JPH09173554A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09173554A
JPH09173554A JP7341732A JP34173295A JPH09173554A JP H09173554 A JPH09173554 A JP H09173554A JP 7341732 A JP7341732 A JP 7341732A JP 34173295 A JP34173295 A JP 34173295A JP H09173554 A JPH09173554 A JP H09173554A
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JP
Japan
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winning
lottery
display means
starting
variable display
Prior art date
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Application number
JP7341732A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者の遊技への興味を高めることのできるパ
チンコ機の提供。 【解決手段】始動入賞口13と、各種絵柄の表示が可能
な可変表示手段20と、可変入賞口30とを設けた遊技
盤面20と、遊技盤面12上に打ち出されたパチンコ球
の始動入賞口13への入賞に基づき抽選を行い、可変表
示手段20の絵柄の表示変化を一定時間継続させた後に
抽選結果に相当する絵柄の組合せを表示して、抽選結果
が所定の当たりに相当する場合には、可変入賞口30を
動作させて遊技者に所定の当たりに相当する有利な付加
価値を発生させ、可変表示手段20の動作中に球が始動
入賞口13へ入賞した場合には、抽選の実行回数を所定
数まで保留する制御手段50と、を具備するパチンコ機
10において、制御50は、保留した抽選の実行回数が
所定数に達しているときに、始動入賞口13へ球の入賞
があった場合には、実行回数が所定数未満であって始動
入賞口13へパチンコ球の入賞があった場合に払い出す
賞球数よりも多数の賞球を払い出すよう設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動入賞口と、各
種絵柄の表示が可能な可変表示手段と、可変入賞口とを
設けた遊技盤面と、前記遊技盤面上に打ち出されたパチ
ンコ球の前記始動入賞口への入賞に基づき抽選を行い、
前記可変表示手段の絵柄の表示変化を一定時間継続させ
た後に抽選結果に相当する絵柄の組合せを表示して、前
記抽選結果が所定の当たりに相当する場合には、前記可
変入賞口を動作させて遊技者に前記所定の当たりに相当
する有利な付加価値を発生させ、前記可変表示手段の動
作中に球が前記始動入賞口へ入賞した場合には、前記抽
選の実行回数を所定数まで保留する制御部と、を具備す
るパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のパチンコ機としては、例え
ば可変表示手段としての液晶画面を備え、その表示内容
が特定の状態になった場合に遊技者に有利な付加価値を
発生させる第1種遊技機いわゆるフィーバー機がある。
【0003】この第1種遊技機は、その液晶画面に表示
される絵柄の視覚的面白さから大変人気を博している。
かかる第1種遊技機は、一般に遊技盤面にある始動入賞
口へのパチンコ球の入賞に基づいて抽選が行われ、液晶
画面に各種絵柄が所定時間スクロール表示され、スクロ
ール停止時に抽選結果に対応する絵柄の組合わせを表示
する。
【0004】抽選結果が遊技者に有利な付加価値を発生
させる「当たり」である場合、対応する特定の状態が表
示され、価値発生手段としての例えば可変入賞口が開閉
作動して、通常の遊技状態より相対的に高い確率で入賞
のチャンスを遊技者に与える。
【0005】更に、始動入賞口へのパチンコ球の入賞に
基づくスクロールが行われている間に更にパチンコ球が
始動入賞口に入賞すると、抽選を行う権利が所定回数
(現在は4回)だけ保留し、遊技者に「当たり」への期
