JP2004223177A - 遊技機 - Google Patents

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Masahiro Takagi
正宏 高木
Hiroaki Niwa
浩晃 丹羽
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】遊技者が判定図柄の履歴にも関心を持つことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続した場合に落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立て、多い利益量が連続した場合にいち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができるようにする。
【解決手段】第1の図柄判定表示装置に3回連続して利益量の少ない同一判定図柄「×」が表示されると、その判定図柄「×」を含まないカウンタから抽出(S123)した判定図柄を次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄として第2の判定図柄表示装置に表示し(S124)、3回連続して利益量の多い同一の判定図柄「○」が表示されると、その判定図柄「○」を含まないカウンタから抽出(S121)した判定図柄を次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄として第2の判定図柄表示装置に表示する(S124)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関し、特に、所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機において、最新複数回の利益量の履歴次第で次回の利益量を事前報知するようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機等の遊技機として、特別図柄が大当たり図柄で確定することにより大当たりが発生し大入賞口が開放される第1種遊技機(例えば、特許文献1参照)、遊技球が大入賞口内部の特定領域を通過することにより大当たりが発生し、判定図柄が抽選されて、確定した判定図柄に応じて大当たりのラウンド数が決定される第2種遊技機(例えば、特許文献2参照)、特別図柄が大当たり図柄で確定することにより大当たりが発生し、特定入賞口内部の特別装置作動領域を遊技球が通過することによって特別装置が作動する第3種遊技機(例えば、特許文献3参照)等が従来から知られている。
【0003】
これら従来の第1種遊技機、第2種遊技機、第3種遊技機等の遊技機は、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量に変化をもたせ、遊技者に認識させるために、判定図柄を使用している。
【0004】
例えば第2種遊技機では、判定図柄として例えば「○」、「△」、「×」というように異なる3種類を用意し、判定図柄が「○」の場合は15R(ラウンド)、「△」の場合は7R、「×」の場合は1Rというように、判定図柄に応じて大当たりの継続可能なラウンド数(遊技者に付与される利益量)が異なる設定とし、遊技球が特定領域を通過すると3種類の判定図柄から一つを抽選により選択して(選択確率は1/3)、選択結果を図柄表示装置に表示し、ラウンド数を異ならせることにより遊技者に付与する利益量に変化をもたせている。
【0005】
また、例えば第1種遊技機、第3種遊技機では、大当たり図柄以外の図柄を判定図柄として例えば「○」、「×」というように異なる2種類に分け、判定図柄が「○」であれば大当たり遊技終了後に高確率遊技(確率変動遊技)が行われ、判定図柄が「×」であれば大当たり遊技終了後に低確率遊技(通常遊技)が行われる設定として、図柄表示装置に表示される三つの特別図柄が同数字或いは同図柄で揃う大当たり図柄で確定することにより大当たりが発生したときに、2種類の判定図柄の内の抽選により選択された一つ(選択確率は1/2)を図柄表示装置に表示し、大当たり遊技終了後に高確率遊技を行うか低確率遊技を行うかで遊技者に付与する利益量を異ならせている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−299983号公報
【特許文献2】
特開平5−177号公報
【特許文献3】
特開平9−135946号公報。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量を判定図柄を使用して表示する従来の遊技機では、表示される判定図柄はその都度ランダムに選択され、判定図柄の履歴がどうであったかは関係がなく、遊技者にとっては次回の判定図柄がどうであるかだけが肝心であるため、判定図柄による遊技性の向上は制限的なものであった。
【0008】
また、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量を判定図柄によって表示する上記従来の遊技機では、利益量の偏った判定図柄が連続して表示される場合があり、特に、利益量の少ない判定図柄が何度も連続して表示された場合は、遊技者の落胆が大きくて、折角獲得した大当たり遊技を満喫することができなくなる。例えば第2種遊技機では、大当たりとなり抽選された判定図柄として、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)が何度も連続して表示されたり、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)とその次に利益量の少ない判定図柄「△」(7R)だけが何度も連続して表示されると、遊技者は付与される利益量が少ないので落胆してしまい、折角獲得した大当たり遊技を満喫することができない。また、例えば第1種遊技機、第3種遊技機では、最も利益量の少ない判定図柄(大当たり図柄)「×」が何度も連続して表示されると、遊技者は一挙に多くの利益量を獲得できるかも知れないという当てが外れて落胆してしまい、折角獲得した大当たり遊技を満喫することができない。
【0009】
また、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量を判定図柄によって表示する上記従来の遊技機では、利益量の多い判定図柄が何度も連続することもあり、そうした場合には、遊技者に付与される利益量が並外れて大きくなり、遊技機間のバランスが崩れてしまう。
【0010】
このように、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量を判定図柄によって表示する上記従来の遊技機では、利益量の少ない判定図柄が連続する場合と、利益量の多い判定図柄が連続する場合とで、それぞれ問題がある。また、利益量の少ない判定図柄が連続して落胆した場合でも、利益量の多い判定図柄が連続して歓喜した場合でも、いずれにしても、遊技者としては、それまでの判定図柄の履歴から次回の判定図柄を予測する術はなくて、専ら次回の判定図柄の表れ方を見守るしかなく、その意味で、遊技性の向上に寄与する判定図柄の役割は限定的で、判定図柄による遊技性の向上は制限的なものであった。
【0011】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、大当たり発生等の所定条件が成立したときに遊技者に付与される利益量を判定図柄等を使用して表示する遊技機において、遊技者が判定図柄の履歴にも関心を持つことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続した場合に遊技者が落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、また、多い利益量が連続した場合に遊技者がいち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量決定手段により決定される利益量が、前記最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことを次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機を提供する。
