JP2001510686A - 乾燥ポテト片およびその製造方法 - Google Patents

乾燥ポテト片およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は乾燥ポテト片の製造方法に関する。特に、本発明は、熱風膨化させたポテトチップのテクスチャ、かみごたえおよび口あたりを改善するための方法に関する。これは、本発明では、乾燥対象となるポテト片に、分離ステップと、予備乾燥と、最終乾燥ステップとの処理を施すことによって、予備乾燥ステップまたは最終乾燥ステップでポテトチップの膨化を行うことで達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、乾燥ポテト片、特に熱風膨化させたポテト片とその製造方法とに関
する。具体的には、本発明は、熱風膨化によってポテトチップを乾燥させ、低脂
肪または無脂肪でいずれにしても低カロリーであるが、口当たりおよびテクスチ
ャならびに風味の状態が油で揚げた通常の脂肪含有ポテトチップに匹敵するポテ
トチップを提供するための方法に関する。
【0002】 ポテトチップおよびポテトスティックは、特に若者を中心に広く親しまれてい
る食品である。前記食品は通常、油揚げ法によって得られる。これによって消費
者は、前記方法によって達成される感じの良い口あたり、かみごたえ、テクスチ
ャをたのしむことができる。しかしながら、上述した特性の点で好評を博してい
る食品の製造には油揚げ法が用いられるため、これらの食品は相当量の脂肪およ
び/または油を含有している食品である。一方、近年では、脂肪をかなりの量で
含有する食品がむしろ望ましくないものとなりつつある。これは、最新の栄養基
準を満たしていないためである。結果として、近年になって低脂肪食品または無
脂肪食品を製造するための新規な方法が広範囲にわたって模索され、前記食品は
その風味の状態の点でディープフライ食品に近いものとされている。
【0003】 このような方法は、従来技術においてすでに周知であり、特に油を用いたディ
ープフライで得られた食品向けの脱脂方法または脂肪除去方法からなるものであ
る。このような方法を用いることで食品の脂肪含有量を大幅に低下させられるこ
ともあったが、得られる食品の口あたり、テクスチャ、かみごたえが消費者に受
け入れられない場合もある。これは、特に野菜を揚げた食品の場合、様々な脂肪
除去の過程で特徴的な呈味化合物が洗浄によって少なくとも部分的に除去される
ことの他、前記油で揚げたポテト食品のテクスチャが、例えば軟化するなど変化
するためである。特に、クリスプ感の少なさやかみごたえの悪さは消費者には受
け入れられないのが普通である。
【0004】 ディープフライ法に代わる妥当な選択肢の1つであり、実質的に脂肪または油
を使用せずに行われる乾燥方法が、いわゆる熱風膨化である。熱風膨化によって
、対応する食品をほぼ完全に乾燥させることができる。しかしながら、熱風膨化
によって得られた乾燥食品、特にポテト片(ポテトチップ)は、テクスチャおよ
びかみごたえに至っては伝統的な方法で得られたものすなわち揚げて作ったもの
よりもかなり劣る。これらの食品は一般に見た目が乾いた感じであり、同じかみ
ごたえにはならず、結局はその口あたりの点で納得のいくものとはならない。
【0005】 したがって、本発明の目的は、テクスチャ、かみごたえおよび口あたりが改善
された、例えばポテトチップまたはポテトスティックなどの乾燥ポテト片の製造
方法を提供することにあった。特に、熱風膨化が施された前記ポテト片において
、クリスプ感およびテクスチャの点で油揚げによって得られた通常のチップおよ
びスティックに匹敵する特徴および特性が認められるものと思われる。
【0006】 本発明の他の目的は、油で揚げた食品に匹敵するクリスプ感、かみごたえおよ
びテクスチャを有する乾燥ポテト片を提供することにあった。特に、本発明は、
実質的に低脂肪のポテト片を提供することを意図したものであった。
【0007】 以下、現段階で好ましい本発明の実施態様について例示かつ説明するが、本発
明はこれに限定されるものではなく、請求の範囲に記載の内容から逸脱すること
なく他の様々な形態で実施および実現可能なものであることを理解されたい。
【0008】 上述した目的は、請求項1に記載の方法によって達成された。従属請求項に好
ましい実施態様を列挙する。
【0009】 一方で、本発明の乾燥方法は、最終含水量が4重量%未満の乾燥ポテト片が得
られるように熱風膨化によってポテト片全体の水分を除去することを意図したも
のである。他方、前記乾燥ポテト片については、消費者が油で揚げた従来の脂肪
含有食品で味わっていたものと同じクリスプ感のあるテクスチャを有するもので
あることを志向している。例えばポテトチップにあるような特徴的な薄く軽い感
じのテクスチャが、ポテトの水分を短時間で急激に取り除くことで達成される。
ポテト片を短時間で加熱することによって、従来であればポテトの表面から蒸発
可能であった水分が乾燥時にその表面に拡散するのではなく、水蒸気の小さな泡
がポテト片の内部に形成される。前記水蒸気の泡は、ポテト食品の膨化時に、か
