JPH07153268A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH07153268A
JPH07153268A JP5298401A JP29840193A JPH07153268A JP H07153268 A JPH07153268 A JP H07153268A JP 5298401 A JP5298401 A JP 5298401A JP 29840193 A JP29840193 A JP 29840193A JP H07153268 A JPH07153268 A JP H07153268A
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Application number
JP5298401A
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English (en)
Inventor
Tatatomi Suzuki
忠臣 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ転送効率がよく、かつリフレッシュ動
作の確実性が保証できる情報記録装置を提供する。 【構成】 情報を保持するための保持動作を必要とする
情報記録媒体8と、情報記録媒体8に対する保持動作要
求2を発生する保持動作要求発生手段1と、保持動作要
求発生手段1から発生される保持動作要求1と、情報記
録媒体8に対する1つまたは複数のアクセス要求4を調
停するためのアクセス調停手段3と、アクセス調停手段
3の調停結果5により、情報記録媒体制御信号7を情報
記録媒体8へ供給するための情報記録媒体制御信号生成
手段6とを備えた情報記録装置において、保持動作の状
態を記憶する計数手段10を設け、その計数手段10が
出力する計数結果11に応じて、保持動作要求2とアク
セス要求4の優先順位を、アクセス調停手段3において
切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録装置に関し、
特に情報を保持するための保持動作を必要とする情報記
録媒体に対して、大量の情報の書込み/読み出しを行う
情報記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大量の情報を処理する情報処理装
置として代表的なものに画像処理装置がある。一般に、
この種の画像処理装置は、画像データに編集処理等を施
すために、その装置内に1ページから数ページ分の画像
データを記憶するページメモリを備えている。例えば、
ホストコンピュータやワークステーション、パーソナル
コンピュータを使用して画像処理を行う場合には、これ
らのコンピュータ装置内部のメモリエリアに画像データ
を格納するメモリスペースを確保し、そのメモリスペー
スに画像データを入力して画像処理を実行している。し
かしながら、この種の画像処理装置は、その画像データ
のデータ量が1ページ当たり数メガバイトから数十メガ
バイトにも及ぶために、ページメモリへの画像データの
入力や、ページメモリからの画像データの出力にかなり
の時間を要しており、この画像データの入出力を行なっ
ている間では画像処理装置は画像データの処理を実行す
ることができない。このため画像処理装置のスループッ
トが大幅に悪化するという問題点がある。
【0003】従来、上記の問題点を解決するために、画
像データをページメモリに入出力する際の転送方式とし
て転送効率の良いバースト転送を用いるものがある。こ
のバースト転送を用いたデータ転送制御方式としては、
例えば特開平01−271861号公報、特開平02−
250137号公報、特開平02−250138号公
報、特開平03−163638号公報に開示されるもの
がある。また、前記画像データ格納用のメモリデバイス
としては、ビット単位の単価が安価であるダイナミック
メモリが使用されることが多く、前記バースト転送方式
を適用する際には、ダイナミックメモリのページモード
やスタティックカラムモード、ニブルモードを使用して
行っている。ところで、ダイナミックメモリを使用した
場合には、ダイナミックメモリに記憶されたデータを保
持するダイナミックメモリに特有のリフレッシュ動作が
必要となる。このリフレッシュ動作は、通常リフレッシ
ュ周期、またはリフレッシュ間隔と呼ばれているダイナ
ミックメモリの仕様に規定された条件に従って行なわれ
なければならない。この条件通りにリフレッシュ動作が
行われない場合には、ダイナミックメモリに記憶された
データは保証されず、データが破壊される恐れがある。
このリフレッシュ周期は、例えば市販されている一般的
な1メガビットのダイナミックメモリでは、512リフ
レッシュサイクル/8ミリ秒に規定されている。通常、
前記のリフレッシュ周期のリフレッシュ動作を行なうた
めに、適当な周波数のクロックを分周してリフレッシュ
クロックを作ってリフレッシュ要求信号を発生させてい
る。例えば、前記したようにリフレッシュ周期が512
リフレッシュサイクル/8ミリ秒の場合には、8ミリ秒
を512リフレッシュサイクルで除算して得られる1
5.625マイクロ秒/サイクルよりも短い周期のリフ
レッシュクロックを作り、これをリフレッシュ要求信号
とすることで定期的なリフレッシュ動作を実行してい
る。
【0004】(従来の情報記録装置の構成)以下に、従
来の情報記録装置の一実施例を図9を用いて説明する。
図9に示す情報記録装置は、保持動作要求発生手段1
と、アクセス調停手段3と、情報記録媒体制御信号発生
手段6と、情報記録媒体8から構成される。以下に、各
構成要素について説明する。情報記録媒体8は、情報を
記憶する手段であり、以下の説明では、説明の便宜上ダ
イナミックメモリを例とし、512リフレッシュサイク
ル/8ミリ秒のリフレッシュ周期が規定される1メガビ
ットのダイナミックメモリを用いて説明する。保持動作
要求発生手段1は、前記リフレッシュ動作のためのリフ
レッシュ要求信号を生成する手段であり、例えば、前記
したように512リフレッシュサイクル/8ミリ秒のリ
フレッシュ周期においては、1周期が15.625マイ
クロ秒以下のリフレッシュクロックを生成し、このリフ
レッシュクロックをリフレッシュ要求信号としている。
このリフレッシュ要求信号は保持動作要求2としてアク
セス調停手段3に入力される。
【0005】アクセス調停手段3は、前記保持動作要求
2と図示しないアクセス要求発生手段が出力するアクセ
ス要求4の、いずれの要求を使用するかを決定する手段
であり、保持動作要求2とアクセス要求4を入力とし
て、これらの要求をあらかじめ定められた優先順位に従
って調停し、その結果を調停結果5として情報記録媒体
制御信号発生手段6に出力する。図示しないアクセス要
求発生手段は、CPUやダイレクト・メモリ・アクセス
・コントローラ(以下、DMACという)が用いられる
