JP2002021117A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2002021117A JP2001157780A JP2001157780A JP2002021117A JP 2002021117 A JP2002021117 A JP 2002021117A JP 2001157780 A JP2001157780 A JP 2001157780A JP 2001157780 A JP2001157780 A JP 2001157780A JP 2002021117 A JP2002021117 A JP 2002021117A
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勝彦 湯川
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徳三 最田
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F9/02Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
    • E02F9/024Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with laterally or vertically adjustable wheels or tracks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/301Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom with more than two arms (boom included), e.g. two-part boom with additional dipper-arm
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    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
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    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • E02F3/325Backhoes of the miniature type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造物等への近接、狭所作業性及び安定性を
向上できるようにする。 【解決手段】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
ローラ走行装置2を有する走行機台3に旋回台4を旋回
自在に設け、旋回台の後部上に旋回台からはみ出さない
状態のエンジンカバー6を上方突出配置しかつエンジン
カバー上に運転シート5を設け、旋回台の前部でかつ運
転シートの前方に左右揺動自在なブーム7を有する掘削
作業装置1を設け、前記ブームの後側でかつ運転シート
の前側の旋回台前上面に左右側方に延びるステップ面3
7を形成し、旋回台に前向き姿勢時に運転シートの左右
側方で前後方向に沿う左右側縁部30L、30Rを形成
しかつ左右側縁部を最小轍間距離にした左右クローラ走
行装置の外側端部から左右外方に非突出状態とし、旋回
台の後端31を円弧状に形成しかつ前向き姿勢時にクロ
ーラ走行装置の後端から後外方に非突出状態に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右揺動自在なブ
ームを有するバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のバックホウにおいては、左右
クローラ走行装置を有する走行機台に平面視略長方形の
旋回台を旋回自在に支持し、この旋回台の前部にスイン
グ支点を介して掘削作業装置のブームを左右揺動自在に
連結し、その掘削作業装置の後方の旋回台上に運転シー
トを配設し、旋回台の後部にエンジンを搭載してあり、
エンジンをエンジンボンネットで覆っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のバックホウで
は、近年、旋回台の後部の旋回半径を小さくすること
で、狭い場所での作業性を高めることが求められている
が、上述した一般的な旋回台構造においては、旋回台は
前向き姿勢時において、後部が左右クローラ走行装置の