【0013】
この遊技機では、大当たり発生等の所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量が所定範囲の中から抽選等により選択され決定されて、その決定された利益量が、遊技者に認識されるよう判定図柄の表示等で報知される。そして、所定範囲の中から選択され決定された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立した場合には、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことを次回の前記所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合、次回は多い利益量となる可能性が高いことが事前に報知されるため、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、また、多い利益量が連続した場合、次回は少ない利益量となる可能性が高いことが報知されるため、いち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0014】
また、本発明は、所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量決定手段により決定される可能性の高い利益量を次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機を提供する。
【0015】
この遊技機では、大当たり発生等の所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量が所定範囲の中から抽選等により選択され決定されて、その決定された利益量が、遊技者に認識されるよう判定図柄の表示等で報知される。そして、所定範囲の中から選択され決定された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立した場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量決定手段により決定される可能性の高い利益量が次回の前記所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合、次回付与される可能性の高い利益量が事前に報知されることにより、その事前報知された利益量が多い利益量であると、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、また、多い利益量が連続した場合、次回付与される可能性の高い利益量が事前に報知されることにより、その事前報知された利益量が少ない利益量であると、いち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0016】
また、本発明は、所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、該履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定される状況の下に前記所定条件が成立した場合には、前記利益量決定手段が選択し決定する利益量の範囲を前記所定範囲とは異なる範囲に変更する利益量範囲変更手段と、前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量範囲変更手段により前記利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることを次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機を提供する。
【0017】
この遊技機では、大当たり発生等の所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量が所定範囲の中から抽選等により選択され決定されて、その決定された利益量が、遊技者に認識されるよう判定図柄の表示等で報知される。そして、所定範囲の中から選択され決定された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立した場合には、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合、次回は異なる範囲から利益量が決定されることが事前に報知され、次回は多い利益量が付与される可能性が高いことが判るため、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、また、多い利益量が連続した場合、次回は異なる範囲から利益量が決定されることが事前に報知され、次回は少ない利益量となる可能性が高いことが判るため、いち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0018】
前記特定の関係は、例えば前記最新複数回の利益量が相互に等しいことであってよい。この場合、決定された利益量が所定回数連続して相互に略等しいと、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合に、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、また、多い利益量が連続した場合に、いち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0019】
そして、例えば第2種遊技機で、判定図柄が、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)の3種類である場合に、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)が3回連続すると、次回の大当たり発生時は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)或いは最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)から選択される可能性が高いことを事前に報知するようにでき、それにより、パチンコ機等遊技機本来の楽しさである適度なギャンブル性が生まれるため、遊技性が向上する。
【0020】
また、前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量がいずれも前記所定範囲の中の低利益量側の利益量であることであってよい。この場合、決定された利益量が所定回数連続して所定範囲の中の低利益量側の利益量であると、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合に、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、大当たり遊技を満喫できる。
【0021】
