JPH04372242A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH04372242A
JPH04372242A JP3176159A JP17615991A JPH04372242A JP H04372242 A JPH04372242 A JP H04372242A JP 3176159 A JP3176159 A JP 3176159A JP 17615991 A JP17615991 A JP 17615991A JP H04372242 A JPH04372242 A JP H04372242A
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JP
Japan
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bus
request
data
system bus
modules
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JP3176159A
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Inventor
Yasunori Sugano
菅野 泰則
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムバスを介し、
プロセッサ、メモリ、入出力装置(I/O)等の各モジ
ュール間でデータ転送を行うシステムにおけるデータ転
送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、計算機システムにおいては、シ
ステムバスを介してデータや命令の送受信が行われる。 図3に、一般的な計算機システムブロック図を示す。図
において、バス幅が64ビットであるシステムバス1に
は、メインプロセッサ(MP)2、メインメモリ(MM
)3及び入出力装置(I/O)4−1〜4−n等の各モ
ジュールが接続されている。このシステムバス1の使用
権の調停を行うために、システムコントローラ5が設け
られている。システムの各モジュールはデータ転送を行
う際、システムコントローラ5にバス使用権を要求し使
用許可を受ける構成とされる。
【0003】図2は、上記I/Oとして通信制御装置を
例にとった場合の従来のデータ転送システムブロック図
である。図において、I/Oを構成するモジュール4の
制御部(TRC)11は、回線12から入力するシリア
ルデータをパラレルデータに変換し、システムバス1か
ら回線12に出力されるパラレルデータをシリアルデー
タに変換する等の処理を行う回路である。制御部11の
内部には、回線12からのシリアルデータ受信時、制御
部11が変換した後のパラレルデータを格納するメモリ
として、TRCFIFO13が設けられている。なお、
送信時は、TRCFIFO13内のパラレルデータを制
御部11がシリアルデータに変換して、回線12にデー
タを出力することになる。TRCFIFO13は、内部
で図示しない送信用TRCFIFOと受信用TRCFI
FOに分かれており、それぞれ独立して動作を行うよう
構成されている。このほかにモジュール4には、DMA
C14とBRQCNTROL15とFIFO16及びB
USINF17が設けられている。
【0004】TRCFIFO13は、回線12からデー
タ受信時、DMAC14にデータ要求(DMARQ1)
を出力する。一方、送信時は、TRCFIFO13は、
送信開始時の制御部11からのトリガにより、DMAC
14にデータ転送要求を出力し、送信完了の指示を制御
部11より受信するまで、TRCFIFO13に空きが
生じるたびにDMAC14にデータ転送要求を出力する
構成となっている。DMAC14は、データ転送要求を
受信すると、受信時は、FIFO16にTRCFIFO
13に格納されたデータを書き込むために、BRQCN
TROL15に対しDMA要求(DMARQ2)を出力
する。また、送信時は、FIFO16からTRCFIF
O13にデータを書き込むために、BRQCNTROL
15に対しDMA要求(DMARQ2)を出力する。さ
らにこのDMAC14は、一旦TRCFIFO13から
DMA要求(DMARQ1)を受信すると、データ転送
効率を上げるためにTRCFIFO13にデータがなく
なるまで連続転送(バースト転送)を行う。受信用TR
CFIFOからの要求があった場合は受信用TRCFI