待を高めさせているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の第1種遊技機では、「当たり」になる確率は
決して高くない(例えば、100数十分の1から300
数十分の1等)。そのため、比較的容易にパチンコ球が
始動入賞口へ入賞するように釘を調節し、抽選の行われ
る機会を多くすることで遊技者の「当たり」への期待を
高めている。
【0007】しかし、抽選を行う権利の保留数が所定数
に達してしまった状態では、始動入賞口にいくらパチン
コ球が入賞しても賞球が払い出されるだけで抽選を行う
権利は発生しないので、遊技者には「当たり」を出すチ
ャンスがそれだけ減ったという心理が働く。そのうえ、
始動入賞口への入賞は、抽選を行う権利が発生するとい
う特別のものであるので、それと引き替えに始動入賞口
への入賞時に払い出される賞球数は他の入賞口(例えば
チューリップ)への入賞によって払い出される賞球数よ
りも少なく、その数は概ね半数である(一般的には、始
動入賞口にパチンコ球が入った場合の賞球数は6個であ
り、例えばチューリップに入った場合は13個であ
る。)ため、遊技者には「当たり」を出すチャンスが減
ったという心理が働くと同時に少ない賞球数に不満を生
じるという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、抽選を行う権利の保留数が所定数
に達した状態で始動入賞口にパチンコ球が入賞したとき
は、前記実行回数が前記所定数未満であって前記始動入
賞口へ球の入賞があった場合に払い出す賞球数よりも多
数の賞球を払い出すことで抽選を行う権利が発生しない
ことによる遊技者の不満を解消し、ひいては、遊技への
興味を高めることのできるパチンコ機を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨は、次のごとくである。
【0010】[1]始動入賞口(13)と、各種絵柄の
表示が可能な可変表示手段(20)と、可変入賞口(3
0)とを設けた遊技盤面(12)と、前記遊技盤面(1
2)上に打ち出されたパチンコ球の前記始動入賞口(1
3)への入賞に基づき抽選を行い、前記可変表示手段
(20)の絵柄の表示変化を一定時間継続させた後に抽
選結果に相当する絵柄の組合せを表示して、前記抽選結
果が所定の当たりに相当する場合には、前記可変入賞口
(30)を動作させて遊技者に前記所定の当たりに相当
する有利な付加価値を発生させ、前記可変表示手段(2
0)の動作中にパチンコ球が前記始動入賞口(13)へ
入賞した場合には、前記抽選の実行回数を所定数まで保
留する制御手段(50)と、を具備するパチンコ機(1
0)において、前記制御(50)は、保留した前記抽選
の実行回数が前記所定数に達しているときに、前記始動
入賞口(13)へパチンコ球の入賞があった場合には、
前記実行回数が前記所定数未満であって前記始動入賞口
(13)へパチンコ球の入賞があった場合に払い出す賞
球数よりも多数の賞球を払い出すよう設定したことを特
徴とするパチンコ機(10)。
【0011】[2]前記保留した抽選の実行回数が前記
所定数に達しているときに、前記始動入賞口(13)へ
パチンコ球の入賞があった場合に払い出す賞球数を、前
記遊技盤面(12)上に設けた他の入賞口(C、D)へ
の入賞時に払い出される賞球数と同数であることを特徴
とする項[1]に記載のパチンコ機(10)。
【0012】遊技盤面(12)上に打ち出されたパチン
コ球が始動入賞口(13)へ入賞すると、所定数の賞球
が払い出される。また、その一回の入賞につき制御手段
(50)が一回の抽選を行う。抽選の結果には、可変入
賞口(30)に所定の動作をさせて遊技者に有利なゲー
ム状態をもたらす所謂「当たり」と、可変入賞口(3
0)の動作を行わず遊技者に何ら有利なゲーム状態をも
たらさない所謂「ハズレ」とがある。
【0013】抽選の結果に従って前記制御手段(50)
は前記可変表示手段(20)の絵柄の表示変化を一定時
間継続させた後に停止させ、抽選の結果をそのときの絵
柄の組合せとして表示する。例えば、抽選の結果が所謂
「フィーバー」と呼ばれる大当たりになった場合、前記
可変表示手段(20)の表示をすべて数字の「7」に揃
える等である。
【0014】前記抽選結果が所定の当たりに相当する場
合には、前記制御手段(50)は遊技者に前記所定の当
たりに相当する有利な付加価値状態が発生するように前
