JP3240863B2 - 調停回路 - Google Patents

調停回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクセス速度の異なる
2個のプロセッサをメモリ、バス等の共有資源と接続す
る場合に用いられる調停回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセス速度の異なる2個のプロ
セッサをメモリ、バス等の共有資源と接続する場合に用
いられる調停回路には、以下の2つの方式がある。 (1)専用の要求信号(リクエスト信号)と許可信号
(アクノリッジ信号)により制御する方式 これは、複数のプロセッサを共通のデータバス、アドレ
スバス上にそれぞれ接続し、共有資源も同様にバス上に
接続しておき、通常は、1つの主となるプロセッサ(以
下、主プロセッサ)がバスおよび共有資源を使用してい
る。他のプロセッサがバスおよび共有資源を使用しよう
とする場合は、主プロセッサに対して要求信号(リクエ
スト信号)を出力する。それに対して、主プロセッサ
は、自己の処理中の動作が終了し、バスの使用権を譲渡
することが可能な状態であれば、許可信号(アクノリッ
ジ信号)を返すとともに、アドレスバス、データバス等
をハイインピーダンスにする。許可信号を受けたプロセ
ッサはバスの使用が認められたことによりバスを使用し
て必要なアクセス処理を行う。
【0003】(2)応答信号(レディ信号)により制御
する方式 これは複数のプロセッサをそれぞれ独立したバスに接続
し、共有資源も独立したバス上に接続しておき、さらに
プロセッサが接続された各バスと共有資源が接続された
バスとの間にバッファ回路を設置する。各プロセッサが
共有資源をアクセスするには、バッファ回路の機能をア
クセス時のみイネーブル状態として、論理的にプロセッ
サのバスと共有資源のバスを接続することにより行われ
る。また、複数のプロセッサが同時に、共有資源をアク
セスしようとした場合、通常は先にアクセスを開始した
プロセッサからアクセスを開始し、後からアクセスを開
始しようとしたプロセッサは、プロセッサに入力される
応答信号(レディ信号)をインアクティブ にする等に
よりウエイト状態としておき、先にアクセスを開始した
プロセッサのアクセスが完了後に、ウエイト状態を解除
してアクセスを実行させる。
【0004】図4は、後者の方式を用いた従来例の構成
を示すブロック図であり、図5はその動作を示すタイミ
ングチャートである。この従来例は、図に示されるよう
に、高速のマイクロプロセッサ(MPU)1と低速のマ
イクロプロセッサ(MPU)2とがそれぞれ専用のMP
U側のデータバス3、4を介して、アドレスデコーダ
5、6およびトランシーバ回路8、9に接続されてい
る。トランシーバ回路8、9はデータバス11を介して
共有のメモリ10に接続されている。さらに、これらM
PU1、アドレスデコーダ5、6、トランシーバ回路
8、9、メモリ10は、それぞれ信号線を介して、調停
回路7に接続されている。
【0005】この調停回路7の動作は、図5に示すよう
に、アドレスデコーダ5、6を介してMPU1、MPU
2から送られてくるメモリ選択信号a,bを、それぞれ
のシステムクロックの立ち上がりエッジで監視し、先に
信号を検出した方に使用権を与える。なお、メモリ選択
信号a,bが全く同時に送られた場合は、信号bを優先
してMPU2に使用権を与える。また、MPU1および
MPU2によるメモリ10へのアクセスが競合すると、
低速なMPU2のアクセス期間中(時刻t1〜t2)
は、MPU1からアクセス要求があってもウエイト状態
となる。ここで、図の右側部分のアクセス競合時に示さ
れるように、MPU2のアクセス開始がMPU1のアク
セス開始よりも1クロックだけ早い場合がワーストケー
スとなり、MPU1は最長の待ち時間(時刻t3〜t
4)となる。この間、図示例では、ウエイトステートT
1wが14個挿入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の方式には、それぞれ次のような問題があった。 (1)前者の要求信号/許可信号方式では、共有のバス
を主プロセッサが明け渡して他のプロセッサに使用させ
るため、その間、主プロセッサはバスおよび共有資源の
使用ができない。また、要求信号/許可信号を用いてバ
スを明け渡す手続きにも余分な時間が必要となり、その
分、処理能力が低下するという問題があった。 (2)後者の応答信号制御による方式では、先取り優先
方式であるため、一方のプロセッサの処理速度が他方に
比べて特に遅いと、遅いプロセッサのアクセス時間が長
くなり、その間に、高速のプロセッサがアクセスを開始
しようとしても、長時間待たされてしまい、高速プロセ
ッサの性能が充分に発揮されないという問題があった。
これは、まさに図5におけるワーストケースの場合であ
る。
【0007】(3)同じく、後者の応答信号制御による
方式では、競合が発生した場合、要求の遅かったプロセ
ッサのアクセス時間を延長させてウエイト状態にする必
要があり、アクセス時間を変化させる手段を持たないプ
