JP2000132505A - バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム - Google Patents

バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム

Info

Publication number
JP2000132505A
JP2000132505A JP10321400A JP32140098A JP2000132505A JP 2000132505 A JP2000132505 A JP 2000132505A JP 10321400 A JP10321400 A JP 10321400A JP 32140098 A JP32140098 A JP 32140098A JP 2000132505 A JP2000132505 A JP 2000132505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
access
master
masters
occupancy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10321400A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Watanabe
征男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10321400A priority Critical patent/JP2000132505A/ja
Publication of JP2000132505A publication Critical patent/JP2000132505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のバスマスタの数やバスアクセス頻度、
バス待ち時間、バス未使用時間に応じて、バスマスタの
バス占有量を変えることによりバス待ち時間やバス未使
用時間の短縮、不必要なバス調停時間の削除を行なうこ
とができるバスアクセス装置を提供する。 【解決手段】 複数のバスマスタが共通バスをアクセス
する際に、バス占有量設定記憶手段5に予め設定記憶す
るバスマスタ毎のバスアクセス1回あたりのバス占有量
に従いバスアクセスを行なうようにし、その予め設定記
憶するバス占有量を複数のバスマスタの数やバスアクセ
ス頻度、バス待ち時間、バス未使用時間に応じて可変制
御する。また、バスマスタの数が一つの場合にはバス調
停を行なうことなく直ちにバスアクセスを行なうように
する。さらに必要に応じてバス調停手段4において、バ
スアクセス優先順位の低いバスマスタがバスアクセス中
に、それより優先順位の高いバスマスタからバス使用要
求があった場合には直ちにバス使用権を委譲するようバ
ス調停する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のバスマスタの
共通バスに対するアクセスを、効果的に行なうバスアク
セス方法、バスアクセス装置およびこれらを用いたデー
タ転送装置やナビゲーションシステム等のマイクロプロ
セッサ応用システムに関し、特に複数のバスマスタの数
やバスアクセス頻度、バス待ち時間、バス未使用時間に
応じて、バスマスタのバス占有量を変えることによりバ
ス待ち時間やバス未使用時間の短縮、不必要なバス調停
時間の削除を行なうことができるよう構成したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送装置やマイクロプロセ
ッサ応用システムでは、それらに含まれる、共通バスに
接続された複数のバスマスタの各々が、バスアクセスを
実行する場合、バスアクセスを実行しようとするバスマ
スタが、バス調停手段に対しバス使用要求を発行し、バ
ス調停手段からのバス使用許可を得てから、実際にバス
アクセスを実行する。
【0003】同時には一つのバスマスタしかバスアクセ
スを実行することができないので、複数のバスマスタか
らほぼ同時にバス使用要求が発行された場合には、バス
調停手段はこれを調停して、ある一つのバスマスタに対
してのみバス使用許可を与える。
【0004】この時のバス調停方法には、先着順制御方
法、巡回順制御方法、固定優先順制御方法、可変優先順
制御方法、これらを組み合わせた方法または特開平9-23
1165号公報に記載された「バス調停制御システム」に見
られるような、複数のバスマスタが発行するバス使用要
求に各々のバスサイクルの転送データサイズや占有時間
データを付加データとして加え、これらの付加データに
基づいてバス調停を行なう方法など様々あり、システム
特性に応じてシステム全体のデータ転送やデータ処理な
どの効率が最も良くなるようにしている。
【0005】図7、図9、図11は従来のこの種のバス
調停方法を用いたバスアクセス装置の第1〜第3の例を
示す概略ブロック図、図8、図10、図12はそれぞれ
図7、図9、図11の従来のバスアクセス装置の動作を
説明するための第1〜第3の概略タイミング図である。
これらを用いて以下その動作を説明する。
【0006】ここでは図7の第1の従来例において、共
通バスに接続された第1バスマスタ11、第2バスマスタ
12、第3バスマスタ13おのおのの、バスアクセス1回あ
たりのバス占有量を、5:16:2(=第1バスマスタ1
1:第2バスマスタ12:第3バスマスタ13)とする。
【0007】ここでいうバス占有量とは、具体的にはバ
ス占有時間、バースト転送長、データ転送語長あるいは
データ処理語長などを指す。また、共通バスに対するバ
スアクセスの優先順位は第3バスマスタ13>第1バスマ
スタ11>第2バスマスタ12とする。
【0008】この状態で第1バスマスタ11、第2バスマ
スタ12、第3バスマスタ13が共通バスに対するアクセス
を行なおうと、第2バスマスタ12>第1バスマスタ11>
第3バスマスタ13のバスアクセス頻度でもってバス使用
