JP2001504898A - アルミニウム合金製陰極スパッタリング標的 - Google Patents

アルミニウム合金製陰極スパッタリング標的

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、陰極スパッタリング標的において、その有効部分、すなわち陰極スパッタリング作業の際に除去され得る標的の体積が、銅と鉄を同時に含有し、約20℃よりもはるかに高い再結晶温度と20℃で2.85μΩ・cm未満の電気抵抗を同時に有する高純度のアルミニウム合金で構成されることを特徴とする標的に関するものである。本発明による標的を相互接続回路の製造に使用することによって、相互接続回路の電気抵抗を超高純度アルミニウム合金で得られる抵抗と同等な値に維持し、高純度アルミニウム合金のそれに同等なエッチング特性を保証しながら、隆起と穴の出現頻度が低下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 アルミニウム合金製陰極スパッタリング標的 発明の技術分野 本発明は各種基盤の金属被覆のための陰極スパッタリング標的に関するもので ある。より具体的には集積回路の製造、特に相互接続回路の実現のための標的と 大型の平面スクリーンモニター(英語でFlat Panels DisplaysまたはFPD)の 金属被覆領域に関するものである。 本発明は特に陰極スパッタリング標的の有効部分に用いられるアルミニウム合 金に関するものである。 本出願において、元素と不純物の含有量は重量で表すものとする。 技術の現状と課題 電子産業にはアルミニウム系のあるいはアルミニウム合金の電気的相互接続回 路が多用され、特に容量が4メガビットを超えるDRAM動的記憶装置などの、 集積度が非常に高い回路内、および液晶スクリーン(英語でLiquid Crystal Dis playsまたはLCD)、また特に薄膜トランジスタによって制御されるもの(英 語でThin Film TransistorまたはTFT)などの平面スクリーンモニター(FP D)に多用されている。 これらの相互接続回路は、真空下に置くことが可能で、軽微な加熱に耐える各 種の基盤の上に、耐熱性または非耐熱性、合金または非合金、伝導性または誘電 性の各種の材料を付着させることができる陰極スパッタリングの周知の技術によ って工業的に得られる。既知の方法は、一般的に一連の基盤の金属被覆、エッチ ングおよび金属層の不動態化の作業を含む。金属被覆の際に基盤は、180℃を 超える、たいていの場合は200℃から250℃程度の、金属被覆温度(Tm)と 呼ばれる温度に一般的に維持されるが、現在の傾向としては170℃から200 ℃程度の金属被覆温度が用いられる。 集積度が非常に高い回路において、金属層は典型的には厚みが0.5μmから 1μm程度であり、エッチングはきわめて細く、典型的には0.25から0.5 μm程度であり、電流密度は非常に高く、特にエイジング加速試験の場合、とき には106A/cm2を超えることがある。この様な条件において、穴と隆起の形 成を招く電子移動現象によって使用される回路の劣化が見られる。この問題を解 決するために、Cu、Ti、Si、Sc、Pdおよびそれらの組合せなどの、選 択された添加元素の含有率が高い、すなわち一般的に2500ppmを超えるア ルミニウム合金から金属被覆を実現することが周知である。しかしながらこれら の合金は、特に回路エッチングのために使用された試薬に対するアルミニウムと 添加元素の反応性の差のために、エッチングがかなり困難であり、特に乾式エッ チング法について、化学エッチング反応で生じた生成物の除去がときには困難で あるという欠点がある。 同様に、日本の特許出願JP62.235451からJP62.235454 およびJP62.240733からJP62.240739によって、20から 7000ppmの間に含まれる量のチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジ ウム、ニオビウム、タンタル、クロム、モリブデンまたはタングステンなどの耐 熱性金属の添加と、20から5000ppmの間に含まれる量の硼素、炭素およ び/または窒素の添加と組み合わせた銅、コバルト、マンガン、ニッケル、錫、 インジウム、金または銀の軽微な、すなわち一般的に200ppm未満の添加を 含む高純度のアルミニウム合金の使用も知られている。これらの複雑な合金には 製錬、また特に金属間元素の局部的偏析なしの鋳造が困難であるという欠点があ り、それによって標的組成物の異質性を招くことがある。 