JP2002040687A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

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JP2002040687A
JP2002040687A JP2000228222A JP2000228222A JP2002040687A JP 2002040687 A JP2002040687 A JP 2002040687A JP 2000228222 A JP2000228222 A JP 2000228222A JP 2000228222 A JP2000228222 A JP 2000228222A JP 2002040687 A JP2002040687 A JP 2002040687A
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JP2000228222A
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English (en)
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Koichi Toriyama
幸一 鳥山
Arihiko Kawahara
在彦 川原
Mikio Kadoi
幹男 角井
Satoshi Katayama
聡 片山
Rikiya Matsuo
力也 松尾
Sayaka Fujita
さやか 藤田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 380〜500nmの波長域でも高い感度特
性を有し、樹脂中でトリアリールアミン化合物の結晶化
が起こらず、残留電位が低く、環境安定性、耐摩耗性に
優れた電子写真感光体を提供し、またこの感光体と短波
長レーザーを使用することで、実用的で安定して高品位
な出力画像を得られるプロセスカートリッジ及び電子写
真装置を提供する。 【解決手段】 半導体レーザーの発振波長が380〜5
00nmの範囲にある露光光源で使用される電子写真感
光体において、該電子写真感光体が導電性支持体上に少
なくとも電荷発生層と電荷輸送層がこの順に積層された
構成を有し、該電荷輸送材料が特定の一般式(I)で示
されるトリアリールアミン化合物と特定の一般式(II)
又は特定の一般式(III)で示されるトリアリールアミ
ン化合物とを含有することを特徴とする積層型電子写真
感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体、プ
ロセスカートリッジ及び電子写真装置に関し、詳しくは
画像の高解像度化が可能な短波長の半導体レーザーに適
した電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写
真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真感光体において有機系の
光導電性材料は、その開発の進歩により、従来から用い
られてきた無機系の光導電性材料に対して一般的によく
使用されるようになってきた。これは有機系光導電性材
料を用いた電子写真感光体は感度、耐久性及び環境に対
する安定性等に若干の問題はあるが、毒性、コスト、材
料設計の自由度等の点において無機系光導電性材料に比
べ多くの利点を有しているからである。
【0003】現在一般的に実用化されている電子写真感
光体の構成としては、光導電性機能の電荷発生機能と電
荷輸送機能とをそれぞれ別個の物質に分担させた積層型
あるいは分散型の機能分離型の感光体が提案されてい
る。このような機能分離型感光体は、各々の物質の選択
範囲が広く帯電特性、感度、残留電位、繰り返し特性、
耐刷性等の電子写真特性において、最良の物質を組み合
わせることによる高性能な感光体を提供することができ
る。また、導電性支持体上に感光層を塗工することによ
り生産できるため、極めて生産性が高く、安価な感光体
を提供でき、しかも電荷発生材料を適当に選択すること
により感光波長域や光感度を自在にコントロールするこ
とができる。さらに、電荷輸送層中に含有するバインダ
ー樹脂を適宜選択することにより耐摩耗特性に優れた感
光体を設計することができるなど、有機系光導電性材料
を用いた電子写真感光体は従来からの特性の問題点を克
服するようにその性能の向上が図られていることから、
有機系の光導電性材料が無機系の光導電性材料に比べて
多用されるようになった。
