JP2009271944A - 低バンド幅で局所集中アクセスを保証する調停装置、調停方法、調停装置を含む動画処理装置、及び集積回路 - Google Patents

低バンド幅で局所集中アクセスを保証する調停装置、調停方法、調停装置を含む動画処理装置、及び集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】システム全体の動作周波数を高くすることなく、局所集中アクセスマスタ及び固定レートアクセスマスタが必要とするバンド幅を保証することができる調停装置を提供する。
【解決手段】共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う調停装置であって、特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御手段とを備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、バンド幅割り当て技術の技術分野に属する発明である。
バンド幅割り当て技術とは、複数のマスタ装置が共通のメモリリソースを利用している場合に、これら複数のマスタ装置に対し、あるバンド幅でのメモリアクセスを保証する技術である。かかるバンド幅割り当ては、調停装置による調停制御により実現することができる。以下、従来の調停装置によるバンド幅割り当てについて説明する。従来のバンド幅割り当てでは、複数マスタ装置間の調停を図る調停装置に、バンド幅制御のためのカウンタを設けることで、バンド幅制御を実現している。このカウンタは、複数マスタ装置のそれぞれに対応して設けられていて、あるマスタ装置によるメモリアクセスが許可されれば、そのマスタ装置についてのカウント値をインクリメントする。このカウンタには、上限値と、サイクル数という2つのパラメータが設けられており、カウンタのカウント値が、この上限値を下回っている限り、マスタ装置からのアクセス要求は許可される。逆に、カウント値が上限値を上回れば、マスタ装置からのアクセス要求は許可されない。一方、サイクル数は、カウンタのカウント値を自動的にデクリメントしてゆく期間を規定するものである。カウンタのカウント値が上限値に達した後、サイクル数に示される期間が経過するまで、カウンタのカウント値は、上限値を維持したままになるので、マスタ装置のアクセス要求は許可されない。サイクル数が経過して、カウンタのカウント値が上限値未満になれば、再びマスタ装置によるアクセス要求は許可されることになる。ここでメモリの動作周波数がf[Hz]である場合、以下の式を満たすよう、上限値U、カウント値Cを設定すれば、予め規定したバンド幅で、マスタ装置を動作させることができる。
マスタ装置に割り当てるバンド幅=動作周波数f × カウンタ上限値U / サイクル数C
なお、先行技術としては特許文献1、特許文献2に記載されたものがある。
特開2004−5589号公報 特開2002−304368号公報
ところで調停の対象となる複数のマスタ装置は、必要とするバンド幅が互いに異なることが多々ある。かかるマスタ装置の典型的なものに、局所集中アクセスマスタ、固定レートアクセスマスタがある。
局所集中アクセスマスタとは、通常バンド幅を必要としないが、ある一定の期間において局所的にバンド幅を必要とするマスタ装置である。かかるマスタ装置には、CPUのキャッシュに、データをまとめて読み込むような、キャッシュコントローラが該当する。
図11(a)は、局所集中アクセスマスタが要求するバンド幅の時間的変遷を示す図である。横軸は時間軸であり、縦軸は、マスタ装置が必要とするバンド幅を示す。本図に示すように、局所集中アクセスマスタが必要とするバンド幅は、時間軸上のある短い期間において集中的に発生するが、その他の期間では、全く発生していない。つまり時間軸上の狭い範囲において、高いバンド幅を要求するのが局所集中アクセスマスタの特色である。
固定レートアクセスマスタとは、ある高さのバンド幅を定常的に要求するマスタ装置である。かかる固定レートアクセスマスタには、AV信号のデコードを行うデコーダに、データを供給するようなDMAコントローラがある。ここでAV信号は、表示期間と、帰線期間との組みの繰り返しからなる。固定レートアクセスマスタは、この表示期間においてメモリアクセスを要求し、帰線期間においてメモリアクセスを要求しない。このことから固定レートアクセスマスタは、表示期間の合間にあたる帰線期間を除き、定常的に、ある一定のバンド幅を必要とする。図11(b)は、固定レートアクセスマスタが必要とするバンド幅の時間的変移を示す図である。本図に示すように、固定レートアクセスマスタが要求するバンド幅は、一定の高さを有しているが、帰線期間にあたる箇所において、低くなっている。つまり、表示期間にあたる長い“高”→帰線期間にあたる短い“低”→表示期間にあたる長い“高”→帰線期間にあたる短い“低”を繰り返していることがわかる。
固定レートアクセスマスタはほぼ定常的に、ある高さのバンド幅を必要とするが、局所集中アクセスマスタは、ある局所的な期間において、高いバンド幅を要求するので、固定レートアクセスマスタ、局所集中アクセスマスタを同じシステムに実装しようとすると、図11(c)に示すように、固定レートアクセスマスタが必要とするバンド幅と、局所集中アクセスマスタが必要とするバンド幅とを足し合わせた高さのバンド幅をシステム全体で保証せねばならない。図11(c)のような合計値のバンド幅が、システム全体に要求されれば、動作周波数を高くするか、ビットレートを高くせざるをえず、ハードウェアコストを高くせざるをえないという結果を招く。
