JP2002003124A - エレベータの据付け装置及びその据付け工法 - Google Patents

エレベータの据付け装置及びその据付け工法

Info

Publication number
JP2002003124A
JP2002003124A JP2000189839A JP2000189839A JP2002003124A JP 2002003124 A JP2002003124 A JP 2002003124A JP 2000189839 A JP2000189839 A JP 2000189839A JP 2000189839 A JP2000189839 A JP 2000189839A JP 2002003124 A JP2002003124 A JP 2002003124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoistway
car
weight
counterweight
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000189839A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ando
英司 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000189839A priority Critical patent/JP2002003124A/ja
Publication of JP2002003124A publication Critical patent/JP2002003124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻上機が下部昇降路に設置されるエレベー
タを足場なし工法で据え付ける場合に、建物側にかかる
荷重を軽減させる。 【解決手段】 上端部と下端部が昇降路に係止されたガ
イドレール11にかごとつり合おもり35をそれぞれ係
合させ、このかごを作業床として昇降させてガイドレー
ル11の中間部を昇降路壁2に係止する場合に、つり合
おもり35からおもり片35aの一部を除去して軽量化
して据付け作業用の仮設のつり合おもり35にすると共
に、巻上機5から立ち上がった部分で主索41を水平方
向に押圧するそらせ車61を設け、このそらせ車61で
綱車6に巻き付けられる角度αを増大させて、つり合お
もり35の軽量化に伴って綱車6における張力差の増大
によって生ずる滑動を防止するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻上機が下部昇
降路に設置されたエレベータの据付けに係る。
【0002】
【従来の技術】図4から図6は、巻上機が下部昇降路に
設置されたエレベータの従来例を示す。図4は、巻上機
が、下部昇降路、特にピットに設置されたエレベータの
据付け完了後の全体を示す斜視図である。図において、
ピット床1には、基台3及び基台4が横設され、基台3
は固定具8によってピット床1に固定されて、一対のガ
イドレール7が立設されている。同様に基台4は固定具
12によってピット床1に固定されて、一対のガイドレ
ール11が立設されると共に、巻上機5が取り付けられ
ている。
【0003】また、ガイドレール7は、定尺ものが目板
9によって縦列に連結されて一連に形成され、要所でレ
ールブラケット10によって昇降路壁2に固定されて並
設されている。同様にガイドレール11もが目板13に
よって縦列に連結されて要所でレールブラケット14に
よって昇降路壁2に固定されて並設されている。更に、
ガイドレール7の一方とガイドレール11の一方の上端
部には上部支持梁21が跨設され、この上部支持梁21
には返し車22が取り付けられている。また、一対のガ
イドレール11の上端部間にはガイドレール11を挟ん
で両側に上部支持梁24が跨設され、この上部支持梁2
4の一端部は上記上部支持梁21上に載置され、他端部
は止め金具23上に載置されて固定されており、更に上
部には返し車25が取り付けられている。
【0004】また、ガイドレール7にはガイドシュー3
2を介してかご31が昇降自在に係合し、同様に、ガイ
ドレール11にはガイドシュー36を介してつり合おも
り35が昇降自在に係合している。巻上機5の綱車6に
は主索41が巻き掛けられて立ち上がり、一側41aが
かご31側の返し車22に巻き掛けられて立ち下がり、
かご31の床下車33に巻き掛けられて立ち上がって、
ガイドレール7の他方の上端部に取り付けられた主索支
持梁26に主索止め43を介して係止されている。ま
た、上記主索41の他側41bは、綱車6から立ち上が
り、返し車25に巻き掛けられて立ち下がり、つり合お
もり35の頂部に取り付けられたつり車37に巻き掛け
られて立ち上がって、上部支持梁24に主索止め42を
介して係止されている。
【0005】上記のとおり、巻上機6が下部昇降路に設
置されたエレベータでは、返し車22は上部支持梁21
を介してガイドレール7及びガイドレール11に支持さ
れ、返し車25及び主索41の一側41aの端部は上部
支持梁24を介してガイドレール11に支持され、更
に、主索41の他側41bの端部は主索支持梁26を介
してガイドレール7に支持されている。従って、エレベ
ータの全重量はカイドレール7及びガイドレール11を
介して基台3及び基台4によって支持されている。な
お、主索41を介して綱車6に作用する上向きの荷重
