JPH09327555A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH09327555A
JPH09327555A JP8152130A JP15213096A JPH09327555A JP H09327555 A JPH09327555 A JP H09327555A JP 8152130 A JP8152130 A JP 8152130A JP 15213096 A JP15213096 A JP 15213096A JP H09327555 A JPH09327555 A JP H09327555A
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JP
Japan
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pachinko machine
winning
variable
added
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Application number
JP8152130A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有利度の異なる複数の付加価値状態のうち何れ
が発生するのかを、遊技者が前以て知ることのできるパ
チンコ機を提供すること。 【解決手段】遊技盤面12に始動入賞口13と、絵柄表
示の可能な可変表示手段20と、可変入賞口30と、パ
チンコ球の始動入賞口13への入賞に基づき抽選を行
い、可変表示手段20に絵柄の表示変化を行わせた後、
抽選結果が当たりの場合に、可変入賞口30を動作させ
て所定の当たりに相当する付加価値状態を発生させるよ
う設定した制御手段50とを具備するパチンコ機10に
おいて、制御手段50は異なる複数の付加価値状態が設
定されており、付加価値状態の発生前に、次の抽選で当
たりとなった場合に発生する付加価値状態が何れの付加
価値状態であるかを可変表示手段20に表示するよう設
定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に始動入
賞口と、各種絵柄の表示が可能な可変表示手段と、可変
入賞口と、パチンコ球の前記始動入賞口への入賞に基づ
き抽選を行い、前記可変表示手段に絵柄の表示変化動作
を行わせた後に、抽選結果が当たりの場合に、前記可変
入賞口を動作させて遊技者に前記所定の当たりに相当す
る有利な付加価値状態を発生させるよう設定した制御手
段とを具備するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のパチンコ機としては、例
えば、図5に示したようにパチンコ機1の遊技盤2のほ
ぼ中央に役物として可変表示装置3が設けられ、ハンド
ル6の操作によって遊技盤2上に打ち出したパチンコ球
が始動入賞口4に入賞すると可変表示装置3が動作して
表示図柄が特定の組合せになると可変入賞口5が開放し
て通常より高い確率で入賞が行える遊技者に有利な付加
価値状態を発生するようにした所謂フィーバー機が多種
存在している。
【0003】すなわち、可変表示装置3が例えば3つの
表示絵柄をそれぞれ回転表示等させて、3つの表示絵柄
が一致すると付加価値状態が発生し、例えば、可変入賞
口5が開放状態と閉鎖状態とを16回繰り返し、可変入
賞口5の1回の開放に対して、10個の入賞を認めるよ
うにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ機は多種存在しているものの、抽選
の結果を表示するまでの絵柄変化にストーリー性を持た
せたり、様々な工夫をしただけであり、基本的な遊技性
は上記のようなものと大同小異であるので興趣にそれほ
ど違いが無いという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、抽選結果が「当たり」の場合、遊
技者にとっての有利度の異なる複数の付加価値状態のう
ち何れかが発生し、遊技者は何れの付加価値状態が発生
するかを前以て知ることのできるパチンコ機を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0007】1.遊技盤面(12)に始動入賞口(1
3)と、各種絵柄の表示が可能な可変表示手段(20)
と、可変入賞口(30)と、パチンコ球の前記始動入賞