要求信号nBREQ1、nBREQ2、nBREQ3を
それぞれ図8のように、図7のバス調停手段14に対して
入力したとする。
【0009】まず、最初の調停ポイントである図8の調
停1では、バス使用要求信号nBREQ1のみ発生して
いるので、図7のバス調停手段14は第1バスマスタ11に
対してバス使用許可信号nBACK1のみを、図8のよ
うに調停1の後アサート出力する。これを受けて図7の
第1バスマスタ11は共通バスに対するバスアクセスをバ
ス占有量5だけ実行し、必要なデータ処理やデータ転送
等を行なう。そしてバスアクセス終了時に、バス使用要
求信号nBREQ1を図8のようにディセーブルする。
【0010】すると図7のバス調停手段14も、第1バス
マスタ11に対するバス使用許可信号nBACK1を図8
のようにディセーブルし、次の調停ポイントである調停
2に移行する。調停2ではバス使用要求信号nBREQ
2のみ発生しているので、調停1と同様の動作により図
7の第2バスマスタ12は共通バスに対するバスアクセス
をバス占有量16だけ実行し、必要なデータ処理やデータ
転送等を行なう。
【0011】そして次の調停ポイントである調停3に移
行する。調停3ではバス使用要求信号nBREQ1とn
BREQ3が発生しているので、図7のバス調停手段14
は第1バスマスタ11と第3バスマスタ13との間でバス調
停を行なうが、バスアクセスの優先順位が第3バスマス
タ13>第1バスマスタ11であるので、第3バスマスタ13
に対してバス使用許可信号nBACK3のみを、図8の
ように調停3の後アサート出力する。これを受けて図7
の第3バスマスタ13は共通バスに対するアクセスをバス
占有量2だけ実行し、必要なデータ処理やデータ転送等
を行なう。そして調停4に移る。
【0012】調停4ではバス使用要求信号nBREQ1
とnBREQ2が発生しているので、図7のバス調停手
段14は第1バスマスタ11と第2バスマスタ12との間でバ
ス調停を行なうが、バスアクセスの優先順位が第1バス
マスタ11>第2バスマスタ12であるので、第1バスマス
タ11に対してバス使用許可信号nBACK1のみを、図
8のように調停4の後アサート出力する。これを受けて
図7の第1バスマスタ11は共通バスに対するアクセスを
バス占有量5だけ実行し、必要なデータ処理やデータ転
送等を行なう。そして調停5に移る。
【0013】以後このようにして同様の動作が引き続き
行なわれることにより、この従来例でのバスアクセス装
置は、複数のバスマスタ間のバス調停と共通バスに対す
るアクセス実行を行なうことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1の例のバスアクセス装置においては、図7の第
2バスマスタ12がバスアクセス中に、それよりもバスア
クセス優先順位の高い第3バスマスタ13がバス使用要求
信号nBREQ3を図8に示すように発生しても、第2
バスマスタ12がアクセス1回あたりのバス占有量16に達
するまでは、図7のバス調停手段14が第3バスマスタ13
に対して図8に示すようにバス使用許可信号nBACK
3をアサートしないため、図7の第2バスマスタ12のア
クセス1回あたりのバス占有量の値が大きいほど、第3
バスマスタ13のバス待ち時間WT3も大きくなるという
問題がある。
【0015】また、従来の第1の例のバスアクセス装置
においては、複数のバスマスタ、第1〜第3バスマスタ
11〜13の共通バスに対するバスアクセス1回あたりのバ
ス占有量が、複数のバスマスタの数やバスアクセス頻
度、バス待ち時間、バス未使用時間といったバスアクセ
ス装置の特性によらず、一般的にバスマスタ毎に固定化
していて、バスアクセス装置全体として必ずしも共通バ
スの使用効率が最適化されないという問題もある。
【0016】特に複数のバスマスタの数を変えた場合に
共通バスの使用効率が低下するという問題がある。この
一例を図9〜図12に示す。図9は図7の複数のバスマ
スタの内、第2バスマスタ12を取り外した従来の第2の
例のバスアクセス装置である。このようなことは様々な
バリエーションを持たせた商品展開を行なう際に起こり
得る。この場合の第2の動作タイミングの様子を示した
図10から明らかなように、バスアクセス競合は発生せ
ず図9の第1バスマスタ11、第3バスマスタ13ともバス
待ち時間は発生しないが、共通バスの使用されない時間
領域が多く、共通バスの使用効率が悪くなる。
【0017】図11は、図7の複数のバスマスタの内、
第1バスマスタ11と第3バスマスタ13を取り外した従来
の第3の例のバスアクセス装置である。この場合の第3
の動作タイミングの様子を示した図12から明らかなよ
うに、バスマスタが一つなので本来、図11のバス調停
手段14と第2バスマスタ12との間においてバス調停動作
を行なう必要がないにも関わらず、複数のバスマスタが
共通バスに接続された場合と同様の動作を行なうため、
バス調停動作の時間分、バスアクセス動作の開始が遅れ
る。また、共通バスの使用されない時間領域が存在する
ことになり、共通バスの使用効率が悪くなる。
【0018】本発明は、このような上記従来の問題点を
解決するものであり、複数のバスマスタの数やバスアク
セス頻度、バス待ち時間、バス未使用時間が変化する場
合においても、バス待ち時間やバス未使用時間を短縮さ
せ、不必要なバス調停動作を無くすことによって共通バ
スの使用効率を向上できるバスアクセス方法、バスアク
セス装置、およびこれらを用いたデータ転送装置やナビ
ゲーションシステム等のマイクロプロセッサ応用システ
ムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、システムに含まれる複数のバスマスタが
バス調停に基づき共通バスをアクセスする際に、予め設
定記憶したバスマスタ毎のバスアクセス1回あたりのバ
ス占有量に従いバスアクセスを行なえるようにし、その
予め設定記憶するバス占有量を最適な値に変えたり、バ
スアクセス優先順位の高いバスマスタに直ちにバス使用