場合が多いが、これら以外にも画像処理デバイスやハー
ドディスクコントローラ等の入出力デバイスを用いこと
ができる。通常、保持動作要求2の優先順位はアクセス
要求4より高く設定されており、保持動作要求2は最優
先で受け付けられる。情報記録媒体制御信号発生手段6
は、情報記録媒体8を制御する信号を発生する手段であ
り、アクセス調停手段3が出力する調停結果5を入力と
して、情報記録媒体8を制御するための情報記録媒体制
御信号7、及びアクセス要求発生手段へのアクセス応答
信号9を出力する。アクセス応答信号9は調停結果5が
アクセス要求4に対応する内容を出力した場合にだけ出
力される。以上説明した構成要素からなる図9に示す従
来の情報記録装置では、以下に示す問題点がある。画像
処理装置のスループットを向上させるために、転送効率
のよいバースト転送を使用したとしても、保持動作要求
2が定期的に発生する度にバースト転送によるアクセス
が中断され、その度にアクセス調停手段3における調停
のためのオーバーヘッドタイム、及びバースト転送の終
了時と再開時に実行されるバスサイクルが発生する。こ
のバースト転送の終了時と再開時に実行されるバスサイ
クルは実際にはデータ転送を行っていないバスサイクル
である。このため、バースト転送によるデータ転送が保
持動作要求2によって中断される回数が増加すると、バ
スのデータ転送効率向上が妨げられることになる。
【0006】前記の従来技術の問題点を解決する手段と
して、従来特開平1−286198号公報、特開平2−
130073号公報、及び特開平3−214251号公
報に記載された技術が知られている。特開平1−286
198号公報に開示される方法は、例えば512リフレ
ッシュサイクル/8ミリ秒のリフレッシュ周期が規定さ
れる1メガビットのダイナミックメモリを使用した場合
に、DMACからのアクセス要求4が入力されると、ダ
イレクト・メモリ・アクセス(以下、DMAという)の
実行に先立って8ミリ秒の時間の最初の部分で512サ
イクルのリフレッシュをまとめて実行し、残りの時間に
DMAを実行するというものである。また、特開平2−
130073号公報に開示される方法は、レーザビーム
プリンタ等の画像記録装置のようなアクセス要求発生手
段が順次メモリを読み出す場合には、実質的にリフレッ
シュ動作が不要であるので、この期間中はリフレッシュ
動作を停止するというものである。また、特開平3−2
14251号公報に開示される方法は、DMA転送の実
行中はリフレッシュ要求をマスクして実行せず、実行さ
れなかったリフレッシュ要求を未実行リフレッシュ要求
として計数しておき、DMA転送の終了後に未実行リフ
レッシュ要求数+1の回数だけリフレッシュ動作をまと
めて実行するというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来の画像処理装置においては、以下の問題点を有して
いる。 (問題点1)画像データの転送がリフレッシュ要求によ
り中断されると、その度に所謂バスのオーバーヘッドで
ある、調停のためのオーバーヘッドタイム、及び転送の
終了時と再開時に実行されるバスサイクルが発生するた
め、バスのデータ転送効率が悪化する。 (問題点2)前記特開平1−286198号公報に開示
される方法では、DMACからのアクセス要求が入力さ
れてから全サイクルのリフレッシュが終了するまでの間
は、DMACのアクセスが待たされることになり、アク
セスに待ち時間が発生するという問題がある。この待ち
時間の発生は、データの転送量が非常に多い場合には影
響は少ないが、通常はデータ転送効率を低下させる。 (問題点3)前記特開平2−130073号公報及び特
開平3−214251号公報に開示される方法では、リ
フレッシュ動作の確実性が保証されないという問題があ
る。つまり、前記の例で言えば、メモリに書き込まれて
いる1ページ当たり数メガバイトから数十メガバイトに
も及ぶ画像データを8ミリ秒程度のリフレッシュ周期の
時間内に読み出すことは実質的には不可能であり、読み
出し時間がリフレッシュ周期を越えた時点でメモリ中の
データが破壊されてしまう。
【0008】本発明では、前記した従来の情報記録装置
の問題点を解決し、データ転送効率がよく、かつリフレ
ッシュ動作の確実性が保証できる情報記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、情報を保持するための保持動作を必要
とする情報記録媒体と、情報記録媒体に対する保持動作
要求を発生する保持動作要求発生手段と、保持動作要求
発生手段から発生される保持動作要求と、情報記録媒体
に対する1つまたは複数のアクセス要求を調停するため
のアクセス調停手段と、アクセス調停手段の調停結果に
より、情報記録媒体制御信号を情報記録媒体へ供給する
ための情報記録媒体制御信号生成手段とを備えた情報記
録装置において、保持動作の状態を記憶する計数手段を
設け、その計数手段が出力する計数結果に応じて、保持
動作要求とアクセス要求の優先順位を、アクセス調停手
段において切り替える構成とするものである。また、こ
のアクセス調停手段は、アクセス要求が全てなく、かつ
保持動作要求がない場合は、連続して保持動作を実行す
るよう調停結果を出力するものである。
【0010】また、計数手段は4つの計数及び非計数動
作を有し、その第1の計数動作はアクセス要求が全てな
く、かつ、保持動作要求もない場合に実行される保持動
作の数を計数するものであり、第2の計数動作はアクセ
ス要求のうちの1つと保持動作要求が競合し、計数手段
が出力する計数結果に応じてアクセス要求が実行される
場合に実行されなかった保持動作要求の数を第1の計数
動作の数の増減方向とは逆の方向で計数するものであ
り、第1の非計数動作はアクセス要求がなく、かつ、保
持動作要求がある場合に実行される保持動作の数は計数
しないものであり、第2の非計数動作はアクセス要求と
保持動作要求が競合し、計数手段が出力する計数結果に
応じて保持動作要求が実行された場合の保持動作の数は
計数しないものである。また、本発明は、上記の目的を
達成するために、情報を保持するための保持動作を必要
とする情報記録媒体と、情報記録媒体に対する保持動作
要求を発生する保持動作要求発生手段と、保持動作要求
発生手段から発生される保持動作要求と、情報記録媒体
に対する1つまたは複数のアクセス要求を調停するため
のアクセス調停手段と、アクセス調停手段の調停結果に
より、情報記録媒体制御信号を前記情報記録媒体へ供給
するための情報記録媒体制御信号生成手段とを備えた情
報記録装置において、保持動作要求とアクセス要求の少
なくとも1動作前の状態により、保持動作要求とアクセ
ス要求の優先順位を、アクセス調停手段において切り替
える構成をとることもできる。
【0011】
【作用】本発明によれば、保持動作要求発生手段は、情
報記録媒体の情報を保持するための保持動作要求を生成
し、アクセス調停手段に入力される。このアクセス調停
