JP2001353304A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001353304A
JP2001353304A JP2000180284A JP2000180284A JP2001353304A JP 2001353304 A JP2001353304 A JP 2001353304A JP 2000180284 A JP2000180284 A JP 2000180284A JP 2000180284 A JP2000180284 A JP 2000180284A JP 2001353304 A JP2001353304 A JP 2001353304A
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JP
Japan
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special game
lottery
game state
gaming machine
story
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Pending
Application number
JP2000180284A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態に制御可能な遊技機の遊技性を
更に向上させ、遊技者の遊技意欲を増進させる。 【解決手段】 S17にて特別遊技発生確率に基づき抽
選を行い、特別遊技状態が発生する場合には(S18:
Yes)、S21にて次回のS17における特別遊技発
生確率を抽選し、該抽選結果に基づいて特別遊技発生確
率を変更する(S22)。そして、大当り抽選確率を3
%ととし、(S23)、特別遊技状態発生に係わる大当
り演出画像を表示する(S24)。一方、特別遊技状態
が発生しない場合には(S18:No)、大当り抽選確
率を0.3%ととし(S29)、通常遊技状態発生に係
わる大当り演出画像を表示し(S30)、特別遊技発生
確率を50%ととする(S31)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変化多様に表示可
能な可変表示装置を少なくとも1つ備え、所定の条件を
満たすことにより遊技者にとって有利な遊技価値を付与
可能にする遊技状態に制御される、パチンコ遊技機など
に代表される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、この種の遊技機は、液晶ディスプレイ等の可変表示
装置上で数字や絵柄等からなる複数種類の識別情報を可
変させ停止した結果、予め定められた表示態様になった
場合、直接的又は間接的に特定遊技状態(大当り遊技状
態ともいう)を発生させ、遊技者に多量の遊技媒体を獲
得させる状態に制御されるようになっている。そして、
前記表示態様の中でも特に特別な表示態様になった場
合、通常遊技状態から遊技者にとって更に有利な遊技価
値を付与可能にする特別遊技状態に制御されるものが、
一般的に知られている。例えば、パチンコ遊技機におい
ては、液晶ディスプレイ等の可変表示装置上で「11
1」「222」…「777」…「999」等のゾロ目が
表示されると、可変入賞口(大入賞口)が開放され周知
の特定遊技が行われることにより、遊技者は多量の遊技
球を獲得できる。又、前記ゾロ目でも、特に「111」
「333」「777」などの特別なゾロ目(例えば、奇
数)が表示された場合には、特定遊技終了後、特別遊技
状態として、次回又は次々回の特定遊技まで特定遊技抽
選確率を通常値よりも高くなるように制御される所謂、
確率変動機能、又は、所定期間、遊技域に設けられた通
過口にパチンコ球が通過することに応答して、付加的に
備えた電動チューリップ等の電動役物の開放に係る抽選
を行い、前記電動役物の開放の時間を通常遊技状態時よ
りも長く制御したり、前記電動役物の抽選確率を通常遊
技状態時よりも高く制御したりする所謂、時間短縮機能
に制御されるようになっている。
【0003】ところで、上述した遊技機では、遊技者は
特定遊技状態を発生させる要因である可変表示装置上に
表示されるゾロ目等、表示態様の変化が一番の関心事項
となるので、様々な多様なリーチアクション等を凝らし
て遊技者の遊技意欲を増進させて特定遊技状態になるま
でを演出しているが、一旦、特定遊技状態になると可変
表示装置に表示される画像は一定であるため変化に乏し
く、その結果、遊技者は、特定遊技状態になる条件であ
る予め定められた表示態様を確認した後は、遊技機に対
しての興味が減少し、それが何回か繰り返されると遊技
機自体に面白みがなくなり、遊技者はその遊技機に対し
て飽きを感じ始めるという問題点があった。
【0004】又、特別遊技状態を発生させるか否かは、
可変表示装置上に表示される予め定められた表示態様で
も特に特別な表示態様であるか否かで決めているので
(上記パチンコ遊技機の例では、「111」「333」
「777」などの特別なゾロ目で、特定遊技状態を決定
するときと同時に決定)、遊技者の関心は特別な表示態
様が表示される瞬間の一時的なものになり、その結果、
特別遊技状態を発生させる条件である特別な表示態様を
確認した後は、遊技機に対しての興味が減少し、それが
何回か繰り返されると遊技機自体に面白みがなくなり、
遊技者はその遊技機に対して飽きを感じ始めるという問
題点もあった。更に、前記特別遊技状態の発生させるか
否かに係わる決定は、固定された確率の下で抽選が行わ
れるので変化に乏しく、遊技者はこの様な遊技機に対し
て遊技性の単調性から今一歩面白みが足りない感じを受
けるという問題点もあった。
【0005】そこで、本発明では、この様な特定遊技状
態や特別遊技状態に係わる遊技性を更に向上させ、遊技
者が飽きを感じず遊技意欲を増進させることのできる遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】上記目
的を達するためなされた請求項1記載の発明は、図柄等
を表示可能な可変表示装置を少なくとも1つ備え、該可
変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様
になった場合に、特定遊技状態を発生して遊技者にとっ
て有利となる状態に制御される遊技機において、前記特
定遊技状態が発生する場合に、遊技者にとって更に有利
となる特別遊技状態を発生するか否かを抽選する特別遊
技抽選手段と、前記特別遊技抽選手段の抽選結果により
前記特別遊技状態を発生するとした場合に、前記特別遊
技状態が発生することを遊技者に報知する特別遊技報知
手段と、前記特別遊技抽選手段の抽選確率を変更する特
別遊技抽選確率変更手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0007】この請求項1記載の遊技機によれば、遊技
中に可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表
示態様になった場合に、特定遊技状態を発生して遊技者
にとって有利となる状態に制御される。そして、特定遊
技状態が発生する場合には、特別遊技抽選手段が、遊技
者にとって更に有利となる特別遊技状態を発生するか否
かを抽選し、その抽選の結果特別遊技状態を発生させる
とした場合には、特別遊技報知手段が、特別遊技状態が
発生することを遊技者に報知する。例えば遊技機がパチ
ンコ遊技機の場合には、予め定められた特定の表示態様
とは「777」等のゾロ目の図柄表示、特定遊技状態と
は所謂大当り状態で大入賞口(アタッカ)等が解放され
て多量のパチンコ球が容易に入賞する状態、特別遊技状
態とは後述する確率変動等が相当する。
【0008】そして、本発明にかかる遊技機において
は、この様な一連の処理に加え、更に、特別遊技抽選確
率変更手段によって、特別遊技抽選手段が行う特別遊技
状態を発生させるか否かの抽選確率を変更することが可
能となっている。例えば通常、特別遊技抽選手段が行う
特別遊技状態を発生させるか否かの抽選確率が50%と
なっている値を、0%,20%,50%,80%の4つ
の中から選択し、その値に変更することができる。即
ち、本発明にかかる遊技機では、従来固定されていた特
別遊技抽選確率が、遊技中に変化するのである。従っ
て、本発明にかかる遊技機によれば、従来の遊技機に比
べて遊技に変化を持たせることができ、遊技者の遊技意
欲を増進させることができる。ここで、本発明にかかる
遊技機としては、上記パチンコ遊技機以外に、アレン
ジ、スロットマシーン等が挙げられる。又、可変表示装
置には、液晶表示装置、CRT表示装置、多数の発光素
子を配列した表示装置(ドットマトリクスLED)等が
含まれる。
【0009】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の遊技機に、前記特別遊技抽選確率変更手段により変更
された前記特別遊技抽選手段の抽選確率を遊技者に報知
する変更抽選確率報知手段、を加えたことを特徴として
いる。
【0010】この請求項2記載の遊技機によれば、請求
項1記載の遊技機に加え、変更抽選確率報知手段が、特
別遊技抽選確率変更手段により変更された特別遊技抽選
手段の抽選確率を遊技者に報知する。従って、本発明に
かかる遊技機によれば、変更抽選確率報知手段によって
特別遊技抽選手段の抽選確率の変化を遊技者に報知する
ことができ、請求項1記載の発明の効果に加えて、更に
遊技者を一喜一憂させることができる。
【0011】又、請求項3記載の発明は、請求項2記載
の遊技機において、前記変更抽選確率報知手段を、前記
特別遊技抽選確率変更手段により変更された前記特別遊
技抽選手段の抽選確率を前記可変表示装置に表示するこ
とで遊技者に報知する変更抽選確率表示手段、としたこ
