JPH09322967A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09322967A
JPH09322967A JP8141852A JP14185296A JPH09322967A JP H09322967 A JPH09322967 A JP H09322967A JP 8141852 A JP8141852 A JP 8141852A JP 14185296 A JP14185296 A JP 14185296A JP H09322967 A JPH09322967 A JP H09322967A
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JP
Japan
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display
time
variable
pachinko machine
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JP8141852A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技客の遊技目的や気分によって絵柄のスクロ
ール表示時間を選択できるパチンコ機を提供すること。 【解決手段】遊技盤面12に始動入賞口13と、各種絵
柄の表示が可能な可変表示手段20と、可変入賞口30
と,制御手段50とを具備するパチンコ機10におい
て、可変表示手段20の絵柄の表示変化時間を選択する
ための表示時間選択部Sを設け、制御手段50はパチン
コ球の始動入賞口13への入賞に基づき抽選を行い、可
変表示手段20に絵柄の表示変化動作を表示時間選択部
Sによる選択に応じた時間で行わせた後に、抽選結果に
相当する絵柄の組合せを表示させ、抽選結果が所定の当
たりに相当する場合には、可変入賞口30を動作させて
遊技者に所定の当たりに相当する有利な付加価値状態を
発生させるよう設定したことを特徴とするパチンコ機1
0。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に始動入
賞口と、各種絵柄の表示が可能な可変表示手段と、可変
入賞口と,制御手段とを具備するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のパチンコ機としては、例え
ば可変表示手段としての液晶画面を備え、その表示内容
が特定の状態になった場合に遊技者に有利な付加価値を
発生させる第1種遊技機いわゆるフィーバー機がある。
【0003】この第1種遊技機は、その液晶画面に表示
される絵柄の視覚的面白さから大変人気のある機種であ
る。かかる第1種遊技機は、一般に遊技盤面にある始動
入賞口へのパチンコ球の入賞に基づいて抽選が行われ、
液晶画面に各種絵柄が所定時間スクロール表示され、ス
クロール停止時に抽選結果に対応する絵柄の組合わせを
表示する。
【0004】抽選結果が遊技者に有利な付加価値を発生
させる「当たり」である場合、対応する特定の状態が表
示され、価値発生手段としての例えば可変入賞口が開閉
作動して、通常の遊技状態より相対的に高い確率で入賞
のチャンスを遊技者に与えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ機では、獲得するパチンコ球の数は
どうでもよくパチンコ機での遊技そのものを楽しみたい
という遊技客にとっては絵柄のスクロール表示時間が短
く、「当たり」になるか否かの期待感を楽しむには物足
りないという問題点があった。
【0006】しかし、一方、そのような遊技客の要望に
従ってスクロール表示時間を長く設定すると、遊技その
ものを楽しむよりも、少しでも多くパチンコ球を獲得す
ることを目的としている客にとっては、むしろ絵柄のス
クロール表示時間を短くして早く当否の結果を知りたい
と思う面があるので、スクロール表示時間を長く設定す
ることはできない。
【0007】また、スクロール表示時間の異なるものに
設定して設置することは手間がかかり不経済であるうえ
に、日時により異なる客の趣向の傾向に対応できないと
いう問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、遊技客の遊技目的や気分によって
絵柄のスクロール表示時間を選択できるパチンコ機を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0010】1.遊技盤面(12)に始動入賞口(1
3)と、各種絵柄の表示が可能な可変表示手段(20)
と、可変入賞口(30)と,制御手段(50)とを具備
するパチンコ機(10)において、前記可変表示手段
(20)の絵柄の表示変化時間を選択するための表示時
間選択部(S)を設け、前記制御手段(50)はパチン
コ球の前記始動入賞口(13)への入賞に基づき抽選を
行い、前記可変表示手段(20)に絵柄の表示変化動作
を前記表示時間選択部(S)による選択に応じた時間で