手段は、保持動作要求発生手段が出力する保持動作要求
と、1つまたは複数のアクセス要求発生手段が出力する
アクセス要求、及び計数手段が出力する計数結果を入力
として、これらの要求を優先順位に従って調停し、調停
結果を出力する。この優先順位は、計数手段が出力する
計数結果に応じてアクセス調停手段において切り替えら
れる。また、アクセス調停手段は、1つまたは複数のア
クセス要求発生手段が出力するアクセス要求と、保持動
作要求発生手段が出力する保持動作要求の両方がない場
合には、連続して保持動作を実行するよう調停結果を出
力するものであり、この処理によって保持動作が保持動
作要求にかかわらず先取りして実行される。また、計数
手段は、すでに実行された保持動作の数、及び実行され
なかった保持動作の数を計数する手段であり、この計数
手段の計数動作には第1の計数動作、第2の計数動作、
及び第1の非計数動作、第2の非計数動作の4つの種類
がある。第1の計数動作では、1つまたは複数のアクセ
ス要求発生手段から発生される情報記録媒体に対するア
クセス要求が全てなく、かつ、保持動作要求発生手段か
ら発生される保持動作要求もない場合に実行された保持
動作(以下、「先取り実行された保持動作」という)の
数を計数する。つまり、保持動作要求も含め、情報記録
媒体へのアクセス要求が全くない時間帯に実行された保
持動作の数である先取りして実行された保持動作の数を
計数する。
【0012】第2の計数動作では、1つまたは複数のア
クセス要求発生手段から発生される情報記録媒体に対す
るアクセス要求のうちの1つと、保持動作要求発生手段
から発生される保持動作要求が競合した時に、計数手段
が出力する計数結果に応じてアクセス要求発生手段から
発生される情報記録媒体に対するアクセス要求が実行さ
れた場合には、実行されなかった保持動作要求の数を第
1の計数動作の数の増減方向とは逆の方向で計数する。
つまり、実行されなかった保持動作要求の数を、計数手
段に保持されている先取り実行された保持動作の数か
ら、第1の計数動作の数の増減方向とは逆の方向で計数
する。第1の非計数動作では、1つまたは複数のアクセ
ス要求発生手段から発生される情報記録媒体に対するア
クセス要求がなく、かつ保持動作要求発生手段から発生
される保持動作要求がある場合に実行された保持動作の
数を計数しない。つまり、保持動作要求がある場合に実
行された通常の保持動作の数は計数しない。
【0013】第2の非計数動作では、1つまたは複数の
アクセス要求発生手段から発生される情報記録媒体に対
するアクセス要求と、保持動作要求発生手段から発生さ
れる保持動作要求が競合した場合に、計数手段が出力す
る計数結果に応じて保持動作要求が実行された場合の保
持動作の数を計数しない。つまり、保持動作要求がある
場合に実行された通常の保持動作の数は計数しない。情
報記録媒体制御信号発生手段は、アクセス調停手段が出
力する調停結果を入力として、情報記録媒体を制御する
ための制御信号を出力する。このように、本発明によれ
ば、情報記録媒体へのアクセス要求が全くない時間帯に
保持動作を先取り実行しておき、先取り実行した保持動
作の数を計数手段により計数する。計数手段の出力する
計数結果が、先取り実行した保持動作が存在しているこ
とを示している場合は、保持動作要求が発生しても実際
には保持動作を実行しないで先取り実行した保持動作に
て実行されたものと見なす。計数手段の出力する計数結
果が、先取り実行した保持動作が存在していないことを
示している場合は、保持動作要求が発生すればその時点
で保持動作を実行する。
【0014】
〔実施例1〕
(情報記録装置の構成)はじめに、図1を用いて本発明
の情報記録装置の実施例1の構成を説明する。図1に示
す実施例1の情報記録装置は、保持動作要求発生手段1
と、アクセス調停手段3と、情報記録媒体制御信号発生
手段6と、情報記録媒体8、及び計数手段10から構成
される。以下に、各構成要素について説明する。情報記
録媒体8は、情報を記憶する手段であり、以下の説明で
は、説明の便宜上ダイナミックメモリを例とし、512
リフレッシュサイクル/8ミリ秒のリフレッシュ周期が
規定される1メガビットのダイナミックメモリを用いて
説明する。保持動作要求発生手段1は、前記リフレッシ
ュ動作のためのリフレッシュを要求する信号を生成する
手段であり、例えば、前記したように512リフレッシ
ュサイクル/8ミリ秒のリフレッシュ周期においては、
1周期が15.625マイクロ秒以下のリフレッシュク
ロックを生成し、このリフレッシュクロックを定期的な
保持動作を要求する保持動作要求としている。この保持
動作要求2はアクセス調停手段3に入力される。なお、
ここでは保持動作要求2を定期的に発生する信号として
考えているが、これに限定するものではなく、不定期に
発生する信号とすることも可能である。ただし、この保
持動作要求2は、例えば8ミリ秒の間に512回発生す
る信号である必要がある。
【0015】アクセス調停手段3は、保持動作要求発生
手段1が出力する前記保持動作要求2と図示しないアク
セス要求発生手段が出力するアクセス要求4の、いずれ
の要求を使用するかを決定する手段であり、保持動作要
求2とアクセス要求4、及び計数手段10が出力する計
数結果11を入力として、これらの要求をあらかじめ定
められた優先順位にしたがって調停し、調停結果5を情
報記録媒体制御信号発生手段6に出力する。この優先順
位は、計数手段10が出力する計数結果11に応じてア
クセス調停手段3において切り替えられる。アクセス調
停手段3の出力としては調停結果5の他に計数手段10
を制御するための信号として、計数クロック12とアッ
プ/ダウン切替信号13がある。図示しないアクセス要
求発生手段は、CPUやDMACが用いられる場合が多
いが、これらに限定するものではなく、画像処理デバイ
スやハードディスクコントローラ等の入出力デバイスを
用いることもできる。また、図1ではアクセス要求発生
手段を1個のデバイスと仮定し、アクセス要求発生手段
が出力するアクセス要求4は1つの入力しか表していな
いが、アクセス要求発生手段を複数有する情報記録装置
の場合には、このアクセス要求4はアクセス要求4−
1、4−2・・・4−nというように複数の入力が存在
することになる。この場合には、アクセス調停手段3は
保持動作要求発生手段1が出力する保持動作要求2と図
示しない複数のアクセス要求発生手段が出力する複数の
アクセス要求4、及び計数手段10が出力する計数結果
11を入力として、これら複数の要求をあらかじめ定め
られた優先順位にしたがって調停し、調停結果5を出力
することになる。ただし、以下の説明においては説明の
便宜上アクセス要求発生手段を1個のデバイスとして説
明する。
【0016】このアクセス調停手段3は図2に示すアク
セス調停手段3の動作を表す真理値表に従って動作す
る。この動作については、情報記録装置の作用の項にお
いて、詳細に説明する。なお、図2ではアクセス要求発