FO内のデータをすべて転送してしまうまで送信用TR
CFIFOにデータ転送は行わないよう構成されている
。BRQCNTROL15は、DMAC14からのDM
A要求(DMARQ2)に対する許可信号(DMAAC
K2)の発行及びFIFO16のコントロール及びシス
テムバス1へのバスアクセス権の取得制御を行う回路で
ある。
【0005】図4に、FIFO16の動作説明図を示す
。FIFO16は、ファーストインファーストアウトメ
モリであり、図に示す様に、入力は8ビット幅であり、
出力は64ビット幅を持っている。そして、DMAC1
4から8ビット幅のデータを受け入れ、その後64ビッ
ト幅でシステムバス1を介して図3に示したMM3にデ
ータを転送する構成となっている。
【0006】図5に、図2に示したBRQCNTROL
15の詳細ブロック図を示す。このBRQCNTROL
15は、コンパレータ15−1、FIFOCNT15−
2及びBUSACCCONTROL15−3とから構成
されている。DMAC14のアドレス出力はコンパレー
タ15−1に入力されている。またDMAC14の出力
のR/W(データ転送の方向を示す信号線)信号もコン
パレータ15−1に入力されている。コンパレータ15
−1のアドレス出力及びR/W信号は、FIFO16に
対する書き込み/読み出しタイミングを出力するFIF
OCNT15−2に入力される。FIFOCNT15−
2は、FIFO16に対し書き込み/読み出しタイミン
グを出力する回路である。DMAC14のデータ出力は
、FIFO16のデータ入力DINに接続され、FIF
OCNT15−2の制御信号(アドレス及びR/W信号
)により、FIFO16にこのデータの書き込みが行わ
れる。FIFO16の最終アクセスアドレス及びR/W
信号は、POUT端子に出力され、コンパレータ15−
1のPIN端子に入力される。またFIFO16は、F
IFOCNT15−2の指示により、BUSINF17
にアドレス、データ、R/W信号を出力する回路とされ
る。
【0007】コンパレータ15−1は、DMAC14か
らのアドレス、R/W信号とFIFO16からのアドレ
ス、R/W信号を比較して、HIT信号をBUSACC
CONTROL15−3に入力している。BUSACC
CONTROL15−3は、上記HIT信号により、D
MAC14からのDMA要求(DMARQ2)に対して
、DMAC14に出力する許可信号(DMAACK2)
をアクティブにするか、BUSINF17に対するバス
使用要求信号(BRQ)をアクティブにするかを決定す
る回路である。
【0008】BRQCNTROL15からのバス使用要
求信号(BRQ)は、BUSINF17を介して図2に
示したSCTL5に入力される。SCTL5は、システ
ムバス調停後図5に示すシステムバス使用許可信号(B
ACK)を出力する回路である。このシステムバス使用
許可信号も(BACK)、システムバスとの電気的レベ
ル変換を行うBUSINF17を介し、BRQCNTR
OL15に入力される構成とされている。ここで、図2
に示した従来のデータ転送システムについて、その詳細
な動作シーケンスを説明する。なお、回線12にデータ
を出力するか、回線12よりデータを受信するかは、実
質的に同一シーケンスとなるので、説明の都合上以下受
信に関してのみ説明する。
【0009】図6は、図2に示す回線12から受信した
データを図3に示すMM3に格納するまでのシステムの
シーケンスチャートを示したものである。まず、回線か
らデータを受信すると、TRC11は図2に示したTR
CFIFO13にデータを格納し、8ビットだけTRC
FIFO13に貯った時点で、DMAC14に転送要求
(DMARQ1)を出力する。DMAC14は、TRC
11からデータ転送要求を受信すると、BRQCNTR
OL15にDMA転送要求(DMARQ2)を出力する
。BRQCNTROL15は、FIFO16の出力する
アドレス及びR/W信号と、DMAC14の出力するア
ドレス及びR/W信号が所定のヒット条件を満足してい
るときか、またはFIFO16が空である場合に、許可
信号(DMAACK2)をDMAC14に出力する。 なお、図中*1は、FIFO内に有効データが格納され
ていないことを示し、*2は、FIFO内に有効データ
が格納されており、かつ表1に示す条件を満足した場合
はDMAACK2を返し、それ以外は、*3のミスヒッ
トの処理に入ることを示す。また、*3は、ミスヒット
とは、*1、*2以外の条件で発生することを示す。