【0004】レーザー光を露光用光源とする電子写真装
置としては、レーザープリンタが代表的な例であるが、
近年では複写機においてもデジタル化が進みレーザーが
露光用光源に用いられることが一般的となってきた。お
もに露光用光源として用いられるレーザーは、低コスト
で消費エネルギーが少なく軽量小型である半導体レーザ
ーが実用化されており、発振波長や出力の安定性、寿命
の点において800nm付近の近赤外領域に発振波長を
有するものが一般的なものであった。これは単に短波長
で発振するレーザーが技術的な問題から実用化にはいた
っていなかったためである。この事を受けて、レーザー
を露光光源とした電子写真装置で用いられる電荷発生材
料は、長波長領域に光を吸収して感度を有する有機化合
物、特にフタロシアニン顔料を電荷発生層に含有した積
層型感光体が開発されてきた。
【0005】さらに、電子写真装置の出力画像の画質向
上を図るために、画質の高解像度化が検討されている。
記録密度の高い高解像度の画質を達成する為にはいくつ
かの手段があるが、光学的な方法としてはレーザービー
ムのスポット径を絞り、書き込み密度を上げることが挙
げられる。そこで使用するレンズの焦点距離を短くすれ
ば良いが光学系の設計上の難しさに加え、800nm付
近の近赤外域に発振波長を持つレーザーでは、光学系の
操作でビーム径を細くしてもスポット輪郭の鮮明さが得
られにくいことがわかった。その原因はレーザー光の回
折限界にあり、これは避けることの出来ない現象であ
る。
【0006】しかし、感光体の表面に収束されるレーザ
ーのスポット径は、該スポット径をDとし、レーザービ
ームの波長をλとすると、次の式で示される関係にあ
る。 D=1.22λ/NA (式中、λはレーザービームの波長、NAはレンズ開口
数を表す) この式から、スポット径Dはレーザー光の発振波長に比
例しているために、スポット径Dを小さくするには発振
波長の短いレーザーを用いればよいことがわかる。一
方、先に述べたように発振波長の短いレーザーの開発は
発振波長の長いレーザーに比べて遅れていたが、199
0年代初頭には650nm近傍に発振波長を持つ赤色レ
ーザーが実用化された。また1995年には410nm
発振の青紫色レーザーの開発成功が発表され、その実用
化が現実味を帯びてきた。
【0007】しかし、このような青色系レーザーは、光
ディスクの記録密度を向上させるものという意味で大き
な期待が寄せられているが、電子写真装置の露光用光源
としてはほとんど期待されていなかった。それは従来の
電子写真感光体ではこの波長域に感度を示さないからで
ある。これは、従来の積層型電子写真感光体は導電性基
体の上に電荷発生層、電荷輸送層を順に積層したものが
一般的に実用化されているが、500nm以下の波長に
も吸収を示す電荷発生材料を用いれば、一般的に500
nm以下の短波長レーザーの露光にも感度を示すはずで
ある。しかし実際には電荷発生層の上に積層された電荷
輸送層、とくに電荷輸送物質が500nm以下の波長に
吸収を示すことから、露光光源として用いた短波長のレ
ーザー光が感光層の表面で吸収されて電荷発生層まで到
達できないことから、積層型電子写真感光体ではこの波
長域に感度を示さないのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般式(I)で示され
る構造をもつトリアリールアミン化合物は、短波長のレ
ーザー光を用いても吸収されないが、分子間力が強いた
めに分子間の相互作用が大きく、樹脂との相互作用が小
さいので樹脂中が結晶化しやすいという問題があった。
また、環境保護の観点から、地下水を汚染するハロゲン
系溶剤の規制が強まり、電荷輸送層用塗液の溶剤として
非ハロゲン溶剤の使用が必須となりつつある。しかし、
ハロゲン系溶剤を使わずに、一般式(I)で示される構
造をもつトリアリールアミン化合物のみで電荷輸送層塗
液を作った場合、塗膜形成後、結晶化が顕著になる。一
方、一般式(II)、(III)に示される構造をもつトリ
アリールアミン化合物は、短波長のレーザー光を用いて
も吸収されず、また分子間力が弱いため、分子間の相互
作用が小さく、逆に樹脂との相互作用の大きくなってい
るので、樹脂中できわめて結晶化しにくいという特徴が
ある。しかし、電気特性、繰り返し安定性等においては
一般式(I)にくらべて劣るという問題があった。
【0009】本発明の目的は、380〜500nmの波
長域でも高い感度特性を有し、樹脂中でトリアリールア
ミン化合物の結晶化が起こらず、残留電位が低く、環境
安定性、耐磨耗性に優れた電子写真感光体を提供し、ま