ロセッサには適用できないという制限があった。 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、競合発生時に高速のプロセッ
サの待ち時間を短くして、システム全体のアクセスに関
する処理効率を向上させるとともに、低速のプロセッサ
にアクセス時間が固定式のプロセッサを用いることこと
ができる調停回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、アクセス速度が互いに異なる2個の
プロセッサとこれら両プロセッサにバス接続された共有
メモリとの間にあって、一方のプロセッサから共有メモ
リに対するメモリ選択信号が出力されると、共有メモリ
に対してアクセスを許可するための制御信号を送信する
とともにアクセス要求プロセッサと共有メモリとを接続
するデータバス上に設置されているトランシーバ回路に
対してデータ転送の許可信号を送る調停回路において、
低速のプロセッサ側のトランシーバ回路として、共有メ
モリからデータバス上に送出されたリードデータをいっ
たん保持してから低速のプロセッサ側へ転送するラッチ
回路と、低速のプロセッサからデータバス上に送出され
たライトデータを共有メモリ側へ転送するバッファ回路
をデータバス上に互いに並列に設置するとともに、低
速のプロセッサから共有メモリへメモリ選択信号が出力
されてアクセスが要求されると、低速のプロセッサのア
クセスタイミングに合わせ、共有メモリに対してアクセ
スを許可するための制御信号を送信するとともにリード
アクセスの場合はラッチ回路へ、ライトアクセスの場合
はバッファ回路へそれぞれデータ転送の許可信号を送る
手段を備え、低速のプロセッサからメモリ選択信号が出
力された後の時刻に高速のプロセッサからメモリ選択信
号が出力された場合であって、前記時刻から低速のプロ
セッサが共有メモリのデータバスの占有を開始するまで
の時間が高速のプロセッサによるデータバスの占有期間
よりも短い場合に、高速のプロセッサに対するレディ信
号をインアクティブとして低速のプロセッサによるデー
タバスの占有期間が終了するまで高速のプロセッサをウ
ェイト状態とすることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、低速
のプロセッサからメモリ選択信号が出力された後に高速
のプロセッサのシステムクロックを所定数カウントした
タイミングでアクセス許可制御信号およびデータ転送許
可信号を発生することを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明においては、低速のプロセッサから
共有メモリへメモリ選択信号が出力されてアクセス要求
されると、低速のプロセッサのアクセスタイミングに合
わせて、アクセスを許可するための制御信号が共有メモ
リへ送信されると同時に、リードアクセスの場合はラッ
チ回路へ、ライトアクセスの場合はバッファ回路へそれ
ぞれデータ転送の許可信号が送られる。データ転送の許
可信号を送られたラッチ回路では、共有メモリからデー
タバス上に送出されたリードデータがいったん保持され
てから低速のプロセッサ側へ転送されて読み込まれる。
同様にデータ転送の許可信号を送られたバッファ回路を
介して、低速のプロセッサからデータバス上に送出され
たライトデータが共有メモリ側へ転送されて書き込まれ
る。
【0011】第2の発明においては、低速のプロセッサ
からメモリ選択信号が出力された後に高速のプロセッサ
のシステムクロックを所定数カウントし、それにもとづ
いてアクセス許可制御信号およびデータ転送許可信号が
発生する。
【0012】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明が適用されるシステムの構成を示すブ
ロック図であり、図2はその動作を示すタイミングチャ
ートである。このシステムは、図示されるように、アク
セス速度の異なる2つのマイクロプロセッサと、これら
に共有されるメモリとから構成される。すなわち、高速
のマイクロプロセッサ(MPU)1はバス3を介して、
アドレスデコーダ5およびトランシーバ回路8に接続さ
れる。トランシーバ回路8は、バス11を介して、共有
のメモリ10に接続されている。
【0013】低速のマイクロプロセッサ(MPU)2は
バス4を介して、アドレスデコーダ6およびラッチ回路
21、バッファ回路22に接続される。ラッチ回路2
1、バッファ回路22は、バス11を介して、メモリ1
0に接続されている。なお、バス3、4、11は、それ
ぞれデータバスとアドレスバスから構成される。また、
アドレスデコーダ5、6は、MPU1、2からバス3、
4へそれぞれ出力されたアドレスをデコードしてメモリ
選択信号a,bを生成し、調停回路7へ送る。調停回路
7は、メモリ選択信号a,bが入力されると、調停を行
い、いずれか一方のMPUに排他的に使用権を与える。
【0014】ここで、MPU1、2は、図2に示される
ように、それぞれのシステムクロックの4個分の時間に
よりリードまたはライトのアクセスサイクルが構成され