なり急激にその食品から短時間で除去される。このようにして、従来の油揚げ法
によって得られるような相当に薄く軽い感じのテクスチャが得られ、熱風膨化に
よって前記メカニズムを再現できることが想定される。
【0010】 ポテト片を乾燥させるための本発明による熱風膨化法は、実質的に以下の4つ
のステップを含むかまたはこれで構成される。この方法では、乾燥対象となるポ
テト片に、 a) 漂白ステップと、 b) 分離ステップと、 c) 予備乾燥ステップと、 d) 最終乾燥ステップと、で処理を施す。
【0011】 本発明の2つの注目に値する実施態様では、ポテト片の膨化(所望のテクスチ
ャを得る上で必須)を最終乾燥ステップd)または予備乾燥ステップc)のいず
れかにおいて行う。
【0012】 好ましい実施態様では、さざ波形カットまたは波形カットを用いて熱風膨化ポ
テト片を製造する。この手法を利用すると乾燥過程でポテト片同士のはりつきが
減り、膨化を最終乾燥ステップd)で行う実施態様で分離b)にかかる労力を削
減できる。また、このようなカットを使用しない場合よりも最終食品の表面構造
が規則的になり、テクスチャが改善される。
【0013】 基本的に、本発明による方法にはあらゆる種類のポテトが適している。本発明
による熱風膨化法を実施するにあたり、膨化を予備乾燥ステップc)と最終乾燥
ステップd)のどちらで行うかに関係なく、例えばポテトチップなどのポテト片
に第1のステップa)において漂白処理を施す。
【0014】 この理由は、熱風膨化法によって従来の油揚げ法を再現するには、一次乾燥の
他に調理過程を必要とするためである。というのは、前記調理過程が特徴的な風
味化合物の形成に大きく関与しているからである。熱風膨化による乾燥には実際
に何ら調理過程が含まれないため、このような漂白ステップを実際の熱風膨化の
前に行わなければならない。漂白によって、茶色くなるのを避けられるだけでな
く、例えばポテトチップまたはポテトスティックなどの最終食品が生のポテトの
味になるのを防ぐことができる。
【0015】 通常、熱風膨化での乾燥向きのポテト片に、数秒から15分、好ましくは8〜
10分間、70〜100℃、好ましくは80℃〜95℃の温度で、前記漂白ステ
ップa)の処理を施す。
【0016】 最終食品の味を改善するために、何らかの塩、好ましくはHVP(加水分解し
た植物タンパク質)で漂白液を濃くしておくとよい。さらに、風味付与剤を添加
してもよい。用量は、乾燥ポテトの重量に対して約0〜4重量%、好ましくは1
〜2重量%である。
【0017】 本発明による方法の注目に値する一実施態様では、ポテト片の膨化を最終乾燥
ステップd)において行う。このため、例えば温度および加熱時間などの関連す
るパラメータを、この注目に値する実施態様に合わせて具体的に調整し、膨化が
最終乾燥ステップd)において行われるようにする必要がある。したがって、以
下の特徴は、ポテト片の膨化が最終乾燥ステップd)で行われる乾燥方法につい
てのみ効果のあるものである。
【0018】 このため、好ましい本実施態様では、予備乾燥ステップc)の前に、まずポテ
ト片を手作業で分離するか、あるいは適当な機械を用いて分離し、ポテト片が生
のポテトスライスのように互いにはりつくのを防止して、乾燥が不均一になるの
を回避する必要がある。前記分離ステップによって、例えばポテトスライスなど
のポテト片のいわゆる単層すなわち1枚ずつの層が形成され、これを以後の工程
で乾燥させることができるようにする。
【0019】 確実に乾燥させるための予備乾燥ステップc)は、以下の過程を含むかまたは
これで構成される。
【0020】 第1に、低速かつ実質的に層流状で、温度160〜220℃、好ましくは20
0℃の熱風を約2〜6分間ポテト片の周囲に循環させ、および/または 低速かつ実質的に層流状で、温度80〜150℃、好ましくは約130℃の熱
風を、約4〜12分間ポテト片の周囲に循環させ、任意に、 低速かつ実質的に層流状であり、好ましくは含水量が50〜60%に制御され
、かつ温度40〜70℃、好ましくは約48℃の温風を、約0.5〜8時間ポテ
ト片の周囲に循環させることによって、 予備乾燥させたポテト片の最終的な含水量を約9〜13重量%、好ましくは約
10重量%にする。
【0021】 特に好ましい実施態様では、含水量を約10重量%とするために、漂白および
分離の作業を施したポテト片を、予備乾燥ステップc)において、層流状で温度
約200℃の熱風によって4分間かけて乾燥させ、次いで実質的に層流状で温度
約130℃の熱風によって9分間かけて乾燥させ、最後に相対水分量60重量%
で実質的に層流状で温度48℃の温風によってさらに1時間かけて乾燥させる。
【0022】 4番目のステップすなわち最終乾燥ステップd)について、含水量を4重量%
未満にするために、上記のようにして得られた予備乾燥後のポテト片を、温度約
265〜295℃、好ましくは約270℃の高速空気流によって約10〜36秒
間かけて乾燥させることによって、食品を同時に膨化させる。
【0023】 温度265〜295℃の高速熱風については、好ましくはいわゆる「トルベド
