JP2002024166A - 画像処理システム並びにそれを用いた半導体装置およびディジタルスチルカメラ装置 - Google Patents

画像処理システム並びにそれを用いた半導体装置およびディジタルスチルカメラ装置

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JP2002024166A
JP2002024166A JP2000204416A JP2000204416A JP2002024166A JP 2002024166 A JP2002024166 A JP 2002024166A JP 2000204416 A JP2000204416 A JP 2000204416A JP 2000204416 A JP2000204416 A JP 2000204416A JP 2002024166 A JP2002024166 A JP 2002024166A
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Ikou Kawamura
偉光 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データバスのデータ転送効率を向上させる。 【解決手段】 DMAC1がバス使用権を得ると連続し
て転送できるデータ量を設定する連続データ転送数設定
レジスタ4と、設定されたデータ転送終了後には必ず競
合制御部6へのDMAC1のバス使用権要求信号の送信
を1クロック期間以上は停止させるリクエスト一時停止
手段5とが設けられ、競合制御部6においてDMAC1
のバス使用権要求信号が発生している場合には次に必ず
DMAC1がバス使用権を与えられる様に調停するDM
A優先設定レジスタ7を設けることにより、DMAC1
とCPU&i/f8とがバス使用権を割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像、文字等の大
容量データを単一バスにて転送するバス制御方式を有す
る画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−120123号公報には、
DMA(Direct MemoryAccess)転
送によりデータ転送を行う機能モジュールおよびCPU
が1つの共通バスを用いてデータ転送を行うシステムに
おけるバスの制御方法が開示されている。図13は、そ
のバス制御方法を使用するシステムのブロック図であ
り、図14は、そのシステムより出力される信号のタイ
ミングチャートである。図13に示すバス制御を行なう
システムでは、DMAC(ダイレクトメモリアクセスコ
ントローラ)またはCPU毎にバス権獲得要求までの最
低時間を設定するバス権要求最低時間設定レジスタ11
0と、CPUのクロック(CPUCLK)によりカウン
ト動作を行うカウンタ111と、DMA転送時間を設定
するDMA時間設定レジスタ114と、1つのデータ転
送の終了を示す信号(RDY)でカウント動作を行うカ
ウンタ115とを有している。
【0003】バス権要求最低時間設定レジスタ110
は、バス権獲得要求までの最低時間の設定値を有する信
号をカウンタ111へ出力する。カウンタ111は、C
PUCLKのクロック数をカウントし、バス権要求最低
時間設定レジスタ110の出力信号の設定値になるとH
OLD要求マスク112にHIGHレベル信号を出力す
る。HOLD要求マスク112は、カウンタ111から
の出力信号を受信して、カウンタ111の出力信号がL
OWレベル信号の場合には、DMA転送後に再度バス使
用権要求信号HOLDが連続して出力されることを防止
するために、DMA転送後、一定期間、ANDゲート1
13に対してANDゲート113をOFF状態にする信
号を出力する。
【0004】一方、DMA転送時間を設定するDMA時
間設定レジスタ114は、DMA転送時間の設定値を有
する信号をカウンタ115へ出力する。カウンタ115
は、バスサイクルの終わりを示すRDY信号をカウント
し、DMA時間設定レジスタ114の出力信号の設定値
(バスサイクル値)になるとHIGHレベル信号を、フ
リップフロップ回路116のリセット端子Rに出力す
る。フリップフロップ回路116のセット端子Sには、
HOLD ON条件信号が印加される。そして、フリッ
プフロップ回路116の出力信号とHOLD要求マスク
112の出力信号とがANDゲートにより論理合成され
て、バス使用権要求信号HOLDとして出力される。
【0005】バス権要求最低時間設定レジスタ110お
よびDMA時間設定レジスタ114は、それぞれのレジ
スタ設定値と後段のカウンタ111および115の値と
の比較結果により、内部的なバス要求信号であるHOL
D ON条件信号をバス使用権要求信号(HOLD)と
して出力するか、あるいはHOLD要求マスク112に
より一定期間マスクするかを制御している。そして、バ
ス権要求最低時間設定レジスタ110およびDMA時間
設定レジスタ114ヘの設定値を、前述のレジスタ設定
値とカウンタの値との比較結果に基づいて変更すること
により、DMACおよびCPUの各々は、図14に示す
ように、バス使用権獲得時にバスを占有してデータ転送
を行える最大時間であるDMA転送時間(A)、その転
送後に再びバス使用権要求を開始するまでの最低時間で
あるバス権取得要求最低時間(B)を設定して、それら
の時間を調節することにより適度にDMACとCPUと
のバス使用比率を調整している。この例では、バス権要
求最低時間設定レジスタ110は、バス権取得要求最低
時間(B)に相当する値を設定し、DMA時間設定レジ
スタ114は、DMA転送時間(A)に相当する値を設
定している。図14に示すタイミングチャートでは、D
MACがバス使用権要求信号(HOLD)の送出を始
め、バスよりバス使用権許可信号(HOLDACK)が
返送されてからDMA転送時間(A)の間はHOLD信
号を送出してバス使用権を要求し続けるが、DMA転送
時間(A)経過後はその要求信号はマスクされ、バス権
取得要求最低時間(B)が経過した後に再びマスクが解
除されバス使用権要求を開始する。
【0006】この機能をシステムバスに接続される全て
のDMACまたはCPU毎に設け、各々のレジスタヘの
設定値を調節することによって各DMAC(又はそれら
の単純に集合させたモジュール)とCPUの間でのバス
使用頻度を調節するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このバス制御方法で
は、各DMACおよびCPUがバス使用権要求を出さな
い時間を設定し、その時間を調節することによってDM
ACとCPUとのバス使用頻度を調節している。このた
め、バスが空き状態であるにも関わらずDMACおよび
CPUのどちらもバスを使用できない状態が発生する。
図14において、バス使用権要求の送出をマスクし停止
させるバス権取得要求最低時間(B)には、バスに接続
されている他のDMACまたはCPUがバス使用権要求
が停止されたことを検出する。したがって、他のDMA
CまたはCPUが次にバス使用権を獲得するためには十
分な時間を設定する必要がある。さらに、一度時間を設
