JPH0420254A - フライドライスの製造方法 - Google Patents

フライドライスの製造方法

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JPH0420254A
JPH0420254A JP2119964A JP11996490A JPH0420254A JP H0420254 A JPH0420254 A JP H0420254A JP 2119964 A JP2119964 A JP 2119964A JP 11996490 A JP11996490 A JP 11996490A JP H0420254 A JPH0420254 A JP H0420254A
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Japan
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rice
temperature
grains
rice grains
oil
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JP2119964A
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Haruo Ikeda
池田 春雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、食味及び食感を向」二ぜしめたフライトライ
スの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来よりフライドライスの製造に関しては、数多くの提
案がなされている。該フライドライスを喫食する場合に
あっては、通常、熱湯を注ぎ放置することにより復元さ
せるものであるが、復元するに従って油が浮W? して
くるため喫食者に油っぽいイメージを与えると共に、食
味の点においても好ましいものとは云えなかった。
このような課題を幾分なりとも抑制する方策としては、
例えばフライングしたライスを更に風速14m/秒以」
二の高温熱風で処理してその含油量を25%以下程度迄
低下させたものが知られている(特公昭51−2357
8号公報)。
(発明が解決しようとする課題及び発明の目的)しかし
ながら、」1記特公昭51−23578号公報に開示の
フライドライスにあっては、熱湯を加えた場合直ちに湯
かフライドライス内に浸透するため4〜5分間でくちゃ
くちゃしたものとなってしまい、従って喫食の途中で食
感が不良となる点に課題があった。
本発明は、」1記の課題を解消するためになされたもの
であり、熱湯を加えて放置した場合にも短時間でくちゃ
くちゃしたものきならす、従って喫食時における食味を
良好状態に維持すると共に、従来にないツヤリソヤリと
した食感をもたらすことが可能なフライドライスの製造
方法を提供するこきを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解消し、所期の目的を達成する
ためになされたものであり、その要旨上する構成は、常
法によりα化した米粒を冷水により処理し、次いで、は
くし処理を行った後に、急冷して品温を20 ”C以下
に調整し、該品温調整後の米粒に対して糊Ni+による
コーティングを施し、その後に食用油脂で油熱処理し、
次いで脱油処理することを特徴とするフライドライスの
製造方法に存する。
冷水による冷却処理はα化米粒のほぐし処理を容易にす
るために行われるものであり、米粒に対して2倍量(W
/W)の水をスプレーすることにより実施し、品温を約
80〜90℃から約50〜60℃に低下ぜしめるのが好
ましい。さらに、はくし処理後の急冷はほぐされたα化
米粒の再刊着を防止するためのものであり、冷風又は液
化ガスの吹き付けにより行い、品温を15〜20 ’C
迄低下せしめることが好ましい。尚、糊料によるα化米
粒のコーティングは、後の油熱処理工程で米粒の表面に
皮膜を形成させるために施されるものであって、このた
めの糊料としてはポテトスターチ、タピオカ澱粉及びレ
ンコン澱粉がら選択されたものを使用し、α化米粒に対
して10〜20重量%量施こずのが好ましい。
(作用) このように構成された本発明によるフライドライスの製
造方法は、油熱処理の前に、品温調整したα化米粒に対
して糊料によるコーティングを施し、次いで油熱処理及