本発明の目的は、システム全体の動作周波数を高くすることなく、局所集中アクセスマスタ及び固定レートアクセスマスタが必要とするバンド幅を、保証することができる調停装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う調停装置であって、特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、上記の構成を備えることにより、局所集中アクセスマスタが特定のマスタ装置として、メモリアクセスを要求してきた場合、第1期間において、その要求を認める。こうすることにより、局所集中マスタが必要とするバンド幅は保証される。局所集中アクセスマスタに対してメモリアクセスが許可されれば、固定レートアクセスマスタは第1期間においてアクセスを行うことができず、処理に遅れが生じる。その代わりに第1期間に続く第2期間において、局所集中アクセスマスタからのアクセス要求をマスクする。第2期間において、固定レートアクセスマスタはアクセスを独占することができるので、帰線期間に処理を行う等して、処理の遅れを挽回することができる。こうすることで、固定レートアクセスマスタは、局所集中アクセスマスタに、アクセス権を譲ることで生じた遅れを挽回することができる。割り当てられたバンド幅以上のアクセスを認める反面、局所集中アクセスマスタによるアクセスをマスクするので、トータルとしてのアクセス頻度は、固定レートアクセスマスタと、局所集中アクセスマスタとで変わらない。トータルで必要なバンド幅を、ある一定値以下にすることができるので、本発明は、固定レートアクセスマスタ、局所集中アクセスマスタを同一システム内で、うまく共存させることができる。
本発明の第一実施形態におけるアクセス調停部の機能ブロック図である。 リクエスト制限部15のブロック図である。 統括リクエスト制限部17のブロック図である。 アクセス権制御部34及び借入パラメータ保持部33の詳細図である。 状態遷移を示す図である。 局所集中アクセスマスタ13のアクセス許可信号を発行したときのカウンタ制御について示すフローチャートである。 固定レートアクセスマスタ14のアクセス許可信号を発行したときのカウンタ制御について示すフローチャートである。 局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間を経過したときのカウンタ制御について示すフローチャートである。 固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間を経過したときのカウンタ制御について示すフローチャートである。 マスタCカウンタ及びマスタDカウンタの変化を時系列に表した図である。 従来のシステムに必要な総バンド幅の算出説明図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第一実施形態)
<構成>
図1は、本発明の第一実施形態におけるアクセス調停部の機能ブロック図である。ここで、マスタ11、マスタ12、局所集中アクセスマスタ13、及び固定レートアクセスマスタ14は、それぞれ共有メモリに対するアクセスを行う制御ユニットである。
局所集中アクセスマスタ13は、例えばCPUのように、アクセスが局所的に集中して行われる場合もあれば、一定期間全く行われない場合もある制御ユニットである。一般にアクセス発生頻度が予測不可能、もしくは困難であるため、リクエストの先行発行やパイプライン実行の実装が困難である。
固定レートアクセスマスタ14は、アクセス保証期間内に一定のアクセスを保証する必要がある制御ユニットである。ここで、アクセス保証期間とは、例えばビデオのエンコード・デコード処理における1マクロブロック処理期間、1マクロブロックスライス処理期間、1フレーム処理期間、オーディオのエンコード・デコード処理における1フレーム処理期間、ビデオ出力における1フィールド表示期間、1ライン表示期間、等の特定の処理周期となり得る期間を指す。
図1に示すように、マスタ11は、リクエスト制限部15を経由して、調停部18と接続される。マスタ11は、必要に応じて、アクセス要求信号をリクエスト制限部15に発行する。
同様にマスタ12は、リクエスト制限部16を経由して、調停部18と接続される。マスタ12は、必要に応じて、アクセス要求信号をリクエスト制限部16に発行する。
局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14は、統括リクエスト制限部17を経由して、調停部18と接続される。局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14は、必要に応じて、アクセス要求信号を統括リクエスト制限部17に発行する。
リクエスト制限部15、リクエスト制限部16、及び統括リクエスト制限部17は、過去のアクセス履歴と、予め設定された許容アクセス頻度を元に、受け取ったアクセス要求信号をそのまま出力するか、マスクして出力するかの判断を行う。そして、判断結果に応じて調停部18にアクセス要求信号、又はマスク処理後のアクセス要求信号を出力する。
調停部18は、リクエスト制限部15、リクエスト制限部16、及び統括リクエスト制限部17から発行されたアクセス要求信号、又はマスク処理後のアクセス要求信号に対し、予め決められた固定優先順位に従って調停を行う。そして、マスタ11、マスタ12、局所集中アクセスマスタ13、固定レートアクセスマスタ14、リクエスト制限部15、リクエスト制限部16、及び統括リクエスト制限部17に、それぞれアクセス許可信号を発行すると同時に、共有メモリに対してアクセス要求信号を発行する。
続いて、リクエスト制限部15の詳細を説明する。リクエスト制限部15の詳細なブロック図を図2に示す。リクエスト制限部16は、リクエスト制限部15と同様の構成であるため、ここではリクエスト制限部15についてのみ説明する。
リクエスト制限部15は、パラメータ保持部21と、アクセス頻度管理部22と、リクエストマスク部23とを含む。
パラメータ保持部21は、マスタ11の許容アクセス頻度を示す制御パラメータ信号を受け取り、保持する。制御パラメータは、外部からユーザによって設定される。