行わせた後に、抽選結果に相当する絵柄の組合せを表示
させ、前記抽選結果が所定の当たりに相当する場合に
は、前記可変入賞口(30)を動作させて遊技者に前記
所定の当たりに相当する有利な付加価値状態を発生させ
るよう設定したことを特徴とするパチンコ機(10)。
【0011】2.前記制御手段(50)は前記表示時間
選択部(S)による選択に応じて、前記可変表示手段
(20)の絵柄の表示変化速度を選択し、それによって
前記絵柄の表示変化動作の時間を変更するように設定さ
れたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機(1
0)。
【0012】3.前記制御手段(50)は前記表示動作
選択部(S)による選択に応じて、前記可変表示手段
(20)の絵柄の表示量を選択し、それによって前記絵
柄の表示変化動作の時間を変更するように設定されたこ
とを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機(10)。
【0013】4.前記表示動作選択部(S)は選択され
た絵柄の表示変化速度を他の絵柄の表示変化速度に変更
する際に、選択された前記絵柄の表示変化速度の選択を
一旦解除するための解除手段(r)を有することを特徴
とする請求項2に記載のパチンコ機(10)。
【0014】5.前記表示動作選択部(S)は選択され
た絵柄の表示量を他の絵柄の表示量に変更する際に、選
択された前記絵柄の表示量の選択を一旦解除するための
解除手段(r)を有することを特徴とする請求項3に記
載のパチンコ機(10)。 次に作用を記載する。
【0015】遊技を開始して遊技盤面(12)に打ち出
したパチンコ球が始動入賞口(13)に入賞すると、制
御手段(50)は抽選を行って、可変表示手段(20)
に絵柄の表示を行わせる。抽選結果が当たりの場合には
可変表示手段(20)による絵柄の表示動作を所定時間
行った後に「当たり」を意味する表示をして停止させ、
可変入賞口(30)に開閉動作をさせて入賞のチャンス
が格段に大きくなる付加価値状態を生じさせる。
【0016】遊技を開始したときには、前記可変表示手
段(20)による絵柄の表示変化の継続時間は予め設定
された標準時間である。パチンコ機(10)に遊技者に
よる操作が可能なように設けた表示時間選択部(S)に
よって動作の選択設定をすると、前記絵柄の表示変化速
度が選択された所定の速度で変化する。従って、遊技者
は前記可変表示手段(20)による絵柄の表示変化の時
間を変更することができる。
【0017】前記表示時間選択部(S)には既に設定さ
れている絵柄の表示変化速度を他の表示変化速度に変更
する際に、既に設定された前記絵柄の表示変化速度の選
択を一旦解除するための解除手段(r)を有する。
【0018】前記表示時間選択部(S)は絵柄の表示変
化速度を選択するものとしたが、絵柄の表示量を変更す
ることによって前記可変表示手段(20)による絵柄の
表示変化の時間を変更することができるようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一形
態を説明する。
【0020】図1から図3は本発明の一形態を示してい
る。
【0021】図1に示すように、本実施例に係る遊技機
10は遊技者がハンドル11を回転操作することにより
遊技盤面12上にパチンコ球を打ち出し、かかる打球の
入賞により払い出される賞球の獲得をするパチンコ機1
0である。
【0022】例示したパチンコ機10は、遊技盤面12
上の始動入賞口13への入賞に基づき可変表示手段20
によって表示された絵柄の組合せが所定の場合には、可
変入賞口30の動作が遊技者に有利な付加価値状態を発
生するように、制御手段50のプログラムに従って動作
する機種である。
【0023】図1に示すように、遊技盤面12の略中央
部には始動入賞口13が配置され、その上方には絵柄の
可変表示を行う可変表示手段20が配置され、始動入賞
口13の下方には可変入賞口30が配置されている。ま
た、遊技盤面12の適所には、パチンコ球を弾く多数の
釘、それに各種入賞口やアウト口等が配置されている。
【0024】また、遊技盤面12の下側には、遊技に供
するパチンコ球を入れ、パチンコ機10から払い出され
る賞球を受ける前皿18や、前皿18が満杯のときに払
い出された賞球を受けて貯留し、また、遊技を終了する
ときに前皿18に残っているパチンコ球を移し受けるた
めの下皿19が設けられている。
【0025】前皿18の左端付近には可変表示手段20
の絵柄の表示変化時間を選択するための表示時間選択部
Sが設けられている。表示時間選択部Sは例えばタッチ
センサ等、遊技者の任意の操作によって制御手段50へ
信号を発信できるものであればよい。表示時間選択部S
には表示変化時間を選択変更するときに既に設定されて
いる表示変化時間を一旦解除するための選択解除手段r
が設けられている。あえて選択解除手段rを設けたの
は、表示変化時間の選択変更を行う際に、解除動作を一
つ増やすことでいたずらに表示変化時間の選択操作がさ
