JP2001508500A - 鉄材に防食被覆を形成する亜鉛合金 - Google Patents

鉄材に防食被覆を形成する亜鉛合金

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オットー ユンケル ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 亜鉛及び亜鉛に特有な不純物と、場合によっては含まれるアルミニウム及び/または鉛と、v〜w%のバナジウム及び/またはクロムと共にx〜y%のニッケルから成る合金元素とから成り、xが0.001、好ましくは0.04以上であり、yが0.6、好ましくは0.2またはそれ以上であり、vが0.001、好ましく0.03以上であり、wが0.6、好ましくは0.04またはそれ以下である亜鉛合金によって鉄材表面に耐食被覆を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 鉄材に防食被覆を形成する亜鉛合金 発明の分野 この発明は亜鉛及び通常これに含まれる不純物と、さらに、ニッケル及びバナ ジウム及び/またはクロムのような合金元素と共に含まれるアルミニウムまたは 鉛とから成り、鉄材に防食被覆を形成する亜鉛合金に係わる。発明の背景 ある種の金属にとって腐食は避け難く、しかも望ましくない現象である。腐食 を避けるため、金属を亜鉛層で被覆するのが一般的な方法である。 鋼などを亜鉛及び亜鉛合金で被覆する方法としては、溶融メッキ、亜鉛溶射な ど種々の方法が公知である。経済的かつ技術的な理由から現在でも採用されてい る最も古い方法の1つが、いわゆる溶融メッキ法である。 溶融メッキは、基本的には430〜560℃の溶融亜鉛浴に鉄材を数分間浸漬 するという方法である。 この浸漬に伴なう物理化学的メカニズムによって、鉄材と亜鉛との間に拡散現 象が起こる。 亜鉛被覆が鉄材に必要なすぐれた防食性を付与する。 一般に、溶融メッキによって得られる亜鉛被覆は複数の層:即ち、鉄と鉄材表 面に密着する亜鉛との合金から成る内層と、浴の組成にもよるがほとんど全体が 純粋な亜鉛から成るエータ(η)相と呼称される外層とで構成される。鉄材中へ の亜鉛の拡散によって形成される内層では、最大限3つのゾーンまたは部分層を 、それぞれ鉄含有率によって区別し、識別することができる。基材に最も近い部 分層はガンマ(γ)相と呼称され、 21〜28%の鉄を含有する。次がデルタ(δ)相であり、6〜11%の鉄を含 有し、最後の部分層がゼータ(ζ)相であり、約6%の鉄を含有する。 被覆すべき部分である鉄材の組成に応じて、ゼータ相はその厚さに著しい差が あり、主として純粋亜鉛から成る外層を貫通する傾向にある。 例えば、合金元素を付加することなく従来の亜鉛浴で建設用鋼材を亜鉛メッキ すると、比較的薄いデルタ相及びゼータ相を有する亜鉛被覆が形成される。ゼー タ相は大きい柱状結晶から成り、被覆の表面近くにまで達するのに対して、純粋 亜鉛のエータ相はほとんど存在しない。 得られる被覆層は鉄含有率の高い厚いゼータ相が存在するため、密着性が極め て低い。公知技術 PATENT ABSTRACTS OF JAPAN,vol.096,N o.007,31 July 1996及びJP 08 060329A(神戸 製鋼)は、亜鉛被覆浴がAl,Ni,Co及び/またはTiを含有する連続溶融 法によるガルバニール亜鉛引き鋼板の製造に係わる。 PATENT ABSTRACT OF JAPAN,vol.018,No .052(C−1158),27 January 1994及びJP 05 271892A(日新製鋼)は亜鉛メッキ浴の制御方法を開示している。この発 明の目的は、鋼板の連続溶融メッキにおいて、Ni添加によって亜鉛浴に対する アルミニウムの影響を軽減することにある。被覆浴は、Zn,Al及びNiを含 有する。 PATENT ABSTRACT OF JAPAN,vol. 017,No.345(C−1077),30 June1993及びJP 0 5 044006A(新日鉄)は、加工適正及び耐食性にすぐれた溶融メッキ合 金鋼板の製造に係わる。亜鉛メッキ浴は、Al及びVを含有する。 PATENT ABSTRACT OF JAPAN,vol.017,No .678(C−1141),13 December 1993及びJP 05 222502A(川崎製鋼)は、耐食性及び耐剥脱性にすぐれたZn−Cr− Alシリーズ、溶融亜鉛メッキ鋼とその製法に係わる。この発明の目的はZn− Cr−Ar合金を利用して耐食性及び耐剥脱性にすぐれた溶融亜鉛メッキ鋼を得 ることにある。メッキすべき鋼の表面にあらかじめリンを含む物質を付着させて おく。 