ここで、許容アクセス頻度を示す制御パラメータは、マスタ11のサイクル数と、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセスサイズ情報、もしくはアクセス回数の情報とを含む。
アクセス頻度管理部22は、パラメータ保持部21からの制御パラメータ信号と、マスタ11からの転送サイズ情報或いはアクセス回数、及び調停部18からのアクセス許可信号を受け取る。マスタ11のアクセスが許容アクセス頻度以上の場合には、リクエストマスク部23にマスク信号を発行する。
また、アクセス頻度管理部22は、アクセス頻度の管理を、アクセス回数で管理しても、アクセスサイズで管理してもよい。アクセス回数で管理する場合は、例えば、マスタ11からのアクセス回数が1の場合には、調停部18からのアクセス許可信号を受け取った際に、アクセスカウンタを1つインクリメントする。そして、マスタ11のサイクル数に示される期間の経過毎に、アクセスカウンタを、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数分、デクリメントする制御により、アクセス頻度の管理を実現できる。一方、アクセスサイズで管理する場合は、調停部18からのアクセス許可信号を受け取った際に、アクセスサイズカウンタを、マスタ11からの転送サイズ情報が示すサイズ分、インクリメントする。そして、マスタ11のサイクル数に示される期間の経過毎に、アクセスサイズカウンタを、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセスサイズ情報が示すサイズ分、デクリメントする制御により、アクセス頻度の管理を実現できる。
リクエストマスク部23は、マスタ11からのアクセス要求信号を受け取る。また、マスタ11のアクセスが許容アクセス頻度以上の場合に発行されるマスク信号を受け取る。アクセス頻度管理部22からのマスク信号がある場合には、マスタ11からのアクセス要求信号をマスクした、マスク処理後のアクセス要求信号を調停部18に発行する。マスク信号がない場合には、マスクせずにアクセス要求信号を調停部18に発行する。
続いて、統括リクエスト制限部17の詳細を説明する。統括リクエスト制限部17の詳細ブロック図を図3に示す。統括リクエスト制限部17の構成は、リクエスト制限部15と構成的に類似しているため、異なる点のみ以下に説明する。
統括リクエスト制限部17は、1つの局所集中アクセスマスタ13と、1つの固定レートアクセスマスタ14に接続され、それぞれからアクセス要求信号と、転送サイズ情報もしくはアクセス回数とを受け取る。統括リクエスト制限部17は、借入パラメータ保持部33と、アクセス権制御部34とを含む。
借入パラメータ保持部33は、マスタ間のアクセス権の貸し借りを行うための借入パラメータ信号を受け取り、保持する。借入パラメータは、外部からユーザによって設定される。
ここで、マスタ間のアクセス権の貸し借りを行うための借入パラメータ信号は、アクセス権の借入を行うことができる最大期間情報(レベル1の期間情報)と、一度借入を行ってから再び借入可能になるまでの周期時間情報(レベル1の開始からレベル3の終了までの期間)と、アクセス権の借入ができる最大借入回数とを含む。なお、最大借入回数でなく、最大借入サイズでも良い。
アクセス権制御部34は、局所集中アクセスマスタ13からのアクセス要求があると、借入パラメータ保持部33から出力される借入パラメータ信号と、パラメータ保持部31からの制御パラメータ信号と、局所集中アクセスマスタ13からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数とを受け取る。同様に、固定レートアクセスマスタ14からのアクセス要求があると、借入パラメータ保持部33から出力される借入パラメータ信号と、パラメータ保持部35からの制御パラメータ信号と、固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数とを受け取る。そして、それぞれのマスタからのアクセス要求信号を受け取るリクエストマスク部32及びリクエストマスク部36へ、それぞれマスク信号を出力する。また、調停部18からのアクセス許可信号を受け取る。
このように、リクエストマスク部32及びリクエストマスク部36が、それぞれのマスタからのアクセス要求信号をマスクするマスク信号を、アクセス権制御部34から受け取る点がリクエスト制限部15と異なる。
続いて、借入パラメータ保持部33及びアクセス権制御部34の詳細な構成について図4を用いて説明する。
借入パラメータ保持部33は、アクセス権の借入を行うことができる最大期間情報と、一度借入を行ってから再び借入可能になるまでの周期時間情報と、アクセス権の借入ができる最大借入回数とを保持する。
アクセス権制御部34は、局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41及びサイクルカウンタ42と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43及びサイクルカウンタ44と、状態カウンタ45と、周期カウンタ46と、履歴キュー47と、制御部48とを含む。
局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41は、局所集中アクセスマスタ13のコマンド受付時にインクリメントされ、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間を経過すると、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数分だけデクリメントされる。
