JP2001178910A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2001178910A
JP2001178910A JP36577799A JP36577799A JP2001178910A JP 2001178910 A JP2001178910 A JP 2001178910A JP 36577799 A JP36577799 A JP 36577799A JP 36577799 A JP36577799 A JP 36577799A JP 2001178910 A JP2001178910 A JP 2001178910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
game
special prize
identification information
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36577799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP36577799A priority Critical patent/JP2001178910A/ja
Publication of JP2001178910A publication Critical patent/JP2001178910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供
する。 【解決手段】特賞状態が発生する回数に応じて、特賞表
示態様を変化させるとともに、特賞状態になる確率を高
くするようにし、特賞表示態様のときの識別情報の大き
さを見ることにより、次に特賞状態が発生する確率が判
るようになり、識別情報の大きさである表示遊技の表示
内容と、特賞状態の発生確率である表示遊技の成果とが
関連付けられ、かつ、共に変化に富むものになり、遊技
者のスリルと興奮を増大させることができるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定条件の成立に
基づいて予め定めた表示遊技を実行し、その実行結果が
予め定めた特賞表示態様のとき、遊技者に有利な特賞状
態になる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、様々な
機種のパチンコ機が知られている。パチンコ機の遊技盤
上には、機種を定めると共に遊技性を高めるためのメイ
ン役物が配されている。代表的なメイン役物としては、
液晶ディスプレイ等の表示装置が知られており、かかる
表示装置を備えたものは、一般にフィーバー機と称さ
れ、広く普及している。
【0003】フィーバー機では、遊技盤上に開設された
始動口に球が入賞すると、表示装置に各種図柄がスクロ
ール表示される。そして、スクロール停止後の図柄の組
み合わせが大当たり表示になると、特賞(いわゆるフィ
ーバー)が発生して、大入賞口が上限回数を限度に繰り
返し開閉するように設定されていた。
【0004】表示装置は、一般には横一列に並ぶ3つの
表示欄を有し、各表示欄に停止表示された図柄が、例え
ば「1、1、1」の如く総て同一図柄が揃うと、大当た
り表示として特賞が発生するようになっていた。ここで
大当たり表示が確定する前に、1つの表示欄を残して他
の表示欄に停止した図柄が一致するリーチ表示となった
場合には、いわゆるリーチアクションとして遊技者の期
待感を高める演出表示が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た一般のフィーバー機では、表示装置におけるリーチア
クションが設けられていても、リーチ表示後に最後の表
示欄におけるスクロール表示速度を単に遅く変化させた
り、画面上に新たにキャラクタを登場させる等、比較的
単純な表示内容のものが多かった。
【0006】何れのリーチアクションでも、表示装置の
画面上における表示内容の大きな変化はなく、特賞が発
生するか否かを決定する表示内容が最後まで単純で画一
的であり、興趣に欠けるという問題があった。
【0007】また、各特賞が発生した場合に、その各特
賞の表示内容が異なっていても、次に特賞が発生する確
率は変わらない。すなわち、特賞が発生した後に、次の
特賞が発生するまで、同じような絵柄遊技を長時間繰り
返す必要があり、この点からも、遊技が単純で画一的で
あり、興趣に欠けるという問題があった。
【0008】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、特賞状態が発生する
回数に応じて、特賞表示態様を変化させるとともに、特
賞状態になる確率を高くするようにして、遊技の興趣を
高めることが可能な遊技機を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]所定条件の成立に基づいて予め定めた表示遊技を
実行し、その実行結果が予め定めた特賞表示態様のと
き、遊技者に有利な特賞状態になる遊技機において、前
記表示遊技を表示するための表示手段(30)と、前記
表示手段(30)上で前記表示遊技を展開表示する表示
制御手段(140)とを備え、前記表示遊技は、前記特
賞状態の発生回数に応じて、前記特賞表示態様が変化す
るとともに、前記特賞状態になる確率を高くするもので
あることを特徴とする遊技機。
【0010】[2]所定条件の成立に基づいて予め定め
た表示遊技を実行し、その実行結果が予め定めた特賞表
示態様のとき、遊技者に有利な特賞状態になる遊技機に
おいて、前記表示遊技を表示するための表示手段(3