例えば第2種遊技機で、判定図柄が、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)の3種類である場合に、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)が3回連続すれば前記特定の関係が成立して、次回の大当たり発生時は最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)以外の判定図柄「○」(15R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知するようにでき、それにより、遊技者は次回は少なくとも、最も利益量の少ない判定図柄「×」の場合に付与される利益量(1R)よりは多い利益量を獲得できる可能性が高いことがいち早く判って、次回は一挙に多くの利益量を獲得しようと挑戦意欲を高めることとなり、大当たり遊技を満喫できる。
【0022】
また、最新3回の判定図柄が、「×」、「×」、「×」の場合以外に、「△」、「△」、「△」の場合にも、低利益量側の利益量が3回連続することによって前記特定の関係が成立して、次回の大当たり発生時は最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)以外の判定図柄「○」(15R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知するようにでき、それにより、遊技者は次回は少なくとも、最も利益量の少ない判定図柄「×」の場合に付与される利益量(1R)よりは多い利益量を獲得できる可能性が高いことがいち早く判って、次回は一挙に多くの利益量を獲得しようと挑戦意欲を高めることとなり、大当たり遊技を満喫できる。
【0023】
また、前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量がいずれも前記所定範囲の中の高利益量側の利益量であることであってよい。この場合、決定された利益量が所定回数連続して所定範囲の中の高利益量側の利益量であると、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、多い利益量が連続した場合に、次回は高利益量側の利益量が表示されないことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0024】
例えば第2種遊技機では、判定図柄が、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)の3種類である場合に、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)が3回連続すれば、次回の大当たり発生時は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)以外の判定図柄「×」(1R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことが事前に報知されるようにでき、それにより、遊技者は、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)が3回連続することが判明するまでは、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ、次回判定図柄の表示等による利益量の報知を期待することになり、遊技性が向上するとともに、次回は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)が表示されない可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0025】
また、最新3回の判定図柄が、「○」、「○」、「○」の場合以外に、「△」、「△」、「△」の場合にも、高利益量側の利益量が3回連続することによって前記特定の関係が成立して、次回の大当たり発生時は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)以外の判定図柄「×」(1R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前表示するようにでき、それにより、遊技者は、高利益量側の判定図柄「△」(7R)が3回連続することが判明するまでは、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ、次回判定図柄の表示等による利益量の報知を期待することになって、遊技性が向上するとともに、次回は高利益量側の利益量が表示されない可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0026】
また、前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量の総和が所定の閾値を超えることであってよい。この場合、所定回数の利益量の総和が所定の閾値を越えると、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、多い利益量が連続した場合に、次回は高利益量側の利益量が表示されないことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができる。
【0027】
例えば第2種遊技機の場合、判定図柄が、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)の3種類であって、前記所定の閾値が例えば「25」で、最新3回の利益量の総和が「25」を越えることが前記特定の関係であるとすると、最新3回の判定図柄が、「○」、「○」、「○」の場合以外に、「○」、「△」、「△」の場合、「△」、「○」、「△」の場合、「△」、「△」、「○」の場合に、最新3回の利益量の総和が所定の閾値「25」を越え、前記特定の関係が成立する。
【0028】
つまり、前記特定の関係が最新複数回の利益量の総和が所定の閾値を超えることである場合は、前記特定の関係が最新複数回の利益量がいずれも所定範囲の中の高利益量側で相互に等しい利益量であることである場合に比べて、前記特定の関係が成立する可能性が高い。
【0029】
そして、最新3回の判定図柄が、「○」、「○」、「○」の場合、「○」、「△」、「△」の場合、「△」、「○」、「△」の場合、「△」、「△」、「○」の場合は、いずれも最新3回の利益量の総和が所定の閾値「25」を越えることにより、次回の大当たり発生時は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)以外の判定図柄「×」(1R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知するようにでき、それにより、遊技者は、最新3回の利益量の総和が所定の閾値「25」を越えることが判明するまでは、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ、次回判定図柄の表示等による利益量の報知を期待することになり、遊技性が向上するとともに、次回は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)が表示されない可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0030】
また、遊技者は、最新3回の判定図柄が、「○」、「○」、「○」となったり、「○」、「△」、「△」となったり、「△」、「○」、「△」となったり、或いは「△」、「△」、「○」となることが判明するまでは、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ、次回判定図柄の表示等による利益量の報知を期待することになり、遊技性が向上する。
【0031】
