JP2001358088A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001358088A
JP2001358088A JP2000179252A JP2000179252A JP2001358088A JP 2001358088 A JP2001358088 A JP 2001358088A JP 2000179252 A JP2000179252 A JP 2000179252A JP 2000179252 A JP2000179252 A JP 2000179252A JP 2001358088 A JP2001358088 A JP 2001358088A
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gate electrode
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Hirotaka Mori
浩高 森
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
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    • H01L21/823828Complementary field-effect transistors, e.g. CMOS with a particular manufacturing method of the gate conductors, e.g. particular materials, shapes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デュアルゲートの各ゲートにイオン注入された
不純物が相互に拡散することがなく、トランジスタの特
性が劣化することのないようにする。 【解決手段】p型ゲート22及びn型ゲート23に跨る
ように形成されたゲート電極メタル膜24を長くしてい
るので、各ゲートにイオン注入された不純物が相互に拡
散することがなく、トランジスタの特性が劣化すること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、デュアル(dual)ゲ
ートを有する半導体装置においては、ポリシリコン(P
oly−Si)膜にB又はBF2 をイオン注入(インプ
ラ)したp+ 領域と、P又はAsをイオン注入したn+
領域を形成し、その後、前記ポリシリコン膜上に、例え
ばWSi2 (タングステンシリサイド)の薄膜からなる
ゲート電極メタル膜を前記p+ 領域及びn+ 領域に跨る
ように形成し、p+ ゲートとn+ ゲートとが隣接して存
在する構造を有する。
【0003】ここで、前記p+ ゲートとn+ ゲートの間
には、イオン注入されていない幅の狭い直線状の領域が
存在する。
【0004】図2は前記従来の半導体装置におけるデュ
アルゲートの製造工程断面図、図3は前記従来の半導体
装置におけるデュアルゲートの斜視図である。
【0005】図2(a)に示されるように、シリコン基
板等の半導体基板10上に形成されたポリシリコン膜1
1に、B又はBF2 をイオン注入してp+ 領域12を、
また、P又はAsをイオン注入してn+ 領域13を形成
する。次いで、図2(b)に示されるように、例えばW
Si2 の薄膜からなるゲート電極メタル膜14を前記p
+ 領域12及びn+ 領域13に跨るように形成する。
【0006】これにより、図3に示されるように、前記
+ 領域12及びn+ 領域13が、各々、p+ ゲート1
2及びn+ ゲート13として機能するデュアルゲートを
有する半導体装置を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の半導体装置においては、前記p+ ゲート12とn+
ゲート13とが隣接する付近で、ゲート電極メタル膜1
4を通路として、前記p + ゲート12及びn+ ゲート1
3にイオン注入された不純物が、前記ゲート電極メタル
膜14を通路として、他の領域内に相互に拡散し、トラ
ンジスタの特性が劣化してしまう。
【0008】図4は従来の半導体装置において、イオン
注入された不純物がゲート電極メタル膜14を通路とし
て他の領域内に相互に拡散する状態を示す断面図であ
る。
【0009】図に示されるように、前記p+ ゲート12
とn+ ゲート13とが隣接する付近では、前記p+ ゲー
ト12及びn+ ゲート13が近接しており、前記p+
ート12及びn+ ゲート13を結ぶゲート電極メタル膜
14の距離が短いので、前記ゲート電極メタル膜14を
通路とした場合、不純物の移動すべき距離が短く、移動
が容易である。このため、前記p+ ゲート12及びn+
ゲート13にイオン注入されたB、BF2 、P、As等
の不純物が、前記ゲート電極メタル膜14を通路とし
て、他のゲート内に容易に拡散してしまう。
【0010】そして、前記p+ ゲート12及びn+ ゲー
ト13にイオン注入された不純物が、他の領域内に相互