【0010】図7にFIFOヒット条件説明図を示す。 図において、図の左半分は一つ前のアドレスの下位3ビ
ット、右半分はアクセスアドレスの下位3ビットを表し
ている。ここで、まず、ヒットする前提条件としては、
図示しないアドレスのA3以上の上位ビットは全て一致
していることと、R/Wが一致していることが必要とな
る。さらに、図のNo.1からNo.7のいずれかの条
件が揃えばヒットなる。即ち、このヒット条件はアクセ
スアドレスが8バイト分インクリメントされ、8バイト
のデータが格納されたかどうかの判断基準となる。従っ
て、FIFO16に8バイト分のデータが格納されると
ミスヒットとなる。
【0011】DMAC14は、BRQCNTROL15
から許可信号(DMAACK2)を受信すると、TRC
11中のTRCFIFOから1バイトだけFIFO16
にデータを転送する。この時TRCFIFOにデータが
まだ格納されている場合には、TRC11は、DMA転
送要求(DMARQ1)を再びアクティブにする。こう
して、先に説明したバースト転送を行い、DMAC14
は、FIFO16が空でなく、上記条件がヒットする限
りTRCFIFO13のデータをFIFO16に格納す
る。
【0012】その後、DMAC14からのDMA転送要
求(DMARQ2)が、BRQCNTROL15でミス
ヒットした場合、BRQCNTROL15は、システム
バスに対しバス使用要求信号(BRQ)を出力する。S
CTL5は、システムバス使用要求信号の調停を行い、
バス使用許可信号(BACK)をアクティブにする。B
RQCNTROL15は、バス使用許可信号(BACK
)を受信すると、FIFO16内のデータをMM3に転
送する。転送後、BRQCNTROL15はDMAC1
4に対し許可信号(DMAACK2)を出力する。この
とき、FIFO16は空となる。そこでDMAC14は
、再びTRCFIFO13のデータをFIFO16に転
送する。以上の要領で、システムバスを使用したデータ
転送が行われていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
モジュール4に対し送受信の起動がかかり、モジュール
4がシステムバス1に対しバス使用要求信号(BRQ)
をアクティブにした時、システムバス1のトラフィック
量が多いと、TRC11のTRCFIFO13にデータ
が蓄積される。図8に、従来システムのシステムバス使
用タイムチャートを示す。図(a)に示すように、シス
テムバスのバスサイクルは周期Tで動作するものとする
。ここで図(b)に示すように、システムバス上のトラ
フィック量が多いと、TRC11が8バイト送信処理を
行うと、その後例えば3バスサイクルの間はシステムバ
スが他のI/Oに割り当てられる。この間、TRCFI
FO13には通信データが蓄積され、次に再びシステム
バスの使用許可を受けて8バイト分のデータを受信する
処理を行う。
【0014】一方、図(c)に示すようにシステムバス
上のトラフィック量が少ないと、TRC11がシステム
バス1に対しバス使用要求信号をアクティブにした時、
TRCFIFO13にデータが蓄えられる十分なインタ
バルが生じないままに使用許可がされる。従って、送信
データの転送と受信データの転送が短い周期で発生し、
バスがTRC11により高い占有率で占有されてしまう
。他のI/Oのシステムバス使用要求が少ない場合は良
いが、再び他のI/Oの要求が増加すると、他のI/O
に対する使用許可のタイミングが遅れ、他のI/Oにオ
ーバーラン/アンダーランが発生する。他のI/Oの要
求が増加すればモジュール4に対する使用許可の間隔が
次第に広がり再び図8(b)に示す状態に戻るが、その
応答は遅いため、それまでに他のI/Oのオーバーラン
/アンダーランが発生し得る。しかも、図8(c)のよ
うな小量ずつのデータ転送は、システムバスの使用効率
を著しく低下させてしまう。本発明は、以上述べた欠点
を解決し、オーバーラン/アンダーラン等を発生させな
い効率よいデータ転送システムを提供する事を目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、複
数のモジュールがシステムバスに接続され、このシステ
ムバスを介してシステムコントローラに対しバス要求信
号を送出し、バス使用権を要求して、前記システムコン
トローラからシステムバスを介して使用許可を受信する
と、前記モジュールが前記システムバスを使用して相互
にデータ転送を行うシステムにおいて、前記各モジュー
ルには、システムバスを介して他モジュールが出力して
