JP2006345793A - ゴボウチップス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カリカリとした食感を得ると共にゴボウの風味を残しながら、焦げがなくきれいなキツネ色に揚がり、また、従来に比べて揚げ時間の短縮を図ることができるゴボウチップス製造方法の提供。
【解決手段】 ゴボウをスライスしたスライスゴボウを食用油で揚げることでゴボウチップスを得るようにした製造方法であって、スライスゴボウにベーキングパウダーを塗して食用油で揚げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゴボウを原料とした揚げ食品であるゴボウチップスの製造方法に関し、サラダのトッピングやスナック食品等として提供できるようにしたゴボウチップスの製造技術に関する。
従来、根菜類の揚げ食品(スナック食品)として、じゃがいもを原料としたポテトチップスが知られている(特許文献1参照)。
このポテトチップスの基本的な製造方法は、原料であるじゃがいもを水洗し、これを所定の厚さにスライスし、これを食用油中で揚げるというものである。
近年の健康指向から、繊維食品が注目されているが、繊維食品の代表ともいえるゴボウについて、これをスライスして揚げたゴボウチップスは見受けられない。
ただ、前記したポテトチップスの製造方法を適用してゴボウチップスを製造することが考えられる。
そこで、本願発明者において、ゴボウをスライスしたスライスゴボウに唐揚げ粉を塗し、これを食用油で揚げることによりゴボウチップスを得る製造方法を試みた。
しかしながら、かかる製造方法では、カリカリとした食感になるまで揚げると、揚げ温度を低温(160℃程度)で揚げたとしても、どうしても焦げが生じてしまうし、又、カリカリとした食感になるまでの揚げ時間が長くなるという問題が生じた。
特許公開2002−78462号公報
本発明は、カリカリとした食感を得ると共にゴボウの風味を残しながら、焦げがなくきれいなキツネ色に揚がり、また、従来に比べて揚げ時間の短縮を図ることができるゴボウチップス製造方法を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明のゴボウチップス製造方法は、
ゴボウをスライスしたスライスゴボウを食用油で揚げることでゴボウチップスを得るようにした製造方法であって、
スライスゴボウにベーキングパウダーを塗(まぶ)して食用油で揚げる構成とした。
本発明の製造方法は、スライスゴボウにベーキングパウダーを塗した状態で、これを食用油で揚げる点が特徴である。
このようにスライスゴボウにベーキングパウダーを塗して揚げると、カリカリとした食感を得るまで揚げても、焦げることがなかったし、又、従来と比べて揚げ時間を短縮することができ、また、ゴボウの風味を残すことができた。
図1は本発明のゴボウチップス製造方法の実施例を示す工程図である。
この製造方法では、先ず、原料となるゴボウを水洗いして皮をむく(皮むき工程)。
次にゴボウをスライスしてスライスゴボウを得る(スライス工程)。
このスライス工程では、ゴボウを繊維を断つように所定の厚さにスライスしていくもので、その厚みは、0.1mm〜1.0mm、好ましくは0.5mmとしている。
厚みが0.1mm以下になるとスライス処理が技術的に困難であるし、厚みが1.0mm以上になるとカリカリとした食感を得るまでに表面が焦げたり、揚げ時間が長くなったりする。
次に、スライスゴボウの酸化を防止する(酸化防止工程)。
この酸化防止工程では、スライスゴボウが空気に触れて褐変するのを防止させる。
その処理は、酸化防止剤としてのアスコルビン酸(ビタミンC)、クエン酸、アジピン酸フマル酸等の中にスライスゴボウを約1時間ほど浸漬させておく。
次に、スライスゴボウにベーキングパウダーを塗す(ベーキングパウダー塗着工程)。
このベーキングパウダー塗着工程では、唐揚げ粉にベーキングパウダーを混ぜ込んで、この混合粉を前記酸化防止工程を経て水切りしたスライスゴボウに塗すようにしている。
ここで、ベーキングパウダーのみをスライスゴボウに塗そうとすると、塗着状態にムラが生じ、ベーキングパウダーによる均一な作用が得られない。
そこで、ベーキングパウダーを唐揚げ粉に混合させて、十分に攪拌させた混合粉をスライスゴボウに塗すようすれば、ベーキングパウダーを均等に分散させてムラなく塗着させることができるし、唐揚げ粉によって製品のボリュウムを増加させることができる。
ベーキングパウダー量は、ゴホウ1Kgに対して7g(ゴボウ重量に対して0.7重量%)としており、実施例では、500gの唐揚げ粉に7gのベーキングパウダーを混合させ、その混合粉を1Kgのスライスゴホウに塗した。
なお、ベーキングパウダー量は、0.7重量%程度が好ましいが、これに限定されるものではない。ただ、ベーキングパウダー量が多いと苦味が生じるし、ベーキングパウダー量が少ないと十分な効果が得られないため、この点を考慮して決定することになるが、0.3重量%〜1.0重量%程度が通常量と考える。
唐揚げ粉量については、上述のように、ベーキングパウダーを均等に分散させてムラなく塗着させることができる量であればよく、例えば上記の実施例で100gでもよい。
なお、スライスゴボウに対する唐揚げ粉の塗着量には限度があり、ゴホウ1Kgに対して概ね唐揚げ粉500g程度までが塗着限度であり、これ以上の量を使用するのはムダである。
ベーキングパウダーは、重曹を主成分とし、これに助剤(酒石酸、クエン酸、第1リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、グルコノデルタラクトン、フマル酸等)と、分散剤(コーンスターチ、小麦粉等)を混合したもので、重曹の問題点である苦味を改良したものである。
なお、助剤及び分散剤の種類及び量は、適宜に決定できるもので、本実施例では、株式会社井上清助商店製のハタ ベーキングパウダー(商標)を使用している。
次に、前記ベーキングパウダー塗着工程を経てベーキングパウダーが塗されたスライスゴボウを食用油で揚げる(揚げ工程)。
この揚げ工程において、食用油の種類、量及び温度、スライスゴボウの投入量は、適宜に設定することができるが、たっぷりの食用油で、160℃程度の低温で揚げるのが揚げムラをなくす上で好ましい。
実施例では、160℃に熱した食用油中にスライスゴボウ1Kgを投入し、約6分間揚げたところ、カリカリの食感を得ながらこんがりとしたキツネ色に揚がり、また、ゴボウの風味を十分に残すことができた。
なお、ベーキングパウダーを塗さないで揚げた従来製法では、カリカリの食感を得るまでに160℃の食用油で9分間の時間を必要とし、その色は焦げた茶色を呈し、また、強い焦げ臭さが生じていた。
このように、本発明の製造方法は、スライスゴボウにベーキングパウダーを塗した状態で、これを食用油で揚げる製法であるため、カリカリとした食感を得ながら、焦げることなくきれいなキツネ色に、ゴボウの風味を残し、短時間で揚げることができる。
本発明のゴボウチップス製造方法の実施例を示す工程図である。

Claims (1)

  1. ゴボウをスライスしたスライスゴボウを食用油で揚げることでゴボウチップスを得るようにした製造方法であって、
    スライスゴボウにベーキングパウダーを塗して食用油で揚げることを特徴とするゴボウチップス製造方法。
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