しかしながら、平面スクリーンモニターの場合、エッチングの幅は一般的に、 10μm以上であり、画像の解像度を上げるために5μm程度の幅を用いること が考えられる。したがって、平面スクリーンモニターのエッチングは超高集積回 路のそれよりもはるかに細くない。電流密度もまた、はるかに小さい。この様な 条件において、電子移動による回路の劣化はほとんど存在しないので、添加元素 の含有率が高い合金を使用する理由がなくなる。したがって、合金よりもエッチ ングがはるかに容易で、極めて高い電導性を有し、耐食性が優れているという大 きな利点を示す、非合金の、純度の高いアルミニウムが一般的に用いられる。 ところで、飛躍的発展を遂げている平面スクリーンモニターの分野における現 在の傾向は大スクリーンモニターの生産にある。現在進められている開発は対角 線が17”と20”のPCモニターと、対角線が40”の、すなわち最大表面積 がおよそ0.5m2の壁掛けテレビの平面スクリーンに特に向けられている。他 方、生産性と効率を理由として、これらのモニターとスクリーンは同じ基盤(「 ガラス」とも呼ばれる)からあるいは直接、あるいは裁断して得られている。し たがって、現在の傾向として、ガラス基盤のサイズが急速に大きくなっている。 約360mm×460mmである現在の標準フォーマットは、近いうちに550 mm×650mmになるであろうし、また対角線が17”、20”および40” の平面スクリーンを同時に生産するために約800mm×1000mmの基盤を 利用することも考えられている。 この様な傾向のために、モニターの製造方法に固有の熱処理の際に金属被覆膜 の表面に穴と隆起(英語では”voids”と”hillocks”と呼ばれる)が発生する と いう問題が顕著になり、その阻害的な性格はモニターのサイズに応じて急速に悪 化する。これが特に当てはまるのが300℃を超える温度での加熱による熱酸化 物層(英語でThermal Oxide Films)形成または蒸気相での化学反応による補足 層の付着(英語でChemical Vapor DepositionまたはCVD)を含むモニター製 造方法である。これらの熱処理で発生した穴と隆起は画質を劣化させるような相 互接続の欠陥を発生させることがある。画質の基準は厳しいので、いくつかの欠 陥があるだけで生産中のモニター全体が不良品になることもある。 この問題の原因はまだ解明されていない。一般的に認められている、最新の説 明の一つ(P.R.Besser et al.,Materials Research Society,Symposium Proc eedings,Vol.309,1993,p.181-186 & 287-292)によれば、隆起と穴の出現 はアルミニウムフィルムと基盤の間の熱膨張率の大きな差によって引き起こされ た非常に大きな応力の出現に特に起因するものである。これらの応力はアルミニ ウムの弾性限界を大幅に超えることがある。モニターが金属被覆温度を超える温 度になったとき、アルミニウムフィルムは圧縮され、より可塑性の高い特定の粒 子は隣接する粒子の圧力を受けてフィルムの外に押し出される。冷却するときに 、フィルムは張力を受け応力緩和のために穴の出現が引き起こされる(英語の文 献では"stress-voiding"と呼ばれている現象)。何人かの著者らによれば、隆起 の出現は、フィルムが特に組織された構造であるときフィルムの残りの部分に対 して非配向的な粒子の区域が存在することに関連づけられるという(D.B.Knorr ,Materials Research Society,Symposium Proceedings,Vol.309,1993,p.75 -86)。最後に、他の著者らは隆起の形成を、特殊な配向の、非常に大きな可動 性を有する粒子の特定の結合の存在に起因する、特定の粒予の異常な成長現象に 結びつけている(K.Rajan,Electrochemical Society Proceeidings,Vol.95-3 ,1995,p.81-93)。 この問題を解決するために、特に集積半導体回路の分野において、多層相互接 続回路、すなわちアルミニウム合金と耐熱性金属の薄い交互の層で形成された回 路の使用が提案された。例えば、米国特許US4 673 623はアルミニウ ム合金(Al+1%Si)とチタンまたはタングステンが交互になった複数の層 の使用を推奨している。Xerox社の欧州特許出願第681 328によれば 、好適には交互の層のそれぞれの厚みは小さな値かつ隆起出現の臨界値末満の値 に制限される。IBM社の特許US5 171 642は、好適には0.5%の Cuを含有するアルミニウム合金と、TiAl3などの、金属間化合物を形成す るようにアルミニウムと反応した、好適にはチタンなどの、耐熱性金属が交互に なった層の使用を提案している。