JP3213201B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP3213201B2
JP3213201B2 JP07273195A JP7273195A JP3213201B2 JP 3213201 B2 JP3213201 B2 JP 3213201B2 JP 07273195 A JP07273195 A JP 07273195A JP 7273195 A JP7273195 A JP 7273195A JP 3213201 B2 JP3213201 B2 JP 3213201B2
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  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バックホウにおいては、実開平6
‐40055号公報に示すように、旋回台側からのブー
ムシリンダ用油圧ホース、アームシリンダ用油圧ホー
ス、及びバケットシリンダ用油圧ホースが、ブーム、ア
ーム、バケット等から成る掘削作業装置から露出した状
態になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、各油圧ホースが掘削作業装置から露出した状態にな
っていたために、作業中に各油圧ホースが他物に引っか
かって損傷しやすく、油圧ホースの耐久性の面で改善の
余地が残されていた。
【0004】本発明の目的は、各油圧ホースを他物に引
っかかりにくくして、各油圧ホースの耐久性を高めるこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明の
特徴構成は、ブームを、旋回台側の第1ブーム部分)
と、アーム側の筒状の第2ブーム部分とに分割して、分
割端部同士を横軸心回りで揺動自在に枢支連結し、前記
旋回台で前記第1ブーム部分の基端を上下揺動自在に支
持し、前記旋回台と前記第2ブーム部分とを牽制部材で
連動連結するとともに、前記第1ブーム部分の背部に形
成した開放空間に、旋回台側からのブームシリンダ用油
圧ホース、アームシリンダ用油圧ホース、及びバケット
シリンダ用油圧ホースの油圧ホース群と、前記ブームシ
リンダ用油圧ホースが接続するブームシリンダとを収容
し、前記第2ブーム部分の基端側に形成した開口から挿
入した前記バケットシリンダ用油圧ホースを第2ブーム
部分の先端側に形成した開口から引き出して、バケット
シリンダの前記アームに対向する面に設けた接続ポート
に接続してあることにある。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、ブー
ムを、旋回台側の第1ブーム部分と、アーム側の筒状の
第2ブーム部分とに分割して、分割端部同士を横軸心回
りで揺動自在に枢支連結し、前記旋回台で前記第1ブー
ム部分の基端を上下揺動自在に支持し、前記旋回台と前
記第2ブーム部分とを牽制部材で連動連結するととも
に、前記旋回台における前記牽制部材との基端側枢支連
結点を、前記第2ブーム部分と前記牽制部材との先端側
枢支連結点に対して前記旋回台と前記第1ブーム部分と
のブーム枢支連結点よりも遠い位置に設定し、かつ、前
記基端、先端、及びブームの各枢支連結点が側面視にお
いて一直線上に並ぶデッドポイント状態が、前記ブーム
がその昇降移動範囲の中間高さに位置した状態において
現出されるように、これら基端、先端、及びブームの各
枢支連結点を連係配置し、第1ブーム部分の背部に形成
した開放空間に、旋回台側からのブームシリンダ用油圧
ホース、アームシリンダ用油圧ホース、及びバケットシ
リンダ用油圧ホースの油圧ホース群と、前記ブームシリ
ンダ用油圧ホースが接続するブームシリンダとを収容
し、前記第2ブーム部分の基端側に形成した開口から挿
入した前記バケットシリンダ用油圧ホースを第2ブーム
部分の先端側に形成した開口から引き出して、バケット
