JPH09281729A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Info

Publication number
JPH09281729A
JPH09281729A JP8114403A JP11440396A JPH09281729A JP H09281729 A JPH09281729 A JP H09281729A JP 8114403 A JP8114403 A JP 8114403A JP 11440396 A JP11440396 A JP 11440396A JP H09281729 A JPH09281729 A JP H09281729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituent
group
electrophotographic
general formula
atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8114403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3273543B2 (ja
Inventor
Norihiro Kikuchi
憲裕 菊地
Akio Maruyama
晶夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11440396A priority Critical patent/JP3273543B2/ja
Publication of JPH09281729A publication Critical patent/JPH09281729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3273543B2 publication Critical patent/JP3273543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電性、感度に優れ、また、電子写真プロセス
の繰り返しにおいて電位特性の安定性に富む、更に反転
現像系でも転写メモリ−の生じにくい電子写真感光体を
提供することである。 【解決手段】導電性支持体上に感光層を有し、該感光層
は電荷発生物質、有機正孔輸送物質、有機電子輸送物質
及び結着樹脂を含有し、有機正孔輸送物質は下記の化合
物、有機電子輸送物質は下記の化合物を含有することを
特徴とする電子写真感光体。 有機正孔輸送物質 有機電子輸送物質

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体並び
に該電子写真感光体を備えたプロセスカ−トリッジ及び
電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体で用いる光導電材
料としてはセレン、酸化亜鉛及びカドミウム等を主成分
とする感光層を有する無機感光体が広く用いられてき
た。これ等はある程度の感光体としての基礎特性は備え
ているが、成膜が困難である、可塑性が悪い、製造コス
トが高い等の問題がある。更に無機光導電材料は一般的
に毒性が強く、製造上並びに取り扱い上にも大きな制約
があった。
【0003】一方、有機光導電材料を主成分とする感光
体は、無機感光体の上記欠点を補う等多くの利点を有
し、近年注目を集めており、これまで数多くの提案がさ
れ、かつ、実用化されてきている。このような有機感光
体としてはポリビニルカルバゾ−ルに代表される光導電
性ポリマ−等と2,4,7−トリニトロ−9−フルオレ
ノン等のルイス酸とから形成される電荷移動錯体を主成
分とする電子写真感光体が提案されている。これ等の有
機光導電性ポリマ−は、無機光導電材料に比べて軽量
性、成膜性等の点で優れてはいるが、感度、耐久性、安
定性等の点で無機光導電材料に比べて劣っており、必ず
しも満足できるものではなかった。
【0004】一方、電荷発生機能と電荷輸送機能とをそ
れぞれ別々の物質に分担させた機能分離型電子写真感光
体が、従来の有機感光体の欠点とされていた感度や耐久
性に改善をもたらせた。このような機能分離型感光体
は、電荷発生物質と電荷輸送物質の各々の材料選択の範
囲が広く、任意の特性を有する電子写真感光体を比較的
容易に作成できるという利点を有している。
【0005】しかし、これ等機能分離型の感光体は、そ
の殆どが電荷発生層上に電荷輸送層をこの順に積層する
型の感光体であり、この構成の感光体は、負帯電プロセ
スで用いられる。このような構成を採る理由は、使用さ
れる材料を混合して単に単層として形成した感光体で
は、帯電性、感度、静電的特性の疲労現象等が実用程度
以下である場合が多いのに対し、積層型ではこれ等の欠
点が抑えられ、かつ、機械的強度に富み膜厚の設計が可
能な電荷輸送層を表面に配することで、電子写真プロセ
スに供された状態で十分な機械的耐久性を感光体に持た
せることが可能となるからである。また、高速電子写真
プロセスにおいても十分な電荷移動度を持つ有機材料
が、これまで殆どの場合、正孔輸送の性質のみを有する
ドナ−化合物に限られ、また、静電的特性の疲労現象を
極力抑え、かつ、プロセスに供された状態で感光体の機
械的強度を十分保持させるには、電荷発生と電荷移動と
の機能を層ごとに分けた機能分離型構成とし、正孔輸送
性の有機材料を有する電荷輸送層を表面に配した積層構
造の感光体がもっとも合理的とされていたためである。
しかしながら、このような機能分離型の電子写真感光体
は新たな問題を生じさせているのが現状である。
【0006】その問題の一つとして負帯電で使用される
有機感光体を用いた電子写真装置では、帯電に伴うオゾ
ンの発生量が多く、このために環境を汚染したり、感光
体が酸化されて劣化したりする恐れがあり、これを防ぐ