また、前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量の総和が特定の閾値に満たないことであってよい。この場合、所定回数の利益量の総和が所定の閾値に満たないと、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知される。そのため、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合に、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、大当たり遊技を満喫できる。
【0032】
例えば第2種遊技機の場合、判定図柄が、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)、中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)の3種類であって、前記所定の閾値が例えば「15」で、最新3回の利益量の総和が「15」に満たないことが前記特定の関係であるとすると、最新3回の判定図柄が、「×」、「×」、「×」の場合以外に、「△」、「×」、「×」の場合、「×」、「△」、「×」の場合、「×」、「×」、「△」の場合に、最新3回の利益量の総和が所定の閾値「15」未満となり、前記特定の関係が成立する。
【0033】
つまり、前記特定の関係が最新複数回の利益量の総和が所定の閾値に満たないことである場合は、前記特定の関係が最新複数回の利益量がいずれも所定範囲の中の低利益量側で相互に等しい利益量であることである場合に比べて、前記特定の関係が成立する可能性が高い。
【0034】
そして、最新3回の判定図柄が、「×」、「×」、「×」の場合、「△」、「×」、「×」の場合、「×」、「△」、「×」の場合、「×」、「×」、「△」の場合は、いずれも最新3回の利益量の総和が所定の閾値「15」未満となることにより、次回の大当たり発生時は最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)以外の判定図柄「○」(15R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知するようにでき、それにより、遊技者は次回は少なくとも、最も利益量の少ない判定図柄「×」の場合に付与される利益量(1R)よりは多い利益量を獲得できる可能性が高いことがいち早く判って、次回は一挙に多くの利益量を獲得しようと挑戦意欲を高めることとなり、大当たり遊技を満喫できる。
【0035】
前記利益量報知手段は、次回前記所定条件が成立するまで継続報知するものとするのがよく、そうすることで、特定の関係が成立した場合に、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことを、或いは、次回付与される可能性の高い利益量を、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることを、次回に大当たり発生等の所定条件が成立するまで継続して報知し、遊技者に確実に認識させることができる。
【0036】
また、前記利益量報知手段は、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合の報知を前記利益量決定手段により決定された利益量の報知とは異なる領域での表示により行うものとするのがよく、そうすることで、今回の所定条件の成立による利益量(判定図柄)の表示と、次回所定条件が成立したときに決定される利益量に関する報知(最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことの報知、次回付与される可能性の高い利益量の報知、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が変更されることの報知)を遊技者に同時に認識させることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態、特に第2種遊技機に適用した例を図面を参照して説明する。
【0038】
図1は本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤面図である。この遊技機は、第2種パチンコ機であり、遊技盤1の盤面に形成された遊技領域2の略中央に左右一対の開閉翼片3、4を備えた変動入賞装置である大入賞口5が設けられ、大入賞口5の下方には、左、右に、遊技球が入る(すなわち、入賞する)と大入賞口5の開閉翼片3、4を1回開閉作動させる契機となる左第2種始動口6及び右第2種始動口7が、中央に、遊技球が入る(すなわち、入賞する)と大入賞口5の開閉翼片3、4を2回開閉作動させる契機となる中第2種始動口8が設けられている。そして、大入賞口5下部には、判定図柄を表示する第1の判定図柄表示装置9が設けられている。判定図柄は、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量としての大当たり遊技のラウンド数に変化をもたせ、遊技者に認識させるもので、第1の判定図柄表示装置9に表示される判定図柄によって大当たり遊技のラウンド数が決定され、それが遊技者に報知される。また、大入賞口5上部には、次回の大当り時に表示される可能性が高い判定図柄を事前に表示(報知)する第2の判定図柄表示装置10が設けられている。第2の判定図柄表示装置10は、最新3回の判定図柄(利益量)の間に特定の関係が成立すると、次回の大当り発生(所定条件の成立)までの期間、次回の大当り発生時に表示される可能性の高い判定図柄を第2の判定図柄表示装置により表示(報知)する。それにより、遊技者は次回大当り時に表示される可能性の高い判定図柄を認識しながら遊技を行うことができる。
【0039】
大入賞口5の内部には、大当たり遊技の開始条件としての遊技球の通過領域であり大当たり遊技におけるラウンド継続の継続条件としての遊技球の通過領域である図示しない特定領域が形成され、その特定領域を挟んで左右両側に、ラウンド継続の継続条件に関与しない図示しない一般領域が形成されている。
【0040】
この遊技機は、大入賞口5に遊技球が入ると入賞となり、入賞球1球毎に所定数(例えば10個)の賞球が払い出される。また、左第2種始動口6、右第2種始動口7および中第2種始動口8の三つの始動口は、遊技球が入ると、入賞となり、入賞球1球毎に所定数(例えば5個)の賞球が払い出されるとともに、大入賞口5開放の契機となり、左第2種始動口6又は右第2種始動口7へ遊技球が入賞すると、大入賞口5は開閉翼片3、4の拡開作動により開放時間例えば0.4秒で1回開放され、中第2種始動口8へ遊技球が入賞すると、開閉翼片3、4の拡開作動により1回の開放時間例えば0.5秒で2回開放される。
【0041】
そして、通常遊技状態において大入賞口5の拡開作動中に大入賞口5に入賞した遊技球が図示しない特定領域に導かれると大当たりが発生し、大当たりが発生すると、利益量を決定する判定図柄のカウンタから値が一つ抽出され、抽出された値に基づいて、大当たり遊技のラウンド数(規定ラウンド数)を決定する判定図柄が選択され、選択結果に応じて第1の判定図柄表示装置9により判定図柄が変動表示後に確定表示される。
【0042】
この実施の形態では、判定図柄は例えば「○」、「△」および「×」の異なる3種類(所定範囲)が用意され、判定図柄が「○」の場合は15R(ラウンド)、「△」の場合は7R、「×」の場合は1R、というように、判定図柄に応じて大当たり遊技の継続可能なラウンド数(規定ラウンド数)すなわち遊技者に付与される利益量が異なる設定とする。そして、遊技球が図示しない特定領域を通過すると、通常はそれら3種類の判定図柄から一つが抽選により選択される(選択確率は1/3)。そして、選択された判定結果に基づいて決定されたラウンド数(規定ラウンド数)を限度に、1ラウンドについて大入賞口5が18回開放され(ただし、18回の開放作動の間に10個の遊技球が入賞すると、そのラウンドは終了する。)、その間に再び遊技球が特定領域を通過することを継続条件として、その継続条件が成立すると次ラウンドに進み、規定ラウンド数まで大当たり遊技が継続される。そしてラウンド中に遊技球が特定領域を通過しなかったとき、あるいは規定ラウンド数が終了したときに大当たり遊技は終了する。