権を移譲するバス調停方法を用いることで、複数のバス
マスタの数やバスアクセス頻度、バス待ち時間、バス未
使用時間が変化する場合においても、バス待ち時間とバ
ス未使用時間の短縮による共通バスの使用効率の向上を
可能とし、また、システムに含まれるバスマスタの数が
ひとつの場合には、バス調停を行なうことなく直ちにバ
スアクセスを行なうことで、不必要なバス調停動作を無
くし共通バスの使用効率の向上を可能とするバスアクセ
ス方法、バスアクセス装置、およびこれらを用いたデー
タ転送装置やナビゲーションシステム等のマイクロプロ
セッサ応用システムを実現することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるバスアクセス装置の構成を示す
概略ブロック図、図2は図1のバスアクセス装置の動作
を説明するための第1の概略タイミング図である。
【0022】図1においてバスアクセス装置は、共通バ
スに対するバスアクセスを行なう第1バスマスタ1、第
2バスマスタ2および第3バスマスタ3と、前記バスマ
スタ1、2、3からのバス使用要求信号nBREQ1、
nBREQ2、nBREQ3を予めきめたルールに従っ
て優先順位付けし、前記バスマスタ1、2、3に対する
バス使用許可信号nBACK1、nBACK2、nBA
CK3のうちのどれかを択一的にアサートするバス調停
手段4と、前記バスマスタ1、2、3毎のバスアクセス
1回あたりのバス占有量をあらかじめ設定記憶するバス
占有量設定記憶手段5から構成せれている。
【0023】また、図2において各実線はそれぞれ図1
の第1バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3バスマス
タ3からのバス使用要求信号nBREQ1、nBREQ
2、nBREQ3および、前記バスマスタ1、2、3に
対するバス使用許可信号nBACK1、nBACK2、
nBACK3であり、破線はバス調停を行なうタイミン
グ位置を示している。
【0024】以上のように構成されたバスアクセス装置
について、図1、図2、図3を用いてその動作を詳しく
説明する。まず、図1のバス占有量設定記憶手段5に、
共通バスに接続された第1バスマスタ1、第2バスマス
タ2、第3バスマスタ3各々のバスアクセス1回あたり
のバス占有量を、予め内部的に設定記憶しておく。ここ
ではその値を5:16:2(=第1バスマスタ:第2バス
マスタ:第3バスマスタ)とする。
【0025】また、バス調停手段4におけるバス調停ル
ールは、共通バスに対するバスアクセスの優先順位を第
3バスマスタ3>第1バスマスタ1>第2バスマスタ2
とし、かつ優先順位の低いバスマスタがバスアクセス中
に、それよりも優先順位の高いバスマスタがバス使用要
求を発生した場合には、優先順位の低いバスマスタが予
め設定記憶したバス占有量に達していなくとも、一旦バ
スアクセスを中断し、バス使用権を優先順位の高いバス
マスタに譲るものとする。
【0026】この状態で第1バスマスタ1、第2バスマ
スタ2、第3バスマスタ3から、共通バスに対するバス
アクセスを行なおうと、バス使用要求信号nBREQ
1、nBREQ2、nBREQ3がそれぞれ図2のよう
に、図1のバス調停手段4に対して入力されたとする。
ここでは共通バスに対するバスアクセスの優先順位が低
いほどバスアクセス頻度が高くなるバスアクセス装置の
動作の様子を示している。
【0027】まず、最初の調停ポイントである図2の調
停1では、バス使用要求信号nBREQ1のみ発生して
いるので、図1のバス調停手段4は第1バスマスタ1に
対してバス使用許可信号nBACK1のみを、図2のよ
うに調停1の後アサートする。これを受けて図1の第1
バスマスタ1は共通バスに対するバスアクセスを、バス
占有量設定記憶手段5に予め設定記憶したバス占有量=
5だけ図2のように行ない、必要なデータ処理やデータ
転送等を行なう。そしてバスアクセス終了時に、バス使
用要求信号nBREQ1を図2のようにディセーブルす
る。すると図1のバス調停手段4も、第1バスマスタ1
に対するバス使用許可信号nBACK1を図2のように
ディセーブルし、次の調停ポイントである調停2に移行
する。
【0028】調停2ではバス使用要求信号nBREQ2
のみ発生しているので、調停1と同様の動作により図1
の第2バスマスタ2は共通バスに対するバスアクセスを
バス占有量=16だけ行なおうと開始するが、バスアクセ
ス中にアクセス優先順位の高い第3バスマスタ3からバ
ス使用要求信号nBREQ3が図2のように発生したの
で、図1のバス調停手段4は先程の調停ルールに基づ
き、第2バスマスタ2に対するバス使用許可信号nBA
CK2を一旦ネゲートする。図2では図1の第2バスマ
スタ2のバスアクセスがバス占有量5に達した状態でネ
ゲートしている様子を示している。
【0029】そして次の調停ポイントである図2の調停
3の後、図1の第3バスマスタ3に対してバス使用許可
信号nBACK3をアサートする。これを受けて図1の
第3バスマスタ3はバス占有量設定記憶手段5に予め設
定記憶したバス占有量=2だけバスアクセスを図2のよ
うに行ない調停4に移る。調停4では先程バスアクセス
を中断した図1の第2バスマスタ2が引き続きバス使用
要求信号nBREQ2を発生しているので、バス制御手
段4はバス使用許可信号nBACK2を再度アサートす
る。
【0030】これを受けて第2バスマスタ2は中断して
いたバスアクセスを再開するが、今度はアクセス優先順
位の高い第1バスマスタ1からバス使用要求信号nBR
EQ1が図2のように発生したので、図1のバス調停手
段4は、先程と同様に第2バスマスタ2に対するバス使
用許可信号nBACK2を一旦ネゲートする。図2では
図1の第2バスマスタ2のバスアクセスがバス占有量5
+5=10に達した状態でネゲートしている様子を示して
いる。
【0031】そして次の調停ポイントである調停5の
後、第1バスマスタ1に対してバス使用許可信号nBA
CK1をアサートする。これを受けて図1の第1バスマ
スタ1はバス占有量設定記憶手段5に予め設定記憶した