」(商標Torbed−トロイダルダイナミック床)原理によって生成する。「
トルベド」処理装置は、円筒形の構成を有するため、固定パドルによって気体流
が生成され、これによって環状粒子流が生成される。円形の処理チャンバ内での
渦流とバッチプロセスの両方が作用して均一かつ安定した膨化が行われる。
【0024】 このため、「トルベド」処理装置を使用すると、正確に位置決めされた空気の
流れに確実に食品の層を乗せることができる。処理装置内でのパドルの配置によ
って処理媒体は角度をなし、食品と空気を激しく攪拌するための水平方向の移動
が起こる。この結果、食品層内の接触時間が比較的長くなる。下側の食品層にお
ける高速空気によって、効率的な熱の移動が起こる。
【0025】 好ましくは、最終乾燥ステップd)の前に予備乾燥させたポテト片をさらに中
間貯蔵する。ここで、前記中間貯蔵は少なくとも1日、好ましくは少なくとも7
日、好ましくは室温にて行う。中間貯蔵によって、ポテト片内部の水分が等しく
かつ規則的に分散し、最終乾燥ステップd)を確実にするという点で均一な膨化
を達成できる。
【0026】 本発明による熱風膨化法の第2の注目に値する好ましい実施態様では、ポテト
片の膨化を予備乾燥ステップc)において行う。この実施態様でも、例えば温度
および時間などの関連のパラメータを、予備乾燥ステップc)において膨化がす
でに行われている第2の実施態様に合わせて具体的に調整する。以下の実施態様
は、ポテト片の膨化が予備乾燥ステップで行われる乾燥方法についてのみ効果の
あるものである。
【0027】 予備乾燥ステップc)は、以下の過程を含むかまたはこれで構成される。
【0028】 第1に、温度130〜300℃、好ましくは240〜270℃であり、かつ平
均空気速度1500〜6000m/分、好ましくは3000〜4000m/分の
乱流熱風を、約1〜8分、好ましくは約1.5〜2.5分間ポテト片の周囲に循
環させ、および/または 温度100〜200℃、好ましくは160〜190℃であり、かつ平均空気速
度1500〜5000m/分、好ましくは2500〜3500m/分の乱流熱風
を、約1〜6分、好ましくは約2〜3分間ポテト片の周囲に循環させることによ
って、 予備乾燥ステップc)の間に乱流熱風によってポテト片を一様に分離し、乾燥
させて、乾燥後のポテトの重量に対して含水量約4〜35%、好ましくは約10
〜20%のポテト片を得た上で、これをさらに膨化させる。
【0029】 温度130〜300Cで高速に流れる乱流熱風については、好ましくはいわ
ゆる「ジェットゾーン」(Jetzone)原理によって生成し、予備乾燥過程
を好ましくはいわゆる「ジェットゾーン」乾燥機によって行う。「ジェットゾー
ン」乾燥過程の間、乾燥対象となるポテトチップまたはポテトスティックを連続
加工用密閉容器に入れるかまたは穴なしコンベアベルトに載せ、多数のチューブ
を介して高速熱風を吹き付けて、前記高速熱風が容器の底または穴なしベルトに
当たるようにすることで、一方で空気の層を生成してこの上にポテト片を載せ、
他方で前記空気を乱流的に跳ね返らせて分離ステップに望ましい乱流条件を作り
出す。
【0030】 上述した乾燥原理によって、一方では前記空気層がゆえに容器の底にポテト片
が堆積するのが防止され、焦げまたは少なくとも不均一な乾燥が回避される。他
方、ポテト片は上述した引き込み式のチューブから出る空気の乱流によって驚く
べきほど確実に分離されると同時に、熱風によって極めて短時間で乾燥し、ポテ
ト片の所望の膨化状態が達成される。
【0031】 2000〜6000m/分という極めて有意な空気速度によって、例えばポテ
トチップなどの別々のポテト片がそれぞれ安定して移動し、効率的な分離が行わ
れるばかりでなく、ポテト片表面で極めて満足のいくレベルの熱移動が起こり、
かなり驚くべきことに、約160℃という比較的低温でポテト片の膨化が行われ
る。
【0032】 特に好ましい実施態様では、分離ステップb)および予備乾燥ステップc)は
、以下の過程を含む。
【0033】 第1に、温度約260℃であり、かつ平均空気速度約3500m/分の乱流熱
風とポテト片とを約2分間接触させ、次いで、 温度約190℃であり、かつ平均空気速度3000m/分の乱流熱風とポテト
片とを約2分30秒間接触させることによって、 ポテト片を同時に分離、乾燥および膨化させ、含水量をその乾燥重量に対して
約5〜10重量%とする。
【0034】 前記「ジェットゾーン」乾燥機において行われるこの特定の実施態様では、上
記「ジェットゾーン」乾燥機でのポテト片の平均カバレッジが2〜7kg/m 、好ましくは2.8kg/mであり、まず温度約260℃の時に前記乾燥機で
の底から下側の金網までの距離が約2.5cm、上側の金網までの距離が約5c
mになるようにし、温度約190℃で前記カバレッジが約8〜20kg/m
湿ったポテトスライスの重量基準)、好ましくは約11kg/mに増加し、上
側の金網を約6cmの位置とし、上記乾燥機の下側の金網は取り除いた。この実
施態様の利点は、本発明による方法の分離ステップb)および予備乾燥ステップ