後部よりも大きく突出しており、この旋回台を90度旋
回して横向き姿勢にすると、後部が左右クローラ走行装
置の左右最外側端よりも大きく突出するようになってい
る。
【0004】すなわち、旋回台は前後方向長さが長く、
旋回半径は左右クローラ走行装置の前後端及び左右外側
端よりも大きく突出する形状となっており、左右クロー
ラ走行装置と略同一幅の狭い所(狭隘地)では、侵入し
ても構造物等が障害になって旋回台が旋回し得ず、掘削
作業をすることが困難になっている。ところで、この種
のバックホウでは、側溝掘り等を行うとき、ブームを左
右揺動しながら旋回台を旋回することがあり、クローラ
走行装置の前後方向に対する旋回台の旋回角度及びブー
ム左右揺動角度、旋回台に対するブーム左右揺動角度、
等を旋回台上の運転者が容易に認知できることが要求さ
れる。
【0005】本発明は、前記従来技術の問題点を解消で
き、かつ前記要求を十分満たすことのできるバックホウ
を提供することを目的とする。本発明は、旋回台の旋
回、ブームの揺動等の視認性を確保したうえで、エンジ
ンカバー及び運転シートの前後配置をコンパクトにし、
さらに旋回台を旋回しても、旋回台が左右クローラ走行
装置内に略収って非突出状態になるように構成すること
によって、構造物等への近接、狭所作業性及び安定性を
向上できるようにしたバックホウを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、左右方向の轍間距離を可
変とした左右クローラ走行装置2を有する走行機台3に
旋回台4を旋回自在に設け、この旋回台4の後部上に旋
回台4からはみ出さない状態のエンジンカバー6を上方
突出配置しかつこのエンジンカバー6上に運転シート5
を設け、前記旋回台4の前部でかつ運転シート5の前方
に左右揺動自在なブーム7を有する掘削作業装置1を設
け、前記ブーム7の後側でかつ運転シート5の前側の旋
回台4前上面に左右側方に延びるステップ面37を形成
し、旋回台4に前向き姿勢時に運転シート5の左右側方
で前後方向に沿う左右側縁部30L、30Rを形成しか
つこの左右側縁部30L、30Rを最小轍間距離にした
左右クローラ走行装置2の外側端部から左右外方に非突
出状態とし、旋回台4の後端31を円弧状に形成しかつ
前向き姿勢時にクローラ走行装置2の後端から後外方に
非突出状態に設定していることである。
【0007】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、前向き姿勢から旋
回しても、旋回台4の後端31は左右クローラ走行装置
2の最外側端32L、32Rから突出することがなく、
左右クローラ走行装置2を構造物等へより近づけて作業
ができる。本発明における課題解決のための第2の具体
的手段は、左右方向の轍間距離を可変とした左右クロー
ラ走行装置2を有する走行機台3に旋回台4を旋回自在
に設け、この旋回台4の後部上に旋回台4からはみ出さ
ない状態のエンジンカバー6を上方突出配置しかつこの
エンジンカバー6上に運転シート5を設け、前記旋回台
4を平面視において前向き姿勢時に運転シート5の左右
側方で前後方向に沿う左右側縁部30L、30Rを有す
る略多角形状に形成し、旋回台4の前部でかつ運転シー
ト5の前方に左右揺動自在なブーム7を有する掘削作業
装置1を設け、前記ブーム7の後側でかつ運転シート5
の前側の旋回台4前上面に左右側縁部30L、30Rに
至るステップ面37を形成し、旋回台4の後端31を円
弧状に形成しかつ90度旋回した横向き姿勢時に最大轍
間距離にしたときのクローラ走行装置2の最外側端32
L、32Rより内側に位置させていることである。
【0008】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、前向き姿勢から9
0度旋回した横向き姿勢にしても、旋回台4の後端31
は左右クローラ走行装置2の最外側端32L、32Rよ
り内側に位置していて突出することがなく、左右クロー
ラ走行装置2を構造物等へより近づけて作業ができる。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、
左右方向の轍間距離を可変とした左右クローラ走行装置
2を有する走行機台3に旋回台4を旋回自在に設け、こ
の旋回台4の後部上に旋回台4からはみ出さない状態の
エンジンカバー6を上方突出配置しかつこのエンジンカ
バー6上に運転シート5を設け、前記旋回台4を平面視
において前向き姿勢時に運転シート5の左右側方で前後
方向に沿う左右側縁部30L、30Rを有する略多角形
状に形成し、旋回台4の前部でかつ運転シート5の前方
にスイング支点Pを介して掘削作業装置1のブーム7を