は、ガイドレール11に作用する下向きの荷重で相殺さ
れる。
【0006】ところで、エレベータの据付けでは、通
常、昇降路内に足場を組まず、本設のかご枠が本設の巻
上機5で昇降駆動されて作業床となる。即ち、図5に示
したとおり、かご31用のガイドレール7は、レール把
持具51で把持され、ロープ52を介してウインチ(図
示しない。)で引き上げられ、順次目板9で連結されて
一連となり、下端部は固定具8で固定されると共に、上
端部はレールブラケット10で昇降路壁2に固定されて
立設される。従って、ガイドレール7は上端部と下端部
のみが昇降路に固定される。
【0007】つり合おもり35用のガイドレール11も
同様であって、ウインチで引き上げられて順次目板13
で連結されて一連となり、下端部は固定具12で固定さ
れると共に、上端部はレールブラケット14で昇降路壁
2に固定されて立設される。従って、上端部と下端部の
みが昇降路に固定される。ガイドレール7とガイドレー
ル11が立設されると、上記図4と同様に、上端部には
上部支持梁21が跨設され、ガイドレール11の上端部
にはガイドレール11を挟んで上部支持梁24が跨設さ
れる。
【0008】上部支持梁21には返し車22が取り付け
られ、上部支持梁24には返し車25が取り付けられ
る。ガイドレール7には、かご床31aが取り付けられ
た状態のかご枠がガイドシュー32を介して昇降自在に
係合し、同様に、ガイドレール11にはガイドシュー3
6を介してつり合おもり35が昇降自在に係合する。更
に、基台4に取り付けられた巻上機5の綱車6には主索
41が巻き掛けられて立ち上がり、一側41aが返し車
22とかご31の床下車33に巻き掛けられて主索支持
梁26に主索止め43を介して係止される。同様に、主
索41の他側41bは、綱車6から立ち上がり、返し車
25とつり車37に巻き掛けられて上部支持梁24に主
索止め42を介して係止される。
【0009】作業者31mはかご床31aに乗り、この
かご床31aを所定位置まで昇降させ、レールブラレッ
ト10を昇降路壁2に固設し、更にレールクリップ10
aでガイドレール7を順次固定する。ガイドレール11
の取付けも同様に行われる。ガイドレール7及び11の
取付けが終了すると、かご床31aにかご室が取り付け
られる。
【0010】ところで、周知されているとおり、綱車6
において主索41が滑動するのを防止するため、主索4
1の両側、即ち、主索41aと主索41bの張力差は所
定の範囲内に制限される。このため、つり合おもり35
の重量は、かご31の重量に対して所定の値に設定さ
れ、上記据付け作業においては、かご室が取り付けられ
ていない分つり合おもり35も軽くすることができ、お
もり片35aを一部取り外すことができる。従って、据
付け作業の段階では、作業が終了した状態のエレベータ
に比べて軽量化される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり、エレベ
ータの据付けでは、かご31を作業床として流用するた
め、カイドレール7及び11の中間部が、まだ固定され
ていない段階からかご31を昇降させる必要があるが、
カイドレール7及び11が昇降路壁2に固定されていな
い状態では荷重を掛けることはできない。このため、上
部支持梁21及び24並びに主索支持梁26にかかる荷
重は、レールブラケット10及び14を介して建物側で
支持しなければならない。しかも、据付け作業の段階で
は、かご室がないだけ軽量化されているとはいえ、なお
大きな荷重がかかる。
【0012】ところで、巻上機5が下部昇降路に設置さ
れるエレベータでは、エレベータの全重量をカイドレー
ル7及び11を介して基台3及び4によって支持し、建
物側に荷重を掛けないことが特徴の一つである。従っ
て、巻上機5が下部昇降路に設置されるエレベータを足
場なし工法で据え付ける場合、従来は建物側に大きな荷
重を掛けることとなり、巻上機5が下部昇降路に設置さ
れるエレベータの特徴が減縮される、という問題があっ
た。
【0013】この発明は、上記問題点を解決するもの
で、巻上機が下部昇降路に設置されるエレベータを足場
なし工法で据え付ける場合に、建物側にかかる荷重を軽
減することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
タの据付け装置は、下部昇降路に巻上機を設置し、上部
昇降路に上部支持梁を横設して返し車を取り付け、上端
部と下端部が昇降路に係止されたガイドレールにかごと
つり合おもりをそれぞれ係合させ、主索を巻上機に巻き
掛けて立ち上げ、返し車で反転させてかごとつり合おも
りを吊持させ、このかごを作業床として昇降させてガイ
ドレールの中間部を昇降路壁に係止する場合に、つり合
おもりからおもり片の一部を除去して軽量化して据付け
作業用の仮設のつり合おもりにすると共に、巻上機から
立ち上がった部分で主索を水平方向に押圧するそらせ車
を設け、このそらせ車で綱車に巻き付けられる角度を増
大させて、つり合おもりの軽量化に伴って巻上機の綱車
における張力差の増大によって生ずる滑動を防止するよ
うにしたものである。
【0015】請求項2に係るエレベータの据付け装置
は、請求項1に係るエレベータの据付け装置において、
上部支持梁を、昇降路に係止されたガイドレールの上端
部に取り付けたものである。
【0016】請求項3に係るエレベータの据付け装置
は、請求項1に係るエレベータの据付け装置において、
上部支持梁を、両端が建築梁に固設されて昇降路頂部に
横設された頂部梁に係止し、ガイドレールの上端部を上
