JP2002159690A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002159690A
JP2002159690A JP2000361493A JP2000361493A JP2002159690A JP 2002159690 A JP2002159690 A JP 2002159690A JP 2000361493 A JP2000361493 A JP 2000361493A JP 2000361493 A JP2000361493 A JP 2000361493A JP 2002159690 A JP2002159690 A JP 2002159690A
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Japan
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probability
symbol
gaming machine
lottery
change mode
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JP2000361493A
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Takanori Kamiyama
貴徳 神山
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の状態から確変の状態に移る確率を変動
させることのできる遊技機を得ることを目的とする。 【解決手段】 確変用乱数カウンタを用いて通常の状態
から確変の状態に移行する確率を大当たり発生時毎に求
めることで、前記確率を変動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の条件が成立
したことにより、遊技盤上に配置された表示装置の表示
図柄を変動させ、該表示装置における前記変動が停止し
たときの遊技者に有利な遊技状態となる図柄に含まれる
特定の図柄に応じて、予め定められた遊技状態(確変)
に移行する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機としてのパチンコ機の遊技
盤上には、パチンコ球が入賞する入賞口や風車、釘の他
に、数字やキャラクタでデザインされた、例えば15個
の特別図柄を3列(左列、中列、右列)に配置させ、各
列毎に15個の特別図柄を順次変動させながら表示する
特別図柄表示装置を備えている。
【0003】この特別図柄表示装置は、同じく遊技盤上
に設けられた始動口にパチンコ球が入賞したとき(厳密
に言うと、始動口へ入賞したパチンコ球をセンサにより
検出したとき)に高速での変動が開始され(始動)、所
定時間経過後各列毎に停止し、各列毎に特別図柄が特定
(表示)される。
【0004】ここで、各列の図柄が予め定められた所定
の関係となった場合(例えば、数字の7が揃った場合
等)、遊技盤に設けられた、通常の入賞口に比較して大
きな入賞口を開放し、遊技者にとって有利な処理がなさ
れる(大当り)。
【0005】特に、特定の図柄が上述の予め定められた
所定の関係となった場合では、遊技者にとって有利な処
理がなされた後の再び大当りが発生する確率が上昇し
(確変)、遊技状態に変化をつけることがなされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
確変用の乱数カウンタを用いた場合では、通常の状態か
ら確変の状態に移る確率は一定であり変化に乏しいた
め、大当り発生後の確変に対する遊技者の期待感が薄
れ、遊技者は同一のパチンコ機で遊技を継続することに
飽きてしまう場合がある。
【0007】また、通常の状態から確変の状態に移る確
率が一定である遊技機では、過去の大当り発生のデータ
が遊技者に見られるようになっているため、遊技者の台
離れにつながり、遊技機の隔たりが発生してしまう場合
がある。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、通常の状態から確変の状態に移る確
率を変動させることのできる遊技機を得ることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の始動口に入賞することで抽選され、抽選の結
果で遊技者に有利な遊技状態である大当りとなり得る遊
技機に用いられ、複数の表示枠にそれぞれ異なる図柄で
構成された複数種の図柄群を用いて、前記複数の表示枠
に所定の図柄を表示することで、遊技者に抽選結果を報
知する表示部を備えた遊技機であって、前記抽選におい
て予め所定の確率で出現するように設定され、前記抽選
による大当り確率を高める通常確変モードと、大当り図
柄に含まれる特定の図柄が揃った場合に、通常モードよ
りも高い確率で大当りとなる特別確変モードと、に切換
える切換制御手段と、前記通常確変モードから前記特別
確変モードに移行する確率が確変用乱数カウンタを用い
て大当り発生時毎に演算する演算手段と、を有すること
を特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、確変用乱
数カウンタを用いて確変モードに移行する確率を変動さ
せることで、短期間であっても確変に移行する確率が変
動するので、遊技者には次回の大当り発生時において確
変モードになるという期待感が増して遊技者の台離れを
防止することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記特別確変モードに移行する特
定の図柄を報知する報知手段をさらに有することを特徴
としている。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、特別確変
モードに移行する特定の図柄を遊技者に視覚を通じて報
知することで、次回の大当り発生時において確変モード