に拡散すると、前記p+ ゲート12及びn+ ゲート13
は所定の特性を発揮できず、トランジスタの特性が劣化
してしまう。
【0011】本発明は、前記従来の半導体装置の問題点
を解決して、デュアルゲートの各ゲートにイオン注入さ
れた不純物が相互に拡散することがなく、トランジスタ
の特性が劣化することのない半導体装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の半
導体装置においては、p型ポリシリコンゲートと、n型
ポリシリコンゲートと、前記p型ポリシリコンゲート及
び前記n型ポリシリコンゲートに跨るように形成された
ゲート電極メタル膜とを含むデュアルゲートを有し、前
記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリコンゲ
ート内の不純物の拡散通路としての前記ゲート電極メタ
ル膜が距離を長い。
【0013】本発明の他の半導体装置においては、p型
ポリシリコンゲートと、n型ポリシリコンゲートと、前
記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリコンゲ
ートに跨るように形成されたゲート電極メタル膜とを含
むデュアルゲートを有し、前記p型ポリシリコンゲート
及び前記n型ポリシリコンゲート内の不純物の拡散通路
としての前記ゲート電極メタル膜の拡散抵抗が大きい。
【0014】本発明の更に他の半導体装置においては、
p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシリコンゲート
と、前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリ
コンゲートに跨るように形成されたゲート電極メタル膜
とを含むデュアルゲートを有し、前記p型ポリシリコン
ゲート及び前記n型ポリシリコンゲート内の不純物の通
路としての前記ゲート電極メタル膜に前記不純物を吸収
する領域が接続されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態における
デュアルゲートの断面図、図5は本発明の第1の実施の
形態におけるイオン注入された不純物がゲート電極メタ
ル膜を通路として他の領域内に相互に拡散する状態を示
す断面図である。
【0017】本実施の形態において、半導体装置は、図
1に示されるように、p型ポリシリコンゲートとしての
+ ゲート22及びn型ポリシリコンゲートとしてのn
+ ゲート23からなるデュアル(dual)ゲートを有
する。前記デュアルゲートは、シリコン基板等の半導体
基板20上に形成されたポリシリコン(Poly−S
i)膜21にB又はBF2 をイオン注入(インプラ)し
てp+ 領域を、また、P又はAsをイオン注入してn+
領域を形成し、次いで、例えばWSi2 (タングステン
シリサイド)の薄膜からなるゲート電極メタル膜24を
前記p+ 領域及びn+ 領域に跨るように形成することに
より得ることができる。ここで、前記p+領域及びn+
領域は、各々、p+ ゲート22及びn+ ゲート23とし
て機能する。
【0018】さらに、前記p+ ゲート22及びn+ ゲー
ト23の間に、B、P、As等の不純物をイオン注入し
ていないノンドープ(Non−dope)のポリシリコ
ン領域からなる長いゲート電極領域21を形成し、前記
+ ゲート22及びn+ ゲート23の間隔が広くなって
いる。ここで、前記ゲート電極領域21の長さaは、5
0〔μm〕以上であることが望ましい。
【0019】図5に示されるように、前記p+ ゲート2
2及びn+ ゲート23にイオン注入されたB、BF2
P、As等の不純物が拡散する場合、前記ゲート電極メ
タル膜24が前記不純物の通路となるが、前記p+ ゲー
ト22及びn+ ゲート23の間に、ノンドープのポリシ
リコン領域からなる長いゲート電極領域21が形成され
ているので、前記不純物の拡散通路としてのゲート電極
メタル膜24の距離が長くなり、前記不純物は他のゲー
ト内に拡散し難い。
【0020】ここで、ゲート電極メタル膜24がWSi
2 の薄膜からなる場合には、WSi 2 膜中の不純物拡散
速度が低いので、通常、半導体装置の製造プロセスにお
いて使用される最高熱処理温度である1000〔℃〕程
度に加熱しても、前記p+ ゲート22及びn+ ゲート2
3にイオン注入された不純物が拡散して他方のゲートに
到達する量は極めて少ない。
【0021】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート22及びn+ ゲート23の間にノンドープのポ
リシリコン領域からなる長いゲート電極領域31が形成
され、不純物の通路となるゲート電極メタル膜24の距
離が長いので、各ゲートにイオン注入された不純物が相
互に拡散することがなく、トランジスタの特性が劣化す
ることがない。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0023】なお、第1の実施の形態と同じ構造のもの