固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43は、固定レートアクセスマスタ14のコマンド受付時にインクリメントされ、固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間を経過すると、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数分だけデクリメントされる。また、局所集中アクセスマスタ13が固定レートアクセスマスタ14のアクセス権を借入した場合にもインクリメントされ、借入があった場合には、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間を経過するとデクリメントされる。
局所集中アクセスマスタ13用のサイクルカウンタ42は、インクリメンターであり、パラメータ保持部31に保持されている局所集中アクセスマスタ13のサイクル数を計るカウンタである。
固定レートアクセスマスタ14用のサイクルカウンタ44は、インクリメンターであり、パラメータ保持部35に保持されている固定レートアクセスマスタ14のサイクル数を計るカウンタである。
状態カウンタ45は、レベル1の期間を計るカウンタである。
周期カウンタ46は、一度借入を行ってから、再び借入可能になるまでの期間を計るカウンタである。
履歴キュー47は、局所集中アクセスマスタ13が固定レートアクセスマスタ14のバンド幅を使用した場合に、固定レートアクセスマスタ14のIDを保持する。
制御部48は、局所集中アクセスマスタ13からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数、または固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部31またはパラメータ保持部35から出力されるパラメータ信号と、過去のアクセス履歴とを比較、考量し、その結果に応じてHi又はLowのマスク信号を出力する。また、レベル1の状態においては借入パラメータ保持部33から出力される借入パラメータ信号も踏まえてマスク信号を出力する。
<状態遷移>
続いて、アクセス権制御部34の状態遷移について説明する。本実施形態において、アクセス権制御部34は図5に示すような状態遷移を持つ。各状態の意味は以下のとおりである。
レベル0は、アクセス権の貸し借りがなく、局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14が予め設定されたアクセス頻度内で動作している状態である。
レベル1は、局所集中アクセスマスタ13のアクセスが、固定レートアクセスマスタ14からアクセス権を借入して、設定された自己のアクセス頻度以上のレートでアクセスを行っている状態である。一方、固定レートアクセスマスタ14のアクセスは行われない。
レベル2は、局所集中アクセスマスタ14が借入したアクセス権を、借入先マスタ(固定レートアクセスマスタ14)に返却している状態である。局所集中アクセスマスタ13のアクセスは行われない。
レベル3は、局所集中アクセスマスタ13が借入したアクセス権をすべて返却済みの状態でかつ、局所集中アクセスマスタ13のアクセスが、固定レートアクセスマスタ14からアクセス権を借入できない状態である。
ここで、レベル1の期間は、設計者が任意に設定することが可能である。レベル2の期間は、以下の式より求めることができる。

レベル2の期間={(局所集中アクセスマスタ13のサイクル数で示される期間に保証すべきアクセス回数+アクセス権の借入ができる最大借入回数)÷局所集中アクセスマスタ13のサイクル数で示される期間に保証すべきアクセス回数}×局所集中アクセスマスタ13のサイクル数

なお、保証すべきアクセス回数が2以上の場合には、{(局所集中アクセスマスタ13のサイクル数で示される期間に保証すべきアクセス回数+アクセス権の借入ができる最大借入回数)÷局所集中アクセスマスタ13のサイクル数で示される期間に保証すべきアクセス回数}で求まる解において、端数が存在する場合は端数を切り上げる。
レベル2の期間を設けることでレベル1の期間があったとしても、アクセス保証期間におけるトータルの平均バンド幅は同じになる。
また、局所集中アクセスマスタ13のピークバンド幅は、以下の式より求めることができる。

ピークバンド幅=動作周波数f×(局所集中アクセスマスタ13のサイクル数で示される期間に保証すべきアクセス回数+アクセス権の借入ができる最大借入回数)/局所集中アクセスマスタ13のサイクル数

設計者は、レベル1、レベル2、及びレベル3の区間を合計すると、アクセス保証期間になるように設定しておく。
続いて、図5で示す各状態の遷移条件について説明する。
条件1は、局所集中アクセスマスタ13が、予め設定されたアクセス頻度以上のアクセスを行うことである。
条件2は、局所集中アクセスマスタ13が、アクセス権の借入を行ってから、アクセス権の借入を行うことができる最大期間が経過することである。
条件3は、局所集中アクセスマスタ13が借入したアクセス権をすべて返却することである。
条件4は、局所集中アクセスマスタ13が、アクセス権の借入を行ってから、再び借入可能になるまでの周期時間が経過することである。
<動作>
続いて、調停部18が、局所集中アクセスマスタ13のアクセス許可信号を発行したときのカウンタ制御について図6に示すフローチャートを用いて説明する。
局所集中アクセスマスタ13のアクセス許可信号が発行されると、局所集中アクセスマスタ用アクセスカウンタ41を1インクリメントする(ステップS601)。次に、局所集中アクセスマスタ用アクセスカウンタ41が2以上か否かを判断する(ステップS602)。2以上の場合は、固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ43を1インクリメントし(ステップS603)、履歴キュー47に固定レートアクセスマスタ14のIDを格納する(ステップS604)。2未満の場合は処理を終了する。
続いて、調停部18が、固定レートアクセスマスタ14のアクセス許可信号を発行したときのカウンタ制御について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