さらに特許US5 202 274によってA l−Si,Al Pd、Al−Ni、Al−GeまたはAl−Wなどのアルミニ ウム合金製導体の上に酸化アルミニウム層を形成することを提案した。しかしな がら、これらの解決法によって得られ、隆起形成に対する十分な耐性を提供する 多層相互接続回路は、電気抵抗が高く、最良の場合では、3.3μΩ・cmを超 える。これらの解決法には、製造工程が複雑になるという欠点もあり、そのこと が、かなり大きく、さらには断念せざるを得なくなるほど製造コストに重い負担 となる。 電子移動による劣化の問題を解決するために、超高集積回路に用いられたのと 同じ、Al+0.5%Cu、Al+0.1%Cu+0.15%Ti、Al+0. 5%Cu+1%Siなどの合金を使用することも提案された。同様に、Taが1 2%の合金、またはTiとBの組合せ含有率が高い、したがって、TiB2金属 間沈殿物が豊富な(およそ500ppm)合金、あるいはさらにNdが重量で1 0%の合金などの、隆起の出現を制限することのできる添加元素を多量に含む特 殊合金の利用が提案された。 しかしながら、充填物のある合金、すなわち耐熱性元素の含有率が高い、ある いは添加元素の充填率が高いこれらの合金は標的の製造の際に、その清浄度を増 大させることを可能にする条件において、すなわち合金フィルム内のエッチング の際に食刻できない粒子の付着や化学的に異質なフィルムの形成などの、エッチ ングを阻害する欠点をその後防止するために必須である、気体および/または炭 化物、窒化物および酸化物などの、非金属介在物の低い含有率と、巨視的にも微 視的にも均質な組成という条件で、製錬および/または鋳造がきわめて困難にな る。 特に、反応性の高い、ネオジムなどの希土類を含有する合金は、酸化物、炭化 物、などの有害な耐熱性介在物が存在しないことを同時に保証しながら製錬し、 連続鋳造で鋳造することがきわめて困難である。これらの介在物は、標的の使用 の際に、局部的な微小アークの形成を、また結果的に、金属被覆フィルムの上、 および中に粒子または小滴の付着を招き、それがその後エッチングの大きな欠陥 を引き起こす。 他方、充填された合金も、抵抗率を抑えようとすると存在が避けられない金属 間沈着物の存在によってエッチングがかなり困難になる。この困難は銅を含有す る合金で特に発生する。実際、アルミニウムのエッチングに適した食刻剤はエッ チングの食刻の際に合金内に存在する銅と反応し、揮発が困難で通常の洗浄溶剤 に溶けにくい塩化物やフッ化物などの化合物を生成する。くわえて、銅はエッチ ングの寸法に比較してそれらのサイズが大きいときにエッチングの障害になるよ うなAl2Cuの沈着物を形成する。 フィルムの均質性の基準も、基盤が大型になるにつれていっそう大きな重要性 を持つ、なぜなら標的の寸法は一般的に基盤のそれに応じて大きくなるからであ る。実際、フィルムの均質性は、粒子の細かさ、標的の有効体積全体の中の組成 の均質性と均一性に依存し、合金が充填されているとき大きな寸法の標的内では 実現が困難になる。ところで、TaおよびTiB2を含有する合金のなどのよう に耐熱性添加物が充填された合金は完全溶融温度が極めて高く、鋳造品内の局部 的 分離なしに、合金元素の非常に均質の分布を保証するのに唯一適した、連続鋳造 の従来の方法による大きな寸法のブランク鋳造の際に重大な問題が課される。 くわえて、充填された合金の電気抵抗率は、金属被覆の後に熱処理した場合で も、純粋アルミニウムのそれよりもはるかに高い。実際、使用または予定されて いる合金の抵抗は熱処理の後でも一般的に3μΩ・cmを超える。したがって、 モニターを使用したときのエネルギー消費量はより大きくなり、とりわけ電池を 電源とする可搬式システムの連続使用時間が減少することになる。抵抗が増大す ると要素ピクセルのコマンドトランジスタを制御する電気パルスに対する応答遅 延も増大することになり、それは高速の画像更新を必要とするビデオ平面スクリ ーンなどの用途分野では特に障害となる。 最後に、これらの合金はたいていの場合、製造コストが高くなりすぎて、断念 せざるを得なくなる。 したがって、出願人は熱処理の際の隆起と穴の出現を大幅に減少させ、同時に 純粋アルミニウムのそれに近い電気抵抗とエッチング条件を示し、組成の高い均 質性と同様に、溶解気体と介在物の低い含有率を保証することのできる条件にお いて容易に製錬できるようなアルミニウム合金を研究した。 