0)と、前記表示手段(30)上で前記表示遊技を展開
表示する表示制御手段(140)とを備え、前記表示遊
技は、前記特賞表示態様において、前記表示手段(3
0)上に所定個の識別情報を揃えて表示するものであっ
て、前記特賞状態の発生回数に応じて、前記所定個の識
別情報のうち少なくとも1つが大きく表示されるととも
に、前記特賞状態になる確率を高くするものであること
を特徴とする遊技機。
【0011】[3]前記所定条件は、遊技盤(12)上
に打ち出された遊技球が所定の始動口(50)に入賞す
ることに基づいて成立するものであることを特徴とする
[1]または[2]に記載の遊技機。
【0012】[4]前記特賞状態になったとき、通常状
態では閉じられている大入賞口(60)を開くことで遊
技者に有利な状態を形成することを特徴とする[1]ま
たは[2]に記載の遊技機。
【0013】前記解決するための手段の作用を説明す
る。表示遊技では、所定個の識別情報が表示手段(3
0)の画面上に表示される。そして、所定個の識別情報
が揃って表示されたとき、特賞表示態様になり特賞状態
が出現する。
【0014】例えば、特賞表示態様として、識別情報中
の1つである数字図柄「7」が3個揃って表示されれ
ば、特賞状態が出現するが、数字図柄「7」に、例え
ば、大きさの異なるものが複数存在し、その数字図柄
「7」の大きさは、特賞状態が発生する度に次第に大き
くなる。また、その数字図柄「7」の大きさが大きくな
るに応じて、次に特賞状態が発生する確率が高くなる。
【0015】このとき、3個の数字図柄「7」のうち少
なくとも1つが大であれば、あるいは、数字図柄「7」
が3個ともに大であれば、次に特賞状態が発生する確率
が高くなるように設定される。
【0016】このように、特賞表示態様のときの識別情
報の大きさを見ることにより、次に特賞状態が発生する
確率が判るようになる。それにより、識別情報の大きさ
である表示遊技の表示内容と、特賞状態の発生確率であ
る表示遊技の成果とが関連付けられ、かつ、共に変化に
富むものになり、遊技者のスリルと興奮を増大させるこ
とができる。一方、表示遊技は、特賞状態の発生する回
数に応じて、特賞表示態様の形態が変化するものであれ
ばよい。すなわち、例えば、特賞状態の発生する回数に
応じて、識別情報の個数や、形状あるいは色その他の形
態が変化するものであればよく、識別情報の大きさの変
化に限定されない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図2に示すように、本発明の一実
施の形態にかかる遊技機10は、遊技者がハンドル11
を回転操作することにより遊技盤12上へ球を打ち出
し、かかる打球の入賞を競い楽しむパチンコ機である。
【0018】遊技盤12は、打ち出された球が流下する
場であって略垂直に立設され、その前面は所定の隙間を
設けてガラス扉で覆われている。遊技盤12とガラス扉
との間の隙間は、球が移動するための空間になってい
る。遊技盤12の周縁には、遊技領域を画するとともに
打ち出された球を遊技盤12の上部へ導くためのレール
16が配設されている。
【0019】遊技盤12の略中央部には、カラー液晶デ
ィスプレイ(LCD)から成る特別図柄表示装置30が
配置されている。なお、特別図柄表示装置30は、CR
Tディスプレイ、TFT型ディスプレイ等であってもよ
い。本遊技機では、特別図柄表示装置30上で、表示遊
技が実行される。
【0020】表示遊技は、スロットマシンに見立てた図
柄合わせゲームである。表示遊技を実行する際には、特
別図柄表示装置30の表示領域は、横3つに区分けされ
る。各表示領域は、スロットマシンにおける1つのリー
ルの役割を果たし、各表示領域ごとに識別情報(図柄)
が上から下に向かってスクロール表示した後、表示領域
ごとに順次、スクロール動作が停止するようになってい
る。各表示領域のスクロール動作が停止した際には、各
表示領域にそれぞれ個別の識別情報が停止表示される。
【0021】表示遊技では、横ライン上に、「77
7」、「555」、「333」など同一の数字図柄が3
つ揃う状態を特賞表示態様に設定してある。
【0022】これに限らず、特別図柄表示装置30の表
示領域をマトリクス状に区分けしてもよい。すなわち、
特別図柄表示装置30の表示領域は、縦横3×3のマト
リクス状に区分けされ、マトリクスの各縦列が、スロッ
トマシンにおける1つのリールの役割を果たし、各縦列
ごとに識別情報(図柄)が上から下に向かってスクロー
ル表示した後、縦列ごとに順次、スクロール動作が停止
し、各縦列のスクロール動作が停止した際には、縦横3
×3のマトリクスに区分けされた各表示領域にそれぞれ
個別の識別情報が停止表示される。
【0023】このような特別図柄表示装置30の表示領
域がマトリクス状に区分けされたものにおいて、表示遊
技では、縦横3×3に区分けしたマトリクスの上段、中
段、下段の各横ラインおよび、右斜め下がり、および左
斜め下がりの対角ライン上に、「777」、「55
5」、「333」など同一の数字図柄が3つ揃う状態を
特賞表示態様に設定する。
【0024】表示遊技では、表示すべき識別情報に小〜
特大まで複数段階の大きさのものが用意されており、表
示停止される識別情報の大きさに応じて、次に特賞状態
が発生する確率が異なるようになっている。
【0025】図7に示すように、表示遊技で特賞状態が
発生したとき、その特賞状態が何回目の発生であるかに
よって、特賞状態の発生回数が多くなるに応じて、その
ときの特賞表示態様の識別情報の大きさが大きくなると
ともに、次に特賞状態が発生する確率が高くなるように
設定されている。
【0026】具体的には、最初の特賞状態が発生したと