バス占有量=5だけバスアクセスを図2のように行ない
調停6に移る。
【0032】調停6では先程バスアクセスを中断した図
1の第2バスマスタ2が引き続きバス使用要求信号nB
REQ2を発生しているので、バス調停手段4はバス使
用許可信号nBACK2を再度アサートする。これを受
けて第2バスマスタ2は中断していたバスアクセスを再
開し、バス占有量設定記憶手段5に予め設定記憶したバ
ス占有量=5+5+6=16に達するまで図2のようにバ
スアクセスを行なう。以後このような動作が続く。
【0033】このように、本実施の形態におけるバスア
クセス装置は、図1のバス調停手段4におけるバス調停
ルールとして、優先順位の低いバスマスタがバスアクセ
ス中に、それよりも優先順位の高いバスマスタがバス使
用要求を発生した場合には、優先順位の低いバスマスタ
が予め設定記憶したバス占有量に達していなくとも、一
旦バスアクセスを中断し、バス使用権を優先順位の高い
バスマスタに譲るようにすることで、図7の従来の第1
のバスアクセス装置での動作タイミングを示す図8の第
3バスマスタ13のバス使用要求信号nBREQ3が発生
してからバス使用許可信号nBACK3がアサートされ
るまでのバス待ち時間WT3、あるいは第1バスマスタ
11のバス使用要求信号nBREQ1が発生してからバス
使用許可信号nBACK1がアサートされるまでのバス
待ち時間WT1を、図2に示すようにどちらも短縮する
ことが可能となる。
【0034】特にバス占有量の値の大きいバスアクセス
優先順位の低いバスマスタがバスアクセスを開始した直
後に、バスアクセス優先順位の高いバスマスタがバスア
クセス要求を発生している場合に、このバス待ち時間の
短縮効果は大きくなる。
【0035】なお、本実施の形態では、複数のバスマス
タの数を3とし、図1のバス占有量設定記憶手段5に予
め、第1バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3バスマ
スタ3のバスアクセス1回あたりのバス占有量の値を
5:16:2(=第1バスマスタ:第2バスマスタ:第3
バスマスタ)とし、バスアクセスの優先順位を第3バス
マスタ3>第1バスマスタ1>第2バスマスタ2とした
が、これらが異なったバスアクセス装置においても、同
様の効果を得ることができる。
【0036】上記においては、バス待ち時間WT1やW
T3の短縮を図るのに、バス調停手段4におけるバス調
停方法を、優先順位の低いバスマスタがバスアクセス中
に、それよりも優先順位の高いバスマスタがバス使用要
求を発生した場合には、優先順位の低いバスマスタが予
め設定記憶したバス占有量に達していなくとも、一旦バ
スアクセスを中断し、バス使用権を優先順位の高いバス
マスタに譲るようにする事で実現したが、そうではな
く、図1のバス占有量設定記憶手段5に予め設定記憶す
るバスアクセス1回あたりのバス占有量の値を変えるこ
とによっても実現することができる。
【0037】これについて図1と図3を参照しながら説
明する。図3は図1のバスアクセス装置の各バスマスタ
1、2、3のバス占有量の値を変えた場合の動作を説明
するための第2の概略タイミング図である。
【0038】図3において各実線はそれぞれ図1の第1
バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3バスマスタ3か
らのバス使用要求信号nBREQ1、nBREQ2、n
BREQ3および、前記バスマスタ1、2、3に対する
バス使用許可信号nBACK1、nBACK2、nBA
CK3であり、破線はバス調停を行なうタイミング位置
を示している。
【0039】まず、図1のバス占有量設定記憶手段5
に、共通バスに接続された第1バスマスタ1、第2バス
マスタ2、第3バスマスタ3各々の、バスアクセス1回
あたりのバス占有量を、先程と同じく予め内部的に設定
記憶しておく。ここではその値を5:5:2(=第1バ
スマスタ:第2バスマスタ:第3バスマスタ)とする。
【0040】また、バス調停手段4におけるバス調停ル
ールは、共通バスに対するバスアクセスの優先順位を第
3バスマスタ3>第1バスマスタ1>第2バスマスタ2
とする。ただし先程と違って優先順位の低いバスマスタ
がバスアクセス中に、それよりも優先順位の高いバスマ
スタがバス使用要求を発生した場合でも、優先順位の低
いバスマスタが予め設定記憶したバス占有量に達するま
では、バス使用権を優先順位の高いバスマスタに譲るこ
とはしないものとする。
【0041】この状態で第1バスマスタ1、第2バスマ
スタ2、第3バスマスタ3から、共通バスに対するバス
アクセスを行なおうと、バス使用要求信号nBREQ
1、nBREQ2、nBREQ3がそれぞれ図3のよう
に、図1のバス調停手段4に対して入力されたとする。
ここでも先程と同じく共通バスに対するバスアクセスの
優先順位が低いほどバスアクセス頻度が高くなるバスア
クセス装置の動作の様子を示している。
【0042】まず、最初の調停ポイントである図3の調
停1では、バス使用要求信号nBREQ1のみ発生して
いるので、図1のバスマスタ1が共通バスに対するバス
アクセスを、バス占有量設定記憶手段5に予め設定記憶
したバス占有量=5だけ行なう。調停2ではバス使用要
求信号nBREQ2のみ発生しているので、図1の第2
バスマスタ2が共通バスに対するバスアクセスを開始す
る。
【0043】このバスアクセス中に、アクセス優先順位
の高い第3バスマスタ3からバス使用要求信号nBRE
Q3が図3のように発生しても、図1のバス調停手段4
は先程の調停ルールに基づき、第2バスマスタ2のバス
占有量設定記憶手段5に予め設定記憶したバス占有量5
に達するまで、第2バスマスタ2に対するバス使用許可
信号nBACK2をアサートし続ける。従って第3バス
マスタ3はこの間、バス待ち時間WT3だけ待たされ
る。
【0044】一方、図3の調停4後の図1の第2バスマ
スタ2が共通バスに対するバスアクセス中に、アクセス
優先順位の高い第1バスマスタ1からバス使用要求信号