【0043】
大当たり遊技は、遊技球が図示しない特定領域を通過したことにより大当たりが発生した後、大当たり遊技開始ディレーが開始され、所定の大当たり遊技開始ディレー時間(例えば10秒)が経過した後、大当たり開始ディレーが終了し、第1ラウンドが開始されて、大入賞口5が開放作動する。そして、大入賞口5へ入賞した遊技球の数がカウントスイッチによって検出され、18回の開放作動が終了するか、大入賞口5に入賞した遊技球が10個に達すると、大入賞口5の開放作動が終了し、第1ラウンドが終了する。そして、ラウンド間ディレーに入り、所定のラウンド間ディレー時間(例えば3秒)が経過すると、次ラウンドの大入賞口開放作動が開始される。そして、最後のラウンドが終了すると、大当たり遊技終了ディレーに入り、所定の大当たり遊技終了ディレー時間(例えば10秒)が経過すると、大当たり遊技が終了し、次回の大当たり発生が可能となる。
【0044】
また、この実施の形態の遊技機は、同一の判定図柄が3回連続(最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立)すると、次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄を第2の判定図柄表示装置10に表示する。そのため、判定図柄のカウンタとして、第1カウンタ、第2カウンタ、第3カウンタ及び第4カウンタの四つのカウンタが設けられている。
【0045】
第1カウンタは、通常使用するカウンタで、乱数の大きさが3で、乱数の値は「0〜2」をとる。そして、値「0」を抽出すると判定図柄「×」(1R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を、値「2」を抽出すると判定図柄「○」(15R)を選択する。
【0046】
第2カウンタ、第3カウンタ及び第4カウンタは、第1カウンタを使用しない場合に何れか一つを選択して使用するよう別途設けられたカウンタで、それぞれ乱数の大きさが2で、乱数の値は「0〜1」をとる。そして、第2カウンタは、値「0」を抽出すると判定図柄「×」(1R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を選択する。また、第3カウンタは、値「0」を抽出すると判定図柄「×」(1R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「○」(15R)を選択する。また、第4カウンタは、値「0」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「○」(15R)を選択する。
【0047】
そして、第1の図柄判定表示装置9に例えば3回連続して最も利益量(ラウンド数)の少ない同一の判定図柄「×」(1R)が表示されると、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)を含まない第4カウンタから抽出した判定図柄「△」(7R)或いは「○」(15R)を、次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄として第2の判定図柄表示装置10に表示する。この場合、最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)が3回連続すると、次回の大当たり時には、次回の大当たり時の判定図柄は「△」(7R)或いは「○」(15R)となる可能性が高いことが第2の判定図柄表示装置10の表示により報知されるので、遊技者にとしては、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、最も利益量の少ない判定図柄「×」が連続して落胆してしまっても、第2の判定図柄表示装置10の表示を見ることで、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、大当たり遊技を満喫できる。
【0048】
また、第1の図柄判定表示装置9に3回連続して最も利益量(ラウンド数)の多い同一の判定図柄「○」(15R)が表示されると、最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)を含まない第2カウンタから抽出した判定図柄「△」(7R)或いは「×」(1R)を、次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄として第2の判定図柄表示装置10に表示する。この場合、次回の大当たり時の判定図柄は「×」(1R)或いは「△」(7R)となる可能性が高いことが第2の判定図柄表示装置10の表示により報知されるので、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、第2の判定図柄表示装置10の表示を見ることで、次回大当たり時の判定図柄は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)でない可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0049】
また、第1の図柄判定表示装置9に3回連続して中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)が表示されると、その中間的な利益量の判定図柄「△」(7R)を含まない第3カウンタから抽出した判定図柄「○」(15R)或いは「×」(1R)を、次回大当たり時に表示される可能性の高い判定図柄として第2の判定図柄表示装置10に表示する。この場合、次回の大当たり発生時の判定図柄は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)或いは最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)から選択される可能性が高いことが第2の判定表示装置10の表示により報知されるので、パチンコ機等本来の楽しさである適度なギャンブル性が生まれ、遊技性が向上する。
【0050】
この実施の形態の大当たり時の判定図柄の選択と大入賞口の開閉の大入賞口処理は具体的には図2に示すフローチャートのとおりである。この大入賞口処理は、スタートすると、ステップS101で、大当たりが発生したか否か(遊技球が特定領域を通過したか否か)を判定し、大当たりが発生していなければそのままリターンし、大当たりが発生して初めて次にステップS102へ進む。そして、大当たりが発生すると、ステップS102で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されているか否かを判定し、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されていなければ、ステップS103で、第1カウンタから値を抽出する。
【0051】
ステップS102の判定で判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されているときは、ステップS104で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示されている判定図柄を消去した後、ステップS105で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示していた判定図柄は「○」か否かを判定する。そして、ステップS105の判定で「○」のときは、ステップS106で、第2カウンタから値を抽出する。