になるという期待感を増すことができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は前記請求項2に記載の発明において、前記確変モード
に移行する確率は、一定期間で確定値に収束することを
特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、所定の確
変に移行する確率が、例えば、一定期間で1/2に収束
するというように確定値に収束するため、ホール側に負
担をかけずに遊技機を使用することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記請求項1又
は前記請求項3に記載の発明において、前記報知は、遊
技機に設けられた役物を用いて行われることを特徴とし
ている。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、例えば、
遊技機に備えられているゲージ部上に役物を設けて確変
モードに移行する特定図柄を表示することで、遊技者は
前記特定図柄を明確に把握でき、遊技者には次回の大当
り発生時において確変モードになるという期待感が増し
て遊技者の台離れを防止することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記請求項1又
は前記請求項3に記載の発明において、前記報知は、表
示枠内で行われることを特徴としている。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、表示枠内
に確変に移行する特定図柄を表示することで遊技者にと
っての視認性を良くすることができ、また、遊技者には
次回の大当り発生時において確変モードになるという期
待感が増して遊技者の台離れを防止することができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記報知は、所定時間経過後に、
表示枠内の特定の部位を用いて行われることを特徴とし
ている。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、前記所定
時間経過後であっても、表示枠内の特定の部位に確変モ
ードへ移行する特定図柄を表示することで、遊技者には
次回の大当り発生時において確変モードになるという期
待感が増して遊技者の台離れを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】図1には、本実施の形態に係るパチンコ機
110の遊技盤111が示されている。この遊技盤11
1における円弧状のレール112で囲まれた領域が遊技
領域であるゲージ部114とされている。ゲージ部11
4には、全面に渡って複数の釘が打ち込まれ、レール1
12を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116に
当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内路
に案内されながら、落下していくようになっている。ま
た、この釘116のほか、ゲージ部114に向かって左
右対称の位置には、風車118が取り付けられており、
パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようにな
っている。
【0023】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0024】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置1
22が配置され、その表示部124が露出されている。
なお、大当り発生時から所定時間経過後、前記表示部1
24の左下に確変図柄表示領域124Aが設けられるよ
うになっている。本実施の形態では、遊技者に確変にな
る図柄の抽選結果を報知するために前記所定時間を5秒
に設定してある。
【0025】図2には、大当り発生時に表示部124で
表示される確変になる図柄の抽選結果が示されている。
【0026】ここでは、抽選結果として図柄2、5及び
7が選ばれて、大当り発生時から所定時間である5秒間
は表示部124全体に表示される(図2(A))。大当
り発生時から5秒が経過した後は、前記図柄2、5及び
7を残り目として表示するために、前記表示部124の
左下に確変図柄表示部124Aが設けられる(図2
(B))。前記図柄2、5及び7のいずれかの図柄と同
じ図柄が表示部124上で揃うと、確変の状態に移行す
るようになっている。
【0027】前記抽選結果を前記所定時間である5秒間
だけ表示した後、前記抽選結果によって求められる確変
になる図柄は、確変図柄表示領域124Aに表示される
ように構成されている。これにより、前記確変図柄表示
領域124Aに表示されている図柄のいずれかと同じ図
柄が表示部124上で揃った場合(大当り発生時)に、
確変が発生することを遊技者に報知することができる。
【0028】なお、本実施の形態では、確変図柄表示領
域124Aは表示部124の左下に設けてあるが、これ
に限定されるものではなく、表示部124のどの位置に
設けてもよい。また、ゲージ部114上に役物を設け
て、前記役物上で確変図柄を表示させる構成にしてもよ
い。なお、本実施の形態で用いる確変図柄は12種類と
する。
【0029】一方、前記表示部124の下方には特別図
柄変動装置122を始動するための第1の始動口として
の特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0030】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、前記特別図柄変動装置
122での所謂当たりの表示状態で所定時間開放され、
大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっ
ている。
【0031】なお、特別図柄始動入賞口126に入賞し
たパチンコ球は、最大4球分保留され、特別図柄変動装
置122による抽選結果の案内が終了した時点で、保留
された分が消化されるようになっている。この保留球の
数は、ゲージ部114の一部に設けられた4個の特別図
柄保留ランプ(図示省略)の点灯/消灯状態によって報
知している(点灯が保留)。
【0032】また、ゲージ部114には、第2の始動口
としての普通図柄始動領域130と、0〜9までの一桁
の数字を表示可能な普通図柄表示部132とが設けられ
ており、普通図柄始動領域130にパチンコ球が入賞す
ると、普通図柄表示部132の表示が変動し、所定の当
たり数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設
けられた可動部としての電動チューリップ134が所定
時間開放するようになっている。この電動チューリップ
134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入
賞の確率が物理的に高まることになる。なお、この普通
図柄始動領域130に入賞したパチンコ球は、最大4球
分保留され、電動チューリップ134の一連の動作が終
了した時点で、保留された分が消化されるようになって
いる。
【0033】上記ゲージ部114の下部にはパネル14
0が設けられており、このパネル140の前面側にはパ
チンコ球を発射するためのハンドル136と、パチンコ
球を受ける受け皿138とが設けられている。ハンドル
136は、前記パネル140の内部から突出された回転
軸に取付けられており、この回転軸を中心に回転可能と
されている。すなわち、遊技者がこのハンドル136を
把持して回転することで、発射装置300(図3参照)
が稼動すると共に、前記ハンドル136の回転角度に基
づいて発射強度が設定されるようになっている。なお、
この回転には、付勢力が付与されており、遊技者が手を
離すと自動的にもとの回転位置に戻る構造となってい
る。
【0034】図3の(A)には、上記パネル140内部
に設けられ、パチンコ球をゲージ部114へ打ち出すた
めの発射装置300の概略が示されている。なお、図3
の(B)には、図3の矢印A方向からみた、発射装置3
00の概略が示されている。
【0035】発射装置300は駆動部302を有してい
る。パチンコ球の案内面が略V字型に形成されたレール
112の一端(基部側)に、駆動部304が設置されて
いる。
【0036】駆動部302は、直方体形状のカバー部材
304で覆われたソレノイド306を備えている。ソレ
ノイド306には、プランジャー308が嵌挿されてお
り、ソレノイド306の軸線方向に沿って移動可能とさ
れている。このプランジャー308の一端には略台形円
錐状の杵先部308Aが設けられ、他端にはその外周に
沿ってフランジが設けられている。
【0037】杵先部308Aはカバー部材304の外側
に突出しており、杵先部308Aの下底端面がカバー部
材304の外壁面に当接することによってプランジャー
308の移動が制限される。また、プランジャー308
の中央部は拡径されており、拡径された部分の端面がカ
バー部材304の内壁面に当接するように構成されてい
る。これにより、上述した杵先部308Aとカバー部材
304とが当接することによりプランジャー308の移
動が制限される構成に代わり、プランジャー308の拡
径された部分の端面がカバー部材312の内壁面に当接
することによってプランジャー308の移動を制限する
ようにしてもよい。また、プランジャー308のフラン
ジを有する一端はカバー部材304の外側に突出してお
り、プランジャー308のフランジとカバー部材304
の一端の外壁面との間でプランジャー308に圧縮コイ
ルばね310が巻装されている。これにより、移動した
プランジャー308が圧縮コイルばね310の付勢力に
よって、移動する前の所定の位置へ戻るようになってい
る。
【0038】これにより、ソレノイド306の通電状態
及び非通電状態を選択的に切り替えてプランジャー30
8を往復運動させることによって生じる衝撃力が、プラ
ンジャー308の杵先部308Aの上底端面を介してパ
チンコ球に伝達され、パチンコ球を打ち出すことができ
る。
【0039】図4には、パチンコ機110を制御するた
めの制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基
板150を中心として、払出制御基板152、音声制御
基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板15
8、表示制御基板160等、機能毎に分類されている
(なお、以下これらを総称する場合副制御基板151と
いう)。
【0040】主制御基板150には、CPU320、R
OM322及びRAM324が備えられている。前記R
OM322には、確変及び乱数等の遊技に関する基本的
なプログラムが記憶されている。前記RAMには、遊技
中における確変図柄等のデータが記憶されている。前記
CPU320が前記ROM322及び前記RAM324
に記憶されているデータに基づいて演算を行い、新たな
確変図柄が求められ、前記RAM324に前記新たな確
変図柄のデータが記憶される。前記演算等に基づいて制
御処理を行う前記主制御基板150からの命令信号(コ
マンド)に基づいて、その他の副制御基板151が独自
に実行する。
【0041】払出制御基板152は、パチンコ球の払出
し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パ
チンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果
音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156
は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技