c)を高温で実施できるため、必要な乾燥時間が短縮され、極めてクリスプ感の
ある食品テクスチャが得られるということにある。この実施態様での前記金網は
、乱流熱風による優れた分離を改善することによって、ポテト片内部に水分を含
む領域が形成されるのを防止する目的で上記「ジェットゾーン」乾燥機内に配置
される。この好ましい実施態様では、前記上側金網によって、ポテトスライスの
加熱に必要なスペースが少なくてすみ、スライス同士が重なるのを防止できると
いう利点が得られる。
【0035】 もう1つの好ましい実施態様では、温度約160℃かつ速度4000m/分の
乱流熱風によってポテト片を約4分間かけて乾燥させた後、約160℃かつ速度
約3000m/分の乱流熱風によってさらに約4分40秒間加熱し、乾燥重量比
で最終含水量10重量%まで乾燥させながら同時に分離させる。
【0036】 予備乾燥ステップにおいてすでに膨化が達成されている、本発明の注目に値す
る第2の実施態様について説明すると、最終乾燥ステップd)では、最終含水量
を重量%未満とするために、予備乾燥させたポテト片を、低速で好ましくは層流
状かつ温度100〜140℃、好ましくは130の熱風流で、約5〜20分間、
好ましくは約10分間さらに乾燥させる。
【0037】 本発明による方法における前記4番目のステップでは、食品の薄くて軽いテク
スチャにクリスプ感がさらに付与される。
【0038】 本発明による方法の第1の注目に値する実施態様では膨化が最終乾燥ステップ
d)において比較的高温で達成されるのに対し、本発明による方法の第2の注目
に値する実施態様では、ポテト片の膨化は驚くべき低温であっても予備乾燥ステ
ップc)ですでに達成されている。第2の実施態様すなわち膨化が予備乾燥ステ
ップc)で行われる実施態様の手順におけるさらに他の利点は、乱流熱風を用い
ることで、乾燥対象となる例えばポテトスライスなどのポテト片を手作業または
機械で分離するのではなく、熱風流によって直接分離するため、単一の層が得ら
れるということにある。したがって、乱流空気流によって、分離ステップおよび
予備乾燥ステップが同時に実施されることになり、ポテト片同士の付着が効率良
く防止される。
【0039】 上述した4過程にわたるステップa)〜d)すなわち、漂白ステップ、ポテト
片の分離ステップ、予備乾燥ステップおよび最終乾燥ステップを組み合わせ、特
に好ましい温度および時間のパラメータで、油で揚げた食品でのものと同一のテ
クスチャ、かみごたえおよび口あたりを有する乾燥ポテト片を製造するという目
的が、発明的な形で達成されている。本発明の方法によって、最適な形で従来の
ディープフライ法を模することができる。
【0040】 さらに、特に好ましい実施態様では、漂白時にポテト片に糖液浸漬過程での処
理を施す。
【0041】 糖液浸漬処理は、一般的な用語としてはポテト片の糖度を増すことを意味する
。糖液浸漬処理を施した例えばポテトチップまたはポテトスティックなどのポテ
ト片は、本発明による熱風膨化法での処理後に、特にクリスプ感のあるテクスチ
ャを持ち、実質的に口あたりが改善される。このように、糖は口あたりを改善す
る成分として脂肪と同じ役割を果たす。糖はデンプンよりも水に対する溶解性が
高く短時間で溶解するため、唾液と接触しやすいからである。前記糖は比較的容
易にポテト片に浸透するため、余計な甘さが生じることはなく、油で揚げる過程
の最後に風味付与混合物の一部として前記ポテト片にスプレーしたかのような状
態になる。
【0042】 例えばポテトチップまたはポテトスティックなどの乾燥ポテト片に単に糖を塗
布する場合と比べて、本発明による方法では、前記チップまたはスティックの糖
度を最終製品の重量比で最大20重量%まで高められる可能性がある。一方、糖
を後から塗布する前記方法では、上記ポテト片に最大で6重量%の糖が付着した
低脂肪スティックまたはチップが得られるにすぎない。糖液処理によって、細胞
圧が低下し、結果としてポテト片の水分量が少なくなる(浸透乾燥)。一方、乾
燥物質含有量は増加するため、例えばポテトチップまたはポテトスティックなど
のポテト片の糖度を処理時間に応じて最大で20%、好ましくは6〜8%にする
ことが可能なのである。糖分含有量が約8重量%であるにもかかわらず、このよ
うに処理したチップまたはスティックは、何となく甘い感じがするとはいえ塩味
の食品のように感じられる。しかしながら、油で揚げた後のポテト食品に比較的
少量の糖を塗布すると、糖約2〜3%の塗布であっても食品は実質的に甘い食品
のように感じられる。本発明による方法で使用するのに適した糖は、例えば商品
名パラチニット(Palatinit)(登録商標)に含まれる化合物、イソモ
ルト(Isomalt)および特にサッカロース(Saccharose)など
の非還元糖類である。
【0043】 糖液処理は漂白ステップの間に行われる。ここで、ポテト片に糖を適用する時
間を算出するとかなり長く、好ましくは漂白液の糖分が1〜5%になる程度であ
り、ポテト片を漂白−糖液中にて約30秒から最大15分間処理する。漂白液の
糖分を約2〜4%とし、ポテト片を上記漂白糖液に約4〜15分間浸漬するのが