発明の説明 本発明の第1対象は電子回路の相互接続回路の実現のための陰極スパッタリン グ標的において、その有効部分、すなわち陰極スパッタリング作業の際に除去さ れることができる標的の体積が、電気抵抗が20℃で3μΩ・cm未満でありな がら、再結晶温度が室温よりもはるかに高い、すなわち約20℃よりもはるかに 高い、銅と鉄を同時に含有する高純度のアルミニウム合金で構成されることを特 徴とする標的である。 もっと正確には前記高純度アルミニウム合金はアルミニウム以外の元素の総含 有率が重量で0.1%未満であり、 ・特に、CuとFeのような合金元素の含有率が、合金の開始再結晶温度が、1 50℃以上で、さらに好適には200℃以上となる含有率; ・Cu含有率が好適には5ppm以上で、1000ppm以下であり、さらに好 適には15ppm以上で、300ppm以下である; ・Fe含有率が好適には2ppm以上で、60ppm以下であり、更に好適には 3ppm以上で、30ppm以下である; ・アルミニウム以外の元素、特に合金元素と不純物の含有率が、完全に再結晶し た大きな標本で測定したとき、合金の電気抵抗が20℃で2.85μΩ・cm未 満になる含有率である: ことを特徴とする。 「焼き直し」状態とも呼ばれる完全に再結晶した状態での抵抗は、好適には平 面スクリーンモニターの製造の既知の方法で達する最高温度を超える、400℃ 以上の温度で30分以上熱処理した後測定される。 再結晶温度は開始再結晶温度Tcと呼ばれる温度を用いる、再結晶の開始によ って、あるいは終了再結晶温度Tfと呼ばれる温度を用いる、再結晶の終了によ って定義される。以下の説明において、開始再結晶温度Tcはそれを超えると圧 延による83%の厚み減少(全体的変形εが2に相当)に相当する冷鍛を受けた 標本がこの温度で15分間保持された後、10%を超える再結晶粒子を有する温 度と定義され、終了再結晶温度Tfはこの温度で15分間保持した後冷鍛粒子が 90%を超える再結晶に至る最低温度と定義される。 その研究の過程で、出願人は実際に意外なことに、極めて高い純度のアルミニ ウム合金が付着させたフィルムの表面に隆起を形成する傾向は、実際は再結晶現 象に結びつけられるらしいことを発見した。隆起や穴の出現に至った合金の再結 晶温度は一般的に200℃未満であり、したがって、金属被覆の通常の温度未満 かほぼ同じである。ただし、この関係の基礎にあるメカニズムはまだ解明されて いない。 本発明による合金の組成ならびに冶金学的状態は、したがって、電気抵抗を非 常に低い値、かつ超純粋アルミニウムのそれにきわめて近い値、すなわち20℃ で3.0μΩ・cmよりはるかに低い、完全再結晶状態の大きな標本で20℃で 測定したとき、好適には2.85μΩ・cm以下に維持することを可能にしなが ら、隆起の出現率とサイズを大幅に減少させるように、前記合金の開始再結晶温 度Tcが好適には150℃以上で、さらに好適には200℃以上になるようなも のとする。 出願人はさらに、合金要素としてFeとCuが、微量ではあるがそれぞれ重量 で数ppmを超える量で同時に存在するとき純度が高いアルミニウムの再結晶化 温度を大幅に引き上げることが可能であることを確認した(図1と2)。鉄と銅 の間のこの相互作用は全く意外なものであり、それぞれが、別個に作用したとき は、はるかに低い効果しかない。この様な振る舞いは再結晶化の従来の理論に従 うものではなく、この分野で認められている事実に対応せず、例えば、固溶体の ほとんど全ての元素は100ppm未満の濃度においてさえも大幅に、再結晶温 度を上昇させるはずだという事実に対応しない(特にJ.E.Hatch刊行の”Alumin ium−Properties and physical metallurgy”1984,p.120参照)。 本発明による合金の合金元素と不純物の含有率もエッチングの質を損なったり (特にその大きさがフィルム厚みの約15%を超えるとき)、これらのエッチン グ形成の障害を引き起こしたりする可能性のある沈着物の形成の恐れがあるので 制限される。 透過型電子顕微鏡による顕微鏡検査によって、本発明による合金によって、つ ぎに400℃で熱処理された金属被覆フィルム内に存在するAl2Cuの金属間 沈着物の数は、Cu含有率が1000ppm以下の場合には非常に低く、含有率 が300ppm以下の場合には全く存在しないことがさらに明らかにされた。 Fe含有率も、鉄の大半がアルミニウム内の固溶体内に残存し、Al3Feお よびAl6Feなどの、鉄の中に含まれるいくつかの沈着物の数と大きさが限定 されるように制限される。Feが60ppmを超えると、例えば、湿式エッチン グ作業の際に、アルミニウム合金内の相互接続が腐食する可能性が急激に増大す ることが認められる。