シリンダの前記アームに対向する面に設けた接続ポート
に接続してあることにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は2にかかる発明において、第2ブーム部分の先
端側に形成した開口部から引き出したバケットシリンダ
用油圧ホースを、アームの基端に突設した左右一対のシ
リンダ取付け用ブラケット間を通して、接続ポートに接
続してあることにある。
【0008】請求項4にかかる発明の特徴構成は、請求
項3にかかる発明において、左右一対のシリンダ取付け
用ブラケット間に補強板を架設して、この補強板で一対
のシリンダ取付け用ブラケット間のバケットシリンダ用
油圧ホースを覆ってあることにある。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、旋回台側からのブー
ムシリンダ用油圧ホース、アームシリンダ用油圧ホー
ス、及びバケットシリンダ用油圧ホースをブームの背部
側の開放空間に収容してあるから、各油圧ホースをブー
ムの周壁で保護でき、さらに、ブームの先端側に形成し
た開口からバケットシリンダ用油圧ホースを引き出し
て、バケットシリンダの前記アームに対向する面に設け
た接続ポートに接続してあるから、ブームから出たバケ
ットシリンダ用油圧ホースを、アームとバケットシリン
ダとで保護できて、各油圧ホースが他物に引っかかるの
を防止できる。
【0010】請求項2の構成による作用を、図3を参照
して説明すると、 (a) 図3(イ)に示すブーム7が最も上昇した旋回姿勢
と、図3(ハ)に示すブーム7が最も下降した掘削姿勢
との両姿勢において、第1ブーム部分7Aと第2ブーム
部分7Bとの挟角θU ,θD が最も広くなり、図3
(ロ)に示すブーム7が上下中間位置にある中間姿勢で
は、前記挟角θC が、上記旋回姿勢及び掘削姿勢におけ
る前記挟角θU ,θD よりも狭くなるように設定するこ
とができ、図3に示すように、本発明のバケット9先端
の移動軌跡Kを、第1ブーム部分7Aと第2ブーム部分
7Bとが一体になったブームにおける軌跡Jに対して、
その上下端部分は前記移動軌跡Jと同じ位置でありなが
ら、ブーム水平姿勢を含む上下中間部においては旋回台
4側に寄ったもの設定することができる。
【0011】その結果、 (b) 水平姿勢でのバケット9と旋回台4との水平方向間
隔が従来よりも狭くなることから、前方バランス状態が
改善され、旋回台後端のバランスウェイトの大型化が不
要又は小型化できるか、或いはバランスウェイトは同じ
でもバケット容量の大型化や作業装置駆動速度の高速化
が行えるようになる。また、 (c) 水平姿勢でのバケット9と旋回台4との水平方向間
隔を従来と同じとすれば、旋回姿勢での掘削作業装置全
体の前後長さがコンパクト化されて、旋回半径の小径化
が図れるとともに、掘削姿勢でのブーム延伸化による掘
込み深さの増大化が図れるようになる。 (d) そして、ブームをただ単に上記のように二つ折れに
構成しただけでは、屈折部周りで油圧ホース群が他物に
引っかかって損傷しやすくなるが、請求項2の構成で
は、旋回台側からのブームシリンダ用油圧ホース、アー
ムシリンダ用油圧ホース、及びバケットシリンダ用油圧
ホースをブームの背部側の開放空間に収容してあるか
ら、各油圧ホースをブームの周壁で保護できる。さら
に、ブームの先端側に形成した開口からバケットシリン
ダ用油圧ホースを引き出して、バケットシリンダの前記
アームに対向する面に設けた接続ポートに接続してある
から、ブームから出たバケットシリンダ用油圧ホース
を、アームとバケットシリンダとで保護できて、各油圧
ホースが他物に引っかかるのを防止できる。
【0012】請求項3の構成によれば、請求項1又は2
と同様の作用を奏するのに加え、前記ブームの先端側に
形成した開口部から引き出したバケットシリンダ用油圧
ホースを、アームの基端に突設した左右一対のシリンダ
取付け用ブラケット間を通して、バケットシリンダの前
記接続ポートに接続してあるから、バケットシリンダ用