生手段をDMACの場合で記述している。情報記録媒体
制御信号発生手段6は、情報記録媒体8を制御する信号
を発生する手段であり、アクセス調停手段3が出力する
調停結果5を入力として、情報記録媒体8を制御するた
めの情報記録媒体制御信号7、及びアクセス要求発生手
段へのアクセス応答信号9を出力する。アクセス応答信
号9は調停結果5がアクセス要求4に対応する内容を出
力した場合にだけ出力される。計数手段10は、アクセ
ス調停手段3からの計数クロック12とアップ/ダウン
切替信号13を入力とし、すでに実行された保持動作の
数、及び実行されなかった保持動作の数を計数するアッ
プ/ダウンカウンタである。計数結果11は出力として
アクセス調停手段3に入力される。以下の説明では、説
明の便宜上から計数結果11を計数手段10のカウント
ゼロ信号とし、初期状態では計数手段10の計数値は
「ゼロ」とし、計数結果11は″0″、つまりインアク
ティブ状態とする。
【0017】前記計数手段10の計数動作には計数動作
1、計数動作2、及び非計数動作1、非計数動作2の4
つの種類がある。 (計数動作1)計数動作1は、図示しないアクセス要求
発生手段から発生される情報記録媒体8に対するアクセ
ス要求4がなく、かつ、保持動作要求発生手段1から発
生される保持動作要求2もない場合に適応される。この
場合には前記保持動作要求2にかかわらず、保持動作を
行なう。この保持動作要求2によらずに実行された保持
動作(以下、先取り実行された保持動作という)の数を
計数する。つまり、保持動作要求2も含め、情報記録媒
体8へのアクセス要求が全くない時間帯に実行された保
持動作の数を計数する(先取り実行された保持動作の数
の計数)。ここでは以下の説明を簡単にするために、計
数動作1をカウントアップ動作とするが、カウントアッ
プ動作に限定するものではなくカウントダウン動作とす
ることもできる。 (計数動作2)計数動作2は、図示しないアクセス要求
発生手段から発生される情報記録媒体8に対するアクセ
ス要求4と、保持動作要求発生手段1から発生される保
持動作要求2が競合した時に、前記計数手段10が出力
する計数結果11に応じてアクセス要求発生手段から発
生される情報記録媒体8に対するアクセス要求が実行さ
れた場合に適応される。この場合には、実行されなかっ
た保持動作要求2の数を前記計数動作1の数の増減方向
とは逆の方向で計数する。つまり、実行されなかった保
持動作要求2の数を、前記計数手段10に保持されてい
る先取り実行された保持動作の数から計数動作1の数の
増減方向とは逆の方向で計数する。ここでは、計数動作
1をカウントアップ動作としているので、この計数動作
2はカウントダウン動作となる。
【0018】(非計数動作1)非計数動作1は、図示し
ないアクセス要求発生手段から発生される情報記録媒体
8に対するアクセス要求4がなく、かつ、保持動作要求
発生手段1から発生される保持動作要求2がある場合に
適応される。この場合には、実行された保持動作の数を
計数しない。つまり、保持動作要求2がある場合に実行
された通常の保持動作の数は計数しない。 (非計数動作2)非計数動作2は、図示しないアクセス
要求発生手段から発生される情報記録媒体8に対するア
クセス要求4と、保持動作要求発生手段1から発生され
る保持動作要求2が競合する場合に適応される。この場
合には、計数手段10が出力する計数結果11に応じて
保持動作要求2が実行された場合の保持動作の数を計数
しない。つまり、保持動作要求2がある場合に実行され
た通常の保持動作の数は計数しない。
【0019】(情報記録装置の作用)次に、図1、図
2、図3のアクセス要求の状態図、及び図4から図8の
本発明の情報記録装置の動作を説明するタイミングチャ
ートを用いて、情報記録装置の実施例1の作用を説明す
る。情報記録媒体8に対するアクセス要求は、図3に示
すように4種類の状態に区分することができる。第1の
状態は保持動作要求2とアクセス要求4が両方出力され
ていない場合であり、第2の状態はアクセス要求4だけ
が出力されている状態であり、第3の状態は保持動作要
求2だけが出力されている状態であり、第4の状態は保
持動作要求2とアクセス要求4が両方出力され、アクセ
スの競合が発生している状態である。以下、この4種類
の状態にしたがって、情報記録装置の全体の動作につい
て説明する。
【0020】(第1の状態)第1の状態は、図3におい
て保持動作要求2が″0″によって表され、アクセス要
求4が″0″によって表されている。ここで、1は信号
がアクティブであることを示し、0は信号がインアクテ
ィブであることを示している。この状態では、図2の真
理値表の(a)及び(e)に示すように、アクセス調停
手段3は計数結果11の状態にかかわらず、保持動作を
先取り実行するために保持動作要求2を示す調停結果5
を出力する。図2においては、リフレッシュ動作を表す
RFにより表記する。図4のタイムチャートにおいて、
保持動作要求2とアクセス要求4にしたがって調停結果
5が得られ、さらにこの調停結果5を受けて情報記録媒
体制御信号発生手段6は保持動作を実行するために必要
なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出力する。ま
た、この動作と同時にアクセス調停手段3は、カウント
アップを示すアップ/ダウン切替信号13と計数クロッ
ク12を計数手段10に出力し、計数手段10は1だけ
カウントアップする。この動作は、前記計数動作1に対
応する。これら一連の動作が複数回繰り返されると、計
数手段10は繰り返された数だけカウントアップされる
ことになる。このように、情報記録媒体8に対するアク
セス要求が全く無い場合は、保持動作を先取り実行し、
先取り実行された保持動作を計数手段10に計数する。
【0021】(第2の状態)第2の状態は、図3におい
て保持動作要求2が″0″で、アクセス要求4が″1″
によって表されている。この状態では、図2の真理値表
の(b)及び(f)に示すように、アクセス調停手段3
は計数結果11の状態にかかわらず、アクセス要求4を
実行するためにアクセス要求4を示す調停結果5を出力
する。なお、図2においては、アクセス要求発生手段を
DMACの場合を想定しているため、アクティブ動作を
DMAの符号により表記するものとする。図5のタイム
チャートにおいて、保持動作要求2とアクセス要求4に
したがって調停結果5が得られ、さらにこの調停結果5
を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6はアクセス要
求4が要求する動作を実行するために必要なタイミング
で情報記録媒体制御信号7を出力する。なお、図5では
アクセス要求発生手段をDMACと考えて記述している
ので、調停結果5にはDMA要求を示す信号が出力され
ている。このように、状態2ではDMAが実行されるた
めに、図2の(b)及び(f)に示すように、計数手段