固定レートアクセスマスタ14のアクセス許可信号が発行されると、固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ43を1インクリメントし(ステップS701)、処理を終了する。
続いて、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間を経過したときのカウンタ制御について図8に示すフローチャートを用いて説明する。
局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間を経過すると、局所集中アクセスマスタ用アクセスカウンタ41を1デクリメントする(ステップS801)。次に、履歴キュー47に固定レートアクセスマスタのIDがあるか否かを判断する(ステップS802)。固定レートアクセスマスタ14のIDがある場合は、固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ43を1デクリメントし(ステップS803)、履歴キュー47にある固定レートアクセスマスタ14のIDを削除する(ステップS804)。固定レートアクセスマスタのIDがない場合は処理を終了する。
続いて、固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間を経過したときのカウンタ制御について図9に示すフローチャートを用いて説明する。
固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間を経過すると、固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ43を1デクリメントし(ステップS901)、処理を終了する。
なお、局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数は、共に1回であるとする。
続いて具体的な動作について、図10を用いて説明する。図10は、マスタCとマスタDのカウンタの変化を時系列に表した図である。ここで、マスタCは局所集中アクセスマスタ13を示し、マスタCコマンドとは、マスタCが共有メモリにアクセスする際に発行されるコマンドである。また、マスタDは固定レートアクセスマスタ14を示し、マスタDコマンドとは、マスタDが共有メモリにアクセスする際に発行されるコマンドである。第一段は、マスタCのカウント値の変移を示す。縦軸は、マスタCカウンタのカウント値であり、横軸は時間である。第二段は、アクセス権制御部34の状態遷移を示す。第三段は、履歴キューを示す。第四段は、マスタDのカウント値の変移を示す。縦軸は、マスタDカウンタのカウント値であり、横軸は時間である。また、マスタCのサイクル数は307clkであり、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数は1回とする。マスタDのサイクル数は949clkであり、サイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数は3回とする。つまり、レベル1の区間においてマスタCは、自身の許容アクセス回数である1回を超え、最大でカウント値が4になるまでアクセスすることができる。
まず、Tにおいて、マスタCコマンドが発行されている。Tの時点ではマスタCカウンタのカウント値は0であるので、マスタCカウンタを1インクリメントする。Tにおいて、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、1デクリメントされ、カウント値は0になる。続いて、Tにおいて、再びマスタCコマンドが発行され、マスタCカウンタのカウント値は0であるので、マスタCカウンタを1インクリメントする。次に、Tにおいて、再びコマンドが発行されている。しかし、すでにマスタCのカウント値は1である。よって、マスタDからアクセス権を借り、マスタCのレートを超えたアクセスを開始する。マスタCカウンタを1インクリメントし、マスタDのカウンタも1インクリメントする。そして、履歴キューにマスタDを示すIDを格納する。ここで、Tの時点がレベル1の開始時点となる。T及びTにおいて、マスタCコマンドが発行されている。よって、同様にマスタCカウンタを1ずつインクリメントし、マスタDのカウンタも1ずつインクリメントする。そして、履歴キューにマスタDを示すIDを格納する。Tにおいて、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、マスタCカウンタは1デクリメントされ、カウント値は3になる。更に、Tの時点でマスタDに借りていたアクセス権を返還する。よって、マスタDカウンタも1デクリメントされ、カウント値は2となる。再びTの時点でマスタCコマンドが発行されている。まだ、レベル1の区間であるので、マスタDからアクセス権を借りる。つまり、マスタCカウンタを1インクリメントし、マスタDのカウンタも1インクリメントする。そして、履歴キューにマスタDを示すIDを格納する。Tの時点でレベル1の期間は終了する。よってT以降は、マスタCはマスタCカウンタのカウント値が0になるまでアクセスできない。つまり、Tからレベル2の区間となる。T10において、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、マスタCカウンタのカウント値は1デクリメントされ、3になる。一方、マスタDカウンタのカウント値は、マスタCから返還されて1デクリメントするのに加え、さらにマスタDのサイクル数に示される期間を経過したので、3デクリメントされ、カウント値は−1となる。T11、T12、及びT13においては、マスタDコマンドが発行され、マスタDカウンタのカウント値をそれぞれ1ずつインクリメントする。T14において、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、マスタCカウンタのカウント値は1デクリメントされ、2になる。