nBREQ1が図3のように発生した場合でも、第1バ
スマスタ1がバス待ち時間WT1だけ同様の理由により
待たされる。
【0045】しかし、どちらもバスアクセス優先順位の
低い第2バスマスタ2のバス占有量の値を、予め5なる
低い値に設定記憶しているので、図8に示したように16
になる高いバス占有量の値を設定記憶した場合に比べ
て、バス待ち時間WT1、WT3のどちらも短縮するこ
とが可能となる。
【0046】このように、本実施の形態におけるバスア
クセス装置は、バス占有量設定記憶手段5に予め設定記
憶する、バスアクセス優先順位の低いバスマスタのバス
占有量の値を小さくすることにより、バスアクセス優先
順位の低いバスマスタがバスアクセス中において、バス
アクセス優先順位の高いバスマスタがバスアクセス要求
した際の、バス待ち時間を短縮することが可能となる。
【0047】特にバスアクセス優先順位の低いバスマス
タのバス占有量の値がもともと大きい場合に、このバス
待ち時間の短縮効果は大きくなる。
【0048】なお、上記においてバス占有量設定記憶手
段5では、複数のバスマスタ毎にバスアクセス1回あた
りのバス占有量を予め設定記憶しておくに当たり、その
バスアクセス1回あたりのバス占有量を共通バスに接続
する前記複数のバスマスタの数に応じて変える例につい
て説明したが、これに止まらず、共通バスに接続される
複数のバスマスタのバスアクセス頻度に応じて変えるこ
とや、共通バスに接続される複数のバスマスタのバス待
ち時間に応じて変えることや、さらに、共通バスのバス
未使用時間に応じて変えることによっても同様に実施可
能である。
【0049】なお、本実施の形態では、複数のバスマス
タの数を3とし、図1のバス占有量設定記憶手段5に予
め、第1バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3バスマ
スタ3のバスアクセス1回あたりのバス占有量の値を
5:5:2(=第1バスマスタ:第2バスマスタ:第3
バスマスタ)とし、バスアクセスの優先順位を第3バス
マスタ3>第1バスマスタ1>第2バスマスタ2とした
が、これらが異なったバスアクセス装置においても、同
様の効果を得ることができる。
【0050】(第2の実施の形態)次に複数のバスマス
タの数が変わった場合の本発明の第2の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図4は本発明の第1
の実施の形態におけるバスアクセス装置である図1か
ら、第2バスマスタ2を取り払った本発明の第2の実施
の形態の構成を示す概略ブロック図、図5は図4のバス
アクセス装置の動作を説明するための概略タイミング図
である。
【0051】まず、図4のバス占有量設定記憶手段5
に、共通バスに接続された第1バスマスタ1、第3バス
マスタ3各々の、バスアクセス1回あたりのバス占有量
を、予め内部的に設定記憶しておく。ここではその値を
8:0:4(=第1バスマスタ:第2バスマスタ:第3
バスマスタ)とする。ここで0は第2バスマスタ2が接
続されていないことを意味する(以下同様)。
【0052】また、バス調停手段4におけるバス調停ル
ールは、共通バスに対するバスアクセスの優先順位を第
3バスマスタ3>第1バスマスタ1とする。この状態で
第1バスマスタ1、第3バスマスタ3から、共通バスに
対するバスアクセスを行なおうと、バス使用要求信号n
BREQ1、nBREQ3がそれぞれ図5のように、図
4のバス調停手段4に対して入力された場合、今まで説
明してきた同様の動作により、第1バスマスタ1と第3
バスマスタ3はそれぞれ図5のように、バス占有量8と
4のバスアクセスを各々行なう。
【0053】これと従来の第1のバスアクセス装置を示
す図7から第2バスマスタ12を同様に取り払った図9に
示すような従来の第2のバスアクセス装置での動作タイ
ミング図である図10と比較すると、バス占有量の値を
5:0:2(=第1バスマスタ:第2バスマスタ:第3
バスマスタ)から8:0:4(=第1バスマスタ:第2
バスマスタ:第3バスマスタ)に変えたことにより、共
通バスの未使用時間領域を減らせることがわかる。
【0054】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
1の実施の形態におけるバスアクセス装置である図1か
ら、第1バスマスタ1と第3バスマスタ3を取り払った
本発明の第3の実施の形態の構成を示す概略ブロック図
である。
【0055】まず、図6のバス占有量設定記憶手段5
に、共通バスに接続された第2バスマスタ2のバスアク
セス1回あたりのバス占有量を、予め内部的に設定記憶
しておく。ここではその値を0:16:0(=第1バスマ
スタ:第2バスマスタ:第3バスマスタ)とする。
【0056】この状態で第2バスマスタ2が共通バスに
対するバスアクセスを行なおうとする場合、第2バスマ
スタ2は共通バスに他のバスマスタが接続されていない
ことをバス占有量設定記憶手段5からのバス占有量の値
から知ることで、バス使用要求信号nBREQ2の発生
やnBACK2のアサート待ちといったバス調停動作を
バス調停手段4との間で行なうことなく、直ちにバスア
クセスを開始することができる。これによりバスアクセ
ス動作の遅れを無くし、また、バス未使用時間領域を減
らすことができる。
【0057】このように、本実施の形態におけるバスア
クセス装置は、バス占有量設定記憶手段5に予め設定記
憶する、複数のバスマスタのバス占有量の値をバスマス
タの数に応じて変えることにより、バス未使用時間を短
縮したり、不必要なバス調停動作時間をなくすことが可
能となる。
【0058】また、本実施の形態では、図1のバス占有
量設定記憶手段5に、各バスマスタ毎のバス占有量を内
部的に予め設定記憶していたが、マイクロプロセッサな
どにより、外部から動的に変化させてもよい。この場合
には、実行するアプリケーションソフト毎に、複数のバ
スマスタの数が動的に変化するような場合でも、バス占
有量をその都度、最適な値に設定し直すことができ、バ