記可変入賞口(30)を動作させる。すなわち、「当た
り」であるならば、前記可変入賞口(30)に開閉動作
をさせる。また、「ハズレ」の場合には前記可変入賞口
(30)の動作は行わせない。該可変入賞口(30)へ
のパチンコ球の入賞が有ったときには、所定の数に入賞
球の数を掛けた数のパチンコ球が払い出される。
【0015】前記可変表示手段(20)が絵柄の表示変
化を行っている間にパチンコ球が更に前記始動入賞口
(13)へ入賞した場合には、前記制御手段(50)は
その間の一回の入賞に対して前記抽選の実行回数を一回
保留する。保留は所定数まで行うことができる。
【0016】保留した抽選の前記実行回数が所定数に達
した状態でパチンコ球が更に前記始動入賞口(13)へ
入賞した場合には、前記制御手段(50)は入賞球1個
につき払い出す賞球数を前記実行回数が前記所定数未満
であって前記始動入賞口(13)へパチンコ球の入賞が
あった場合に払い出す賞球数よりも多数の賞球を払い出
させる。
【0017】保留した抽選の前記実行回数が所定数に達
しているときの前記可変表示手段(20)による絵柄の
表示変化が停止して抽選結果が出た後に、前記制御手段
(50)は再び抽選を行うとともに前記可変表示手段
(20)による絵柄の表示変化動作を開始する。
【0018】この抽選は、所定数に達している保留され
た抽選の実行権利に従って行われるものであり、この抽
選を行ったことで保留数は1減じるので、再開した前記
可変入賞口(30)の動作中に始動入賞口(13)への
入賞があったときは、賞球数は増加しないが、初めの入
賞に対して抽選の実行権利が発生して保留される。
【0019】このようにして、遊技者は「当たり」への
期待の高まりも損なわれることなく、遊技を続けること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一形
態を説明する。
【0021】図1から図3は本発明の一形態を示してい
る。
【0022】本実施例に係る遊技機10は、図2に示す
ように、遊技者がハンドル11を回転操作することによ
り遊技盤面12上に球を打ち出し、かかる打球の入賞に
より払い出される賞球の獲得数を楽しむパチンコ機であ
る。
【0023】例示したパチンコ機10は、遊技盤面12
上の始動入賞口13への入賞に基づき可変表示手段20
によって表示された絵柄の組合せが所定の場合には、可
変入賞口30の動作により遊技者に有利な付加価値状態
が発生するように、制御手段50のプログラムに従って
動作する機種である。
【0024】図2に示すように、遊技盤面12の略中央
部には始動入賞口13が配置され、その上方には絵柄の
可変表示を行う可変表示手段20が配置され、始動入賞
口13の下方には可変入賞口30が配置されている。ま
た、遊技盤面12の適所には、パチンコ球を弾く多数の
釘、各種役物、それにチューリップCや、その他入賞口
Eやアウト口等が配置されている。制御手段50(図2
参照)は遊技盤面12の裏側等の機体内に取り付けられ
ている。また、遊技盤面12の下側には、遊技に供する
パチンコ球を入れる前皿18や、その前皿18から溢れ
るパチンコ球を貯留する下皿19が設けられている。
【0025】可変表示手段20は、3つの変更表示部D
1、D2、D3を有し、始動入賞口13への入賞に基づ
き、遊技者に有利な付加価値を発生させ得る絵柄表示を
各変更表示部D1、D2、D3において個別に行う中央
役物である。この可変表示手段20は、制御手段50に
より始動入賞口13への入賞の無い状態の表示内容から
始動入賞口13への入賞に基づき付加価値を発生させる
絵柄表示を行うための表示内容へ切り換え可能となって
いる。
【0026】可変表示手段20はカラー液晶ディスプレ
イから成り、その種類としては、代表的なものにSTN
(単純マトリクス)方式やTFT(アクティブマトリク
ス)方式が挙げられる。STN方式では、TFT方式に
比して安価だが、コントラストが弱く真正面からでない
と見えにくい。一方、TFT方式では画像のにじみが少
なくシャープな画像を得られる上に応答性にも優れてい
るが、高価である。
【0027】本実施例における可変表示手段20には前
述の何れの方式を用いてもよい。また、可変表示手段2
0はカラー液晶ディスプレイに限定されるものではな
く、モノクロ液晶ディスプレイはもちろんのこと、その
他、蛍光表示管やブラウン管(CRT)等を用いて構成