【0052】
また、ステップS105の判定で「○」でないときは、ステップS107で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示していた判定図柄は「△」か否かを判定する。そして、ステップS107の判定で「△」であれば、ステップS108で、第3カウンタから値を抽出し、ステップS107の判定で「△」でない(「×」である)ときは、ステップS109で、第4カウンタから値を抽出する。
【0053】
こうして第1〜4カウンタの何れかから値を抽出した後、ステップS110で、抽出した値による判定図柄は「○」か否かを判定して、「○」であれば、ステップS111で、ラウンド数を「15」に設定し、「○」でなければ、ステップS112で、抽出した値による判定図柄は「△」か否かを判定する。そして、ステップS112の判定で「△」であれば、ステップS113で、ラウンド数Rを「7」に設定し、ステップS112の判定で「△」でない(「×」である)場合は、ステップS114で、ラウンド数Rを「1」に設定し、次いで、ステップS115で、ステップS103、106、108或いは109での抽出値に基づく判定図柄を判定図柄表示装置1(第1の判定図柄表示装置9)に表示する。
【0054】
そして、ステップS116で、今回を除く最新2回の判定図柄が記憶されているか否かを判定し、記憶されていないときはそのまま後述のステップS125へ進むが、記憶されているときは、ステップS117へ進んで、今回を除く最新2回の判定図柄と、ステップS115で今回表示した判定図柄は同一判定図柄であるか否かを判定する。
【0055】
そして、ステップS117の判定で、最新2回の判定図柄と今回表示した判定図柄が同一でなければ、ステップS118でそれら3回の判定図柄の内最も古い判定図柄の記憶を消去し、そのまま後述のステップS125へ進むが、最新2回の判定図柄と今回表示した判定図柄が同一判定図柄である場合は、ステップS119へ進んで、その同一判定図柄は「○」か否かを判定し、「○」でなければステップS120で「△」か否かを判定する。
【0056】
そして、ステップS119の判定で「○」であれば、ステップS121で、第2カウンタから値を抽出し、ステップS120の判定で「△」であれば、ステップS122で、第3カウンタから値を抽出し、ステップS120の判定で「△」でない(「×」である)場合は、ステップS123で、第4カウンタから値を抽出する。そして、ステップS124へ進んで、ステップS121、122或いは123での抽出値に基づく判定図柄を判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示し、次いで、ステップS118へ進んで、3回の判定図柄の内最も古い判定図柄の記憶を消去し、ステップS125へ進む。
【0057】
そして、ステップS125で、判定図柄表示装置1(第1の判定図柄表示装置9)に表示した判定図柄を記憶し、次いで、ステップS126で、ラウンド数Rを1減算した後、ステップS127で大入賞口を開放作動させる。
【0058】
そして、ステップS128で、所定の開放回数(例えば18回)が終了したか否かを判定し、終了していなければ、ステップS129で、このラウンド中に大入賞口に遊技球が10個入賞したか否かを判定する。
【0059】
そして、ステップS128の判定で所定の開放回数(例えば18回)が終了したとき、或いはステップS129の判定で大入賞口に10個入賞したというときは、ステップS130で進んで大入賞口を閉口(大入賞口の開放作動を終了)する。
【0060】
そして、ステップS131で、そのラウンド中に遊技球が特定領域を通過したか否かを判定し、通過しなかった場合は、そのままリターンし、通過した場合は次のステップS132へ進む。
【0061】
そして、ステップS132へ進むと、ラウンド数Rが「0」になったか否かを判定し、ラウンド数Rがまだ「0」になっていなければ、ステップS125に戻り、ステップS125〜132のルーチンを繰り返す。そして、ラウンド数が「0」になれば、リターンする。
【0062】
なお、この実施の形態において、通常使用する3個の判定図柄は、上記3種類(「○」(15R)、「△」(7R)、「×」(1R))以外に、利益量(ラウンド数)の設定の異なる他の3種類であってもよく、また、3種類以外の複数種類(所定範囲)の判定図柄が用意されるものであってもよい。
【0063】
また、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄を表示するのは、今回を除く最新2回の判定図柄と今回表示した判定図柄が同一判定図柄である場合以外に、今回を除く最新1回或いは3回以上の判定図柄と今回表示した判定図柄が同一判定図柄である場合等、適宜変更してもかまわない。
【0064】
また、実施の形態の他の例として、第1の判定図柄表示装置9に表示された所定回数(最新複数回)の判定図柄の利益量の総和が所定の閾値を超えると、次回大当たりが発生(所定条件が成立)したときに表示される可能性の高い判定図柄を第2の判定図柄表示装置10に表示し、また、第1の判定図柄表示装置9に表示された所定回数(最新複数回)の判定図柄の利益量の総和が所定の閾値に満たないと、次回大当たりが発生(所定条件が成立)したときに表示される可能性の高い判定図柄を第2の判定図柄表示装置10に表示する実施の形態も可能である。この場合、判定図柄のカウンタとして、例えば、Aカウンタ、Bカウンタ及びCカウンタの三つのカウンタを設ける。また、判定図柄は例えば15個使用し、閾値は、例えば「30」(第1の閾値)及び「15」(第2の閾値)とする。
【0065】
Aカウンタは、通常使用するカウンタで、乱数の大きさが15で、乱数の値は「1〜15」をとる。そして、値「1」を抽出すると判定図柄「1」(1R)、値「2」を抽出すると判定図柄「2」(2R)、・・・、値「n」を抽出すると判定図柄「n」(nR)、・・・、値「15」を抽出すると判定図柄「15」(15R)、というように、15種類の利益量を15個の判定図柄で表示する。
【0066】
Bカウンタ及びCカウンタは、Aカウンタを使用しない場合に何れか一つを選択して使用するよう別途設けられたカウンタである。Bカウンタは、乱数の大きさが7で、乱数の値は「1〜7」をとる。そして、値「1」を抽出すると判定図柄「1」(1R)、値「2」を抽出すると判定図柄「2」(2R)、・・・、値「n」を抽出すると判定図柄「n」(nR)、・・・、値「7」を抽出すると判定図柄「7」(7R)、というように、低利益量側の7種類の利益量を7個の判定図柄で表示する。また、Cカウンタは、乱数の大きさが「8」で、乱数の値は「1〜8」をとる。そして、値「1」を抽出すると判定図柄「8」(8R)、値「2」を抽出すると判定図柄「9」(9R)、・・・、値「n」を抽出すると判定図柄「n+7」((n+7)R)、・・・、値「8」を抽出すると判定図柄「15」(15R)、というように、高利益量側の8種類の利益量を8個の判定図柄で表示する。
【0067】
この場合、例えば利益量の少ない判定図柄が3回連続すると(例えば「3」、「1」、「5」と連続すると)、次回大当り発生時に表示される可能性が高い判定図柄として、利益量の多い判定図柄(「8」〜「15」の何れか)を事前に表示(報知)する。そのため、遊技者は、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしていても、落胆からいち早く立ち直り、気持ちを切り替えて利益度の大きな判定図柄を獲得しようという挑戦意欲を持つことができ、興趣が盛り上がり、大当たり遊技を満喫できる。また、利益量の多い判定図柄が3回連続すると(例えば「10」、「8」、「13」と連続すると)、次回大当り発生時に表示される可能性が高い判定図柄として、利益量の少ない判定図柄(「1」〜「7」の何れか)を事前に表示(報知)する。そのため、遊技者は、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、次回は利益量の少ない判定図柄(「1」〜「7」)が表示される可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0068】