とを特徴としている。
【0012】この請求項3記載の遊技機によれば、変更
抽選確率表示手段が、特別遊技抽選確率変更手段により
変更された特別遊技抽選手段の抽選確率を可変表示装置
に表示することで遊技者に報知する。特別遊技抽選手段
は、特定遊技状態が発生する場合に特別遊技状態を発生
するか否かを抽選するもので、この可変表示装置は、そ
の特定遊技状態が発生するか否かを遊技者に表示してい
る。従って、本発明にかかる遊技機によれば、可変表示
装置に、特定遊技状態が発生するか否かの表示に加え、
特別遊技抽選確率変更手段により変更された特別遊技抽
選手段の抽選確率をも表示して遊技者に報知するように
したので、請求項2記載の発明の効果に加えて、遊技者
にとって重要な情報を一つの装置でまとめて報知するこ
とができ遊技性が向上すると共に、可変表示装置の有効
活用にもなる。
【0013】又、請求項4記載の発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の遊技機において、前記特別遊技報知
手段を、前記特別遊技抽選手段の抽選結果により前記特
別遊技状態を発生するとした場合に、前記特別遊技状態
が発生することを前記可変表示装置に特別遊技演出画像
を表示することで遊技者に報知する特別遊技演出画像表
示手段、としたことを特徴としている。
【0014】この請求項4記載の遊技機によれば、特別
遊技演出画像表示手段が、特別遊技抽選手段の抽選結果
により特別遊技状態を発生するとした場合に、特別遊技
状態が発生することを可変表示装置に特別遊技演出画像
を表示することで遊技者に報知する。従って、本発明に
かかる遊技機によれば、可変表示装置には特定遊技状態
に係わる表示のみならず、特別遊技抽選手段の抽選結果
による特別遊技状態の発生に係わる表示も行われ、更に
当該特別遊技状態の発生に係わる表示は、特別遊技演出
画像を表示することで遊技者に報知するようになってい
るので、従来の特別遊技状態の発生に係わる表示が特別
なゾロ目等で一時的に遊技者に報知していたものに比
べ、可変表示装置に趣向を凝らした特別遊技演出画像を
表示させて可変表示装置の表示機能を十分に活用するこ
とができ、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果
に加えて、遊技者の遊技機に対しての関心事項の増加と
遊技性の向上につながり、遊技者の遊技機に対する飽き
を解消でき、遊技意欲の増進につながる。
【0015】又、請求項5記載の発明は、請求項4記載
の遊技機に、前記特別遊技抽選手段の抽選結果により前
記特別遊技状態を発生させないとした場合に、前記特別
遊技状態が発生しないことを前記可変表示装置に通常遊
技演出画像を表示することで遊技者に報知する通常遊技
演出画像表示手段、を加えたことを特徴としている。
【0016】この請求項5記載の遊技機によれば、請求
項4記載の遊技機に加え、特別遊技抽選手段の抽選結果
により特別遊技状態を発生させないとした場合に、通常
遊技演出画像表示手段が、可変表示装置に通常遊技演出
画像を表示することで遊技者に特別遊技状態が発生しな
いことを報知する。従って、本発明にかかる遊技機によ
れば、特別遊技演出画像のみならず、特別遊技状態を発
生させないとした場合には通常遊技演出画像も可変表示
装置に表示するようにしたので、可変表示装置に趣向を
凝らした通常遊技演出画像を表示させて可変表示装置の
表示機能を十分に活用することができ、請求項4記載の
発明の効果に加えて、遊技性が向上すると共に、更に可
変表示装置の有効活用になる。
【0017】ここで、可変表示装置にどのような特別遊
技演出画像又は通常遊技演出画像を表示させて遊技者を
楽しませるかは任意であるが、例えば請求項6に記載さ
れているようにすると良い。即ち、請求項6記載の発明
は、請求項5記載の遊技機において、前記特別遊技演出
画像表示手段により表示される特別遊技演出画像又は前
記通常遊技演出画像表示手段により表示される通常遊技
演出画像は、前記特定遊技状態の遊技の進行と並行して
一連のストーリーで表示するストーリー表示手段、を備
えたことを特徴としている。
【0018】この請求項6記載の遊技機によれば、スト
ーリー表示手段が、特別遊技演出画像表示手段により表
示される特別遊技演出画像又は通常遊技演出画像表示手
段により表示される通常遊技演出画像を、特定遊技状態
の遊技の進行と並行させて一連のストーリーで表示す
る。従って、本発明にかかる遊技機によれば、特定遊技
状態の遊技の進行と並行して特別遊技演出画像又は通常
遊技演出画像が一連のストーリーで可変表示装置に表示
されるので、遊技者は特定遊技状態の間、飽きることな
くストーリーの展開を楽しむことができ、請求項5記載
の発明の効果に加えて、遊技性が向上すると共に、可変
表示装置の表示機能を更に向上させることができる。
【0019】又、請求項7記載の発明は、請求項6記載
の遊技機に、前記ストーリー表示手段による前記特定遊
技状態の遊技の進行と並行して表示されるストーリーの
結果如何により前記特別遊技状態が発生するか否かを遊
技者に認識させ得る特別遊技認識手段、を加えたことを
特徴としている。
【0020】この請求項7記載の遊技機によれば、請求
項6記載の遊技機に加え、特別遊技認識手段が、ストー
リー表示手段による特定遊技状態の遊技の進行と並行し
て可変表示装置に表示されるストーリーの結果如何で、
特別遊技状態が発生するか否かを遊技者に認識させ得る
ようにしている。従って、本発明にかかる遊技機によれ
ば、特定遊技状態の遊技の進行と並行して可変表示装置
に表示されるストーリーの結果如何によって、特別遊技
状態が発生するか否かが決定されるので、遊技者は特定
遊技状態の間可変表示装置を注視して一喜一憂し、請求
項6記載の発明の効果に加えて、更に、遊技性が向上す
る。
【0021】又、請求項8記載の発明は、請求項6又は
7記載の遊技機に、前記可変表示装置に表示される、前
記特定遊技状態を発生することとなる予め定められた特
定の表示態様と、前記ストーリー表示手段が表示する特
別遊技演出画像又は通常遊技演出画像と、を関連づける
関連表示手段、を加えたことを特徴としている。
【0022】この請求項8記載の遊技機によれば、請求
項6又は7記載の遊技機に加え、関連表示手段が、可変
表示装置に表示される、特定遊技状態を発生することと
なる予め定められた特定の表示態様と、ストーリー表示
手段が表示する特別遊技演出画像又は通常遊技演出画像
と、を関連づけるようにしている。従って、本発明にか
かる遊技機によれば、特定遊技状態を発生させる予め定
められた特定の表示態様と、特別遊技状態の発生に係わ
る特別遊技演出画像又は通常遊技演出画像と、が関連づ
けて表示されるので、請求項6又は7記載の発明の効果
に加えて、遊技者は、特定の表示態様に強く関心を持つ
ことになり、遊技機に対する飽きを解消し遊技意欲の増
進につながる。
【0023】尚、特定の表示態様と特別遊技演出画像又
は通常遊技演出画像との表示をどのように関連づけるか
は任意であるが、例えば次のようにすると良い。即ち、
ストーリー表示手段が表示する演出画像が、例えばテニ
ストーナメントに関するものであるなら、特定の表示態
様に「111」が表示されると、演出画像は第1シード
からストーリーが始まるように、同様に「666」が表
示されるとノーシード又は第6シードから始まるように
構成したり、若しくは、奇数が表示されると2回戦、偶
数なら1回戦から出場という具合に構成する。又、F1
の様なレースに関する演出画像であれば、特定の表示態
様に「333」「777」が表示されたならポールポジ
ションからスタートし、遊技者に特別遊技演出画像が表
示される確率が高いのではと連想させるようにしても良
いし、連想だけでなく実際にそのように構成してプレミ
アム的な扱いにしても良い。このように、特定の表示態
様の要素を特定遊技演出画像のストーリーに反映するこ
とにより、特定の表示態様に、特定遊技状態の発生要因
の機能だけでなく、様々な意味付けをすることが可能に
なり、遊技者は特定の表示態様に強く関心を持ち遊技意
欲の増進につながる。
【0024】ここで、特別遊技抽選確率変更手段による
特別遊技抽選手段の抽選確率を変更する時期は任意であ
るが、例えば請求項9又は請求項10に記載されている
ようにすると良い。即ち、請求項9記載の発明は、請求
項1乃至8の何れかに記載の遊技機において、前記特別
遊技抽選確率変更手段による前記特別遊技抽選手段の抽
選確率の変更は、前記特定遊技状態が発生するとした場
合に実行されるようにしたこと、を特徴とし、又請求項
10記載の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の遊
技機において、前記特別遊技抽選確率変更手段による前
記特別遊技抽選手段の抽選確率の変更は、前記特別遊技
抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状態が発生する
とした場合に実行されるようにしたこと、を特徴として
いる。
【0025】この請求項9記載の遊技機によれば、特定
遊技状態が発生するとした場合に特別遊技抽選確率変更
手段による特別遊技抽選手段の抽選確率の変更が実行さ
れ、又請求項10記載の遊技機によれば、特定遊技状態
が発生する場合に、更に特別遊技状態が発生するとした
場合に特別遊技抽選確率変更手段による特別遊技抽選手
段の抽選確率の変更が実行される。従って、請求項9記
載又は請求項10の遊技機によれば、特定遊技状態又は
特別遊技状態の発生に伴って特別遊技抽選手段の抽選確
率が変更するので、遊技者は、例えば特定遊技状態又は
特別遊技状態を発生させれば、次回の特別遊技抽選手段
の抽選確率がアップするかもしれないという期待感を抱
くことができ、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の