スアクセス装置の柔軟性、システムの柔軟性を確保する
ことができる。
【0059】また、本実施の形態では、図1に示すよう
に本発明のバスアクセス装置を、複数のバスマスタおよ
びそれらが接続される共通バスのみから構成したが、こ
のようなバスアクセス装置を必要とする如何なるデータ
転送装置においても、そこに含まれる従来のバスアクセ
ス装置に代えて用いることができる。この場合の複数の
バスマスタとしては、例えばDMAコントローラやバス
ステートコントローラ、メモリコントローラ等が挙げら
れる。これにより、これまで述べてきた、本発明のバス
アクセス装置の持つ多くの特徴を備えた、従来にはない
優れたデータ転送装置を提供することができる。
【0060】さらにまた、このようなバスアクセス装置
を必要とする如何なるマイクロプロセッサ応用システム
においても、そこに含まれる従来のバスアクセス装置に
代えて用いることができる。この場合の複数のバスマス
タとしては、例えば描画プロセッサ、DVD−ROMド
ライブ、通信コントローラ、データ転送装置等が挙げげ
られる。これにより、これまで述べてきた、本発明のバ
スアクセス装置の持つ多くの特徴を備えた、従来にはな
い優れたマイクロプロセッサ応用システムを提供するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、シス
テムに含まれる複数のバスマスタがバス調停に基づき共
通バスをアクセスする際に、予め設定記憶したバスマス
タ毎のバスアクセス1回あたりのバス占有量に従いバス
アクセスを行なえるようにし、その予め設定記憶するバ
ス占有量を最適な値に変えたり、バスアクセス優先順位
の高いバスマスタに直ちにバス使用権を移譲するバス調
停方法を用いることで、複数のバスマスタの数やアクセ
ス頻度、バス待ち時間、バス未使用時間が異なる場合に
おいても、バス待ち時間とバス未使用時間の短縮による
共通バスの使用効率の向上を可能とし、また、システム
に含まれるバスマスタの数がひとつの場合には、バス調
停動作を行なうことなく直ちにバスアクセスを行なうこ
とで、不必要なバス調停動作を無くし共通バスの使用効
率の向上を可能とするバスアクセス方法、バスアクセス
装置、およびこれらを用いたデータ転送装置やナビゲー
ションシステム等のマイクロプロセッサ応用システムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の構成を示す概略ブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の動作を説明するための第1のタイミング図、
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の動作を説明するための第2のタイミング図、
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の構成を示す概略ブロック図、
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の動作を説明するためのタイミング図、
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるバスアクセ
ス装置の構成を示す概略ブロック図、
【図7】従来の第1のバスアクセス装置の構成を示す概
略ブロック図、
【図8】従来の第1のバスアクセス装置の動作を説明す
るためのタイミング図、
【図9】従来の第2のバスアクセス装置の構成を示す概
略ブロック図、
【図10】従来の第2のバスアクセス装置の動作を説明
するためのタイミング図、
【図11】従来の第3のバスアクセス装置の構成を示す
概略ブロック図、
【図12】従来の第3のバスアクセス装置の動作を説明
するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1、11 第1バスマスタ 2、12 第2バスマスタ 3、13 第3バスマスタ 4、14 バス調停手段 5 バス占有量設定記憶手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバスマスタの共通バスに対するバ
    スアクセス方法において、前記複数のバスマスタ間のバ
    ス調停に基づきあるバスマスタが共通バスをアクセスす
    る際に、前記複数のバスマスタ毎にバスアクセス1回あ
    たりのバス占有量を予め設定記憶しておき、その設定記
    憶したバス占有量に従いバスアクセスを行なうように
    し、そのバスアクセス1回あたりのバス占有量を共通バ
    スに接続する前記複数のバスマスタの数に応じて変える
    ことを特徴とするバスアクセス方法。
  2. 【請求項2】 前記予め設定記憶するバスマスタ毎のバ
    スアクセス1回あたりのバス占有量を、共通バスに接続
    される前記複数のバスマスタのバスアクセス頻度に応じ
    て変えることを特徴とする請求項1に記載のバスアクセ
    ス方法。
  3. 【請求項3】 前記予め設定記憶するバスマスタ毎のバ
    スアクセス1回あたりのバス占有量を、共通バスに接続
    される前記複数のバスマスタのバス待ち時間に応じて変
    えることを特徴とする請求項1に記載のバスアクセス方
    法。
  4. 【請求項4】 前記予め設定記憶するバスマスタ毎のバ
    スアクセス1回あたりのバス占有量を、共通バスのバス
    未使用時間に応じて変えることを特徴とする請求項1に
    記載のバスアクセス方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のバスマスタ間のバス調停にお
    いて、あるバスマスタがバスアクセス中に、それよりも
    バスアクセス優先順位の高い他のバスマスタからバスア
    クセスを要求された場合には、前記予め設定記憶したバ
    スアクセス1回あたりのバス占有量に未達状態であって
    もそのバスアクセスを終了し、前記他のバスマスタがバ