特に好ましい。
【0044】 驚くべきことに、糖で処理した例えばポテトチップまたはポテトスティックな
どのポテト片が約100〜320℃の通常の熱風温度では全く焦げないことを見
出した。さらに、糖液処理によって、多くの糖がポテト片に浸透して熱風膨化方
法による処理後も前記ポテト片中にとどまり、糖液処理を全く施していない食品
と比べて実質的に一層クリスプ感のあるテクスチャおよび一層よい口あたりが得
られることも明らかになった。したがって、本発明によるポテトの糖液処理は、
例えばチップまたはスティックなどの低脂肪ポテト片に対する消費者の増え続け
る需用を見たすことができる。この場合、食品の特性、特にクリスプ感およびか
みごたえは同じままである。
【0045】 例えばポテトチップなどの市販の脂肪含有ポテト片と糖処理したポテト片をカ
ロリーバランスの点で比較すると、前記バランスは明らかに糖液処理したものの
方が良いことが分かる。糖の栄養価は1gあたり約4kcalであるが、これは
じゃがいものデンプンの栄養価に相当する。これに対し、脂肪の栄養価は1gあ
たり約9kcalであり、糖の栄養価の2倍以上である。このため、脂肪を糖に
代えることでチップやスティックのカロリー削減に関して実質的な効果が得られ
る。
【0046】 分離メカニズムをさらに改善し、乾燥ポテト片の味をさらに改善するために、
分離および/または予備乾燥ステップc)の前に前記ポテト片に乳化処理を施す
。上記乳化処理は、上記ポテト片を約10秒〜2分間、好ましくは10〜20秒
間、温度約60〜90℃、好ましくは約85℃で水中油滴型エマルジョンに浸漬
することを含む。一方上記エマルジョンは好ましくは乳化剤ならびに風味付与液
成分(塩、HVP、イーストエキス、野菜エキスなど)を含有する。この中に含
まれる油によって、ポテト片が互いに付着するのが防止され、分離ステップb)
の実施性が高まる上、最終的な食品に油で揚げた時のような味がもたらされる。
水中油滴型エマルジョンは通常、油を0〜35重量%含有する。テクスチャを改
善するすなわち、食品を柔らかくするために、前記エマルジョンにさらに膨張剤
(例えばカリ化合物)0.1〜1重量%を含有させる。
【0047】 ポテト片の漂白、分離、乾燥すなわち予備乾燥および最終乾燥からなる本発明
による過程のステップa)〜d)(ここでは、漂白を任意の糖処理および乳化処
理と同時に行う)の後、最終乾燥ステップd)後に風味付与ステップを任意に実
施して最終食品の味を改善してもよい。
【0048】 本発明のさらに別の態様は、2つの注目に値する実施態様について上述した方
法によって得られる乾燥ポテト片からなる。ここでは、ポテト片の膨化を第1の
注目に値する実施態様で予備乾燥の際に行うか、あるいは第2の注目に値する実
施態様で最終乾燥ステップの際に行う。
【0049】 好ましい実施態様では、ポテト片は、ポテトチップ製造用に、平形、さざ波形
、または波形にカットしたポテト片であり、好ましくは厚さ1.2〜2.3mm
である。本発明によるポテト片はまた、好ましい実施態様において、乾燥処理後
の糖分含有量が約6〜8重量%である。
【0050】 さらに、もう1つの好ましい実施態様では、乾燥処理後の乾燥ポテト片の含水
量は4重量%未満である。
【0051】 さらに別の好ましい実施態様では、乾燥させて潜在的に風味を施した仕上がり
のポテト片の脂肪含有量は約2〜20重量%、好ましくは4〜5重量%である。
このように脂肪含有量が極めて低いのは、風味付与剤を適当な油に懸濁させるか
、あるいは対応する溶液に溶解することによって、前記油を乾燥チップに付与す
る風味付与ステップによるものである。このように脂肪含有量が極めて低いこと
は、ポテト片に風味付与化合物を一層良く付着させるのに特に適している。
【0052】 本発明の最後の態様は、予備乾燥ステップにおいて熱風膨化を実施するために
、上述した「ジェットゾーン」原理に基づいて乾燥設備を使用することからなる
。前記設備は、連続式の密閉容器または穴なしコンベアベルトを備え、この上に
乾燥対象となるポテト片が載せられる。ここでは、大量のチューブが上から引き
込まれ、かなりの速度で熱風が吹き付けられる。前記熱風は容器の底または穴な
しコンベアベルトに当たり、一方でポテト片を浮揚させる空気床を生成し、他方
でこの空気を乱流状に跳ね返して、この分離ステップに望ましい乱流条件を作り
出す。
【0053】 前記設備によって、一方では前記空気床によってポテト片が底に堆積するのが
防止され、これによって焦げまたは少なくとも不均一な乾燥が防止される。他方
、チューブから出る乱流空気が食品の上に送られ、ポテト片を非常によく分離さ
せることができるため、同時に、まさに同じ熱風でポテト片の乾燥と所望の膨化
が行われる。
【0054】 2000〜6000m/分というかなりの速度の空気によって、1枚1枚のポ
テト片(例えばポテトチップ)各々が連続的に移動し、よって効率のよい分離を
行うことができるだけでなく、同時に、上記ポテト片上での満足のいくレベルの
熱の移動が起こるため、極めて驚くべきことに、約160℃という比較的低温で
ポテト片の膨化が行われる。