油圧ホースを左右一対のシリンダ取付け用ブラケットで
保護できて、バケットシリンダ用油圧ホースが左右一対
のシリンダ取付け用ブラケット周りで他物にひっかかる
のを防止できる。
【0013】請求項4の構成によれば、請求項3の上記
作用と同様の作用を奏するのに加え、前記左右一対のシ
リンダ取付け用ブラケット間に補強板を架設して、この
補強板で前記一対のバケットシリンダ取付けブラケット
間のバケットシリンダ用油圧ホースを覆ってあるから、
シリンダ取付け用ブラケットの強度を上げることができ
ながら、バケットシリンダ用油圧ホースを補強板で保護
でき、しかも、ブームに対するアームの揺動に対応可能
に、アーム基端の前記シリンダ取付け用ブラケット周り
で少し弛ませてあるバケットシリンダ用油圧ホースが、
シリンダ取付け用ブラケット外にはみ出すのを阻止でき
て、バケットシリンダ用油圧ホースが他物にひっかかる
のを確実に防止できる。
【0014】
【発明の効果】従って、請求項1の構成によれば、各油
圧ホースが他物にひっかかるのを防止できて、各油圧ホ
ースの耐久性を高めることができた。
【0015】また、請求項2の構成によれば、前方バラ
ンス改善や旋回半径の縮小化、もしくは作業能率の向上
が図れるという作用(b) による効果、旋回半径の縮小化
や掘込み深さの増大化という作用(c) による効果を得る
ことができながら、各油圧ホースが他物にひっかかるの
を防止できて、各油圧ホースの耐久性を高めることがで
きた。
【0016】そして請求項3又は4の構成によれば、請
求項1又は2の構成による上記効果を、さらに確実に奏
することができるようになった。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1,図2に超小型のバックホウが示され、1
は掘削作業装置、2はクローラ走行装置、3は走行機
台、4は旋回台、5は運転座席、6はエンジンボンネッ
トである。掘削作業装置1は、旋回台4に上下支点Pで
左右揺動可能なスイングブラケット10、このスイング
ブラケット10に枢支連結されるブーム7、アーム8、
及びバケット9を備えて構成されている。7cはブーム
シリンダ、8cはアームシリンダ、9cはバケットシリ
ンダである。
【0018】このバックホウではブーム7を、背部側が
開放の「コ」の字形部材から成る基端側の第1ブーム部
分7Aと、角筒状の部材から成る先端側の第2ブーム部
分7Bとを横軸心Xで連結した2分割構造に構成されて
いる。すなわち、先端にアーム8が装着された第2ブー
ム部分7Bと、基端がスイングブラケット10に支持さ
れた第1ブーム部分7Aとを、横支点X回りで揺動自在
に枢支連結してブーム7を構成してある。
【0019】第2ブーム部分7Bの第1ブーム部分7A
に対する揺動領域を規制するべくスイングブラケット1
0と第2ブーム部分7Bとをリンクロッド(牽制部材に
相当)11で連動連結するとともに、スイングブラケッ
ト10におけるリンクロッド11との基端側枢支連結点
aを、第2ブーム部分7Bとリンクロッド11との先端
側枢支連結点bに対してスイングブラケット10と第1
ブーム部分7Aとのブーム枢支連結点cよりも遠い位置
に設定してある。
【0020】そして、基端、先端、及びブームの各枢支
連結点a,b,cが側面視において一直線上に並ぶデッ
ドポイント状態〔図3(ロ)の状態〕が、ブーム7の最
大上昇位置と最大下降位置との中間位置において現出さ
れるように、これら基端、先端、及びブームの各枢支連
結点a,b,cを連係配置してある。
【0021】つまり、図3(イ)に示すブーム7が最も
上昇した旋回姿勢での挟角θU と、図3(ハ)に示すブ
ーム7が最も下降した掘削姿勢との両姿勢での挟角θD
とがほぼ同じ角度であり、かつ、最も広くなり、図3
(ロ)に示すように、ブーム7が上下中間位置にある中
間姿勢では、前記挟角θC が、上記旋回姿勢及び掘削姿
勢における前記挟角θU ,θD よりも狭くなるように設