る。この実施例では、MPU1がクロックサイクルT1
1,T12,T13,T14 により、MPU2がT21,T22,T23,
T24により、それぞれのアクセスサイクルが構成され
る。ここで高速のMPU1は低速のMPU2の4倍のア
クセス速度であるため、MPU2の1アクセスサイクル
は、MPU1のシステムクロックの16個分の長さとな
る。
【0015】このMPU1のリード動作では、サイクル
T14の後縁でバス3上のデータを読み込み、ライト動作
ではサイクルT13,T14 でバス3上にデータを出力す
る。同様に、MPU2のリード動作では、サイクルT24
の後縁でバス4上のデータを読み込み、ライト動作では
サイクルT23,T24でバス4上にデータを出力する。ま
た、メモリ10は、MPU1のシステムクロック3個分
の時間以内でリードまたはライトされる。
【0016】次に、MPU1のアクセスについて詳述す
る。メモリ選択信号aが調停回路7に入力されて、MP
U1がメモリ10の使用権を得た場合は、調停回路7か
らデータ転送許可信号であるところのメモリアクセス許
可信号cがトランシーバ回路8へ送られる。同様に、レ
ディ信号fがMPU1へ、メモリ制御信号eがメモリ1
0へそれぞれ送られる。このメモリアクセス許可信号c
は、トランシーバ回路8の方向を指定して、バス3とバ
ス11間のデータ転送を許可するものである。すなわ
ち、リードの場合にはバス11からバス3へデータが転
送され、ライトの場合にはバス3からバス11へデータ
が転送される。
【0017】また、レディ信号fはMPU1のアクセス
を終結させるための信号であり、調停の結果がMPU1
をウエイトさせる場合はインアクティブにされるが、M
PU1のアクセスが可能な場合はアクティブにされる。
なお、メモリ制御信号eは、メモリ10へバス11上の
データを書き込ませたり、またはデータをバス11上へ
出力させるための信号である。
【0018】同様に、メモリ選択信号bが調停回路7に
入力されて、MPU2がメモリ10の使用権を得た場合
は、調停回路7からメモリ10へメモリ制御信号eが送
られるとともに、リードの場合にはラッチ回路21へ、
データ転送許可信号であるところのメモリアクセス許可
信号gが、ライトの場合にはバッファ回路22へデータ
転送許可信号であるところのメモリアクセス許可信号h
がそれぞれ送られる。ラッチ回路21へメモリアクセス
許可信号gが送られると、メモリ10からバス11上に
出力されたリードデータがいったんラッチ回路21に保
持されてからバス3側へ送られてMPU2に読み込まれ
る。また、バッファ回路22へメモリアクセス許可信号
hが送られると、MPU2からバス3上に送出されたラ
イトデータがバッファ回路22を介してバス11側へ送
られメモリ10へ書き込まれる。
【0019】また、調停回路7では、MPU2のアクセ
ス要求を基準として競合の調停が行われる。つまり、図
2に示されるように、MPU2がデータをリードするタ
イミングはサイクルT24の後縁であり、ライトするタイ
ミングはサイクルT23,T24であるから、サイクルT21,
T22の期間は余分な時間となり、この間に、メモリ制御
信号eおよびメモリアクセス許可信号g、hを先行して
も無意味である。そこで、メモリ選択信号bが入力され
たタイミングから、MPU1のシステムクロックをカウ
ントし、10クロック目から3クロックの期間だけ、メ
モリ制御信号eとメモリアクセス許可信号gまたはhを
出力するようにして、バス(メモリバス)の占有時間
を、時刻t1〜t2間の必要最小限の時間にした。
【0020】またさらに、MPU2がデータをリードす
る場合はサイクルT24の最後までバス4上にデータが存
在する必要があるため、その間はラッチ回路21がデー
タを保持してバス4上に出力する。その結果、MPU2
のアクセス中にMPU1からアクセス要求があればMP
U1を待機させる。また、MPU2のアクセス要求中に
MPU1からのアクセス要求があった場合、MPU2の
アクセス開始までに余裕があれば先にMPU1にアクセ
スを行わせ、アクセス開始までに余裕がなければMPU
1を待機させる。
【0021】それにより、MPU2にはウエイトがなく
なってレディ信号の入力が不要となり、MPU2として
アクセス時間を固定したタイプのマイクロプロセッサの
使用が可能になる。なお、図5の従来例に示したワース
トケースと同一条件の競合が、図2の右側部分のアクセ
ス競合の場合として示してあり、この実施例ではMPU
2に対してアクセス要求がなされた後であっても、MP
U1が待機することなく先にアクセスを行う。
【0022】図3は、この実施例の競合におけるワース
トケースを示す。最初にMPU2からメモリ選択信号b
が出力されると、MPU1のシステムクロックをカウン
トし、8個のクロックをカウントした時刻t1に、MP
U1からメモリ選択信号aが出力される。しかし、この
時点ではMPU2がアクセスを開始する10個目のクロ
ックパルスまでに2クロック分の時間しか残っていない
ため、3クロック分の時間が必要なMPU1のアクセス
は不可能である。そこで、MPU1へのレディ信号fを