一方、マスタDカウンタのカウント値も同様に1デクリメントするので、マスタDカウンタのカウント値は1になる。T15及びT16において、マスタDコマンドが発行され、マスタDカウンタのカウント値をそれぞれ1ずつインクリメントする。T17において、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、マスタCカウンタのカウント値は1デクリメントされ1になる。一方、マスタDカウンタのカウント値も同様に1デクリメントするので、マスタDカウンタのカウント値は2になる。ここで、マスタCがレベル1の区間において、履歴キューに示すように、マスタDより借入したアクセス権はすべて返還される。つまり、この時点でレベル2の期間が終了する。続いてレベル3の区間となる。T18において、マスタDコマンドが発行され、マスタDカウンタのカウント値を1インクリメントする。T19において、マスタCのサイクル数に示される期間を経過したので、マスタCカウンタのカウント値は1デクリメントされ、0になる。一方、マスタDカウンタのカウント値は、マスタDのサイクル数に示される期間を経過したので、3デクリメントされ、カウント値は0となる。
以上のように、特定の期間(レベル1の期間)が終了すると、マスタCのアクセスは、マスタCのアクセスカウンタが0になるまで禁止され、その間マスタCが特定の期間に利用していたバンド幅をマスタDに返却する。よって、マスタDはアクセス保証期間内で、トータルバンド幅を保証される。また、アクセス権借入制御は、マスタCが自己のバンド幅レートを超えたアクセスをされたところから開始される。
次に、アクセス権制御部34の各状態における各マスク信号の生成手順について説明する。
アクセス権制御部34は、初期状態では、前述したレベル0の状態にある。この状態では、局所集中アクセスマスタ13のリクエストマスク部32に対するマスク信号は常にLowが出力される。一方、固定レートアクセスマスタ14のリクエストマスク部36に対するマスク信号は次の通りである。固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部35から出力されるパラメータ信号の一つである固定レートアクセスマスタ14の許容アクセス頻度と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値との和が許容アクセス頻度を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。
ここで、出力されるマスク信号がLowの場合は、アクセス要求信号はマスクされない。出力されるマスク信号がHiの場合は、アクセス要求信号はマスクされる。
レベル1の状態では、固定レートアクセスマスタ14のリクエストマスク部36に対するマスク信号は、常にHiが出力される。一方、局所集中アクセスマスタ13のリクエストマスク部32に対するマスク信号は次の通りである。局所集中アクセスマスタ13からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部31から出力されるパラメータ信号である局所集中アクセスマスタ13の許容アクセス頻度と借入パラメータ保持部33から出力される借入パラメータ信号の一つであるアクセス権の借入ができる最大借入回数もしくは最大借入サイズとの総和と、局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41の値との和が、前記総和を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。
レベル2の状態では、局所集中アクセスマスタ13のリクエストマスク部32に対するマスク信号は、常にHiが出力される。一方、固定レートアクセスマスタ14のリクエストマスク部36に対するマスク信号は次の通りである。固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部35から出力されるパラメータ信号の一つである固定レートアクセスマスタ14の許容アクセス頻度と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値との和が前記許容アクセス頻度を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。
レベル3の状態では、局所集中アクセスマスタ13のリクエストマスク部32に対するマスク信号は次の通りである。局所集中アクセスマスタ13からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部31から出力されるパラメータ信号である局所集中アクセスマスタ13の許容アクセス頻度と、局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、局所集中アクセスマスタ13用のアクセスカウンタ41の値との和が前記許容アクセス頻度を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。一方、固定レートアクセスマスタ14のリクエストマスク部36に対するマスク信号は次の通りである。固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、パラメータ保持部35から出力されるパラメータ信号の一つである固定レートアクセスマスタ14の許容アクセス頻度と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値との和が前記許容アクセス頻度を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。