【0055】 膨化後、予備乾燥させたポテト片を最終乾燥ステップに供し、等しく乾燥した
食品が得られるようにする必要がある。
【0056】 以下、実施例を参照して本発明による方法について説明する。前記実施例は、
請求の範囲での保護内容を限定するものとは解釈されないものとする。
【0057】実施例1 : 最終乾燥ステップで膨化を行うことによる、熱風膨化ポテトチップの製造方法 ポテトを洗浄し、剥皮して1.5mmのさざ波形スライスにカットする。表面
に付着したデンプンを水で洗浄する。このチップを漂白し、塩1%および糖3%
を含有する溶液を用いて85℃で約8分間糖液処理する。その後、漂白および糖
液処理したポテトチップを自然に乾燥させて水分を減らして分離する。すなわち
、各ポテトチップをワイヤ製の金網に載せ(このようにして1枚ずつの層を形成
する)、まず200℃で約2分間かけて乾燥させ、次いで130℃で約10分間
かけて乾燥させて最終的な含水量を25重量%にする。予備乾燥ステップを終了
するために、湿度を約60%に調節した乾燥設備にポテトチップを入れて48℃
でさらに1時間かけて乾燥させる。ポテトチップの最終含水量は約10重量%で
ある。
【0058】 ポテトチップ内の水分の分散状態を等しくするために、前記チップを約8日間
室温にて貯蔵する。水分の多いチップとは異なり、予備乾燥させたチップは容易
に貯蔵できる。
【0059】 次に、予備乾燥させたチップを400gのバッチで熱風膨化装置に送る。ここ
で、前記設備は「トルベド」原理で動作するものである。285℃で約30秒間
かけて膨化を行う。その後、チップの乾燥重量に対して油4重量%および調味料
8重量%を含有する懸濁液を用いてチップに風味付けをする。
【0060】 このようなポテトチップは、従来のディープフライによって得られたポテトチ
ップのすべての特徴すなわち、口あたり、テクスチャおよび味を有する。
【0061】実施例2: 予備乾燥ステップで膨化を行うことによる、熱風膨化低脂肪ポテトチップの製造
方法 ポテトを洗浄し、剥皮して厚さ1.5mmのさざ波形スライスにカットする。
表面に付着したデンプンを水で洗浄する。このチップを漂白し、塩1%および糖
2.5%を含有する溶液を用いて85℃で約8分間糖液処理する。漂白後、水分
を減らしたチップをウォルベリンジェットゾーン「Wolverine Jet
zone」乾燥設備に送る。ここでのカバレッジは約7kg/mであり、前記
ポテトチップをまず温度約160℃で速度4000m/分の乱流熱風によって約
4分間かけて乾燥させ、次いで温度約120℃で速度2500m/分の乱流熱風
によってさらに6分間かけて乾燥させることによって、前記ポテトチップをまさ
に同時に分離して膨張させ、最終含水量の10%まで乾燥させる。
【0062】 次に、予備乾燥させたチップを別の乾燥設備に送り、温度130℃で約10分
間かけて乾燥させ、最終含水量を4重量%とする。
【0063】 最後に、油4重量%と調味料8重量%とを含む懸濁液を用いて、最終乾燥ステ
ップ後のチップを風味付けする。
【0064】 このようにして得られる低脂肪チップは、特にクリスプ感のあるテクスチャと
極めて心地よい口あたりが特徴である。
【0065】実施例3: 予備乾燥ステップで膨化を行うことによる、熱風膨化低脂肪ポテトチップの製造
方法 ポテトを洗浄し、剥皮して厚さ1.3mmの平らなスライスにカットする。表
面に付着したデンプンを水で洗浄する。このチップを水中にて85℃で約6分間
かけて漂白する。次にこのチップを温度約85℃水中油滴型エマルジョン中に約
10秒間浸す。前記エマルジョンの調製には、Panadan 165(Dan
iscp)乳化剤および対応する乳化装置(Megatrpn MT 5000
;Kinematica)を使用して、高オレイン含有ヒマワリ油8%を水相中
に分散させた。味とテクスチャを改善するために、このエマルジョンをさらに何
らかの野菜汁およびカリ化合物膨張剤3重量%と混合した。
【0066】 水分を減らしたチップをカバレッジ約2.8kg/mで「ウォルベリンジェ
ットゾーン」乾燥設備に導入し、前記ポテトチップをまず温度約260℃で速度
3500m/分の乱流熱風によって約1分45秒間上から乾燥させる。この第1
の乾燥段階(予備乾燥ステップc)の間、チップは金網上にあり、底から約2.
5cmの距離のところにある。このチップは、約5cmの距離のところにある第
2のカバー用金網によって、飛んでしまわないようになっている。
【0067】 第2段階(依然として予備乾燥ステップcのうち)では、カバレッジが第1の
乾燥段階の4倍になる。次に温度約190℃で速度3000m/分の乱流熱風に
よって、さらに2.5分間かけてチップを乾燥させ、膨化させる。ここで、最終
含水量約5%が達成された。予備乾燥ステップc)の第2段階において、チップ
を床に載せ、6cmの距離のところにある金網によって飛んでしまうのを防止し
た。
【0068】 次に、130℃で約10分間かけてこのチップを乾燥させ(最終乾燥ステップ
d)、最終含水量を1重量%にする。このようにして得られるチップの油含有量
は約5%である。