記上部支持梁に係止したものである。
【0017】請求項4に係るエレベータの据付け方法
は、下部昇降路に本設の巻上機を設置し、この巻上機に
よって本設のかごと本設のつり合おもりを昇降させ、上
記かごを作業床とするエレベータの据付け工法に係り、
ガイドレールを縦列に連結して引き上げて上端部と下端
部を上記昇降路に係止して立設し、上部昇降路に上部支
持梁を横設して返し車を取り付け、つり合おもりからお
もり片を一部除去して軽量化して据付け作業用の仮設の
つり合おもりにすると共に、主索を巻上機に巻き掛けて
立ち上げ、返し車で反転させてかごとつり合おもりを吊
持させた後、巻上機から立ち上がった部分で主索を水平
方向に押圧するそらせ車を設けて綱車に巻き付けられる
角度を増大させ、つり合おもりの軽量化に伴って巻上機
の綱車における張力差の増大によって生ずる滑動を防止
するようにしたものである。
【0018】請求項5に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に係るエレベータの据付け工法において、
上部支持梁を、昇降路に係止されたガイドレールの上端
部に取り付けたものである。
【0019】請求項6に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に係るエレベータの据付け工法において、
上部支持梁を、両端が建築梁に固設されて昇降路頂部に
横設された頂部梁に係止されるものとし、ガイドレール
は、上端部が上記上部支持梁を介して昇降路に係止した
ものである。
【0020】請求項7に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に記載のエレベータの据付け工法によって
ガイドレールの中間部が昇降路に係止された後、更に、
除去されたおもり片をつり合おもりに加重する工程と、
そらせ車を取り外す工程とが追加されたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2は、
この発明の実施の形態1を示す。図1は、本設機器を流
用してつり合おもり側のガイドレールの中間部を昇降路
に係止する作業が行われるときの要部を示す昇降路縦断
面図である。図中、1はピット床、2は昇降路壁、4は
ピット床1に横設されて固定具12によって固定された
基台、5は取付脚5aを介して基台4に取り付けられた
巻上機で、ブラケット5bとアンカーボルト5cで昇降
路壁2にも固定されている。6は巻上機5によって駆動
される綱車である。
【0022】11は基台4に立設されて固定された一対
のガイドレールで、下端部が固定具12によって基台4
に固定されている。13は定尺のガイドレール11を縦
列に連結して一連にする目板、14はガイドレール11
の上端部を昇降路壁2に係止するレールブラケットで、
昇降路壁2には、アンカーボル14bで取付脚14aを
固定することにより係止される。21はガイドレール1
1の一方の側の上端部に取り付けられた上部支持梁で、
図6と同様に、返し車22が取り付けられる。23はガ
イドレール11の他方の側の上端部に取り付けられた止
め金具、24は一対のガイドレール11の上端部にガイ
ドレール11の両側に対向させて配列されてガイドレー
ル11の一方から他方へ跨設された上部支持梁で、一方
の側は上部支持梁21の上側面に載置され、他方の側は
止め金具23上に載置され、それぞれ固定されている。
【0023】25は上部支持梁24に立設された取付脚
25aに軸支された返し車、35はガイドシュー36を
介してガイドレール11に昇降自在に係合したつり合お
もりで、おもり片35aが積層されており、このおもり
片35aを着脱することにより所定の重量に設定され
る。ここでは、一部のおもり片35aが除去されて軽量
化され、据付け作業用の仮設のつり合おもり35に設定
されている。37はつり合おもり35の頂部に取り付け
られたつり車である。41は巻上機5の綱車6に巻き掛
けられて立ち上がる主索で、一側41aはかご31側の
返し車22に巻き掛けられて立ち下がり、かご31の床
下車33に巻き掛けられて立ち上がって、主索支持梁2
6に主索止め43を介して係止されている。
【0024】また、綱車6から立ち上がった主索41の
他側41bは、返し車25に巻き掛けられて立ち下が
り、つり車37に巻き掛けられて立ち上がって、上部支
持梁24に主索止め42を介して係止されている。61
はガイドレール11の背面から巻上機5の上部側へ突設
されたブラケット62に軸支されて主索41bを水平方
向に押圧し、綱車6に巻き付けられる角度を増大させて
巻付け角αにするそらせ車である。なお、ブラケット6
2が取り付けられたガイドレール11は、レールブラケ
ット14によって補強されている。また、図1はつり合
おもり35側のみ示したが、かご31側は、図6に示し
たとおり、主索41aが返し車22と床下車33に巻き
掛けられて主索支持梁26に係止される。
【0025】図2は、本設機器を流用してガイドレール
7及び11の中間部を昇降路壁2に係止する作業が終了
した後の要部を示す昇降路縦断面図である。図中、図1
と同符号は、同一部分を示す。ガイドレール11が、目
板13で接続された接続部分の上下で、レールブラケッ
ト14によって昇降路壁2に係止されている。また、つ
り合おもり35にはおもり片35aが積み増しされて、
稼動状態における重量として予め定められた最終状態に
設定されると共に、そらせ車61が取り外されて巻付け
角βとなる。この巻付け角βは、巻付け角αよりも小さ