定してあり、本発明のバケット9先端の移動軌跡Kを、
例えば第1ブーム部分7Aと第2ブーム部分7Bが一体
になっている場合の軌跡Jに対して、その上下端部分は
前記移動軌跡Jと同じ位置でありながら、ブーム水平姿
勢を含む上下中間部においては旋回台4側に寄ったもの
に設定してある。
【0022】ところで図1に示すように、ブームシリン
ダ7cのブーム側枢支連結点を、第1及び第2ブーム部
分7A,7Bの連結軸心Xに一致させてある。またリン
クロッド11はブーム7の左右夫々に計2個備えられて
いる。
【0023】次に掘削作業装置1の配管構造について説
明する。図4,図5に示すように、前記第1ブーム部分
7Aにおける両側壁間の背部開放空間S1に、旋回台4
側からのブームシリンダ用油圧ホース7h、アームシリ
ンダ用油圧ホース8h、及びバケットシリンダ用油圧ホ
ース9hの油圧ホース群と、前記ブームシリンダ用油圧
ホース7hが接続するブームシリンダ7cとを収容し、
アームシリンダ用油圧ホース8hとバケットシリンダ用
油圧ホース9hとを、第1ブーム部分7Aの先端開口か
ら引き出して、第2ブーム部分7Bの基端に突設した左
右一対のシリンダ取付け用第1ブラケット16間を通し
てある。アームシリンダ8cは第2ブーム部分7Bの背
部側に、バケットシリンダ9cはアーム8の背部側にそ
れぞれ配置してあり、アームシリンダ8cに設けた接続
ポートP1,P2にアームシリンダ用油圧ホース8hを
接続し、他方、第2ブーム部分7Bの基端に形成した開
口S2から、バケットシリンダ用油圧ホース9hを第2
ブーム部分7Bに引込んで、第2ブーム部分7Bの先端
に形成した開口S3から引き出し、アーム8の基端に突
設した左右一対のシリンダ取付け用第2ブラケット14
間を通して、バケットシリンダ9cのアーム8に対向す
る面に設けた接続ポートP3,P4に接続してある(図
6参照)。
【0024】前記アームシリンダ用油圧ホース8h、及
びバケットシリンダ用油圧ホース9hは、第1ブーム部
分7Aの先端側底部に、一対のゴム製のクランプ17で
固定してある(図5参照)。
【0025】前記左右一対のシリンダ取付け用第2ブラ
ケット14間には、「く」の字形に屈曲した補強板15
を架設して、この補強板15で一対の取付けブラケット
14間のバケットシリンダ用油圧ホース9hを覆ってあ
る。
【0026】上記の構成によれば、各油圧ホース7h,
8h,9hが第1ブーム部分7Aと第2ブーム部分7B
の周壁に保護され、さらに、第2ブーム部分7Bから出
たバケットシリンダ用油圧ホース9hが、アーム8とバ
ケットシリンダ9cと補強板15とで保護されて、各油
圧ホース7h,8h,9hが他物に引っかかりにくくな
る。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小型バックホウの全体側面図
【図2】超小型バックホウの全体平面図
【図3】バケット先端の移動軌跡を示す掘削作業装置の
作動図
【図4】ブームの構造を示す断面図
【図5】要部の横断平面図
【図6】要部の断面図
【符号の説明】
4 旋回台 7 ブーム 7A 第1ブーム部分 7B 第2ブーム部分 7c ブームシリンダ 7h ブームシリンダ用油圧ホース 8 アーム 8h アームシリンダ用油圧ホース 9 バケット 9c バケットシリンダ 9h バケットシリンダ用油圧ホース 11 牽制部材 14 シリンダ取付け用ブラケット 15 補強板 a 基端側枢支連結点 b 先端側枢支連結点 c ブーム枢支連結点 P3 接続ポート P4 接続ポート S1 開放空間S2 開口 S3 開口 X 横軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/36 E02F 3/43

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム(7)を、旋回台(4)側の第1
    ブーム部分(7A)と、アーム(8)側の筒状の第2ブ