口(13)への入賞に基づき抽選を行い、前記可変表示
手段(20)に絵柄の表示変化動作を行わせた後に、抽
選結果が当たりの場合に、前記可変入賞口(30)を動
作させて遊技者に前記所定の当たりに相当する有利な付
加価値状態を発生させるよう設定した制御手段(50)
とを具備するパチンコ機(10)において、前記制御手
段(50)は遊技者にとっての有利度の異なる複数の付
加価値状態が設定されており、付加価値状態の発生前
に、次に抽選で当たりとなった場合に発生する付加価値
状態が前記複数の付加価値状態のうち何れであるかを前
記可変表示手段(20)に表示するよう設定したことを
特徴とするパチンコ機(10)。
【0008】2.遊技盤面(12)に始動入賞口(1
3)と、各種絵柄の表示が可能な可変表示手段(20)
と、可変入賞口(30)と、パチンコ球の前記始動入賞
口(13)への入賞に基づき抽選を行い、前記可変表示
手段(20)に絵柄の表示変化動作を行わせた後に、抽
選結果が当たりの場合に、前記可変入賞口(30)を動
作させて遊技者に前記所定の当たりに相当する有利な付
加価値状態を発生させるよう設定した制御手段(50)
とを具備するパチンコ機(10)において、前記制御手
段(50)は遊技者にとっての有利度の異なる複数の付
加価値状態が設定されており、一の付加価値状態が発生
中に、次に抽選で当たりとなった場合に発生する付加価
値状態が前記複数の付加価値状態のうち何れであるかを
前記可変表示手段(20)に表示するよう設定したこと
を特徴とするパチンコ機(10)。
【0009】3.前記制御手段(50)は前記次に抽選
で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値状態の如
何にかかわらず一定とし、最も有利度の小さい付加価値
状態が発生した次の当たりでは最も有利度の大きい付加
価値状態を発生するように設定したことを特徴とする請
求項2に記載のパチンコ機(10)。
【0010】4.前記制御手段(50)は前記次に抽選
で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値状態の前
記有利度によって、異なる値に設定したことを特徴とす
る請求項2に記載のパチンコ機(10)。
【0011】5.前記可変表示手段(20)は前記次に
発生する付加価値状態を表示する部分(22)を、前記
絵柄の表示変化動作を行わせて抽選結果を表示する部分
と別個に設けたことを特徴とする請求項1、2、3また
は4に記載のパチンコ機(10)。
【0012】次に作用を説明する。
【0013】パチンコ機(10)のハンドル(11)の
操作によって遊技盤面(12)に打ち出されたパチンコ
球が始動入賞口(13)に入賞すると、入賞検知信号が
制御手段(50)に送られる。前記入賞検知信号を受信
した制御手段(50)は抽選を行って、可変表示手段
(20)に絵柄の表示を行わせる。
【0014】前記抽選結果が「当たり」の場合に、設定
された有利度の異なる複数の付加価値状態のうち、何れ
の状態が発生するのかの情報は前記可変表示手段(2
0)に表示されている。
【0015】可変表示手段(20)による所定時間の絵
柄の表示動作の後、前記抽選の結果が当たりの場合には
「当たり」を意味する表示をして表示動作を停止させ、
予め前記可変表示手段(20)に表示した「当たり」に
相当する付加価値状態を生じさせるべく可変入賞口(3
0)に所定の開閉動作をさせる。
【0016】付加価値状態が発生すると、次に抽選によ
る「当たり」があったときに、何れの付加価値状態が生
じるかの表示が前記可変表示手段(20)によって表示
されるので、遊技者はそれを確認して同一機種で遊技を
続けるか否かの判断材料とすることができる。
【0017】なお、次に抽選で「当たり」となったとき
に、何れの付加価値状態が生じるかの表示を付加価値状
態の発生中のみ行うものとすれば、遊技者はパチンコ機
を選ぶ段階では予め次の当たりの種類を知ることができ
ないので、次に来る当たりの種類によって遊技者に選ば
れるパチンコ機に片寄りが出るということを防ぐことが
できる。
【0018】前記制御手段(50)の設定を前記次に抽
選で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値状態の
如何にかかわらず一定とし、最も有利度の小さい付加価
値状態が発生した次の当たりでは最も有利度の大きい付
加価値状態を発生するようにすれば、遊技者は次に発生