いるバス要求信号を受け入れるバス監視手段が設けられ
、このバス監視手段は、バス要求信号送出中のモジュー
ルの数を認識する要求数認識手段と、自モジュールが発
生するバス要求信号を遅延させるバス要求遅延手段とを
有し、このバス要求遅延手段は、バス要求信号送出中の
モジュールの数が増加したとき、前記遅延時間を長くす
るよう制御されることを特徴とするデータ転送システム
に関する。
【0016】本発明の第2発明は、複数のモジュールが
システムバスに接続され、このシステムバスを介してシ
ステムコントローラに対しバス要求信号を送出し、バス
使用権を要求して、前記システムコントローラからシス
テムバスを介して使用許可を入力すると、前記モジュー
ルが前記システムバスを使用してデータ転送を行うシス
テムにおいて、自モジュールのデータ転送間隔を監視す
る要求間隔監視手段が設けられ、この要求間隔監視手段
は、自モジュールが発生するバス要求信号を遅延させる
バス要求遅延手段を有し、このバス要求遅延手段は、自
モジュールのデータ転送間隔が縮まったとき、前記遅延
時間を長くするよう制御されることを特徴とするデータ
転送システムに関する。
【0017】本発明の第3発明は、複数のモジュールが
システムバスに接続され、このシステムバスを介してシ
ステムコントローラに対しバス要求信号を送出し、バス
使用権を要求して、前記システムコントローラからシス
テムバスを介して使用許可を受信すると、前記モジュー
ルが前記システムバスを使用して相互にデータ転送を行
うシステムにおいて、前記各モジュールには、システム
バスを介して他モジュールが出力しているバス要求信号
を受け入れるバス監視手段が設けられ、このバス監視手
段は、バス要求信号送出中のモジュールの数を認識する
要求数認識手段と、自モジュールが発生するバス要求信
号を遅延させるバス要求遅延手段を有し、このバス要求
遅延手段は、バス要求信号送出中のモジュールの数が増
加したとき、前記遅延時間を長くするよう制御され、自
モジュールのデータ転送間隔が縮まったとき、前記遅延
時間を長くするよう制御されることを特徴とするデータ
転送システムに関する。
【0018】
【作用】モジュールに設けられたバス監視手段は、シス
テムバスに対する全モジュールのバス要求信号を受け入
れて監視する。そして、TRCのデータ転送要求が多く
かつシステムバス上のトラフィックが増加したとき、T
RCのデータ転送要求を遅延させる。これにより、TR
Cのシステムバス占有率が低下し、他のモジュールのシ
ステムバス使用が容易になりオーバーラン/アンダーラ
ンを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の第1発明の実施例を示すデータ
システムブロック図である。図のシステムは、システム
バス1に対し、図中のモジュール20を含む、多数のモ
ジュールが接続され、例えば先に図3で示したような計
算機システムを構成している。そのシステムコントロー
ラ5やモジュール20中のTRC(制御部)11等を含
む主要ブロックは、既に図2を用いて説明したものと同
じである。従って、同一部分には同一符号を付し、重復
する説明は省略する。
【0020】ここで、本発明のシステムにおいては、こ
のモジュール20にバス(BUS)監視手段21とアン
ドゲート22とが新たに設けられている。このBUS監
視手段21は、システムバス1中の全モジュールのバス
要求信号を受け入れ、アンドゲート22に、BRQEN
Bを出力する構成とされている。また、アンドゲート2
2は、さらにBRQCNTROL15からTRCBRQ
を受け入れてその論理積出力をBUSINF17に向け
出力する構成とされている。BRQCNTROL15の
出力するTRCBRQはBUS監視手段21にも入力す
る。
【0021】図9は、BUS監視手段21の内部ブロッ
クである。BUS監視手段21は、システムバス上の各
I/Oからのシステムバス要求信号BRQ1〜nを入力
に受け入れるデータフリップフロップ(DF/F)21
−1と、システムバスサイクルに同期され、1バスサイ
クルに1パルスから成るBUSCYC信号を出力するシ
ステムバスサイクルタイミング生成回路21−3と、B
USCYC信号でサンプルされたデータをDF/F21
−1からアドレスに受け入れるROM21−2を備えて
いる。ROM21−2のデータ出力はカウンタ21−7
のデータ入力に接続されている。カウンタ21−7は、
JKF/F21−8から出力されるBRQENB信号の