左右揺動自在に設け、前記ブーム7の後側でかつ運転シ
ート5の前側の旋回台4前上面に左右側縁部30L、3
0Rに至るステップ面37を形成し、旋回台4の後端3
1を円弧状に形成しかつ旋回台4のスイング支点Pから
円弧状後端31までの範囲を90度旋回した横向き姿勢
時に最大轍間距離にしたときの左右クローラ走行装置2
の最外側端32L、32R間の範囲内に略収めているこ
とである。
【0009】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、前向き姿勢から9
0度旋回した横向き姿勢にしても、旋回台4のスイング
支点Pから後端31までの略全長は、左右クローラ走行
装置2の最外側端32L、32Rより内側に位置してい
て突出することがなく、左右クローラ走行装置2を構造
物等へより近づけて作業ができる。本発明における課題
解決のための第4の具体的手段は、左右方向の轍間距離
を可変とした左右クローラ走行装置2を有する走行機台
3に旋回台4を旋回自在に設け、この旋回台4の後部上
に旋回台4からはみ出さない状態のエンジンカバー6を
上方突出配置しかつこのエンジンカバー6上に運転シー
ト5を設け、前記旋回台4に前向き姿勢時に運転シート
5の左右側方で前後方向に沿う左右側縁部30L、30
Rを形成しかつこの左右側縁部30L、30Rを前向き
姿勢時に最小轍間距離にした左右クローラ走行装置2の
外側端部から左右外方に非突出状態とし、旋回台4の前
部に左右側縁部30L、30Rと略直交する方向の前面
33を形成すると共にその前面33でかつ運転シート5
の前方に左右揺動自在なブーム7を有する掘削作業装置
1を設け、前記ブーム7の後側でかつ運転シート5の前
側の旋回台4前上面に左右側縁部30L、30Rに至る
ステップ面37を形成し、旋回台4の後端31を円弧状
に形成し、左右側縁部30L、30Rと前面33との間
の前左右コーナ部34L、34Rに面取り面を形成し、
旋回中心Zから旋回台4の後端31及び前左右コーナ部
34L、34Rまでの距離を旋回中心Zから最大轍間距
離にしたときのクローラ走行装置2の最外側端32L、
32Rまでの距離dmax以下に設定していることであ
る。
【0010】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、前向き姿勢から旋
回しても、旋回台4の前面33、前左右コーナ部34
L、34R及び後端31を含む全周囲は、左右クローラ
走行装置2の最外側端32L、32Rから突出すること
がなく、左右クローラ走行装置2を構造物等へより近づ
けて作業ができる。本発明における課題解決のための第
5の具体的手段は、左右方向の轍間距離を可変とした左
右クローラ走行装置2を有する走行機台3に旋回台4を
旋回自在に設け、この旋回台4の後部上に旋回台4から
はみ出さない状態のエンジンカバー6を上方突出配置し
かつこのエンジンカバー6上に運転シート5を設け、前
記旋回台4を平面視において前向き姿勢時に運転シート
5の左右側方で前後方向に沿う左右側縁部30L、30
Rを有する略多角形状に形成し、旋回台4の前部でかつ
運転シート5の前方に左右揺動自在なブーム7を有する
掘削作業装置1を設け、前記ブーム7の後側でかつ運転
シート5の前側の旋回台4前上面に左右側縁部30L、
30Rに至るステップ面37を形成し、旋回台4の前部
と左右側縁部30L、30Rとの間に前左右コーナ部3
4L、34Rを形成し、旋回台4の後端31及び前左右
コーナ部34L、34Rを円弧状に形成しかつ360度
の旋回範囲内で最大轍間距離にしたときのクローラ走行
装置2の最外側端32L、32Rより内側に位置させて
いることである。
【0011】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、360度旋回して
も、旋回台4の前面33、前左右コーナ部34L、34
R及び後端31を含む全周囲は、左右クローラ走行装置
2の最外側端32L、32Rより内側に位置していて突
出することがなく、左右クローラ走行装置2を構造物等
へより近づけて作業ができる。本発明における課題解決
のための第6の具体的手段は、左右方向の轍間距離を可
変とした左右クローラ走行装置2を有する走行機台3に
旋回台4を旋回自在に設け、この旋回台4の後部上に旋
回台4からはみ出さない状態のエンジンカバー6を上方
突出配置しかつこのエンジンカバー6上に運転シート5
を設け、前記旋回台4を平面視において前向き姿勢時に
運転シート5の左右側方で前後方向に沿う左右側縁部3
0L、30Rを有する略多角形状に形成し、旋回台4の
前部でかつ運転シート5の前方にスイング支点Pを介し
て掘削作業装置1のブーム7を左右揺動自在に設け、前