たこの感光体と短波長レーザーを使用することで、実用
的で安定して高品位な出力画像を得られるプロセスカー
トリッジ及び電子写真装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、積層形電
子写真感光体について鋭意検討した結果、該感光体の電
荷輸送層における電荷輸送材料として、一般式(I)で
示される構造のトリアリールアミン化合物と、一般式
(II)で示される構造のトリアリールアミン化合物及び
/又は一般式(III)で示される構造のトリアリールア
ミン化合物とを含有させると、380〜500nmの短
波長光でも吸収されず、十分な感度を有することができ
ることを見出し、本発明を完成するに到った。
【0011】即ち本発明は、 (1)半導体レーザーの発振波長が380〜500nm
の範囲にある露光光源で使用される電子写真感光体にお
いて、該電子写真感光体が導電性支持体上に少なくとも
電荷発生層と電荷輸送層がこの順に積層された構成を有
し、該電荷輸送材料が下記の一般式(I)で示されるト
リアリールアミン化合物と下記の一般式(II)で示され
るトリアリールアミン化合物とを含有することを特徴と
する積層型電子写真感光体、であり、
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】 (式中、R1 は、水素原子、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
換アミノ基を表す。R2 は、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
換アミノ基を表す。)
【0014】(2) 半導体レーザーの発振波長が38
0〜500nmの範囲にある露光光源で使用される電子
写真感光体において、該電子写真感光体が導電性支持体
上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層がこの順に積層
された構成を有し、該電荷輸送材料が下記の一般式
(I)で示されるトリアリールアミン化合物と下記の一
般式(III)で示されるトリアリールアミン化合物を含
有することを特徴とする積層型電子写真感光体、であ
る。
【0015】
【化8】
【0016】
【化9】 (式中、R1 は、水素原子、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
換アミノ基を表す。R3 は、アルキル基、アルコキシ基
を表す。) さらに本発明は、これらの感光体と短波長レーザーを使
用することで、実用的で安定して高品位な出力画像を得
られるプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
以下に、本発明を詳しく説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について図1を参
照して詳細に説明する。図1に本発明の一実施の形態で
ある感光体の断面図を示す。図中、1は導電性支持体
を、2は下引き層、3は電荷発生層を、4は電荷輸送層
を、5は感光層を表す。図1の感光体は、感光層5が電
荷発生層3、および電荷輸送層4の層から成る機能分離
型感光体である。
【0018】使用できる導電性支持体としては、アルミ
ニウム、ステンレス鋼、銅、ニッケルなどの金属材料、
あるいは表面にアルミニウム、銅、パラジウム、酸化
錫、酸化インジウムなどの導電性層を設けたポリエステ
ルフィルム、フェノール樹脂パイプ、紙管などの絶縁性
物質が挙げられる。導電性支持体1の形状としては、シ
ート状、ドラム状、シームレスベルト状のいずれでもよ
い。
【0019】下引き層2は、ポリビニルアルコール、カ
ゼイン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、セル
ロース類、ゼラチン、デンプン、ポリウレタン、ポリイ
ミド、ポリアミド等の有機層が使用される。中でも有機
溶媒可溶性のポリアミド樹脂は、下引き層の上に感光体
層を形成する際に用いられる溶媒に対して溶解や膨潤な
どが起こらないこと、導電性支持体との接着性に優れる
ことなどから特に好ましい。
【0020】下引き層を分散する適当な溶剤としては、
炭素数1〜4の低級アルコール及びこれらの混合液から
なる群から選ばれたアルコールと、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロ
ロプロパン、トルエン、テトラヒドロフラン、1,3−
ジオキソラン及びこれらの混合液からなる群から選ばれ