PATENT ABSTRACT OF JAPAN,vol.016,No .168(C−0932),22 April 1992及びJP 04 01 3856A(新日鉄)は、連続溶融メッキによる高耐食性亜鉛メッキ鋼板の製造 を記述している。メッキ浴はZn−Al−Cr合金から成り、約510℃で事後 熱処理が施される。 PATENT ABSTRACTS OF JAPAN,vol.018,N o.114(C−1171),24 February 1994及びJP 0 5 306445A(新日鉄)は、リン含有高強度亜鉛メッキ鋼板の製造に係わ る。リン含有率は0.01〜0.2%であり、浴の組成は亜鉛、アルミニウム、 及び次の元素;Mn,Mg,Ca,Ti,V,Cr,Co及びCeびうちの1つ または2つから成る。 文献GB 1 493 224A(ITALSIDER SPA)は、ゼンジ ミア法を利用して線材及び鋼板を連続的に被覆する 亜鉛合金に係わる。被覆浴はZn,Al,Mg,Cr,及びTiから成る。 文献EP 0 042 636A(CENTRE RECHERCHE ME TALLURGIQUE)は、亜鉛のほかに次の元素:Al,Be,Ce,Cr ,La,Mg,Mn,Pb,Sb,Si,Sn,Ta,Ti,Te及びThのう ちの1つまたは2つを付加した被覆浴を使用することによって第1被覆に重ねて 、安定した化合物により補足的な保護層を形成することを特徴とする方法に係わ る。 以上に列記した文献のうち、亜鉛合金用の金属としてニッケルをバナジウム及 び/またはクロムと併用することを示唆しているものは皆無である。発明の目的 この発明の目的は、鉄材部品の被覆に使用するための高度の耐食性を有するよ うに改良された亜鉛合金を提供することにある。 上記目的が特殊な合金元素によって達成されるとの予期しない所見が得られた 。具体的には、鉄材表面に耐食被覆を形成する亜鉛合金であって、亜鉛及びこれ に通常含有される不純物と、アルミニウム及び/または鉛、さらにはv〜w%の バナジウム及び/またはクロムと共にx〜y%のニッケルを含む合金元素とから 成り、 xが0.001、好ましくは0.04以上であり、 yが0.6またはそれ以下、好ましくは0.2以下であり vが0.001、好ましくは0.03以上であり、 wが0.6、またはそれ以下、好ましくは0.04以下である ことを特徴とする亜鉛合金によって達成される。 本願明細書及び請求の範囲中に示す%は、いずれも重量%である。 メカニズムの説明は困難であるが、上記合金を使用することによって極めて薄 いゼータ相が形成され、その結果として機械的強度が向上する一方、比較的厚い エータ相が形成されて、被覆の耐食性が著しく向上するとの所見を得た。クロム よりも全般的にすぐれた成果をもたらすバナジウムを使用することも好ましい。 合金の亜鉛含有率は好ましくは少なくとも90%、さらに好ましくは95%、 アルミニウムの含有率は好ましくは0.25%またはそれ以下、さらに好ましく は0.001〜0.25%、鉛の含有率は好ましくは0〜2%、さらに好ましく は1.2%以下である。 亜鉛浴に最も通常的に含まれる“不純物”は鉄であり、種々の加工温度におい て、亜鉛浴中に溶解度限以上のFeが存在する。 この発明の亜鉛合金で鉄材をメッキすると、前記合金元素を含まない浴でメッ キして得られるものとは全く異なる被覆構造が得られる。デルタ相は外見上極め て似ているが、通常は大きい柱状結晶から成るゼータ相は、合金元素ニッケル、 バナジウム、及び/またはクロムの抑制(レベリング)作用の結果、比較的薄い 結晶層に変態する。亜鉛層(エータ相)も、前記合金元素を使用せずにメッキし た場合にはもっと薄いはずなのに、厚い層となって現われる。比較的薄いデルタ 相及びゼータ相を含むこの発明の被覆構造は亜鉛外層が比較的厚いから、被覆の 延性及び密着性を高めるだけでなく、耐食性の向上にもながる。 この発明の合金を種々の鋼、特にSi及び/またはP及び/またはAl含有率 の高い鋼と併用すれば、これらの元素は鋼の反応性を抑制するから耐食性をさら に向上させることができる。 この発明の合金による鉄材の亜鉛メッキはバッチごとの溶融メッキによって行 なわれる場合が多いが、連続溶融メッキ法によって行なわれてもよい。 200×100×3.5mmの鋼板に対して下記の被覆を使用して一連の試験 を実施した: −0.005%Al、0.150%Ni、0.045%V及び残りZnから成 る浴で溶融メッキした試料。 試料を“A−1”〜“A−10”と命名する。加工方法と亜鉛メッキ試験の特 徴を以下に述べ、表Iに示す。 −0.004%Al及び残りZnから成る浴で溶融メッキした試料。試料を“ B−1”〜“B−10”と命名する。加工方法と亜鉛メッキ試験の特徴を以下に 述べ、表IIに示す。 