する付加価値状態が最も有利度の小さいものであって
も、その次に発生する付加価値状態は必ず最も有利度の
大きいものとなることを知ることができるので、遊技中
のパチンコ機(10)で遊技を続行すべきか否か難しい
判断をすることになり、それだけ興趣の高いパチンコ機
となる。
【0019】一方、前記制御手段(50)の設定を前記
次に抽選で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値
状態の前記有利度によって異なる値とすることで、遊技
者は次に来る付加価値状態とその発生する確率との兼ね
合いで遊技中のパチンコ機(10)で遊技を続行すべき
か否か難しい判断をすることになり、それだけ興趣の高
いパチンコ機となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一形
態を説明する。
【0021】図1から図4は本発明の一形態を示してい
る。
【0022】図1に示すように、本実施例に係る遊技機
10は遊技者がハンドル11を回転操作することにより
遊技盤面12上にパチンコ球を打ち出し、かかる打球の
入賞により払い出される賞球の獲得をするパチンコ機1
0である。
【0023】例示したパチンコ機10は、遊技盤面12
上の始動入賞口13への入賞に基づき可変表示手段20
によって表示された絵柄の組合せが所定の場合には、可
変入賞口30の動作が遊技者に有利な付加価値状態が発
生するように、制御手段50のプログラムに従って動作
する機種である。
【0024】図1に示すように、遊技盤面12の略中央
部には始動入賞口13が配置され、その上方には絵柄の
可変表示を行う可変表示手段20が配置され、始動入賞
口13の下方には可変入賞口30が配置されている。ま
た、遊技盤面12の適所には、パチンコ球を弾く多数の
釘、それに各種入賞口やアウト口等が配置されている。
【0025】また、遊技盤面12の下側には、パチンコ
機10内に内蔵され、ハンドル11の操作に連動してパ
チンコ球を遊技盤面12上に打ち出すための打球発射装
置(図示せず)にパチンコ球を供給し、パチンコ機10
から払い出される賞球を受ける前皿18や、前皿18が
満杯のときに払い出された賞球を受けて貯留し、また、
遊技を終了するときに前皿18に残っているパチンコ球
を移し受けるための下皿19が設けられている。下皿1
9の底部には貯留したパチンコ球を下に置いた球箱に落
とすための開閉可能なパチンコ球落下口(図示せず)が
設けられている。
【0026】遊技盤面12の裏側等の機体内にはパチン
コ機10を制御する図2に示した制御手段50が取り付
けられている。制御手段50は後に説明するが、遊技者
にとっての有利度の異なる複数の付加価値状態、即ち複
数種類の「当たり」が設定されている。
【0027】図1および図3に示した可変表示手段20
は、別個に表示変化の可能な3つの区分けされた部分を
有し、始動入賞口13へのパチンコ球の入賞に基づき絵
柄の表示を変化させるもので、始動入賞口13へのパチ
ンコ球の入賞に基づく制御手段50による抽選の結果が
「当たり」である場合には、絵柄の表示変化を「当た
り」を示す絵柄で停止させる中央役物である。また、次
に抽選で当たりとなった場合に発生する「当たり」の種
類も表示する。
【0028】可変表示手段20はカラー液晶ディスプレ
イから成り、その種類としては、代表的なものにSTN
(単純マトリクス)方式やTFT(アクティブマトリク
ス)方式が挙げられる。STN方式では、TFT方式に
比して安価だが、コントラストが弱く真正面からでない
と見えにくい。一方、TFT方式では画像のにじみが少
なくシャープな画像を得られる上に応答性にも優れてい
るが、高価である。
【0029】本実施例における可変表示手段20には前
述の何れの方式を用いてもよい。また、可変表示手段2
0はカラー液晶ディスプレイに限定されるものではな
く、モノクロ液晶ディスプレイはもちろんのこと、その
他、蛍光表示管やブラウン管(CRT)等を用いて構成
してもよい。
【0030】図4には可変表示手段20は次に発生する
付加価値状態を表示する部分22を、前記絵柄の表示変
化動作を行わせて抽選結果を表示する部分と別個に設け
たものを示してある。
【0031】始動入賞口13はいわゆるチャッカーと称
されるものであり、パチンコ球の入賞を検知する入賞検
知スイッチ14(図2参照)を備えている。かかる入賞
検知スイッチ14は入賞球を検知してONになったと