き、識別情報の大きさは小であり、かつ、次に特賞状態
が発生する確率は1/400になる。また、次に特賞状
態が発生したとき、識別情報は第1段階に成長して大き
くなり、かつ、次に特賞状態が発生する確率は1/32
0になる。さらに、次に特賞状態が発生したとき、識別
情報は第2段階に成長して大きくなり、かつ、次に特賞
状態が発生する確率は1/280になる。
【0027】このようにして、次回以降に特賞状態が発
生したとき、識別情報は段階的に大きくなり、かつ、次
に特賞状態が発生する確率も段階的に高くなり、識別情
報は第5段階(最終段階)に成長して大きくなり、か
つ、次に特賞状態が発生する確率は1/50になる。
【0028】そして、識別状態が第5段階に成長した後
に、次に特賞状態が発生した際に、識別情報の大きさ
は、最初の大きさに戻り、かつ、次に特賞状態が発生す
る確率は1/400になる。
【0029】一方、識別状態が第5段階に成長した後
に、次に特賞状態が発生した際に、第4段階、第3段
階、第2段階、第1段階、最初の段階の順に戻るように
してもよい。それに応じて、特賞状態が発生する確率も
低くなる。
【0030】また、識別状態が第5段階に成長した後
に、次に特賞状態が発生した際に、同じく、第5段階を
複数回維持し、その後、特賞状態が発生した際に、最初
の大きさに戻るようにしてもよい。
【0031】さらに、識別情報の成長の最終段階を第5
段階としたが、例えば第6段階以上であってもよく、識
別情報の成長の最終段階(例えば第5段階)を設けなく
ても良い。また、3個の識別情報が共に成長するものを
示したが、3個の識別情報のうち少なくとも1つが成長
するようにしてもよい。
【0032】特別図柄表示装置30の下方には、特別図
柄記憶表示装置40が配置され、特別図柄記憶表示装置
40のさらに下方には、始動口50が配設されている。
始動口50は、特別図柄表示装置30上で展開される表
示遊技の実行権を確保するための入賞口である。
【0033】始動口50は、その入賞口近傍の左右両側
に可動片51を備え、ソレノイド等の駆動源でこの可動
片51を開閉させるようになっている。始動口50は、
可動片51の開閉動作により、球が入賞し難い状態と入
賞し易い状態とに変化する、いわゆる電動チューリップ
役物として構成されている。
【0034】特別図柄記憶表示装置40は、始動口50
への球の入賞によって確保された実行権のうち、未実行
になっているものの数(保留数)を表示するものであ
る。保留数は4回が限度であり、それ以上については、
表示遊技の実行権が破棄される。特別図柄記憶表示装置
40は、4つのランプを有しており、その点灯個数を増
減させて現在の保留数を表示するようになっている。
【0035】始動口50の下方には、大入賞口60が配
置されている。大入賞口60は、ソレノイド等の駆動源
によりその入賞口が球の入賞し難い閉状態と入賞容易な
開状態とに変化し得るように構成されている。大入賞口
60の内部は複数に仕切られており、その一部が特定領
域になっている。
【0036】遊技盤12の最下部には、いずれの入賞口
にも入賞し得なかった球を取り込んで遊技盤12の上か
ら排出するためのアウト口70が配置されている。アウ
ト口70に球が入った場合には、遊技者に何らの特典も
与えられず、賞球の払い出しも行われない。このほか、
遊技盤12には、各種の入賞口13や風車14のほか、
打ち出された球の落下速度や方向を変化させるための多
数の障害釘15などが配置されている。
【0037】さらに遊技盤12の左右両端には、表示遊
技で特賞状態が出現した際など、表示遊技の進行状況に
応じて点滅する電飾ランプ17が配置されている。また
図2では図示省略したが、電源投入後から表示遊技の進
行とは無関係に点滅して装飾的な演出効果を出す各種の
装飾ランプ18(図1参照)が取り付けてある。
【0038】遊技機10の正面であって遊技盤12の下
方には、遊技に供する球を貯留するための前皿20と、
この前皿20から溢れる球を受け止めて貯留するための
下皿21が設けられている。下皿21の底面には、当該
下皿21の下方に置かれる玉箱(図示せず)に球を排出
するための開閉可能な排出口があり、下皿21前面下部
には、この排出口の開閉操作を行うための球抜きレバー
22が設けてある。
【0039】下皿21の右横には、ハンドル11が配置
されている。回転操作式のハンドル11を、回転させる
と、その角度に応じた打ち出し力で発射機構(図示せ
ず)が球を1個ずつ遊技盤12上に打ち出すようになっ
ている。なお、遊技機10の各種動作を制御する回路部
分は、遊技盤12の裏面等の機体内に取り付けられてい
る。
【0040】図1は、遊技機10の回路構成の概要を示
している。遊技機10は、主制御部100と、表示制御
回路140と、音声制御回路170とを主な回路部分と
して備えている。主制御部100は、遊技機10の動作
を統括制御する中枢的な回路部分であり、ワンチップマ
イコン110と、リセット回路101と、クロック回路
102と、I/Oポート103と、ドライバ回路104
とから構成されている。
【0041】ワンチップマイコン110には、I/Oポ
ート103を介して始動口入賞球検知スイッチ210、
大入賞口入賞球検知スイッチ211、特定領域入賞球検
知スイッチ212、セーフ球検知スイッチ213、外部
情報入力端子214等が接続されている。
【0042】このうち始動口入賞球検知スイッチ210
は、始動口50に球が入賞したことを検知するためのス
イッチである。始動口入賞球検知スイッチ210には、
機械的なスイッチのほか、球により光が遮られることで
入賞を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化