この影響はFeが30ppmを超えるあたりから検出され 始める。 FeとCuの少ない含有率について、本発明の有利な変型によれば、合金はさ らに合金元素としてSiを含有している。特に、Cu含有率が50ppm未満で Fe含有率が20ppm未満のとき、Siの含有率が2ppmと30ppmの間 に含まれるのが有利である。Cu、FeとSiの含有率も、開始再結晶温度が1 50℃を超え、好適には200℃を超え、また20℃で焼き直し状態での抵抗が 2.85μΩ・cm以下になるような含有率である。 実際、出願人は前述の値に制限されたFeまたはCuの含有率について、Si の存在が、わずかではあるが、再結晶温度の上昇に貢献することを認めた。例と して、表1は、50ppmと20ppmにそれぞれ制限された銅と鉄の含有率に ついて、不純物、すなわち合金元素Fe、CuとSi以外の元素の総含有率が0 .01%未満のときの、珪素のわずかな含有の影響を示している。したがって、 鉄と銅の低含有率で認められる珪素の補足効果は、鉄と銅の含有率がそれぞれ2 0ppmと50ppmに達したときに弱まる。 本発明の有利な変型によれば、スパッタリング標的の粒子寸法の十分な精錬を 保証し、それによって標的の有効部分の摩耗表面を均一化するように、合金製錬 方法は、好適には、合金内のチタン含有率が20ppmと80ppmの間で、硼 素の含有率が4ppmを超え、Bの含有率が、Ti/B重量比が2.5と10の 間に含まれるような含有率であり、精錬元素としてのTiとBの同時添加によっ て構成される精錬を含む。 本発明の別の変型によれば、合金は本発明による合金製の相互接続回路と併置 された他の層の間の界面と接着特性、相互接続の耐食性、および必要に応じて相 互接続の表面に形成された酸化アルミニウム層の誘電力を特に向上させることを 可能にする、5ppmを超え、0.05%未満の含有率で、希土類などの、補足 合金元素を含んでいる。 不純物、すなわち合金および精錬元素以外の元素の総含有率は、サイズが10 μmをこえる金属間沈着物の形成のいっさいの恐れを防止するように、また固体 アルミニウムにきわめて溶けやすい元素については、合金の抵抗を下げるように 、好適には0.01%未満である。 好適には、本発明による合金のアルカリ不純物(Li、Na、K、Rb、Cs) の総含有率は0.0005%未満である。アルカリ性不純物含有率は、他の材料 との界面に向かう、特に相互接続線に沿った、それらのきわめて高速の転移とい う事実のためにそれらが持つことのあるきわめて有害な影響によって制限される 。 本発明による合金は合金元素と、場合によっては、選択された精錬元素を好適 には4Nを超える(すなわち、アルミニウムが99.99%を超える)、さらに 好適には4N7を超える(すなわちアルミニウムが99.997%を超える)極 めて高い純度のアルミニウムマトリックスに添加することによって得ることがで きる。 本発明による標的の有効部分は有利には本発明による合金製の鋼板の圧延によ って得られる。金属の大きな等方性が得られるように、すなわち構造を除去して 、そのことは標的の表面上の均一な摩耗速度を助長するが、圧延条件は再結晶化 が圧延の間に、すなわちもっと正確には鋼板が圧延ロールの間を通過する際に、 あるいは通過の直後に実施されるような条件とする。この圧延の際の再結晶化は 好適には、Tfが合金の終了再結晶温度であるときTf+50℃を超える温度で 圧延を実施することによって得られる。圧延は好適には交差して実施され、圧延 のそれぞれのパスによって厚みが20%以上減少する。くわえて、好適にはそれ ぞれのパスの間の待機時間は鋼板の少なくとも50%以上の再結晶化を可能にす る。 好適には本発明による標的の有効部分は大きさが0.7mmを超える内部の裂 け目がいっさいなく、有効金属、すなわち陰極スパッタリング作業の際に除去さ れることができる金属の1立方デシメートルあたり200μmを超える大きさの 内部の裂け目が10未満である。これらの制限によって、陰極スパッタリングに よる金属被覆化の作業中に起こる標的から引き剥がされた粒子と小滴の再付着に よって引き起こされるエッチングの欠陥の出現の頻度が、全く十分なレベルで維 持される。 標的の有効部分の内部健全性、すなわち内部の裂け目の数と大きさは有利には 超音波検査によって好適には出願人の名義のフランス特許出願第96 0199 0号によって周知の方法に従って8MHz以上の周波数で評価される。 さらに好適には、有効金属は、組成の面でも厚みの面でも付着させたフィルム の均質性が十分であるように、および、標的の有効部分の非常に均一な摩耗が得 られるように、粒子の寸法が2mm未満である。 