ために、オゾンを発生させないシステムや、装置内のオ
ゾンを回収するシステム等を必要とし、プロセスやシス
テムが複雑化するという欠点がある。また、感光体の製
造の面からも数回にわたる塗工工程及びそれらの層の膜
厚の正確な管理等コストを引き上げる要因となってい
る。
【0007】こうした問題を考慮すると、有機材料を用
いた電子写真感光体としては、正帯電プロセス用単層型
(感光層が一層からなるタイプのもの)構成が望ましい
ことが理解される。更に、該感光体がそのまま、あるい
は若干の変更で負帯電プロセスに用いることが可能であ
れば、安価で使用環境の自由度が高い利点を有する感光
体を提供することが可能となる。
【0008】これ等を達成すべく、感光体中に電荷発生
物質、有機正孔輸送物質及び有機電子輸送物質を結着樹
脂中に分散し形成した感光体等が近年数多く提案されつ
つある。例えば特開平6−123985号公報、特開平
6−130688号公報、特開平6−123984、特
開平6−123981号公報、特開平3−290666
号公報、特開平4−338760号公報、特開平5−9
92号公報、特開平6−27693号公報等が挙げられ
る。
【0009】しかし、上記公報に開示される感光体は感
度が十分でない、繰り返し使用で電位の変動が大きい、
残留電位が高い等更に改善すべき点が多く、実用上満足
できるものではなかった。また、該感光体は、近年のデ
ジタル化に対応した反転現像系では、一次帯電と転写帯
電が逆極性なため、転写の有無により帯電特性が異な
る、所謂転写メモリ−という現象(画像上濃度むらとし
て現れる)が非常に起こりやすく、その様な条件では未
だ満足できるものが全く無いのが現状であり、改善の必
要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は第一
に、帯電性、感度に優れ、また、電子写真プロセスの繰
り返しにおいても電位特性の安定性に富んだ単層の感光
層を有する電子写真感光体を提供することである。第二
に、反転現像系でも転写メモリ−が生じにくい単層の感
光層を有する電子写真感光体を提供することである。第
三に、製造が容易で、かつ、安価に提供できる単層の感
光層を有する電子写真感光体を提供することである。ま
た、該電子写真感光体を用いたプロセスカ−トリッジ及
び電子写真装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は導電性支持体上
に単層の感光層を有する電子写真感光体において、該感
光層は少なくとも電荷発生物質、有機正孔輸送物質、有
機電子輸送物質及び結着樹脂を含有し、該有機正孔輸送
物質は下記一般式(1)で示されるアリ−ルアミン化合
物であり、該有機電子輸送物質は下記一般式(2)で示
されるスチルベンキノン化合物であることを特徴とする
電子写真感光体から構成される。 一般式(1)
【化4】 [式中、Ar 、Ar 及びAr は置換基を有
してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素環
基を示し、R1及びR2は水素原子、置換基を有してもよ
いアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基また
はハロゲン原子を示し、Xは酸素原子、硫黄原子、−C
2CH2−、−CH=CH−または=CR 34(R3
びR4は水素原子または置換基を有してもよいアルキル
基を示す、)を示す。] 一般式(2)
【化5】 (式中、R5 〜R12は置換基を有してもよいアルキル
基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有し
てもよいアリ−ル基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ
基またはハロゲン原子を示す。)
【0012】また、上記一般式(1)及び(2)におい
て、Ar1〜Ar3及びR1〜R12が有してもよい置換基
としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル等のアル
キル基、フェネチル、ナフチル等のアラルキル基、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ基、フェニ
ル、ナフチル等のアリ−ル基、フッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子、ニトロ基及び
シアノ基等が挙げられる。
【0013】本発明の電子写真感光体は、帯電性と感度
及び耐久時の電位安定性に極めて優れ、低速から高速ま
での電子写真プロセスに好適であり、また、電荷発生物
質の選択により分光感度域が制御でき、白黒またはフル
カラ−用の複写機から書き込み用にLEDやレ−ザ−を
用いたペ−ジプリンタ−の感光体にまで適用することが
可能である。また、これ迄の単層型感光体で大きな問題
点の一つである反転現像系の転写メモリ−に対しても極
めて強く濃度むら等が生じず安定した画像を提供でき
る。
【0014】本発明において特に重要なのは、有機正孔
輸送物質として一般式(1)で示されるアリ−ルアミン
化合物を用い、また、有機電子輸送物質として一般式
(2)で示されるスチルベンキノン化合物を組み合わせ
て使用している点である。これにより、感光体の高感度
化、帯電特性及び耐久時の電位安定性の向上、そして反
転現像時の転写メモリ−改善が格段に図られる。
【0015】これ等の問題点が本発明で格段に改善され
る理由は完全には明らかではないが、一つには一般式
(1)で示される化合物と一般式(2)で示される化合
物の軌道の広がりや、エネルギ−準位が極めて良好な関
係にあり電子(あるいは正孔)の感光層中でのトラップ
が殆ど生じないためと考えられる。
【0016】本発明の電子写真感光体における一般式