記ブーム7の後側でかつ運転シート5の前側の旋回台4
前上面に左右側縁部30L、30Rに至るステップ面3
7を形成し、旋回台4の前部と左右側縁部30L、30
Rとの間に前左右コーナ部34L、34Rを形成し、旋
回台4の後端31を旋回中心Zから最大轍間距離にした
ときのクローラ走行装置2の最外側端32L、32Rま
での距離dmaxより小さい半径の円弧状に形成し、前
左右コーナ部34L、34R及びスイング支点Pを円弧
状後端31を通る仮想円35の範囲内に略収めているこ
とである。
【0012】これによって、運転者はエンジンカバー6
上の運転シート5に着座して、ブーム7を旋回台4に対
して左右揺動したり、旋回台4を左右側縁部30L、3
0Rで姿勢を視認しながら旋回でき、360度旋回して
も、旋回台4のスイング支点P、前左右コーナ部34
L、34R及び後端31を含む全周囲は、円弧状後端3
1を通る仮想円35の範囲内に位置し、左右クローラ走
行装置2の最外側端32L、32Rから突出することが
なく、左右クローラ走行装置2を構造物等へより近づけ
て作業ができる。
【0013】本発明における課題解決のための第7の具
体的手段は、前向き姿勢時の旋回台4の左右側縁部30
L、30Rと最大轍間距離にしたときの左右クローラ走
行装置2の最外側端32L、32Rとの間の左右クロー
ラ走行装置5上に前後方向及び上方向に開放された空間
36を有していることである。これによって、旋回台4
の前上面のステップ面37と左右側縁部30L、30R
側の空間36との間での通行が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図3において、超小型のバックホ
ウが示され、1は掘削作業装置、2はクローラ走行装
置、3は走行機台、4は旋回台、5は運転シート、6は
エンジンボンネット(エンジンカバー)である。掘削作
業装置1は、旋回台4に上下支点Pで左右揺動可能なス
イングブラケット10、このスイングブラケット10に
枢支連結されたブーム7と、ブーム7に枢支連結された
アーム8と、アーム8に枢支連結されたバケット9とを
備えて構成されている。尚、7cはブームシリンダ、8
cはアームシリンダ、9cはバケットシリンダをそれぞ
れ示している。
【0015】このバックホウでは、ブーム7を、基端側
の第1ブーム部分7Aと先端側の第2ブーム部分7Bと
を横軸心Xで連結した2分割構造に構成されている。ブ
ーム7は、先端にアーム8が装着された第2ブーム部分
7Bと、基端がスイングブラケット10に支持された第
1ブーム部分7Aとを横支点X回りで揺動自在に枢支連
結して構成してあるとともに、第1ブーム部分7Aと第
2ブーム部分7Bとに亘ってブーム中折れ用の挟角調節
シリンダ7kが装備されている。又、スイングブラケッ
ト10と第1ブーム部分7Aとの枢支連結点に、これら
両者10、7Aの相対角度を検出するポテンショメータ
11を装備してあり、このポテンショメータ11の検出
情報に基づいて挟角調節シリンダ7kを伸縮駆動させる
ブーム挟角自動調節手段Aが装備されている。
【0016】図5に示すように、挟角調節シリンダ7k
の電磁制御弁12とポテンショメータ11とを制御装置
13に接続することでブーム挟角自動調節手段Aが構成
されている。ブーム挟角自動調節手段Aの作用は、図4
(ロ)に示すように、ブーム7がほぼ上下中間の高さ位
置にあり、バケット9が最も旋回台4から前方に遠ざか
った水平姿勢では、第1ブーム部分7Aと第2ブーム部
分7Bとの挟角θC が最も狭くなる。図4(イ)に示す
ブーム7が最も上昇した旋回姿勢での挟角θU と、図4
(ハ)に示すブーム7が最も下降した掘削姿勢との両姿
勢での挟角θD とがほぼ同じ角度であり、かつ、最も広
くなるよう、θC <θU ≒θD の関係が成り立つ状態に
設定されている。そして、上記挟角は滑らかに変化する
よう制御装置13が機能する。
【0017】従って、バケット9先端の移動軌跡を比べ
ると、同図に示すよう、従来の軌跡Jに対して、本発明
のブーム構造による移動軌跡Kは、その上下端部分は従
来移動軌跡Jと同じ位置でありながら、ブーム水平姿勢
部分を含む上下中間部においては旋回台4側に明らかに
寄ったものとなっているのが理解できる。図1、2に示
すように、左右のクローラ走行装置2、2は、その轍間
距離(トレッド)が所定範囲で変更可能に構成されてお
り、一方、旋回台4は、その後端形状が旋回中心Zを中
心とした円弧状に形成されるとともに、左右側面は直線
で互いに平行にカットされ、かつ、旋回軸心Zとの左右
方向距離を、旋回台後端の旋回半径よりも小なる値に設
定してある。
【0018】したがって、旋回台4は、掘削作業装置1