を検出する磁気センサなど各種のセンサを用いることが
できる。大入賞口入賞球検知スイッチ211は、大入賞
口60に球が入賞したことを検知するためのスイッチで
あり、始動口入賞球検知スイッチ210と同様に機械
式、磁気式、光学式など各種のセンサをスイッチとして
用いることができる。
【0043】特定領域入賞球検知スイッチ212は、大
入賞口60の中の特定領域に入賞した球を検知するもの
である。セーフ球検知スイッチ213は、遊技盤上に配
置されたいずれかの入賞口(セーフ口)13へ球が入賞
したことを検知するためのスイッチである。外部情報入
力端子214は、発射制御信号(打ち止め信号)をホー
ルコンピュータから入力するための端子である。
【0044】このほか、ワンチップマイコン110に
は、I/Oポート103およびドライバ回路104を介
して各種の部品が接続されている。具体的には、大入賞
口60を開閉駆動するためのソレノイド201、4つの
ランプから成る特別図柄記憶表示装置40、装飾ランプ
18、外部情報出力端子A202、電飾回路203、払
出回路204等である。また払出回路204には、外部
情報出力端子B205が接続されている。
【0045】このうち外部情報出力端子A202、外部
情報出力端子B205は、遊技場に設置されている多数
の遊技機を集中管理するホールコンピュータと電気的に
連絡するためのデータ送信線を装着するための端子であ
る。外部情報出力端子A202は、確率変動信号、大当
たり信号、スタート信号等遊技機からの信号を、ホール
コンピュータに送信するための端子である。外部情報出
力端子B205は、賞球払出数(賞球10個で1パル
ス)、玉貸信号、賞球タンク玉切れ信号、扉開放検出信
号を、ホールコンピュータに送信するための端子であ
る。
【0046】電飾回路203は、特別図柄表示装置30
上で展開される表示遊技の進行に伴って電飾ランプ17
を点滅制御する回路部分である。たとえば、特賞状態が
発生した際などに電飾ランプ17を点滅させるようにな
っている。
【0047】ワンチップマイコン110は、遊技制御C
PU(中央処理装置)111とROM(リード・オンリ
・メモリ)112とRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)113とを主要部とした回路から構成されている。
ROM112には、遊技制御CPU111の動作手順を
表したプログラムや各種の固定データが記憶されてい
る。遊技制御CPU111は、ROM112に格納され
ているプログラムに従って動作する。RAM113は、
遊技制御CPU111が動作する際に各種のデータを一
時的に格納するための作業領域である。
【0048】クロック回路102は、所定周波数のクロ
ック信号を生成するものである。ワンチップマイコン1
10は、クロック回路102が生成するクロック信号を
動作速度の基準信号として入力している。クロック回路
102は、発振回路と分周回路等から構成されている。
リセット回路101は、ワンチップマイコン110から
数ms毎に信号を受け取り、クロック回路102から供
給されたクロック信号と先の信号とを同期させた、リセ
ット信号を生成し、これをワンチップマイコン110へ
出力する。
【0049】またリセット回路101は、電源が投入さ
れた際には、その時点から、クロック回路102が生成
するクロック信号を所定数計数し終える時点まで、リセ
ット信号を出力するようになっている。
【0050】ワンチップマイコン110は、ROM11
2に記憶されているプログラムを実行することで図3に
示すように、乱数抽選手段121、特賞制御手段12
2、実行権管理手段123、賞球管理手段124、遊技
進行選択手段125、効果音管理手段126などの諸機
能を果たすようになっている。
【0051】このうち、乱数抽選手段121は、球が始
動口50へ入賞することによって特別図柄表示装置30
上での表示遊技の実行権が確保された際に、そのゲーム
の実行結果を定めるための乱数抽選を実行する部分であ
る。乱数抽選手段121は、「0」から所定数(ここで
は、1023)までの数値をごく短い時間周期で(ここ
では数msごと)繰り返し発生するカウンタ機能と、始
動口入賞球検知スイッチ210が球の入賞を検知した時
点でのカウント値を読み取る機能と、読み取った計数値
をRAM113に設けた所定のメモリ領域に記憶する機
能を有している。
【0052】また特別図柄変動開始前に、先のメモリ領
域に記憶されているカウント値が大当たり値か否か等を
判定し、大当たりの場合、遊技制御CPU111は表示
制御部150のI/Oポート151に対して大当たり図
柄を表示させるための信号を送信するようになってい
る。ROM112は、大当たり判定用参照テーブルを有
し、大当たり確率により登録する当たり値の個数を変更
することで、低確率時と高確率時の大当たり判定を行
う。
【0053】遊技進行選択手段125は、乱数抽選手段
121の抽選結果に従って表示遊技の進行パターンを選
択する部分である。すなわち、乱数抽選手段121の抽
選結果が「特賞状態」である場合には、表示遊技であと
1つ所定の数値を示す識別情報が揃うと特賞表示態様に
なるリーチ状態を出現させ、その後、特賞状態を出現さ
せるように遊技が進行する特賞パターンを選択する。
【0054】乱数抽選手段121の抽選結果が「外れ」
のときは、表示遊技でリーチ状態を経由せずに外れが確
定する第1外れパターンと、リーチ状態を経由して、最
終的に外れが確定する第2外れパターンのいずれかを選
択する。
【0055】さらに、遊技進行選択手段125は、表示
遊技の実行結果を構成する各識別情報群であって先に決