本発明はさらに電気相互接続回路であって、本発明によるアルミニウム合金製 の相互接続層を1つ以上備え、前記層が好適には本発明による標的から陰極スパ ッタリングによって得られ、そのために、優れたエッチング適性と純粋アルミニ ウムに近い低い固有抵抗を温存しながら、非合金アルミニウムのそれに対してき わめて改善された再結晶耐性を示すことを特徴とする層も対象とする。 図面 図1は、開始再結晶温度Tcに対する本発明によるアルミニウム合金のCu、 およびFe含有率の影響を示している。CuとFe以外の元素の総含有率は0. 01%以下である。 図2は終了再結晶温度Tfに対する本発明による合金のCuおよびFe含有率 の影響を示している。CuとFe以外の元素の総含有率は0.01%以下である 。 実施例 実施例1 Feの含有率が8ppm、Cu含有率が40ppmになるようにわずかな量の FeとCuを添加した純度が99.998%の精製アルミニウムからアルミニウ ム合金約4.6トンを、電気加熱炉内で、製錬した。得られた合金は9ppmの Siも含有していた。 得られた合金をつぎに断面が500mm×1055mm、長さが3200mm の圧延板の形に鋳造した。鋳造の間、合金は、溶融水素と介在物の含有率を下げ るように連続した2つのポケット内を通して処理した。第一のポケットは出願人 が開発したALPUR法(登録商標)による、アルゴン注入ローターを備えたガ ス抜きポケットであった。第二のポケットは同じく出願人が開発し、PECHI NEY DBF(Deep Bed Filter)という名前で知られている方法による、平板 状アルミナの砂利の深床式濾過ポケットであった。 次に、板は板の脚部と頭部の隆起部分を除去するように裁断され、その長さは 2400mmに調整された。 また、固化金属のマクロ組織構造と気体含有率を検査するために、板の頭部と 脚部で、鋳造軸に垂直に薄片が採取された。これらの試験から、極めて粗大なマ クロ組織構造(すなわちセンチメートル大の断面の、固化の前面に対して垂直に 沿った粒子)と、製品の芯に収縮した軽い多孔性と、0.07ppm未満の水素 含有率が明らかになった。 この様に裁断されたこの板の大きな面はつぎに、鋳造皮と玄武岩細粒子の表皮 部分をそこから除去するように、面あたり約8mmをフライス削りによって剥が した。この様にして剥がされた板はつぎに気体の再混入を防止しながら顕微鏡レ ベルでその組成を均質化するように乾燥雰囲気内で電気炉内で580℃に32時 間おいて均質化された。この板はつぎに炉内で、環境空気にさらして、500℃ まで冷却し、可逆式圧延機の送り台の上に置き、その厚みが75mmに減少する まで、数回のパスで、鋳造軸に平行に圧延した。この圧延の最初の段階を終わっ た後、帯の温度は約460℃であった。 長さが約15.50mの、圧延の作業が終わった帯は、つぎに帯の頭部と脚部 の25cmの帯を除去した後、長さが1mの断片にせん断によって切り分けられ た。 それぞれの断片の大きな面に垂直な軸の周囲で90度回転した後、これらの断 片のそれぞれは、その厚みが12.5mmに減少するまで、先の圧延方向に垂直 な圧延方向にそって(いわゆる「交差」圧延)、複数のパスで高温で直ちに再圧 延した。圧延のこの第二段階が終わったとき、帯の温度は、圧延パスの程度に応 じて、370℃と410℃の間であった。 この様にして得られた厚み12.5mm、幅1000mm、長さ6.3mの1 5の帯を、後で陰極スパッタリング標的に加工できるような、厚み12.5mm 、幅1000mm、長さ900mmの90の鋼板が得られるように剪断によって 再度切断した。 再結晶温度の測定は初期の精製アルミニウム上とCuとFeを添加した後得ら れた合金上で実施した。これらの測定によって、一方では初期精製合金の開始お よび終了再結晶温度が25℃未満であり、他方では得られた合金の開始および終 了再結晶温度がそれぞれ250℃と320℃であることが確認できた。 鋼板標本に対する顕微鏡検査も実施して、得られた鋼板の粒子の大きさが均質 から微細で、大きな面に平行に2mm未満であり、これに平行に平坦化されてい ることがわかった。比較すると、鋳造軸に平行に圧延しただけの帯では圧延方向 に沿った粒子が最大3mmに達し、さらに圧延構造の残留、すなわち圧延方向に 偏った配向が認められた。 補足的顕微鏡試験では金属間沈着物がないことがわかった。 鋼板から採取した再結晶標本で、20℃で測定した、金属の抵抗は2.70μ Ω・cmを超えなかった。 これらの圧延、切断、ついで冷却作業の後で、それぞれの鋼板は周波数10M Hzで、浸漬超音波検査にかけ、記録した超音波反響を直径300μmの平坦な 底のそれと比較した。