及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0024】図6は本発明の第2の実施の形態における
デュアルゲートの断面図、図7は、本発明の第2の実施
の形態においてイオン注入された不純物がゲート電極メ
タル膜を通路として他の領域内に相互に拡散する状態を
示す断面図である。
【0025】本実施の形態において、デュアルゲートを
形成するには、先ず、シリコン基板等の半導体基板40
上に形成されたポリシリコン膜41に、B又はBF2
イオン注入してp+ 領域であるp+ ゲート42を、ま
た、P又はAsをイオン注入してn+ 領域であるn+
ート43を形成する。
【0026】次いで、全面に絶縁膜であるSiN膜を厚
さ100〔Å〕程度、例えばプラズマCVD法により形
成する。その後、ホトリソグラフィー技術を使用したエ
ッチングにより、前記SiN膜をパターニングして、図
6に示されるように、p+ ゲート42とn+ ゲート43
とが隣接する領域に跨るようにSiN膜44を残し、次
いで、その上に、例えばWSi2 の薄膜からなるゲート
電極メタル膜45を形成する。
【0027】図7に示されるように、前記p+ ゲート4
2及びn+ ゲート43にイオン注入されたB、P、As
等の不純物が拡散する場合、前記ゲート電極メタル膜4
5が前記不純物の通路となるが、前記p+ ゲート42と
+ ゲート43とが隣接する領域に跨るように、絶縁膜
であるSiN膜44が形成され、前記不純物が前記ゲー
ト電極メタル膜45に侵入する場所が離れているので、
前記不純物の通路としての前記ゲート電極メタル膜45
の距離が長くなり、前記不純物は他のゲート内に拡散し
難い。
【0028】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート42及びn+ ゲート43とが隣接する領域に跨
るように、絶縁膜であるSiN膜44が形成されている
ので、各ゲートにイオン注入された不純物が相互に拡散
することがなく、トランジスタの特性が劣化することが
ない。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0030】なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構
造のもの及び同じ方法については、その説明を省略す
る。
【0031】図8は本発明の第3の実施の形態における
デュアルゲートの断面図、図9は本発明の第3の実施の
形態においてイオン注入された不純物がゲート電極メタ
ル膜を通路として他の領域内に相互に拡散する状態を示
す断面図である。
【0032】本実施の形態においては、前記第2の実施
の形態におけるSiN膜44に代えて、WN膜51を、
図8に示されるように、p+ +ゲート42とn+ +ゲー
ト43とが隣接する領域に跨るように形成し、次いで、
その上に、例えばWSi2 の薄膜からなるゲート電極メ
タル膜52を形成する。なお、前記WN膜54の厚さは
100〔Å〕程度である。
【0033】図9に示されるように、前記p+ ゲート4
2及びn+ ゲート43にイオン注入されたB、P、As
等の不純物が拡散する場合、前記ゲート電極メタル膜5
2が前記不純物の通路となるが、前記p+ ゲート42と
+ ゲート43とが隣接する領域に跨るように、前記不
純物に対するバリヤー性を有するWN膜51が形成さ
れ、前記不純物が前記ゲート電極メタル膜52に侵入す
る場所が離れているので、前記不純物の通路としての前
記ゲート電極メタル膜52の距離が長くなり、前記不純
物は他のゲート内に拡散し難い。
【0034】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート42及びn+ ゲート43とが隣接する領域に跨
るように、WN膜51が形成されているので、各ゲート
にイオン注入された不純物が相互に拡散することがな
く、トランジスタの特性が劣化することがない。
【0035】さらに、WN膜51は導電性を有するの
で、前記第2の実施の形態よりも電気抵抗の低いゲート
電極を得ることができる。
【0036】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0037】なお、第1〜3の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0038】図10は本発明の第4の実施の形態におけ
るデュアルゲートの断面図、図11は本発明の第4の実
施の形態においてイオン注入された不純物がゲート電極
メタル膜を通路として他の領域内に相互に拡散する状態
を示す断面図である。
【0039】本実施の形態においては、前記第2及び第
3の実施の形態におけるSiN膜44及びWN膜51に
代えて、TiN膜61を、図10に示されるように、p
+ ゲート42とn+ ゲート43とが隣接する領域に跨る
ように形成し、次いで、その上に、例えばWSi2 の薄
膜からなるゲート電極メタル膜62を形成する。なお、