(1)で示されるアリ−ルアミン化合物、一般式(2)
で示されるスチルベンキノン化合物の各々について具体
例を挙げて詳細に説明する。
【0017】有機正孔輸送物質として使用されるアリ−
ルアミン化合物は下記一般式(1)で示される。
【化6】 式中、Ar1 〜Ar3 は置換基を有してもよいベンゼ
ン、ナフタレン、アントラセン、ピレン等の芳香環基、
ピリジン、チオフェン、フラン、キノリン等の複素環基
を示し、R1及びR2は水素原子、置換基を有してもよい
メチル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ基または
フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子を示
し、Xは酸素原子、硫黄原子、−CH2CH2−、−CH
=CH−及び=CR34(R3及びR4は水素原子または
置換基を有してもよいメトル、エチル、プロピル等のア
ルキル基を示す、)示す。
【0018】一般式(1)で示されるアリ−ルアミン化
合物について具体例を表1〜7に示すが、これ等の化合
物に限定されるものではない。
【0019】有機電子輸送物質として使用されるスチル
ベンキノン化合物は下記一般式(2)で示される。 一般式(2)
【化7】 式中、R5 〜R12は置換基を有してもよいメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル等のアルキル基、置換基を有して
もよいベンジル、フェネチル等のアラルキル基、置換基
を有してもよいフェニル、ナフチル等のアリ−ル基、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ基、ニト
ロ基、シアノ基またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子
等のハロゲン原子を示す。
【0020】一般式(2)で示されるスチルベンキノン
化合物について具体例を表8〜12に示すが、これ等の
化合物に限定されるものではない。
【0021】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【0022】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【0023】本発明において用いられる有機正孔輸送物
質(一般式(1)で示される化合物)の感光層に占める
割合は10wt%以上、好ましくは20〜50wt%の
範囲である。
【0024】本発明において用いられる有機電子輸送物
質(一般式(2)で示される化合物)の感光層に占める
割合は1〜50wt%、好ましくは5〜40wt%であ
る。
【0025】感光層における結着樹脂の役割は電荷発生
物質の良好な分散と有機正孔輸送物質及び有機電子輸送
物質の分子状の分散ばかりではなく、電子写真プロセス
に必要とされる感光層の機械的強度も担っている。この
ため、結着樹脂の組成比が低い場合には、これ等の諸特
性が損なわれることになる。従って、感光層に占める結
着樹脂の割合は極端に低くはできない。結着樹脂の感光
層全体に占める割合は30〜90wt%、好ましくは4
0〜70wt%が適当である。
【0026】本発明において用いられる結着樹脂として
は特に限定されるものではなく、市販の樹脂を使用する
ことができる。感光層の結着樹脂に使用可能な樹脂の例
としては、ポリエステル樹脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、
ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂、セルロ
−ス、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコ−ン樹
脂、アルキド樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合樹脂等が挙げられる。
【0027】本発明において用いることのできる電荷発
生物質はセレン化合物、アモルファスシリコン、硫化カ
ドミウム、酸化亜鉛等の無機光導電性物質の粒子や、ビ
スアゾ顔料、トリスアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペ
リレン顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料、多環キ
ノン顔料等が挙げられる。これ等の電荷発生物質の感光
層に含まれる割合は0.1〜40wt%、好ましくは
0.3〜20wt%が最適である。
【0028】また、必要に応じて感光層に潤滑剤、酸化
防止剤、レベリング剤等の公知の添加物を含有してもよ
い。
【0029】本発明における感光層の厚さは5〜100
μm、最適には7〜35μmの範囲である。
【0030】本発明における導電性支持体としてはアル
ミニウム、ニッケル、銅、ステンレス等の金属板、金属
ドラムまたは金属箔、酸化スズ、ヨウ化銅等の薄膜を蒸
着あるいは塗布したプラスチックフィルムあるいはガラ
ス等が挙げられる。
【0031】また、本発明の電子写真感光体において
は、導電性及び支持体と感光層の密着性の改良を目的と
して支持体と感光層との間に下引き層を設けることもで
きる。下引き層の材料としては前記感光層に用いる結着
樹脂例に挙げた樹脂の他に、ポリアミド樹脂、ポリビニ
ルアルコ−ル、カゼイン、ポリビニルピロリドン等を用
いることができる。下引き層の膜厚は0.01〜20μ
m、最適には0.1〜5μmの範囲である。
【0032】また、更に本発明の電子写真感光体は感光
層の上に耐久性等の向上等を目的として表面保護層を設
けてもよい。
【0033】本発明の電子写真感光体の作成は、前記材
料を有機溶媒中に溶解またはボ−ルミル、サンドミル、
超音波等で分散して感光層形成液を調製し、これを浸漬