れることを防ぐことを目的としたものである。したがっ
て、選択解除手段rを設けずに、表示変化時間の選択操
作が有ったとき、自動的に既に設定された表示変化動作
を解除するようにしてもよい。
【0026】図2に示したように、パチンコ機10を制
御する制御手段50は遊技盤面12の裏側等の機体内に
取り付けられている。
【0027】可変表示手段20は、別個に表示変化の可
能な3つの区分けされた部分を有し、始動入賞口13へ
のパチンコ球の入賞に基づき絵柄の表示を変化させるも
ので、表示時間選択部Sの予めの操作によって絵柄の表
示速度が変更され、従って、絵柄の表示時間が変更さ
れ、始動入賞口13へのパチンコ球の入賞に基づく制御
手段50による抽選の結果が「当たり」を示すものであ
る場合には、絵柄の表示変化を遊技者に有利な付加価値
を発生させる絵柄で停止する中央役物である。
【0028】可変表示手段20はカラー液晶ディスプレ
イから成り、その種類としては、代表的なものにSTN
(単純マトリクス)方式やTFT(アクティブマトリク
ス)方式が挙げられる。STN方式では、TFT方式に
比して安価だが、コントラストが弱く真正面からでない
と見えにくい。一方、TFT方式では画像のにじみが少
なくシャープな画像を得られる上に応答性にも優れてい
るが、高価である。
【0029】本実施例における可変表示手段20には前
述の何れの方式を用いてもよい。また、可変表示手段2
0はカラー液晶ディスプレイに限定されるものではな
く、モノクロ液晶ディスプレイはもちろんのこと、その
他、蛍光表示管やブラウン管(CRT)等を用いて構成
してもよい。
【0030】始動入賞口13はいわゆるチャッカーと称
されるものであり、パチンコ球の入賞を検知する入賞検
知スイッチ14(図2参照)を備えている。かかる入賞
検知スイッチ14は入賞球を検知してONになると、そ
の入賞信号を制御手段50に出力すべく制御手段50に
接続されている。入賞検知スイッチ14としては、例え
ば光センサ、近接センサ、或いは磁気センサ等の各種セ
ンサにより構成すればよい。
【0031】可変入賞口30は、制御手段50による抽
選結果が所謂「当たり」を示すものであった場合、所定
時間内に一定回数だけ開閉を繰り返すものである。かか
る可変入賞口30は、開閉可能なアタッカー31とその
駆動手段たるソレノイド32(図2参照)を備える。可
変入賞口30は、制御手段50からの抽選結果に従った
付加価値発生信号に基づき、例えば、アタッカー31が
所定時間(例えば29秒)にわたって開いた後、短時間
(例えば2〜3秒)だけ閉じるような付加価値の発生動
作を所定ラウンド回数(例えば16回)まで続けるいわ
ゆるフィーバー状態となるように設定されている。
【0032】可変表示手段20の直上には保留表示手段
40が設けられている。この保留表示手段40は、前述
した可変表示手段20が絵柄の表示変化を行っている最
中に、新たに始動入賞口13に球が入賞したとき、その
入賞に基づく抽選を行う権利を保留する回数を表示する
ものであり、LED等で構成すればよい。かかる保留表
示手段40は、後述する制御手段50からの保留表示信
号に基づき、制御手段50に記憶された権利保留回数を
表示するよう設定されている。
【0033】図2に示すように、保留表示手段40は具
体的には4個の表示ランプ41,41…を有し、この場
合抽選を行う権利は4回まで保留可能となっている。す
なわち、権利保留回数に相当する数の表示ランプ41が
点灯すべく制御されるものである。なお、保留されてい
た抽選を行う権利が実行された場合、その実行回数が権
利保留回数から減算されて制御手段50に更新記憶さ
れ、その回数が保留表示手段40に新たに表示されるよ
うになっている。また、権利が最高値の4つまで保留さ
れている状態では、再度、始動入賞口13にパチンコ球
が入っても、この入賞により発生すべき権利は破棄され
るように設定されている。
【0034】図2に示す制御手段50は、主として可変
表示手段20等の表示内容を制御する表示制御部50a
と、主として保留表示手段40、抽選、抽選を行う権利
の保留及び可変入賞口30の動作等を制御する遊技制御
部50bとから成る。表示制御部50aは、CPU5
1,ROM52,RAM53等を少なくとも含むマイク
ロコンピューターから成り、同様に遊技制御部50b
も、CPU61,ROM62,RAM63等を少なくと
も含むマイクロコンピューターから構成されている。ま
た表示制御部50aと遊技制御部50bとは、データ・
バス等を介して互いに連結されている。
【0035】表示制御部50aのCPU51は、ROM
52に格納された表示制御プログラムデータに従って、
可変表示手段20おける表示内容の制御を行なうもので
ある。ROM52は、可変表示手段20の表示内容を制
御する表示制御プログラムデータ等の固定データを格納
するものである。CPU51には、可変表示手段20に
絵柄の表示変化動作の時間を選択に変更するための表示
動作選択部Sが接続されている。
【0036】RAM53は、CPU51で生成される絵