い値である。従って、つり合おもり35はおもり片35
aが積み増しされた分だけ、図1に示す据付け作業時よ
りも重くなって上部支持梁24にかかる荷重が増大する
が、ガイドレール11が支持するので、レールブラケッ
ト14に過分の荷重がかかることはない。
【0026】また、かご床31aには、図4に示すとお
り、かご室が取り付けられ、主索41の一側41aは、
かご31側の返し車22に巻き掛けられて立ち下がり、
かご31の床下車33に巻き掛けられて上記かご31を
吊持する。そして、ガイドレール7も同様に昇降路壁2
にレールブラケット10によって昇降路壁2に固定され
るので、上部支持梁21にかかる荷重はガイドレールに
よって支持される。
【0027】図1に示したとおり、据付け作業段階で
は、つり合おもり35は軽量化されているので、上部支
持梁24にかかる荷重も軽量化された分だけ軽減され、
延いては建物側にかかる荷重が減少する。この軽減され
た状態で、図6に示したとおり、作業者31mはかご床
31aに乗って昇降してレールブラレット10を昇降路
壁2に固設し、更にレールクリップ10aでガイドレー
ル7を順次固定する。ガイドレール11の取付けも同様
に行われる。
【0028】ところで、つり合おもり35は軽量化によ
って、主索41aにかかる張力Taと主索41bにかか
る張力Tbとの差が大きくなる。主索41を綱車6でト
ラクション駆動する場合に、主索41が滑動することな
く綱車6によって駆動されるためには、例えば、木村武
雄著「最近のエレベータ・エスカレータ」昭和39年9
月15日改定増補第8版発行(オーム社)の第97頁に
よると、綱車6に巻き付けられる主索41の巻付け角を
θとし、綱車6の溝の形状によって決まる溝係数をκ、
溝と主索41の摩擦係数をμとすると、張力Taと張力
Tbの間に次の関係が成り立つことが必要とされる。 (Ta/Tb)<eμκθ (1) 但し、Ta>Tbとする。張力Taと張力Tbの比Ta
/Tbが上記(1)式を満足する範囲では綱車6は摩擦
力により主索41を駆動することができ、(1)式の範
囲を超える場合は、主索41は滑動してしまい、綱車6
で主索を駆動することはできない。従って、つり合おも
り35を軽量化した後の張力Taと張力Tbの比が上記
(1)式を満足することが必要である。
【0029】因に、巻付け角θがπラジアンとして、そ
のときの駆動限界における張力Tbは、下記のとおりで
ある。 Tb = Ta/eπμκ (2) また、巻付け角θが3π/2ラジアンのときの駆動限界
における張力Tb′は、下記のとおりである。 Tb′ = Ta/e(3 π /2) μκ (3) 従って、巻付け角θが3π/2ラジアンのときのつり合
おもり35側の張力Tb′と巻付け角θがπラジアンの
とき張力Tbの比は、 Tb′/Tb = (eπμκ)/(e(3 π /2) μκ) (4) となる。ここで、μ=0.1、κ=3として上記(4)
式に代入すると、 Tb′/Tb = 1/(e0.1 × 3 ×π /2) = 1/1.6 (5) となる。つまり、巻付け角θが3π/2ラジアンの場合
は、巻付け角θがπラジアンの場合に比べて、つり合お
もり35の重量を(1/1.6)倍まで軽減させること
ができる。
【0030】更に、据付けが終了し、エレベータが稼動
状態になったとする。この時の巻付け角θはπラジアン
に設定され、かご31側の総重量は1250Kg、つり
合おもり35側の総重量は600Kgであるとする。据
付け段階では、そらせ車61を取り付けて巻付け角θを
3π/2ラジアンにしたとすると、上記(5)式から、
張力Tb′=600/1.6=375Kgとなる。従っ
て、225Kgだけ軽減され、その分建物側にかかる荷
重を軽減することができ、上部支持梁23及び24並び
に止め金具23、更にレールブラケット14を小形化し
て軽量化を図ることができる。
【0031】上記実施の形態1によれば、そらせ車61
を取り付けて綱車6への主索41の巻付け角θをαに増
大させたので、つり合おもり35の総重量を軽減するこ
とができ、上部支持梁23及び24並びに止め金具2
3、更にレールブラケット14を小形軽量化し、延いて
は建物側にかかる荷重を軽減させることができる。ま
た、上部支持梁は、昇降路に係止されたガイドレールの
上端部に取り付け、上記上部支持梁に返し車25を取り
付けたので、昇降路壁2に直接取り付ける場合に比べて
据付け作業量が減少する。なお、そらせ車61は昇降路
壁2に直接取り付けてもよいが、上記実施の形態1で
は、そらせ車61をガイドレール11に取り付けたの
で、そらせ車61の取付け位置を上下方向に移動するこ
とにより、巻付け角αを容易に変更することができる。
【0032】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示し、建物が鉄骨構造の場合を示す。実施の形
態1では、例えば、建物が鉄筋コンクリート構造の場合
であって、レールブラケット14は、昇降路壁2の任意
の場所に取り付けられるものとしたが、建物が鉄骨構造
の場合、建物側の強度部材の設置場所は限られるので、
ガイドレール7及び11の取付けも異なる。図3におい
て、図1及び図2と同符号は、同一部分を示し、71は
昇降路頂部の両側に露出した建築梁、72は両端が建築
梁71に係止されて昇降路頂部に横設されたH形鋼から
なる頂部梁、73はこの頂部梁72の脚部に係止された
一対のフック、74はフック73から垂下したロッド、
75は両端部が止め金具75aによってロッド74に係