    スアクセスを開始することを特徴とする請求項1、2、
    3または4に記載のバスアクセス方法。
  6. 【請求項6】 前記複数のバスマスタの数が1の場合に
    は、バスマスタ間のバス調停を行なうことなく直ちにバ
    スアクセスを行なうことを特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載のバスアクセス方法。
  7. 【請求項7】 前記予め設定記憶するバスマスタ毎のバ
    スアクセス1回あたりのバス占有量を外部から設定する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に
    記載のバスアクセス方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    に記載のバスアクセス方法を用いたデータ転送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    に記載のバスアクセス方法を用いたカーナビゲーション
    システム等のマイクロプロセッサ応用システム。
  10. 【請求項10】 複数のバスマスタが共通バスに対する
    バスアクセスを行なうバスアクセス装置において、前記
    複数のバスマスタからのバス使用要求信号を受けて予め
    設定した所定のルールに基づき優先順位付けし、前記複
    数のバスマスタに対するバス使用許可信号を択一的に発
    生するバス調停手段と、前記複数のバスマスタ毎のバス
    アクセス1回あたりのバス占有量を、共通バスに接続す
    る前記複数のバスマスタの数に応じて予め設定記憶して
    おくバス占有量設定記憶手段と、前記バス調停手段に対
    するバス使用要求信号の発生と前記バス調停手段からの
    バス使用許可信号および前記バス占有量設定記憶手段か
    らのバス占有量信号に基づき、共通バスに対する所定の
    バス占有量のバスアクセスを行なう複数のバスマスタと
    を備えることを特徴とするバスアクセス装置。
  11. 【請求項11】 前記バス占有量設定記憶手段に予め設
    定記憶する前記複数のバスマスタ毎のバスアクセス1回
    あたりのバス占有量を、共通バスに接続する前記複数の
    バスマスタのバスアクセス頻度に応じて変えることを特
    徴とする請求項10に記載のバスアクセス装置。
  12. 【請求項12】 前記バス占有量設定記憶手段に予め設
    定記憶する前記複数のバスマスタ毎のバスアクセス1回
    あたりのバス占有量を、共通バスに接続する前記複数の
    バスマスタのバス待ち時間に応じて変えることを特徴と
    する請求項10に記載のバスアクセス装置。
  13. 【請求項13】 前記バス占有量設定記憶手段に予め設
    定記憶する前記複数のバスマスタ毎のバスアクセス1回
    あたりのバス占有量を、共通バスのバス未使用時間に応
    じて変えることを特徴とする請求項10に記載のバスア
    クセス装置。
  14. 【請求項14】 前記バス調停手段が、あるバスマスタ
    がバスアクセス中にそれよりもバス使用優先順位の高い
    他のバスマスタからバス使用要求信号を受け付けた場合
    に、前記バス占有量設定記憶手段に予め設定記憶したバ
    ス占有量に未達状態であってもそのバスアクセスを終了
    させ、前記他のバスマスタがバスアクセスを開始するよ
    うバス調停することを特徴とする請求項10、11、1
    2または13に記載のバスアクセス装置。
  15. 【請求項15】 前記複数のバスマスタの数が1の場合
    には、該当バスマスタが前記バス調停装置に対してバス
    使用要求信号の発生や、前記バス調停装置からのバス使
    用許可信号の入力の有無判断を行なわず、直ちにバスア
    クセスを行なえることを特徴とする請求項10、11、
    12または13に記載のバスアクセス装置。
  16. 【請求項16】 前記バス占有量設定記憶手段に予め設
    定記憶するバスマスタ毎のバスアクセス1回あたりのバ
    ス占有量を、前記バス占有量設定記憶手段の外部から設
    定することを特徴とする請求項10、11、12、1
    3、14または15に記載のバスアクセス装置。
  17. 【請求項17】 請求項10、11、12、13、1
    4、15または16に記載のバスアクセス装置を用いた
    データ転送装置。
  18. 【請求項18】 請求項10、11、12、13、1
    4、15または16に記載のバスアクセス装置を用いた
    カーナビゲーションシステム等のマイクロプロセッサ応
    用システム。
JP10321400A 1998-10-27 1998-10-27 バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム Pending JP2000132505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10321400A JP2000132505A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10321400A JP2000132505A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000132505A true JP2000132505A (ja) 2000-05-12

Family

ID=18132134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10321400A Pending JP2000132505A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000132505A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030066009A (ko) * 2002-02-04 2003-08-09 엘지이노텍 주식회사 멀티 마스터 버스 시스템에서의 버스 중재를 위한 구조 및방법