き、その入賞信号を制御手段50に出力すべく制御手段
50に接続されている。入賞検知スイッチ14として
は、例えば光センサ、近接センサ、或いは磁気センサ等
の各種センサにより構成すればよい。
【0032】可変入賞口30は、制御手段50による抽
選結果が「当たり」を示すものであった場合、所定時間
内に一定回数だけ開閉を繰り返すものである。かかる可
変入賞口30は、開閉可能なアタッカー31とその駆動
手段たるソレノイド32(図2参照)を備える。可変入
賞口30は、制御手段50からの抽選結果に従った付加
価値発生信号に基づき、例えば、アタッカー31が所定
時間(例えば29秒)にわたって開いた後、短時間(例
えば2〜3秒)だけ閉じるような付加価値の発生動作を
所定ラウンド回数(例えば16回)まで続けるいわゆる
フィーバー状態の「大当たり」、ラウンド回数が例えば
6回の「中当たり」、ラウンド回数が例えば2回の「小
当たり」等となるように設定されている。
【0033】可変表示手段20の直上には保留表示手段
40が設けられている。この保留表示手段40は、前述
した可変表示手段20が絵柄の表示変化を行っている最
中に、新たに始動入賞口13に球が入賞したとき、その
入賞に基づく抽選を行う権利を保留する回数を表示する
ものであり、LED等で構成すればよい。かかる保留表
示手段40は、後述する制御手段50からの保留表示信
号に基づき、制御手段50に記憶された権利保留回数を
表示するよう設定されている。
【0034】図2に示すように、保留表示手段40は具
体的には4個の表示ランプ41,41…を有し、この場
合抽選を行う権利は4回まで保留可能となっている。す
なわち、権利保留回数に相当する数の表示ランプ41が
点灯すべく制御されるものである。なお、保留されてい
た抽選を行う権利が実行された場合、その実行回数が権
利保留回数から減算されて制御手段50に更新記憶さ
れ、その回数が保留表示手段40に新たに表示されるよ
うになっている。また、権利が最高値の4つまで保留さ
れている状態では、再度、始動入賞口13にパチンコ球
が入っても、この入賞により発生すべき権利は破棄され
るように設定されている。
【0035】図2に示す制御手段50は、主として可変
表示手段20等の表示内容を制御する表示制御部50a
と、主として保留表示手段40、抽選、抽選を行う権利
の保留及び可変入賞口30の動作等を制御する遊技制御
部50bとから成る。表示制御部50aは、CPU5
1,ROM52,RAM53等を少なくとも含むマイク
ロコンピューターから成り、同様に遊技制御部50b
も、CPU61,ROM62,RAM63等を少なくと
も含むマイクロコンピューターから構成されている。ま
た表示制御部50aと遊技制御部50bとは、データ・
バス等を介して互いに連結されている。
【0036】表示制御部50aのCPU51は、ROM
52に格納された表示制御プログラムデータに従って、
可変表示手段20おける表示内容の制御を行なうもので
ある。ROM52は、可変表示手段20の表示内容を制
御する表示制御プログラムデータ等の固定データを格納
するものである。
【0037】RAM53は、CPU51で生成される絵
柄表示に関するデータやその他各種のデータを一時的に
記憶するものである。RAM53の各種データは、次に
記述するCPU62やCPU51からの指令に基づき読
み出され、可変表示手段20に出力されるように設定さ
れている。
【0038】一方、遊技制御部50bのCPU61は、
ROM62に格納された遊技制御プログラムデータに従
って、可変入賞口30を含む各種役物の動作制御を行な
うものである。また、CPU61には、前述した入賞検
知スイッチ14が接続されており、該スイッチ14から
の入賞信号が入力されると乱数を生成し、その乱数に基
づいて無作為に選択を行って当たりや外れの情報を生成
する手段が含まれている。CPU61には入賞球計数器
33等も接続されている。ROM62は、可変入賞口3
0等を制御する遊技制御プログラムデータや、各種役物
への入賞を演出する装飾ランプの点灯パターン、スピー
カーからの音声の発生パターン等の固定データが格納さ
れている。またRAM63は、入賞検知スイッチ14や
入賞球計数器33からの信号を含む遊技に関する各種デ
ータを一時的に記憶するものである。
【0039】ROM62に格納された遊技制御プログラ
ムには「当たり」が出たときに次に抽選で当たりとなる