た溶剤との混合溶媒が用いられ、該溶媒で溶解し、浸漬
塗布装置等を用いて導電性基体表面に塗布する。特に、
環境保護を考えると、非ハロゲン系溶剤を用いることが
好ましい。また必要に応じて、特に下引き層の体積抵抗
率の設定、低温/低湿環境下での繰り返しエージング特
性の改善等の理由で、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化錫、
酸化インジウム、シリカ、酸化アンチモン等の無機顔料
をボールミル、ダイノーミル、超音波発振機等の分散機
を用いて分散含有させることが知られている。下引き層
中の無機顔料の割合は、30〜95重量%の範囲が好ま
しく、膜厚は0.1〜5μm程度になるように塗布され
る。
【0021】電荷発生層3は、主に電荷発生材料とバイ
ンダー樹脂とからなる。電荷発生材料としては380〜
500nmの波長の光で電荷を発生させる物質が望まし
い。具体的には、ビスアゾ化合物、トリスアゾ化合物等
のアゾ化合物、スクエアリウム化合物、アズレニウム化
合物、ペリレン系化合物、インジゴ化合物、キナクドリ
ン化合物、多環キノン化合物、シアニン色素、キサンテ
ン染料、ポリ−N−ビニルカルバゾールとトリニトロフ
ルオレノンなどからなる電荷移動錯体などが挙げられる
がこれらに限定されるものではない。また、これらは必
要に応じて2種以上混合して用いてもよい。
【0022】電荷発生層3に使用されるバインダー樹脂
としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリビニルアセ
テート、ポリアクリル酸エステル、ポリカーボネート、
ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルプロピオナー
ル、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、セルロースエステル、セルロース
エーテル等を使用できる。
【0023】電荷発生物質を分散する適当な溶剤として
は、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル
等のエステル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の非プロトン性極性溶媒等を用いること
ができる。特に、環境保護を考えると、非ハロゲン系溶
剤を用いることが好ましい。
【0024】電荷発生層3の形成方法としては、一般に
真空蒸着法、スパッタリング、CVD等の気相堆積法、
あるいは電荷発生物質をボールミル、サンドグライン
ダ、ペイントシェイカー、超音波分散機等によって粉
砕、溶剤に分散、必要に応じてバインダー樹脂を加え、
導電性支持体1がシートの場合にはベーカアプリケー
タ、バーコータ、キャスティング、スピンコート等、導
電性支持体1がドラムの場合にはスプレー法、垂直型リ
ング法、浸漬塗工法等によって適用する方法が知られて
いる。電荷発生層中の電荷発生材料の割合は、30〜9
0重量%の範囲が好ましい。電荷発生層の膜厚は、0.
05〜5μmで、好ましくは0.1から2.5μmであ
る。
【0025】電荷輸送層4に使用されるバインダー樹脂
としては、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル等のビニル重合体、及びその共
重合体、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエス
テル、ポリエステルカーボネート、ポリスルホン、ポリ
イミド、フェノキシ、エポキシ、シリコーン樹脂等が挙
げられ、またこれらの部分的架橋硬化物も使用できる。
これらを単独または2種以上混合して用いても良い。中
でも、ビスフェノールZ型ポリカーボネートが成膜性及
び耐摩耗性の点で好ましい。
【0026】電荷輸送材料を溶解(または分散)する適
当な溶剤は、電荷発生物質を分散する溶剤と実質的に異
ならず、上記に列挙した溶剤の中から選択できる。ま
た、本発明の感光体用塗布液には、酸化防止剤として、
ビタミンE、ハイドロキノン、ヒンダードアミン、ヒン
ダードフェノール、パラフェニレンジアミン、アリール
アルカンおよびそれらの誘導体、有機硫黄化合物、有機
燐化合物などを配合して用いてもよい。
【0027】電荷輸送層4の形成方法としては、導電性
支持体1がシートの場合にはベーカアプリケータ、バー
コータ、キャスティング、スピンコート等、導電性支持
体1がドラムの場合にはスプレー法、垂直型リング法、