前記TiN膜61の厚さは100〔Å〕程度である。
【0040】図11に示されるように、前記p+ ゲート
42及びn+ ゲート43にイオン注入されたB、P、A
s等の不純物が拡散する場合、前記ゲート電極メタル膜
62が前記不純物の通路となるが、前記p+ ゲート42
とn+ ゲート43とが隣接する領域に跨るように、前記
不純物に対するバリヤー性を有するTiN膜61が形成
され、前記不純物が前記ゲート電極メタル膜62に侵入
する場所が離れているので、前記不純物の通路としての
前記ゲート電極メタル膜62の距離が長くなり、前記不
純物は他のゲート内に拡散し難い。
【0041】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート42及びn+ ゲート43とが隣接する領域に跨
るように、TiN膜61が形成されているので、各ゲー
トにイオン注入された不純物が相互に拡散することがな
く、トランジスタの特性が劣化することがない。
【0042】また、TiN膜61は導電性を有するの
で、前記第2の実施の形態よりも電気抵抗の低いゲート
電極を得ることができる。
【0043】さらに、TiはSiとの反応性が高いの
で、TiN膜61の組成をTi−rich(Tiリッ
チ)にすることによって、前記TiN膜61の下面に接
するポリシリコン膜及び上面に接するWSi2 の薄膜か
らなるゲート電極メタル膜62と軽い反応性を持たせる
ことができ、前記ポリシリコン膜、TiN膜61及びゲ
ート電極メタル膜62の密着性が高い。そのため、ポリ
シリコン膜からゲート電極メタル膜62へのSiの供給
が前記WN膜61によって妨げられる前記第3の実施の
形態より、前記ゲート電極メタル膜62は密着性が高
く、剥がれ難い。
【0044】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。
【0045】なお、第1〜4の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0046】図12は、本発明の第5の実施の形態にお
けるデュアルゲートのゲート電極メタル膜の平面図、図
13は、本発明の第5の実施の形態においてゲート電極
メタル膜の結晶粒界の状態を示す図である。
【0047】本実施の形態において、p+ ゲートとn+
ゲートとが隣接する領域に跨るようにWSi2 の薄膜か
らなるゲート電極メタル膜を形成し、次いで、ホトリソ
グラフィー技術を使用したエッチングにより、前記ゲー
ト電極メタル膜をパターニングして、図12に示される
ように、p+ ゲート上のゲート電極メタル膜71、n +
ゲート上のゲート電極メタル膜72、並びに、前記ゲー
ト電極メタル膜71及び72を連結するp+ ゲートとn
+ ゲートの中間領域上の幅の狭いゲート電極メタル膜7
3とを形成する。
【0048】ここで、前記ゲート電極メタル膜73の幅
bは、局所的に0.05〔μm〕以下になるようにす
る。
【0049】これにより、前記ゲート電極メタル膜7
1、72及び73を構成するWSi2の結晶粒界(グレ
インバウンダリー)の状態は、図13に示すようなる。
ここで、通常、半導体装置の製造プロセスにおける熱処
理により、WSi2 の結晶粒の平均直径(グレインサイ
ズ)は、0.02〜0.05〔μm〕程度となっている
ので、幅bが0.05〔μm〕以下である前記ゲート電
極メタル膜73においては、幅方向の結晶粒界が支配的
となり、該結晶粒界が竹の節のように前記ゲート電極メ
タル膜73を横切る結晶粒界構造、すなわち、バンブー
(bamboo)構造になる。ところで、前記p+ ゲー
ト及びn+ ゲートにイオン注入されたB、P、As等の
不純物がゲート電極メタル膜を通路として拡散する場
合、主にWSi2 の結晶粒界を通過するのであるから、
前記バンブー構造となった箇所においては、前記不純物
の通過は著しく妨げられる。そのため、前記不純物の通
路としての前記ゲート電極メタル膜の抵抗が大きくな
り、前記不純物は他のゲート内に拡散し難い。
【0050】このように、本実施の形態においては、ゲ
ート電極メタル膜71及び72を連結するp+ ゲートと
+ ゲートの中間領域上のゲート電極メタル膜73の幅
を極めて狭く形成するので、各ゲートにイオン注入され
た不純物が相互に拡散することがなく、トランジスタの
特性が劣化することがない。
【0051】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。
【0052】なお、第1〜5の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0053】図14は本発明の第6の実施の形態におけ
るデュアルゲートのゲート電極メタル膜の平面図、図1
5は本発明の第6の実施の形態においてゲート電極メタ
ル膜の結晶粒界の状態を示す図である。
【0054】本実施の形態において、p+ ゲートとn+
ゲートとが隣接する領域に跨るようにWSi2 の薄膜か
らなるゲート電極メタル膜を形成し、次いで、ホトリソ
グラフィー技術を使用したエッチングにより、前記ゲー