盤状態表示灯)164、及び図示しない特別図柄保留ラ
ンプ及び普通図柄保留ランプ等の点灯・消灯を制御す
る。
【0042】ハンドル136を操作すると、ハンドル操
作をしている信号が前記主制御基板150を介して発射
制御基板158に伝えられ、前記発射制御基板158
は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御する。
【0043】表示制御基板160は、前記表示部124
が表示ドライバ166を介して接続されており、主制御
基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果
をもたらす表示を実行する。また、表示制御基板160
は、普通図柄表示部132も制御する。
【0044】前記主制御基板150には、特別図柄始動
入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及
び普通図柄始動領域130に設けられた普通図柄入賞セ
ンサ170、並びに各入賞口120に設けられた入賞セ
ンサ172が接続されている。また、この主制御基板1
50には、電動チューリップ134を開閉させるための
ソレノイド174が接続されている。
【0045】また、主制御基板150では、特別図柄や
普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部
124での表示内容を選択し、表示制御部160へ命令
信号を出力する。すなわち、表示制御部160には、複
数の命令信号に基づく異なる表示内容のデータが予め記
憶されており、命令信号に基づいてデータが選択され
て、起動するようになっている。また、主制御基板15
0及び副制御基板151は、信号線202により管理制
御基板200に接続されている。この管理制御基板20
0は、信号線208を介して、管理制御基板200で処
理した様々なデータをホールコンピュータ206へ出力
する。これにより、店側で各パチンコ機110の状況を
把握することができる。
【0046】なお、前記発射制御基板158には、上述
の発射装置300が備えるソレノイド306が接続され
ている。
【0047】また、上述の主制御基板150には、図示
しない大当り用乱数カウンタ及び確変用乱数カウンタが
設けてある。前記確変用乱数カウンタは、6カウントで
一周期となるように構成されている。前記確変用乱数カ
ウンタで得られた値を基にして確変になる確率Pを抽選
する。なお、前記確変になる確率Pは、0<P<1/2
を満たすように設定してある。
【0048】以上のような構成で確変の抽選を行うが、
確変になる確率Pを抽選する時期としては、次のような
ものが考えられる。 大当り乱数を決定するときと同時に確変になる確率P
を抽選する。 大当り終了後に、抽選画面と同時に確変になる確率P
を抽選する。
【0049】本実施の形態では、確変になる確率Pを抽
選する時期としてに従って処理を行う。
【0050】また、確変になる確率Pを演出する時期と
しては、大当り終了後に抽選画面を使用して演出するよ
うに設定してある。
【0051】さらに、通常変動に戻ったときの確変にな
る図柄の処理としては、次のようなものが考えられる。 確変になった図柄を表示部のどこかに残し目としてお
く。 確変になった図柄は遊技機の役物上で表示させる(表
示させる領域を予め設けておく)。
【0052】本実施の形態では、上述したように、確変
になる図柄の処理をに従って処理を行う。
【0053】なお、本実施の形態では、ホール側のこと
を考慮して、確変になる平均の割合が1/2になるよう
に設定しておく。
【0054】さらに、前記確変になる平均の割合が常に
1/2よりも大きくならないようにするために、確変に
なる確率Pを、大当り発生が0回目の場合は1/2、大
当り発生が1回目の場合は1/2以下とし、以降、大当
り発生が奇数回目の場合には、確変になる確率Pを1/
2以下になるように設定しておく。
【0055】次に、本実施の形態の作用について詳細に
説明する。
【0056】図5には、遊技進行のフローチャートが示
されている。
【0057】通常変動中(ステップ320)に大当りが
発生すると(ステップ322)、次のステップ324へ
移行する。
【0058】ステップ324では、次の大当り時におけ
る確変図柄を抽選し、前記確変図柄を表示部124に表
示する。この状態で、次回の抽選で前記確変図柄が揃う
と、ステップ326へ移行する。
【0059】ステップ326では、確変モードになる。
【0060】また、前記ステップ324において、次回
の抽選で前記確変図柄が揃わない場合は、次のステップ
328へ移行し、通常の状態になる。
【0061】図6には、確変になる確率Pを抽選する際
のフローチャートが示されている。
【0062】大当りが発生すると(ステップ350)、
次のステップ352へ移行し、次回の大当り時に確変に
なる確率Pを抽選開始する。
【0063】次のステップ354では、今回の大当りが
1回目であるか否かを判定する。
【0064】ステップ354での判定が否定されると次
のステップ356へ移行し、また、前記判定が肯定され
るとステップ358へ移行する。
【0065】ステップ356での判定が否定されると、
次のステップ358へ移行する。
【0066】ステップ358では、確変用乱数カウンタ
を用いて、次回の大当り時に確変になる確率Pが決定さ
れ(0<P<1/2)、次のステップ360へ移行す
る。
【0067】前記ステップ356での判定が肯定される
と、次のステップ362へ移行する。
【0068】ステップ362では、ステップ358での
処理と同様に確変用乱数カウンタを用いて確率Pを決定
し、次のステップ364へ移行する。
【0069】ステップ364では、前記ステップ362
で決定された前記確率Pに1/2を加えた値を確変にな
る確率Pの値とし(1/2<P<1)、ステップ360
へ移行する。
【0070】ステップ360では、前記ステップ358