法やブレ−ド塗布法、スプレ−塗布法等で導電性支持体
上に塗布し乾燥して感光層を形成すればよい。
【0034】また、本発明は、前記本発明の電子写真感
光体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段か
らなる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支
持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴と
するプロセスカ−トリッジから構成される。
【0035】また、本発明は、前記本発明の電子写真感
光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を
有することを特徴とする電子写真装置から構成される。
【0036】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカ−トリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。図において、1はドラム状の本発明の電子写真感
光体であり、じく2を中心に矢印方向に所定の周速度で
回転駆動される。感光体1は回転過程において、一次帯
電手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一
帯電を受け、次いで、スリット露光やレ−ザ−ビ−ム走
査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光光4を
受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成
されていく。
【0037】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナ−現像され、現像されたトナ−現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピ−)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリ−ニング手段9によって転写残りトナ−の除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理がされた後、繰り返し
画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
−ラ−等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
【0038】本発明においては、上述の感光体1、一次
帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものをプロセスカ−トリッジとし
て一体に結合して構成し、このプロセスカ−トリッジを
複写機やレ−ザ−ビ−ムプリンタ−等の電子写真装置本
体に対して着脱可能に構成してもよい。例えば一次帯電
手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9の少なくと
も1つを感光体1と共に一体に支持してカ−トリッジ化
し、装置本体のレ−ル12等の案内手段を用いて装置本
体に着脱可能なプロセスカ−トリッジ11とすることが
できる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写機
やプリンタ−である場合には、原稿からの反射光や透過
光を用いる、あるいは、センサ−で原稿を読み取り、信
号化し、この信号に従って行われるレ−ザ−ビ−ムの走
査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッタ−アレイの駆
動等により照射される光である。
【0039】一方、ファクシミリのプリンタ−として使
用する場合には、画像露光光4は受信デ−タをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。コントロ−ラ−14は画像
読取部13とプリンタ−22を制御する。コントロ−ラ
−14の全体はCPU20により制御されている。画像
読取部13からの読取りデ−タは、送信回路16を通し
て相手局に送信される。相手局から受けたデ−タは受信
回路15を通してプリンタ−22に送られる。画像メモ
リには所定の画像デ−タが記憶される。プリンタ−コン
トロ−ラ−21はプリンタ−22を制御している。17
は電話である。回線18から受信された画像(回線を介
して接続されたリモ−ト端末からの画像情報)は、受信
回路15で復調された後、CPU20によって画像情報
を複号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1頁の画像が画像メモリ19に格納され
ると、その頁の画像記録を行う。CPU20は、画像メ
モリ19から1頁の画像情報を読み出し、プリンタ−コ
ントロ−ラ−21に複号化された1頁の画像情報を送出
する。プリンタ−コントロ−ラ−21は、CPU20か
らの1頁の画像情報を受け取ると、その頁の画像情報記
録を行うべくプリンタ−22を制御する。CPU20
は、プリンタ−22による記録中に、次ぎの頁の受信を
行っている。このようにして、画像の受信と記録が行わ
れる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の電子写真感光体は例えば
次のようにして作成される。
【0040】オキシチタニウムフタロシアニンをポリビ
ニルブチラ−ル、シクロヘキサノンと共にサンドミルで
分散し、これに有機正孔輸送物質と有機電子輸送物質と
ポリカ−ボネ−トZ型樹脂をクロロベンゼンに溶解した
液を加えてボ−ルミルで分散して、感光層用塗工液を調
製する。