ト電極メタル膜をパターニングして、図14に示される
ように、p+ ゲート上のゲート電極メタル膜81、及び
+ ゲート上のゲート電極メタル膜82を連結するp+
ゲートとn+ ゲートの中間領域上の部分に虫食い状に複
数のスポット(欠損部)83を形成する。
【0055】ここで、前記スポット83の間の距離c
は、局所的に0.05〔μm〕以下になるようにする。
【0056】これにより、前記ゲート電極メタル膜81
及び82を構成するWSi2 の結晶粒界の状態は、図1
5に示されるようになる。ここで、通常、半導体装置の
製造プロセスにおける熱処理により、WSi2 の結晶粒
の平均直径は、0.02〜0.05〔μm〕程度となっ
ているので、前記スポット83の間の距離cが0.05
〔μm〕以下である前記中間領域上の部分においては、
バンブー構造になる。そのため、第5の実施の形態と同
様に、前記不純物の通路としての前記ゲート電極メタル
膜の抵抗が大きくなり、前記不純物は他のゲート内に拡
散し難い。
【0057】このように、本実施の形態においては、ゲ
ート電極メタル膜81及び82を連結するp+ ゲートと
+ ゲートの中間領域上の部分に虫食い状にスポット8
3を形成するので、各ゲートにイオン注入された不純物
が相互に拡散することがなく、トランジスタの特性が劣
化することがない。
【0058】また、ゲート電極メタル膜の幅は、全体と
してはそれほど狭くならないので、電気抵抗の上昇を抑
制することができ、前記第5の実施の形態よりも電気抵
抗の低いゲート電極を得ることができる。
【0059】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。
【0060】なお、第1〜6の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0061】図16は本発明の第7の実施の形態におけ
るデュアルゲートの平面図、図17は本発明の第7の実
施の形態におけるデュアルゲートの斜視図である。
【0062】本実施の形態においては、先ず、半導体基
板上に形成されたポリシリコン膜にp+ ゲート91及び
+ ゲート92を形成する。さらに、前記p+ ゲート9
1及びn+ ゲート92の間に、不純物をイオン注入して
いないノンドープのポリシリコン領域からなるゲート電
極領域を形成する。次いで、その上にゲート電極メタル
膜を形成する 次に、ホトリソグラフィー技術を使用したエッチングに
より、前記ゲート電極メタル膜及びその下のポリシリコ
ン膜をパターニングして、図16に示されるように、前
記p+ ゲート91及びn+ ゲート92の間のノンドープ
のポリシリコン領域が、図において上下の方向へ延長し
た部分93を含む、略十文字状のデュアルゲートが形成
される。
【0063】これにより、デュアルゲートは、図17に
示されるような形状となるので、前記p+ ゲート91及
びn+ ゲート92内の不純物が前記ゲート電極メタル膜
を通路として拡散する場合に、前記不純物の大部分は前
記ノンドープのポリシリコン領域が延長した部分93の
内部に吸収され、対向する位置にある他のゲート内に拡
散し難い。
【0064】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート91及びn+ ゲート92の間に、不純物を吸収
する領域として、ノンドープのポリシリコン領域が延長
した部分93が形成されているので、各ゲートにイオン
注入された不純物が相互に拡散することがなく、トラン
ジスタの特性が劣化することがない。
【0065】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。
【0066】なお、第1〜7の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0067】図18は本発明の第8の実施の形態におけ
るデュアルゲートの平面図、図19は本発明の第8の実
施の形態においてイオン注入された不純物がゲート電極
メタル膜を通路として拡散する状態を示す平面図であ
る。
【0068】本実施の形態においては、先ず、半導体基
板上に形成されたポリシリコン膜に、p+ ゲート101
及びn+ ゲート102を形成する。なお、前記p+ ゲー
ト101及びn+ ゲート102の周囲は、不純物をイオ
ン注入していないノンドープのポリシリコン領域からな
る。次いで、その上に、ゲート電極メタル膜を形成す
る。
【0069】次に、ホトリソグラフィー技術を使用した
エッチングにより、前記ゲート電極メタル膜及びその下
のポリシリコン膜をパターニングして、図18に示され
るように、前記p+ ゲート101及びn+ ゲート102
の側部の任意の位置から複数のノンドープのポリシリコ
ン領域が、図において上下の方向へ延長した部分103
を含む、略ムカデ状の形状を有するデュアルゲートが形
成される。
【0070】これにより、デュアルゲートは、前記p+
ゲート101及びn+ ゲート102内の不純物が前記ゲ
ート電極メタル膜を通路として拡散する場合に、図19