柄表示に関するデータ、例えば表示動作選択部Sで選択
された表示変化速度のデータやその他各種のデータを一
時的に記憶するものである。RAM53の各種データ
は、次述するCPU62やCPU51からの指令に基づ
き読み出され、可変表示手段20に出力されるように設
定されている。
【0037】一方、遊技制御部50bのCPU61は、
ROM62に格納された遊技制御プログラムデータに従
って、可変入賞口30を含む各種役物の動作制御を行な
うものである。CPU61には、前述した入賞検知スイ
ッチ14や入賞球計数器33等が接続されている。RO
M62は、可変入賞口30等を制御する遊技制御プログ
ラムデータや、各種役物への入賞を演出する装飾ランプ
の点灯パターン、スピーカーからの音声の発生パターン
等の固定データが格納されている。またRAM63は、
入賞検知スイッチ14や入賞球計数器33からの信号を
含む遊技に関する各種データを一時的に記憶するもので
ある。
【0038】次に作用を説明する。
【0039】図1において、遊技を開始して遊技者によ
るハンドル11の適切な操作により遊技盤面12上に打
ち出したパチンコ球が各種入賞口に入ると1個の入賞に
つき所定数の賞球が払い出される。入賞口のうち始動入
賞口13にパチンコ球が入賞すると、図2に示した入賞
検知スイッチ14がそれを検知し、検知信号が制御手段
50の遊技制御部50bのCPU61へ送信される。
【0040】CPU61は、始動入賞口13への入賞に
基づき所定数の賞球の払出しを行うとともに、抽選を行
う。抽選は例えばゼロを起点に数字を加算してゆき、所
定の上限の数に達すると再度ゼロからの数字の加算を繰
り返すカウンターをCPU61に内蔵してあり、入賞検
知スイッチ14からの始動入賞口13へのパチンコ球の
入賞検知の信号を受けて、その瞬間のカウンターの数値
を検出するもので、検出した数値が予め定められた数値
である場合には「当たり」となり、それ以外の数値の場
合は「ハズレ」となるものである。
【0041】抽選の結果はCPU61からの信号により
CPU51は可変表示手段20の絵柄の表示変化をその
時点で選択設定されている時間だけ継続させた後に停止
動作に入らせて、抽選の結果を絵柄の組合せとして表示
する。それは、例えば抽選の結果が所謂「フィーバー」
と呼ばれる大当たりになった場合、可変表示手段20の
3つの区分けされた部分に全て同一の数字(例えば、
「7」)を並べて表示する。「ハズレ」の場合には、無
秩序に数字を並べて表示する。なお、停止動作に入った
可変表示手段20は、3つの区分けされた部分を1つず
つ順番に停止させることで、遊技者の表示結果への期待
を高めている。例えば、2つの部分の表示が同一数字と
なっている状態、所謂リーチの状態では最後の部分も同
一数字となって「当たり」になることへの期待が非常に
高められるのである。
【0042】一方、CPU61は可変表示手段20によ
る「当たり」を意味する表示が行われた後に可変入賞口
30に「当たり」に対応する前述の所定の動作をさせて
遊技者に有利な付加価値状態をもたらすのである。すな
わち、可変入賞口30を前述のように動作させるのであ
る。また、装飾ランプの点灯パターン、スピーカーから
の音声の発生パターン等を「当たり」に特有のものにし
て雰囲気を更に盛り上げる。付加価値状態をもたらして
いる可変入賞口30へのパチンコ球の入賞が有ったとき
には、入賞球1個当たりに既定された払出し数に入賞球
の数を掛けた数のパチンコ球が払い出される。
【0043】抽選結果が「ハズレ」の場合には可変入賞
口30の動作は行わず、遊技者には何ら有利なゲーム状
態をもたらさない。
【0044】次に、図3のフローチャートに従って、表
示時間選択部Sによる可変表示手段20の絵柄表示変化
時間の選択設定と可変表示手段20が絵柄の表示変化に
ついて説明する。
【0045】遊技を開始したときには、可変表示手段2
0による絵柄の表示変化の継続時間は通常速度にリセッ
トされている。
【0046】遊技開始後初めに始動入賞口13へパチン
コ球の入賞があったとき、それまでに表示時間選択部S
による表示速度の選択が行われている場合(S1、S
2)、CPU51はRAM53に記憶した選択速度に対
応する速度で可変表示手段20に絵柄の表示変化をさせ
る(S3)。次に、打球の停止がなく(S4)、再び始
動入賞口13への入賞が有ったときは(S5)、表示速
度の選択が新たに行われていなければ既に設定された表
示速度で絵柄表示が行われ(S5、S2、S6)、新た
に表示速度の選択が行われていれば(S2)新たに選択
設定された動作速度で表示がなされる(S3)。
【0047】打球の停止が有った場合(S4)、それが
一時停止でなければ既に設定された選択速度を通常速度
にリセットし遊技終了となる(S7、S8)。
【0048】遊技開始後初めに始動入賞口13へパチン
コ球の入賞があったとき、それまでに表示時間選択部S
による表示速度の選択が行われていない場合(S1、S
2)、前回の遊技終了時にリセットされている通常速度