定した遊技の進行パターンに従うものを選択する機能も
備えている。たとえば、特賞パターンのときは、実行結
果を構成する識別情報群として「777」や「333」
など同一の数値が3つ揃ったものを選択する。
【0056】遊技の進行パターンが第1外れパターンの
場合には、「539」など、リーチ状態を経由せずに外
れに終わる識別情報群を選択する。遊技の進行パターン
が第2外れパターンの場合には、「747」など1つの
識別図柄だけが異なるために外れに終わるリーチ外れの
識別情報群を選択する。
【0057】表示遊技は、遊技進行選択手段125によ
って決定された遊技の進行パターンと、実行結果を構成
する識別情報群を表す情報とを含む実行開始命令(実行
開始信号)を、ワンチップマイコン110からI/Oポ
ート151を通じて表示制御部150に送信することで
開始するようになっている。
【0058】効果音管理手段126は、表示遊技の実行
中等に流す各種の効果音の種類やその発生タイミングを
管理する部分である。遊技の進行パターンごとに、効果
音等を流すタイミングは予め定められており、ワンチッ
プマイコン110は、表示制御部150に表示遊技の実
行開始命令を送信した時点からの経過時間を計測し、予
め定めたタイミングが到来したとき、効果音等の再生指
示を音声制御回路170に出力するようになっている。
【0059】特賞制御手段122は、特別図柄表示装置
30上で展開される表示遊技で特賞表示態様が停止表示
されて特賞状態となったとき、大入賞口60の開閉を制
御して、特別価値の付与動作を実施するものである。具
体的には、表示遊技で特賞状態が出た際にソレノイド2
01を駆動して、大入賞口60を、一定期間(たとえば
29秒)開いた後、短時間(2秒ほど)閉じるという開
閉動作を所定回数を上限に繰り返すようになっている。
【0060】大入賞口60が開いてから閉じるまでの各
ラウンドにおいて前述の一定時間(29秒)が経過する
前に、所定の許容上限個数(ここでは10個)の球が大
入賞口60に入賞すると、その時点で大入賞口60を閉
じるようになっている。さらに大入賞口60の内部に設
けた特定領域へ各ラウンド中に少なくとも1つの球が入
賞し、かつラウンド数が上限に達していなければ次のラ
ウンドに進む。一方、今回のラウンド中に球が特定領域
に1つも入賞しなかった場合は、そのラウンドにて特別
価値の付与動作を終了するようになっている。
【0061】実行権管理手段123は、始動口50への
球の入賞によって発生する実行権のうち未実行のものの
数を管理するものである。具体的には、始動口50へ球
が入賞したとき、現時点での保留数を調べ、保留数が上
限に達していなければ、保留数に「1」加算するととも
に特別図柄記憶表示装置40の点灯数を1つ増加させ
る。一方、既に保留数が上限に達していれば、今回の入
賞に基づく実行権の確保は行なわない。また、確保され
ている実行権に基づいて特別図柄表示装置30上で表示
遊技が実行されると、その度に、保留数を「1」だけ減
算し、かつ特別図柄記憶表示装置40の点灯数を1つ減
らすという動作を行なう。
【0062】賞球管理手段124は、賞球の払出個数を
管理するものであり、払出回路204が、賞球10個に
対して1パルスをホールコンピュータに送信し、ホール
コンピュータから賞球タンクへ球の払出しの指示を行う
ものである。
【0063】表示制御回路140は、主制御部100か
ら受け取る指示に基づいて、特別図柄表示装置20の表
示制御を行う回路部分である。すなわち主制御部100
は、乱数抽選によって各回ごとの表示遊技の実行結果、
遊技の進行パターン等を定め、表示制御回路140は、
主制御部100の定めた実行結果および進行パターン等
に従って表示遊技の具体的な展開内容を決定し、それに
対応した表示データを作成し、これを逐次、特別図柄表
示装置30に送信する機能を備えている。
【0064】表示制御回路140は、主制御部100か
らの指示に従って表示遊技の具体的な表示内容を定める
表示主制御部150と、表示主制御部150が定めた表
示内容に従って実際に描画処理を実行し、特別図柄表示
装置30に表示データを送出する表示処理部160とか
ら構成される。また表示制御回路140は、表示主制御
部150に供給するクロック信号を生成するためのクロ
ック回路142とリセット信号を発生するリセット回路
141を備えている。
【0065】表示主制御部150は、主制御部100と
の間で各種の信号を入出力するためのI/Oポート15
1と、表示制御CPU180と、制御ROM153と、
RAM154とを有している。制御ROM153には表
示遊技を実行するための制御プログラムや制御データ、
各種の設定値等が記憶されている。表示制御CPU18
0は、ROM153に格納されている制御プログラム等
に従って表示遊技の表示制御を行なう。RAM154
は、表示制御CPU152が制御プログラムを実行する
際に必要なデータを一時的に格納するための作業領域で
ある。
【0066】表示制御CPU180は、制御ROM15
3に記憶されているプログラムを実行することで図4に
示すように、第1表示手段181の機能を果たすように
なっている。
【0067】第1表示手段181は、スロットマシンに
見立てた表示遊技を特別図柄表示装置30上で展開表示
する機能を果たす部分である。より具体的には、第1表
示手段181は、特別図柄表示装置30の各表示領域ご
とに識別情報が上から下に向かってスクロールする様子
を表示し、遊技進行選択手段125の選択した停止態様
(実行結果を表す識別情報群)が出現するように各表示
領域のスクロール動作を順次停止するように各時点での
詳細な表示内容を決定し、これに対応する描画指示を順