これらの測定によって鋼板を検査した金属の1立方デシメ ートルあたり200μmを超える等価サイズの反響数によって、10を超える反 響を示すもの(8枚)、2から10の反響を示すもの(27枚)、2未満の反響 を示すもの(55枚)の3つの区分に分類することができた。 これらの試験に続いて、これら3つの区分のそれぞれから1枚の鋼板を採取し 、厚みを10mmに減らすためにダイアモンドのツールで表面加工し、ついで最 終的な板の寸法が790mm×880mm×10mmになるように側面を加工し た。これらの板を、陰極スパッタリング標的製作の既知の技術によって、電気的 接続媒体および冷却媒体に接続した。 これら3つの標的は、非常に高い(5N)のアルミニウムベースの相互接続の 製造に通常用いられる技術に従って、平面スクリーンの生産に適した寸法550 ×650mmのガラス基盤の金属被覆に用いられた。付着の間の基盤温度は20 0℃、すなわちTc未満であり、不動態化は320℃で、すなわちTcに近い温 度で実施された。 光学顕微鏡検査による、製造検査でこのとき、試験にかけた3つの標的につい て、隆起出現頻度は、FeとCuをそれぞれ2ppm未満含有する超高純度のア ルミニウム製の標的によって金属被覆したモニターについて観察された頻度のお よそ2分の1未満であり、特にこれらの隆起の高さが大幅に減少し、最大高さが 0.5μmから0.2μmになることが示された。くわえて、本発明によるアル ミニウム合金フィルムの粒子サイズは大幅に小さくなり、非ドーピング5Nアル ミニウムで観察されたもののおよそ3分の1になった。 高さが0.2μmに満たない隆起はスクリーン製造作業の後工程に完全に許容 できるものと見なされ、反対に高さが0.3μmを、さらには0.4μmを超え る隆起は致命的であることが多いが、それはアルミニウム合金または純粋アルミ ニウム製の相互接続の表面に後から付着または形成されるフィルムの厚みを超え るからである。 しかしながら第一の区分に属する(すなわち有効金属の1立方デシメートルあ たり200μmを超える寸法の欠陥を10以上含む)標的から製造したモニター は、他の2つの標的から製造したモニターのそれをはるかに超える数のエッチン グ欠陥を示し、そのため10%を超える製造されたモニターが不良品になった。 これらのエッチング欠陥は、金属被覆作業の際に微小アークが出現して標的から 引き剥がされた液滴が、アルミニウムフィルムの上に、再付着したことに結びつ けられた。 実施例2 鋳造の際のアルミニウム合金製錬手順を除いて、実施例1と同じ条件で試験を 実施した。 鋳造の際に、重量で5%のTiと1%のBを含有する高純度アルミニウム合金 線を用いて、液体金属内に連続してBとTiの添加を実現した。ワイヤ導入速度 は鋳造合金内のTi含有率が50ppm程度、Bの含有率が10ppm程度にな るように調整した、すなわち鋳造金属1トンあたり1kgの合金ワイヤを導入し た。 粗板の両端の裁断の際に採取したマクロ組織薄片から、このとき前述の実施例 よりもはるかに微細な金属の顆粒構造と板の中心部分の収縮した孔の大幅な減少 が明らかになった。 圧延の後で、実施例1と同一の条件で、鋼板の粒子はやはりより微細であり、 その直径はどの方向でも1mmを超えなかった。鋼板の標本で測定した抵抗は2 0℃で2.80μΩ・cmを超えなかった。さらに、超音波検査では製造した9 0枚の鋼板の中の2枚だけが金属1立方デシメートルあたり200μmを超える 等価なサイズの10を超える反響を示した。 実施例1と同一の手順に従って、この合金から製造し、おなじく同一の条件で 試験した標的で得られた結果は、隆起出現頻度とそのサイズに関して若干改善さ れ、これと平行して、400℃で不動態化処理した後のフィルムの粒子のサイズ もより小さくなることが確認された。 これらの試験から微量のBとTiを同時に添加する精錬は、本発明が対象とす る特徴を温存しながら、さらにはそれらを若干改善しながら、内部の裂け目の数 とサイズに関して満足できる鋼板の比率を大幅に増加させることを可能にするこ とが示された。 利点 したがって、出願人が実施した試験は、意外なことに、また既知の教示とは反 対に、きわめて低い電気抵抗と大きなエッチング適性を始めとして、超高純度ア ルミニウムに近い使用特性を示しながら、これらの合金から陰極スパッタリング によって得られたフィルムの表面の隆起と穴の出現を大幅に制限することを可能 にする、特定の元素をわずかに含むアルミニウム合金の成分変化を設計すること が可能であることを示している。 