腐食試験は、すべてASTM−B−117−90に従って実施した。 表I及び表IIに示した結果をグラフにしたのが図1である。加工方法 1.脱 脂 :Galva Zn−96の6%水溶液で20min。 2.酸洗い :50%塩酸で完全に汚れが取れるまで。 3.すすぎ :(pH=7)の水で。 4.融剤処理:80℃で1min。 5.乾 燥 :電気オーブン:120℃で5min。 6.亜鉛メッキ:表I,II参照。すべての試験に共通の浸 漬/引抜き速度V=2/2m/min。 7.冷 却 :空冷鋼の組成 0.075%C、0.320%Mn、0.020%Si、0.012%S、0 .013%P、0.040%Al、0.020%Cr、0.020%Ni、0. 035%Cu 透明視野/偏光技術を利用して、2%ナイタール(2%硝酸エタノール溶液) で腐食させた試料を光学顕微鏡で観察し、研磨断面を電子顕微鏡走査(SEM) することによって、被覆の顕微鏡組織を検査した。元素の分布及び分析にはX線 分光測光(EDS)及びグロ−放電光スペクトロスコープ(GDOS)を利用し た。上記2つの技術、即ち、EDSとGDOSを利用することによって、合金元 素ニッケル及びバナジウムが主として被覆のデルタ及びゼータ相間に介在して両 中間金属相の成長を抑制している様子を観察することができた。従って、被覆に すぐれた密着性と延性を付与すると共に、その機械的強度を向上させる、比較的 薄い中間金属相を有する均質度の高い被覆が得られる。また、比較的厚く、コン パクトな亜鉛外層が形成されて、耐食性を著しく向上させる。 被覆の機械的強度を決定する密着性を評価するため、ASTM A−123規 格に定められているハンマーテストによる打槌を実施した。テスト結果に照らし て、この発明を利用して得られる被覆は強い密着性を有する。この発明の被覆は 2回目の打槌までに破損することがなかったのに対して、合金元素を含まない亜 鉛被覆は同じ条件下で破損した。 従来の亜鉛メッキ被覆の耐食性をこの発明のプロトコルを利用して得られる亜 鉛メッキ被覆の耐食性と比較するため、促進 腐食試験を実施した。結果は図1にグラフで示した通りである。 グラフは、ASTM B−1 17−90規格に従い、塩水噴霧チェンバ内で の、X軸で示す時間にわたる腐食に耐えるのに必要な初期被覆厚さを示す。 (ほぼ放物線を画く)左側に示す結果は、表IIに示す合金を使用しないで得 た亜鉛メッキ製品の耐食値である。(ほぼ直線を画く)右側に示す結果は、表I に示す合金を使用して得た亜鉛メッキ製品の耐食値である。 グラフから明らかなように、工業規格として許容される最小厚さ40μmの場 合、従来の亜鉛メッキ製品は400時間にわたって腐食に耐えるが、この発明の 合金を使用して得た亜鉛メッキ製品は1300時間以上の耐食性を示す。70μ mの場合、従来の亜鉛メッキ製品は約600時間にわたって腐食に耐え、この発 明による被覆製品は2300時間以上にわたって腐食に耐える。従来の亜鉛メッ キでは、被覆を140μm以上に厚くしてもその耐食性は900時間を超えない のに対し、この発明の合金で亜鉛メッキしたものは、厚さを70μmよりも少し 厚くしただけで耐食性を2400時間以上にすることができる。 40μmの最小厚さでこの発明が達成する耐食性レベルを従来の亜鉛メッキで 達成しようとすると、厚さを160μm以上にしなければならない。このことか ら明らかなように、この発明は機械的強度と耐食性を著しく高めるだけでなく、 亜鉛の消費量を75%以上節減することを可能にする。 また、この発明の組成と他の組成とを下記条件下で比較した。 1.脱 脂:セテナル70及び9590。 2.すすぎ:水(pH=7)で。 3.酸洗い:汚れがなくなるまで。 4.すすぎ:水(pH=7)で。 5.フラックス処理:1min,G105 200g/l,T=冷温 6.乾燥:乾燥するまで浴の上方から。 7.亜鉛メッキ:T=440℃、時間=不定浸漬/引き抜き速度10/10m /min。 その他の試験条件及び結果を表IIIに示す。 この発明の性質の詳細とその応用例とを上述したが、請求の範囲に記載の特徴 に本質的な変化をもたらすものでない限り、種々の変更が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月15日(1998.12.15) 【補正内容】 請求の範囲 1.0〜0.25%のアルミニウム、0〜1.2%の鉛、0.001〜0.6 %のニッケル及び0.001〜0.6%のバナジウムと、残りを占める亜鉛及び 亜鉛に特有の不純物とから成ることを特徴とする、鉄材表面に耐食被覆を形成す るための亜鉛合金。 2.ニッケル含有率が0.04〜0.2%であることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の亜鉛合金。 