JP3109692U - 味付け海苔 - Google Patents
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Abstract
【課題】磯の香りとイタリア風の独特の味と香りのする味付け海苔を提案する。
【解決手段】フライパンにオリーブ油を100cc程入れて加熱して2分程経過したら、乾燥された赤唐辛子を5本輪切りにしたものを、オリーブ油中に入れる。その状態で中火で2分程加熱する。次いで、オリーブ油中から唐辛子を取り除き、そのオリーブ油中に、みじん切りまたは薄切りされたニンニクを入れる。ニンニクの量は3かけ程度とする。ここで、中火で2、3分加熱したら、オリーブ油からそのニンニクを除去し、常温まで冷ます。次にそのオリーブ油を、刷毛に付けて、板海苔の表面に薄く塗布する。さらに、オリーブ油が塗布された板海苔の上に食塩を振りかける。次に、食塩が付着した板海苔をフライパンまたはホットプレートに入れ、弱火で30秒程焼いてから、袋詰めする。
【選択図】図2
【解決手段】フライパンにオリーブ油を100cc程入れて加熱して2分程経過したら、乾燥された赤唐辛子を5本輪切りにしたものを、オリーブ油中に入れる。その状態で中火で2分程加熱する。次いで、オリーブ油中から唐辛子を取り除き、そのオリーブ油中に、みじん切りまたは薄切りされたニンニクを入れる。ニンニクの量は3かけ程度とする。ここで、中火で2、3分加熱したら、オリーブ油からそのニンニクを除去し、常温まで冷ます。次にそのオリーブ油を、刷毛に付けて、板海苔の表面に薄く塗布する。さらに、オリーブ油が塗布された板海苔の上に食塩を振りかける。次に、食塩が付着した板海苔をフライパンまたはホットプレートに入れ、弱火で30秒程焼いてから、袋詰めする。
【選択図】図2
Description
本考案は、味付け海苔に関し、詳しくは磯の香りとペペロンチーノの味と香りのする味付け海苔に関する。
従来の味付け海苔としては、板海苔の表面に、食用油とともに、塩、醤油、砂糖、甘酢等を塗布したものがある。それらの一例として、特許文献1に記載の「韓国風味付け海苔」や、特許文献2に記載の「甘酢風味味付け海苔」がある。
特開2004−305020号公報
特開2003−210143号公報
しかしながら、上述した味付け海苔は、味が塩味、醤油味、砂糖味等であり、和食の料理とともに摂食する場合は、他の食材の味と同じであったり、似かよったりしていて、味付け海苔としての存在感が弱かった。そこで、本考案は、独特の風味と香りを備えた味付け海苔を提案することを目的とした。
上記課題を解決するために、本考案にかかる味付け海苔は、赤唐辛子成分とニンニク成分が溶出された食用油を表面に塗布すると共に食塩を振りかけてなることを特徴とする。
また、本考案にかかる味付け海苔は、加熱した食用油中に乾燥赤唐辛子を入れて赤唐辛子の成分を溶出させた後に赤唐辛子を取り出し、次いで加熱されている前記食用油中にニンニクを入れてニンニクの成分を溶出させた後ニンニクを取り出し、得られた食用油を常温に冷却した後、刷毛につけて板海苔表面に塗布し、次いで、その板海苔に食塩を振りかけた後、加熱乾燥してから袋詰めしたことを特徴とする。
また、本考案にかかる味付け海苔は、加熱した食用油中に乾燥赤唐辛子を入れて赤唐辛子の成分を溶出させた後に赤唐辛子を取り出し、次いで加熱されている前記食用油中にニンニクを入れてニンニクの成分を溶出させた後ニンニクを取り出し、得られた食用油を常温に冷却した後、刷毛につけて板海苔表面に塗布し、次いで、その板海苔に食塩を振りかけた後、加熱乾燥してから袋詰めしたことを特徴とする。
また、本考案にかかる味付け海苔は、加熱した食用油中に乾燥赤唐辛子およびニンニクを入れて赤唐辛子およびニンニクの成分を溶出させた後に赤唐辛子およびニンニクを取り出し、得られた食用油を常温に冷却した後、刷毛につけて板海苔表面に塗布し、次いで、その板海苔に食塩を振りかけた後、加熱乾燥してから袋詰めしたことを特徴とする。なお、前記食用油としてオリーブ油を用いることが好ましく、前記乾燥赤唐辛子は輪切りにするとともに、前記ニンニクは薄切りまたはみじん切りにして食用油中に入れることが好ましい。
以上述べたように本考案によれば、板海苔に、赤唐辛子とニンニクの成分が含まれる食用油を塗布して食塩を振りかけたことにより、スパゲティのペペロンチーノの味と香りのする味付け海苔が得られる。この味付け海苔は、そのまま、単独で食しても良いし、ご飯とともに食しておかずとすることも可能であり、いずれにしても、磯の香りの中にイタリア風の食味を楽しむことができる。