止されて昇降路頂部に横設された上部支持梁で、返し車
25及び主索41の端部が取り付けられている。76は
ガイドレール11を上部支持梁75に係止する係止具で
ある。
【0033】即ち、つり合おもり35、返し車25及び
ガイドレール11は上部支持梁75を介して頂部梁72
に吊持され、更に建築梁71に支持されて建物側で支持
される。また、実施の形態1と同様に、つり合おもり3
6は、おもり片35aが取り外されて軽量化され、主索
41bは、そらせ車61によって押圧されて巻付け角α
で綱車6に巻き掛けられている。この状態で、かご床3
1aを作業床としてエレベータの据付け作業が行われ
る。なお、建築梁71は昇降路側に露出しているとした
が、埋設されている場合は昇降路壁2Aからアンカーボ
ルトを建築梁71に植設して頂部梁72を取り付けるよ
うにしてもよい。このようにアンカーボルトを植設すれ
ば、建物は鉄骨構造に限らず、鉄筋コンクリート構造の
建物であってもよい。
【0034】上記実施の形態2によれば、レールブラケ
ット14を直接昇降路壁2Aに植設できない建築構造で
あっても綱車6への主索41の巻付け角αを増大させて
つり合おもり35の総重量を軽量化することができ、建
物側にかかる荷重を軽減させることができる。
【0035】
【発明の効果】この発明は上記のとおり構成されている
ので、以下の効果を奏する。請求項1に係るエレベータ
の据付け装置は、下部昇降路に巻上機を設置し、上部昇
降路に上部支持梁を横設して返し車を取り付け、上端部
と下端部が昇降路に係止されたガイドレールにかごとつ
り合おもりをそれぞれ係合させ、主索を巻上機に巻き掛
けて立ち上げ、返し車で反転させてかごとつり合おもり
を吊持させ、このかごを作業床として昇降させてガイド
レールの中間部を昇降路壁に係止する場合に、つり合お
もりからおもり片の一部を除去して軽量化して据付け作
業用の仮設のつり合おもりにすると共に、巻上機から立
ち上がった部分で主索を水平方向に押圧するそらせ車を
設け、このそらせ車で綱車に巻き付けられる角度を増大
させて、つり合おもりの軽量化に伴って巻上機の綱車に
おける張力差の増大によって生ずる滑動を防止するよう
にしたものである。このため、エレベータの据付作業に
おいて、つり合おもりを軽量化させて建物側にかかる荷
重を軽減させることができる、という効果を奏する。
【0036】請求項2に係るエレベータの据付け装置
は、請求項1に係るエレベータの据付け装置において、
上部支持梁を、昇降路に係止されたガイドレールの上端
部に取り付けたものである。このため、上部支持梁を昇
降路壁に直接取り付ける場合に比べて据付け作業が容易
になる、という効果を併せて奏する。
【0037】請求項3に係るエレベータの据付け装置
は、請求項1に係るエレベータの据付け装置において、
上部支持梁を、両端が建築梁に固設されて昇降路頂部に
横設された頂部梁に係止し、ガイドレールの上端部を上
記上部支持梁に係止したものである。このため、レール
ブラケットを直接昇降路壁に植設できない建築構造であ
っても綱車への主索の巻付け角αを増大させてつり合お
もりの総重量を軽量化し、建物側にかかる荷重を軽減さ
せることができる、という効果を奏する。
【0038】請求項4に係るエレベータの据付け方法
は、下部昇降路に本設の巻上機を設置し、この巻上機に
よって本設のかごと本設のつり合おもりを昇降させ、上
記かごを作業床とするエレベータの据付け工法に係り、
ガイドレールを縦列に連結して引き上げて上端部と下端
部を上記昇降路に係止して立設し、上部昇降路に上部支
持梁を横設して返し車を取り付け、つり合おもりからお
もり片を一部除去して軽量化して据付け作業用の仮設の
つり合おもりにすると共に、主索を巻上機に巻き掛けて
立ち上げ、返し車で反転させてかごとつり合おもりを吊
持させた後、巻上機から立ち上がった部分で主索を水平
方向に押圧するそらせ車を設けて綱車に巻き付けられる
角度を増大させ、つり合おもりの軽量化に伴って巻上機
の綱車における張力差の増大によって生ずる滑動を防止
するようにしたものである。このため、つり合おもりを
軽量化させて建物側にかかる荷重を軽減させた状態でエ
レベータを据え付けることができる、という効果を奏す
る。
【0039】請求項5に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に係るエレベータの据付け工法において、
上部支持梁を、昇降路に係止されたガイドレールの上端
部に取り付けたものである。このため、上部支持梁を昇
降路壁に直接取り付ける場合に比べて据付け作業が容易
になる、という効果を併せて奏する。
【0040】請求項6に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に係るエレベータの据付け工法において、
上部支持梁を、両端が建築梁に固設されて昇降路頂部に
横設された頂部梁に係止されるものとし、ガイドレール
は、上端部が上部支持梁を介して昇降路に係止したもの
である。このため、レールブラケットを直接昇降路壁に
植設できない建築構造であっても綱車への主索の巻付け
角αを増大させてつり合おもりの総重量を軽量化し、建
物側にかかる荷重を軽減させることができる、という効
果を奏する。
【0041】請求項7に係るエレベータの据付け工法
は、請求項4に記載のエレベータの据付け工法によって
ガイドレールの中間部が昇降路に係止された後、更に、
除去されたおもり片をつり合おもりに加重する工程と、
そらせ車を取り外す工程とが追加されたものである。こ