で絵柄表示が行われる(S6)。遊技の終了まで一度も
表示速度の選択が行われていなければ、遊技開始時の通
常速度が設定されたままで遊技が終了する(S1、S
2、S6、S9、S10)。
【0049】また、遊技の開始後、始動入賞口13への
入賞が有る前に遊技を終了した場合、その間に表示速度
の選択が行われていれば、それを通常速度にリセットし
遊技終了となる(S1、S11、S12、S8)。表示
速度の選択が行われていなければ遊技開始時の通常速度
が設定されたままで遊技が終了する(S1、S11、S
12)。
【0050】なお、作用の説明においては説明を簡単に
するために記述しなかったが、表示動作選択部Sには既
に設定されている絵柄の表示変化速度を他の表示変化速
度に変更する際に、解除手段rを操作して既に設定され
た絵柄の表示変化速度の選択を一旦解除してから新たに
選択操作を行う。
【0051】なお、前記のように、解除手段rはいたず
らに表示変化速度の選択操作が行われることを防ぐため
に、選択変更操作に一つ操作を加えたものであるから、
解除手段rを設けなくてもよい。
【0052】表示時間選択部Sは絵柄の表示変化速度を
選択するものとしたが、絵柄の表示量を変更することに
よって前記可変表示手段20による絵柄の表示変化の時
間を変更することができるようにしてもよい。
【0053】このようにして、遊技客は絵柄の表示変化
の時間を長く設定して絵柄のスクロール表示による「当
たり」が出るか出ないかの期待を感じる時間を長くした
り、逆に絵柄の表示変化の時間を短く設定して、速やか
に「当たりハズレ」の表示をさせて遊技に集中すること
もできる。
【0054】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機によれば、可
変表示手段による絵柄の表示変化の時間を自由に変更で
きるので、遊技客は自身の趣向に合った遊技をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態にかかるパチンコ機を示す正面
図である。
【図2】本発明の一形態にかかるパチンコ機の機能を示
すブロック図である。
【図3】本発明の一形態にかかるパチンコ機の作用を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10…パチンコ機 11…ハンドル 12…遊技盤面 13…始動入賞口 18…前皿 19…下皿 20…可変表示手段 30…可変入賞口 31…アタッカー 41…表示ランプ 50…制御手段 S…表示時間選択部 r…解除手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面に始動入賞口と、各種絵柄の表示
    が可能な可変表示手段と、可変入賞口と,制御手段とを
    具備するパチンコ機において、 前記可変表示手段の絵柄の表示変化時間を選択するため
    の表示時間選択部を設け、 前記制御手段はパチンコ球の前記始動入賞口への入賞に
    基づき抽選を行い、前記可変表示手段に絵柄の表示変化
    動作を前記表示時間選択部による選択に応じた時間で行
    わせた後に、抽選結果に相当する絵柄の組合せを表示さ
    せ、前記抽選結果が所定の当たりに相当する場合には、
    前記可変入賞口を動作させて遊技者に前記所定の当たり
    に相当する有利な付加価値状態を発生させるよう設定し
    たことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】前記制御手段は前記表示時間選択部による
    選択に応じて、前記可変表示手段の絵柄の表示変化速度
    を選択し、それによって前記絵柄の表示変化動作の時間
    を変更するように設定されたことを特徴とする請求項1
    に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】前記制御手段は前記表示時間選択部による
    選択に応じて、前記可変表示手段の絵柄の表示量を選択
    し、それによって前記絵柄の表示変化動作の時間を変更
    するように設定されたことを特徴とする請求項1に記載
    のパチンコ機。
  4. 【請求項4】前記表示動作選択部は選択された絵柄の表
    示変化速度を他の絵柄の表示変化速度に変更する際に、
    選択された前記絵柄の表示変化速度の選択を一旦解除す
    るための解除手段を有することを特徴とする請求項2に
    記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】前記表示動作選択部は選択された絵柄の表
    示量を他の絵柄の表示量に変更する際に、選択された前
    記絵柄の表示量の選択を一旦解除するための解除手段を
    有することを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機。
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