以上のように本実施形態によれば、局所的に発生する平均バンド幅以上のピークアクセスを行うCPUのような局所集中アクセスマスタ13と、固定レートアクセスマスタ14とが同一メモリを共有するシステムにおいて、平均総バンド幅を保証するメモリで、局所集中アクセスマスタのピークアクセス性能を保証することができる。
(第二実施形態)
第一実施形態では、統括リクエスト制限部17のアクセス権制御部34がレベル1の状態のときは、固定レートアクセスマスタ14は常にマスクされていた。本実施形態は、第一実施形態の統括リクエスト制限部17のアクセス権制御部34がレベル1の状態であっても、固定レートアクセスマスタ14のアクセスを特定の頻度で許可する実施の形態である。
そこで本実施形態では、借入パラメータ保持部33は、更に固定レートアクセスマスタ14の最低保証アクセス頻度情報を保持する。そして、アクセス権制御部34がレベル1の状態では、固定レートアクセスマスタ14のリクエストマスク部36に対するマスク信号は次のようになる。固定レートアクセスマスタ14からの転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、借入パラメータ保持部33から出力される借入パラメータ信号の一つである固定レートアクセスマスタ14の最低保証アクセス頻度と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値とを比較、考量する。転送サイズ情報もしくはアクセス回数と、固定レートアクセスマスタ14用のアクセスカウンタ43の値との和が前記最低保証アクセス頻度を超える場合には、Hiが出力される。超えない場合は、Lowが出力される。
以上のように本実施形態によれば、固定レートアクセスマスタ14のアクセスを止めることなく、局所集中アクセスマスタ13のピークアクセスを保証することができる。
(第三実施形態)
第一実施形態では、統括リクエスト制限部17は、1つの局所集中アクセスマスタ13と、一つの固定レートアクセスマスタ14に接続されていた。本実施形態は、第一実施形態の統括リクエスト制限部17が、1つの局所集中アクセスマスタ13と、複数の固定レートアクセスマスタに接続され、それぞれからアクセス要求信号と、アクセス回数もしくは転送サイズ情報とを受け取る実施の形態である。
本実施形態では、アクセス権制御部34における、局所集中アクセスマスタ13のアクセス権制御は、以下の3つの制御の何れかにより実現できる。
第一は、局所集中アクセスマスタ13からアクセス権借入が必要となった時点で、各固定レートアクセスマスタに対応するアクセスカウンタにおいて、最もアクセス頻度が低いマスタからアクセス権を借入する制御を行う。
第二は、局所集中アクセスマスタ13からアクセス権借入が必要となった時点で、各固定レートアクセスマスタに対応するアクセスカウンタの値が、予め決められた借入許可最大アクセス頻度を下回るマスタからアクセス権を借入する制御を行う。ここで、借入パラメータ保持部33は、予め決められた借入許可最大アクセス頻度を保持する。これにより、任意の設定が可能となる。
第三は、予め局所集中アクセスマスタ13がアクセス権借入を行う期間(アクセス権制御部34の状態がレベル1の期間)を複数の区間に分割し、分割された各区間別に、アクセス権を借入させる固定レートアクセスマスタを規定しておく。局所集中アクセスマスタ13からアクセス権借入が必要となった時、その時間を含む区間に割り当てられている固定レートアクセスマスタからアクセス権を借入する制御を行う。ここで、借入パラメータ保持部33は、前記複数の区間の分割パラメータと、各区間の固定レートアクセスマスタの割り当て情報とを保持する。これにより、任意の設定が可能となる。
以上のように本実施形態によれば、局所集中アクセスマスタ13のピークアクセスの保証を、1つの固定レートアクセスマスタからのアクセス権借入だけでは実現できない場合においても、複数の固定レートアクセスマスタからアクセス権の借入を行うことにより、実現することができる。
なお、本実施形態において、統括リクエスト制限部17は、1つの局所集中アクセスマスタと複数の固定レートアクセスマスタに接続された構成を例に説明したが、各々複数の局所集中アクセスマスタ、固定レートアクセスマスタに接続された構成としても良い。
また、統括リクエスト制限部17に接続されるマスタとしては、マスタの要求性能の基準となるサイクル数が類似する、もしくは定倍となるマスタを選択することが、借入パラメータの設定の容易性の観点からも望ましい。
(補足)
以上、本発明に係る調停装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限られないことは勿論である。
上記の実施形態では、調停部18を回路実装の容易性から固定優先順位アービタとしたが、従来のラウンドロビン方式でも、動的に優先順位を変えることのできるアービタとしても良い。
上記の実施形態では、レベル2の後にレベル3の期間を設けたが、図5の点線で示すように、アクセス権制御部34は、レベル3の状態をもたず、レベル2から条件3により、レベル0に移行する制御を行ってもよい。
上記の実施形態では、パラメータ保持部21、パラメータ保持部31、パラメータ保持部35、及び借入パラメータ保持部33は、それぞれ個別に存在する構成であったが、これらは一部を1つのパラメータ保持部で管理する構成としても、すべてを1つのパラメータ保持部で管理する構成としてもよい。
上記の実施形態では、パラメータ保持部21、パラメータ保持部31、パラメータ保持部35、及び借入パラメータ保持部33は、リクエスト制限部15及び統括リクエスト制限部17内に存在する構成であったが、これらは、リクエスト制限部15及び統括リクエスト制限部17の外に存在する構成としてもよい。