インバート信号でリセットされ、NANDゲート21−
4の出力でデータ入力の値がローディングされる構成と
なっている。実施例において、上記DF/Fは要求数認
識手段、カウンタ21−7はバス要求遅延手段を構成し
ている。
【0022】NANDゲート21−4には、ANDゲー
ト21−6の出力と、BUSCYCを反転するインバー
タ(NOT)21−5の出力が入力するよう結線されて
いる。ANDゲート21−6はTRCBRCとJKF/
F21−8のインバート出力の論理積をとるゲートであ
る。また、カウンタ21−7は、BUSCYC信号の立
ち上がりエッジでカウントアップされて、最大カウント
となるとBRQSET信号を出力する構成となっている
。BRQSET信号は、JKF/F21−8のJ入力側
に入力される。JKF/F21−8は、J入力がアクテ
ィブになるとBUSCYCの立ち上がりでBRQENB
をアクティブにする構成となっている。JKF/F21
−8は、図1のモジュール20中のBRQCNTROL
15の出力するTRCBRQ信号がインアクティブとな
る事によりリセットされる構成とされている。
【0023】図10には、図9に示したROM21−2
に格納されているデータを示す。ここには、システムバ
スから入力するBRQの数によりBRQENB信号の発
生間隔が決定される様なデータが格納されている。即ち
、アドレスAO〜ANにバス要求信号BRQ1〜BRQ
nが入力すると、バス要求信号数が減少するほどBRQ
ENB発生間隔が長くなるよう設定されたデータA〜Z
のいずれれかが出力される構成とされている。
【0024】以下、本発明のシステムの動作を説明する
。図11は、図1に示すモジュール20が回線12から
データを受信した場合のシステムのシーケンスチャート
を示したものである。また、図12は、システムバス使
用タイムチャートを示すものである。まず、回線12か
らデータを受信しTRC11がFIFO16にデータを
格納するまでのシーケンスは、図6で説明した従来方式
と同様である。従って、図11にはその部分の図示を省
略した。しかし、本発明では、BRQCNTROL15
がミスヒットした場合の図11の*3以下の動作が従来
と異なる。
【0025】本発明において、BRQCNTROL15
がミスヒットした場合、BRQCNTROL15は、T
RCBRQをアクティブにする。TRCBRQがアクテ
ィブになると、BUS監視手段21は、システムバス使
用要求信号線のアクティブ本数に対応したカウンタのカ
ウント値を図9のROM21−2から読み出し、カウン
タ21−7にローディングし、カウントを開始する。カ
ウントアップでBRQSET信号が図9のカウンタ21
−7より出力され、JKF/FからBRQENB信号が
アクティブになる。BRQENB信号がアクティブにな
ると図1に示すアンドゲート22とBUSINF17を
介してシステムバスに対しBRQが出力される。これは
、即ちBRQがシステムバス上のトラフィック数に応じ
て遅延させられている事を示す。BUS監視手段21内
のカウンタ21−7がカウント中、図1に示すTRCF
IFO13には、受信データが蓄積されていく。
【0026】図11においてBRQを受信したSCTL
5は、システムバス上のバスアクセス要求の調停後BA
CK信号を出力する。BACK信号を受信するとBRQ
CNTROL15は、FIFO16に格納されている受
信データをMM3にデータ転送するよう指示する。デー
タ転送後BRQCNTROL15は、DMAC14にD
MAACK2を出力する。DMAC14は、DMAAC
K2の受信により図1に示すTRCFIFO13からF
IFO16にデータを転送する。その後はこのデータ転
送が8バイト分繰り返される。以上が本発明における回
線12からデータを受信した場合の動作である。送信時
においても受信と同様のシーケンスで動作する。
【0027】この実施例によるとシステムバスは図12
に示すようなタイミングで使用される。図12において
(a)のCASE−Aは、TRCからのデータ転送要求
が少ないためにTRCのデータ転送のシステムバス上で
の専有率が少ない例を示す。これは、従来方式において
も同様である。(b)のCASE−Bにおいては、TR
Cからのデータ転送要求が多くかつシステムバス上のト
ラフィックが少ない場合を示している。これはシステム
バス上のトラフィックが少ない為、システムバスへのデ
ータ転送要求の遅延時間が小さくTRCの転送間隔(イ
ンターバルB)が小さい例を示している。インターバル
Bが小さいと、図1のTRCFIFO13に蓄積される