以下、図に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図1は本考案に係る味付け海苔の斜視図で、図2は該海苔の製法を示したフローチャートである。図示されるように、先ず、フライパンにオリーブ油を100cc程入れて加熱する。中火で加熱して2分程経過したら、乾燥された赤唐辛子を5本輪切りにしたものを、加熱されているオリーブ油中に入れる。その状態で中火で2分程加熱し、赤唐辛子の香り等の成分をオリーブ油中に溶出させる。
図1は本考案に係る味付け海苔の斜視図で、図2は該海苔の製法を示したフローチャートである。図示されるように、先ず、フライパンにオリーブ油を100cc程入れて加熱する。中火で加熱して2分程経過したら、乾燥された赤唐辛子を5本輪切りにしたものを、加熱されているオリーブ油中に入れる。その状態で中火で2分程加熱し、赤唐辛子の香り等の成分をオリーブ油中に溶出させる。
次いで、オリーブ油中から唐辛子を取り除き、そのオリーブ油中に、みじん切りまたは薄切りされたニンニクを入れる。ニンニクの量は3かけ程度とする。ここで、中火で2、3分加熱し、ニンニクがきつね色なったら、オリーブ油からそのニンニクを除去し、常温まで冷ます。味の濃い場合には、新たにオリーブ油を追加して味の調整をしても良い。次にそのオリーブ油を、刷毛に付けて、板海苔の表面に薄く塗布する。このとき板海苔の表面がベタベタになる程は塗布しない。さらに、オリーブ油が塗布された板海苔の上に食塩を振りかける。さらにここで、好みにより、七色唐辛子を振りかけても良い。次に、食塩が付着した板海苔をフライパンまたはホットプレートに入れ、弱火で30秒程焼く。それにより、板海苔はパリパリとした状態となる。この焼かれた板海苔を袋詰めして終了する。
上述した製法は、家庭の台所で味付け海苔を製造する場合を述べたが、工場で大量に製造する場合も、大型の調理器具を用いて、上述した手順で、同じ割合で原料を加工していくことで、同様に、味付け海苔を製造することが可能である。なお、上述した製法では、オリーブ油を用いたが、オリーブ油以外の他の食用油を用いても製造可能である。また、上述した製法では、先に、赤唐辛子をオリーブ油中に入れてから、次にニンニクを入れたが、赤唐辛子とニンニクを同時に入れても良い。こうして、得られた味付け海苔は、磯の香りの中に、唐辛子とニンニクの香りと味がして、ペペロンチーノに似たイタリア風の独特の味となる。
本考案は、板海苔に赤唐辛子とニンニクの成分が溶出したオリーブ油を塗布したが、細かく千切れている海苔や細切りの海苔についても、同様にオリーブ油を塗布して味付け海苔とすることも可能である。
Claims (5)
- 赤唐辛子成分とニンニク成分が溶出された食用油を表面に塗布すると共に食塩を振りかけてなることを特徴とする味付け海苔。
- 加熱した食用油中に乾燥赤唐辛子を入れて赤唐辛子の成分を溶出させた後に赤唐辛子を取り出し、次いで加熱されている前記食用油中にニンニクを入れてニンニクの成分を溶出させた後ニンニクを取り出し、得られた食用油を常温に冷却した後、刷毛につけて板海苔表面に塗布し、次いで、その板海苔に食塩を振りかけた後、加熱乾燥してから袋詰めしたことを特徴とする味付け海苔。
- 加熱した食用油中に乾燥赤唐辛子およびニンニクを入れて赤唐辛子およびニンニクの成分を溶出させた後に赤唐辛子およびニンニクを取り出し、得られた食用油を常温に冷却した後、刷毛につけて板海苔表面に塗布し、次いで、その板海苔に食塩を振りかけた後、加熱乾燥してから袋詰めしたことを特徴とする味付け海苔。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の味付け海苔において、
前記食用油としてオリーブ油を用いたことを特徴とする味付け海苔。 - 請求項2乃至4のいずれかに記載の味付け海苔において、
前記乾燥赤唐辛子は輪切りにするとともに、前記ニンニクは薄切りまたはみじん切りにして食用油中に入れたことを特徴とする味付け海苔。
Priority Applications (1)
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JP2005000093U JP3109692U (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 味付け海苔 |
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JP2005000093U JP3109692U (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 味付け海苔 |
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2005
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