【0042】アルミニウム支持体上にポリアミド樹脂の
メタノ−ル溶液を塗布して下引き層を形成し、この上に
上記感光層用塗工液を塗布して単層型電子写真感光体を
作成する。
【0043】また、電荷発生材料として、フタロシアニ
ン顔料を用い、電荷輸送層にポリシランを用い、他は上
記と同様にして電子写真感光体を作成する。
【0044】また、本発明のカ−トリッジは、前記本発
明の電子写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリ
−ニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一つの
手段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であ
るようにしてなる。
【0045】また、本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカ−トリッジを有する電子写真装置は、ドラム状
の本発明の電子写真感光体が所定の周速度で回転駆動さ
れる。感光体は回転過程において、一次帯電手段により
その周面に正または負の所定電位の均一帯電を受け、次
いで、スリット露光やレ−ザ−ビ−ム走査露光等の像露
光手段からの画像露光光を受け、こうして感光体の周面
に静電潜像が順次形成され、形成された静電潜像は、次
いで現像手段によりトナ−現像され、現像されたトナ−
現像像は、給紙部から感光体と転写手段との間に感光体
の回転と同期取りされて給送された転写材に、転写手段
により順次転写されていく。像転写を受けた転写材は感
光体面から分離されて像定着手段へ導入されて像定着を
受けることにより複写物(コピ−)として装置外へプリ
ントアウトされる。像転写後の感光体の表面は、クリ−
ニング手段によって転写残りトナ−の除去を受けて清浄
面化され、更に前露光手段からの前露光光により除電処
理がされた後、繰り返し画像形成に使用される。
【0046】
【実施例】
実施例1 特開平3−128973号公報に記載の方法によって製
造したオキシチタニウムフタロシアニン4gをポリビニ
ルブチラ−ル(ブチラ−ル化度65%、重量平均分子量
35000)5gを酢酸ブチル溶媒75gに溶解した液
と共にサンドミルで24時間分散した。
【0047】次に、化合物例(1)−15の有機正孔輸
送物質4.0g、化合物例(2)−16の有機電子輸送
物質4.0g及びポリカ−ボネ−ト樹脂Z型(重量平均
分子量30000)9gをクロロベンゼン70gに溶解
した液に、先に調製したオキシチタニウムフタロシアニ
ン溶解液4gを加え、ボ−ルミルで2時間分散し、感光
層塗工液を調製した。
【0048】アルミニウム支持体上にポリアミド樹脂
(商品名アミランCM−8000、東レ(株)製)の5
%メタノ−ル溶液をマイヤ−バ−で塗布し0.3μmの
下引き層を形成した上に、更にマイヤ−バ−で先に調製
した感光層塗工液を塗布し、乾燥後の膜厚が約16〜1
7μmの単層型感光層を形成し、単層型の電子写真感光
体を作成した。
【0049】作成した電子写真感光体を川口電気(株)
製静電複写紙試験装置(EPA−8100)を用いて±
6KVの印加電圧を加え、その表面電位を正または負に
帯電させて初期の表面電位Va(V)、3秒間暗減衰さ
せた後の表面電位Vd(V)と20ルックスの光源で光
照射して表面電位が1/2に減衰するのに要する露光量
E1/2(lux/sec)を測定した。
【0050】また、同様に作成した感光体シ−トをアル
ミニウム製シリンダ−上に貼り付けた後、NP−606
0(キヤノン(株)製)の改造機に装着し、表面電位V
d=+650V、露光後電位Vl=+200Vになるよ
うに設定した後、1000枚複写を繰り返して行い、そ
の後の表面電位Vd’及び露光後電位Vl’を表面電位
計を用いて測定し、複写後の表面電位の変動分ΔVd=
|Vd−Vd’|及び露光後電位の変動分ΔVl=|V
l−Vl’|を算出した。
【0051】更に半導体レ−ザ−を備えた反転現像方式
の電子写真プリンタ−であるレ−ザ−ビ−ムプリンタ−
(キヤノン(株)製LBP−SXの改造機)に、先と同
様にして作成された別の感光体シ−トを貼り付けて、転
写電流OFF時の一次帯電電圧Vdl、転写電流ONN
時の一次帯電電圧をVd2として、所謂転写メモリ−|
Vdl−Vd2|を測定した。結果を表18〜20に示
す。
【0052】実施例2〜20 実施例1で用いた有機正孔輸送物質及び有機電子輸送物
質を表13〜15に記載するように代えた他は、実施例
1と同様な条件で電子写真感光体を作成し、同様な評価
を行った。結果を表13〜15に示す。
【0053】比較例1 実施例1において用いた有機電子輸送物質((2)−1
6)を用いなかった他は、実施例1と同様な条件で電子
写真感光体を作成し、同様な評価を行った。結果を表1
6及び17に示す。
【0054】比較例2〜6 実施例1において用いた有機電子輸送物質((2)−1
6)に代えて、下記構造式(a)から(e)の化合物を
用いた他は、実施例1と同様な条件で電子写真感光体を
作成し、同様な評価を行った。結果を表16及び17に
示す。 化合物(a)
【化8】 化合物(b)
【化9】 化合物(c)
【化10】 化合物(d)
【化11】 化合物(e)
【化12】
【0055】比較例7〜15 実施例1において用いた有機正孔輸送物質((1)−1
5)に代えて、下記構造式(f)から(p)の化合物を
用いた他は、実施例1と同様な条件で電子写真感光体を
作成し、同様な評価を行った。結果を表16及び17に
示す。 化合物(f)
【化13】 化合物(g)
【化14】 化合物(h)
【化15】 化合物(i)
【化16】 化合物(j)
【化17】 化合物(k)
【化18】 化合物(m)
【化19】 化合物(n)
【化20】 化合物(p)
【化21】
【0056】実施例21 実施例1において用いたオキシチタニルフタロシアニン