効果に加えて、更に遊技性が向上する。
【0026】又、変更抽選確率報知手段により変更され
た特別遊技抽選手段の抽選確率を遊技者へ報知する時期
は、例えば請求項11又は請求項12に記載されている
ようにすると良い。即ち、請求項11記載の発明は、請
求項2乃至10の何れかに記載の遊技機において、前記
変更抽選確率報知手段による前記特別遊技抽選確率変更
手段により変更された前記特別遊技抽選手段の抽選確率
の遊技者への報知は、前記特定遊技状態の遊技中又は遊
技終了後に実行されるようにしたこと、を特徴とし、又
請求項12記載の発明は、請求項4乃至8の何れかに記
載の遊技機において、前記特別遊技抽選確率変更手段に
よる前記特別遊技抽選手段の抽選確率の変更は、前記特
別遊技抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状態を発
生するとした場合に実行され、前記変更抽選確率報知手
段による前記特別遊技抽選確率変更手段により変更され
た前記特別遊技抽選手段の抽選確率の遊技者への報知
は、前記特別遊技抽選手段の抽選結果により前記特別遊
技状態を発生するとした場合に、前記特別遊技演出画像
表示手段により表示される特別遊技演出画像の表示中又
は表示終了後に実行されるようにしたこと、を特徴とし
ている。
【0027】この請求項11記載の遊技機によれば、特
定遊技状態の遊技中又は遊技終了後に、変更抽選確率報
知手段による特別遊技抽選確率変更手段により変更され
た特別遊技抽選手段の抽選確率の遊技者への報知が実行
され、又請求項12記載の遊技機によれば、特別遊技状
態を発生するとした場合に、特別遊技演出画像表示手段
により可変表示装置に表示される特別遊技演出画像の表
示中又は表示終了後に、変更抽選確率報知手段による特
別遊技抽選確率変更手段により変更された特別遊技抽選
手段の抽選確率の遊技者への報知が実行される。従っ
て、請求項11記載の遊技機によれば、特定遊技状態の
遊技中又は遊技終了後に、変更された特別遊技抽選手段
の抽選確率が報知されるので、遊技者は、特定遊技状態
成立後も、次回の特別遊技抽選手段の抽選確率アップの
報知があるかもしれないという期待感を抱きながら特定
遊技状態を満喫することができ、請求項2乃至10の何
れかに記載の発明の効果に加えて、更に遊技性が向上す
る。
【0028】又、請求項12記載の遊技機によれば、可
変表示装置に表示される特別遊技演出画像の表示中又は
表示終了後に、変更された特別遊技抽選手段の抽選確率
が報知されるので、遊技者は、特別遊技演出画像で特別
遊技状態が発生するか否かを確認することができるのに
加え、次回の特別遊技抽選手段の抽選確率を確認するた
めに、特別遊技状態成立後も、更に引き続き特別遊技演
出画像に注目するため、可変表示装置の表示機能を十分
に活用することができ、請求項4乃至8の何れかに記載
の発明の効果に加えて、更に遊技性が向上する。
【0029】尚、特別遊技抽選手段の抽選確率の報知態
様は任意であるが、例えば表示による報知の場合には、
確率自体の値を直接表示させるように構成しても良い
し、遊技者に確率を連想させることができるような画像
にて間接的に表示するようにしても良い。
【0030】又、請求項13記載の発明は、請求項6乃
至8の何れかに記載の遊技機に、前記特別遊技抽選手段
の抽選結果により前記特別遊技状態が発生し、該特別遊
技状態が継続中に前記特定遊技状態が発生する場合に、
前記ストーリー表示手段により表示された前回の特別遊
技演出画像と、前記ストーリー表示手段により今回表示
される特別遊技演出画像又は通常遊技演出画像、とのス
トーリーを継続するストーリー継続表示手段、を加えた
ことを特徴としている。
【0031】この請求項13記載の遊技機によれば、請
求項6乃至8の何れかに記載の遊技機に加え、ストーリ
ー継続表示手段が、特別遊技状態が継続中に特定遊技状
態が発生する場合に、前回ストーリー表示手段により表
示された特別遊技演出画像と、今回表示される特別遊技
演出画像又は通常遊技演出画像と、のストーリーを継続
する。従って、本発明にかかる遊技機によれば、特別遊
技状態が継続している間、特定遊技状態が選択される毎
に、前回表示された特別遊技演出画像とストーリーが継
続する演出画像(特別遊技演出画像又は通常遊技演出画
像)が表示されるので、請求項6乃至8の何れかに記載
の発明の効果に加えて、1つの演出画像(特別遊技演出
画像又は通常遊技演出画像)でストーリーが完結する場
合に比べ凝ったストーリーを作成することができ、遊技
者の遊技意欲を一層増進させることができる。
【0032】又、請求項14記載の発明は、請求項13
記載の遊技機に、前記ストーリー継続表示手段によりス
トーリーが継続されている場合に、前記ストーリー表示
手段により表示される今回の通常遊技演出画像は、継続
されていたストーリーを完結するストーリー完結表示手
段、を加えたことを特徴としている。
【0033】この請求項14記載の遊技機によれば、請
求項13記載の遊技機に加え、ストーリー完結表示手段
が、ストーリー継続表示手段によりストーリーが継続さ
れている場合に、今回ストーリー表示手段により表示さ
れる演出画像が通常遊技演出画像である場合(特別遊技
状態が発生しない場合)には、継続されていたストーリ
ーを完結する。従って、本発明にかかる遊技機によれ
ば、特別遊技状態が継続している間、特定遊技状態が選
択される毎に継続されているストーリーが、今回の特定
遊技状態において特別遊技状態が発生せずに通常遊技演
出画像が表示される場合には、前回の特別遊技演出画像
のストーリーと継続し、かつストーリーを完結するよう
にしたので、請求項13記載の発明の効果に加えて、遊
技者は、ストーリーが完結する様な演出画像が表示され
ることで、特別遊技状態が発生しないことを確認できる
と共に、達成感を得ることができ、遊技意欲を一層増進
させることができる。
【0034】又、請求項15記載の発明は、請求項13
又は14記載の遊技機に、前記ストーリー継続表示手段
によりストーリーが継続されている場合に、前記特別遊
技状態が継続中に発生する前記特定遊技状態が予め定め
られた回数連続して発生するときには、前記特別遊技抽
選手段の抽選の結果、今回も前記特別遊技状態が発生す
るとされたときでも、前記ストーリー表示手段により表
示される今回の特別遊技演出画像は、継続されていたス
トーリーを完結する強制ストーリー完結表示手段、を加
えたことを特徴としている。
【0035】この請求項15記載の遊技機によれば、請
求項13又は14記載の遊技機に加え、強制ストーリー
完結表示手段が、ストーリー継続表示手段によりストー
リーが継続されている場合に、今回も特別遊技状態が発
生しストーリー表示手段により特別遊技演出画像が表示
されるとき、即ち連続して特別遊技演出画像が表示され
るときであっても、特別遊技状態が継続中に発生する特
定遊技状態が予め定められた回数連続した場合には、継
続されていたストーリーを強制的に完結する。従って、
本発明にかかる遊技機によれば、特別遊技状態が継続し
ている間、特定遊技状態が選択される毎に継続されてい
るストーリーが、特別遊技状態が継続中に発生する特定
遊技状態が予め定められた回数連続した場合には、今回
の特定遊技状態において特別遊技状態が発生し特別遊技
演出画像が表示されるときであっても、継続されていた
ストーリーを強制的に完結するようにしたので、請求項
13又は14記載の発明の効果に加えて、遊技者は、特
別遊技状態が継続中に発生する特定遊技状態が予め定め
られた回数連続した場合にのみ表示される、特別遊技演
出画像であってもストーリーが完結する様な演出画像が
表示されることで大きな達成感を得ることができ、遊技
意欲を一層増進させることができる。又、特別遊技状態
が長く継続しても、その途中でストーリーを完結させる
ことができ、ストーリーを冗長させず設計を容易とし、
ROM等の記憶装置の記憶容量を低減させることができ
る。
【0036】ここで、ストーリーをどのように完結させ
るかは任意であるが、例えば、勝ち抜き戦のようなスト
ーリーであれば、請求項14記載の遊技機では、最後に
負けるような形でストーリーを完結させ、請求項15記
載の遊技機では、最後に優勝してストーリーを完結させ
るようにすると良い。
【0037】又、請求項15記載の遊技機では、上記し
たようにストーリーを強制的に完結するのであるが、特
別遊技状態は引き続き継続し、特別遊技演出画像が表示
されることとなる。この場合に、当該特別遊技演出画像
に表示するストーリーは、前回完結したストーリーを再
び表示しても良いが、遊技者にとっては同じストーリー
が繰り返し展開されると飽きがくる。このことは、請求
項14記載の遊技機においても同様である。このような
場合には、例えば請求項16に記載されていようにする
と良い。即ち、請求項16記載の発明は、請求項14又
は15記載の遊技機において、前記ストーリー完結表示
手段又は前記強制ストーリー完結表示手段によりストー
リーが完結する場合に、次回の前記ストーリー表示手段
により表示される特別遊技演出画像又は通常遊技演出画
像には、今回表示された演出画像とは違うジャンルの演
出画像を表示させるようにしたこと、を特徴としてい
る。
【0038】この請求項16記載の遊技機によれば、ス
トーリー完結表示手段又は強制ストーリー完結表示手段
によりストーリーが完結する場合に、次回のストーリー
表示手段により表示される特別遊技演出画像又は通常遊
技演出画像は、今回表示された演出画像とは違うジャン
ルの演出画像を表示させるようにしている。従って、本
発明にかかる遊技機によれば、ストーリーが完結する場
合に、次回からの演出画像には、今回完結する演出画像
とは違うジャンルの演出画像を表示させるようにしたの
で、請求項14又は15記載の発明の効果に加えて、遊
技者は、違うジャンルの演出画像に大きな関心を持つこ