3.バナジウム含有率が0.03〜0.04%であることを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項に記載の亜鉛合金。 4.亜鉛含有率が少なくとも90%であることを特徴とする請求の範囲第1項 から第3項までのいずれか1項に記載の亜鉛合金。 5.亜鉛含有率が少なくとも95%であることを特徴とする請求の範囲第1項 から第4項までのいずれか1項に記載の亜鉛合金。 6.アルミニウム含有率が0.001〜0.25%であることを特徴とする請 求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載の亜鉛合金。 7.鉛含有率が0〜1.2%であることを特徴とする請求の範囲第1項から第 6項までのいずれか1項に記載の亜鉛合金。 8.請求の範囲第1項から第7項までに記載の合金をバッチ方式溶融亜鉛メッ キ法に応用することを特徴とする、鉄材表面に耐食被覆を形成する方法。 9.請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の合金を連続溶融 亜鉛メッキ法に応用することを特徴とする、鉄材表面に耐食被覆を形成する方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BA,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ, DE,EE,GB,GE,GW,HU,ID,IL,I S,JP,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV ,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO, SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA,US,U Z,VN,YU (71)出願人 ジーゲナー フェルツィンケライ ホール ディング ゲーエムベーハー ドイツ,デー―57072 ジーゲン,シュタ インシュトラッセ 5 (72)発明者 ベルナール フェレロ,マヌエル スペイン,イーエス―08028 バルセロナ, 5▲上o▼―1▲上a▼―,ガンデサ 3 (72)発明者 ティエラ ロヤ,ペルド ミグエル スペイン,イーエス―08027 バルセロナ, 2▲上o▼―2▲上a▼―,コンセプシオ アレナル 53 (72)発明者 ビルリート,イェーニン ベルギー,ベ―9600 ロンセ,フォスティ ールラーン 65 (72)発明者 スプランフ,ビルヘルムス ヨハンナ ア ントニウス マリア オランダ,エヌエル―3602 イクスヘー マールセッン,パノーフェン 20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.亜鉛及び亜鉛に特有の不純物と、場合によっては含まれるアルミニウム及 び/または鉛と、v〜w%のバナジウム及び/またはクロムと共にx〜y%のニ ッケルから成る合金元素とから成り、 xが0.001、好ましくは0.04以上であり、 yが0.6、好ましくは0.2またはそれ以下であり、 vが0.001、好ましくは0.03以上であり、 wが0.6、好ましくは0.04またはそれ以下である ことを特徴とする、鉄材表面に耐食被覆を形成する亜鉛合金。 2.合金元素がニッケル及びバナジウムであることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の亜鉛合金。 3.亜鉛含有率が少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%であること を特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の亜鉛合金。 4.アルミニウム含有率が0.25%またはそれ以下、好ましくは0.001 〜0.25%であることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれ か1項に記載の亜鉛合金。 5.鉛含有率が2%以下、好ましくは1.2%以下であることを特徴とする請 求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の亜鉛合金。 6.バッチ方式溶融亜鉛メッキ法における請求の範囲第1項から第5項までの いずれか1項に記載の合金の利用。 7.連続溶融亜鉛メッキ法における請求の範囲第1項から第5項までのいずれ か1項に記載の合金の利用。
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