なお、この実施の形態の例において、判定図柄は先の例と同様に、「×」(1R)、「△」(7R)、「○」(15R)の3種類としてもよい。その場合、通常使用するAカウンタは、乱数の大きさが3で、乱数の値は「0〜2」をとる。そして、値「0」を抽出すると判定図柄「×」(1R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を、値「2」を抽出すると判定図柄「○」(15R)を選択する。また、Aカウンタを使用しない場合に何れか一つを選択して使用するBカウンタ及びCカウンタは、それぞれ乱数の大きさが2で、乱数の値は「0〜1」をとる。そして、Bカウンタは、値「0」を抽出すると判定図柄「×」(1R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を表示する。また、Cカウンタは、値「0」を抽出すると判定図柄「△」(7R)を、値「1」を抽出すると判定図柄「○」(15R)を選択する。
【0069】
この場合、最新3回の判定図柄の利益量の総和が第2の閾値(「15」)に満たないと、次回の大当たり発生時には最も利益量の少ない判定図柄「×」(1R)以外の判定図柄「△」(7R)、「○」(15R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知する。それにより、遊技者は、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上するとともに、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合に、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、大当たり遊技を満喫できる。また、最新3回の判定図柄の利益量の総和が第1の閾値(「30」)を越えると、次回の大当たり発生時は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)以外の判定図柄「×」(1R)、「△」(7R)の中から判定図柄が表示される可能性が高いことを事前に報知する。それにより、遊技者は、最新複数回の利益量の履歴がどうであるかを気にしつつ、次回判定図柄の表示等による利益量の報知を期待することになり、遊技性が向上するとともに、次回は最も利益量の多い判定図柄「○」(15R)が表示されない可能性が高いことがいち早く判り、気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つようにできる。
【0070】
また、この実施の形態の例において、利益量の総和をとる回数(所定回数)は、最新3回以外に、最新2回、最新4回等、適宜変更することでき、また、第1及び第2の閾値はも、それぞれ「30」、「15」以外の値に適宜変更することができる。
【0071】
この実施の形態の例における大当たり時の判定図柄の選択と大入賞口の開閉の大入賞口処理は具体的には図3に示すフローチャートのとおりである。この大入賞口処理は、スタートすると、ステップS201で、大当たりが発生したか否か(遊技球が特定領域を通過したか否か)を判定し、大当たりが発生していなければそのままリターンし、大当たりが発生して初めて次にステップS202へ進む。
【0072】
そして、大当たりが発生すると、ステップS202で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されているか否かを判定し、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されていなければ、ステップS203で、最新3回の利益量の総和であるZを消去した後、ステップS204で、Aカウンタから値を抽出し、ステップS205で、抽出値に基づくラウンド数を設定し、ステップS206で、抽出値に基づく判定図柄を判定図柄表示装置1(第1の判定図柄表示装置9)に表示する。
【0073】
そして、ステップS207で、今回を除く最新2回の判定図柄が記憶されているか否かを判定し、記憶されていないときはそのまま後述のステップS224へ進むが、記憶されているときは、ステップS208へ進んで、今回を除く最新2回の判定図柄の利益量と、ステップS206で今回表示した判定図柄の利益量を加算して、ステップS209で、加算結果として最新3回の利益量の総和Zを出す。
【0074】
そして、ステップS210で、Zが第1の閾値「30」を超えているか否かを判定し、Zが「30」以下であれば、ステップS211で、Zが第2の閾値「15」に満たないか否かを判定する。
【0075】
そして、ステップS210の判定でZが第1の閾値「30」を超えている場合は、ステップS212で、Bカウンタから値を取得し、ステップS211の判定でZが第2の閾値「15」に満たない場合は、ステップS213で、Cカウンタから値を取得する。そして、ステップS214へ進んで、ステップS212或いは213での取得値に基づく判定図柄を判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示し、次いで、ステップS215へ進んで、3回の判定図柄の内最も古い判定図柄の記憶を消去し、ステップS224へ進む。
【0076】
ステップS211の判定でZが第2の閾値「15」以上である(第1の閾値「30」以下である)場合は、そのままステップS224へ進む。また、ステップS207の判定で、今回を除く最新2回の判定図柄が記憶されていないときは、そのままステップS224へ進む。
【0077】
また、ステップS202の判定で判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に判定図柄が表示されているときは、ステップS216で、判定図柄表示装置2(第2の判定図柄表示装置10)に表示されている判定図柄を消去した後、ステップS217で、Zが第1の閾値「30」を超えているか否かを判定し、Zが「30」以下であれば、ステップS218で、Zが第2の閾値「15」に満たないか否かを判定する。
【0078】
そして、ステップS217の判定でZが第1の閾値「30」を超えている場合は、ステップS219で、Bカウンタから値を抽出し、ステップS218の判定でZが第2の閾値「15」に満たない場合は、ステップS220で、Cカウンタから値を抽出し、ステップS218の判定でZが第2の閾値「15」以上である(第1の閾値「30」以下である)場合は、ステップS221で、通常使用するカウンタであるAカウンタから値を抽出し、ステップS222で、抽出値に基づくラウンド数を設定し、ステップS223で、抽出値に基づく判定図柄を判定図柄表示装置1(第1の判定図柄表示装置9)に表示する。そして、ステップS224へ進む。
【0079】
そして、ステップS224で、判定図柄表示装置1(第1の判定図柄表示装置9)に表示した判定図柄を記憶し、次いで、ステップS225で、ラウンド数Rを1減算した後、ステップS226で大入賞口を開放作動させる。
【0080】
そして、ステップS227で、所定の開放回数(例えば18回)が終了したか否かを判定し、終了していなければ、ステップS228で、このラウンド中に大入賞口に遊技球が10個入賞したか否かを判定する。
【0081】
そして、ステップS227の判定で所定の開放回数(例えば18回)が終了したとき、或いはステップS228の判定で大入賞口に10個入賞したというときは、ステップS229で進んで大入賞口を閉口(大入賞口の開放作動を終了)する。