定すると次に時間設定を変更するまではその設定された
時間が有効であるために、1つのDMACまたはCPU
のみがデータ転送を行う時でも、そのDMACまたはC
PUは定期的にバス権取得要求最低時間(B)だけバス
を使用できないことになる。
【0008】また、前述のDMA時間設定レジスタ11
4に設定する時間は、バスを占有するデータ転送の最大
時間であるため、バス調停の方法にもよるが、より優先
度の高いDMACまたはCPUからのバス使用権要求が
発生した場合には、バス使用権許可がDMACまたはC
PUの要求元へ切り替わる可能性がある。DMACまた
はCPUによるデータ転送の対象が、SDRAM等の様
に、アクセスの始めに若干のオーバーヘッド時間を必要
とし、それに引き続き行われる同一ぺージ内へのアクセ
スではオーバーヘッド時間を必要としない場合には、前
述の様に予め設定された時間(転送回数)が分割されれ
ばその回数分だけ最初のアクセスの開始時のオーバーヘ
ッド時間を余分に費やすことになり、その時間分だけバ
スのデータ転送効率が低下することになる。
【0009】したがって、前述の従来技術のバス制御方
式では、共通バスの使用効率を最大限に引き出すことは
困難であり、DMA転送により画像処理を高速に行うよ
うな機能モジュールを搭載し、高速な画像処理の実行を
目的としたシステムに使用するには不適切である。
【0010】図12は、従来のバス制御方式により高速
な画像処理システムを構築する場合のブロック図であ
る。図12に示す画像処理システムS3は、データをD
MA転送するDMAC100と、システム制御のための
プログラム命令および制御用データを転送するCPU&
i/f102と、データ転送を要求する機能モジュール
105〜107と、DMAC100およびCPU&i/
f102からのバス使用権要求に対してバス使用を順次
振り分ける競合制御部101とを有している。
【0011】CPU&i/f102は、外部メモリー1
09に記憶されているCPU Program等のデー
タを読み込む場合には、画像専用バスB2を経由するこ
と無く、システムバス用外部接続端子B3、外部メモリ
ーコントローラ104およびシステムバスB1を介し
て、CPU Program等のデータの読み込みを行
う。そして、CPU&i/f102は、外部メモリー1
08に記憶されている画像データを参照する場合にの
み、バス使用権要求信号CPBREQを競合制御部10
1へ送出する。
【0012】機能モジュール105〜107は、外部メ
モリー108に記憶されている画像用データ読み込むた
めに、それぞれのデータ転送要求信号DREQ−A、D
REQ−B、DREQ−CをDMAC100へ出力す
る。DMAC100は、機能モジュール105〜107
からのそれぞれのデータ転送要求信号DREQ−A、D
REQ−B、DREQ−Cを受信して、データ転送時の
優先順位等を決定し、バス使用権要求信号DMBREQ
を競合制御部101へ送信する。
【0013】競合制御部101は、DMAC100およ
びCPU&i/f102からのバス使用権要求に対して
バス使用を順次振り分ける信号をDMAC100および
CPU&i/f102に出力して、バス使用権を調整す
る。そして、DMAC100がバス使用権を許可された
場合には、画像バス用外部接続端子B4、外部メモリー
コントローラ103および画像専用バスB2を介して、
その要求している機能モジュール105〜107のいず
れかに画像データが転送される。
【0014】機能モジュール105〜107またはCP
Uにより処理されたデータは、同様のバス制御手順を経
て、外部メモリ108に書き込まれる。
【0015】以上、説明したように従来のバス制御方式
により高速な画像処理システムを構築するには、画像専
用バスB2およびシステムバスB1の2つのデータバス
を持った画像処理システムS3を構成し、2つのバスに
専用のメモリーである外部メモリー108および109
を接続する必要がある。このことは、画像処理システム
S3をLSI化する場合には、メモリーとの接続端子が
2系統必要となり、パッケージサイズに影響を与えるば
かりでなく、I/Oバッファでの消費電力も増加する。
【0016】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、その目的は、データバスの転送効率を最大限に
引き出すことができ、しかも小型化および省電力化を図
ることができる画像処理システム並びにそれを用いた半
導体装置およびディジタルスチルカメラ装置を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理システ
ムは、1つのシステムバスに接続されてデータ転送を行
う機能モジュールと、該システムバスに接続された中央
処理装置と、該機能モジュールが出力するデータ転送要
求信号を受信して、データ転送要求信号に基づいてバス
使用権要求信号を出力するデータ転送制御装置と、該デ
ータ転送制御装置と該中央処理装置との間に接続されて
おり、該データ転送制御装置および該中央処理装置から
のバス使用権要求信号に対して、どちらに該システムバ
スの使用権を与えるかを調整する競合制御部とを有する
画像処理システムであって、該データ転送制御装置がバ
ス使用権を得ると連続して転送できるデータ量を設定す
る手段と、設定されたデータ転送終了後には該競合制御
部への該データ転送制御装置のバス使用権要求信号の送
信を1クロック期間以上停止させる手段と、該競合制御
部において該データ転送制御装置のバス使用権要求信号
が発生している場合には次に必ず該データ転送制御装置
がバス使用権を与えられる様に調停する手段と、を具備
することを特徴とする。
【0018】前記機能モジュールが複数であって、前記
データ転送制御装置の制御下でデータ転送を行うことが
可能であり、該データ転送制御装置によるデータ転送を
前記中央処理装置によるデータ転送よりも優先して行な
うように該機能モジュールを設定する手段と、前記機能
モジュールの該データ転送制御装置の制御下でのデータ
転送要求が同時に発生し、しかも、そのデータ転送要求
に優先的に設定された該機能モジュールのデータ転送要
求が含まれている場合には、該データ転送制御装置の制
御下でデータ転送を実行する機能モジュールがデータ転
送終了後においても、該機能モジュールからのデータ転
送要求信号に基づいてバス使用権要求信号を継続的に送
出する手段と、をさらに有する。
【0019】前記競合制御部において、前記データ転送
制御装置の制御下でのデータ転送直後のバス使用権要求
信号停止期間よりも1クロック期間以上長く該データ転
送制御装置からのバス使用権要求信号が停止した時に対
応してのみ、前記中央処理装置からのバス使用権要求信
号に基づいて該中央処理装置にシステムバス使用権を許
可する手段をさらに有している。
【0020】前記データ転送制御装置がシステムバス使
用権を要求している場合においても、前記中央処理装置
が優先的に連続してデータ転送できるようにデータ量を
設定する手段を有している。
【0021】本発明の半導体装置は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の画像処理システムを有する。