確率を次に発生させる付加価値状態の如何にかかわらず
一定とし、遊技者にとって最も有利度の小さい「当た
り」が発生した次の当たりでは最も有利度の大きい付加
価値状態を発生するような設定もされている。
【0040】また、次に抽選で当たりとなる確率を次に
発生させる付加価値状態の前記有利度が大きいほど小さ
くなるような設定をしてもよい。
【0041】次に作用を説明する。
【0042】図1において、パチンコ機10のハンドル
11の操作を行うと、前皿18に貯留されたパチンコ球
が打球発射装置によって遊技盤面12上に順次打ち出さ
れる。打ち出されたパチンコ球が各入賞口に入賞する
と、入賞球1個につき所定の数の賞球が前皿18に払い
出される。なお、前皿18が満杯のときは下方の下皿に
払い出される。
【0043】パチンコ球が始動入賞口13に入賞する
と、入賞検知スイッチ14が検知して入賞検知信号を遊
技制御部50bに送る。入賞検知信号を受信したCPU
61は抽選を行うとともに、表示制御部50aに信号を
送り、CPU51が可変表示手段20に絵柄の表示動作
と抽選結果の表示を行わせる。
【0044】CPU61による抽選結果が「当たり」の
場合には、表示動作の停止時に「当たり」を示す表示を
行う。それ以外の様々な表示が抽選結果が「ハズレ」の
場合に行われる。
【0045】「当たり」の場合には、可変表示手段20
による「当たり」の表示がなされた後に、CPU61に
よって可変入賞口30のソレノイド32が駆動され、ア
タッカー31が「当たり」の種類に応じた付加価値状態
を発生させる動作を行う。
【0046】例えば、複数種類の「当たり」が「大当た
り」、「中当たり」および「小当たり」の3種類設定さ
れているとした場合、「大当たり」の場合は例えばアタ
ッカー31が29秒間にわたって開いた後、あるいは、
29秒経過する前に所定数(例えば10個)のパチンコ
球が可変入賞口30へ入賞すると2〜3秒だけ閉じるよ
うな付加価値の発生動作を例えば16回続け、「中当た
り」の場合は前記開閉動作を例えば6回続け、「小当た
り」の場合は前記開閉動作を例えば2回行う等の動作を
行う。可変入賞口30へのパチンコ球の入賞に対して
は、入賞球1個につき定められた個数の賞球が払い出さ
れる。
【0047】「当たり」による付加価値状態が発生する
と、設定された有利度の異なる複数の付加価値状態のう
ち、次に「当たり」が出たときに何れの状態が発生する
のかの情報が可変表示手段20によって表示される。
【0048】従って、遊技者はそれを確認して同一機種
で遊技を続けるか否かの判断材料とすることができる。
【0049】なお、次に抽選で「当たり」となったとき
に、何れの付加価値状態が生じるかの表示を付加価値状
態の発生中のみ行うものとすれば、遊技者はパチンコ機
を選ぶ段階では予め次の当たりの種類を知ることができ
ないので、次に来る当たりの種類によって遊技者の選ぶ
パチンコ機に片寄りが出るということを防ぐことができ
る。
【0050】制御手段50の設定を前述のように次に抽
選で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値状態の
如何にかかわらず一定(例えば1/200)とし、最も
有利度の小さい付加価値状態が発生した次の当たりでは
最も有利度の大きい付加価値状態を発生するものとすれ
ば、遊技者は次に発生する付加価値状態が最も有利度の
小さいものであっても、その次に発生する付加価値状態
は必ず最も有利度の大きいものとなることを知ることが
できるので、遊技中のパチンコ機10で遊技を続行すべ
きか否かの難しい判断をすることになり、それだけ興趣
の高いパチンコ機となる。
【0051】一方、制御手段50の設定を前述のように
次に抽選で当たりとなる確率を次に発生させる付加価値
状態の前記有利度によって異なる値としてもよい。例え
ば、「大当たり」は1/280、「中当たり」は1/1
70、「小当たり」は1/60のようにすれば、遊技者
は次に来る付加価値状態とその発生する確率との兼ね合
いで遊技中のパチンコ機10で遊技を続行すべきか否か
判断が難しい場合があり、それだけ興趣の高いパチンコ
機となる。
【0052】前記形態においては、付加価値状態を発生
させる「当たり」の状態を3種類として示したが、2種
類でもよいし、また、3種類以上であってもよい。
【0053】また、「大当たり」、「中当たり」、「小
当たり」となる確率、付加価値状態を発生させるアタッ
カー31の動作を具体的な数字をあげて説明したが、前
