、前記判定手段の判
    定結果に基づいて前記遮断手段による電源供給を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載
    の電源線の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記多重信号線と電源線は、重なり合わ
    せて併走させることをことを特徴とする請求項2又は3
    に記載の電源線の異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記多重信号通信にて、前記多重ノード
    間の接続形態をバス形に構築するとともに、前記多重ノ
    ード間の多重信号線に多重通信の伝送速度の基本周波数
    より高い周波数を遮断する周波数遮断手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の電源線の異常検出
    装置。
  6. 【請求項6】 多重通信手段を備えた複数の多重ノード
    を、電源線を用いて接続させるとともに、前記多重通信
    手段間で前記電源線を介して多重信号を通信する多重信
    号通信にて、 前記電源線から多重信号を検知する検知手段と、 前記多重通信手段による通信エラーの発生を検出する検
    出手段と、 前記検出された通信エラーの発生回数を計測する計測手
    段と、 前記通信エラーが所定時間内に所定回数発生した時に前
    記電源線の異常と判定する判定手段とを備えたことを特
    徴とする電源線の異常検出装置。
  7. 【請求項7】 前記異常検出装置は、前記電源線の上流
    側に電源供給を遮断する遮断手段と、前記判定手段の判
    定結果に基づいて前記遮断手段による電源供給を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする請求項6に記載
    の電源線の異常検出装置。
  8. 【請求項8】 前記多重ノードは、電源を分配する電源
    分配装置からなることを特徴とする請求項2又は6に記
    載の電源線の異常検出装置。
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