とになり、遊技機に対する飽きを解消し遊技意欲が増進
する。
【0039】ここで、違うジャンルの演出画像として
は、プロレス等の格闘技に関するストーリー、車又はオ
ートバイレーシングに関するストーリー、冒険に関する
ストーリー等が挙げられる。
【0040】又、請求項17記載の発明は、請求項1乃
至16の何れかに記載の遊技機に、前記特別遊技抽選手
段の抽選結果により前記特別遊技状態が予め定められた
回数連続して発生する場合に、次回の前記特別遊技状態
が発生するのを禁止する特別遊技発生禁止手段、を加え
たことを特徴としている。
【0041】この請求項17記載の遊技機によれば、請
求項1乃至16記載の遊技機に加え、特別遊技発生禁止
手段が、特別遊技抽選手段の抽選結果により特別遊技状
態が予め定められた回数連続して発生する場合に、次回
の特別遊技状態が発生するのを禁止する。従って、本発
明にかかる遊技機によれば、特別遊技状態が予め定めら
れた回数連続して発生すると、次回の特別遊技状態の発
生を禁止するので、請求項1乃至16の何れかに記載の
発明の効果に加えて、特別遊技状態が際限なく続くのを
防止でき、ホール側が不測の不利益を被ることを防止す
ると共に、いたずらに遊技者の射幸心を煽ることを防止
する。
【0042】ここで、上記した特別遊技状態の発生を禁
止する手段としては、例えば特別遊技抽選手段の抽選結
果を強制的にはずれ(特別遊技状態を選択しない)にし
たり、特別遊技抽選手段の抽選自体を行わないようにし
も良い。
【0043】又、請求項18記載の発明は、請求項17
記載の遊技機に、前記特別遊技発生禁止手段が作動する
こととなる前記特別遊技状態が前記特別遊技抽選手段の
抽選結果により連続して発生する回数を設定する最大特
別遊技連続回数設定手段、を加えたことを特徴としてい
る。
【0044】この請求項18記載の遊技機によれば、請
求項17記載の遊技機に加え、最大特別遊技連続回数設
定手段が、特別遊技発生禁止手段が作動することとなる
特別遊技状態が特別遊技抽選手段の抽選結果により連続
して発生する回数を設定可能とする。従って、本発明に
かかる遊技機によれば、特別遊技発生禁止手段が作動す
ることとなる特別遊技状態の連続発生回数を設定できる
ので、請求項17記載の発明の効果に加えて、ホール側
の営業戦略、営業方針に合わせた遊技機を遊技者に提供
することができ、同じ遊技機でも設定の仕方次第によっ
てホール毎の個性が生まれる。
【0045】又、請求項19記載の発明は、請求項1乃
至18の何れかに記載の遊技機に、前記特別遊技抽選手
段の抽選確率を設定する特別遊技発生確率設定手段、を
加えたことを特徴としている。
【0046】この請求項19記載の遊技機によれば、請
求項1乃至18の何れかに記載の遊技機に加え、特別遊
技発生確率設定手段が、特別遊技抽選手段の抽選確率を
設定可能とする。従って、本発明にかかる遊技機によれ
ば、特別遊技抽選手段の抽選確率を設定できるので、請
求項1乃至18の何れかに記載の発明の効果に加えて、
ホール側の営業戦略が可能となり、遊技機毎の売上及び
利益を的確に想定することができる。
【0047】ここで、特別遊技抽選手段の抽選確率をど
のように設定するかは任意であるが、例えば次のように
すると良い。即ち、特別遊技状態の方が抽選される確率
を80%、50%、20%、0%の4つのグループに分
け、該グループの各比率を設定1では、2/10:3/
10:3/10:2/10とし、設定2では、1/1
0:2/10:4/10:3/10とし、設定3では、
1/10:1/10:4/10:4/10と決めること
により、設定1では、他の設定に比べ80%、50%が
特別遊技の抽選確率として選択されやすく、又、設定3
は反対に、20%、0%が選択されやすくなる。つま
り、設定1では、特別遊技状態が継続して抽選され易
く、設定3では、特別遊技状態が継続して抽選され難
い。つまり、特別遊技状態の継続率をホール側で設定が
できるようになる。よって、ホール側の営業戦略に併せ
て、遊技機の売上及び利益を的確に想定でき遊技者に適
切な利益を提供することができる。
【0048】尚、特別遊技状態の態様は種々考えられる
が、例えば請求項20に記載されているように、前記特
別遊技状態は、前記特定遊技状態終了後少なくとも次回
の前記特定遊技状態発生までの間該特定遊技の抽選確率
を通常値より高くする特定遊技抽選確率変動状態、とす
るようにしても良い。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、本実施例の遊技機であるパチ
ンコ遊技機の構成について説明する。図1は、本実施例
におけるパチンコ遊技機の要部の構成を説明するための
ブロック図である。
【0050】本実施例のパチンコ遊技機は、図1に示す
ように、第1種始動入賞口にパチンコ球が入賞したこと
を検出するための第1種始動入賞口入賞センサ1と、大
入賞口にパチンコ球が入賞したことを検出するための大
入賞口入賞センサ2と、大入賞口内の特定領域をパチン
コ球が通過したことを検出するための特定領域通過セン
サ3と、マイクロコンピュータ11と、大当り図柄、は
ずれ図柄、大当り演出画像等を表示するための可変表示
装置4(液晶ディスプレイ等)と、大入賞口を開閉させ
る第1種特別電動役物5と、遊技機の裏側に設けられた
設定キー又は設定ボタンにより遊技機の性能又は状態を
設定する遊技機設定手段6と、を少なくとも備える。マ
イクロコンピュータ11は、各種演算制御処理を行うC
PU8と、CPU8の処理手順や可変表示装置4にかか
る画像データ等を記憶するROM9と、CPU8の処理
結果等を一時的に記憶するRAM10と、前記各センサ
1〜3による検出内容等をCPU8に供給すると共に、
CPU8による処理結果を可変表示装置4及び第1種特
別電動役物5等に供給するための入出力インタフェース
7と、を備える。
【0051】続いて、本実施例のパチンコ遊技機の作用
について説明する。まず、図示しない電源装置からパチ
ンコ遊技機に電力が供給されると、所定の初期設定処理
等を行った後、遊技機設定手段6によりホール側の店長
等の責任者がその日の営業戦略に基づき売上及び利益を
想定し、パチンコ遊技機の各確率等を設定しパチンコ遊
技機の状態等を決める。ここでの設定に関しては、図8
に示し後述する。次に、CPU8は、第1種始動入賞口
入賞センサ1からの入力があるまで待機する。そして、
遊技者が遊技を開始してパチンコ球が第1種始動入賞口
に入賞し、第1種始動入賞口入賞センサ1がパチンコ球
の入賞を検出すると、CPU8は、図2のフローチャー
トに示す処理を開始する。
【0052】尚、本実施例では、遊技者にとって通常遊
技状態より更に有利な遊技価値を付与する特別遊技状態
へと制御可能なパチンコ遊技機に関するもので、ここで
は1回の特別遊技状態の発生に対して、1回の大当り状
態が発生するまで大当り抽選確率を通常より高くする所
謂、1回ループの確率変動機能搭載のものに関して説明
する。ここで、通常遊技状態とは、特定遊技状態(大当
り遊技状態)が発生していない状態で、大当り抽選確率
が低確率(正確には、遊技機設定手段6で設定された
値、ここでは0.3%と設定する。)の遊技状態であ
り、又、特別遊技状態とは、特定遊技状態(大当り遊技
状態)が発生していない状態で、大当り抽選確率が高確
率(正確には、通常遊技状態の大当り抽選確率の10
倍、ここでは3.0%)の遊技状態である。又、初期状
態における遊技状態は、通常遊技状態であり、後述する
特別遊技発生確率は50%、変数N、変数Mの値は共に
1である。
【0053】図2のフローチャートの処理が開始される
と、CPU8は、第1種始動入賞口入賞センサ1による
検出タイミング等と、現在適用されている大当り抽選確
率に基づいて大当りの抽選(大当りかはずれかの抽選)
を行う(S12)。そして、大当りの抽選によってはず
れを選択した場合には(S13において「NO」)、可
変表示装置4に表示させるはずれ図柄の抽選を行う(S
19)。そして、はずれ図柄の抽選により選択されたは
ずれ図柄を可変表示装置4に表示させ(S20)、処理
を終了する。
【0054】一方、大当りの抽選によって、大当りを選
択した場合(S13において「YES」)、次にS14
に進み、可変表示装置4に表示させる大当り図柄の抽選
を行う。そして、大当り図柄の抽選により選択された大
当り図柄を可変表示装置4に表示させ(S15)、次に
S16に進んで、変数Mの値が10であるか否かの判断
をする。変数Mの値が10である場合(S16において
「YES」)には、S28にて変数Mの値を初期化し、
大当り抽選確率を0.3%ととし(S29)、第1種特
別電動役物5(大入賞口等)を開放することにより、遊
技者に多量のパチンコ球を獲得できる大当り遊技状態に
パチンコ遊技機を制御する。次に該大当り遊技状態にお
ける大当り演出画像を可変表示装置4に表示させる(S
30)。尚、S30の制御処理は図7に示し、その詳細
については後述する。次にS31に進み、特別遊技発生
確率の値を50%とする(S31)。そして、変数Nの
値を初期化し(S33)、処理を終了し遊技状態を大当
り遊技状態から通常遊技状態とする。
【0055】尚、前記特別遊技発生確率とは、特別遊技
状態が発生するか否かに関する確率のことである。本実
施例では、通常遊技状態における特別遊技発生確率(S
31)を50%(正確には、遊技機設定手段6で設定さ
れた値、ここでは50%と設定する。)ととする。
【0056】次に、S16において、変数Mの値が10
でない場合(S16において「NO」)には、第1種始
動入賞口入賞センサ1による検出タイミング等と、現在
適用されている特別遊技発生確率に基づいて、特別遊技
状態を発生させるか否かの抽選を行う(S17)。そし
て、前記抽選の結果を判断する(S18)。前記判断の
結果、特別遊技状態を発生させないと判断した場合(S