10は全く動作しない。
【0022】(第3の状態)第3の状態は、図3におい
て保持動作要求2が″1″によって表され、アクセス要
求4が″0″によって表されている。この状態では、図
2の真理値表の(c)及び(g)に示すように、アクセ
ス調停手段3は計数結果11の状態にかかわらず、通常
の保持動作を実行するために保持動作要求2を示す調停
結果5を出力する。図2において、リフレッシュ動作を
表すRFにより表記している。図6のタイムチャートに
おいて、保持動作要求2とアクセス要求4にしたがって
調停結果5が得られ、さらにこの調停結果5を受けて情
報記録媒体制御信号発生手段6は、保持動作を実行する
ために必要なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出
力する。第3の状態が第1の状態と異なるのは、図2に
示すように保持動作を実行しても計数動作を行わない点
である。この動作は、前記非計数動作1に対応してい
る。この相違は、第3の状態で実行される保持動作は、
先取り実行された保持動作ではなくて通常の保持動作で
あるからであり、この通常の保持動作の数を計数する
と、計数動作2の実行において保持動作の確実性が保証
されなくなるからである。
【0023】(第4の状態)第4の状態は、図3におい
て保持動作要求2が″1″によって表され、アクセス要
求4が″1″によって表されている。この状態では、図
2の真理値表の(d)及び(h)に示すように、計数結
果11の状態によって2種類の動作のいずれか一方が実
行される。前記したように、ここでは計数結果11を計
数手段10のカウントゼロ信号としているために、計数
結果11の状態は計数手段10の計数値が「ゼロより
大」であることを示す″0″、もしくは計数値が「ゼ
ロ」であることを示す″1″となる。計数結果11が″
1″を示していた場合について説明する。計数結果11
が″1″である意味は「先取り実行された保持動作が無
い」ことを示すものであるため、図7のタイムチャート
において、アクセス調停手段3は図2に示すように保持
動作要求2を優先させ、通常の保持動作を実行するため
に保持動作要求2を示す調停結果5を出力する。この調
停結果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6は保
持動作を実行するために必要なタイミングで情報記録媒
体制御信号7を出力する。この場合に実行される保持動
作は第3の状態で実行される保持動作と同じで、先取り
実行された保持動作ではなくて通常の保持動作であるの
で、保持動作を実行しても計数動作を行わない。この動
作は、前記非計数動作2に対応している。次に、計数結
果11が″0″を示している場合について説明する。計
数結果11が″0″である意味は、「先取り実行された
保持動作がある」ことを示しているので、図8のタイム
チャートにおいて、アクセス調停手段3は表1に示すよ
うにアクセス要求4を優先させ、アクセス要求4を実行
するためにアクセス要求4を示す調停結果5を出力す
る。この調停結果5を受けて情報記録媒体制御信号発生
手段6はアクセス要求4が要求する動作を実行するため
に必要なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出力す
る。この動作と同時に、アクセス調停手段3は、カウン
トダウンを示すアップ/ダウン切替信号13と計数クロ
ック12を計数手段10に出力し、計数手段10は1だ
けカウントダウンする。この動作は、前記計数動作2に
対応している。なお、図2ではアクセス要求発生手段を
DMACと考えて記述しているので、調停結果5にはD
MA要求を示す信号が出力されている。この場合に実行
されるのはDMAのみで、保持動作要求2に対する保持
動作は実際には実行されないで、先取り実行された保持
動作で代替し、実行したと見なす。このように、第4の
状態4においては、計数結果11の状態に応じてアクセ
ス調停手段3におけるアクセスの優先順位が切り替えら
れる。
【0024】(情報記録装置の効果)以上説明したよう
に実施例1では、第1の状態において保持動作を先取り
実行し、第4の状態において計数結果11が″0″を示
している場合には、DMA等のアクセス要求を優先的に
実行することで、バスの使用効率を向上させることが可
能となり、また、第4の状態において計数結果11が″
1″を示している場合には、保持動作を優先的に実行す
ることで、リフレッシュ動作の確実性を保証することが
できる。
【0025】〔実施例2〕 (情報記録装置の構成)次に、図10を用いて本発明の
情報記録装置の実施例2の構成を説明する。図10に示
す実施例2の情報記録装置は、前記実施例1と同様に保
持動作要求発生手段1と、アクセス調停手段3と、情報
記録媒体制御信号発生手段6と、情報記録媒体8、及び
計数手段20から構成され、それらの構成要素のうち計
数手段20において相違し、その他の構成はほぼ同様で
ある。そこで、以下では構成の相違する計数手段20に
ついてのみ説明し、その他の構成については説明を省略
する。実施例2の計数手段20は、前記実施例の計数手
段10とその入力において相違しており、保持動作要求
発生手段1からの保持動作要求2と図示しないアクセス
要求発生手段からのアクセス要求4を入力とし、すでに
実行された保持動作の数、及び実行されなかった保持動
作の数を計数するアップ/ダウンカウンタである。計数
結果11は出力としてアクセス調停手段3に入力され
る。以下の説明では、説明の便宜上から計数結果11を
計数手段20のカウントゼロ信号とし、初期状態では計
数手段20の計数値は「ゼロ」とし、計数結果11は″
0″、つまりインアクティブ状態とする。前記計数手段
20の計数動作は、前記実施例の計数手段10の計数動
作とほぼ同様であり、計数動作1、計数動作2、及び非
計数動作1、非計数動作2の4つの種類を有している。
これらの計数動作は、前記実施例1の計数手段10の計
数動作の説明中において、計数手段10を計数手段20
に置き換えることによって説明することができる。
【0026】(情報記録装置の作用)次に、図10、図
2、図3、及び図11から図15の実施例2の動作を説
明するタイミングチャートを用いて、情報記録装置の実
施例2の作用を説明する。
【0027】情報記録媒体8に対するアクセス要求は、
実施例1と同様に図3に示すように4種類の状態に区分
することができる。第1の状態は保持動作要求2とアク
セス要求4が両方出力されていない場合であり、第2の
状態はアクセス要求4だけが出力されている状態であ
り、第3の状態は保持動作要求2だけが出力されている
状態であり、第4の状態は保持動作要求2とアクセス要
求4が両方出力され、アクセスの競合が発生している状
態である。以下、この4種類の状態にしたがって、情報
記録装置の全体の動作について説明する。 (第1の状態)第1の状態は、前記実施例1の第1の状
態とほぼ同様であり、図11のタイムチャートにおい