【0022】本発明のディジタルカメラ装置は、請求項
5に記載の半導体装置を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態である画像処理
システムのブロック図である。図1に示す画像処理シス
テムS1は、データをDMA転送するDMAC1と、デ
ータをCPU転送するCPU&i/f8と、データ転送
を要求する機能モジュール11〜13と、DMAC1お
よびCPU&i/f8からのバス使用権要求に対してD
MAC1のバス使用権要求を優先してバス使用の調整を
行う競合制御部6とを有している。さらに、画像処理シ
ステムS1内部には、画像データ用とCPUProgr
am等のデータ用との共用により1系統のシステムバス
B1が存在する。
【0025】機能モジュール11〜13は、外部メモリ
ー14に記憶されている画像データを読み込むために、
それぞれのデータ転送要求信号DREQ−A、DREQ
−B、DREQ−CをDMAC1へ出力する。DMAC
1は、DMAC1内部の優先順位決定保持回路3におい
て機能モジュール11〜13からのデータ転送要求信号
DREQ−A、DREQ−B、DREQ−Cをそれぞれ
受信して、データ転送時の優先順位等を決定し、バス使
用権要求信号DMBREQを競合制御部6へ送信する。
一方、CPU&i/f8は、システム制御およびプログ
ラム実行のための命令およびデータの転送のために、バ
ス使用権要求信号CPBREQを競合制御部6へ送信す
る。競合制御部6は、DMA優先設定レジスタ7を有し
ており、DMAC1およびCPU&i/f8からのバス
使用権要求に対してDMAC1のバス使用権要求を優先
してバス使用を許可するような調整を行った結果として
のバス使用権許可信号をDMAC1およびCPU&i/
f8に出力して、バス使用権を調整する。そして、DM
AC1がバス使用権を許可された場合には、外部メモリ
ー14からシステムバス用外部接続端子B3、外部メモ
リーコントローラ10およびシステムバスB1を介し
て、その要求している機能モジュール11〜13のいず
れかに画像データが転送される。また、CPU&i/f
8がバス使用権を許可された場合には、外部メモリー1
4からシステムバス用外部接続端子B3、外部メモリー
コントローラ10およびシステムバスB1を介して、プ
ログラム実行用の命令およびデータがCPU&i/f8
に読み込まれる。
【0026】機能モジュール11〜13またはCPU&
i/f8により処理されたデータは、同様のバス制御手
順を経て外部メモリ14に書き込まれる。
【0027】図2は、画像処理システムS1に含まれる
DMAC1のブロック図の一例である。本発明では、画
像処理システムS1においてDMA転送による連続デー
タ転送を要求する機能モジュールが3個(画像処理A、
画像処理B、画像処理C)存在している例を示している
が、機能モジュールの数は3個に限らず、1個または2
個あるいは4個以上の複数個でも良い。
【0028】DMAC1は、DMAC1によるデータ転
送をCPU&i/f8によるデータ転送よりも優先して
行うように機能モジュール11〜13を設定するDMA
優先チャネル設定レジスタ2と、各チャネルからのデー
タ転送要求の優先順位を決定する優先順位決定保持回路
3と、DMAC1が連続して転送できるデータ量を設定
する連続データ転送数設定レジスタ4と、データ転送終
了後DMAC1から競合制御部6へのバス使用権要求信
号の送信を1クロック期間以上停止させるリクエスト一
時停止手段5とを有している。
【0029】DMA転送による連続データ転送を要求す
る3個の機能モジュール11,12,13のデータ転送
要求信号は、それぞれDREQ−A,DREQ−B,D
REQ−Cである。機能モジュール11,12,13か
ら出力されるデータ転送要求信号は、優先順位決定保持
回路3に入力される。優先順位決定保持回路3に入力さ
れるデータ転送要求信号は、DMAC1がバス使用を許
可されていない場合、または、DMAC1内でデータ転
送の許可されるチャネルを切り替える場合において、シ
ステムバスクロック(BCLK)の立ち下がりのタイミ
ングで優先順位が最も高いチャネルに対応する出力にH
IGHレベルのパルスを出力させ保持させる(SELC
H−AまたはSELCH−BまたはSELCH−C)。
この優先順位決定保持回路3からの出力SELCH−
A、SELCH−B、SELCH−Cは、それぞれが機
能モジュール11、12,13からのデータ転送要求信
号DREQ−A,DREQ−B,DREQ−CとAND
ゲート21,22,23によりそれぞれ論理合成された
信号が出力された後に、それぞれのANDゲートの出力
パルスがORゲート24により論理合成されて出力さ
れ、立ち下がり検出1クロックLOWパルス生成部25
を経由して、機能モジュール11、12、13からのデ
ータ転送要求信号のすべてがORゲート20により論理
合成されて出力された信号とANDゲート26で論理積
が取られSMREQ信号が作成される。
【0030】このようにして、作成されたSMREQ信
号は、データ転送が許可されているチャネルが要求する
データ量の転送が終了した場合に、他のチャネルがデー
タ転送要求信号を発生しても、1クロック期間だけLO
Wレベルパルスを出力して、DMAC1からの最終的な
出力であるバス使用権要求信号DMBREQを中断させ
る信号となる。
【0031】また、優先順位決定保持回路3により優先
順位が決定された出力信号SELCH−A、SELCH
−B、SELCH−Cは、セレクタ32に入力され、選
択されたチャネルに対応する連続データ転送数設定レジ
スタ4のデータをセレクタ32の出力信号DMTRNと
して後段の比較器34へ出力する。
【0032】一方、カウンタ33では、DMAC1がバ
スを占有して転送するデータ量をカウントし出力信号D
MCNTとして比較器34へ出力する。比較器34は、
カウンタ33の出力信号DMCNTとセレクタ32の出
力信号DMTRNとの値が等しくなった場合に、EQU
信号を出力して1クロックLOWパルス生成部28へ転
送する。EQU信号が入力された1クロックLOWパル
ス生成部28からは、1クロック期間のLOWレベルパ
ルスが出力され、この出力パルスが前述の機能モジュー
ル11、12、13からのデータ転送要求信号により生
成されたSMREQ信号とANDゲート27により論理
合成されDMREQ信号が生成される。このようにして
作成されたDMREQ信号は、優先順位決定保持回路3
によって選択されたチャネルのデータ転送が終了する
か、あるいは連続データ転送数設定レジスタ4に設定さ
れたデータ量(転送数)の転送を終了した時点で1クロ
ック期間だけDMAC1からのバス使用権要求信号DM
BREQを停止させる信号となり、これをDMAC1の
内部リクエスト信号として扱う。
【0033】さらに、機能モジュールの各チャネルから
のデータ転送要求信号(DREQ−A,DREQ−B,
DREQ−C)は、DMA優先チャネル設定レジスタ2
の出力信号と、それぞれANDゲート15、16、17
により論理合成されて出力され、ANDゲート15、1
6、17からのそれぞれの出力パルスがORゲート18