18において「NO」)には、S28に進み、前記に示
した変数Mの値が10である場合(S16において「Y
ES」)と同じ処理が以下行われる。
【0057】又、S18の処理において特別遊技状態を
発生させる場合(S18において「YES」)には、第
1種始動入賞口入賞センサ1による検出タイミング等に
基づいて、80%,50%,20%,0%の中から何れ
かを抽選し(S21)、該抽選の結果を特別遊技発生確
率として変更する(S22)。そして大当り抽選確率を
3%ととし(S23)、第1種特別電動役物5(大入賞
口等)を開放することにより、遊技者に多量のパチンコ
球を獲得できる大当り遊技状態にパチンコ遊技機を制御
する。次に該大当り遊技状態における大当り演出画像を
可変表示装置4に表示させる(S24)。尚、S24の
制御処理は図7に示し、その詳細については後述する。
次に、変数Mの値を1増加させ(S25)、変数Nの値
が5であるか否かを判断する(S26)。そして、変数
Nの値が5でない場合(S26において「NO」)に
は、変数Nの値を1増加させ(S27)、処理を終了す
る。一方、変数Nの値が5である場合(S26において
「YES」)には、変数Nの値を初期化し(S33)、
処理を終了する。そして遊技状態を大当り遊技状態から
特別遊技状態とする。
【0058】続いて、本実施例のパチンコ遊技機におい
て実際に遊技を行った場合の具体的な動作内容について
説明する。尚、本実施例のパチンコ遊技機は、大当りの
抽選において可変表示装置4には、1から14までの数
字(図柄)が3桁表示されるように構成されており、ゾ
ロ目図柄が大当りとなる。
【0059】まず、遊技者が遊技を開始し、パチンコ球
が第1種始動入賞口に入賞すると、CPU8により、上
記した数字(図柄)が可変表示装置4にて変動表示さ
れ、所定時間経過後、乱数等を用いて大当りの抽選が行
われる(S12)。通常遊技状態では大当り抽選確率の
値が0.3%であるので、多くの場合はずれが選択され
る。そして、はずれが選択されると、S13において
「NO」となり、はずれ図柄の抽選が乱数等を用いて行
われ(S19)、はずれ図柄の抽選により選択されたは
ずれ図柄(例えば「435」等のゾロ目以外の図柄)が
可変表示装置4に停止表示される(S20)。
【0060】一方、大当りの抽選において大当りが選択
されると、S13において「YES」となり、S14に
て可変表示装置4に表示させる大当り図柄の抽選を乱数
等を用いて行う。そして、大当り図柄の抽選により選択
された大当り図柄(例えば「666」等のゾロ目の図
柄)を可変表示装置4に停止表示させる(S15)。そ
して、S16に進み、ここでは変数Mは初期状態の1で
あるため「NO」となり、S17に進む。S17では、
第1種始動入賞口入賞センサ1による検出タイミング等
で特別遊技発生確率に基づいて、特別遊技状態を発生さ
せるか否かの抽選が乱数等を用いて行われる。尚、ここ
での特別遊技発生確率は、50%である。次に、S18
において特別遊技状態を発生させるか否かが判断され
る。そして、この判断の結果、特別遊技状態を発生させ
る場合、第1種始動入賞口入賞センサ1による検出タイ
ミング等に基づいて、特別遊技発生確率の値を、80
%,50%,20%,0%の中から何れかを乱数等を用
いて抽選し(S21)、次回のS17における特別遊技
発生確率として変更する(S22)。次に、次回以降の
大当りの抽選において、特別遊技状態の発生に伴い大当
り抽選確率を3%に変更する(S23)。そして、第1
種特別電動役物5(大入賞口等)を開放することによ
り、遊技者に多量のパチンコ球を獲得できる大当り遊技
状態にパチンコ遊技機を制御し、S24に進む。
【0061】ここで、S24において可変表示装置4に
表示される大当り演出画像について詳述する。まず、大
当り図柄の表示終了と共に、図3(a)に示す画像(カ
ーレースのスタート時点の画像)が表示される。そし
て、第1種特別電動役物5により大入賞口が開放され、
大当り遊技の第1ラウンドが開始される。ラウンド数,
各ラウンドにおける大入賞口への入賞数,大当り図柄の
数字は、各々ラウンド数表示領域34,カウント数表示
領域35,大当り数字表示領域37に表示され、変数N
の値は、「第N戦XXX」という形式で変数N表示領域
36に表示される。又、遊技者の表象となる車38も表
示される。又、車38のスタート位置は、大当り図柄の
数字に対応させても良いし、大当り図柄の数字が3,7
の時は、ポールポジション(一番グリッド)、1,5な
らば2番グリッド、9,11ならば3番グリッド、その
他は4番以降のグリッドと決めても良い。(本実施例で
は、後述した例を採用して、図3(a)に示すスタート
図では、大当り図柄として「7」のゾロ目が表示された
場合で、ポールポジションスタートの図を示した。尚、
図3(a)に示す大当り演出画像は、変数Nの値が1の
ときを示している)。そして、第2ラウンドから第14
ラウンドまでは、図3(b)に示す画像(レース中の画
像)が表示される(ただし、図3(b)におけるラウン
ド数表示領域34及びカウント数表示領域35は、夫々
7ラウンド及び10カウントが例示されている)。
【0062】次に、大当り遊技の第15ラウンドにおい
て、図4(a)に示す画像(ゴール時点の画像)が表示
される。このとき、車38のゴール順位が、順位表示領
域39に表示される。車38のゴール順位は、S21に
おいて抽選された特別遊技発生確率の値に対応してお
り、特別遊技発生確率の値が80%であれば1位、50
%であれば2位、20%であれば3位、0%であれば4
位となる。又、該特別遊技発生確率の値が0%であれ
ば、次回のS17において特別遊技状態が発生すること
はないので、S18において必ず「NO」となり、大当
り抽選確率が0.3%となる(確率変動の終了)。尚、
図4(a)に示す画像は、特別遊技発生確率の値が20
%(ゴール順位3位)である場合のものである。
【0063】次に、第16ラウンドにおいて、図4
(b)に示す画像(レースの表彰の画像)が表示され
る。特別遊技発生確率の値は、特別遊技発生確率表示領
域41に表示され、ここでは、前記図4(a)の3位の
ゴール順位に対応した特別遊技発生確率の値20%を示
す「次回確率変動突入率20%」が表示される。このと
き、大当り抽選確率表示領域40には、大当り抽選確率
の値が3%であれば「確率変動決定」、0.3%であれ
ば「確率変動ならず」と表示され、大当り抽選確率が高
確率になるか否かが遊技者に報知される。
【0064】即ち、車38のゴール順位が1〜4位であ
れば「確率変動決定」、5位以下であれば「確率変動な
らず」と大当り抽選確率表示領域40に表示され、且
つ、車38のゴール順位が1位であれば「次回確率変動
突入率80%」、2位であれば「次回確率変動突入率5
0%」、3位であれば「次回確率変動突入率20%」、
4位であれば「次回確率変動突入率0%」と特別遊技発
生確率表示領域41に表示される。換言すれば、遊技者
に、車38のゴール順位が1〜4位であれば今回の大当
りにおいて特別遊技状態が発生し、車38のゴール順位
が1〜3位であれば次回の大当りにおいても特別遊技状
態が発生する可能性があるということを報知する。
【0065】従って遊技者は、大当り演出画像の表示如
何によって、今回の大当りによって特別遊技状態が発生
するか否か、及び今回の大当りによって特別遊技状態が
発生する場合、次回の大当りにおける特別遊技状態の発
生する確率を知ることができるので、大当り演出画像を
最後まで興味深く注視するようになる。
【0066】そして、図4(b)の画像が所定時間表示
されると、変数N、変数Mの値が共に1から2になり
(S25〜S27)、今回の大当り遊技状態は終了して
特別遊技状態となり、大当り抽選確率の値(3%),特
別遊技発生確率の値(20%),変数Nの値(2)、変
数Mの値(2)に基づいて次回の処理が行われる。
【0067】その後、次の大当り(連続2回目の大当
り)が選択されると、大当たり図柄が抽選表示され(S
14,S15)、変数Mの値は2なので、S16におい
て「NO」になり、S17において特別遊技発生確率
(20%)に基づいて、特別遊技状態を発生させるか否
かの抽選が行われる。今回は前記抽選の結果、特別遊技
状態が選択され、大当り図柄として6のゾロ目が選択さ
れたものとする。そして、S21において特別遊技発生
確率が抽選され、今回は80%が選択されたものとする
(S22)。そして、特別遊技状態、大当り図柄
「6」,変数Nの値(2),特別遊技発生確率(80
%)の値に対応する大当り演出画像が表示される(S2
4)。具体的には、第1ラウンドにおいて、今回は大当
り図柄が6のゾロ目なのでスタートグリットが4番目以
下(6番グリット)、第2ラウンド乃至第14ラウンド
において、他車と抜きつ抜かれつの攻防を繰り返す画像
が表示される。そして、大逆転勝利で1位でゴールし図
5(a)で示す画面が表示される。
【0068】その後、大当り(連続3回目の大当り)が
選択されると、上述してきた場合と同様に、特別遊技発
生確率(80%)に基づいて、特別遊技状態を発生させ
るか否かの抽選が行われる(S17,S18)。今回も
特別遊技状態が選択され、大当り図柄として5のゾロ目
が選択されており(S14,S15)、特別遊技発生確
率の値として0%が選択されたものとすると(S21,
S22)、第16ラウンドにおいて、図5(b)に示す
画像が表示される。即ち、4位入賞で大当り抽選確率表
示領域40に「確率変動決定」と表示されるものの、
「次回の参戦で引退」という表示がなされ、特別遊技発
生確率表示領域41には「次回確率変動突入率0%」と
表示される。これにより、第1戦、第2戦、第3戦と続
いたストーリーが、次の第4戦で完結するという示唆を
遊技者に報知する。
【0069】その後、大当り(連続4回目の大当り)が
選択されると、次は特別遊技発生確率(0%)に基づい