に示されるように、前記不純物の大部分は、前記p+
ート101及びn+ ゲート102の側部にある前記ノン
ドープのポリシリコン領域が延長した部分103の内部
に吸収され、対向する位置にある他のゲート内に拡散し
難い。
【0071】このように、本実施の形態においては、p
+ ゲート101及びn+ ゲート102の側部に、不純物
を吸収する領域として、ノンドープのポリシリコン領域
が延長した部分103が形成されているので、各ゲート
にイオン注入された不純物が相互に拡散することがな
く、トランジスタの特性が劣化することがない。
【0072】さらに、前記ノンドープのポリシリコン領
域が延長した部分103の位置を任意に選択できるの
で、前記第7の実施の形態よりも、ゲート配線の設計上
の自由度を高く保つことができる。
【0073】次に、本発明の第9の実施の形態について
説明する。
【0074】なお、第1〜8の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0075】図20は本発明の第9の実施の形態におけ
るデュアルゲートのゲート電極メタル膜の平面図、図2
1は本発明の第9の実施の形態においてイオン注入され
た不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の領域内
に相互に拡散する状態を示す図である。
【0076】本実施の形態においては、先ず、半導体基
板上に形成されたポリシリコン膜に、p+ ゲート111
及びn+ ゲート112を形成する。さらに、前記p+
ート111及びn+ ゲート112の間に、不純物をイオ
ン注入していないノンドープのポリシリコン領域114
を形成する。次いで、その上に、例えばWSi2 の薄膜
からなるゲート電極メタル膜を形成する。
【0077】次に、ホトリソグラフィー技術を使用した
エッチングにより、前記ゲート電極メタル膜をパターニ
ングして、図20に示されるように、前記p+ ゲート1
11、n+ ゲート112及びノンドープのポリシリコン
領域114に、図において上下の方向から交互に内側へ
伸びる複数の欠損部113が形成される。
【0078】これにより、前記ゲート電極メタル膜を構
成するWSi2 の結晶粒界の状態は、図21における部
分115においては、ほぼバンブー構造になる。そのた
め、第5及び6の実施の形態と同様に、前記不純物の通
路としての前記ゲート電極メタル膜の抵抗が大きくな
り、前記不純物は他のゲート内に拡散し難い。
【0079】さらに、図21に示されるように、前記不
純物の通路としての前記ゲート電極メタル膜の経路がジ
グザグ状となり、距離が長くなるので、第5及び6の実
施の形態よりも、さらに前記不純物が相互に拡散し難
い。
【0080】次に、本発明の第10の実施の形態につい
て説明する。
【0081】なお、第1〜9の実施の形態と同じ構造の
もの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0082】図22は本発明の第10の実施の形態にお
けるデュアルゲートの断面図、図23は、本発明の第1
0の実施の形態においてイオン注入された不純物が拡散
する状態を示す断面図である。
【0083】本実施の形態においては、先ず、半導体基
板120上に形成されたポリシリコン膜に、p+ ゲート
121及びn+ ゲート122を形成し、その上に、ゲー
ト電極メタル膜123を形成する。次に、前記ゲート電
極メタル膜123上にノンドープのシリコン膜をCVD
法により形成する。ここで、前記シリコン膜の厚さは
0.02〜0.1〔μm〕程度である。この後、ホトリ
ソグラフィー技術を使用したエッチングにより、前記シ
リコン膜をパターニングして、図22に示されるよう
に、前記p+ ゲート121及びn+ ゲート122が隣接
する近傍の50〔μm〕以内の箇所に前記シリコン膜1
24を残存させる。
【0084】これにより、図23に示されるような形状
となるので、前記p+ ゲート121及びn+ ゲート12
2にイオン注入された不純物が前記ゲート電極メタル膜
を通路として拡散する場合に、前記不純物の大部分はノ
ンドープの前記シリコン膜124の内部に吸収され、対
向する位置にある他のゲート内に拡散し難い。
【0085】このように、本実施の形態においては、ゲ
ート電極メタル膜123の上に不純物を吸収する領域と
してのノンドープのシリコン膜124が形成されている
ので、各ゲートにイオン注入された不純物が相互に拡散
することがなく、トランジスタの特性が劣化することが
ない。
【0086】次に、本発明の第11の実施の形態につい
て説明する。
【0087】なお、第1〜10の実施の形態と同じ構造
のもの及び同じ方法については、その説明を省略する。
【0088】図24は本発明の第11の実施の形態にお
けるデュアルゲートの断面図、図25は、本発明の第1
1の実施の形態においてイオン注入された不純物が拡散
する状態を示す断面図である。
【0089】本実施の形態においては、先ず、半導体基
板130上に形成されたポリシリコン膜に、p+ ゲート
131及びn+ ゲート132を形成し、その上にゲート
電極メタル膜133を形成する。次に、図24に示され
るように、前記p+ ゲート131とn+ ゲート132と
が隣接する領域の上50〔μm〕以内の前記ゲート電極
メタル膜133の領域134内に、Nをイオン注入す
る。
【0090】図25に示されるように、前記p+ ゲート
131及びn+ ゲート132にイオン注入された不純物
が前記ゲート電極メタル膜133を通路として拡散する
場合、前記ゲート電極メタル膜133が前記不純物の通
路となるが、前記ゲート電極メタル膜133の領域13
4内に、不純物の拡散を阻止する特性を有するNがイオ
ン注入されているので、前記不純物の通路としての前記
領域134の抵抗が大きくなり、前記不純物は他のゲー
ト内に拡散し難い。
【0091】このように、本実施の形態においては、ゲ
ート電極メタル膜133にNをイオン注入した領域13
4が形成されているので、各ゲートにイオン注入された
不純物が相互に拡散することがなく、トランジスタの特
性が劣化することがない。
【0092】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0093】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、半導体装置においては、p型ポリシリコンゲート
と、n型ポリシリコンゲートと、前記p型ゲート及び前
記n型ゲートに跨るように形成されたゲート電極メタル
膜を含むデュアルゲートとを有し、前記p型ポリシリコ
ンゲート及び前記n型ポリシリコンゲート内の不純物の
拡散通路としての前記ゲート電極メタル膜が距離を長
い。
【0094】この場合、不純物の通路となるゲート電極
メタル膜の距離が長いので、各ゲートにイオン注入され
た不純物が相互に拡散することがなく、トランジスタの
特性が劣化することがない。
【0095】また、本発明の他の半導体装置において
は、p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシリコンゲー
トと、前記p型ゲート及び前記n型ゲートに跨るように
形成されたゲート電極メタル膜とを含むデュアルゲート
を有し、前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリ
シリコンゲート内の不純物の拡散通路としての前記ゲー
ト電極メタル膜の拡散抵抗が大きい。
【0096】この場合、不純物の通路となるゲート電極
メタル膜の拡散抵抗が大きいので、各ゲートにイオン注
入された不純物が相互に拡散することがなく、トランジ
スタの特性が劣化することがない。
【0097】さらに、更に他の半導体装置においては、
p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシリコンゲート
と、前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリ
コンゲートに跨るように形成されたゲート電極メタル膜
とを含むデュアルゲートを有し、前記p型ポリシリコン
ゲート及び前記n型ポリシリコンゲート内の不純物の通
路としての前記ゲート電極メタル膜に前記不純物を吸収
する領域が接続されている。
【0098】この場合、各ゲートにイオン注入された不
純物は、不純物を吸収する領域に拡散するので、相互に
拡散することがなく、トランジスタの特性が劣化するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるデュアルゲ
ートの断面図である。
【図2】従来の半導体装置においてデュアルゲートの製
造工程断面図である。
【図3】従来の半導体装置においてデュアルゲートの斜
視図である。
【図4】従来の半導体装置において、イオン注入された
不純物がゲート電極メタル膜13を通路として他の領域
内に相互に拡散する状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるイオン注入
された不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の領
域内に相互に拡散する状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるデュアルゲ
ートの断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態においてイオン注入
された不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の領
域内に相互に拡散する状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるデュアルゲ
ートの断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態においてイオン注入
された不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の領
域内に相互に拡散する状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態におけるデュアル
ゲートの断面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態においてイオン注
入された不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の
領域内に相互に拡散する状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態におけるデュアル
ゲートのゲート電極メタル膜の平面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態においてゲート電
極メタル膜の結晶粒界の状態を示す図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態におけるデュアル
ゲートのゲート電極メタル膜の平面図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態においてゲート電
極メタル膜の結晶粒界の状態を示す図である。
【図16】本発明の第7の実施の形態におけるデュアル
ゲートの平面図である。
【図17】本発明の第7の実施の形態におけるデュアル
ゲートの斜視図である。
【図18】本発明の第8の実施の形態におけるデュアル
ゲートの平面図である。
【図19】本発明の第8の実施の形態においてイオン注
入された不純物がゲート電極メタル膜を通路として拡散
する状態を示す平面図である。
【図20】本発明の第9の実施の形態におけるデュアル
ゲートのゲート電極メタル膜の平面図である。
【図21】本発明の第9の実施の形態においてイオン注
入された不純物がゲート電極メタル膜を通路として他の
領域内に相互に拡散する状態を示す図である。
【図22】本発明の第10の実施の形態におけるデュア
ルゲートの断面図である。
【図23】本発明の第10の実施の形態においてイオン
注入された不純物が拡散する状態を示す断面図である。
【図24】本発明の第11の実施の形態におけるデュア
ルゲートの断面図である。
【図25】本発明の第11の実施の形態においてイオン
注入された不純物が拡散する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
22、42、71、81、91、101、111、12
1、131 p型ゲート 23、43、72、82、92、102、112、12
2、132 n型ゲート 24、45、52、62、123、133 ゲート電
極メタル膜 93、103、124 不純物を吸収する領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 BB01 BB40 CC05 DD56 DD82 EE08 EE17 FF06 FF11 FF14 GG09 GG10 GG14 HH20 5F033 HH04 HH28 LL04 MM00 MM07 QQ59 QQ65 VV06 XX28 5F048 AA07 AB04 AC03 BB01 BB04 BB06 BB07 BB08 BB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシ
    リコンゲートと、前記p型ポリシリコンゲート及び前記
    n型ポリシリコンゲートに跨るように形成されたゲート
    電極メタル膜とを含むデュアルゲートを有し、 前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリコン
    ゲート内の不純物の拡散通路としての前記ゲート電極メ
    タル膜の距離が長いことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシ
    リコンゲートと、前記p型ポリシリコンゲート及び前記
    n型ポリシリコンゲートに跨るように形成されたゲート
    電極メタル膜とを含むデュアルゲートを有し、 前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリコン
    ゲート内の不純物の拡散通路としての前記ゲート電極メ
    タル膜の拡散抵抗が大きいことを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 p型ポリシリコンゲートと、n型ポリシ
    リコンゲートと、前記p型ポリシリコンゲート及び前記
    n型ポリシリコンゲートに跨るように形成されたゲート
    電極メタル膜とを含むデュアルゲートを有し、 前記p型ポリシリコンゲート及び前記n型ポリシリコン
    ゲート内の不純物の通路としての前記ゲート電極メタル
    膜に前記不純物を吸収する領域が接続されていることを
    特徴とする半導体装置。
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