で論理合成されて信号SEQが生成される。信号SEQ
は、リクエスト一時停止手段5において生成された内部
リクエスト信号DMREQとORゲート19により論理
合成されて、DMAC1からのバス使用権要求信号DM
BREQとして競合制御部6へ出力される。
【0034】これにより、DMBREQ信号は、優先順
位決定保持回路3にて選択されたチャネルのデータ転送
が終了するか、あるいは連続データ転送数設定レジスタ
4に設定されたデータ量の転送を終了した時点におい
て、1クロック期間のみDMAC1からのバス使用権要
求信号DMBREQの送出を停止するが、DMA優先チ
ャネル設定レジスタ2に設定されたチャネルのデータ転
送要求が発生している場合には、バス使用権要求信号D
MBREQは、停止されることなく生成され、競合制御
部6へ出力される。
【0035】一方、DACK生成部31は、データ転送
要求信号が発生していることによる優先順位決定保持回
路3からの出力信号を受信することにより、バス使用権
が許可されている状態で実際にアクセスを行うことを示
すストローブ信号DMSTRBと、各チャネルに対して
データの送受信が有効であることを示す信号(DACK
−A,DACK−B,DACK−C)と、データ転送数
をカウントするカウンタ部33へのカウントイネーブル
信号とを生成する。
【0036】図3には、本発明の画像処理システムのC
PU&i/f8のブロック図を示す。CPU&i/f8
は、CPU35と、連続データ転送数設定レジスタ9
と、ダウンカウンタ37と、カウントイネーブル生成部
40とを有している。
【0037】CPU35は、アクセス要求信号CPBR
EQにHighレベルを出力することによりアクセスの
始まりを示し、その後、連続アドレスヘのアクセスが継
続する場合は、CPBREQ信号を継続してHighレ
ベルを出力する。ここでは、CPUが直接的にアクセス
要求信号を出力するような要求形態を取らない場合に
は、CPU外部にアクセス要求信号を出力する動作を実
現するための付属回路を設けたものをCPUとしても良
い。
【0038】CPU35からのアクセス要求信号CPB
REQは、バス使用権要求信号として競合制御部6に出
力されるとともに、CPU35に対するバス使用許可信
号CPGNTD信号とANDゲート36により論理合成
して出力され、ダウンカウンタ37へのロード信号を生
成する。これにより、ダウンカウンタ37は、CPU3
5がバス使用要求をしていない状態、あるいは、バス使
用を許可されていない状態では、連続データ転送数設定
レジスタ9の内容を示すCPTRN信号が与えられる。
ダウンカウンタ37のZERO端子からの出力信号は、
インバータ38により極性反転信号として、バス使用許
可信号とともにANDゲート39へ与えられて、論理合
成されLOCK信号として出力される。そして、ダウン
カウンタ37は、CPU35がバス使用権を許可されデ
ータ転送を開始すると、CPU35が連続してデータ転
送する回数をカウントして、カウント値がゼロになるま
ではLOCK信号を発生する。次に、カウントイネーブ
ル生成部40は、バス使用権要求信号CPBREQ、バ
ス使用許可信号CPGNTD、WAIT信号を与えられ
て、データ転送要求が発生しているとともにバス使用権
が許可されている状態において、実際にアクセスを行う
ことを示すストローブ信号CPSTRBおよびデータ転
送数をカウントするダウンカウンタ37へのカウントイ
ネーブル信号を生成する。
【0039】図4は、本発明の画像処理システムの競合
制御部6のブロック図を示す。競合制御部6は、DMA
優先設定レジスタ7と、2クロック以上のLOWレベル
の検出部42と、ステート制御部41とを有している。
ステート制御部41には、CPU&i/f8からのバス
使用権要求信号CPBREQと,DMAC1からのバス
使用権要求信号DMBREQと,DMAC1からのバス
使用権要求信号DMBREQがシステムバスクロック
(BCLK)により2クロック期間停止した(LOWレ
ベルとなる)場合に、HIGHレベルとなる信号DMB
REQ2Pと,システムバスを使用してのアクセスに対
して次のシステムバスクロック(BCLK)までにデー
タの授受を完了させることが出来ない場合に、アクセス
の対象となっているモジュールがHIGHレベルを出力
するWAIT信号と、DMA転送を優先させることを示
す信号DMPRIVと,CPU35が連続してバスを使
用することを示す信号LOCKと、が入力される。
【0040】ステート制御部41への入力信号の状態に
よりバス使用権の調整が行われ、調整の結果としてDM
GNT信号およびDMGNTD信号が出力される。DM
GNT信号には、現在のデータ転送が終了すると、次に
DMAC1にバス使用権を許可する時にHIGHレベル
が出力される。DMGNTD信号には、前述のDMGN
T信号がHIGHレベルとなっている状態で現在のデー
タ転送が終了するタイミングで実際にDMAC1にバス
使用権が許可されたことを示すためにHIGHレベルが
出力される。一方、CPGNT信号およびCPGNTD
信号は、前述のDMGNT信号およびDMGNTD信号
の論理を反転させた信号で、CPU35のバス使用権要
求に対しての応答信号である。CPGNT信号には、現
在のデータ転送が終了すると、次にはCPUにバス使用
権を許可する時にHIGHレベルが出力される。CPG
NTD信号には、CPGNT信号がHIGHレベルとな
っている状態で現在のデータ転送が終了したタイミング
で実際にCPUにバス使用権が許可されたことを示すた
めにHIGHレベルが出力される。
【0041】図5は、前述の論理を実現するステート制
御部41のステート動作の一例を示す説明図である。ス
テートの状態としては、DMAステート45、NEXC
PUステート47、CPUステート48、NEXDMA
ステート46の4状態があり、それぞれのステート間の
遷移条件を条件1〜条件4に、また、各ステート状態で
の信号出力の状態をステート定義に明記している。前述
の4つの何れかのステート状態にある場合において、シ
ステムバスクロック(BCLK)の立ち下がりが発生
し、しかも、そのステートから次のステートヘの遷移条
件が成立している場合にのみ、次のステート状態へ遷移
し、遷移条件が成立していない場合は、元のステート状
態に留まるものとする。ただし、システムの初期化が行
われた場合には、何れのステート状態にあっても必ずD
MAステート45へ遷移するものとする。システムの初
期化が行われた直後であるDMAステート45状態から
のステート遷移の様子を以下に説明する。
【0042】DMAステート45状態では、DMAC1
に対してバス使用権が許可されており、また現在のデー
タ転送が完了した後も引き続きDMAC1にバス使用権
が許可される。ここで、CPU35からのバス使用権要
求信号が発生すると、CPBREQ信号は、HIGHレ
ベルとなる。DMAC1からのバス使用権要求が発生し
ていないDMBREQ信号がLOWレベルの場合には、
DMAC1優先の設定がされていないDMPRIV信号
がLOWレベルであれば、NEXCPUステート47へ
遷移する。(条件1)DMAC1優先の設定がされてい
る場合(DMPRIV信号がHIGHレベル)には、前