て、特別遊技状態を発生させるか否かの抽選が行われる
(S17,S18)。今回は、特別遊技状態発生確率の
値が0%なので特別遊技状態は発生せず、よって、今回
の大当り遊技状態終了後の遊技状態は、通常遊技状態と
なる。つまり、S18において「NO」となり、今回は
大当り図柄の数字として10が選択され(S14)10
のゾロ目が表示されており(S15)、この場合、S2
8でMの値を初期化し、大当り確率の値を0.3%とし
(S29)、S30にて大当たり演出画像が表示され
る。即ち、第16ラウンドにおいて、図6(a)に示す
画像が表示され、大当り抽選確率表示領域40には「確
率変動ならず」の表示がされ、さらに「次回参戦不可」
等の表示もなされる。これにより、第1戦,第2戦,第
3戦と継続してきたストーリーが、第4戦で5位となり、
確率変動が終了すると共に次回の参戦が不可になるとい
う形で完結する、という表現で遊技者に知らされる。そ
して、特別遊技状態発生確率の値を50%ととし(S3
1)、変数Nの値も初期化される(S33)。変数Nが
初期化されるので、次回大当りが選択された場合には、
大当り演出画像として第1戦の画像が表示されることに
なる。
【0070】一方、連続4回目の大当りにおいても特別
遊技状態が発生し、更に連続5回目の大当りにおいても
特別遊技状態が発生する場合には、図6(b)に示すよ
うに、第1戦,第2戦,第3戦,第4戦と継続してきた
ストーリーが最終戦の結果、総合優勝という形で完結す
る、という表現で遊技者に知らされる(図6(b)で
は、4回目の大当り図柄は11、5回目の大当り図柄は
3、がそれぞれ選択され表示されている)。つまり、最
終戦(第5戦)で2位となり「次回確率変動突入率50
%」と特別遊技発生確率表示領域41に表示され、「確
率変動決定」と大当り抽選確率表示領域40に表示する
代わりに(別に、表示しても構わない)、遊技者に達成
感を与えるような「ワールドチャンピオン決定」と表示
し、ストーリーが完結したことを遊技者に知らせる。そ
して、変数Mの値は6になり(S25)、変数Nの値は
5であるので、S26で「YES」となり、変数Nの値
が初期化される(S33)。
【0071】これは、特別遊技状態はまだ継続される
が、ストーリーは完結することを意味する。即ち、変数
Mは、特別遊技状態の継続を示す指数であり、変数N
は、特別遊技状態の継続によるストーリーの継続を示す
指数であり、変数NのMAX値<変数MのMAX値とす
ることで、特別遊技状態が長く続いても、その途中でス
トーリーを完結させることができ、遊技者に達成感を与
えることが可能になると共に、ストーリーを冗長させず
設計を容易とし、ROM9の記憶容量を低減するという
効果を奏する。尚、本実施例においては、変数NのMA
X値を5、変数MのMAX値を10とし、変数MのMA
X値を変数NのMAX値の整数倍としたが、これによ
り、特別遊技状態が最大限継続したときには、表示する
複数のストーリーの長さを均等にすることが可能とな
り、遊技者に違和感を与えることがなく、又設計を容易
とし、例えば同様なストーリーを複数回表示するときに
は、ROM9の記憶容量を低減するという効果を奏す
る。
【0072】又、連続4回目の大当りにおいても特別遊
技状態が発生したが、連続5回目の大当りにおいては特
別遊技状態が発生しなかった場合には、変数Nの値はM
AX値の5に到達しているので、図6(a)のうち、大
当り抽選確率表示領域40の「次回参戦不可」の表示を
「総合順位第2位」等の表示に、「今度はがんばろう」
の表示を「次回のシリーズではワールドチャンピオン
を」等の表示に変更されて遊技者に報知される。
【0073】尚、変数Nの値が初期化されて1となった
場合には(S33)、次回からの大当り演出画像には、
前回とは違うジャンルのストーリーが展開され表示され
るようにしても良い。例えば、競馬、陸上競技、格闘技
などに係わるストーリーが変数Nの値が初期化される毎
に、逐次展開されるようにしても良い。この場合には、
図6(b)の表示画面に、「次回から新ジャンル」等、
新しいストーリーが始まることを遊技者に報知するよう
な表示を加えると良い。
【0074】前述の大当り演出画像(図3乃至図6)の
表示処理(図2においてS24、S30)を図7に示
す。図7に示すように、大当り演出画像の表示処理に
は、大当り遊技状態終了後に特別遊技状態へ制御される
場合(S24)と通常遊技状態へ制御される場合(S3
0)との2つが存在する。
【0075】特別遊技状態へ制御する大当り演出画像の
表示処理(S24)では、S42にて遊技者の表象とな
る車38のゴール順位の範囲を決定している。ここでの
処理は、図2におけるS18の処理に起因していて特別
遊技状態が発生と判断すると、当該大当り演出画像の表
示処理において、車38のゴール順位を「1〜4位」と
確定する。次に、S43にてS42で確定された「1〜
4位」の範囲で更に、ゴール順位を決定する。この処理
は、図2におけるS21及びS22の処理に起因してい
て、S21にて抽選された特別遊技発生確率を次回の特
別遊技発生確率と変更し(S22)、該変更された特別
遊技発生確率の値に対応するゴール順位が表示される。
ここでは、特別遊技発生確率が80%ならば1位、50
%なら2位、20%なら3位、0%なら4位としてい
る。次に、S44では、車38のスタート順位を決定し
ている。ここでの処理は、大当り図柄に関係して、図2
におけるS14の処理に起因している。ここでは、大当
り図柄が、3,7ならば1番グリッド(ポールポジショ
ン)、1,5ならば2番グリッド、9,11ならば3番
グリッド、その他は4番グリッド以下でランダムに決め
ている。尚、スタート順位は、単に大当り図柄の数字に
起因して、例えば、大当り図柄が3ならば3番グリッド
という具合に決めても良い。次に、S45では、特別遊
技状態(確率変動状態)発生の旨及び特別遊技発生確率
の変更された値を表示すると共に、変数Nの値が1〜4
であればストーリーを継続する表示を、変数Nの値が5
ならば、今回の演出画像にて、ストーリーを継続した後
完結する表示をする。
【0076】同様に、通常遊技状態へ制御する大当り演
出画像の表示処理(S30)では、S46にて車38の
ゴール順位の範囲を決定している。ここでの処理は、図
2におけるS18の処理に起因していて、特別遊技状態
は発生されないと判断されると、当該大当り演出画像の
表示処理において、ゴール順位が「5位以下」と確定さ
れる。ここでの最終的なゴール順位の決定は、大当り図
柄に起因させても良いし、ランダムに決めても良い。
又、S43の処理と同様に、特別遊技発生確率の値に対
応させても良い(例:特別遊技発生確率が80%→5
位、50%→6位、20%→7位、0%→8位)。そし
て、S47では、前記したS44と同じ処理を行い、次
に、S48では、特別遊技状態(確率変動状態)発生せ
ずの旨を表示すると共に、変数Nの値にかかわらず、ス
トーリーを完結する表示をする。ただし、変数Nの値が
1のときは、ストーリーは継続されていないので、今回
の演出画像のみでストーリーをスタートさせると共に完
結させ、変数Nの値が2〜5のときは、今回の演出画像
にて、ストーリーを継続した後完結する表示をする。
【0077】このように大当り演出画像が表示処理され
ることにより、大当り図柄ではなく、大当りの演出画像
のストーリーによって、特別遊技状態が発生するか否か
が遊技者に示されるので、大当り遊技中においても、可
変表示装置4から目を離すことなく長時間遊技を行って
も飽きることがなくなる。つまり、遊技性の向上につな
がる。更に、S44、S47のように、車38のスター
ト位置の決定に大当り図柄を起因させることにより、大
当り図柄にも意味を持たせることができ大当り演出画像
のストーリーにも幅ができ、遊技性が更に向上する。つ
まり、S44、S47に示すように、大当り図柄と車3
8のスタート位置を関連づけることにより、例えば、大
当り図柄「3」でスタート位置「1番目、ポールポジシ
ョン」ならば、遊技者は、大当り演出画像では特別遊技
状態を発生する画像及び次回の特別遊技発生確率が表示
されると想像できるし、大当り図柄「2」でスタート位
置「4番目」ならば、大当り演出画像では特別遊技状態
を発生する画像及び特別遊技発生確率が表示されるか否
かが想像し難く、遊技者は大当り演出画像のストーリー
の展開に一喜一憂するようになる。その結果、遊技者は
大当り図柄の種類にも関心を持つようになり、遊技意欲
の増進と遊技機の遊技性の向上につながる。
【0078】尚、本実施例では、S44とS47とを同
一処理としたが、これは異ならせても良く、例えば、S
47の処理のみ、大当り図柄が奇数であれば車38のス
タート位置を「2or3番目」、大当り図柄がその他の
図柄であれば車38のスタート位置を「4番目以下」と
するように変更しても良い。このようにすると、同じ大
当り図柄でも、特別遊技状態へ制御される大当り演出画
像と通常遊技状態へ制御される大当り演出画像とで、車
38のスタート位置が異なるケースが出現し、遊技者は
更に想像をかきたてられ、遊技性が向上する。
【0079】又、本実施例のパチンコ遊技機は、前記し
たように、図8に示すような4つの設定手段を含む遊技
機設定手段6(図1)を備えている。この遊技機設定手
段6には、S50の通常遊技状態における大当り抽選確
率設定手段、S51の最大大当り連続回数設定手段、S
52の通常遊技状態における特別遊技発生確率設定手
段、S53の特別遊技状態における特別遊技発生確率設
定手段の4つを備えている。S50の大当り抽選確率設
定手段では、図2のS29における大当り抽選確率の値
を設定し、ここでは設定1、設定2、設定3と3段階に
分け、それぞれを0.31%、0.30%、0.29%
としている。これにより、大当りの当り易さ難さが調節
できる。上述してきた実施例のパチンコ遊技機では、設
定2の0.3%に設定されていたことになる。