のため、主索が綱車に対して逆方向に屈曲される期間は
エレベータの据付け期間に限られるので、主索を短命化
するものではない、という効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における据付け作業
の要部を示す昇降路縦断面図。
【図2】 この発明の実施の形態1における据付け作業
が終了した後の要部を示す昇降路縦断面図。
【図3】 この発明の実施の形態2における据付け作業
の要部を示す昇降路縦断面図。
【図4】 巻上機が下部昇降路に設置されたエレベータ
の斜視図。
【図5】 ガイドレールの揚重工事を示す斜視図。
【図6】 巻上機が下部昇降路に設置されたエレベータ
の従来の据付け作業を示す昇降路縦断面図。
【符号の説明】
1 ピット床、 2 昇降路壁、 3 基台、 4 基
台、 5 巻上機、6 綱車、 7 ガイドレール、
8 固定具、 9 目板、 10 レールブラケット、
10a レールクリップ、 11 ガイドレール、
12 固定具、 13 目板、 14 レールブラケッ
ト、 21 上部支持梁、 22 返し車、 23 止
め金具、 24 上部支持梁、 25 返し車、 26
主索支持梁、 31 かご、 31a かご床、 3
1m 作業者、 32 ガイドシュー、 33 床下
車、 35 つり合おもり、 35a おもり片、 3
6ガイドシュー、 37 つり車、 41 主索、 4
1a 主索、 41b主索、 42 主索止め、 43
主索止め、 51 レール把持具、 52ロープ、
61 そらせ車、 62 ブラケット、 71 建築
梁、 72 頂部梁、 73 フック、 74 ロッ
ド、 75 上部支持梁、 76 係止具。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部昇降路に巻上機を設置し、上部昇降
    路に横設された上部支持梁にかご側返し車とおもり側返
    し車を取り付け、上記巻上機の綱車に主索を巻き掛けて
    立ち上げ、一側を上記かご側返し車に巻き掛けてかごを
    吊持させ、他側を上記おもり側返し車に巻き掛けてつり
    合おもりを吊持させ、それぞれ昇降路壁に沿って立設さ
    れたガイドレールに係合して昇降するエレベータを据え
    付ける装置において、上記巻上機と、上記かご側返し車
    と、上記おもり側返し車と、上端部と下端部が上記昇降
    路に係止された上記ガイドレールに係合して昇降して上
    記ガイドレールの中間部を上記昇降路壁に係止するため
    の作業床として利用される上記かごと、上記つり合おも
    りからおもり片の一部が除去されて軽量化された仮設の
    つり合おもりと、上記巻上機と上記かご側返し車の間又
    は上記おもり側返し車の間に設置されて上記主索を水平
    方向に押圧して上記綱車に巻き付けられる角度を増大さ
    せるそらせ車とを備えたエレベータの据付け装置。
  2. 【請求項2】 上部支持梁は、昇降路に係止されたガイ
    ドレールの上端部に取り付けられるものとした請求項1
    に記載のエレベータの据付け装置。
  3. 【請求項3】 上部支持梁は、両端が建築梁に固設され
    て昇降路頂部に横設された頂部梁に係止されるものと
    し、ガイドレールは、上端部が上記上部支持梁を介して
    上記昇降路に係止されるものとした請求項1に記載のエ
    レベータの据付け装置。
  4. 【請求項4】 下部昇降路に本設の巻上機を設置し、こ
    の巻上機によって本設のかごと本設のつり合おもりを昇
    降させ、上記かごを作業床とするエレベータの据付け工
    法において、上記下部昇降路に上記巻上機を設置する工
    程と、上記かご及び上記つり合おもりを案内するガイド
    レールを縦列に連結して引き上げて上端部と下端部を上
    記昇降路に係止して立設する工程と、上部昇降路に上部
    支持梁を横設する工程と、上記上部支持梁にかご側返し
    車とおもり側返し車をそれぞれ取り付ける工程と、上記
    つり合おもりからおもり片を一部除去して軽量化する工
    程と、上記ガイドレールに上記かご及び軽量化された上
    記つり合おもりを係合させる工程と、上記巻上機の綱車
    に主索を巻き掛けて立ち上げ、一側を上記かご側返し車
    に巻き掛け、他側を上記おもり側返し車に巻き掛けてそ
    れぞれ上記ガイドレールに係合した上記かご及び上記つ
    り合おもりを吊持させる工程と、上記巻上機と上記かご
    側返し車の間又は上記おもり側返し車の間にそらせ車を
    仮固設して上記主索を水平方向に押圧し、上記主索が上
    記綱車に巻き付けられる角度を増大させる工程と、この
    巻付け角の増大した上記巻上機で上記かごを作業床とし
    て昇降させて縦列に連結された上記ガイドレールの中間
    部を上記昇降路に係止する工程とからなるエレベータの
    据付け工法。
  5. 【請求項5】 上部支持梁は、昇降路に係止されたガイ
    ドレールの上端部に取り付けられるものとした請求項4
    に記載のエレベータの据付け工法。
  6. 【請求項6】 上部支持梁は、両端が建築梁に固設され
    て昇降路頂部に横設された頂部梁に係止されるものと
    し、ガイドレールは、上端部が上記上部支持梁を介して
    上記昇降路に係止されるものとした請求項4に記載のエ