述に加えてDMBREQ信号がシステムバスクロック
(BCLK)の2クロック期間LOWレベルとなった場
合(DMBREQ2P信号がHIGHレベル)に限りN
EXCPUステート47へ遷移する。
【0043】NEXCPUステート47状態では、DM
AC1にバス使用権が許可されているが現在のデータ転
送が終了すると(WAIT信号がLOWレベルとな
る)、CPU35にバス使用権を許可する状態となる。
この状態でWAIT信号がLOWレベルとなることによ
り現在のデータ転送が終了したことが検出されCPUス
テート48状態へ遷移する。(条件2)CPUステート
48状態では、CPU35に対してバス使用権が許可さ
れており、また現在のデータ転送が完了した後も引き続
きCPU35にバス使用権が許可される。ここで、DM
AC1からのバス使用権要求が発生した場合にはNEX
DMAステート46状態へと遷移する。(条件3)NE
XDMAステート46状態は、CPU35にバス使用権
が許可されているが現在のデータ転送が終了すると(W
AIT信号がLOWレベルとなる)、DMAC1がバス
使用権を許可される状態である。この状態でWAIT信
号がLOWレベルとなることにより現在のデータ転送が
終了したことが検出されDMAステート45状態へ遷移
する。この時、CPU35がバスを占有して連続転送を
行う設定にしたがってLOCK信号がHIGHレベルと
なっている場合には、LOCK信号が解除されるか、あ
るいは、CPU35がバス使用権要求を解除するまでは
次のステートヘは遷移しない。(条件4)図6は、CP
Uからのデータ転送要求が発生していない場合のバス制
御の各のデータ信号のタイミングチャートを示してお
り、図6を用いて、本発明の画像処理システムのDMA
C1の基本的な動作を説明する。動作条件は、以下の通
りである。ただし、図6の中のDMSTRB信号は、D
MAC1がバス使用権の許可にしたがってアクセスを行
うことを示すストローブ信号であり、システムバスクロ
ックBCLK(1)の立ち下がりのタイミングでこのス
トローブ信号がHIGHレベルであればそのアクセス対
象となっているモジュール側においてデータ転送の準備
が行われる。モジュール側でのデータ転送の準備が完了
すると、引き続きシステムバスクロックBCLK(1)
の立ち下がりのタイミングにより機能モジュールからの
データ転送を終了させるように、WAIT信号をLOW
レベルにして1回のデータ転送を終了させる。したがっ
て、機能モジュールは、システムバスクロックBCLK
(1)の立ち下がりのタイミングにてデータ転送を行
う。
【0044】<動作条件> ・CPU35は、バス使用権要求をしていない。 ・機能モジュールの各々のチャネルからのデータ転送要
求信号DREQ−A(2),DREQ−B(3),DR
EQ−C(4)の中でDREQ−A(2)の優先順位が
最も高く、DREQ−C(4)の優先順位が最も低い。 ・DMA優先チャネル設定レジスタ2では、どのチャネ
ルも優先設定がされていない。 ・チャネルA連続データ転送数設定レジスタ4aには、
転送回数として5が設定されている。(実際の転送回数
は設定数プラス1回) ・チャネルB連続データ転送数設定レジスタ4bには、
転送回数として4が設定されている。(実際の転送回数
は設定数プラス1回) ・チャネルC連続データ転送数設定レジスタ4cには、
転送回数として3が設定されている。(実際の転送回数
は設定数プラス1回) ・チャネルAに接続されている機能モジュールは、連続
して3回の転送を行おうとしている。 ・チャネルBに接続されている機能モジュールは、連続
して8回の転送を行おうとしている。 ・チャネルCに接続されている機能モジュールは、連続
して4回の転送を行おうとしている。
【0045】まず、チャネルBに接続されている機能モ
ジュールからのデータ転送要求信号DREQ−B(3)
が発生する。このタイミングでは、他のチャネルには要
求が発生していないため、優先順位としてはチャネルB
が最も高くなる。このため優先順位決定保持回路3から
の出力信号SELCH−B(6)がHIGHレベルとな
り、連続データ転送数設定レジスタ4からは、チャネル
Bに対応するものが選択され出力信号DMTRN(1
1)として転送回数の値4が出力される。一方、データ
転送要求信号DREQ−B(3)の発生を受けて、DM
AC1がバス使用権要求信号DMBREQ(14)を発
生する。CPU35はアクセス要求をしていないため
に、次のシステムバスクロックBCLK(1)の立ち下
がりにおいて、現在の転送が終了後DMAC1にバス使
用権が許可される事を示す信号DMGNT(16)がH
IGHレベルとなり、次のシステムバスクロックBCL
K(1)の立ち下がりにて実際にDMAC1にバス使用
権を許可したことを示す信号DMGNTD(17)がH
IGHレベルとなり、DMAC1は、アクセスを示すス
トローブ信号DMSTRB(19)をハイレベルにし、
アクセスを行う。
【0046】一方、各チャネルからのデータ転送要求の
優先順位を決定する優先順位決定保持回路3の保持内容
を更新するためのイネーブル信号LATENB(13)
は、DMAC1にバス使用が許可された時間(A)のタ
イミングでディセーブル(LOWレベル)となりデータ
転送を行うチャネルがチャネルBに固定され、それ以降
に発生するデータ転送要求が優先度の高いチャネルAか
らのDREQ−A(2)信号であっても優先順位決定保
持回路の出力が切り替わることはない。
【0047】このようにして、データ転送が始まりWA
IT信号(20)がLOWレベルとなるタイミングにお
いて、順次データ転送数をカウントするDMCNT信号
(10)がカウントアップされ、セレクタ32の出力信
号DMTRN(11)のデータと一致した時にEQU信
号(9)がHIGHレベルとなり、これを受けて、DM
AC1の内部リクエスト信号DMREQ(12)は1ク
ロック期間LOWレベルになる。これにより、DMAC
1から競合制御部6へのバス使用権要求信号DMBRE
Q(14)も1クロック期間LOWレベルとなるが、C
PU35からのバス使用権要求が発生していないため引
き続きバス使用権はDMAC1に許可される。
【0048】一方、DMAC1の内部リクエスト信号D
MREQ(12)が1クロック期間LOWレベルとなる
ことにより、優先順位決定保持回路3へのイネーブル信
号LATENB(13)が1クロック期間イネーブルと
なり、データ転送を行うチャネルをその時点でデ一タ転
送を要求している優先順位の最も高いチャネルに固定す
る。図6では、時間(B)のタイミングにてチャネルA
に固定され、優先順位決定保持回路3からの出力信号S
ELCH−A(5)がHIGHレベルとなり、連続デー
タ転送数設定レジスタ4からは、チャネルAが選択され
セレクタ32の出力信号DMTRN(11)にはその設
定値5が出力される。DMAC1は、チャネルAのデー
タ転送のため再びストローブ信号DMSTRB(19)
を出力し転送を始める。前述のチャネルBの転送のとき
と同様に転送数がカウントされるが、チャネルAは3回
の転送で要求転送数そのものが終了するため、その時点
でデータ転送要求信号DREQ−A(2)信号がディセ