て、保持動作要求2とアクセス要求4にしたがって調停
結果5が得られ、さらにこの調停結果5を受けて情報記
録媒体制御信号発生手段6は保持動作を実行するために
必要なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出力す
る。また、計数手段20は、保持動作要求2とアクセス
要求4にしたがって計数処理を行い1だけカウントアッ
プする。この動作は、前記計数動作1に対応する。これ
ら一連の動作が複数回繰り返されると、計数手段20は
繰り返された数だけカウントアップされることになる。
このように、情報記録媒体8に対するアクセス要求が全
く無い場合は、保持動作を先取り実行し、先取り実行さ
れた保持動作を計数手段20に計数する。
【0028】(第2の状態)第2の状態は、前記実施例
1の第2の状態とほぼ同様であり、図12のタイムチャ
ートにおいて、保持動作要求2とアクセス要求4にした
がって調停結果5が得られ、さらにこの調停結果5を受
けて情報記録媒体制御信号発生手段6はアクセス要求4
が要求する動作を実行するために必要なタイミングで情
報記録媒体制御信号7を出力する。また、計数手段20
は、保持動作要求2とアクセス要求4にしたがって、D
MAが実行されるために、図2の(b)及び(f)に示
すように全く動作せず、前の状態を維持し計数結果11
は同じになる。 (第3の状態)第3の状態は、前記実施例1の第3の状
態とほぼ同様であり、図13のタイムチャートにおい
て、保持動作要求2とアクセス要求4にしたがって調停
結果5が得られ、さらにこの調停結果5を受けて情報記
録媒体制御信号発生手段6は、保持動作を実行するため
に必要なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出力す
る。計数手段20は、保持動作要求2とアクセス要求4
及び前回の計数結果に基づいて、図2及び図13に示す
ように保持動作を実行しても計数動作を行わず、前記非
計数動作1に対応するものである。したがって、計数手
段20は、前の状態を維持し計数結果11は同じにな
る。
【0029】(第4の状態)第4の状態は、前記実施例
1の第4の状態とほぼ同様であり、図2の真理値表の
(d)及び(h)に示すように、計数結果11の状態に
よって2種類の動作のいずれか一方が実行される。前記
したように、ここでは計数結果11を計数手段20のカ
ウントゼロ信号としているために、計数結果11の状態
は計数手段20の計数値が「ゼロより大」であることを
示す″0″、もしくは計数値が「ゼロ」であることを示
す″1″となる。「先取り実行された保持動作が無い」
ことを示す、計数結果11が″1″の場合について説明
する。図14のタイムチャートにおいて、アクセス調停
手段3は図2に示すように保持動作要求2を優先させ、
通常の保持動作を実行するために保持動作要求2を示す
調停結果5を出力する。この調停結果5を受けて情報記
録媒体制御信号発生手段6は保持動作を実行するために
必要なタイミングで情報記録媒体制御信号7を出力す
る。また、計数手段20は、保持動作要求2とアクセス
要求4及び前回の計数結果に基づいて、図2及び図14
に示すように保持動作を実行しても計数動作を行わな
い。この動作は、前記非計数動作2に対応している。次
に、「先取り実行された保持動作がある」ことを示す、
計数結果11が″0″を示している場合について説明す
る。図15のタイムチャートにおいて、アクセス調停手
段3は図2に示すようにアクセス要求4を優先させ、ア
クセス要求4を実行するためにアクセス要求4を示す調
停結果5を出力する。この調停結果5を受けて情報記録
媒体制御信号発生手段6はアクセス要求4が要求する動
作を実行するために必要なタイミングで情報記録媒体制
御信号7を出力する。また、計数手段20は、保持動作
要求2とアクセス要求4及び前回の計数結果に基づい
て、図2及び図15に示すように1だけカウントダウン
する。この動作は、前記計数動作2に対応している。な
お、図2ではアクセス要求発生手段をDMACと考えて
記述しているので、調停結果5にはDMA要求を示す信
号が出力されている。この場合に実行されるのはDMA
のみで、保持動作要求2に対する保持動作は実際には実
行されないで、先取り実行された保持動作で代替し、実
行したと見なす。このように、第4の状態においては、
保持動作要求2とアクセス要求4及び前回の計数結果に
応じてアクセス調停手段3におけるアクセスの優先順位
が切り替えられる。
【0030】(情報記録装置の効果)以上説明したよう
に実施例2では、前記実施例1の効果の他に、アクセス
調停手段からの計数クロックとアップ/ダウン切替信号
を計数手段に入力することなく、計数手段に記憶してお
いて保持動作要求とアクセス要求発生信号、及び前回の
計数結果に基づいて、アクセス調停手段に計数結果を出
力することができる。
【0031】〔実施例3〕 (情報記録装置の構成)次に、図16を用いて本発明の
情報記録装置の実施例3の構成を説明する。図16に示
す実施例3の情報記録装置は、保持動作要求発生手段
1、アクセス調停手段3、情報記録媒体制御信号発生手
段6、及び情報記録媒体8の構成については、前記実施
例1及び実施例2と同様であり、アクセス調停手段3へ
の入力が保持動作要求2とアクセス要求信号4の他に遅
延信号32である点において相違している。この遅延信
号32は、保持動作要求2とアクセス要求信号4を入力
とするアンド回路30の出力を遅延回路31により遅延
して得られるものであり、保持動作要求2とアクセス要
求信号4が共に″0″の状態の場合に、1クロック遅延
して立ち下がる信号である。この遅延回路31は、例え
ばD−F/Fにより構成することができる。なお、その
他の構成については、前記実施例1及び実施例2の構成
と同様であるので説明を省略する。実施例3において
は、この保持動作要求2、アクセス要求信号4、及び遅
延信号32をアクセス調停手段3に入力し、その調停結
果5に従って情報記録媒体制御信号を前記情報記録媒体
へ供給し、保持動作要求とアクセス要求の少なくとも1
動作前の状態により、保持動作要求とアクセス要求の優
先順位を、アクセス調停手段において切り替えるもので
ある。
【0032】図16において、アンド回路30は保持動
作要求2及びアクセス要求信号4が共に″0″の場合
に″0″出力するものであり、その出力信号は遅延回路
31のD端子に入力される。遅延回路31は入力された
信号をクロック信号に基づいて遅延し、Q端子より遅延
信号32を出力する。この回路において、遅延信号32
が立ち下がるのは、保持動作要求2及びアクセス要求信
号4が共にゼロとなった時点からクロック信号に基づい
た遅延の後の時点である。また、図22は、実施例3の
アクセス調停手段の動作を表す真理値表である。この真
理値表において、アクセス調停手段3への入力信号は保
持動作要求2、アクセス要求信号4、及び遅延信号32