に代えて下記構造式のビスアゾ顔料を用いた他は、実施
例1と同様な条件で電子写真感光体を作成し、同様な評
価を行った。結果を表13〜15に示す。ビスアゾ顔料
【化22】
【0057】実施例22 実施例21において用いた有機電子輸送物質((2)−
16)に代えて化合物例(2)−25の化合物を2.5
g及び化合物例(2)−15の化合物2.5gを用いた
他は、実施例21と同様な条件で電子写真感光体を作成
し、同様な評価を行った。結果を表13〜15に示す。
【0058】実施例23 実施例21において用いた有機正孔輸送物質((1)−
15)に代えて化合物例(1)−41の化合物を2.5
g及び化合物例(1)−60の化合物2.5gを用いた
他は、実施例21と同様な条件で電子写真感光体を作成
し、同様な評価を行った。結果を表13〜15に示す。
【0059】比較例16 実施例21において有機電子輸送物質を用いなかった他
は、実施例21と同様な条件で電子写真感光体を作成
し、同様な評価を行った。結果を表16及び17に示
す。
【0060】実施例24 実施例1と同様にして形成した感光層の上に下記の方法
で保護層を形成した。結着樹脂として下記構造式のアク
リル系硬化性モノマ−25g、
【化29】 光重合開始剤として2−メチルチオキサントン2.5
g、平均粒径0.02μmのアンチモン含有酸化スズ微
粒子(商品名T−1、三菱マテリアル(株)製)45g
及びエタノ−ル300gを混合しサンドミルで48時間
分散し、保護層用塗工液を調製した。この塗工液を実施
例1と同様にして形成した感光層の上にスプレ−塗工に
て成膜し、乾燥後高圧水銀灯にて800mw/cm2
光強度で60秒間紫外線照射して膜厚3μmの保護層を
形成して、電子写真感光体を作成した。実施例1と同様
にして評価を行った。結果を表13〜15に示す。
【0061】
【表13】
【表14】
【表15】
【0062】
【表16】
【表17】
【0063】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は製造が容易
で、かつ、安価である上に、帯電性及び感度に優れ、ま
た、複写プロセスを繰り返しても極めて電位安定性に優
れ、更に、反転現像系でも転写メモリ−が生じにくいと
いう顕著な効果を奏する。また、プロセスカ−トリッジ
及び電子写真装置に装着して同様に優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカ−
トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロックの例を示す図。
【符号の説明】
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリ−ニング手段 10 前露光光 11 プロセスカ−トリッジ 12 レ−ル 13 画像読取部 14 コントロ−ラ− 15 受信回路 16 送信回路 17 電話 18 回線 19 画像メモリ 20 CPU 21 プリンタ−コントロ−ラ− 22 プリンタ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に単層の感光層を有する
    電子写真感光体において、該感光層は少なくとも電荷発
    生物質、有機正孔輸送物質、有機電子輸送物質及び結着
    樹脂を含有し、該有機正孔輸送物質は下記一般式(1)
    で示されるアリ−ルアミン化合物であり、該有機電子輸
    送物質は下記一般式(2)で示されるスチルベンキノン
    化合物であることを特徴とする電子写真感光体。 一般式(1) 【化1】 [式中、Ar1 、Ar2 及びAr3 は置換基を有しても
    よい芳香環基または置換基を有してもよい複素環基を示
    し、R1及びR2は水素原子、置換基を有してもよいアル
    キル基、置換基を有してもよいアルコキシ基またはハロ
    ゲン原子を示し、Xは酸素原子、硫黄原子、−CH2
    2−、−CH=CH−または=CR34(R3及びR4
    は水素原子または置換基を有してもよいアルキル基を示
    す、)を示す。] 一般式(2) 【化2】 (式中、R5 〜R12は置換基を有してもよいアルキル
    基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有し
    てもよいアリ−ル基、置換基を有してもよいアルコキシ
    基、ニトロ基、シアノ基またはハロゲン原子を示す。)
  2. 【請求項2】 有機正孔輸送物質が下記一般式(3)で
    示されるアリ−ルアミン化合物である請求項1記載の電
    子写真感光体。 一般式(3) 【化3】 式中、R13〜R14は水素原子、置換基を有してもよいア
    ルキル基、アルコキシ基を示し、Xは−CH2CH2−ま
    たは−CH=CH−を示す。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子写真感光
    体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段から
    なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
    し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
    るプロセスカ−トリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の電子写真感光
    体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
    する電子写真装置。