    ーム部分(7B)とに分割して、分割端部同士を横軸心
    (X)回りで揺動自在に枢支連結し、前記旋回台(4)
    で前記第1ブーム部分(7A)の基端を上下揺動自在に
    支持し、前記旋回台(4)と前記第2ブーム部分(7
    B)とを牽制部材(11)で連動連結するとともに、前
    記第1ブーム部分(7A)の背部に形成した開放空間
    (S1)に、旋回台(4)側からのブームシリンダ用油
    圧ホース(7h)、アームシリンダ用油圧ホース(8
    h)、及びバケットシリンダ用油圧ホース(9h)の油
    圧ホース群と、前記ブームシリンダ用油圧ホース(7
    h)が接続するブームシリンダ(7c)とを収容し、前
    第2ブーム部分(7B)の基端側に形成した開口(S
    2)から挿入した前記バケットシリンダ用油圧ホース
    (9h)を第2ブーム部分(7B)の先端側に形成した
    開口(S3)から引き出して、バケットシリンダ(9
    c)の前記アーム(8)に対向する面に設けた接続ポー
    ト(P3),(P4)に接続してあるバックホウ。
  2. 【請求項2】 ブーム(7)を、旋回台(4)側の第1
    ブーム部分(7A)と、アーム(8)側の筒状の第2ブ
    ーム部分(7B)とに分割して、分割端部同士を横軸心
    (X)回りで揺動自在に枢支連結し、前記旋回台(4)
    で前記第1ブーム部分(7A)の基端を上下揺動自在に
    支持し、前記旋回台(4)と前記第2ブーム部分(7
    B)とを牽制部材(11)で連動連結するとともに、前
    記旋回台(4)における前記牽制部材(11)との基端
    側枢支連結点(a)を、前記第2ブーム部分(7B)と
    前記牽制部材(11)との先端側枢支連結点(b)に対
    して前記旋回台(4)と前記第1ブーム部分(7A)と
    のブーム枢支連結点(c)よりも遠い位置に設定し、か
    つ、前記基端、先端、及びブームの各枢支連結点
    (a),(b),(c)が側面視において一直線上に並
    ぶデッドポイント状態が、前記ブーム(7)がその昇降
    移動範囲の中間高さに位置した状態において現出される
    ように、これら基端、先端、及びブームの各枢支連結点
    (a),(b),(c)を連係配置し、第1ブーム部分
    (7A)の背部に形成した開放空間(S1)に、旋回台
    (4)側からのブームシリンダ用油圧ホース(7h)、
    アームシリンダ用油圧ホース(8h)、及びバケットシ
    リンダ用油圧ホース(9h)の油圧ホース群と、前記ブ
    ームシリンダ用油圧ホース(7h)が接続するブームシ
    リンダ(7c)とを収容し、前記第2ブーム部分(7
    B)の基端側に形成した開口(S2)から挿入した前記
    バケットシリンダ用油圧ホース(9h)を第2ブーム部
    分(7B)の先端側に形成した開口(S3)から引き出
    して、バケットシリンダ(9c)の前記アーム(8)に
    対向する面に設けた接続ポート(P3),(P4)に接
    続してあるバックホウ。
  3. 【請求項3】 第2ブーム部分(7B)の先端側に形成
    した開口(S3)から引き出したバケットシリンダ用油
    圧ホース(9h)を、アーム(8)の基端に突設した左
    右一対のシリンダ取付け用ブラケット(14)間を通し
    て、接続ポート(P3),(P4)に接続してある請求
    項1又は2記載のバックホウ。
  4. 【請求項4】 左右一対のシリンダ取付け用ブラケット
    (14)間に補強板(15)を架設して、この補強板
    (15)で前記一対のシリンダ取付け用ブラケット(1
    4)間のバケットシリンダ用油圧ホース(9h)を覆っ
    てある請求項3記載のバックホウ。
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