であり、出力信号は調停結果5であり、前記実施例にお
いて図2に示したアクセス調停手段の動作を表す真理値
表とほぼ同様であり、図22に示す真理値表の遅延信号
32は図2に示す真理値表の計数結果11に対応してい
る。
【0033】(情報記録装置の作用)次に、図16、図
22、図3、及び図17から図21の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートを用いて、情報記録装置の
実施例3の作用を説明する。情報記録媒体8に対するア
クセス要求は、実施例1及び実施例2と同様に図3に示
すように4種類の状態に区分することができる。第1の
状態は保持動作要求2とアクセス要求4が両方出力され
ていない場合であり、第2の状態はアクセス要求4だけ
が出力されている状態であり、第3の状態は保持動作要
求2だけが出力されている状態であり、第4の状態は保
持動作要求2とアクセス要求4が両方出力され、アクセ
スの競合が発生している状態である。この4種類の状態
における報記録装置の全体の動作は前記実施例1及び実
施例2の動作とほぼ同様である。第1の状態における動
作は図17のタイミングチャートに示すようになり、第
2の状態における動作は図18のタイミングチャートに
示すようになり、第3の状態における動作は図19のタ
イミングチャートに示すようになり、第4の状態におけ
る動作は図20及び図21のタイミングチャートに示す
ようになる。
【0034】(第1の状態)第1の状態は、前記実施例
1及び実施例2の第1の状態とほぼ同様であり、図17
のタイムチャートにおいて、保持動作要求2とアクセス
要求4が共に″0″であるため、遅延信号32にかかわ
らず調停結果5からはRFが出力される。そして、この
調停結果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6は
保持動作を実行するために必要なタイミングでRF動作
の情報記録媒体制御信号7を出力する。このように、情
報記録媒体8に対するアクセス要求が全く無い場合は、
保持動作を先取り実行する。 (第2の状態)第2の状態は、前記実施例1及び実施例
2の第2の状態とほぼ同様であり、図18のタイムチャ
ートにおいて、保持動作要求2が″0″でアクセス要求
4が″1″であるため、遅延信号32にかかわらず調停
結果5からはDMAが出力される。そして、この調停結
果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6はアクセ
ス要求4が要求する動作を実行するために必要なタイミ
ングでDMA動作の情報記録媒体制御信号7を出力す
る。
【0035】(第3の状態)第3の状態は、前記実施例
1及び実施例2の第3の状態とほぼ同様であり、図19
のタイムチャートにおいて、保持動作要求2が″1″で
アクセス要求4が″0″であるため、遅延信号32にか
かわらず調停結果5からはRFが出力される。そして、
この調停結果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段
6は、保持動作を実行するために必要なタイミングで情
報記録媒体制御信号7を出力する。 (第4の状態)第4の状態は、前記実施例1及び実施例
2の第4の状態とほぼ同様であり、図22の真理値表に
示すように、保持動作要求2が″1″でアクセス要求4
が″1″であるため、遅延信号32によって2種類の動
作のいずれか一方が実行される。「先取り実行された保
持動作が無い」ことを示す、遅延信号32が″1″の場
合について説明する。図20のタイムチャートにおい
て、アクセス調停手段3は図22に示すように保持動作
要求2を優先させ、通常の保持動作を実行するために保
持動作要求2を示す調停結果5を出力する。この調停結
果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6は保持動
作を実行するために必要なタイミングで情報記録媒体制
御信号7を出力する。
【0036】次に、「先取り実行された保持動作があ
る」ことを示す、遅延信号32が″0″を示している場
合について説明する。図21のタイムチャートにおい
て、アクセス調停手段3は図22に示すようにアクセス
要求4を優先させ、アクセス要求4を実行するためにア
クセス要求4を示す調停結果5を出力する。この調停結
果5を受けて情報記録媒体制御信号発生手段6はアクセ
ス要求4が要求する動作を実行するために必要なタイミ
ングで情報記録媒体制御信号7を出力する。また、な
お、図22ではアクセス要求発生手段をDMACと考え
て記述しているので、調停結果5にはDMA要求を示す
信号が出力されている。この場合に実行されるのはDM
Aのみで、保持動作要求2に対する保持動作は実際には
実行されないで、先取り実行された保持動作で代替し、
実行したと見なす。このように、第4の状態において
は、前回の保持動作要求2とアクセス要求4に応じてア
クセス調停手段3におけるアクセスの優先順位が切り替
えられる。また、この回路は、計数手段を有していない
ため、前回の保持動作のみを保持し、複数回の先取りの
保持動作は記憶しない。
【0037】(情報記録装置の効果)以上説明したよう
に実施例3では、前記実施例1及び実施例2のように計
数回路を用いることなく、ほぼ同様の動作を行なわせる
ことができる。なお、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0038】(変形例)前記実施例1乃至実施例3にお
いては、アクセス要求発生手段を1個のデバイスと仮定
しているために、アクセス要求発生手段が出力するアク
セス要求4は1つの入力しか表していないが、アクセス
要求発生手段を複数個とすることも可能である。この場
合には、アクセス調停手段は、保持動作要求発生手段が
出力する保持動作要求と、複数のアクセス要求発生手段
が出力する複数のアクセス要求を入力として、これら複
数の要求をあらかじめ定められた優先順位にしたがって
調停し、調停結果を出力することになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計数手段の出力する計数結果が、先取り実行した保持動
作が存在していることを示している場合には、保持動作
要求が発生しても実際には保持動作を実行しないで、先
取り実行した保持動作にて実行されたものと見なすこと
により、アクセス要求を優先的に実行し、保持動作要求
によってデータ転送が中断されないデータ転送効率のよ
い情報記録装置を提供することができる。これに加えて
保持動作をバスの空き時間に先取り実行することでバス
の使用効率の向上が図れるため、さらにデータ転送効率
のよい情報記録装置を提供することができる。また、計
数手段の出力する計数結果が、先取り実行した保持動作
が存在していないことを示している場合には、保持動作
要求が発生すればその時点で保持動作を実行することに
より、リフレッシュ動作の確実性を保証することができ