JP11440396A 1996-04-12 1996-04-12 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 Expired - Fee Related JP3273543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11440396A JP3273543B2 (ja) 1996-04-12 1996-04-12 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11440396A JP3273543B2 (ja) 1996-04-12 1996-04-12 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09281729A true JPH09281729A (ja) 1997-10-31
JP3273543B2 JP3273543B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=14636818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11440396A Expired - Fee Related JP3273543B2 (ja) 1996-04-12 1996-04-12 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3273543B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200717B1 (en) 1999-04-30 2001-03-13 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Electrophotographic photoconductor and electrophotographic apparatus
JP2003316043A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2003316044A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Canon Inc 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
US6825359B2 (en) 2002-02-13 2004-11-30 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Quinomethane compounds
KR100462626B1 (ko) * 2002-11-18 2004-12-23 삼성전자주식회사 스틸벤퀴논 구조를 가지는 고분자 및 이를 포함하는 전자사진감광체
US6852458B2 (en) 2002-02-04 2005-02-08 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor, and electrophotographic apparatus using the same
US6933091B2 (en) 2002-05-28 2005-08-23 Fuji Electric Imaging Devices Co., Ltd. Photoconductor for electrophotography and quinomethane compound
USRE39516E1 (en) 1999-10-25 2007-03-13 Kyocera Mita Corporation Single-layer type electrophotosensitive material and image forming apparatus using the same
US7560207B2 (en) 2006-07-11 2009-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Organic photoreceptor and electrophotographic image forming apparatus including the photoreceptor

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8192905B2 (en) 2006-04-20 2012-06-05 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoconductor, image forming apparatus, and process cartridge
JP5010243B2 (ja) 2006-11-14 2012-08-29 株式会社リコー 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200717B1 (en) 1999-04-30 2001-03-13 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Electrophotographic photoconductor and electrophotographic apparatus
USRE39516E1 (en) 1999-10-25 2007-03-13 Kyocera Mita Corporation Single-layer type electrophotosensitive material and image forming apparatus using the same