してもよい。
【0028】以上のような可変表示手段20は、後述す
る制御手段50により、制御手段50が始動入賞口13
へのパチンコ球の入賞に基づいて抽選を行い、その結果
を絵柄の組合せで表示するよう制御される。
【0029】始動入賞口13はいわゆるチャッカーと称
されるものであり、パチンコ球の入賞を検知する入賞検
知スイッチ14(図3参照)を備えている。かかる入賞
検知スイッチ14は入賞球を検知してONになると、そ
の入賞信号を制御手段50に出力すべく制御手段50に
接続されている。入賞検知スイッチ14としては、例え
ば光センサ、近接センサ、或いは磁気センサ等の各種セ
ンサにより構成すればよい。
【0030】可変入賞口30は、制御手段50による抽
選結果が所謂「当たり」であった場合、所定時間内に一
定回数だけ開閉を繰り返すものである。かかる可変入賞
口30は、開閉可能なアタッカー31とその駆動手段た
るソレノイド32(図3参照)を備える。可変入賞口3
0は、制御手段50からの抽選結果に従った付加価値発
生信号に基づき、例えば、アタッカー31が所定時間
(例えば29秒)にわたって開いた後、短時間(例えば
2〜3秒)だけ閉じるような付加価値の発生動作を所定
ラウンド回数(例えば16回)まで続けるいわゆるフィ
ーバー状態となるように設定されている。
【0031】遊技盤面12上には保留表示手段40も設
けられている。この保留表示手段40は、前述した可変
表示手段20が絵柄の表示変化を行っている最中に、新
たに始動入賞口13に球が入賞したとき、その入賞に基
づく抽選を行う権利の保留回数を表示するものであり、
LED等で構成すればよい。かかる保留表示手段40
は、後述する制御手段50からの保留表示信号に基づ
き、制御手段50に記憶された権利保留回数を表示する
よう設定されている。
【0032】図2に示すように、保留表示手段40は具
体的には4個の表示ランプ41,41…を有し、抽選を
行う権利は4回まで保留可能となっている。すなわち、
権利保留回数に相当する数の表示ランプ41が点灯すべ
く制御されるものである。なお、保留されていた抽選を
行う権利が実行された場合、その実行回数が権利保留回
数から減算されて制御手段50に更新記憶され、その回
数が保留表示手段40に新たに表示されるようになって
いる。また、権利が最高値の4つまで保留されている状
態では、再度、始動入賞口13にパチンコ球が入って
も、この入賞により発生すべき権利は破棄されるように
設定されている。
【0033】図3に示す制御手段50は、主として可変
表示手段20等の表示内容を制御する表示制御部50a
と、主として保留表示手段40、抽選、抽選を行う権利
の保留及び可変入賞口30の動作等を制御する遊技制御
部50bとから成る。表示制御部50aは、CPU5
1,ROM52,RAM53等を少なくとも含むマイク
ロコンピューターから成り、同様に遊技制御部50b
も、CPU61,ROM62,RAM63等を少なくと
も含むマイクロコンピューターから構成されている。ま
た表示制御部50aと遊技制御部50bとは、データ・
バス等を介して互いに連結されている。
【0034】表示制御部50aのCPU51は、ROM
52に格納された表示制御プログラムデータに従って、
可変表示手段20おける表示内容の制御を行なうもので
ある。ROM52は、可変表示手段20の表示内容を制
御する表示制御プログラムデータ等の固定データを格納
するものである。
【0035】RAM53は、CPU51で生成される絵
柄表示に関する各種のデータを一時的に記憶するもので
ある。なお、RAM53の各種データは、次述するCP
U62やCPU51からの指令に基づき読み出され、可
変表示手段20に出力されるように設定されている。
【0036】一方、遊技制御部50bのCPU61は、
ROM62に格納された遊技制御プログラムデータに従
って、可変入賞口30を含む各種役物の動作制御を行な
うものである。抽選の保留回数が所定数に達しているか
否かによって始動入賞口13へのパチンコ球の入賞に対
して払い出す賞球の数を増減する制御もこのCPU61
が行う。かかるCPU61には、前述した入賞検知スイ
ッチ14や入賞球計数器33等が接続されている。RO
M62は、可変入賞口30等を制御する遊技制御プログ
ラムデータや、各種役物への入賞を演出する装飾ランプ
の点灯パターン、スピーカーからの音声の発生パターン