び脱油処理を行うものである。従って、出来上がったフ
ライドライスに熱湯を加えた場合でも、フライドライス
の表面に形成された糊料による被膜がフライドライス内
部への水分の浸透を抑制するので、従来技術によるフラ
イドライスのように短時間でぐちゃぐちゃした状態には
ならない。
(実施例等) 次に、本発明の実施例を各工程ごとに詳細に説明する。
本発明で用いる原料米としては、その種類、品質を問わ
す国産米や外米であることができる。
上記原料米のα化は、それ自体公知の方法により行われ
る。例えば、原料米を水温20℃前後のの水に90〜2
00分間程度浸漬し、水切りを行った後、100〜12
0℃の蒸気で10〜20分間程度蒸煮して水分30〜3
5%の蒸しライスを作り、次いで、この蒸しライスを熟
成する為に、全景を80〜95℃の熱水中に4〜10分
間程度浸漬する。このようにして出来上がったα化米粒
は、水分40〜50%、品温80〜95℃てあった。
」1記α化米粒は、次いで冷水により処理され、更にほ
ぐし処理される。この冷水による処理は、α化米粒をほ
ぐし易くすると共に品温を下げることを目的としている
。この処理は例えば、米粒に対して水温5℃の2倍i 
(W/W)の冷水をスプレーすることにより行われる。
」1記のほぐし処理は常法により行われ、はぐされたα
化米粒は次いで水切りされる。これによりα化米粒の品
温は約80〜95℃から約50〜60 ’Cに低下せし
められる。
次いで、」1記はぐし処理後のα化米粒を冷風又は液化
ガスの吹き付けにより急冷し、品温を20℃以下、好ま
しくは15〜20℃迄低下せしめる。
この急冷は、α化米粒の内部と表面部付近とにおける水
分量をほぼ一定にして後の工程である油熱処理による膨
化を良好に行うためのものである。
次に、上記の急冷したα化米粒に糊料をコーティングす
る。使用する糊料としては、例えばボテ)・スターチ、
タピオカ澱粉、レンコン澱粉などの澱粉が用いられる。
コーティングの里は、α化米粒に対して10〜20重量
%が好ましい。コーテイング量が10重量%未苗jの場
合には、出来」二がったフライドライスに熱湯を加えた
場合に、米粒の表面全体にてきる糊料の被膜が不完全な
ものとなり、水分の内部浸透を充分に抑制することがで
きず食感も不良となるため好ましくなく、また、糊料が
20%を越える場合には、米粒の表面全体にできる糊料
の被膜が厚くなりすぎので食感が低下する。
コーティングの方法としては、例えばα化米粒を流動床
方式で攪拌移送しながらポテトスターチ等の糊料を散布
する方法がある。尚、このコーテイング後過剰の糊料を
除去するために、4〜5メツシユの篩でふるい、更に団
塊化したα化米粒を除去回収するために、1〜3メツン
ユの篩でふるうことが好ましい。
次いで、」二記糊料がコーティングされたα化米粒を温
度170〜210℃の食用油脂で油熱処理する。該食用
油脂としては植物性油脂、動物性油脂が挙げられるが、
植物性油脂が好ましい。油熱処理する時間としては、2
〜5分間であり、得られるフライドライスの含油量は2
5〜30重量%てあった。この油熱処理により、水分含
量を3〜6%に低下させるのが好ましい。尚、この油熱
処理としては、本発明の目的を達成しうる限り適宜の方
法が採用され得る。
上記油熱処理を行ったフライドライスを脱油処理して、
その含油量を10〜20重量%に調整する。該脱油処理
には、例えば連続式遠心分離機などが用いることができ
る。尚、含油量が20重量%を越えるとフライドライス
が油っぽいものとなり、また10重量%未満迄脱油して
も格別の効果は得られない。
このようにして得られたフライドライスは、その表面に
糊料が油熱処理されることにより形成された皮膜を暮し
ているために、熱湯を加えても、その内部浸透が抑制さ
れ、従って、喫食に際してはジャリンヤリとした食感と
油脂による香ばしい風味がもたらされる。
本発明方法により得られたフライドライスの用途として
は、お茶漬等の具材、又はリジット、グラタンドリャ、
釉炊等の具材、又はプレットクルトンと同様のスープ類
の浮き実、又はコロッケ、ハンバーグ等の練り込み祠、
若しくは通常の炊飯米に適量加えておこげ風のものとし
たり、更に餅の製造の際に適量混入すれば斬新な食感を
有する餅製品となる。
次に、製造例により本発明を更に詳細に説明する。
製Jd性土 精白米1.kgを水洗し、水温20℃の水に200分間
浸漬した後、水切りして蒸気温度120 ’Cの連続ト
ンネル型蒸し機で20分間蒸煮して水分35重量%の蒸