またはステップ364で求められた確率Pの値に基づい
て、表示部124に次回の大当り時の確変図柄を表示す
る。
【0071】次のステップ366では、前記表示部12
4で前記図柄を表示している時間が5秒を経過したか否
かの判断をする。
【0072】ステップ366での判断が肯定された場合
のみに次のステップ368へ移行する。
【0073】ステップ368では、前記確変図柄を前記
表示部124の左下の確変図柄表示領域124Aに残し
目として表示する。
【0074】ステップ368での処理が終わると、次の
大当り時に確変になる確率Pを抽選する処理を完了す
る。
【0075】上記のようにして確変になる確率Pを抽選
すると、大当り回数と確変になる確率Pとの関係は図7
に示すグラフのようになる。なお、ここでは、大当り回
数が0回目、1回目、2回目、3回目、・・・と増える
にしたがって確率Pは1/2、1/6、11/12、1
/3、・・・と変化しているものが示されている。この
グラフより、長い期間にわたって遊技を行った場合で
は、確率Pは1/2に収束していく様子が分かる。
【0076】確率Pが1/2に収束することを説明す
る。
【0077】0<P<1なる確率Pの求まる確率はすべ
て同様に確からしいことから、長い期間にわたって遊技
を行った場合では、確率Pは1/2に収束する。
【0078】すなわち、確率Pの値が1/2の値を境目
に場合分けされているために、0<P<1/2における
確率P=P1と、1/2<P<2における確率P=P2
と、がP1+P2=1を満たす場合、前記P1と前記P
2とが同じ回数ずつ表れると考えてよい。このため、前
記P1と前記P2とからなる確率Pの期待値は1/2と
なるため、確率P=1/2をも含めた0<P<1を満た
す確率Pは1/2に収束する。
【0079】本発明によれば、大当りが発生する毎に確
変になる確率Pを求めているので、確変になる確率Pが
変動する。これにより、確変の割合が多くなれば、確変
の連続する回数を増加させることができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る遊技機
は、短時間の遊技であっても大当りが発生する毎に確変
になる確率を求めて変動させる。これにより、大当りが
連続発生する回数についての期待値が増加し、遊技者の
期待感が増すため、遊技の面白味が増すという優れた効
果を有する。
【0081】また、累積された過去の確変の発生確率が
所定の確率に収束することで、ホール側にとっての負担
が増加することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の概略正
面図である。
【図2】(A)は本発明の実施の形態に係る、大当り発
生時から所定時間経過前の表示部の正面図であり、
(B)は所定期間経過後の表示部及び確変図柄表示領域
の正面図である。
【図3】(A)は本発明の実施の形態に係る発射装置の
概略図であり、(B)は(A)の矢印A方向からの概略
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の制御系
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遊技進行を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る確変になる確率を抽
選する際のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る大当り回数と確変に
なる確率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
110 パチンコ機(遊技機) 124 表示部 124A 確変図柄表示領域 150 主制御基板 168 特別図柄入賞センサ 320 CPU 322 ROM 324 RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の始動口に入賞することで抽選さ
    れ、抽選の結果で遊技者に有利な遊技状態である大当り
    となり得る遊技機に用いられ、複数の表示枠にそれぞれ
    異なる図柄で構成された複数種の図柄群を用いて、前記
    複数の表示枠に所定の図柄を表示することで、遊技者に
    抽選結果を報知する表示部を備えた遊技機であって、 前記抽選において予め所定の確率で出現するように設定
    され、前記抽選による大当り確率を高める通常確変モー
    ドと、大当り図柄に含まれる特定の図柄が揃った場合
    に、通常モードよりも高い確率で大当りとなる特別確変
    モードと、に切換える切換制御手段と、 前記通常確変モードから前記特別確変モードに移行する
    確率が確変用乱数カウンタを用いて大当り発生時毎に演
    算する演算手段と、を有することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別確変モードに移行する特定の図
    柄を報知する報知手段をさらに有することを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記確変モードに移行する確率は、一定
    期間で確定値に収束することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知は、遊技機に設けられた役物を
    用いて行われることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記報知は、表示枠内で行われることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記報知は、所定時間経過後に、表示枠
    内の特定の部位を用いて行われることを特徴とする請求
    項4記載の遊技機。
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