との重量バランスから、その後端が最大旋回半径となる
ように設定するものであるが、旋回台4の左右幅にはそ
のような制約がなく、その幅を最大旋回直径よりも狭く
することが可能で、走行時における通過可能範囲をより
大きく設定することができ、前向き姿勢時に旋回台4の
後端31が左右のクローラ走行装置2の後端から後方へ
突出しないように設定されている。前記走行機台3は、
図6、7に示すように、旋回台4を旋回可能に支持する
支持基台15と、該支持基台15に対して左右方向に摺
動自在に備えた左右の車輪フレーム16とを有してい
る。
【0019】車輪フレーム16には、油圧モータ17に
より駆動可能な駆動輪18、従動輪19及び転動輪20
が夫々支持されており、これら駆動輪18、従動輪19
及び転動輪20に無端状の履帯が巻掛られて左右クロー
ラ走行装置2、2が構成されている。車輪フレーム16
の左右方向内側面には、内方に向けて突出状に設けられ
た角パイプ等よりなる前後対の取付フレーム21を有し
ている。この取付フレーム21を、支持基台15に設け
た前後対の筒状のガイドフレーム15aに摺動自在に挿
通することで支持基台15に車輪フレーム16が支持さ
れている。
【0020】前記支持基台15には、ガイドフレーム1
5aの筒内部に向けて下方に突出状に係合突部22を設
けるとともに、前記取付フレーム21のそれぞれには係
合突部22が挿通、係合する左右方向に長い長孔状の被
係合部23を形成しており、該被係合部23が係合部2
2と係合することで、取付フレーム21のガイドフレー
ム15aに対しての摺動範囲、即ち、左右クローラ走行
装置2、2の支持基台15及び旋回台4に対する左右方
向の位置変更範囲を設定するようにしている。前記走行
機台3における車輪フレーム16の内側面間には、油圧
シリンダ等よりなる伸縮シリンダ24を介設しており、
この伸縮シリンダ24の伸縮により、左右クローラ走行
装置2、2の轍間距離を変更可能としている。
【0021】図2には、左右クローラ走行装置2、2の
轍間距離を最大とした場合を示しており、この際の旋回
中心Zから左右クローラ走行装置2、2の左右方向外側
端までの距離(=dmax )は、旋回台4における最大旋
回半径(=Rmax )に対して略対応、即ちやや広幅とな
っている。従って、掘削作業中等において旋回台4を旋
回させた際には、左右クローラ走行装置2、2の轍間距
離(=dmax ×2)内で旋回可能となり、狭い作業地等
においても周囲のものと接触することがないようにして
おり、このような場合での旋回操作に気を煩わすことが
ないようにしている。
【0022】また、旋回台4を横向きに旋回させての左
右クローラ走行装置2、2の側方での掘削作業や側溝堀
作業等においては、このように左右クローラ走行装置
2、2の轍間距離を最大とすることで、掘削作業機側の
クローラ走行装置と作業機車体の重心位置との距離を大
とすることができ、したがって、掘削作業機側のクロー
ラ走行装置を支点とした作業機車体側のモーメントが大
となって、その分掘削力を増大させ、掘削性を向上でき
るし、この横向き姿勢のとき、旋回台4の後端31が左
右のクローラ走行装置2の側縁部30L、30Rから突
出しないように設定されている。
【0023】図1には、左右クローラ走行装置2、2の
轍間距離を最小とした場合を示しており、この際の旋回
中心Zから左右クローラ走行装置2、2の左右方向外側
端までの距離(=dmin )は、旋回中心Zから旋回台4
の左右方向外側端部までの距離(=d' )に対して略対
応、即ちやや広幅となっている。従って、このように左
右クローラ走行装置2、2の轍間距離を最小とすること
で、狭い通路等の走行に適した状態となるとともに、ク
ローラ走行装置2、2が通過可能な通路幅においては旋
回台4は必ず通過可能となって車体全体が壁や塀等に接
触することなく通過できることとなり、このような通過
可否の判断を容易に行うことができる。
【0024】図8は本発明の第2の実施の形態を示して
おり、轍間距離(トレッド)を最少(=Dmin )に設定
した状態では、前方向きの旋回台4の全幅と左右クロー
ラ走行装置2、2の全幅とが等しく、すなわち、旋回中
心Zから左右クローラ走行装置2、2の左右方向外側端
までの距離(=dmin )が、旋回中心Zから旋回台4の
左右方向外側端部までの距離(=d' )に一致してい
る。また、図9に示すように、轍間距離を最大(=D
max )に設定した状態では、旋回台4後端の最大旋回直
径(=最大旋回半径Rmax ×2)と左右クローラ走行装
置2、2の全幅とが等しく、すなわち、旋回中心Zから
左右クローラ走行装置2、2の左右方向外側端までの距
離(=dmax )が、最大旋回半径(=Rmax )に一致す