【0082】
そして、ステップS230で、そのラウンド中に遊技球が特定領域を通過したか否かを判定し、通過しなかった場合は、そのままリターンし、通過した場合は次のステップS231へ進む。
【0083】
そして、ステップ231へ進むと、ラウンド数Rが「0」になったか否かを判定し、ラウンド数Rがまだ「0」になっていなければ、ステップS225に戻り、ステップS225〜231のルーチンを繰り返す。そして、ラウンド数が「0」になれば、リターンする。
【0084】
以上、第2種パチンコ機を例に挙げて実施の形態を説明したが、本発明は、その他、第1種パチンコ機、第3種パチンコ機等にも適用することができ、また、パチンコ機以外の遊技機にも適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の遊技機は、大当たり発生等の所定条件が成立したときの所定範囲の中から選択された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立した場合には、次回所定条件が成立したときに決定される利益量が最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことが、或いは、次回付与される可能性の高い利益量が、或いは、次回所定条件が成立したときに選択され決定される利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることが、次回の所定条件の成立に先立って報知されることにより、遊技者としては、最新複数回の利益量の履歴に関心を抱きつつ遊技を行うことになって遊技性が向上する。また、少ない利益量が連続して落胆してしまった場合、次回は多い利益量となる可能性が高いことを事前に認識できるため、落胆からいち早く立ち直って挑戦意欲をかき立てることができ、多い利益量が連続した場合、次回は少ない利益量となる可能性が高いことが事前に認識できるため、いち早く気を引き締めて新たな挑戦意欲を持つことができ、また、中間的な利益量が連続した場合、次回は多い利益量或いは少ない利益量となる可能性が高いことを事前に認識できることにより、パチンコ機等遊技機本来の楽しさである適度なギャンブル性が生まれ、遊技性が向上する。
【0086】
そして、その事前報知は、次回大当たり発生等の所定条件が成立するまで継続することにより、遊技者に確実に認識させることができる。
【0087】
また、その事前報知は、今回大当たり発生等の所定条件の成立により表示される利益量(判定図柄)とは異なる領域での表示とすることにより、今回の利益量(判定図柄)の表示と、次回の利益量(判定図柄)に関する事前報知とを同時に行い、遊技者に同時に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤面図である。
【図2】実施の形態における大入賞口処理(大当たり時の判定図柄の選択と大入賞口の開閉の処理)を実行するフローチャートである。
【図3】実施の形態の他の例における大入賞口処理(大当たり時の判定図柄の選択と大入賞口の開閉の処理)を実行するフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 遊技領域
5 大入賞口
6 左第2種始動口
7 右第2種始動口
8 中第2種始動口
9 第1の判定図柄表示装置
10 第2の判定図柄表示装置

Claims (10)

  1. 所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、
    前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、
    前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、
    該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、
    前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量決定手段により決定される利益量が前記最新複数回の利益量とは異なる利益量である可能性が高いことを、次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、
    前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、
    前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、
    該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、
    前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量決定手段により決定される可能性の高い利益量を次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、
    前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、
    前記利益量決定手段により決定された最新複数回の利益量を記憶する利益量履歴記憶手段と、
    該利益量履歴記憶手段により記憶された最新複数回の利益量の間に特定の関係が成立しているか否かを判定する履歴判定手段と、
    該履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定される状況の下に前記所定条件が成立した場合には、前記利益量決定手段が選択し決定する利益量の範囲を前記所定範囲とは異なる範囲に変更する利益量範囲変更手段と、
    前記利益量決定手段により決定された利益量を報知するとともに、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合には、次回前記所定条件が成立したときに前記利益量範囲変更手段により前記利益量の範囲が前記所定範囲とは異なる範囲に変更されることを次回の前記所定条件の成立に先立って報知し遊技者に認識させる利益量報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量が相互に等しいことである請求項1、2又は3記載の遊技機。
  5. 前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量がいずれも前記所定範囲の中の低利益量側の利益量である請求項1、2又は3記載の遊技機。
  6. 前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量がいずれも前記所定範囲の中の高利益量側の利益量である請求項1、2又は3記載の遊技機。
  7. 前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量の総和が所定の閾値を超えることである請求項1、2又は3記載の遊技機。
  8. 前記特定の関係は、前記最新複数回の利益量の総和が特定の閾値に満たないことである請求項1、2又は3記載の遊技機。
  9. 前記利益量報知手段は、次回前記所定条件が成立するまで継続報知するものである請求項1、2又は3記載の遊技機。
  10. 前記利益量報知手段は、前記履歴判定手段により前記特定の関係が成立していると判定された場合の報知を前記利益量決定手段により決定された利益量の報知とは異なる領域での表示により行うものである請求項1、2又は3記載の遊技機。
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