    レベータの据付け工法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のエレベータの据付け工
    法によってガイドレールの中間部が昇降路に係止された
    後、更に、除去されたおもり片をつり合おもりに加重す
    る工程と、仮固設されたそらせ車を取り外す工程とが追
    加されたエレベータの据付け工法。
JP2000189839A 2000-06-23 2000-06-23 エレベータの据付け装置及びその据付け工法 Pending JP2002003124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000189839A JP2002003124A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 エレベータの据付け装置及びその据付け工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000189839A JP2002003124A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 エレベータの据付け装置及びその据付け工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002003124A true JP2002003124A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18689422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000189839A Pending JP2002003124A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 エレベータの据付け装置及びその据付け工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002003124A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003292267A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの据付方法およびその装置
KR20040019694A (ko) * 2002-08-29 2004-03-06 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터 권상기의 설치 구조
JP2005206263A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Mitsubishi Electric Corp エレベータの駆動装置
WO2011080387A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-07 Kone Corporation Method in the manufacture of an elevator
WO2014006703A1 (ja) * 2012-07-04 2014-01-09 三菱電機株式会社 エレベータ装置
CN104386551A (zh) * 2014-10-13 2015-03-04 苏州美罗升降机械有限公司 一种升降货柜
JP2016026976A (ja) * 2015-11-11 2016-02-18 三菱電機株式会社 エレベータ装置
KR101760019B1 (ko) * 2015-05-06 2017-07-21 (주)신우유비코스 하부 구동 타워형 주차장치
CN109733974A (zh) * 2019-03-21 2019-05-10 多普勒电梯股份有限公司 一种可降低楼顶施工量的电梯
WO2020053990A1 (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 三菱電機株式会社 エレベータの返し車梁装置及びエレベータ
CN112272649A (zh) * 2018-02-15 2021-01-26 安全工业责任有限公司 电梯安装方法及设备
CN113753716A (zh) * 2021-09-10 2021-12-07 崔晓江 一种有机房电梯整列吊导轨安装方法
CN114127002A (zh) * 2019-07-22 2022-03-01 三菱电机株式会社 电梯的安装方法以及安装辅具
CN116101872A (zh) * 2023-04-10 2023-05-12 菱王电梯有限公司 升降电梯的钢丝绳的安装方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003292267A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの据付方法およびその装置
KR20040019694A (ko) * 2002-08-29 2004-03-06 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터 권상기의 설치 구조
JP2005206263A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Mitsubishi Electric Corp エレベータの駆動装置
JP4558336B2 (ja) * 2004-01-20 2010-10-06 三菱電機株式会社 エレベータの駆動装置