るように夫々寸法設定されている。
【0025】従って、上記第1の実施の形態と同様に、
例えば、非常に狭い路地を通って比較的広い掘削作業現
場へ向かうようなときに、上記構造が便利である。すな
わち、轍間距離を小(=Dmin )に設定して路地を通
り、現場では轍間距離を大(=Dmax )に設定して掘削
性の向上を図る、及び他物との接当のおそれなく旋回作
業できる、といった具合である。本発明は、上記実施形
態に限ることなく、例えば、轍間距離を最小とした際の
旋回中心から左右クローラ走行装置の左右方向外側端部
までの距離と、旋回中心から旋回台の左右方向外側端部
までの距離とを一致させ、轍間距離を最大とした際の旋
回中心から左右クローラ走行装置の左右方向外側端部ま
での距離を、最大旋回半径に対して広幅とすることがで
きる。
【0026】前記バックホウの上部構造及び上部構造と
轍間距離を最大とした際の左右クローラ走行装置2、2
との関係性を、図1、2及び図8、9に基づいてさらに
詳細に説明する。バックホウは、左右クローラ走行装置
2を有する走行機台3に旋回台4を旋回自在に設け、こ
の旋回台4の後部上に旋回台4からはみ出さない状態の
エンジンボンネット6を上方突出配置し、旋回台4の前
部の前面33にスイング支点Pを介して掘削作業装置1
のブーム7を左右揺動自在に設けている。
【0027】旋回台4には、前向き姿勢時(図1、8の
状態)に運転シート5の左右で前後方向に沿う左右側縁
部30L、30Rが形成され、この側縁部30L、30
Rは、左右クローラ走行装置2を最小轍間距離(Dmi
n)状態(図1、8に実線で示す状態)とした際の外側
端部から左右外方に非突出状態とされている。旋回台4
の後端31は旋回中心Zを略曲率中心とする円弧状に形
成され、その半径は旋回中心Zからクローラ走行装置2
の最外側端32L、32Rまでの距離dmax以下(小
さい又は略同一)に設定されている。
【0028】従って、旋回台4の円弧状後端31は、旋
回台4を図2、9に示す90度旋回した横向き姿勢にし
た時、クローラ走行装置2の最外側端32L、32Rよ
り内側又は同一位置に位置され、左右外方に突出するこ
とはない。また、旋回台4のスイング支点Pも、クロー
ラ走行装置2の最外側端32L、32Rから左右外方に
突出することはなく、スイング支点Pから円弧状後端3
1までの範囲は、90度旋回した横向き姿勢時に左右ク
ローラ走行装置2の最外側端32L、32R間の範囲内
に略収められる。
【0029】旋回台4は左右側縁部30L、30Rと、
これらと略直交する方向の前面33と、円弧状後端31
とを有し、平面視において略多角形状に形成され、旋回
台4の前面33と左右側縁部30L、30Rとの間には
前左右コーナ部34L、34Rが形成され、この前左右
コーナ部34L、34Rは円弧状の面取り面となってい
る。旋回台4の前左右コーナ部34L、34Rは、旋回
中心Zを略曲率中心とする後端31と略同一半径(距離
dmaxより小さい又は略同一)の円弧状に形成され、
360度の旋回範囲内でクローラ走行装置2の最外側端
32L、32Rより内側又は同一位置に位置されてお
り、スイング支点Pとともに円弧状後端31を通る仮想
円35の範囲内に略収められている。
【0030】前記前向き姿勢時の旋回台4の左右側縁部
30L、30Rと左右クローラ走行装置2の最外側端3
2L、32Rとの間の左右クローラ走行装置5上には、
外側方向は勿論のこと、前後方向及び上方向に開放され
た左右空間36を有することになり、この左右空間36
は旋回台4の前上面のステップ面37と通じている。前
記エンジンボンネット6の左右両側面及び後面は、旋回
台4の左右側縁部30L、30R及び後端31と略面一
に形成され、このエンジンボンネット6の左右側面は前
向き姿勢時の旋回台4の左右側縁部30L、30Rの上
側で、左右クローラ走行装置2の最外側端32L、32
Rとの間の左右クローラ走行装置5上に前後方向及び上
方向に開放された空間36の上方部分を形成することに
なる。
【0031】エンジンボンネット6は旋回台4の略後半
分を覆い、その上には運転シート5が搭載され、この運
転シート5の前後方向中途部に旋回台4の左右側縁部3
0L、30R及びエンジンボンネット6の左右側面と円
弧状後端31との交点38が対応されている。前記ステ
ップ面37は、ブーム7の後側でエンジンボンネット6
及び運転シート5より前側の旋回台4前上面のに形成さ
れ、左右方向に延び、左右側縁部30L、30Rに至
り、空間36に通じている。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、運転者は