USRE42189E1 (en) 1999-10-25 2011-03-01 Kyocera Mita Corporation Single-layer type electrophotosensitive material and image forming apparatus using the same
US6852458B2 (en) 2002-02-04 2005-02-08 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor, and electrophotographic apparatus using the same
US6825359B2 (en) 2002-02-13 2004-11-30 Fuji Electric Imaging Device Co., Ltd. Quinomethane compounds
JP2003316043A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2003316044A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Canon Inc 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
US6933091B2 (en) 2002-05-28 2005-08-23 Fuji Electric Imaging Devices Co., Ltd. Photoconductor for electrophotography and quinomethane compound
KR100462626B1 (ko) * 2002-11-18 2004-12-23 삼성전자주식회사 스틸벤퀴논 구조를 가지는 고분자 및 이를 포함하는 전자사진감광체
US7560207B2 (en) 2006-07-11 2009-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Organic photoreceptor and electrophotographic image forming apparatus including the photoreceptor

Also Published As

Publication number Publication date
JP3273543B2 (ja) 2002-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3273542B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3273543B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3397585B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH05113680A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにフアクシミリ
JPH1165141A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3684044B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3697038B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3684043B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2002040687A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH0540358A (ja) 電子写真感光体
JPH1048856A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH1069108A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3789085B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2933435B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JP2008256851A (ja) 電子写真感光体及び電子写真装置
JP2879372B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JP2000147801A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH1195466A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2920689B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JPH0980792A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2956951B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ
JP2000162810A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2839053B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ
JP2998816B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ
JP3295305B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees