JP2001353649A - 眼鏡レンズ加工装置 - Google Patents

眼鏡レンズ加工装置

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JP2001353649A JP2000184586A JP2000184586A JP2001353649A JP 2001353649 A JP2001353649 A JP 2001353649A JP 2000184586 A JP2000184586 A JP 2000184586A JP 2000184586 A JP2000184586 A JP 2000184586A JP 2001353649 A JP2001353649 A JP 2001353649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ周縁加工を部分的に変更して、フレー
ム等のデザインの自由度を拡張できる眼鏡レンズ加工装
置を提供する。 【解決手段】 レンズ周縁にヤゲン仕上げ加工、平仕上
げ加工、鏡面加工、第1の溝掘り加工、該第1の溝掘り
加工に対してその溝幅又は溝深さの少なくとも一方が異
なる第2の溝掘り加工の内の少なくとも2種類の仕上げ
加工を施す研削具を持ち、該研削具に対してレンズを相
対的に移動してレンズ周縁を加工する周縁加工手段と、
レンズ周縁に施す仕上げ加工を部分的に変更する範囲の
データ及びその加工種別を入力する手段と、入力された
データとコバ位置データとに基づき各範囲毎の加工デー
タを求める演算手段と、演算された加工データに基づい
て前記周縁加工手段の加工動作を制御する手段と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズの周縁
を加工する眼鏡レンズ加工装置に関する。
【0002】
【従来技術】玉型データに基づいて、レンズの周縁にヤ
ゲン加工や平仕上げ加工、溝掘り加工を行う眼鏡レンズ
加工装置が知られている。さらに、仕上げ加工後の周縁
に鏡面加工を行う機能を持つ装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置では一つの加工を全て全周に亘って行うようにしてお
り、部分的に周縁加工の状態を変更することができなか
った。このため、フレーム等のデザインに対する自由度
が制限されるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
レンズ周縁加工を部分的に変更して、フレーム等のデザ
インの自由度を拡張できる眼鏡レンズ加工装置を提供す
ることを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0006】(1) 眼鏡レンズの周縁を加工する眼鏡
レンズ加工装置において、玉型データ及びレイアウトデ
ータに基づいてレンズのコバ位置を検知するコバ位置検
知手段と、レンズ周縁にヤゲン仕上げ加工、平仕上げ加
工、鏡面加工、第1の溝掘り加工、該第1の溝掘り加工
に対してその溝幅又は溝深さの少なくとも一方が異なる
第2の溝掘り加工の内の少なくとも2種類の仕上げ加工
を施す研削具を持ち、該研削具に対してレンズを相対的
に移動してレンズ周縁を加工する周縁加工手段と、レン
ズ周縁に施す仕上げ加工を部分的に変更する範囲のデー
タ及びその加工種別を入力する加工種別・範囲データ入
力手段と、入力されたデータと前記コバ位置データとに
基づき各範囲毎の加工データを求める演算手段と、演算
された加工データに基づいて前記周縁加工手段の加工動
作を制御する加工制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】(2) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、部分的に加工を変更する前記範囲データは玉型デ
ータと共に眼鏡枠メーカで設計されて予め記憶媒体に記
憶されたデータであり、前記加工種別・範囲データ入力
手段は前記範囲データを玉型データと共に前記記憶媒体
から取り出す手段を含むことを特徴とする。
【0008】(3) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、部分的に加工を変更する前記範囲データは玉型デ
ータと共に眼鏡枠メーカで設計されたデータであり、前
記加工種別・範囲データ入力手段は眼鏡枠メーカと通信
ネットワークで接続されたコンピュータを介して前記範
囲データを玉型データと共に取り出す手段を含むことを
特徴とする。
【0009】(4) (1)の加工種別・範囲データ入
力手段は、玉型形状図形を表示する表示手段と、表示さ
れた玉型形状図形上で部分的に変更する加工種別の範囲
を操作者が指定する範囲指定手段を備えることを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】(1)全体構成 図1は本発明に係る眼鏡レンズ加工装置の外観構成を示
す図である。装置本体1の上部右奥には、眼鏡枠形状測
定装置2が内蔵されている。眼鏡枠形状測定装置2とし
ては、例えば、本出願人による特開平4−93164号
公報、特開平5−212661号公報等に記載のものが
使用できる。眼鏡枠形状測定装置2の前方には、眼鏡枠
形状測定装置2を操作するためのスイッチを持つスイッ
チパネル部410、加工情報等を表示するディスプレイ
415が配置されている。また、420は加工条件等の
入力や加工のための指示を行う各種のスイッチを持つス
イッチパネル部であり、402は加工室用の開閉窓であ
る。
【0012】図2は装置本体1の筐体内に配置される加
工部の構成を示す斜視図である。ベース10上にはキャ
リッジ部700が搭載され、キャリッジ701の回転軸
に挟持された被加工レンズLEは、回転軸601に取り
付けられた砥石群602により研削加工される。砥石群
602はプラスチック用粗砥石602a、ヤゲン形成用
及び平加工用の加工面を持つ仕上げ砥石602b、鏡面
仕上げ加工に使用するヤゲン形成用及び平加工用の加工
面を持つ鏡面仕上げ砥石602cからなる。回転軸60
1はスピンドル603によりベース10に回転可能に取
り付けられ、回転軸601の端部にはプーリ604が取
り付けられており、プーリ604はベルト605を介し
て砥石回転用モータ606の回転軸に取り付けられたプ
ーリ607と連結されている。
【0013】キャリッジ701の後方には、レンズ形状
測定部500が設けられている。また、手前側には面取
り・溝掘り機構部800が設けられている。
【0014】(2)各部の構成 (イ)キャリッジ部 キャリッジ部700の構成を、図2〜図4に基づいて説
明する。図3はキャリッジ部700の要部を概略的に示
した図であり、図4は図2におけるキャリッジ部700
をE方向から見たときの図である。
【0015】キャリッジ701は、レンズLEを2つの
レンズチャック軸702L、702Rにチャッキングし
て回転させることができ、また、ベース10に固定され
て砥石回転軸601と平行に延びるキャリッジシャフト
703に対して回転摺動自在になっている。以下では、
キャリッジ701を砥石回転軸601と平行に移動させ
る方向をX軸、キャリッジ701の回転によりレンズチ
ャック軸(702L、703R)と砥石回転軸601と
の軸間距離を変化させる方向をY軸として、レンズチャ
ック機構及びレンズ回転機構、キャリッジ701のY軸
移動機構、キャリッジ701のX軸移動機構を説明す
る。
【0016】<レンズチャック機構及びレンズ回転機構
>キャリッジ701の左腕701Lにチャック軸702
Lが、右腕701Rにチャック軸702Rが回転可能に
同一軸線上で保持されている。右腕701Rの中央上面
にはチャック用モータ710が固定されており、モータ
710の回転軸に付いているプーリ711の回転がベル
ト712を介して、右腕701Rの内部で回転可能に保
持されている送りネジ713を回転させる。送りネジ7
13の回転により送りナット714を軸方向に移動させ
ることにより、送りナット714に連結したチャック軸
702Rが軸方向に移動することができ、レンズLEが
チャック軸702L、702Rによって挟持される。
【0017】キャリッジ左腕701Lの左側端部にはチ
ャック軸702Lの軸線を中心にして回動自在なモータ
取付用ブロック720が取り付けられており、チャック
軸702Lはブロック720を通ってその左端にはギヤ
721が固着されている。ブロック720にはレンズ回
転用のパルスモータ722が固定されており、モータ7
22がギヤ724を介してギヤ721を回転することに
より、チャック軸702Lへモータ720の回転が伝達
される。左腕701Lの内部ではチャック軸702Lに
プーリ726が取り付けられており、プーリ726はキ
ャリッジ701の後方で回転可能に保持されている回転
軸728の左端に固着されたプーリ703aとタイミン
グベルト731aにより繋がっている。また、回転軸7
28の右端に固着されたプーリ703bは、キャリッジ
右腕701R内でチャック軸702Rの軸方向に摺動可
能に取付けられたプーリ733と、タイミングベルト7
31bにより繋がっている。この構成によりチャック軸
702Lとチャック軸702Rは同期して回転する。
【0018】<キャリッジのX軸移動機構、Y軸移動機
構>キャリッジシャフト703にはその軸方向に摺動可
能な移動アーム740が設けられており、移動アーム7
40はキャリッジ701と共にX軸方向(シャフト70
3の軸方向)に移動するように取り付けられている。ま
た、移動アーム740の前方は、シャフト703と平行
な位置関係でベース10に固定されたガイドシャフト7
41上を摺動可能にされている。移動アーム740の後
部には、シャフト703と平行に延びるラック743が
取り付けられており、このラック743にはベース10
に固定されたキャリッジX軸移動用モータ745の回転
軸に取り付けられたピニオン746と噛み合っている。
これらの構成によりモータ745は移動アーム740と
共にキャリッジ701をシャフト703の軸方向に移動
させることができる。
【0019】移動アーム740には揺動ブロック750
が、図3(b)のように、砥石の回転中心と一致する軸
線Laを中心に回動可能に取り付けられており、また、
シャフト703の中心からこの軸線Laまでの距離と、
シャフト703の中心からキャリッジ701のチャック
軸(702L,702R)の回転中心までの距離とは同
じになるように設定されている。揺動ブロック750に
はY軸モータ751が取り付けられており、モータ75
1の回転はプーリ752とベルト753を介して、揺動
ブロック750に回転可能に保持された雌ネジ755に
伝達される。雌ネジ755内のネジ部には送りネジ75
6が噛み合わされて挿通されており、雌ネジ755の回
転により送りネジ756は上下移動する。
【0020】送りネジ756の上端には、モータ取付用
ブロック720の下端面に当接するガイドブロック76
0が固定されており、ガイドブロック760は揺動ブロ
ック750に植設された2つのガイド軸758a、75
8bに沿って移動する。したがって、Y軸モータ751
の回転により送りネジ756と共にガイドブロック76
0を上下させることにより、ガイドブロック760に当
接するモータ取付用ブロック720の上下位置を変化さ
せることができる。これにより、ブロック720に取付
けられたキャリッジ701もその上下位置を変化させる
ことができる(すなわち、キャリッジ701はシャフト
703を回転中心に回旋し、レンズチャック軸(702
L、702R)と砥石回転軸601との軸間距離を変化
させる)。キャリッジ701の左腕701Lと移動アー
ム740との間にはバネ762が張り渡されており、キ
ャリッジ701は常時下方に付勢され、レンズLEの加
工圧が与えられる。このキャリッジ701の下方への付
勢力に対して、キャリッジ701はブロック720がガ
イドブロック760に当接する位置までしか下降できな
い。ブロック720には加工終了検知用のセンサ764
が取付けられており、センサ764はガイドブロック7
60に付いているセンサ板765の位置を検知すること
により加工終了(研削状態)を検知する。
【0021】(ロ)レンズ形状測定部 レンズ形状測定部500の構成を、図5〜図8を基に説
明する。図5はレンズ形状測定部500を上から見たと
きの図、図6は図5の左側面図、図7は図5の右側面の
要部を示した図である。図8は図5のF−F断面図であ
る。
【0022】ベース10には支基ブロック501が立設
されており、この支基ブロック501には、上下に配置
されたガイドレール部502a、502bによってスラ
イドベース510が左右方向(チャック軸と平行な方
向)に摺動可能に保持されている。スライドベース51
0の左端には前方に延びる側板510aが一体的に形成
されており、側板510aにはチャック軸702L、7
02Rと平行な位置関係を持つシャフト511が回転可
能に取付けられている。シャフト511の右端部にはレ
ンズ後面測定用の測定子515を持つ測定子アーム51
4が固着されており、また、シャフト511の中央より
にはレンズ前面測定用の測定子517を持つ測定子アー
ム516が固着されている。測定子515及び測定子5
17は共に円筒形状をしており、図13のように先端側
は斜めにカットされ、その斜めにカットされた各最先端
がレンズLEの後面及び前面に接触する。測定子515
の接触点及び測定子517の接触点は対向しており、そ
の間隔は距離不変に配置されている。なお、測定子51
5の接触点と測定子517の接触点を結ぶ軸線は、図1
3に示す測定状態のとき、レンズチャック軸(702
L,702R)の軸線と平行に所定の位置関係となって
いる。また、レンズ後面測定用の測定子515はやや長
めの円筒部を持ち、レンズ外径の測定の際にはその側面
をレンズLEのコバ端面に当接させて測定を行う。
【0023】シャフト511の基部には小ギヤ520が
固定されており、側板510aに回転可能に取付けられ
た大ギヤ521が小ギヤ520に噛み合っている。大ギ
ヤ521と側板510aの下方にはバネ523が張り渡
されており、バネ523により大ギヤ521が図15上
の時計回りに回転する方向に常時引っ張られている。つ
まり、アーム514、516は小ギヤ520を介して下
方に回転するように付勢されている。
【0024】側板510aには溝503が形成されてお
り、大ギヤ521からはこの溝503を貫通するピン5
27が偏心して固着されている。ピン527には大ギヤ
521を回転させるための第1移動板528が取付けら
れている。第1移動板528の略中央には長穴528a
が形成されており、この長穴528aに側板510aに
固着された固定ピン529が係合する。
【0025】また、支基ブロック501の後方に延びる
後部板501aにはアーム回転用のモータ531が取付
けられており、モータ531の回転軸に取付けられた回
転部材532には回転軸から偏心した位置に偏心ピン5
33が取付けられている。偏心ピン533には第1移動
板528を前後方向(図6上の左右方向)に移動するた
めの第2移動板535が取り付けられている。第2移動
板535の略中央には長穴535aが形成されており、
この長穴535aに後部板501aに固定された固定ピ
ン537が係合する。第2移動板535の端部にはロー
ラ538が回転可能に取り付けられている。
【0026】モータ531の回転により偏心ピン533
を、図6の状態から時計回りに回転すると、固定ピン5
37と長穴535aのガイドにより第2移動板535は
前側(図6上の右側)に移動する。ローラ538は第1
移動板528の端面に当接しているので、第2移動板5
35の移動によりローラ538は第1移動板528をも
前側に移動する。この移動によって第1移動板528が
ピン527を介して大ギヤ521を回転するようにな
り、大ギヤ521の回転によりシャフト511に取り付
けられた測定子アーム514及び516は起立した状態
に退避する。この退避位置へのモータ531の駆動は、
回転部材532の回転位置を図示なきマイクロスイッチ
が検知することにより定められる。
【0027】モータ531を逆回転すると第2移動板5
35は引き戻され、大ギヤ521はバネ523に引っ張
られて回転し、測定子アーム514及び516は前側に
倒される。大ギヤ521の回転は側板510aに形成さ
れた溝503の端面にピン527がぶつかることにより
制限され、測定子アーム514及び516の測定位置が
決定される。この測定位置まで測定子アーム514及び
516が回転したことは、図8に示すように、側板51
0aに取り付けられたセンサ524で、大ギヤ521に
付いているセンサ板525の位置を検知することにより
検出する。
【0028】スライドベース510(測定子アーム51
4,515)の左右移動機構を図18及び図9により説
明する。図9は左右移動の状態を説明する図である。
【0029】スライドベース510の内部は開口が形成
されており、その開口の下端部にはラック540が設け
られている。ラック540には支基ブロック501側に
固定されたエンコーダ542のピニオン543と噛み合
っており、エンコーダ542はスライドベース510の
左右の移動方向と移動量を検知する。スライドベース5
10の開口から覗く支基ブロック501の壁面には、
「く」の字状の駆動板551が軸552を中心に回転可
能に、逆「く」の字状の駆動板553が軸554を中心
に回転可能にそれぞれ取り付けられており、駆動板55
1と駆動板553の間には両者を接近させる方向に付勢
力を持つバネ555が張り渡されている。また、支基ブ
ロック501の壁面には制限ピン557が植設されてお
り、スライドベース510に外力が働いていないとき
は、この制限ピン557に駆動板551の上部端面55
1aと駆動板553の上部端面553aが共に当接した
状態となり、これが左右移動の原点となる。
【0030】一方、スライドベース510の上部には、
駆動板551の上部端面551aと駆動板553の上部
端面553aとの間の位置にガイドピン560が固着さ
れている。スライドベース510に右方向に移動する力
が働くと、図9(a)のように、ガイドピン560は駆
動板553の上部端面553aに当接して駆動板553
は右方向に傾く。このとき、駆動板551側は制限ピン
557によって固定されているので、スライドベース5
10はバネ555により左右移動の原点まで戻される方
向(左方向)に付勢される。逆に、スライドベース51
0に左方向に移動する力が働くと、図9(b)のよう
に、ガイドピン560は駆動板551の上部端面551
aに当接して駆動板551は左方向に傾くが、駆動板5
53側は制限ピン557によって固定される。したがっ
て、今度はスライドベース510がバネ555により左
右移動の原点まで戻される方向(右方向)に付勢され
る。このようなスライドベース510の移動から、レン
ズ後面に接触する測定子515、レンズ前面に接触する
測定子517の移動量(チャック軸の軸方向の移動量)
が1つのエンコーダ542により検知される。
【0031】なお、図5において、50は加工室の防水
カバーを示し、防水カバー50からはシャフト511、
測定子アーム514、516、及び測定子515、51
7のみが露出する状態となっている。51は防水カバー
50とシャフト511とのシール材である。加工時には
図示なきノズルから研削水が噴射されるが、レンズ形状
測定部500を加工室の後方に配置するとともに、上記
のような構成により、防水カバー50から露出するシャ
フト511のシールドを行うだけでレンズ形状測定部5
00の電装部や移動機構の防水を行うことができ、防水
機構が簡略されている。
【0032】(ハ)面取り・溝掘り機構部 面取り・溝掘り機構部800の構成を図10〜12に基
づいて説明する。図10は面取り・溝掘り機構部800
の正面図、図11は上面図、図12は左側面図を示した
ものである。
【0033】ベース10上に固設された支基ブロック8
01には各部材を取る付ける固定板802が固定されて
いる。固定板802の上方左側には、後述するアーム8
20を回転して砥石部840を加工位置と退避位置とに
移動するためのパルスモータ805が、4個の柱スペー
サ806によって固定されている。固定板802の中央
部には、アーム回転部材810を回転可能に保持する保
持部材811が取り付けられており、固定板802の左
側まで伸びたアーム回転部材810には大ギヤ813が
固着されている。パルスモータ805の回転軸にはギヤ
807が取り付けられており、パルスモータ805によ
るギヤ807の回転はアイドラギヤ815を介して大ギ
ヤ813に伝達され、アーム回転部材810に取り付け
られたアーム820が回転される。
【0034】また、大ギヤ813の背後(図10上の左
側)には砥石回転用のモータ821が固設されており、
モータ821は大ギヤ813と共に回転する。モータ8
21の回転軸はアーム回転部材810の内部で回転可能
に保持された軸823に連結されており、アーム820
内まで延びた軸823の他端にはプーリ824が取り付
けられている。また、アーム820の先端側には、砥石
回転軸830を回転可能に保持する保持部材831が取
り付けられ、砥石回転軸830の左端(図11上の左
側)にはプーリ832が取り付けられている。そして、
プーリ832はプーリ824とベルト835により繋が
っており、モータ821の回転が砥石回転軸830に伝
達される。
【0035】砥石回転軸830の右端にはレンズLEの
周縁研削加工用の砥石部840が取り付けられている。
砥石部840はレンズ後面用の面取砥石840aと、レ
ンズ前面用の面取砥石840bと、両面取砥石840
a、840bの間に設けられた溝掘用砥石840cと、
を一体的に形成して構成されている。溝掘用砥石840
cの直径は約30mm程で、両側の面取砥石840a、
840bは溝掘用砥石840cを中心に外側に向かって
径が小さくなる加工斜面を持ち、溝掘用砥石840cの
径は面取砥石840a、840bの最外径より大きい。
【0036】なお、砥石回転軸830はレンズチャック
軸702L、702Rの軸線方向に対して8度程傾いて
配置されており、溝掘用砥石840cにより溝掘り形成
がレンズカーブに沿いやすいようになっている。また、
レンズ後面用の面取砥石840aの傾斜面、及びレンズ
前面用の面取砥石840bの傾斜面は、レンズチャック
軸702L、702Rに挟持されるレンズLEのコバ角
部の面取角度がそれぞれ55度と40度となるように設
計されている。
【0037】固定板802の左側手前(図10上の左側
手前)にはブロック850が取り付けられ、ブロック8
50の内部にはバネ851aを持つボールプランジャ8
51が設けられている。また、大ギヤ813にはボール
プランジャ851が持つボール851bに当接する制限
板853が固定されている。溝掘り及び面取り加工の開
始時には、モータ805の回転により大ギヤ813と共
にアーム820が回転され、砥石部840が図12に示
す加工位置に置かれる。このとき制限板853がボール
プランジャ851のボール851bに当接する位置とな
る。溝掘り及び面取りの加工は、キャリッジ701の昇
降によりレンズLEが砥石部840に押し付けられなが
ら行われるので、砥石部840は図12上の矢印845
方向に押し下げられて大ギヤ813が回転する。この回
転により制限板853はボールプランジャ851のボー
ル851bを介してバネ851aを圧縮するので、砥石
部840にはレンズLE方向への(加工位置に戻る方向
への)付勢力が加えられるようになる。砥石部840は
ボール851bが押し込まれる位置までの逃げ移動が可
能であり、その逃げの距離は約5mm程に設計されてい
る。
【0038】図12において、ブロック850の下方に
は加工位置の原点検出用のセンサ855が固定されてお
り、センサ855は大ギヤ813に取り付けられたセン
サ板856の遮光状態を検出することによって砥石部8
40の加工位置の原点、すなわちボールプランジャ85
1による付勢力が加わらずに、制限板853がボール8
51bに当接する位置を検出する。
【0039】また、ブロック850の上方側には退避位
置検出用のセンサ858が固定されており、センサ85
8は大ギヤ813に取り付けられたセンサ板859を検
出することによって、矢印846方向にアーム820と
共に回転される砥石部840の退避位置を検出する。砥
石部840の退避位置は、図12上の垂直方向よりやや
右側の位置に設定されている。
【0040】溝掘り加工における溝深さの変更は、キャ
リッジ701の上下(Y軸)移動にで、加工位置に置か
れた溝掘用砥石840cに対してレンズLEを移動する
ことにより行われる。また、溝幅の変更は、キャリッジ
701の左右(X軸)移動で溝掘用砥石840cに対し
てレンズLEを移動することにより行われる。
【0041】次に、以上のような構成を持つ装置におい
て、その動作を図13の制御系ブロック図を使用して説
明する。
【0042】まず、レンズLEの周縁に加工する溝掘り
の深さと幅を部分的に変更する場合を説明する。例え
ば、図14に示す眼鏡枠Fにおいて、レンズLEはメタ
ル枠部分100の溝入れとナイロール糸の溝入れを併用
するタイプであるとする。そして、レンズLEに形成す
る溝は、ナイロール糸が外れにくくするように、ナイロ
ール糸を入れる下側の溝の方が深く、溝幅も広く必要で
あるものとする。
【0043】レンズLEの加工に先立ち、眼鏡枠の玉型
データ(枠形状データ)を入力する。玉型データは眼鏡
枠形状測定装置2により眼鏡枠Fに取り付けられていた
ダミーレンズ又は型板の形状を測定することで得られ
る。
【0044】眼鏡枠形状測定装置2で得られた玉型デー
タは、スイッチ421を押すことによりデータメモリ1
61に入力される。ディスプレイ415には、図13に
示すように、玉型データに基づく玉型形状図形450が
表示され、加工条件及びレイアウト条件を入力できる状
態になる。加工者はスイッチパネル部420の操作スイ
ッチによりFPD値、PD値、光学中心高さのレイアウ
トデータを入力する。
【0045】また、モードスイッチ423で加工種別変
更モードを選択し、レンズ周縁に対して部分的に加工種
類を変更するデータを入力する。これは次のように行
う。スイッチパネル部420に設けられた「+」スイッ
チ424a又は「−」スイッチ424bで、玉型形状図
形450内に表示されている回転カーソル451を回転
させ、加工種別(溝掘りの幅、深さ)を変更する範囲の
第1ポイントに移動させた後、そのポイントをENTス
イッチ426で決定する。玉型形状図形450の外形線
上にはポイント決定のマーク452aが表示される。次
に、メタル枠部分100の溝入れ範囲の第2ポイントま
で回転カーソル451を回転させ、そのポイントをEN
Tスイッチ426で決定する。決定した第2ポイントに
はマーク452bが表示され、第1のポイントから回転
カーソル451が移動した第2ポイントの区間が点滅す
るので、モードスイッチ423で強制溝掘りモードを選
択した後、ENTスイッチ426で決定する。このEN
Tスイッチ426により残りの区間(ナイロール糸の溝
入れを行う範囲)が点滅するので、同じくモードスイッ
チ423で強制溝掘りモードを選択し、ENTスイッチ
426で決定する。これにより溝掘りの深さと幅を部分
的に変更するための、その範囲の入力ができる。以下で
は、マーク452aとマーク452bの上部側の範囲を
第1溝掘り範囲とし、下部側の範囲を第2溝掘り範囲と
する。
【0046】なお、さらに細かく加工種別の範囲を区分
けする場合は、第2ポイントの決定後に第3のポイント
を決定し、同様な操作を繰り返して行う。
【0047】その他、必要な加工条件の入力ができた
ら、2つのレンズチャック軸702L、702Rにより
レンズLEを保持させた後、スタートスイッチ428を
押して装置を動作させると、レンズ形状測定部500が
駆動され、玉型データに従ったレンズ形状の測定が実行
される。主制御部160は測定子517をレンズ前側屈
折面に当接させた状態でレンズLEを回転すると共に、
玉型データに基づいてキャリッジ701を上下させる。
この駆動に伴い、測定子517はレンズ前側屈折面の形
状に沿って左右方向に移動する。この移動量はエンコー
ダ542により検出され、レンズLEの前面側屈折面形
状が測定される。レンズLEの後面側屈折面形状は、測
定子515をそのレンズ面に当接することで、同様に測
定子515の移動量を検出することによって測定され
る。
【0048】レンズ形状の測定結果が得られると、主制
御部160はレンズ形状測定によるコバ位置情報に基づ
き、所定のプログラムに従って各範囲での加工データ
(溝掘り軌跡のデータ)を求める演算を行う。溝掘り軌
跡は、例えば、レンズのコバ厚を所定の比率で分割する
ように求める。
【0049】加工データの演算が完了すると、ディスプ
レイ415の画面はシュミレーション画面に切換わる。
図15はその画面例である。「カーブ」項目460には
溝掘りの軌跡データから求まる近似的なカーブ値が表示
される。この値を変更する場合は、スイッチパネル部4
20のスイッチ425でカーソル458を合せた後、ス
イッチ424a又は424bで数値を増減させることで
変更できる。カーブ値を変更すると、カーブ値に近似す
る溝掘りの軌跡データが再度演算される。カーブ値は、
慣例的に眼鏡レンズにおけるレンズカーブを表現するも
のとして使用されているものである。「位置」項目46
1は、溝掘り軌跡をレンズ前面側又は後面側に平行移動
するオフセット量を入力する項目である。
【0050】溝掘りの深さを部分的に変更する値の入力
は次のようにする。回転カーソル451を回転して、玉
型形状図形450上の第1溝掘り範囲に位置させると、
この範囲における溝掘り深さ、溝掘り幅の値が変更可能
になる。各値の変更はカーソル458を「溝深さ」項目
462、「溝幅」項目463に合せた後、スイッチ42
4a又は424bで増減させることで行う。各項目の左
側数値の表示がこのときの値を示し、変更する値は反転
表示される。第1溝掘り範囲での溝深さを0.6mm、
溝幅を0.6mmに設定するものとする。
【0051】次に、玉型形状図形450上における第2
溝掘り範囲に回転カーソル451を位置させると、この
範囲における溝掘り深さ、溝掘り幅の値が変更可能にな
る。同様にカーソル458を「溝深さ」項目462、
「溝幅」項目463に合せることで、反転表示される各
値を変更する。各項目の右側数値の表示がこのときの値
を示し、第2溝掘り範囲での溝深さを0.8mm、溝幅
を0.8mmに設定するものとする。こうした溝掘り深
さ及び幅の値の変更入力により、部分的に溝形成状態を
変更する各範囲での溝掘り軌跡が再度計算される。な
お、円盤状の溝掘り砥石840cを使用する場合、第1
溝掘り範囲と第2溝掘り範囲の境目は溝掘り砥石840
cの径の影響を受けるので、溝深さが深い第2溝掘り範
囲の深さ0.8mmの方を確保するように溝掘り軌跡を
計算する。
【0052】また、シュミレーション画面では玉型形状
図形450内に表示されている回転カーソル451を前
述と同様に回転させてコバ位置を特定することにより、
加工後に予定されるコバ断面形状が画面左上部に表示さ
れる。これにより、ヤゲン断面形状又は溝掘り断面形状
が全周に亘って確認できる。
【0053】このような確認後、再びスタートスイッチ
428を押すことにより、加工が実行される。まず、主
制御部160は粗砥石602a上にレンズLEがくるよ
うにキャリッジ701を移動し、玉型データとレアウト
データを基に予め求めた粗加工データに従ってキャリッ
ジ701を上下動して粗加工を行う。続いて、仕上げ砥
石60bの平坦部分にレンズLEを移動し、予め求めた
平仕上げ加工データに従って全周の平仕上げ加工を行
う。
【0054】その後、面取り・溝掘り機構部800の溝
掘用砥石840cによって溝掘り加工を行う。主制御部
160はキャリッジ701を上昇させた後、退避位置に
置かれている砥石部840を加工位置に来るように駆動
した後、レンズLEを溝掘用砥石840c上に位置させ
る。そして、レンズLEを回転しながら、第1溝掘り範
囲では溝深さ0.6mm、溝幅0.6mmで設定された
溝掘り軌跡データに基づいてキャリッジ701の移動を
制御する。なお、本実施形態での溝掘用砥石840cの
砥石幅は0.6mmとしており、これが最小溝幅とな
る。
【0055】第2溝掘り範囲では、まず、1回のレンズ
LEの回転により0.6mmの溝幅で加工を行うように
キャリッジ701の移動を制御する。その後、この第2
溝掘り範囲のみ、残りの0.2mmの幅分を加工すべ
く、レンズLEを回転しながら溝掘り軌跡データに基づ
いてキャリッジ701を左右方向(レンズチャック軸7
02L、702Rの軸方向)に移動制御する。また、こ
の第2溝掘り範囲では溝深さを0.8mmとすべく、キ
ャリッジ701の上下移動の制御を行う。このようにし
てレンズLEの周縁に対して、溝掘りの幅と深さが部分
的に異なる加工が行われる。
【0056】次に、レンズLEの周縁にヤゲン加工と溝
掘り加工を行う場合を説明する。例えば、図14に示す
眼鏡枠Fにおいて、その上部のリム部分100にヤゲン
溝が形成され、リム部分100の下部(図の矢印範囲1
01)がナイロールの糸でレンズLEを保持するように
デザインされているものとする。
【0057】先の例と同じく、眼鏡枠形状測定装置2で
得られた玉型データを入力すると、図16に示すよう
に、ディスプレイ415に玉型形状図形450が表示さ
れ、加工条件及びレイアウト条件を入力できる状態にな
る。レイアウトデータを入力した後、モードスイッチ4
23で加工種別変更モードを選択し、回転カーソル45
1の回転とENTスイッチ426のポイント指定で、前
述と同様にヤゲン加工範囲と溝掘り範囲を区分けする部
分を決定する。第1のポイントから回転カーソル451
が移動した第2ポイントの区間が点滅するので、モード
スイッチ423で強制ヤゲンモードを選択した後、EN
Tスイッチ426で決定する。このENTスイッチ42
6により残りの区間が点滅するので、この範囲に溝を形
成するようにするために、モードスイッチ423で強制
溝掘りモードを選択し、ENTスイッチ426で決定す
る。
【0058】なお、眼鏡枠形状測定装置2でダミーレン
ズを測定した玉型データにおいては、ヤゲン部分と溝掘
り部分の変曲点が得られるので、この変曲点から各加工
範囲を区分けするポイントのデータが自動的に入力され
るようにすることも可能である。この場合、仕上げ砥石
602bの径を基にヤゲン部分と溝掘り部分の繋ぎ目の
形状を考慮して、各加工範囲を区分けするポイントを定
めると良い。
【0059】加工範囲のデータ入力後、スタートスイッ
チ428を押すことによりレンズ形状測定が実行され
る。レンズ形状の測定結果が得られると、主制御部16
0はレンズ形状測定によるコバ位置情報とヤゲン加工及
び溝掘り加工を施す各加工範囲データとに基づいて、各
範囲での加工データであるヤゲン軌跡データ及び溝掘り
軌跡データを求める演算を行う。このとき、ヤゲン軌跡
データは仕上げ砥石602bが持つヤゲン加工面の形状
を基に、レンズLEの周縁に形成するヤゲン肩部分と溝
掘り加工を施す平仕上げ部分とが滑らかに繋がるように
補正することが好ましい。
【0060】加工データが求められると、ディスプレイ
415の画面は図17のようなシュミレーション画面に
切換わるので、前述と同様に「カーブ」項目460等の
値を変更することによりヤゲン軌跡及び溝掘り軌跡を所
望するものに変更できる。また、溝掘り加工の深さ及び
その幅は、項目462、463にそれぞれカーソル45
8を合せた後、スイッチ424a又は424bで増減さ
せることで変更できる。カーブ値や溝掘りの幅、深さを
変更すると、各範囲での加工データが再度計算される。
【0061】再びスタートスイッチ428を押すことに
より、加工が実行される。まず、主制御部160は粗砥
石602a上にレンズLEがくるようにキャリッジ70
1を移動し、玉型データに基づく粗加工データに従って
キャリッジ701を上下動して粗加工を行う。このとき
の粗加工データは、ヤゲン仕上げ加工の取りしろと、溝
掘りを行うための平仕上げ加工の取りしろから計算され
る。
【0062】次に、仕上げ砥石60bの平坦部分にレン
ズLEを移動し、溝掘り加工を行う周縁部分の平仕上げ
加工を行う。この平仕上げ加工は前述した溝掘り加工範
囲のデータに従って行う。すなわち、主制御部160は
モータ722を駆動して2つのレンズチャック軸702
L、702Rに保持されたレンズLEを回転すると共
に、溝掘り加工を行う動径角の範囲ではキャリッジ70
1の上下移動により仕上げ砥石60bの平坦部分にレン
ズLEを押し当てながら平仕上げ加工を行う。溝掘り加
工の範囲以外では仕上げ砥石60bからレンズLEを逃
がすようにキャリッジ701を移動する。
【0063】続いて、仕上げ砥石60bのヤゲン溝部分
にレンズLEを移動し、ヤゲン加工を行う。ヤゲン加工
を行う範囲では、ヤゲン頂点軌跡データに基づいてキャ
リッジ701を上下移動すると共に、レンズチャック軸
702L、702Rの軸方向に移動しつつ、仕上げ砥石
60bのヤゲン溝部分にレンズLEを押し当てながらヤ
ゲン加工を行う。
【0064】仕上げ加工が終了したら、次に面取り・溝
掘り機構部800を駆動して溝加工に移る。主制御部1
60はキャリッジ701を上昇させた後、退避位置に置
かれている砥石部840を加工位置に来るように、モー
タ805を所定パルス数分だけ回転する。その後、キャ
リッジ701の上下移動と軸方向への移動とによりレン
ズLEを溝掘用砥石840c上に位置させ、前述した溝
掘り加工範囲での溝掘り軌跡データに基づいてキャリッ
ジ701の移動を制御して加工を行う。
【0065】レンズLEの周縁に対する加工は、以上の
例の他、平仕上げ加工を組み合わせることもできる。こ
の場合も、図13、図16に示したレイアウトデータ入
力画面における回転カーソル451により加工範囲を指
定し、モードスイッチ423により平仕上げ加工モード
を選択することにより、加工範囲と加工種別を変更する
データを入力する。
【0066】さらに、本実施形態の装置は鏡面加工用の
仕上げ砥石602cを備えているので、仕上げ加工後の
レンズ周縁に対して部分的な鏡面加工を行うこともでき
る。鏡面加工を部分的に行う場合は、例えば、図13に
示すレイアウト画面の表示状態で、スイッチパネル部4
20の鏡面スイッチ427によって鏡面範囲変更モード
を選択し、鏡面加工を部分的に指定可能なモードにす
る。そして、前述と同様に回転カーソル451を回転さ
せ、鏡面加工を施す範囲の2つのポイントを玉型形状図
形450上で指定する。ポイントはENTスイッチ42
6で決定する。これにより鏡面加工を行う範囲のデータ
が入力される。
【0067】部分的な鏡面加工を指定した場合、主制御
部160はヤゲン仕上げ加工及び平仕上げ加工後、レン
ズLEを鏡面仕上げ砥石602cに移動する。そして、
鏡面仕上げの範囲がヤゲン仕上げ加工を行った部分であ
る場合は、鏡面仕上げ砥石602cのヤゲン溝部分で鏡
面仕上げ範囲のデータに基づいて鏡面仕上げ加工を行
う。鏡面仕上げの範囲が平仕上げ加工を行った部分であ
る場合は、鏡面仕上げ砥石602cの平坦部分で鏡面仕
上げ範囲のデータに基づいて鏡面仕上げ加工を行う。
【0068】なお、玉型データの入力については、眼鏡
枠形状測定装置2の測定により得る他、眼鏡枠メーカで
予め玉型データが分かっている場合は、これを入力して
使用する。例えば、眼鏡枠Fには玉型データが含まれた
2次元コードのタグ162が添付されており、これを主
制御部160に接続されているコード読取器163で読
み取ることで入力する(図13参照)。2次元コードの
タグ162の代わりに、記憶媒体としてICチップやI
Cカードを利用することもできる。あるいは、眼鏡枠メ
ーカから得た玉型データを眼鏡枠の型番等に対応付けて
外部コンピュータ165のデータベースに記憶させてお
き、眼鏡枠の型番等を指定することで玉型データを呼び
出して加工装置本体側に入力する。あるいは、イネンタ
ーネット等の通信ネットワークを介して、フレームメー
カのデータベースと接続された外部コンピュータ165
にダウンロードしたものを使用する方法とすることもで
きる。
【0069】こうした眼鏡枠メーカで設計された玉型デ
ータを使用する場合には、部分的に加工を変更する範囲
のデータ(前述の第1及び第2溝掘り範囲を変更するポ
イントのデータや、ヤゲンと溝掘りを変更するポイント
のデータ)を含ませておけば、操作者による入力が不要
となる。さらに、溝掘り加工の場合には各範囲での溝深
さと溝幅のデータを含ませておくと良い。こうした眼鏡
枠の設計データをそのまま使用することで、加工形状の
精度も向上する。
【0070】以上の実施形態では溝掘り加工用の研削具
として円盤状の溝掘り砥石を使用した構成としたが、エ
ンドミルによる溝掘り加工でも同様に適用できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ周縁に施す仕上げ加工を部分的に変更することが
できるので、フレームやレンズのデザインに対する自由
度を拡張できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡レンズ加工装置の外観構成を
示す図である。
【図2】装置本体の筐体内に配置される加工部の構成を
示す斜視図である。
【図3】キャリッジ部の要部を概略的に示した図であ
る。
【図4】図2におけるキャリッジ部をE方向から見たと
きの図である。
【図5】レンズ形状測定部を上から見たときの図であ
る。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】図5の右側面の要部を示した図である。
【図8】図5のF−F断面図である。
【図9】レンズ形状測定部の左右移動の状態を説明する
図である。
【図10】面取り・溝掘り機構部の正面図である。
【図11】面取り・溝掘り機構部の上面図である。
【図12】面取り・溝掘り機構部の左側面図である。
【図13】本装置の制御系ブロック図である。
【図14】本発明に係るレンズ周縁加工を施したレンズ
を枠入れする眼鏡枠の例を示す図である。
【図15】溝掘りの深さと幅を部分的に変更する場合の
シュミレーション画面の例を示す図である。
【図16】ヤゲン加工と溝掘り加工を行う場合のレイア
ウト画面の例を示す図である。
【図17】ヤゲン加工と溝掘り加工を行う場合のシュミ
レーション画面の例を示す図である。
【符号の説明】
2 眼鏡枠形状測定装置 160 主制御部 410 スイッチパネル部 415 ディスプレイ 500 レンズ形状測定部 602b 仕上げ砥石 602c 鏡面仕上げ砥石 700 キャリッジ部 702L、702R レンズチャック軸 800 面取り・溝掘り機構部 840c 溝掘用砥石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡レンズの周縁を加工する眼鏡レンズ
    加工装置において、玉型データ及びレイアウトデータに
    基づいてレンズのコバ位置を検知するコバ位置検知手段
    と、レンズ周縁にヤゲン仕上げ加工、平仕上げ加工、鏡
    面加工、第1の溝掘り加工、該第1の溝掘り加工に対し
    てその溝幅又は溝深さの少なくとも一方が異なる第2の
    溝掘り加工の内の少なくとも2種類の仕上げ加工を施す
    研削具を持ち、該研削具に対してレンズを相対的に移動
    してレンズ周縁を加工する周縁加工手段と、レンズ周縁
    に施す仕上げ加工を部分的に変更する範囲のデータ及び
    その加工種別を入力する加工種別・範囲データ入力手段
    と、入力されたデータと前記コバ位置データとに基づき
    各範囲毎の加工データを求める演算手段と、演算された
    加工データに基づいて前記周縁加工手段の加工動作を制
    御する加工制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡
    レンズ加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
    て、部分的に加工を変更する前記範囲データは玉型デー
    タと共に眼鏡枠メーカで設計されて予め記憶媒体に記憶
    されたデータであり、前記加工種別・範囲データ入力手
    段は前記範囲データを玉型データと共に前記記憶媒体か
    ら取り出す手段を含むことを特徴とする眼鏡レンズ加工
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
    て、部分的に加工を変更する前記範囲データは玉型デー
    タと共に眼鏡枠メーカで設計されたデータであり、前記
    加工種別・範囲データ入力手段は眼鏡枠メーカと通信ネ
    ットワークで接続されたコンピュータを介して前記範囲
    データを玉型データと共に取り出す手段を含むことを特
    徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の加工種別・範囲データ入力手
    段は、玉型形状図形を表示する表示手段と、表示された
    玉型形状図形上で部分的に変更する加工種別の範囲を操
    作者が指定する範囲指定手段を備えることを特徴とする
    眼鏡レンズ加工装置。
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