浸漬塗工法等が用いられる。特に生産性やコストという
観点から一般的に浸漬塗工法等が好ましい。膜厚は、1
0〜50μmで、好ましくは15〜40μmである。
【0028】次いで、画像形成装置の一例を概略説明図
を示し、概略説明図で説明する。尚、本発明に係る画像
形成装置は以下に記載の内容に限定されるものではな
い。図2は、本発明の製造方法により製造された有機電
子写真感光体を搭載したレーザプリンタを示す図であ
る。レーザプリンタ30は、該感光体11、半導体レー
ザ31、接触帯電器32、現像器33、転写帯電器3
4、定着器35、及びクリーナ36を含んで構成され
る。
【0029】感光体11は、図示しない駆動手段によっ
て図中の矢符41の方向に回転可能なようにして、レー
ザプリンタに搭載される。半導体レーザ31からのレー
ザビームは、感光体11の表面に対してその長手方向
(主走査方向)に繰り返し走査される。感光体11を回
転させ、レーザビームを上述のようにして走査して結像
させることによって、感光体11の表面には静電潜像が
形成される。
【0030】接触帯電器32は、半導体レーザ31の結
像点よりも感光体11の回転方向上流側に設けられ、感
光体11の表面を均一に帯電させる。接触帯電器32は
導電性ブラシまたは導電性ローラーに正または負の直流
電圧がかけられている。接触帯電器32に印可する直流
電圧は−2000V〜+2000Vが好ましい。接触帯
電器32には前記直流電圧に加え更に交流電圧を重畳し
て脈流電圧を印可するようにしてもよい。直流電圧に重
畳する交流電圧はピーク間電圧4000V以下のものが
好ましい。接触帯電器32には瞬時に所望の電圧を印可
しても良いが、感光体を保護するために、徐々に印可電
圧を上げるようにしてもよい。
【0031】接触帯電器32は感光体11と同方向ある
いは逆方向に回転するようにしてもよいし、また回転さ
せずに感光体の外周面を摺動するようにしてもよい。更
に接触帯電器32に感光体11上の残留トナーをクリー
ニングする機能を持たせてもよい。この場合クリーニン
グ手段46を設ける必要はない。現像器33は、前記結
像点よりも回転方向下流に設けられ、感光体11にトナ
ーを供給し、静電潜像をトナー像として現像する。転写
紙は、感光体11への露光と同期して、現像器33の更
に回転方向下流側に設けられる転写帯電器34に与えら
れ、トナー像が転写紙に転写される。
【0032】転写紙は搬送ベルトによって定着器35に
搬送されて、トナー像が転写紙に定着される。このよう
にして画像が形成された転写紙は、排紙される。尚、転
写帯電器34の更に回転方向下流であって前記接触帯電
器32の回転方向上流側には、感光体11表面に残留す
るトナーを清掃するクリーナ36が図示されない除電ラ
ンプと共に設けられる。感光体11を回転させることに
よって画像形成が繰り返される。尚、レーザプリンタの
構成は図2に示されるものに限らず、本発明に係る感光
体が使用可能であれば、異なる構成であってもかまわな
い。
【0033】また、感光体11を、接触帯電器32、現
像器33及びクリーナ36のうちの少なくともいずれか
1つと一体的に構成して、プロセスカートリッジとして
もかまわない。例えば、感光体11、接触帯電器32、
現像器33及びクリーナ36の全てを組み込んだプロセ
スカートリッジ、感光体11、接触帯電器32及び現像
器36を組み込んだプロセスカートリッジ、感光体11
とクリーナ36とを組み込んだプロセスカートリッジ、
感光体11と現像器33とを組み込んだプロセスカート
リッジが構成可能である。プロセスカートリッジを用い
ると、プリンタ等における交換が容易となる。また、現
像器33としては、接触式及び非接触式のうち少なくと
もいずれか一方を用いてもかまわない。本発明による感
光体は耐摩耗性に優れるため、クリーナ36としてはブ
レードクリーナやブラシクリーナ等を用いてもかまわな
い。
【0034】
【実施例】(実施例1)導電性支持体1としてφ65m
mのアルミニウム製円筒管を用いた。これに、酸化チタ
ン粒子4重量部、バインダー樹脂として共重合ナイロン
樹脂(東レ社製:CM8000)6重量部をメチルアル
コール35重量部と1,3−ジオキソラン65重量部の
混合溶液に加えた後、その混合溶液をペイントシェーカ
ーにて8時間分散して得た下引き層用塗布液を、タンク
に満たし、上記アルミ製円筒状支持体を浸漬、引き上げ
て塗工し、1.0μmの下引き層をアルミドラム上に形
成した。次いで、下記の構造式(V)で示されるペリレ
ン顔料2部とポリビニルブチラール樹脂(エスレックB
MS:積水化学社製)1部とテトラヒドロフラン97部