ーブル(LOWレベル)となる。これにより、DMAC
1の内部リクエスト信号DMREQ(12)が1クロッ
ク期間LOWレベルとなり、優先順位決保持回路3の保
持内容を更新するためのイネーブル信号LATENB
(13)が1クロック期間イネーブルとなり、再び優先
順位が更新され、時間(C)のタイミングにてデータ転
送チャネルは再びチャネルBに固定される。
【0049】このとき、チャネルCにもデータ転送要求
信号DREQ−C(4)が発生しているがチャネルBの
ほうが優先順位が高いため、チャネルBのデータ転送要
求が優先される。このようにして、チャネルBに対応し
たデータ転送が始まる。チャネルBのデータ転送は、残
り3回の転送にて要求していた転送回数が終了するた
め、その時点でデータ転送要求信号DREQ−B信号が
ディセーブル(LOWレベル)となる。これにより、前
述と同様の過程を経て時間(D)のタイミングにてデー
タ転送チャネルがCに固定されチャネルCに対応したデ
ータ転送が開始される。チャネルCはデータ転送要求回
数と連続データ転送数設定レジスタ4へ設定された値に
対応する設定回数が等しく4回であり、4回で転送を終
了する。
【0050】図7には、DMA優先チャネル設定をした
場合のバス制御信号のタイミングチャートを示す。この
タイミングチャートは、前述の図6にて説明した条件に
て以下の2点の変更を加えた場合のタイミングチャート
を示している。 ・CPUは絶えずバス使用権要求をしている。(ただ
し、連続転送データ数設定レジルタヘの設定値は0であ
り、LOCK信号はディセーブルのままである) ・DMA優先チャネル設定レジスタにてチャネルAが優
先設定がされている。
【0051】この条件でのタイミングチャートでは、C
PU35が絶えずバス使用権要求を行っているためDM
AC1からのバス使用権要求信号が途切れることにより
CPU35にバス使用権が移るところが前述の図6のタ
イミングチャートと異なる。時間(E),(F),
(G)のタイミングにて、CPU35にバス使用権が移
る状態が示されている。例えば、時間(E)のタイミン
グでは、DMAC1のバス使用権要求信号であるDMB
REQ信号(14)が1クロック期間LOWレベルとな
り、同時にその期間にCPU35のバス使用権要求信号
であるCPBREQ信号(15)がHIGHレベルであ
るため、競合制御部6のステートマシンはNEXCPU
ステート47状態へと遷移し続けてCPUステート48
状態へと遷移する。これによりCPU35にバス使用権
が許可され、CPU35がストローブ信号CPSTRB
(19)をHIGHレベルにしアクセスを行う。
【0052】しかしながら、DMAC1のバス使用権要
求信号であるDMBREQ信号(14)は、1クロック
期間だけディセーブルとなり再びイネーブルとなってい
るため、ステートマシンはCPUステート48の次には
すぐにNEXDMAステート46状態へと遷移する。こ
こで、CPU35の連続データ転送数設定レジスタ9に
は0が設定されており、LOCK信号は、ディセーブル
のままであるため、次のシステムバスクロックBCLK
(1)の立ち下がりでは再びDMAステート46状態へ
と移行することになる。時間(F)のタイミングでも同
様の動作となるが、時間(G)のタイミングではCPU
35にバス使用権が許可された時点でDMAC1からの
要求は発生していないため、CPU35がバスを使用し
つづけることになる。
【0053】時間(B)のタイミングでもバス使用権が
CPU35に許可されるべきところであるが、DMA優
先チャネル設定レジスタ2にてチャネルAが優先設定さ
れているため、DMAC1の内部リクエスト信号DMR
EQ(12)は、1クロック期間ディセーブルとなりデ
ータ転送チャネルの切り替えは行われるが、優先チャネ
ル設定されているチャネルのデータ転送要求が発生中で
あることを示す信号SEQ(8)が出力されていること
により、競合制御部6へのDMAC1からのバス使用権
要求信号DMBREQ信号(14)は途切れないため,
継続してDMAC1がバスを使用することになる。
【0054】図8では、DMA優先の設定をした場合の
バス制御信号のタイミングチャートを示す。条件は以下
の通りである。 ・CPUは、絶えずバス使用権要求をしている(ただ
し、連続転送データ数設定レジスタ9ヘの設定値は0で
あり、LOCK信号はディセーブルのままである)。 ・DMA転送優先の設定をしておりDMPRIV信号は
HIGHレベルである。
【0055】DMAC1にバス使用が許可されている状
態で先ずDMAC1のバス使用権要求が発生するため、
すぐにDMAC1はストローブ信号DMSTRB(1
0)を出力し、データ転送を始める。時間(A)のタイ
ミングにてDMAC1は、バス使用権要求信号DMBR
EQ(2)をディセーブルとするが1クロック後には再
びイネーブルとしてバス使用権を要求する。このとき、
DMAC転送優先の設定にてDMPRIV信号(5)が
HIGHレベルとなっているため、バス使用権要求信号
DMBREQ(2)が1クロック期間のみディセーブル
となるが、DMBREQ2P信号(3)がLOWレベル
の状態であるため、ステートの遷移は行われず、DMA
C1がバスを使用し続けることになる。
【0056】時間(B)のタイミングでは、バス使用権
要求信号DMBREQ(2)は、2クロックの期間ディ
セーブルとなり、DMBREQ2P信号が1クロック期
間ハイレベルとなるため、競合制御部6のステート状態
はNEXTCPUステート47状態を経てCPUステー
ト48状態へと遷移しCPU35にバス使用権の許可が
移りCPU35がアクセスを行う。
【0057】ただし、この時も設定によりLOCK信号
は、ディセーブルのままであるためCPU35が一回転
送を行った後は再びDMAC1ヘバス使用権の許可が移
行する。このように、バス使用権要求信号CPBREQ
(2)が2クロック以上の期間ディセーブルとなる状態
は、DMAC1の各チャネルヘのデータ転送要求が重複
して発生している状態では起こらないために、DMAC
1によりデータ転送を行う各機能モジュールからの転送
要求が待ち状態にない時のみCPU35がバスを使用す
ることになる。
【0058】図9では、CPU連続データ転送数を設定
した場合のバス制御信号のタイミングチャートを示す。
CPU35の連続データ転送数レジスタ9に0以外の値
を設定することにより、CPU35がデータ転送要求を
発生している限り、その設定値プラス1回のデータをC
PU35が転送する間はDMAC1にバス使用権を与え
ないような制御をした場合のタイミングを示す。ただ
し、DMAC1がバス使用権要求を発生しない場合は、
連続データ転送数レジスタ9ヘの設定値に関わらず、C
PU35がデータ転送要求を発生しつづける限り、CP
U35がバスを使用し続けることが出来る。
【0059】DMAC1にバス使用権が許可されている
状態で、DMAC1のバス使用権要求信号DMBREQ
(2)とCPU35のバス使用権要求信号CPBREQ
(3)が同時に発生する。まず、DMAC1がストロー
ブ信号DMSTRB(11)を発生しアクセスを行う。
時間(A)のタイミングにてDMAC1は、バス使用権
要求信号DMBREQ(2)をディセーブル(LOWレ