記数字は例示であり、他の値のものでもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機によれば、
「当たり」が来た後に次の当たりの種類を知ることがで
きるので、遊技者は「当たり」の後に同じパチンコ機で
ゲームを続行する方がよいか、あるいは他のパチンコ機
に移ってゲームをした方が良いかの判断材料を得ること
ができるが、それだけに判断が難しく興趣を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態にかかるパチンコ機を示す正面
図である。
【図2】本発明の一形態にかかるパチンコ機の機能を示
すブロック図である。
【図3】本発明の一形態にかかるパチンコ機の可変表示
部を例示した略示図である。
【図4】本発明の一形態にかかるパチンコ機の可変表示
部の他の例を示した略示図である。
【図5】従来のパチンコ機を示す正面図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機 12…遊技盤面 13…始動入賞口 20…可変表示手段 30…可変入賞口 50…制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面に始動入賞口と、各種絵柄の表示
    が可能な可変表示手段と、可変入賞口と、パチンコ球の
    前記始動入賞口への入賞に基づき抽選を行い、前記可変
    表示手段に絵柄の表示変化動作を行わせた後に、抽選結
    果が当たりの場合に、前記可変入賞口を動作させて遊技
    者に前記所定の当たりに相当する有利な付加価値状態を
    発生させるよう設定した制御手段とを具備するパチンコ
    機において、 前記制御手段は遊技者にとっての有利度の異なる複数の
    付加価値状態が設定されており、付加価値状態の発生前
    に、次に抽選で当たりとなった場合に発生する付加価値
    状態が前記複数の付加価値状態のうち何れであるかを前
    記可変表示手段に表示するよう設定したことを特徴とす
    るパチンコ機。
  2. 【請求項2】遊技盤面に始動入賞口と、各種絵柄の表示
    が可能な可変表示手段と、可変入賞口と、パチンコ球の
    前記始動入賞口への入賞に基づき抽選を行い、前記可変
    表示手段に絵柄の表示変化動作を行わせた後に、抽選結
    果が当たりの場合に、前記可変入賞口を動作させて遊技
    者に前記所定の当たりに相当する有利な付加価値状態を
    発生させるよう設定した制御手段とを具備するパチンコ
    機において、 前記制御手段は遊技者にとっての有利度の異なる複数の
    付加価値状態が設定されており、一の付加価値状態が発
    生中に、次に抽選で当たりとなった場合に発生する付加
    価値状態が前記複数の付加価値状態のうち何れであるか
    を前記可変表示手段に表示するよう設定したことを特徴
    とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】前記制御手段は前記次に抽選で当たりとな
    る確率を次に発生させる付加価値状態の如何にかかわら
    ず一定とし、最も有利度の小さい付加価値状態が発生し
    た次の当たりでは最も有利度の大きい付加価値状態を発
    生するように設定したことを特徴とする請求項2に記載
    のパチンコ機。
  4. 【請求項4】前記制御手段は前記次に抽選で当たりとな
    る確率を次に発生させる付加価値状態の前記有利度によ
    って、異なる値に設定したことを特徴とする請求項2に
    記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】前記可変表示手段は前記次に発生する付加
    価値状態を表示する部分を、前記絵柄の表示変化動作を
    行わせて抽選結果を表示する部分と別個に設けたことを
    特徴とする請求項1、2、3または4に記載のパチンコ
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001170290A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Sophia Co Ltd 遊技機
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