US7305499B2 (en) 2003-08-01 2007-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. DMA controller for controlling and measuring the bus occupation time value for a plurality of DMA transfers
CN100394412C (zh) * 2003-06-26 2008-06-11 三星电子株式会社 动态总线仲裁方法和总线仲裁器
JP2011022814A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Nec Corp 半導体集積回路、情報処理装置およびプロセッサ性能保証方法
US20120117288A1 (en) * 2010-11-08 2012-05-10 Sony Corporation Arbitration circuit and control method thereof
CN103257942A (zh) * 2013-03-27 2013-08-21 青岛中星微电子有限公司 一种片上系统共享总线请求处理的方法及装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030066009A (ko) * 2002-02-04 2003-08-09 엘지이노텍 주식회사 멀티 마스터 버스 시스템에서의 버스 중재를 위한 구조 및방법
CN100394412C (zh) * 2003-06-26 2008-06-11 三星电子株式会社 动态总线仲裁方法和总线仲裁器
US7305499B2 (en) 2003-08-01 2007-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. DMA controller for controlling and measuring the bus occupation time value for a plurality of DMA transfers
JP2011022814A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Nec Corp 半導体集積回路、情報処理装置およびプロセッサ性能保証方法
US20120117288A1 (en) * 2010-11-08 2012-05-10 Sony Corporation Arbitration circuit and control method thereof
CN102467474A (zh) * 2010-11-08 2012-05-23 索尼公司 仲裁电路及其控制方法
US9223731B2 (en) * 2010-11-08 2015-12-29 Sony Corporation Arbitration circuit and control method thereof
CN103257942A (zh) * 2013-03-27 2013-08-21 青岛中星微电子有限公司 一种片上系统共享总线请求处理的方法及装置
CN103257942B (zh) * 2013-03-27 2015-12-02 青岛中星微电子有限公司 一种片上系统共享总线请求处理的方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4480427B2 (ja) リソース管理装置
JP4715801B2 (ja) メモリアクセス制御装置
AU687627B2 (en) Multiprocessor system bus protocol for optimized accessing of interleaved storage modules
JPH11513158A (ja) 並列パケット化されたモジュール間調停高速制御およびデータバス
US8838862B2 (en) Data transfer device, method of transferring data, and image forming apparatus
US6782433B2 (en) Data transfer apparatus
USRE40261E1 (en) Apparatus and method of partially transferring data through bus and bus master control device
JP2000132505A (ja) バスアクセス方法および装置とその利用装置およびシステム
JP3766377B2 (ja) バス制御装置及び情報処理システム
JP4151362B2 (ja) バス調停方式、データ転送装置、及びバス調停方法
JP4024005B2 (ja) Dmaコントローラ装置
JP3820831B2 (ja) メモリ制御方法及び装置
JP3240863B2 (ja) 調停回路
JP2007249597A (ja) データ転送制御装置
JPH09231163A (ja) Ioブリッジ
JPH0830549A (ja) バス制御装置
JP3492139B2 (ja) バスを介したデータ転送方法およびバスマスタ制御装置
JP4174213B2 (ja) 制御回路
JPH09160868A (ja) バス調停装置およびバス調停方法
JP2001188749A (ja) バスコントローラ
JPH04312156A (ja) バスアービタ
JPH06161951A (ja) バス制御方式
JP2003248653A (ja) デバイスアクセス回路及びデバイスアクセス方法
JPH0773136A (ja) コンピュータシステムの動作方法
JPH05134980A (ja) バスシステム