しライスを得た。該蒸しライスを熟成するために全量を
95゛Cの熱水中に5分間浸漬させて品温95℃1水分
50重量%のα化したライスを得た。
このα化ライスを薄く広げてネットコンベアに乗せ、該
α化ライスに水温5℃の冷水2′篩を散布し、米粒をほ
ぐしながら水切りを行い、品温95℃のライスを得た。
次いで、5℃の冷風(風速5m/秒)を3分間吹き付け
て急冷し品/M15℃のライスとした。
該急冷したライスをトンネルネットコンヘア上に導きポ
テトスターチ281gを徐々に散布して各米粒の表面に
該ポテトスターチによるコーティングを施した。余剰の
ポテトスターチについては5メツシユの篩で除去し、更
に3メツシユの篩で処理して団塊化したライスを除去回
収した。次いで、このコーティング米粒を連続的にネッ
ト式連続フライヤーに投入し、撹拌棒て各米粒が相互に
付着しないように攪拌し、かつネットで浮」二を防止し
ながら3分間フライングして水分5重量%、油分30重
量%含有のフライドライスを得た。該フライドライスを
連続式遠心分離機に送って油分10重1i51%のフラ
イドライス1236 gを得た。
肌■立 容量500m lの発泡スチロール製容器に上記の製造
例で得たフライトライス50g1 加薬類5g及び粉末
化スープ5gを入れ、85℃の温)EJ220ccを加
えた後にフタをして10分間保持した。
次いで、このフライドライスを試食した処、ジャリンヤ
リとした歯触りのよい良好な食感を有し、しかも香ばし
い風味を有していた。
この食感及び風味は、」1記と同様に熱湯を加えて20
分間保持した場合でも変わらなかった。このことは通例
の喫食所要時間内であれば常に所期の食感をもたらし得
ることを意味している。
(発明の効果) (1)本発明方法は、油熱処理の前に、品温調整したα
化米粒に対して糊料によるコーティングを施し、次いで
油熱処理及び脱油処理を行うものである。従って、油熱
処理により糊料コーティング層が米粒に表面皮膜を形成
しているのて出来」二がったフライドライスに熱湯を加
えた場合でも、水分の内部浸透が抑制され、従来のフラ
イドライスでは得られないシャリシャリとした食感を維
持てきるものとなづた。
(2)本発明方法により得られたフライドライスは、従
来と同様にお茶漬や雑炊等の具祠に使用される他、従来
のフライドライスでは考えられなかった新たな用途、例
えばブレットクルトンと同様のスープ類の浮き実、又は
リジット、グラタンドリャ等の具祠、又はコロッケ、ハ
ンバーグ等の練り込み材等に使用できる。
特  許  出  願  人   池   1)  春
  だ(代 理 人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常法によりα化した米粒を冷水により処理し、次
    いで、ほぐし処理を行った後に、急冷して品温を20℃
    以下に調整し、該品温調整後の米粒に対して糊料による
    コーティングを施し、その後に食用油脂で油熱処理し、
    次いで脱油処理することを特徴とする、フライドライス
    の製造方法。
  2. (2)冷水による冷却処理が、米粒に対して2倍量(w
    /w)の水をスプレーすることにより実施され、品温を
    約80〜90℃から約50〜60℃に低下せしめること
    を特徴とする、請求項(1)に記載のフライドライスの
    製造方法。
  3. (3)ほぐし処理後の急冷が冷風又は液化ガスの吹き付
    けにより行われ、品温を15〜20℃迄低下せしめるこ
    とを特徴とする、請求項(1)又は(2)に記載のフラ
    イドライスの製造方法。
  4. (4)糊料がポテトスターチ、タピオカ澱粉及びレンコ
    ン澱粉から選択されたものであり、α化米粒に対して1
    0〜20重量%量コーティングされることを特徴とする
    、請求項(1)〜(3)の何れか1つに記載のフライド
    ライスの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130958A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Alpha Shokuhin Kk 膨化米飯食品及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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