【0080】又、S51の最大大当り連続回数設定手段
は、図2のS16に対応しており、ここでは特別遊技状
態が継続し連続して大当りが発生したとき、その発生す
る大当りの連続回数に上限を設定可能にすることによ
り、大当りが連続して発生しすぎることによるホール側
の予想外の損害を防止すると共に、遊技者への過度の射
倖性を防止している。ここでは、1〜100回まで設定
でき、ここでの設定値が図2におけるS16のM値にな
る(図2では、10回と設定されている)。
【0081】次に、S52の通常遊技状態における特別
遊技発生確率設定手段は、図2のS31に対応してい
る。ここでは、設定1、設定2、設定3と3段階に分
け、それぞれの通常遊技状態における特別遊技発生確率
を60%、50%、40%とする。これにより、特別遊
技状態を発生する確率を設定でき、通常遊技状態におい
て特別遊技状態が発生し易いか否かが設定できる。つま
り、特別遊技状態に突入し易いか否かの、所謂突入率が
設定できる。
【0082】次に、S53の特別遊技状態における特別
遊技発生確率設定手段は、図2におけるS21に係るも
ので、S21において特別遊技発生確率を抽選する際、
どの値が抽選され易いかを設定することにより、特別遊
技状態が継続し易いか否かが設定可能になっている。つ
まり、特別遊技状態の継続率を設定可能になっている。
ここでは、特別遊技発生確率設定手段は、その発生確率
を、80%:50%:20%:0%の4つに分け、その
比率を設定1では、2/10:3/10:3/10:2
/10とし、設定2では、1/10:2/10:4/1
0:3/10とし、設定3では、1/10:1/10:
4/10:4/10としている。従って、設定1では、
他の設定に比べ80%、50%が特別遊技発生確率とし
て選択されやすく、又、設定3は反対に、20%、0%
が選択されやすくなっている。つまり、設定1では、特
別遊技状態が継続して選択され易く、設定3では、特別
遊技状態が継続して選択され難い。即ち、特別遊技状態
の継続率をホール側が任意に設定ができるようになって
いる。よって、ホール側の営業戦略に併せて、パチンコ
遊技機の売上及び利益を的確に想定できることが可能に
なる。
【0083】つまり、前記遊技機設定手段6では、大当
り抽選確率(S50)、特別遊技状態の継続に伴う大当
りの連続回数の上限値(S51)、特別遊技状態への突
入率(S52)、特別遊技状態の継続率(S53)、が
それぞれ設定できるので、ホール側の営業戦略及び営業
方針に合わせたパチンコ遊技機を遊技者に提供すること
ができ、同じパチンコ遊技機でもホール毎の個性が生ま
れる。又、遊技者に前記営業方針が評価されれば、確実
に集客率が上がり、逆に、評価されなければ、パチンコ
遊技機の設定を変更したりして、集客率が上がる努力を
行うことができるようになる。又、前記遊技機設定手段
6の各設定手段による設定の仕方次第で特別遊技状態が
効果的になり、パチンコ遊技機の遊技性も向上し遊技者
の遊技意欲の増進につながる。又、前記遊技性の向上
は、パチンコ遊技機自体の寿命も上がり、ホールの経営
にも大きく貢献する。
【0084】尚、本実施例では、可変表示装置4が図柄
を変動表示又は大当り演出画像を表示しているときに、
第1種始動入賞口入賞センサ1がONしたとき、即ち第
1種始動入賞口にパチンコ球が入賞したときは、その入
賞が所定数(例えば4個)記憶されるようになってお
り、当該入賞に対する図柄の変動表示は、上記した図柄
の変動表示又は大当り演出画像の表示を終了した後に、
可変表示装置4に表示されるようになっている。この場
合、図2のS12及びS13は、当該入賞に対する図柄
の変動表示が開始され、所定時間経過後に行われる。従
って、例えば第1種始動入賞口入賞センサ1がONした
時点が通常遊技状態であっても、その直後に大当り遊技
が発生した場合には、当該入賞に対するS12,S13
の処理を行う時点では、特別遊技状態になっており、
又、その逆もある。
【0085】尚、本実施例において、マイクロコンピュ
ータ11(CPU8)が行う処理の内、S17の処理が
前述の特別遊技抽選手段の作用に相当し、S24(S4
2)の処理が前述の特別遊技報知手段の作用に相当し、
S21、S22、S31の処理が前述の特別遊技抽選確
率変更手段の作用に相当し、S24,S43の処理が前
述の変更抽選確率報知手段及び変更抽選確率表示手段の
作用に相当し、S24の処理が前述の特別遊技演出画像
表示手段の作用に相当し、S30の処理が前述の通常遊
技演出画像表示手段の作用に相当し、S24、S30の
処理が前述のストーリー表示手段の作用に相当し、S2
4(S42)、S30(S46)の処理が前述の特別遊
技認識手段の作用に相当し、S44、S47の処理が前
述の関連表示手段の作用に相当し、S45、S48の処
理が前述のストーリー継続表示手段の作用に相当し、S
48の処理が前述のストーリー完結表示手段の作用に相
当し、S45の処理が前述の強制ストーリー完結表示手
段の作用に相当し、S16の処理が前述の特別遊技発生
禁止手段の作用に相当し、S51の処理が前述の最大特
別遊技連続回数設定手段の作用に相当し、S52、S5
3の処理が前述の特別遊技発生確率設定手段の作用に相
当する。
【0086】次に、本実施例のパチンコ遊技機の効果に
ついて説明する。本実施例のパチンコ遊技機において
は、特別遊技発生確率は固定されておらず、特別遊技状
態が発生する毎に、80%,50%,20%,0%、の
4つの値の何れかに変更されるので、従来のパチンコ遊
技機に比べて遊技に変化を持たせることが可能となり、
遊技者を楽しませることができると共に、遊技者の遊技
意欲の増進になり、遊技性の向上につながる。
【0087】又、S24、S30の大当り演出画像表示
処理によって、特別遊技状態が発生するか否かが遊技者
に示されるので、大当り図柄が表示された後も、遊技者
に、適度な緊張感と期待感を与え続けることができ、遊
技者の遊技意欲を更に増進させることができる。
【0088】又、前記特別遊技発生確率は最終ラウンド
に表示されるので、遊技者は、前記特別遊技発生確率の
値を確認するために、引き続き可変表示装置4に注目す
る。このため、趣向を凝らした大当り演出画像を表示さ
せて可変表示装置4の表示機能を十分に活用することが
できる。
【0089】又、1回の大当り状態の各ラウンド間は一
連のストーリーで繋がっているため、遊技者は可変表示
装置4に表示される大当り演出画像において各ラウンド
毎で一喜一憂するようになり、その結果、パチンコ遊技
機の遊技性の向上につながり、遊技者が飽きのこないパ
チンコ遊技機を提供可能とする。
【0090】又、特別遊技発生確率が可変表示装置4に
表示されるので、特別遊技発生確率が変化する毎に遊技
者を一喜一憂させることができ、遊技者の遊技意欲を増
進させることができ、遊技者が飽きのこないパチンコ遊
技機を提供可能とする。
【0091】又、継続して特別遊技状態が発生した場
合、第1戦,第2戦,第3戦,第4戦,最終戦、という
ように、前回表示された大当り演出画像とストーリーが
継続し完結する大当り演出画像が表示されるので、1つ
の大当り演出画像でストーリーが完結する場合に比べて
凝ったストーリーを作成することができ、遊技者の遊技
意欲を一層増進させることができる。
【0092】又、特別遊技状態が継続し5回連続して大
当りが発生すると、次回特別遊技状態が継続して発生す
る場合であっても、ストーリーが完結する大当り演出画
像が表示されるので、ストーリーが冗長することなく遊
技者に達成感を与えることができ、遊技者の遊技意欲を
増進させることができる。
【0093】又、大当り抽選確率、特別遊技状態発生の
継続回数の上限値、特別遊技状態への突入率、特別遊技
状態の継続率、がそれぞれ設定できるのでホール側の営
業戦略、営業方針に合わせたパチンコ遊技機を遊技者に
提供することができ、同じパチンコ遊技機でもホール毎
の個性が生まれる。
【0094】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は前述した実施例に何等限定されるものでは
なく、更に種々の態様において実施しても良いことはも
ちろんである。例えば、実施例では、S21、S22に
おいて選択することができる特別遊技発生確率の値は8
0%,50%,20%,0%であるが、別の値を採用し
ても良いし、選択肢を増減しても良い。
【0095】又、実施例では、S24において特別遊技
発生確率が表示されるが、特別遊技発生確率が0%であ
る場合には、可変表示装置4には「20%以下」と表示
するように構成されていても良い。このようにすると、
更に遊技者の遊技意欲を掻き立てることができる。
【0096】又、実施例では、特別遊技状態が発生した
場合に次回の大当りが抽選されるまで大当り抽選確率の
値を高くする所謂1回ループ制確率変動機能を採用して
いるが、次々回まで大当りが抽選される大当り抽選確率
の値を高くする所謂2回ループ制確率変動機能を上記に
準じて採用しても良い。
【0097】又、実施例では、特別遊技状態は、確率変
動機能の1種類のみで説明しているが、特別遊技状態の
種類はこれに限るものではなく、複数種類あっても良
い。尚、この場合、特別遊技発生確率は、個々に抽選を
行っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技者の要部の構成を表すブロック図
である。
【図2】マイクロコンピュータ(CPU)が行う処理の
流れを表すフローチャートである。
【図3】可変表示装置に表示される画像の説明図であ
る。
【図4】可変表示装置に表示される画像の説明図であ
る。
【図5】可変表示装置に表示される画像の説明図であ
る。
【図6】可変表示装置に表示される画像の説明図であ
る。
【図7】大当り演出画像表示処理の流れを表すフローチ
ャートである。