インアクティブにして、MPU2のメモリ使用が終了す
る時刻t2までMPU1をウエイト状態にする。このと
きのウエイトステートT1Wは5クロック分の長さとな
り、図5の従来例のワーストケースに比べて半分以下の
時間となる。
【0023】このように、本発明の実施例では、高速の
MPU1と低速のMPU2とが競合するシステムにおい
て、高速のMPU1のウエイト時間を短くしたことによ
り、MPU1の処理能力の低下をおさえることができ
る。なお、本発明の実施例では、高速MPU1と低速M
PU2と共有のメモリ10の調停について適用したが、
バスシステムやネットワーク等の共有資源についても同
様に適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
低速のプロセッサ側のトランシーバ回路としてラッチ回
路およびバッファ回路をデータバス上に互いに並列に設
置しておき、低速のプロセッサから共有メモリへメモリ
選択信号が出力されてアクセスが要求されると、低速の
プロセッサのアクセスタイミングに合わせて共有メモリ
へアクセスを許可するための制御信号が送信されるとと
もに、ラッチ回路またはバッファ回路のいずれかにデー
タ転送の許可信号が送られることにより、低速プロセッ
サのバス占有時間が短くなり、その分、高速プロセッサ
の待ち時間が短縮されて高速プロセッサの稼働効率が損
なわれることがなくなる。また、低速のプロセッサのア
クセスを優先した調停が行われることにより、低速のプ
ロセッサにはウエイトがなくなり、低速のプロセッサに
アクセス時間が固定されているプロセッサを用いること
が可能になる。
【0025】第2の発明によれば、高速のプロセッサの
システムクロックを所定数カウントしてアクセス許可制
御信号およびデータ転送許可信号を発生するため、高速
のプロセッサの動作タイミングを基準として両方のプロ
セッサのアクセスタイミングが制御されることにより、
さらにシステムの稼働効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】実施例の競合におけるワーストケースを示すタ
イミングチャートである。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 高速のマイクロプロセッサ(MPU) 2 低速のマイクロプロセッサ(MPU) 3、4 バス 5、6 アドレスデコーダ 7 調停回路 8 トランシーバ回路 10 メモリ 11 バス 21 ラッチ回路 22 バッファ回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセス速度が互いに異なる2個のプロ
    セッサとこれら両プロセッサにバス接続された共有メモ
    リとの間にあって、一方のプロセッサから共有メモリに
    対するメモリ選択信号が出力されると、共有メモリに対
    してアクセスを許可するための制御信号を送信するとと
    もにアクセス要求プロセッサと共有メモリとを接続する
    データバス上に設置されているトランシーバ回路に対し
    てデータ転送の許可信号を送る調停回路において、 低速のプロセッサ側のトランシーバ回路として、共有メ
    モリからデータバス上に送出されたリードデータをいっ
    たん保持してから低速のプロセッサ側へ転送するラッチ
    回路と、低速のプロセッサからデータバス上に送出され
    たライトデータを共有メモリ側へ転送するバッファ回路
    をデータバス上に互いに並列に設置するとともに、 低速のプロセッサから共有メモリへメモリ選択信号が出
    力されてアクセスが要求されると、低速のプロセッサの
    アクセスタイミングに合わせ、共有メモリに対してアク
    セスを許可するための制御信号を送信するとともにリー
    ドアクセスの場合はラッチ回路へ、ライトアクセスの場
    合はバッファ回路へそれぞれデータ転送の許可信号を送
    る手段を備え、低速のプロセッサからメモリ選択信号が出力された後の
    時刻に高速のプロセッサからメモリ選択信号が出力され
    た場合であって、前記時刻から低速のプロセッサが共有
    メモリのデータバスの占有を開始するまでの時間が高速
    のプロセッサによるデータバスの占有期間よりも短い場
    合に、高速のプロセッサに対するレディ信号をインアク
    ティブとして低速のプロセッサによるデータバスの占有
    期間が終了するまで高速のプロセッサをウェイト状態と
    する ことを特徴とする調停回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の調停回路において、低速
    のプロセッサからメモリ選択信号が出力された後に高速
    のプロセッサのシステムクロックを所定数カウントした
    タイミングでアクセス許可制御信号およびデータ転送許
    可信号を発生することを特徴とする調停回路。
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