エンジンカバー6上の運転シート5に着座して、ブーム
7を旋回台4に対して左右揺動したり、旋回台4を左右
側縁部30L、30Rで姿勢を視認しながら旋回でき、
前向き姿勢から旋回しても、旋回台4の左右側縁部30
L、30R、後端31、スイング支点Pあるいは前左右
コーナ部34L、34R等は、最大轍間距離にしたとき
の左右クローラ走行装置2の最外側端32L、32Rか
ら突出することがなく、左右クローラ走行装置2を構造
物等へより近づけて作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す旋回台前向き
姿勢時の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す旋回台横向き
姿勢時の平面図である。
【図3】同バックホウ全体の側面図である。
【図4】バケット先端の移動軌跡を示す掘削作業装置の
作動図である。
【図5】ブーム挟角自動調節手段の説明図である。
【図6】走行機台を示す断面平面図であり、(a)は最
小轍間距離の状態、(b)は最大轍間距離の状態を示
す。
【図7】図6(a)のA−A矢示図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す旋回台前向き
姿勢時の平面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す旋回台横向き
姿勢時の平面図である。
【符号の説明】
1 掘削作業装置 2 クローラ走行装置 3 走行機台 4 旋回台 5 運転シート 6 エンジンボンネット 7 ブーム 30 旋回台側縁部 31 旋回台後端 32 クローラ走行装置最外側端 33 前面 34 コーナ部 Z 旋回中心 P スイング支点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)の前部
    でかつ運転シート(5)の前方に左右揺動自在なブーム
    (7)を有する掘削作業装置(1)を設け、前記ブーム
    (7)の後側でかつ運転シート(5)の前側の旋回台
    (4)前上面に左右側方に延びるステップ面(37)を
    形成し、旋回台(4)に前向き姿勢時に運転シート
    (5)の左右側方で前後方向に沿う左右側縁部(30
    L、30R)を形成しかつこの左右側縁部(30L、3
    0R)を最小轍間距離にした左右クローラ走行装置
    (2)の外側端部から左右外方に非突出状態とし、旋回
    台(4)の後端(31)を円弧状に形成しかつ前向き姿
    勢時にクローラ走行装置(2)の後端から後外方に非突
    出状態に設定していることを特徴とするバックホウ。
  2. 【請求項2】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)を平面
    視において前向き姿勢時に運転シート(5)の左右側方
    で前後方向に沿う左右側縁部(30L、30R)を有す
    る略多角形状に形成し、旋回台(4)の前部でかつ運転
    シート(5)の前方に左右揺動自在なブーム(7)を有
    する掘削作業装置(1)を設け、前記ブーム(7)の後
    側でかつ運転シート(5)の前側の旋回台(4)前上面
    に左右側縁部(30L、30R)に至るステップ面(3
    7)を形成し、旋回台(4)の後端(31)を円弧状に
    形成しかつ90度旋回した横向き姿勢時に最大轍間距離
    にしたときのクローラ走行装置(2)の最外側端(32
    L、32R)より内側に位置させていることを特徴とす
    るバックホウ。
  3. 【請求項3】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)を平面
    視において前向き姿勢時に運転シート(5)の左右側方
    で前後方向に沿う左右側縁部(30L、30R)を有す
    る略多角形状に形成し、旋回台(4)の前部でかつ運転
    シート(5)の前方にスイング支点(P)を介して掘削
    作業装置(1)のブーム(7)を左右揺動自在に設け、
    前記ブーム(7)の後側でかつ運転シート(5)の前側
    の旋回台(4)前上面に左右側縁部(30L、30R)
    に至るステップ面(37)を形成し、旋回台(4)の後
    端(31)を円弧状に形成しかつ旋回台(4)のスイン
    グ支点(P)から円弧状後端(31)までの範囲を90
    度旋回した横向き姿勢時に最大轍間距離にしたときの左
    右クローラ走行装置(2)の最外側端(32L、32
    R)間の範囲内に略収めていることを特徴とするバック
    ホウ。