データ量が少なくFIFO16がミスヒットする確率が
増大し、システムバスに対するTRCのデータ転送割合
が比較的多くなる。しかし、システムバス上のトラフィ
ックが少ない為に、他I/Oがオーバーラン/アンダー
ランになる事は無い。
【0028】(c)のCASE−Cは、TRCからのデ
ータ転送要求が多くかつシステムバス上のトラフィック
が多い場合を示している。従来方式では、システムバス
上のトラフィック量が変化しても、TRCがその変化に
追従できず、システムバスに対するアクセス回数を変化
させるまでに時間がかかり、他I/Oがオーバーラン/
アンダーランとなってしまっていた。本実施例によれば
、CASE−CにおいてBUS監視手段21によりシス
テムバスを監視し、トラフィック量が増大するとただち
にTRCのデータ転送割合を制限する。これによりイン
ターバルCが十分長く設定されシステムバスの占有率が
低下し、他I/Oがオーバーラン/アンダーランになる
事は無くなる。なお、図中*印は他I/Oによりシステ
ムバスが使用されている状態を示す。
【0029】また、図9のカウンタ21−7がカウント
アップ中に図1のTRCFIFO13にデータが蓄積さ
れるので、BRQCNTROL15でのミスヒットの確
率も低下する。即ち、TRCFIFO13にデータが蓄
積されていると、DMAC14は連続してDMARQを
出力する為、受信データ転送中の送信データ転送やその
逆が発生しずらくなる。従ってデータがまとめて送受信
され、転送効率も良くなる。なお、図12(d)のCA
SE−DはCASE−BからCASE−Cへ移行する動
作を示し、本発明のシステムではこの応答が速い。
【0030】以上説明したように、この実施例によれば
、システムバスのトラフィック量の変化により、データ
転送間隔を調整して他I/Oがオーバーラン/アンダー
ランを発生するのを防止する事が可能となる。なお、図
9のROM21−2に格納するカウンタ21−7のため
のカウント値は、回線速度によって図1のTRCFIF
O13にデータが蓄積されるまでの時間が変わるので、
回線速度、TRCFIFO13の容量等により定まる各
モジュールの属性により決定する必要がある。
【0031】次に、本発明の第2発明について説明する
。図13は、第2発明を示す実施例のブロック図である
。図のシステムは、大部分図1と同一で、TRC監視手
段31以外のブロックについては、重複する説明を省略
する。このTRC監視手段31は、アンドゲート22に
BRQENBを出力する一方、BRQCNTROL15
からTRCBRQを受け入れ、TRC11からTRCC
LKを受け入れる構成とされている。
【0032】図14は、TRC監視手段31の内部ブロ
ック図を示している。TRC監視手段31は、本発明の
第2発明の要求間隔監視手段を構成し、TRC11の回
線速度を決定するクロック(TRCCLK)をカウンタ
31−1のクロック入力用端子に受け入れる。図9にお
いて説明したと同様のシステムバスサイクルタイミング
生成回路31−2のBUSCYC出力は、JKF/F3
1−3のクロックに入力され、カウンタ31−1の出力
であるBRQSET信号をサンプルする構成となってい
る。カウンタ31−1及びJKF/F31−3のリセッ
ト入力には、図13のBRQCNTROL15の出力す
るTRCBRQが入力するよう接続されている。これに
より、JKF/F31−3の出力するBRQENB信号
がアクティブになると、図13のBRQCNTROL1
5から出力されているTRCBRQ信号がアンドゲート
22を通ってBRQとしてシステムバス1に出力される
構成となっている。
【0033】図15は図13の回線12からモジュール
30がデータを受信した場合の動作シーケンスを示した
ものである。また、図16はそのシステムバス使用タイ
ムチャートを示すものである。TRC11が回線からデ
ータを受信してFIFO16にデータを格納するまでの
シーケンスは従来方式と同様であり、その部分の図示を
省略した。図15において、BRQCNTROL15が
*3でミスヒットした場合の動作が従来方式と異なる。
【0034】この実施例において、BRQCNTROL
15がミスヒットした場合、BRQCNTROL15は
、TRCBRQをアクティブにする。TRCBRQがア
クティブになると、TRC監視手段31は、図14のカ
ウンタ31−1のカウントを開始する。カウンタ31−
1は図13のTRCFIFO13の容量とシステムバス
の使用効率によりシステムにより任意に設定されるカウ