【図8】遊技機における4つの設定処理を表すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…第1種始動口入賞センサ 2…大入賞口入賞セン
サ 3…特定領域通過センサ 4…可変表示装置
5…第1種特別電動役物 6…遊技機設定手段
7…入出力インタフェース 8…CPU 9…RO
M 10…RAM 11…マイクロコンピュータ
34…ラウンド数表示領域 35…カウント数表示
領域 36…変数N表示領域 37…大当り数字表
示領域 38…車 39…順位表示領域 40…大当り抽選
確率表示領域 41…特別遊技発生確率表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 AA33 AA79 BC22 CA04 CA27 EB55

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄等を表示可能な可変表示装置を少な
    くとも1つ備え、該可変表示装置の表示結果が予め定め
    られた特定の表示態様になった場合に、特定遊技状態を
    発生して遊技者にとって有利となる状態に制御される遊
    技機において、 前記特定遊技状態が発生する場合に、遊技者にとって更
    に有利となる特別遊技状態を発生するか否かを抽選する
    特別遊技抽選手段と、 前記特別遊技抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状
    態を発生するとした場合に、前記特別遊技状態が発生す
    ることを遊技者に報知する特別遊技報知手段と、 前記特別遊技抽選手段の抽選確率を変更する特別遊技抽
    選確率変更手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別遊技抽選確率変更手段により変
    更された前記特別遊技抽選手段の抽選確率を遊技者に報
    知する変更抽選確率報知手段、 を加えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記変更抽選確率報知手段を、 前記特別遊技抽選確率変更手段により変更された前記特
    別遊技抽選手段の抽選確率を前記可変表示装置に表示す
    ることで遊技者に報知する変更抽選確率表示手段、 としたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記特別遊技報知手段を、 前記特別遊技抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状
    態を発生するとした場合に、前記特別遊技状態が発生す
    ることを前記可変表示装置に特別遊技演出画像を表示す
    ることで遊技者に報知する特別遊技演出画像表示手段、 としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記特別遊技抽選手段の抽選結果により
    前記特別遊技状態を発生させないとした場合に、前記特
    別遊技状態が発生しないことを前記可変表示装置に通常
    遊技演出画像を表示することで遊技者に報知する通常遊
    技演出画像表示手段、 を加えたことを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記特別遊技演出画像表示手段により表
    示される特別遊技演出画像又は前記通常遊技演出画像表
    示手段により表示される通常遊技演出画像は、 前記特定遊技状態の遊技の進行と並行して一連のストー
    リーで表示するストーリー表示手段、 を備えたことを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記ストーリー表示手段による前記特定
    遊技状態の遊技の進行と並行して表示されるストーリー
    の結果如何により前記特別遊技状態が発生するか否かを
    遊技者に認識させ得る特別遊技認識手段、 を加えたことを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記可変表示装置に表示される、前記特
    定遊技状態を発生することとなる予め定められた特定の
    表示態様と、前記ストーリー表示手段が表示する特別遊
    技演出画像又は通常遊技演出画像と、を関連づける関連
    表示手段、 を加えたことを特徴とする請求項6又は7記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 前記特別遊技抽選確率変更手段による前
    記特別遊技抽選手段の抽選確率の変更は、前記特定遊技
    状態が発生するとした場合に実行されるようにしたこ
    と、 を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記特別遊技抽選確率変更手段による
    前記特別遊技抽選手段の抽選確率の変更は、前記特別遊
    技抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状態が発生す
    るとした場合に実行されるようにしたこと、 を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記変更抽選確率報知手段による前記
    特別遊技抽選確率変更手段により変更された前記特別遊
    技抽選手段の抽選確率の遊技者への報知は、前記特定遊
    技状態の遊技中又は遊技終了後に実行されるようにした
    こと、 を特徴とする請求項2乃至10の何れかに記載の遊技
    機。
  12. 【請求項12】 前記特別遊技抽選確率変更手段による
    前記特別遊技抽選手段の抽選確率の変更は、前記特別遊
    技抽選手段の抽選結果により前記特別遊技状態を発生す
    るとした場合に実行され、 前記変更抽選確率報知手段による前記特別遊技抽選確率
    変更手段により変更された前記特別遊技抽選手段の抽選
    確率の遊技者への報知は、前記特別遊技抽選手段の抽選
    結果により前記特別遊技状態を発生するとした場合に、
    前記特別遊技演出画像表示手段により表示される特別遊
    技演出画像の表示中又は表示終了後に実行されるように
    したこと、 を特徴とする請求項4乃至8の何れかに記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 前記特別遊技抽選手段の抽選結果によ
    り前記特別遊技状態が発生し、該特別遊技状態が継続中
    に前記特定遊技状態が発生する場合に、前記ストーリー
    表示手段により表示された前回の特別遊技演出画像と、
    前記ストーリー表示手段により今回表示される特別遊技
    演出画像又は通常遊技演出画像、とのストーリーを継続
    するストーリー継続表示手段、 を加えたことを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記
    載の遊技機。
  14. 【請求項14】 前記ストーリー継続表示手段によりス
    トーリーが継続されている場合に、前記ストーリー表示
    手段により表示される今回の通常遊技演出画像は、継続
    されていたストーリーを完結するストーリー完結表示手
    段、 を加えたことを特徴とする請求項13記載の遊技機。
  15. 【請求項15】 前記ストーリー継続表示手段によりス
    トーリーが継続されている場合に、前記特別遊技状態が
    継続中に発生する前記特定遊技状態が予め定められた回
    数連続して発生するときには、前記特別遊技抽選手段の
    抽選の結果、今回も前記特別遊技状態が発生するとされ
    たときでも、前記ストーリー表示手段により表示される
    今回の特別遊技演出画像は、継続されていたストーリー
    を完結する強制ストーリー完結表示手段、 を加えたことを特徴とする請求項13又は14記載の遊
    技機。
  16. 【請求項16】 前記ストーリー完結表示手段又は前記
    強制ストーリー完結表示手段によりストーリーが完結す
    る場合に、次回の前記ストーリー表示手段により表示さ
    れる特別遊技演出画像又は通常遊技演出画像には、今回
    表示された演出画像とは違うジャンルの演出画像を表示
    させるようにしたこと、 を特徴とする請求項14又は15記載の遊技機。
  17. 【請求項17】 前記特別遊技抽選手段の抽選結果によ
    り前記特別遊技状態が予め定められた回数連続して発生
    する場合に、次回の前記特別遊技状態が発生するのを禁
    止する特別遊技発生禁止手段、 を加えたことを特徴とする請求項1乃至16の何れかに
    記載の遊技機。
  18. 【請求項18】 前記特別遊技発生禁止手段が作動する
    こととなる前記特別遊技状態が前記特別遊技抽選手段の
    抽選結果により連続して発生する回数を設定する最大特
    別遊技連続回数設定手段、 を加えたことを特徴とする請求項17記載の遊技機。
  19. 【請求項19】 前記特別遊技抽選手段の抽選確率を設
    定する特別遊技発生確率設定手段、 を加えたことを特徴とする請求項1乃至18の何れかに
    記載の遊技機。
  20. 【請求項20】 前記特別遊技状態を、前記特定遊技状
    態終了後少なくとも次回の前記特定遊技状態発生までの
    間該特定遊技の抽選確率を通常値より高くする特定遊技
    抽選確率変動状態、 としたことを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記
    載の遊技機。
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