  4. 【請求項4】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)に前向
    き姿勢時に運転シート(5)の左右側方で前後方向に沿
    う左右側縁部(30L、30R)を形成しかつこの左右
    側縁部(30L、30R)を前向き姿勢時に最小轍間距
    離にした左右クローラ走行装置(2)の外側端部から左
    右外方に非突出状態とし、旋回台(4)の前部に左右側
    縁部(30L、30R)と略直交する方向の前面(3
    3)を形成すると共にその前面(33)でかつ運転シー
    ト(5)の前方に左右揺動自在なブーム(7)を有する
    掘削作業装置(1)を設け、前記ブーム(7)の後側で
    かつ運転シート(5)の前側の旋回台(4)前上面に左
    右側縁部(30L、30R)に至るステップ面(37)
    を形成し、旋回台(4)の後端(31)を円弧状に形成
    し、左右側縁部(30L、30R)と前面(33)との
    間の前左右コーナ部(34L、34R)に面取り面を形
    成し、旋回中心(Z)から旋回台(4)の後端(31)
    及び前左右コーナ部(34L、34R)までの距離を旋
    回中心(Z)から最大轍間距離にしたときのクローラ走
    行装置(2)の最外側端(32L、32R)までの距離
    (dmax)以下に設定していることを特徴とするバッ
    クホウ。
  5. 【請求項5】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)を平面
    視において前向き姿勢時に運転シート(5)の左右側方
    で前後方向に沿う左右側縁部(30L、30R)を有す
    る略多角形状に形成し、旋回台(4)の前部でかつ運転
    シート(5)の前方に左右揺動自在なブーム(7)を有
    する掘削作業装置(1)を設け、前記ブーム(7)の後
    側でかつ運転シート(5)の前側の旋回台(4)前上面
    に左右側縁部(30L、30R)に至るステップ面(3
    7)を形成し、旋回台(4)の前部と左右側縁部(30
    L、30R)との間に前左右コーナ部(34L、34
    R)を形成し、旋回台(4)の後端(31)及び前左右
    コーナ部(34L、34R)を円弧状に形成しかつ36
    0度の旋回範囲内で最大轍間距離にしたときのクローラ
    走行装置(2)の最外側端(32L、32R)より内側
    に位置させていることを特徴とするバックホウ。
  6. 【請求項6】 左右方向の轍間距離を可変とした左右ク
    ローラ走行装置(2)を有する走行機台(3)に旋回台
    (4)を旋回自在に設け、この旋回台(4)の後部上に
    旋回台(4)からはみ出さない状態のエンジンカバー
    (6)を上方突出配置しかつこのエンジンカバー(6)
    上に運転シート(5)を設け、前記旋回台(4)を平面
    視において前向き姿勢時に運転シート(5)の左右側方
    で前後方向に沿う左右側縁部(30L、30R)を有す
    る略多角形状に形成し、旋回台(4)の前部でかつ運転
    シート(5)の前方にスイング支点(P)を介して掘削
    作業装置(1)のブーム(7)を左右揺動自在に設け、
    前記ブーム(7)の後側でかつ運転シート(5)の前側
    の旋回台(4)前上面に左右側縁部(30L、30R)
    に至るステップ面(37)を形成し、旋回台(4)の前
    部と左右側縁部(30L、30R)との間に前左右コー
    ナ部(34L、34R)を形成し、旋回台(4)の後端
    (31)を旋回中心(Z)から最大轍間距離にしたとき
    のクローラ走行装置(2)の最外側端(32L、32
    R)までの距離(dmax)より小さい半径の円弧状に
    形成し、前左右コーナ部(34L、34R)及びスイン
    グ支点(P)を円弧状後端(31)を通る仮想円(3
    5)の範囲内に略収めていることを特徴とするバックホ
    ウ。
  7. 【請求項7】 前向き姿勢時の旋回台(4)の左右側縁
    部(30L、30R)と最大轍間距離にしたときの左右
    クローラ走行装置(2)の最外側端(32L、32R)
    との間の左右クローラ走行装置(5)上に前後方向及び
    上方向に開放された空間(36)を有していることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のバックホウ。
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