とをボールミル分散機で12時間分散して、分散液を調
製し、これをタンクに満たし、前述の下引き層を設けた
アルミドラムを浸漬、引き上げて塗布し、厚さ約0.2
μmの電荷発生層3を下引き層2上に形成した。
【0035】さらに、テトラヒドロフラン1200重量
部に下記の構造式(VI)で示されるトリアリールアミン
化合物70重量部と下記の構造式(VII )で示されるト
リアリールアミン化合物30重量部と構造式(IV)で示
されるポリカーボネート樹脂(三菱ガス化学社製:ユー
ピロン(Z−400))160重量部と、シリコーン系
レベリング剤(KF−96:信越化学工業)0.001
重量部を混合したものを電荷輸送層塗工用塗布液に調製
した。上記のようにして形成された電荷発生層上に電荷
輸送層塗工用塗布液を、浸漬塗布し、110℃で1時間
乾燥を行い、厚さ約20μmの電荷輸送層を形成し、図
1に示すような積層機能分離型感光体を作製した。ここ
で、溶剤の量は、粘度、塗工性を考慮して適時変えた。
【0036】
【化10】
【0037】
【化11】
【0038】
【化12】 (比較例1)構造式(VI)(VII)で示されるトリアリ
ールアミン化合物を含有せず、構造式(VIII)で示され
るヒドラゾン化合物を含有し、そのヒドラゾン化合物を
100重量部にする以外は、実施例1と同様に感光体を
形成した。
【0039】
【化13】
【0040】(比較例2)構造式(VII)で示されるト
リアリールアミン化合物を含有せず、構造式(VI)で示
されるトリアリールアミン化合物を100重量部にする
以外は、実施例1と同様に感光体を形成した。 (比較例3)構造式(VI)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を含有せず、構造式(VII)で示されるトリア
リールアミン化合物を100重量部にする以外は、実施
例1と同様に感光体を形成した。
【0041】(実施例2)構造式(VI)で示されるトリ
アリールアミン化合物を80重量部、構造式(VII)で
示されるトリアリールアミン化合物を20重量部にする
以外は、実施例1と同様に感光体を形成した。 (実施例3)構造式(VI)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を40重量部、構造式(VII)で示されるトリ
アリールアミン化合物60重量部にする以外は、実施例
1と同様に感光体を形成した。
【0042】(比較例4)構造式(VI)で示されるトリ
アリールアミン化合物を90重量部、構造式(VII)で
示されるトリアリールアミン化合物10重量部にする以
外は、実施例1と同様に感光体を形成した。 (比較例5)構造式(VI)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を35重量部、構造式(VII)で示されるトリ
アリールアミン化合物65重量部にする以外は、実施例
1と同様に感光体を形成した。
【0043】(実施例4)構造式(VII)で示されるト
リアリールアミン化合物を、下記の構造式(IX)で示さ
れるトリアリールアミン化合物にする以外は、実施例1
と同様に感光体を形成した。
【0044】
【化14】
【0045】(比較例6)構造式(VI)で示されるトリ
アリールアミン化合物を含有せず、構造式(IX)で示さ
れるトリアリールアミン化合物を100重量部にする以
外は、実施例4と同様に感光体を形成した。 (実施例5)構造式(VI)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を80重量部、構造式(IX)で示されるトリア
リールアミン化合物20重量部にする以外は、実施例4
と同様に感光体を形成した。
【0046】(実施例6)構造式(VI)で示されるトリ
アリールアミン化合物を20重量部、構造式(IX)で示
されるトリアリールアミン化合物80重量部にする以外
は、実施例4と同様に感光体を形成した。 (比較例7)構造式(VI)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を90重量部、構造式(IX)で示されるトリア
リールアミン化合物10重量部にする以外は、実施例4
と同様に感光体を形成した。
【0047】(比較例8)構造式(VI)で示されるトリ
アリールアミン化合物を10重量部、構造式(IX)で示
されるトリアリールアミン化合物90重量部にする以外
は、実施例4と同様に感光体を形成した。 (比較例9)構造式(IV)で示されるポリカーボネート
樹脂(三菱ガス化学社製:ユーピロン(Z−400))