次、表示処理部160に出力するようになっている。
【0068】表示処理部160は、VDP(Video Digit
al Processor)161と、画像データROM162と、
VRAM163とから構成されている。画像データRO
M162は、表示遊技で登場する各種の識別情報やその
背景の画像データを予め記憶した読み出し専用のメモリ
である。VRAM163は、特別図柄表示装置30への
表示データを少なくとも1画面分蓄積するためのビデオ
メモリである。
【0069】VDP161は、表示主制御部150から
の指示に基づいて表示画面の背景や各種識別情報を画像
データROM162から読み出し、これをVRAM16
3上に展開し、特別図柄表示装置30に表示すべき1画
面分の表示データを構成する。またVDP161は、V
RAM163に蓄積された1画面分の表示データを所定
の画像タイミング信号に従って順次読み出し、これを特
別図柄表示装置30に向けて送出する機能を備えてい
る。
【0070】音声制御回路170は、ワンチップマイコ
ン110の遊技制御CPU111から受けた指示に従っ
て効果音等の音声信号を音声合成し、スピーカ175に
出力する機能を有している。
【0071】音声制御回路170は、ワンチップマイコ
ン110との間で各種の信号を授受するためのI/Oポ
ート171と、音声合成回路172と、音声増幅回路1
73とを有している。音声合成回路172は、I/Oポ
ート171を通じて受信した制御信号に従って、各種の
音楽や効果音の音声信号波形を合成する回路である。音
声増幅回路173は、音声合成回路172が合成した音
声信号を増幅しスピーカ175に出力するものである。
【0072】次に作用を説明する。まず、表示遊技の実
行権が確保される際の流れについて説明する。図5に示
すように、始動口50に遊技媒体である球が入賞すると
(ステップS501:Y)、実行権管理手段123は、
現時点での保留数が上限の4回に達しているか否かを判
別する(ステップS502)。そして既に保留数が上限
に達しているときは(ステップS502:Y)、今回の
入賞に基づいて表示遊技の実行権は確保しない。
【0073】一方、保留数が上限に達していないときは
(ステップS503:N)、現時点の保留数に「1」を
加算して実行権を確保(保留)する(ステップS50
4)。またこの確保された実行権に基づいて行われる表
示遊技の最終的な実行結果を定めるための乱数抽選を乱
数抽選手段121で行う(ステップS505)。乱数抽
選で抽出した数値が特賞に対応するものか否かを大当た
り判定用参照テーブルを参照して調べて当該実行権に基
づいて実行される表示遊技の実行結果を求める(ステッ
プS506)。
【0074】さらに、その実行結果に基づいて表示遊技
の進行パターンおよび最終的な実行結果を構成する識別
情報群(たとえば、「777」や「747」など3つの
識別情報の組み合わせ)を乱数抽選等で選択する(ステ
ップS507)。そして実行結果および実行結果を構成
する識別情報群、遊技の進行パターン等をメモリに保存
する(ステップS508)。
【0075】次に、保留されている実行権に基づいて表
示遊技を実行する際の流れを、図6に基づいて説明す
る。実行権管理手段123は、保留数が0でなければ
(ステップS601:Y)、保留数を「1」だけ減算す
るとともに特別図柄記憶表示装置40のランプを1つ消
灯する(ステップS602)。次に、メモリに記憶して
おいた表示遊技の実行結果等を読み出し(ステップS6
03)、これら読み出した情報と表示遊技の開始指示と
を含む所定の実行開始命令をI/Oポート151を通じ
て表示主制御部150の表示制御CPU180に出力す
る。なお、ワンチップマイコン110は、効果音等の出
力タイミングを表示画面と同期させるため、実行開始命
令を出力した時点からの経過時間を計時する。
【0076】表示遊技の実行開始命令を受けた表示制御
CPU180は、受信した命令に含まれる実行結果や進
行パターンに従って表示遊技を実行する。すなわち、ワ
ンチップマイコン110の側から指示された今回の表示
遊技の進行パターンが、第1外れパターンの場合には
(ステップS604:N,S609:Y)、スロットマ
シンに見立てた表示遊技を実行し、当該表示遊技でリー
チ状態を経由することなく外れの状態を出現させる(ス
テップS610)。
【0077】表示遊技の進行は、まず横3個に区分けさ
れた特別図柄表示装置30の表示領域上で、各表示領域
を単位として識別情報が上から下に向かってスクロール
する様子が表示される。
【0078】所定時間にわたってこのようなスクロール
表示を行なった後、スクロール速度が次第に低下し、左
の表示領域、右の表示領域、中央の表示領域の順等で順
次スクロール動作が停止し、数字を表した数値識別情報
が各表示領域に停止表示される。第1外れパターンで
は、左の表示領域と右の表示領域とが停止した段階でリ
ーチ状態が形成されないまま、最後に中央の表示領域が
停止して、外れの状態(横ライン上に同一数値の識別情
報が揃わない状態)が停止表示されている。なお、各表
示領域の停止する順序は、適宜変更可能である。
【0079】ワンチップマイコン110の側から指示さ
れた今回の表示遊技の進行パターンが、特賞パターンの
場合には(ステップS604:Y)、まず、スロットマ
シンに見立てた表示遊技の実行を開始する。所定時間に
わたってこのようなスクロール表示を行なった後、スク
ロール速度が次第に低下し、左の表示領域、右の表示領
域が順にスクロール動作を停止した段階で、あと1つ同
一数値の識別情報が揃うと横ライン上に同一値の識別情
報が3つ揃うリーチ状態を形成する(ステップS60
5)。
【0080】こうして表示遊技でリーチ状態が出現する