WO2011080387A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-07 Kone Corporation Method in the manufacture of an elevator
WO2014006703A1 (ja) * 2012-07-04 2014-01-09 三菱電機株式会社 エレベータ装置
KR20150022917A (ko) * 2012-07-04 2015-03-04 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터 장치
CN104428235A (zh) * 2012-07-04 2015-03-18 三菱电机株式会社 电梯装置
JP5840778B2 (ja) * 2012-07-04 2016-01-06 三菱電機株式会社 エレベータ装置
KR101690856B1 (ko) 2012-07-04 2016-12-28 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터 장치
CN104386551A (zh) * 2014-10-13 2015-03-04 苏州美罗升降机械有限公司 一种升降货柜
KR101760019B1 (ko) * 2015-05-06 2017-07-21 (주)신우유비코스 하부 구동 타워형 주차장치
JP2016026976A (ja) * 2015-11-11 2016-02-18 三菱電機株式会社 エレベータ装置
CN112272649A (zh) * 2018-02-15 2021-01-26 安全工业责任有限公司 电梯安装方法及设备
WO2020053990A1 (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 三菱電機株式会社 エレベータの返し車梁装置及びエレベータ
CN109733974A (zh) * 2019-03-21 2019-05-10 多普勒电梯股份有限公司 一种可降低楼顶施工量的电梯
CN109733974B (zh) * 2019-03-21 2024-01-30 多普勒电梯股份有限公司 一种可降低楼顶施工量的电梯
CN114127002A (zh) * 2019-07-22 2022-03-01 三菱电机株式会社 电梯的安装方法以及安装辅具
CN114127002B (zh) * 2019-07-22 2023-03-24 三菱电机株式会社 电梯的安装方法以及安装辅具
CN113753716A (zh) * 2021-09-10 2021-12-07 崔晓江 一种有机房电梯整列吊导轨安装方法
CN113753716B (zh) * 2021-09-10 2022-12-23 崔晓江 一种有机房电梯整列吊导轨安装方法
CN116101872A (zh) * 2023-04-10 2023-05-12 菱王电梯有限公司 升降电梯的钢丝绳的安装方法
CN116101872B (zh) * 2023-04-10 2023-06-09 菱王电梯有限公司 升降电梯的钢丝绳的安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6357556B1 (en) Procedure and apparatus for the installation of an elevator
JP2002003124A (ja) エレベータの据付け装置及びその据付け工法
JP2007099515A (ja) エレベータケージの支持手段をエレベータケージおよびエレベータ昇降路に取り付ける方法
JP2000034072A (ja) エレベータ巻上機の据付装置
WO2008012592A1 (en) Elevators
JPWO2020035933A1 (ja) エレベーターの揚程延長技術の適用方法
JP2004142927A (ja) エレベータ装置
JP6969686B2 (ja) 工事用エレベーターの揚程延長方法
JPH061568A (ja) エレベーターの釣合重りの据付方法及び釣合重り
JP5278364B2 (ja) 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ
JP2007210703A (ja) マシンルームレスエレベータの巻上機据付装置および据付工法
JPWO2018138831A1 (ja) エレベータの据付方法
JP2003306282A (ja) エレベーター装置
JP4091326B2 (ja) エレベーター装置
JP2001114483A (ja) 機械室レスエレベータの巻上機据付方法及びその装置
JP5278359B2 (ja) 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ
KR101976724B1 (ko) 엘리베이터 승강로 가이드 레일의 설치방법
JP3519009B2 (ja) エレベータの据付方法
JP2001354374A (ja) エレベータの昇降路内揚重装置
JP4125027B2 (ja) 荷重受けブラケット
JPH082850A (ja) エレベーター昇降路内工事方法
JP3444816B2 (ja) エレベータ主索の交換方法
JP4312590B2 (ja) エレベータ上部機器の下部組立て工法
JP2002060158A (ja) エレベーターの据付工法
JP3477672B2 (ja) 斜行エレベータの据付装置