ベル)とし、バス使用権はCPU35へ移行する。バス
使用権がCPU35へ移行した時点で、再びDMBRE
Q(2)信号がイネーブルとなるために、競合制御部6
のステートはNEXDMAステート46へと遷移する。
ここで、WAIT信号がロウレベルとなり現在の転送が
終了すれば再びDMAC1へとバス使用権が移行すると
ころであるが、CPUの連続データ転送数設定レジスタ
9からの出力信号CPTRN(7)にカウント値2が設
定されており、この値がCPUの転送回数をカウントす
るダウンカウンタ37に初期値として設定されているた
め、CPCNT(8)が値2となっており、したがっ
て、LOCK信号がHIGHレベルとなっているため、
バス使用権はCPU35に許可されたままとなる。CP
U35がデータ転送を終了する毎にカウンタ値がデクリ
メントされ、0となった時点でLOCK信号が解除さ
れ、これによりバス使用権がDMAC1へと移行するこ
とになる。
【0060】時間(B)のタイミングでは、再びCPU
35にバス使用権が移行して、CPU35がデータ転送
を行っており、この時はDMAC1からのバス使用権要
求が発生していないため連続データ転送数設定レジスタ
9ヘの設定値に対応した回数に関わらず、CPU35か
らのデータ転送要求が継続する限りバスを占有し連続し
てデータ転送を行っている。
【0061】以上の様に、シンクロナスDRAM等のよ
うに連続アクセスの最初のみオーバーヘッド時間を要す
るようなアクセス対象へのアクセスが中心となるシステ
ムにおいて、バスに空き時間を作ることなく、DMAC
1とCPU35との間でのバス使用権の最適制御が可能
である。
【0062】図10には、本発明の画像処理システムを
用いた半導体装置のブロック図を示す。図10に示す半
導体装置S2は、機能モジュール11、12、13,4
9,50と、DMAC1と、競合制御部6と、CPU&
i/f8と、外部メモリーコントローラ10と、システ
ムバスB1とを有しており、これらの部分をシリコンチ
ップ内に集積して形成されている。半導体装置S2は、
機能モジュール49、50および接続用外部端子P1、
P2,P3,P4以外の構成要素は、図1の画像処理シ
ステムS1と同等である。この半導体装置S2におい
て、各々の機能モジュール11、12、13,49,5
0は、外部とのデータの送受信の必要に応じて、接続用
外部端子P1,P2,P3,P4を有するものとする。
また、各々の各機能モジュール11、12、13,4
9,50は、画像処理を行うモジュール(CCD 信号
処理、画像出力、画像圧縮/伸長)とデータ通信用モジ
ュールとを備えている。また、半導体装置S2は、外部
装置との接続がシステムバス用外部接続端子B3の一種
類のみであることから、1系統のシステムバスB1で構
成でき、小型化および省電力化が図れる。これにより、
単一バスシステムを用いて、小型で低消費電力である高
速画像処理装置の実現が可能となる。
【0063】具体的に、2系統のバスシステムでは、シ
ステムバスおよび画像専用バス各々32ビットの構成で
ある場合において、外部メモリーとの接続用端子として
データ信号用端子のみでも64本の端子が必要となる
が、本発明の単一バスシステムでは、システムバスB1
の1系統のみであるため、外部メモリーとの接続のため
のデータ信号用端子数は32本で良いことになる。した
がって、半導体装置S2は、半導体装置S2に必要な端
子数が削減され小型化が可能となり、さらに、各端子が
外部の信号配線を駆動するための消費電力も、端子数が
減ることにより削減できる。
【0064】図11は、本発明の実施形態のディジタル
スチルカメラ装置のブロック図である。図11に示すデ
ィジタルスチルカメラ装置には、前述の半導体装置S2
が使用されている。レンズ51を介してCCD(電荷結
合素子)52上に結像された画像は、外部端子P1から
半導体装置S2へ入力され、各種の画像処理を行われ
る。半導体装置S2へ入力され、画像処理された画像
は、外部端子P2を経由して表示用装置53に出力され
る。また、画像処理された画像は、必要に応じて外部端
子P3を経由して通信用ドライバー/レシーバー54に
出力されることにより外部装置へもデータとして送信さ
れる。また、外部装置からのデータが通信用ドライバー
/レシーバー54により受信され、外部端子P3を経由
して半導体装置S2へ入力され適切な処理を施されて、
画像データとして外部端子P2を経由して表示用装置5
3に出力されることも可能である。
【0065】本実施形態では、通常カメラに必要な各種
スイッチ操作の入力およびLED等各種インジケータへ
の出力などは、外部端子P4を経由して接続したシステ
ム制御用マイクロコントローラ(マイコン)56が行
う。半導体装置S2の内部にありこれらのシステム制御
を行うCPU用のプログラムデータ、表示用装置53に
文字などを表示するために使用する文字データ等を格納
したフラッシュメモリー58およびCPU用のワーク領
域や画像データ等を格納したシンクロナスDRAM59
は、システムバス用外部接続端子B3に接続されてい
る。
【0066】このように、図10に示す半導体装置S2
を使用することにより、ディジタルスチルカメラのよう
な大量の画像データを高速に処理する必要があるシステ
ムにおいて、システムバスを1系統の構成とすることが
できる。また、システムバスの1系統の構成では、2系
統の構成において最低でも2チップ必要(システムバス
用に1チップと画像専用バス用に1チップ)であるメモ
リーチップを1チップにすることができるため、部品点
数の削減が可能となる。このことは、部品実装面積も低
減されることから、装置の小型化も可能となることに加
えて、メモリーチップの消費電力も、使用数が減ること
より削減できる。さらに、メモリーチップが削減される
ために半田付け箇所が減少して、実装面における画像処
理システムの信頼性が向上する。
【0067】
【発明の効果】以上より、本発明の画像処理システム
は、DMACに連続データ転送数設定レジスタとリクエ
スト一時停止手段とが設けられ、競合制御部にDMA優
先設定レジスタが設けられることにより、DMACとC
PUとにバス使用権の割り当てが可能となり、1系統の
システムバスで全てのデータ転送が効率良く行うことが
できる。
【0068】また、本発明の半導体装置は、画像データ
用とCPUのワーキング領域用とのメモリを共通のメモ
リーチップ内部に割り当てることができるため、必要と
するメモリーの個数の削減が可能となり画像処理システ
ム全体の消費電力を、低減させることができる。
【0069】さらに、本発明のディジタルスチルカメラ
装置は、メモリーの個数の削減ができることから装置全
体の部品点数の削減、プリント基板の小型化等が可能と
なり最終製品におけるコスト削減および部品実装での信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像処理システムのブ
ロック図である。
【図2】本発明の画像処理システムに含まれるDMAC
のブロックである。
【図3】本発明の画像処理システムのCPU&i/fの
ブロック図である。
【図4】本発明の画像処理システムの競合制御部のブロ
ック図である。