上記の実施形態では、局所集中アクセスマスタ13を、CPUのように、アクセスが局所的に集中して行われる場合もあれば、一定期間全く行われない場合もある制御ユニットとして、固定レートアクセスマスタ14を、アクセス保証期間内に一定のアクセスを保証する必要がある制御ユニットとして説明してきたが、局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14をそれぞれ、アクセス保証期間の短い制御ユニットと長い制御ユニットとしても、即応性重視の制御ユニットとレート保証重視の制御ユニットとしても、アクセス予測不可能な制御ユニットとアクセス予測可能な制御ユニットとしてもよい。
上記のフローチャートでは、局所集中アクセスマスタ13及び固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数は、共に1回であるとしたが、保証すべきアクセス回数はそれぞれ複数であっても良い。その場合には、図6のS602では、局所集中アクセスマスタ用アクセスカウンタ41が、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数に1加算した値以上であるか否かを判断する。また、図8のS803では、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数と、借入回数とを比較し、小さい方の値だけデクリメントする。両者の値が同じ場合は、その値分だけデクリメントする。また、図8のS801では、局所集中アクセスマスタ用アクセスカウンタ41は、局所集中アクセスマスタ13のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数分デクリメントする。同様に図9のS901では、固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ43は、固定レートアクセスマスタ14のサイクル数に示される期間内に保証すべきアクセス回数分デクリメントする。
上記の実施形態では、メモリアクセスについて述べたが、メモリアクセス以外でも良い。
上記の実施形態では、調停装置を用いたが、本発明は上記フローチャートで示したステップを含む方法、システムLSI等の集積回路であっても良い。
本発明にかかる調停装置は、製造産業において経営的に、また継続的及び反復的に製造し、販売することができる。また、局所集中アクセスが存在するマスタを内在するシステムにおいて、低いバンド幅でピーク時のアクセス性能をも保証する特徴を有し、ユニファイドメモリアーキテクチャ構成をとるシステムLSIのメモリ調停回路等として有用である。また内蔵DRAM、内部SRAMに対するアクセス調停回路等の用途にも応用できる。
11 マスタ
12 マスタ
13 局所集中アクセスマスタ
14 固定レートアクセスマスタ
15 リクエスト制限部
16 リクエスト制限部
17 統括リクエスト制限部
18 調停部
21 パラメータ保持部
22 アクセス頻度管理部
23 リクエストマスク部
31 パラメータ保持部
32 リクエストマスク部
33 借入パラメータ保持部
34 アクセス権制御部
35 パラメータ保持部
36 リクエストマスク部
41 局所集中サクセスマスタ用アクセスカウンタ
42 局所集中サクセスマスタ用サイクルカウンタ
43 固定レートアクセスマスタ用アクセスカウンタ
44 固定レートアクセスマスタ用サイクルカウンタ
45 状態カウンタ
46 周期カウンタ
47 履歴キュー

Claims (4)

  1. 共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う調停装置であって、
    特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御手段と
    を備えることを特徴とする調停装置。
  2. 共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う調停方法であって、
    特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付ステップと、
    予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御ステップと
    を含むことを特徴とする調停方法。
  3. 複数のマスタ装置と、共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う調停装置とを含む動画処理装置であって、
    調停装置は、
    特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御手段とを備え、
    前記特定のマスタ装置とは、前記動画処理装置におけるCPUにデータを供給する供給部であり、
    特定のマスタ装置以外のマスタ装置とは、前記動画処理装置におけるデコーダ部にデータを供給する供給部であり、
    前記第1期間、前記第2期間、及び前記第3期間は、
    AV信号の一処理周期内に規定され
    ことを特徴とする動画処理装置。
  4. 共有メモリに対するアクセスを所定のバンド幅で各マスタ装置に行わせるよう、マスタ装置間の調停を行う集積回路であって、
    特定のマスタ装置から前記共有メモリに対するアクセス要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が予め割り当てられているバンド幅以上のアクセス要求を前記特定のマスタ装置から受け付けた場合、予め設定した第1期間においてその要求を許可し、第1期間が終了すれば、当該第1期間に続く第2期間において前記特定のマスタ装置からのアクセス要求をマスクし、第2期間が終了すれば、当該第2期間に続く第3期間において前記特定のマスタ装置からの、予め割り当てられているバンド幅を超えるアクセス要求をマスクするアクセス制御手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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