【0069】 最後に、油5重量%と調味料8重量%とを含む懸濁液を用いて、最終乾燥ステ
ップ後のチップを風味付けする。
【0070】 このようにして得られる低脂肪チップは、特にクリスプ感のあるテクスチャと
極めて心地よい口あたりが特徴である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月24日(2000.1.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 シース,ベアトリクス スイス連邦共和国,ツェーハー−8400 ビ ンテルトゥール,ヴァルトシュトラッセ 138 Fターム(参考) 4B016 LC02 LE01 LG06 LK08 LP08 LP13 LT01

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低脂肪の乾燥ポテト片の製造方法であって、 乾燥対象となるポテト片に、 a) 漂白ステップと、 b) 分離ステップと、 c) 予備乾燥ステップと、 d) 最終乾燥ステップと、の処理を施し、 予備乾燥ステップまたは最終乾燥ステップにおいて、前記ポテト片の膨化を行う
    、乾燥ポテト片の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ポテト片の膨化を最終乾燥ステップd)において行う、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記予備乾燥ステップc)が、以下の過程すなわち、 第1に、実質的に層流状で温度160〜220℃の均一に流動する熱風と前記
    ポテト片とを約2〜6分間接触させ、 次いで、実質的に層流状で温度80〜150℃の均一に流動する熱風と前記ポ
    テト片とを約4〜12分間接触させることによって、 予備乾燥させた前記ポテト片の最終含水量を約9〜13重量%とすることを含
    む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ポテト片を、予備乾燥ステップにおいて、実質的に層流
    状で温度約80〜150℃の均一に流動する熱風と約4〜12分間接触させるこ
    とによって、予備乾燥させた前記ポテト片の最終含水量を約9〜13重量%とす
    る、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ポテト片を、実質的に層流状で温度約200℃の均一に
    流動する熱風に約4分間接触させ、次いで 前記ポテト片を、実質的に層流状で温度約100℃の均一に流動する熱風に約
    6分間接触させ、さらに、 前記ポテト片を、実質的に層流状で温度約48℃の均一に流動する温風に約0
    .5〜8時間接触させることによって、 予備乾燥させた前記ポテト片の最終含水量を約10重量%とする、請求項3に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 含水量を4重量%未満とするために、前記最終乾燥ステップ
    d)が、温度265〜295℃で高速に流動する熱風によって、約10〜36秒
    間で行われる、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記温度が約270℃である、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記最終乾燥ステップd)の前に、さらに中間貯蔵ステップ
    を少なくとも1日実施する、請求項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記中間貯蔵ステップを室温にて約7日間実施する、請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ポテト片の膨化を予備乾燥ステップc)にて行うこと
    で、前記分離ステップb)と前記予備乾燥ステップc)とを実質的に同時に行う
    、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記分離ステップb)および前記予備乾燥ステップc)が
    、以下の過程すなわち、 第1に、温度130〜300℃であり、かつ平均空気速度1500〜6000
    m/分の乱流熱風と前記ポテト片とを約1〜8分間接触させ、 温度100〜200℃であり、かつ平均空気速度1500〜5000m/分の
    乱流熱風と前記ポテト片とを約1〜10分間接触させることによって、 前記ポテト片を同時に分離、乾燥および膨化させ、含水量をその乾燥重量に対
    して約4〜35%とすることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記分離ステップb)および前記予備乾燥ステップc)が
    、以下の過程すなわち、 第1に、温度約240〜270℃であり、かつ平均空気速度約3000〜40
    00m/分の乱流熱風と前記ポテト片とを約2分間接触させ、 温度約160〜190℃であり、かつ平均空気速度2500〜3500m/分