る情報記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報記録装置の実施例1のブロック
構成図である。
【図2】 本発明の情報記録装置のアクセス調停手段の
動作を表す真理値表である。
【図3】 本発明の情報記録装置のアクセス要求の状態
図である。
【図4】 本発明の情報記録装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図5】 本発明の情報記録装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図6】 本発明の情報記録装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図7】 本発明の情報記録装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図8】 本発明の情報記録装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図9】 従来の情報記録装置のブロック構成図であ
る。
【図10】 本発明の情報記録装置の実施例2のブロッ
ク構成図である。
【図11】 本発明の情報記録装置の実施例2の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図12】 本発明の情報記録装置の実施例2の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図13】 本発明の情報記録装置の実施例2の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図14】 本発明の情報記録装置の実施例2の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図15】 本発明の情報記録装置の実施例2の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図16】 本発明の情報記録装置の実施例3のブロッ
ク構成図である。
【図17】 本発明の情報記録装置の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図18】 本発明の情報記録装置の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図19】 本発明の情報記録装置の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図20】 本発明の情報記録装置の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図21】 本発明の情報記録装置の実施例3の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図22】 本発明の情報記録装置の実施例3のアクセ
ス調停手段の動作を表す真理値表である。
【符号の説明】
1…保持動作要求発生手段、2…保持動作要求、3…ア
クセス調停手段、4…アクセス要求、5…調停結果、6
…情報記録媒体制御信号発生手段、7…制御信号、8…
情報記録媒体、9…アクセス応答信号、10,20…計
数手段、11…計数結果、12…計数クロック、13…
アップ/ダウン切替信号、30…アンド回路、31…遅
延回路、32…遅延信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を保持するための保持動作を必要と
    する情報記録媒体と、前記情報記録媒体に対する保持動
    作要求を発生する保持動作要求発生手段と、前記保持動
    作要求発生手段から発生される保持動作要求と、前記情
    報記録媒体に対する1つまたは複数のアクセス要求を調
    停するためのアクセス調停手段と、前記アクセス調停手
    段の調停結果により、情報記録媒体制御信号を前記情報
    記録媒体へ供給するための情報記録媒体制御信号生成手
    段とを備えた情報記録装置において、前記保持動作の状
    態を記憶する計数手段を設け、該計数手段が出力する計
    数結果に応じて、前記保持動作要求と前記アクセス要求
    の優先順位を、前記アクセス調停手段において切り替え
    ることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス調停手段は、前記アクセス
    要求が全てなく、かつ前記保持動作要求がない場合は、
    連続して保持動作を実行するよう調停結果を出力する請
    求項1記載の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記計数手段は、前記アクセス要求が全
    てなく、かつ、前記保持動作要求もない場合に実行され
    る保持動作の数を計数する第1の計数動作と、前記アク
    セス要求のうちの1つと前記保持動作要求が競合し、前
    記計数手段が出力する計数結果に応じて前記アクセス要
    求が実行される場合に実行されなかった保持動作要求の
    数を前記第1の計数動作の数の増減方向とは逆の方向で
    計数する第2の計数動作と、前記アクセス要求がなく、
    かつ、前記保持動作要求がある場合に実行される保持動
    作の数は計数しない第1の非計数動作と、前記アクセス
    要求と前記保持動作要求が競合し、前記計数手段が出力
    する計数結果に応じて前記保持動作要求が実行された場
    合の保持動作の数は計数しない第2の非計数動作を有す
    る請求項1及び2記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 情報を保持するための保持動作を必要と
    する情報記録媒体と、前記情報記録媒体に対する保持動
    作要求を発生する保持動作要求発生手段と、前記保持動
    作要求発生手段から発生される保持動作要求と、前記情
    報記録媒体に対する1つまたは複数のアクセス要求を調
    停するためのアクセス調停手段と、前記アクセス調停手
    段の調停結果により、情報記録媒体制御信号を前記情報
    記録媒体へ供給するための情報記録媒体制御信号生成手
    段とを備えた情報記録装置において、前記保持動作要求
    と前記アクセス要求の少なくとも1動作前の状態によ
    り、前記保持動作要求と前記アクセス要求の優先順位
    を、前記アクセス調停手段において切り替えることを特
    徴とする情報記録装置。
JP5298401A 1993-11-29 1993-11-29 情報記録装置 Pending JPH07153268A (ja)

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