と、次の特賞状態の発生する確率を算出する(ステップ
S606)。すなわち、いままでの特賞状態の発生回数
を算出し、例えば、いままでの特賞状態の発生回数が1
回であれば、次に特賞状態が発生する確率は1/320
となる。
【0081】次に、所定の演出動作を通じて、特賞表示
態様が形成される(ステップS607)。このとき、前
記算出結果である特賞状態の発生回数に応じた、大きさ
の識別情報が表示される。
【0082】こうして特賞表示態様が形成されると、遊
技者に所定価値が付与される(ステップS608)。す
なわち、大入賞口60が16回を上限にして繰り返し開
閉する特賞状態が形成される。
【0083】すなわち、ワンチップマイコン110は、
特賞表示態様が形成されて特賞状態になるタイミングが
実行開始命令を送出してから何秒後かを予め知っている
ので、そのタイミングが到来すると遊技制御CPU11
1の特賞制御手段122は、大入賞口60を開閉させて
所定価値を遊技者に付与する(ステップS608)。
【0084】より具体的には、表示遊技で特賞が出た際
にソレノイド201を駆動して、大入賞口60を、一定
期間(ここでは29秒間)開いた後、短時間(2秒ほ
ど)閉じるという開閉動作を16回を上限に繰り返す。
【0085】ただし、大入賞口60が開いてから閉じる
までの各ラウンド中に許容上限個数(ここでは10個)
の球が大入賞口60に入賞すると、前述の一定時間(2
9秒)が経過する前であっても、10個入賞した時点で
大入賞口60を閉じる。なお、各ラウンド中に球が特定
領域に1つも入賞しなかったときは、ラウンド数が上限
に達していなくても、今回のラウンド限りで特別価値の
付与動作を終了するようになっている。
【0086】なお、表示遊技でリーチ状態の出現するタ
イミングや特賞状態の出現するタイミングが到来する
と、遊技制御CPU111の効果音管理手段126は、
効果音等の出力命令を音声制御回路170に送出する。
音声制御回路170はこの命令に従って効果音を音声合
成し、スピーカ175から流す。
【0087】今回、遊技制御CPU111から指示され
た遊技の進行パターンが、第2外れパターンの場合には
(ステップS609:N)、スロットマシンに見立てた
表示遊技の実行を開始してリーチ状態を形成してから
(ステップS611)、所定の演出動作を通じてリーチ
外れの状態を形成する(ステップS612)。
【0088】このように、特賞表示態様での識別情報の
大きさが変化し、次に特賞状態が発生する確率は、特賞
表示態様での識別情報の大きさに緊密に関係しているの
で、表示遊技の内容が極めて変化に富み、かつスリルと
興奮に満ちたものになる。
【0089】以上説明した実施の形態では、識別情報と
して、数字図柄を示したが、動物や、キャラクターであ
ってもよく、動物やキャラクターの各大きさに応じて、
次に特賞状態になる確率を高くするようにしてもよい。
例えば、識別情報が動物図柄であるとき、動物が段階的
に成長していく課程を、識別情報が大きくなるものとし
て表示してもよい。
【0090】また実施の形態では、表示遊技としてスロ
ットマシンに見立てた図柄合わせゲームを実施したが、
他の種類の表示遊技であってもよい。また実施の形態で
は、表示遊技で「リーチ」の声がかかり、リーチ状態が
形成されるように構成してもよい。
【0091】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、特賞状
態が発生する回数に応じて、特賞表示態様を変化させる
とともに、特賞状態になる確率を高くするようにしたの
で、特賞表示態様のときの識別情報の大きさを見ること
により、次に特賞状態が発生する確率が判るようにな
り、識別情報の大きさである表示遊技の表示内容と、特
賞状態の発生確率である表示遊技の成果とが関連付けら
れ、かつ、共に変化に富むものになり、遊技者のスリル
と興奮を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の有する遊
技制御CPUの機能的構成を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の有する表
示制御CPUの機能的構成を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技機が表示遊技
の実行権を確保する際の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る遊技機が確保され
ている実行権に基づいて表示遊技を実行する際の流れを
示す流れ図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る特賞表示態様と、
特賞状態の発生する確率との関係を示す図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…ハンドル 12…遊技盤 13…入賞口 14…風車 15…障害釘 16…レール 17…電飾ランプ 18…装飾ランプ 20…前皿 21…下皿 22…球抜きレバー 30…特別図柄表示装置 40…特別図柄記憶表示装置 50…始動口 60…大入賞口 70…アウト口 100…主制御部 110…ワンチップマイコン 111…遊技制御CPU 121…乱数抽選手段 122…特賞制御手段 123…実行権管理手段 124…賞球管理手段 125…遊技進行選択手段 126…効果音管理手段 140…表示制御回路 150…表示主制御部 160…表示処理部 170…音声制御回路 180…表示制御CPU 181…第1表示手段 201…ソレノイド 202…外部情報出力端子A 203…電飾回路 204…払出回路 205…外部情報出力端子B 210…始動口入賞球検知スイッチ 211…大入賞口入賞球検知スイッチ 212…特定領域入賞球検知スイッチ 213…セーフ球検知スイッチ 214…外部情報入力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定条件の成立に基づいて予め定めた表示