を、構造式(X)で示されるポリカーボネート樹脂(出
光興産社製:B−300)にする以外は、実施例1と同
様に感光体を形成した。
【0048】
【化15】
【0049】(比較例10)電荷輸送層用塗布液におけ
るシリコーン系レベリング剤(KF−96:信越化学工
業)を使用しない以外は、実施例1と同様に感光体を形
成した。 (比較例11)電荷輸送層用塗布液における溶剤テトラ
ヒドロフランをジクロロメタンにする以外は比較例3と
同様に感光体を形成した。
【0050】次に、上記のようにして作製した各感光体
について、市販のデジタル複写機(AR−F330:シ
ャープ社製)を改造した実験機(光源として日立金属
(株)製全固体青色SHGレーザーICD−430/発
振波長430nmを搭載、帯電方式は、ローラー帯電に
改造)に搭載し、初期および100,000枚の耐刷試
験後に現像部での感光体表面電位、具体的には帯電電位
を見るために、露光プロセスを除いた暗中での感光体表
面電位(帯電電位)V0、除電後の感光体表面電位(残
留電位)Vrを測定した。また、これらの各感光体の初
期および100,000枚複写後における画像特性、膜
減り量についても測定した。さらに、これらの各感光体
の結晶化による欠陥を測定した(結晶化部が1箇所でも
あった場合、実用化できないため×とした。)。各感光
体についての測定結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】表1から明らかなように、比較例2、3か
ら、電荷輸送層が下記の一般式(I)で示されるトリア
リールアミン化合物と下記の一般式(II)で示されるト
リアリールアミン化合物を含有することで結晶化の問題
と電気特性を両立できることがわかる。また、実施例
2、3、比較例4、5から、一般式(I)で示されるト
リアリールアミン化合物と一般式(II)で示されるトリ
アリールアミン化合物の比が重量比で80:20〜4
0:60で含有すると結晶化の問題と電気特性を両立で
きることがわかる。
【0053】同様に、比較例2、6から、電荷輸送層が
下記の一般式(I)で示されるトリアリールアミン化合
物と下記の一般式(III)で示されるトリアリールアミ
ン化合物を含有することで結晶化の問題と電気特性を両
立でき、実施例5、6、比較例7、8から、一般式
(I)で示されるトリアリールアミン化合物と一般式
(III)で示されるトリアリールアミン化合物の比が重
量比で80:20〜20:80で含有すると結晶化の問
題と電気特性を両立できることがわかる。
【0054】さらに、比較例9から、構造式(X)で示
されるポリカーボネートを用いた場合、耐摩耗性が悪く
10万枚後の画像でカブリが発生し、実用化できないこ
とがわかる。そして、比較例10からは、電荷輸送層に
潤滑剤を含有しないと表面性が悪くなるため、耐摩耗性
が悪化することがわかる。比較例11では、ハロゲン系
の溶剤を用いており、感光体としては優れているもの
の、環境保護の観点から実用化できない。
【0055】
【発明の効果】380〜500nmの波長域でも高い感
度特性を有し、樹脂中でトリアリールアミン化合物の結
晶化が起こらず、残留電位が低く、環境安定性、耐摩耗
性に優れた電子写真感光体を提供し、またこの感光体と
短波長レーザーを使用することで、実用的で安定して高
品位な出力画像を得られるプロセスカートリッジおよび
電子写真装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に従う積層機能分離型感光
体の例を示す模式的断面図。
【図2】本発明の製造方法により製造された有機電子写
真感光体を搭載したレーザプリンタを示す図。
【符号の説明】
1 導電性支持体 2 下引き層 3 電荷発生層 4 電荷輸送層 5 感光層 30 レーザプリンタ 11 該感光体 31 半導体レーザ 32 接触帯電器 33 現像器 34 転写帯電器 35 定着器 36 クリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角井 幹男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 片山 聡 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 松尾 力也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤田 さやか 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA13 AA14 AA35 AA37 BA05 BA12 BB26 EA14 FA27 FB07 FC05 FC08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザーの発振波長が380〜5