【図5】競合制御部のステート遷移図である。
【図6】CPUからデータ転送要求が発生していない場
合のバス制御のデータ信号のタイミングチャートであ
る。
【図7】DMA優先チャネル設定をした場合のバス制御
のデータ信号のタイミングチャートである。
【図8】DMA優先の設定をした場合のバス制御のデー
タ信号のタイミングチャートである。
【図9】CPU連続転送データ数を設定した場合のデー
タ信号のタイミングチャートである。
【図10】本発明の画像処理システムを用いた半導体装
置のブロック図である。
【図11】本発明の画像処理システムを用いたのディジ
タルスチルカメラ装置のブロック図である。
【図12】従来の画像処理システムのブロック図であ
る。
【図13】従来の共通バスを用いてバス制御を行う画像
処理システムのブロック図である。
【図14】従来の画像処理システムの出力信号のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 DMAC(ダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ) 2 DMA優先チャネル設定レジスタ 3 優先順位決定保持回路 4 連続データ転送数設定レジスタ 4a チャネルA連続データ転送数設定レジスタ 4b チャネルB連続データ転送数設定レジスタ 4c チャネルC連続データ転送数設定レジスタ 5 リクエスト一時停止手段 6 競合制御部 7 DMA優先設定レジスタ 8 CPU&i/f 9 連続データ転送数設定レジスタ 10 外部メモリーコントローラ 11 機能モジュールA 12 機能モジュールB 13 機能モジュールC 14 外部メモリー 15 ANDゲート 16 ANDゲート 17 ANDゲート 18 ORゲート 19 ORゲート 20 ORゲート 21 ANDゲート 22 ANDゲート 23 ANDゲート 24 ORゲート 25 立ち下り検出1クロックLOWパルス生成部 26 ANDゲート 27 ANDゲート 28 1クロックLOWパルス生成部 29 フリップフロップ 30 NANDゲート 31 DACK生成部 32 セレクタ 33 カウンタ 34 比較器 35 CPU 36 ANDゲート 37 ダウンカウンタ 38 インバータ 39 ANDゲート 40 カウントイネーブル生成部 41 ステート制御部 42 2クロック以上のLOWを検出 43 インバータ 44 インバータ 45 DMAステート 46 NEXDMAステート 47 NEXCPUステート 48 CPUステート 49 機能モジュールD 50 機能モジュールE 51 レンズ 52 CCD(電荷結合素子) 53 表示用装置 54 通信用ドライバー/レシーバー 55 各種スイッチ・インジケータ等 56 システム制御用マイコン 57 シンクロナスDRAM 58 フラッシュメモリー 100 DMAC 101 競合制御部 102 CPU&i/f 103 外部メモリコントローラ 104 外部メモリコントローラ 105 機能モジュールA 106 機能モジュールB 107 機能モジュールC 108 外部メモリー 109 外部メモリー 110 バス権要求最低時間設定レジスタ 111 カウンタ 112 Hold要求マスク 113 ANDゲート 114 DMA時間設定レジスタ 115 カウンタ 116 フリップフロップ B1 システムバス B2 画像専用バス B3 システムバス用接続端子 B4 画像バス用外部接続端子 P1 接続用外部端子 P2 接続用外部端子 P3 接続用外部端子 P4 接続用外部端子 S1 画像処理システム S2 半導体装置 S3 画像処理システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのシステムバスに接続されてデータ
    転送を行う機能モジュールと、 該システムバスに接続された中央処理装置と、 該機能モジュールが出力するデータ転送要求信号を受信
    して、データ転送要求信号に基づいてバス使用権要求信
    号を出力するデータ転送制御装置と、 該データ転送制御装置と該中央処理装置との間に接続さ
    れており、該データ転送制御装置および該中央処理装置
    からのバス使用権要求信号に対して、どちらに該システ
    ムバスの使用権を与えるかを調整する競合制御部とを有
    する画像処理システムであって、 該データ転送制御装置がバス使用権を得ると連続して転
    送できるデータ量を設定する手段と、 設定されたデータ転送終了後には該競合制御部への該デ
    ータ転送制御装置のバス使用権要求信号の送信を1クロ
    ック期間以上停止させる手段と、 該競合制御部において該データ転送制御装置のバス使用
    権要求信号が発生している場合には次に必ず該データ転
    送制御装置がバス使用権を与えられる様に調停する手段
    と、を具備することを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記機能モジュールが複数であって、前
    記データ転送制御装置の制御下でデータ転送を行うこと
    が可能であり、 該データ転送制御装置によるデータ転送を前記中央処理
    装置によるデータ転送よりも優先して行なうように該機
    能モジュールを設定する手段と、 前記機能モジュールの該データ転送制御装置の制御下で
    のデータ転送要求が同時に発生し、しかも、そのデータ
    転送要求に優先的に設定された該機能モジュールのデー
    タ転送要求が含まれている場合には、該データ転送制御
    装置の制御下でデータ転送を実行する機能モジュールが
    データ転送終了後においても、該機能モジュールからの
    データ転送要求信号に基づいてバス使用権要求信号を継
    続的に送出する手段と、をさらに有する請求項1に記載
    の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記競合制御部において、前記データ転
    送制御装置の制御下でのデータ転送直後のバス使用権要
    求信号停止期間よりも1クロック期間以上長く該データ
    転送制御装置からのバス使用権要求信号が停止した時に
    対応してのみ、前記中央処理装置からのバス使用権要求
    信号に基づいて該中央処理装置にシステムバス使用権を
    許可する手段をさらに有している請求項1に記載の画像
    処理システム。
  4. 【請求項4】 前記データ転送制御装置がシステムバス
    使用権を要求している場合においても、前記中央処理装
    置が優先的に連続してデータ転送できるようにデータ量
    を設定する手段を有している請求項1に記載の画像処理
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    画像処理システムを有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置を有するデ
    ィジタルカメラ装置。
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