等の固定データが格納されている。またRAM63は、
入賞検知スイッチ14や入賞球計数器33からの信号を
含む遊技に関する各種データを一時的に記憶するもので
ある。
【0037】次に作用を説明する。
【0038】図2において、遊技者によるハンドル11
の適切な操作により遊技盤面12上に打ち出されたパチ
ンコ球が各種入賞口C、E、13に入ると1個の入賞に
つき所定数の賞球が払い出される。入賞口のうち始動入
賞口13への入賞に対して払い出される賞球数は後述す
るようにCPU61の制御によって増減する。
【0039】パチンコ球が始動入賞口13へ入ると入賞
検知スイッチ14がそれを検知し、検知信号が制御手段
50の遊技制御部50bのCPU61へ送信される。
【0040】CPU61は、始動入賞口13への入賞に
基づき所定数の賞球の払出しを行うとともに、抽選を行
う。抽選は例えばゼロを起点に数字を加算してゆき、所
定の上限の数に達すると再度ゼロからの数字の加算を繰
り返すカウンターをCPU61に内蔵してあり、入賞検
知スイッチ14からの始動入賞口13へのパチンコ球の
入賞検知の信号を受けて、その瞬間のカウンターの数値
を検出するもので、検出した数値が予め定められた数値
である場合には「当たり」となり、それ以外の数値の場
合は「ハズレ」となるものである。
【0041】抽選の結果はCPU61からの信号により
CPU51は可変表示手段20の絵柄の表示変化を所定
時間継続させた後に停止動作に入らせて、抽選の結果を
絵柄の組合せとして表示する。それは、例えば抽選の結
果が所謂「フィーバー」と呼ばれる大当たりになった場
合、可変表示手段20の3つの変更表示部D1、D2、
D3をすべて同一数字(例えば、「7」)のゾロ目に並
べて表示する。「ハズレ」の場合には、無秩序に数字を
並べて表示する。なお、停止動作に入った可変表示手段
20は、3つの変更表示部D1、D2、D3を1つずつ
順番に停止させることで、遊技者の表示結果への期待を
高めている。例えば、始から2つ目までの変更表示部の
表示が同一数字となっている状態、所謂リーチの状態で
は最後の変更表示部も同一数字となって「当たり」にな
ることへの期待が非常に高められるのである。
【0042】一方、CPU61は可変表示手段20によ
る「当たり」を意味する表示が行われた後に可変入賞口
30に「当たり」に対応する前述の所定の動作をさせて
遊技者に有利な付加価値状態をもたらすのである。すな
わち、可変入賞口30を前述のように動作させるのであ
る。また、装飾ランプの点灯パターン、スピーカーから
の音声の発生パターン等を「当たり」に特有のものにし
て雰囲気を更に盛り上げる。付加価値状態をもたらして
いる可変入賞口30へのパチンコ球の入賞が有ったとき
には、入賞球1個当たりに既定された払出し数に入賞球
の数を掛けた数のパチンコ球が払い出される。
【0043】抽選結果が「ハズレ」の場合には可変入賞
口30の動作を行わず、遊技者には何ら有利なゲーム状
態をもたらさない。
【0044】次に、パチンコ球が更に始動入賞口13へ
入賞した場合の制御手段50における動作について説明
する。
【0045】図1に示すように、パチンコ球が始動入賞
口13へ入賞すると(S21)、制御手段50のCPU
61がRAM63に記憶した抽選の保留数(n)を読み
出し、それが所定数(4)に達している場合(S2
2)、すなわち、保留した抽選の実行回数が所定数に達
している場合には始動入賞口13への入賞に対する賞球
数を保留した抽選の実行回数が所定数に達していないと
きの入賞に対する賞球数よりも増やして払い出す(S2
3)。可変表示手段20においてはCPU51の制御に
より絵柄の表示変化を一定時間継続させた後に停止動作
に入れ、3つの変更表示部D1、D2、D3を1つずつ
順番に停止して抽選の結果に相当する絵柄を表示する。
抽選結果に応じた可変入賞口30の動作はCPU61が
行う。すなわち、「当たり」であるならば、可変入賞口
30に前述の開閉動作をさせる。また、「ハズレ」の場
合には可変入賞口30の動作を行わない。「当たり」に
よる可変入賞口30に開閉動作が終了した後、あるい
は、「ハズレ」の場合は再び抽選を行うとともに可変表
示手段20による絵柄の表示変化動作を開始する。この
抽選は、所定数に達している保留された抽選の実行権利
に従って行われるものであり、この抽選を行ったことで
保留数(n)は1減じ、従って可変入賞口30の動作中