    の乱流熱風と前記ポテト片とを約2〜3分間接触させることによって、 前記ポテト片を同時に分離、乾燥および膨化させ、含水量をその乾燥重量に対
    して約5〜10%とすることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記分離ステップb)および前記予備乾燥ステップc)の
    間に、温度100〜200℃であり、かつ平均空気速度1500〜6000m/
    分の乱流熱風と前記ポテト片とを約4〜18分間接触させることによって、前記
    ポテト片を同時に分離、乾燥および膨化させ、含水量をその乾燥重量に対して約
    4〜35%とする、請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記最終乾燥ステップd)を、均一かつ低速で流動し、実
    質的に層流状で温度約100〜140℃の熱風によって約5〜20分間実施し、
    最終含水量が4重量%未満の食品を生成する、請求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記最終乾燥ステップd)を、均一かつ低速で流動し、実
    質的に層流状で温度約130℃の熱風によって約10分間実施する、請求項14
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記漂白ステップを温度70〜100℃で約30秒〜15
    分間実施する、請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記漂白ステップを約4〜12分間実施する、請求項1に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記漂白ステップを温度80〜95℃で実施する、請求項
    1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記漂白ステップa)の間に前記乾燥対象となるポテト片
    に糖液浸漬処理を施す、請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 糖液浸漬過程の間に、非還元糖、好ましくはサッカロース
    (Saccharose)を利用する、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記漂白ステップa)の後で前記乾燥対象となるポテト片
    に乳化処理を施す、請求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記乳化処理を、前記乾燥対象となるポテト片を水中油滴
    型エマルジョン中に浸漬し、風味を付与した液体成分と温度約60〜90℃で約
    10〜20秒間接触させることによって行う、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記エマルジョンが膨張剤も含有する、請求項22に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 前記最終乾燥ステップd)の後で前記ポテト片に風味付与
    ステップでの処理を施す、請求項1に記載の方法。
  25. 【請求項25】 請求項1乃至24のいずれか1項に記載の方法によって得
    られる乾燥ポテト片。
  26. 【請求項26】 前記ポテト片が、厚さ1.4〜2.3mmのポテトチップ
    または厚さ1〜3mmのポテトスティックを含むかまたはこれで構成される、請
    求項25に記載のポテト片。
  27. 【請求項27】 前記乾燥ステップ後の前記ポテト片の糖分含有量が約5〜
    10重量%である、請求項25に記載のポテト片。
  28. 【請求項28】 前記乾燥ポテト片の含水量が4重量%未満である、請求項
    25に記載のポテト片。
  29. 【請求項29】 前記ポテト片の脂肪含有量が2〜12重量%であり、好ま
    しくは4〜5重量%である、請求項25に記載のポテト片。
  30. 【請求項30】 乾燥対象となるポテト片が載せられる連続処理容器または
    穴なしコンベアベルトであって、請求項1に記載の方法が実施できるように、前
    記容器に引き込まれた様々なチューブから、高温の乱流空気が高速で流入して前
    記ポテト片用の空気床を形成して該ポテト片を浮揚させる連続処理容器または穴
    なしコンベアベルトを含む乾燥装置の使用。
  31. 【請求項31】 乾燥対象となるポテト片が載せられる連続処理容器または
    穴なしコンベアベルトであって、前記容器に引き込まれた様々なチューブから、
    高温の乱流空気が高速で流入して前記ポテト片用の空気床を形成して該ポテト片
    を浮揚させる連続処理容器または穴なしコンベアベルトを含む乾燥装置を使用す
    る、請求項1に記載の低脂肪乾燥ポテト片の製造方法。
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