    遊技を実行し、その実行結果が予め定めた特賞表示態様
    のとき、遊技者に有利な特賞状態になる遊技機におい
    て、 前記表示遊技を表示するための表示手段と、前記表示手
    段上で前記表示遊技を展開表示する表示制御手段とを備
    え、 前記表示遊技は、前記特賞状態の発生回数に応じて、前
    記特賞表示態様が変化するとともに、前記特賞状態にな
    る確率を高くするものであることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】所定条件の成立に基づいて予め定めた表示
    遊技を実行し、その実行結果が予め定めた特賞表示態様
    のとき、遊技者に有利な特賞状態になる遊技機におい
    て、 前記表示遊技を表示するための表示手段と、前記表示手
    段上で前記表示遊技を展開表示する表示制御手段とを備
    え、 前記表示遊技は、前記特賞表示態様において、前記表示
    手段上に所定個の識別情報を揃えて表示するものであっ
    て、前記特賞状態の発生回数に応じて、前記所定個の識
    別情報のうち少なくとも1つが大きく表示されるととも
    に、前記特賞状態になる確率を高くするものであること
    を特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記所定条件は、遊技盤上に打ち出された
    遊技球が所定の始動口に入賞することに基づいて成立す
    るものであることを特徴とする請求項1または2に記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】前記特賞状態になったとき、通常状態では
    閉じられている大入賞口を開くことで遊技者に有利な状
    態を形成することを特徴とする請求項1または2に記載
    の遊技機。
JP36577799A 1999-12-24 1999-12-24 遊技機 Pending JP2001178910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36577799A JP2001178910A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36577799A JP2001178910A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001178910A true JP2001178910A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18485092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36577799A Pending JP2001178910A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001178910A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010475A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
JP2003071042A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機、プログラム、記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010475A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
JP2003071042A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機、プログラム、記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001231943A (ja) 遊技機
JP2001259205A (ja) 遊技機管理装置および遊技機
JP2000061077A (ja) 遊技機
JP2001178910A (ja) 遊技機
JP4554030B2 (ja) 遊技機
JP2001104572A (ja) 遊技機
JP2001096014A (ja) 遊技機
JP2001104575A (ja) 遊技機
JP2001346990A (ja) 遊技機
JP2001300053A (ja) 遊技機
JP4330754B2 (ja) 遊技機
JP2001178903A (ja) 遊技機
JP4756658B2 (ja) 遊技機
JP4757326B2 (ja) 遊技機
JP2001104583A (ja) 遊技機
JP2001252425A (ja) 遊技機
JP2001129181A (ja) 遊技機
JP2001314597A (ja) 遊技機
JP2001346991A (ja) 遊技機
JP2001252428A (ja) 遊技機
JP2001259173A (ja) 遊技機
JP2001340569A (ja) 遊技機
JP2001286630A (ja) 遊技機
JP2001252427A (ja) 遊技機
JP2001340578A (ja) 遊技機