に始動入賞口13への入賞があったときは、初めの入賞
に対して抽選の実行権利が発生して保留される。
【0046】始動入賞口13への入賞時に保留した抽選
の実行回数がゼロか或いは保留されていても所定数に達
していない場合には(S22)、制御手段50は始動入
賞口13への入賞に対して上述の場合よりも少ない通常
の賞球数の払出しを行う(S24)。抽選の実行回数が
保留されている場合は、抽選の実行回数を一回分保留
し、保留球数(n+1)を保留表示手段によって表示
し、通常の動作を行わせる。すなわち、可変表示手段2
0の絵柄の表示変化動作を所定時間継続させた後に停止
動作をへて停止させ、抽選結果に相当する絵柄表示と動
作を行わせる。
【0047】このようにして、保留した抽選の実行回数
が所定数に達しているときの始動入賞口へ球の入賞に対
しては抽選を行う権利が発生しないが、その入賞に対し
ては賞球数が増加して払い出されるので、遊技者の不満
を解消し遊技を楽しく続けさせることができる。なお、
抽選の実行回数の保留は保留数(n)が4に達していな
い限り累積加算する。
【0048】本形態では、保留した抽選の実行回数が所
定数に達しているときの始動入賞口へ球の入賞に対して
は賞球数を増加するが、具体的にはチューリップCや他
の入賞口Eに入賞が有ったときに払い出される賞球数と
同数にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機によれば、抽
選を行う権利の保留数が所定数に達した状態で始動入賞
口にパチンコ球が入賞したときは、抽選を行う権利の保
留数が所定数未満であるときの賞球数よりも多数の賞球
を払い出すことができるので、抽選を行う権利が発生し
ないことによる遊技者の不満を解消し、ひいては、遊技
への興味を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態にかかるパチンコ機において、
始動入賞口への入賞が有ったときの制御手段における賞
球払出しに関するフローチャートである。
【図2】本発明の一形態にかかるパチンコ機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一形態にかかるパチンコ機の機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機 12…遊技盤面 13…始動入賞口 20…可変表示手段 30…可変入賞口 50…制御手段 C…入賞口(チューリップ) D…入賞口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動入賞口と、各種絵柄の表示が可能な可
    変表示手段と、可変入賞口とを設けた遊技盤面と、 前記遊技盤面上に打ち出されたパチンコ球の前記始動入
    賞口への入賞に基づき抽選を行い、前記可変表示手段の
    絵柄の表示変化を一定時間継続させた後に抽選結果に相
    当する絵柄の組合せを表示して、前記抽選結果が所定の
    当たりに相当する場合には、前記可変入賞口を動作させ
    て遊技者に前記所定の当たりに相当する有利な付加価値
    を発生させ、前記可変表示手段の動作中にパチンコ球が
    前記始動入賞口へ入賞した場合には、前記抽選の実行回
    数を所定数まで保留する制御部と、を具備するパチンコ
    機において、 前記制御部は、保留した前記抽選の実行回数が前記所定
    数に達しているときに、前記始動入賞口へパチンコ球の
    入賞があった場合には、前記実行回数が前記所定数未満
    であって前記始動入賞口へパチンコ球の入賞があった場
    合に払い出す賞球数よりも多数の賞球を払い出すよう設
    定したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】前記保留した抽選の実行回数が前記所定数
    に達しているときに、前記始動入賞口へパチンコ球の入
    賞があった場合に払い出す賞球数を、遊技盤面上に設け
    た他の入賞口への入賞時に払い出される賞球数と同数で
    あることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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