微量ではあるが、それぞれ重量で数ppmを超える量のFeとCuが同時に存 在することによって、電気抵抗を非常に低く、超高純度アルミニウムのそれにき わめて近い値、すなわち20℃で3.0μΩ・cmよりはるかに低い値に維持す ることを可能にしながら、きわめて純粋なアルミニウムに対して再結晶温度の大 幅な上昇との関連して、隆起の出現率とサイズを大幅に減らすことを可能にする 。 本発明による標的は技術を変更することなしに陰極スパッタリングによる金属 被覆の既知の方法に使用が可能であり、超高純度のアルミニウムに使用される条 件と同じ条件でエッチングを可能にする。 本発明による相互接続回路は、隆起形成に対する高い耐性のほかに、非合金の 超高純度アルミニウムで得られる抵抗と同等の電気抵抗を示し、非常に微細な粒 子を有し、再結晶温度が高いので超純粋アルミニウム(5Nを超える)のそれよ りも優れたこの微細さでの耐熱性を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュナル,ブリューノ フランス共和国,エフ―38960 サン―テ ティエンヌ―ドゥ―クロッセイ,ロティッ スマン リヴォワール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電子回路の相互接続回路の実現のための陰極スパッタリング標的において、 その有効部分、すなわち陰極スパッタリング作業の際に除去され得る前記標的の 体積が、アルミニウム以外の元素の総含有率が重量で0.1%未満であり、 ・CuとFeを始めとする合金元素の含有率が、前記合金の開始再結晶温度が1 50℃以上となる含有率で; ・Cu含有率が5ppm以上で、1000ppm以下であり; ・Fe含有率が2ppm以上で60ppm以下であり; ・アルミニウム以外の元素、特に合金元素と不純物の含有率が、完全に再結晶し た大きな標本で測定したとき、前記合金の電気抵抗が、20℃で2.85μΩ・ cm未満になる含有率である: 高純度アルミニウム合金から成ることを特徴とする標的。 2.請求項1に記載の標的において、合金元素の含有率が前記合金の開始再結晶 温度が200℃以上になるような含有率であることを特徴とする標的。 3.請求項1と2のいずれか一つに記載の標的において、前記合金のCu含有率 が15ppm以上で300ppm以下であり、前記合金のFe含有率が3ppm 以上で30ppm以下であることを特徴とする標的。 4.請求項1から3のいずれか一つに記載の標的において、前記合金のCu含有 率が50ppm未満であり、前記合金のFe含有率が20ppm未満であり、前 記合金のSi含有率が2ppmと30ppmの間に含まれることを特徴とする標 的。 5.請求項1から4のいずれか一つに記載の標的において、前記合金がTiとB も含有し、Ti含有率が20ppmと80ppmの間に含まれ、B含有率が4p pmを超え、硼素に対するチタンの重量比率(Ti/B)が2.5と10の間に 含まれることを特徴とする標的。 6.請求項1から5のいずれか一つに記載の標的において、前記合金の不純物総 含有率が0.01%未満であることを特徴とする標的。 7.請求項1から6のいずれか一つに記載の標的において、前記合金のアルカリ 不純物(Li、Na、K、Rb、Cs)の総含有率が0.0005%未満である ことを特徴とする標的。 8.請求項1から7のいずれか一つに記載の標的において、前記標的の有効部分 は大きさが0.7mmを超える内部の裂け目がいっさいなく、有効金属、すなわ ち陰極スパッタリング作業の際に除去され得る金属の1立方デシメートルあたり 200μmを超える大きさの内部の裂け目が10未満であることを特徴とする標 的。 9.請求項8に記載の標的において、有効金属が2mm未満の粒子を有すること を特徴とする標的。 10.陰極スパッタリング標的の有効部分を得るための方法において、請求項1 から7のいずれか一つに記載のアルミニウム合金製の鋼板の圧延作業を含み、金 属の大きな等方性を得るために、Tfが鋼板を構成する合金の終了再結晶温度で あり、それぞれの圧延パスによって厚みが少なくとも20%減じるとき、圧延作 業がTf+50℃を超える温度で交差して実施されることを特徴とする方法。 11.電気相互接続回路であって、請求項1から7のいずれか一つに記載のアル ミニウム合金製の相互接続層を少なくとも1つ備えていることを特徴とする回路 。 12.電気相互接続回路であって、請求項1から9のいずれか一つによる標的の 陰極スパッタリングによって実現されたアルミニウム合金製の相互接続層を少な くとも1つ備えていることを特徴とする回路。
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