ント値を、TRCBRQがアクティブになると自動的に
ローディングしカウントを開始する。カウンタ31−1
はカウントアップするとBRQSET信号をアクティブ
にする。BRQENB信号がアクティブになると図15
に示すようにシステムバスに対しBRQが出力される。
【0035】図14に示すTRC監視手段31内のカウ
ンタ31−1がカウント中、図13のTRCFIFO1
3には、受信データが蓄積されていく。BRQを受信し
たSCTL5はシステムバス上のバスアクセス要求の調
停後図15に示すようにBACK信号を出力する。BA
CK信号を受信するとBRQCNTROL15は、FI
FO16に格納されている受信データをMM3に転送す
る指示を行う。データ転送後BRQCNTROL15は
、DMAC14にDMAACK2を出力する。DMAC
14は、DMAACK2受信により図13のTRCFI
FO13からFIFO16にデータ転送する。
【0036】以上がこの実施例における回線からデータ
を受信した場合の動作である。送信時においても受信と
同様のシーケンスで動作する。この第2発明によれば、
図16(a)(b)に示すように、回転速度が遅ければ
長いインターバルBとなり回転速度が速ければ短いイン
ターバルCとなる。このように回線速度によってインタ
ーバル長が変化するために、回線速度により図13のT
RCFIFO13に蓄積されるデータ量が変化する事が
なく、ミスヒットの確率が減少し転送効率が向上する。
【0037】次に、本発明の第3発明の説明を行う。図
17は、第3発明を示す実施例のブロック図である。図
のシステムのブロック構成は、図1に示すものと大部分
同一である。従って、重復部分の説明は省略するが、そ
のBUS監視手段41の構成が異なっている。即ち、B
US監視装置41には、TRC11からTRCCLKが
入力するよう結線されている点が異なっている。
【0038】図18は、そのBUS監視装置の内部ブロ
ック図である。このBUS監視装置2は、その内部ブロ
ック自体、図9に示したものとほぼ同一で、同一部分に
は図9と同一符号を付した。ここで、図9と異なるのは
、カウンタ21−7のカウントアップをシステムバスサ
イクルタイミング生成回路21−3の出力に代えTRC
CKにより行う点である。即ち、カウンタ21−7に入
力されているクロックが回線速度を決定する回線クロッ
ク(TRCCLK)である事以外は、図9にて説明した
ハードウェア構成と同じである。但し、ROM21−2
に格納されているデータは、図9の実施例では、最大回
線速度により決定されたが、この実施例においては回線
速度に依存しない最適値が設定される。
【0039】次にこの第3発明の動作を説明する。図1
7に示すモジュール40が回線12からデータを受信し
た場合の動作シーケンスは、図11に示したとおりで、
図中*4で示した処理以外は既に説明したのと全く同様
に動作する。この実施例においては、*4の処理は、シ
ステムバスのBRQの本数と回線速度により決定される
インターバルで、システムバスに対しBRQを出力する
ことになる。これにより回転速度に比例してインターバ
ルが増減する。以上により、第3発明においては、回線
速度とシステムバス上のBRQのアクティブ本数により
システムバスに対するBRQの出力間隔が決定される。 本発明は以上の実施例に限定されない。上記各回路ブロ
ックは、それぞれ同様の機能を有する回路ブロックに置
き換えて良く、分割しても総合するようにしても差し支
えない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、システムバスをバス監視手段が監視して、バス要
求信号送出中のモジュールが増加したとき自モジュール
のバス要求に対する遅延時間を長くしたので、システム
バスのトラフィック量の変化に速やかに追従し、通信制
御装置のデータ転送要求間隔の変化により他I/Oがオ
ーバーラン/アンダーランを発生するのを防止する事が
可能となる。また、データ転送間隔により遅延時間を変
化させ、常に、定量データがたまった状態でシステムバ
スを使用し、データ転送効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明実施例を示すデータ転送シス
テムブロック図である。
【図2】従来のデータ転送システムブロック図である。
【図3】一般的な計算機システムブロック図である。
【図4】FIFOの動作説明図である。
【図5】BRQCNTROL内部ブロック図である。