    00nmの範囲にある露光光源で使用される電子写真感
    光体において、該電子写真感光体が導電性支持体上に少
    なくとも電荷発生層と電荷輸送層がこの順に積層された
    構成を有し、該電荷輸送材料が下記の一般式(I)で示
    されるトリアリールアミン化合物と下記の一般式(II)
    で示されるトリアリールアミン化合物とを含有すること
    を特徴とする積層型電子写真感光体。 【化1】 【化2】 (式中、R1 は、水素原子、アルキル基、アルコキシ
    基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
    換アミノ基を表す。R2 は、アルキル基、アルコキシ
    基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
    換アミノ基を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(I)で示されるトリアリールア
    ミン化合物と一般式(II)で示されるトリアリールアミ
    ン化合物が、重量比で80:20〜40:60で含有す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 半導体レーザーの発振波長が380〜5
    00nmの範囲にある露光光源で使用される電子写真感
    光体において、該電子写真感光体が導電性支持体上に少
    なくとも電荷発生層と電荷輸送層がこの順に積層された
    構成を有し、該電荷輸送材料が下記の一般式(I)で示
    されるトリアリールアミン化合物と下記の一般式(II
    I)で示されるトリアリールアミン化合物を含有するこ
    とを特徴とする積層型電子写真感光体。 【化3】 【化4】 (式中、R1 は、水素原子、アルキル基、アルコキシ
    基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、または置
    換アミノ基を表す。R3 は、アルキル基、アルコキシ基
    を表す。)
  4. 【請求項4】 一般式(I)で示されるトリアリールア
    ミン化合物と一般式(III)で示されるトリアリールア
    ミン化合物が、重量比で80:20〜20:80で含有
    することを特徴とする請求項3記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 電荷輸送層のバインダー樹脂として、少
    なくとも下記の構造式(IV)で示されるビスフェノール
    Z型ポリカーボネートを含有することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の電子写真用感光体。 【化5】
  6. 【請求項6】 電荷輸送層に潤滑剤を含有することを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真用感
    光体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の電子写
    真用感光体の電荷輸送層用塗液であって、電荷輸送層中
    の電荷輸送物質およびバインダー樹脂を溶解しうる非ハ
    ロゲン系溶剤を含むことを特徴とする電荷輸送層用塗
    液。
  8. 【請求項8】 反転現像方式を用いた電子写真プロセス
    と請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真感光体を備
    えたことを特徴とする電子写真装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の電子写
    真感光体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段か
    らなる群より選ばれた少なくとも一つの手段を一体に支
    持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
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