【図6】図2のシステムのシーケンスチャートである。
【図7】FIFOヒット条件説明図である。
【図8】従来システムのシステムバス使用タイムチャー
トである。
【図9】BUS監視手段の内部ブロック図である。
【図10】BUS監視手段のROM内データ説明図であ
る。
【図11】本発明の第1発明のシステムシーケンスチャ
ートである。
【図12】本発明の第1発明のシステムバス使用タイム
チャートである。
【図13】本発明の第2発明実施例ブロック図である。
【図14】TRC監視手段内部ブロック図である。
【図15】本発明の第2発明のシステムシーケンスチャ
ートである。
【図16】本発明の第2発明のシステムバス使用タイム
チャートである。
【図17】本発明の第3発明実施例を示すシステムブロ
ック図である。
【図18】BUS監視装置内部ブロック図である。
【符号の説明】
1  システムバス 5  システムコントローラ 11  制御部(TRC) 12  回線 13  TRCFIFO 14  DMAC 15  BRQCNTROL 16  FIFO 17  BUSINF 20  モジュール 21  BUS監視手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のモジュールがシステムバスに接
    続され、このシステムバスを介してシステムコントロー
    ラに対しバス要求信号を送出し、バス使用権を要求して
    、前記システムコントローラからシステムバスを介して
    使用許可を受信すると、前記モジュールが前記システム
    バスを使用して相互にデータ転送を行うシステムにおい
    て、前記各モジュールには、システムバスを介して他モ
    ジュールが出力しているバス要求信号を受け入れるバス
    監視手段が設けられ、このバス監視手段は、バス要求信
    号送出中のモジュールの数を認識する要求数認識手段と
    、自モジュールが発生するバス要求信号を遅延させるバ
    ス要求遅延手段とを有し、このバス要求遅延手段は、バ
    ス要求信号送出中のモジュールの数が増加したとき、前
    記遅延時間を長くするよう制御されることを特徴とする
    データ転送システム。
  2. 【請求項2】  複数のモジュールがシステムバスに接
    続され、このシステムバスを介してシステムコントロー
    ラに対しバス要求信号を送出し、バス使用権を要求して
    、前記システムコントローラからシステムバスを介して
    使用許可を入力すると、前記モジュールが前記システム
    バスを使用してデータ転送を行うシステムにおいて、自
    モジュールのデータ転送間隔を監視する要求間隔監視手
    段が設けられ、この要求間隔監視手段は、自モジュール
    が発生するバス要求信号を遅延させるバス要求遅延手段
    を有し、このバス要求遅延手段は、自モジュールのデー
    タ転送間隔が縮まったとき、前記遅延時間を長くするよ
    う制御されることを特徴とするデータ転送システム。
  3. 【請求項3】  複数のモジュールがシステムバスに接
    続され、このシステムバスを介してシステムコントロー
    ラに対しバス要求信号を送出し、バス使用権を要求して
    、前記システムコントローラからシステムバスを介して
    使用許可を受信すると、前記モジュールが前記システム
    バスを使用して相互にデータ転送を行うシステムにおい
    て、前記各モジュールには、システムバスを介して他モ
    ジュールが出力しているバス要求信号を受け入れるバス
    監視手段が設けられ、このバス監視手段は、バス要求信
    号送出中のモジュールの数を認識する要求数認識手段と
    、自モジュールが発生するバス要求信号を遅延させるバ
    ス要求遅延手段を有し、このバス要求遅延手段は、バス
    要求信号送出中のモジュールの数が増加したとき、前記
    遅延時間を長くするよう制御され、自モジュールのデー
    タ転送間隔が縮まったとき、前記遅延時間を長くするよ
    う制御されることを特徴とするデータ転送システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5706281A (en) * 1994-06-14 1998-01-06 Hitachi, Ltd. Data transfer system

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