JP2001347853A - 車両の表示装置 - Google Patents

車両の表示装置

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JP2001347853A
JP2001347853A JP2000167426A JP2000167426A JP2001347853A JP 2001347853 A JP2001347853 A JP 2001347853A JP 2000167426 A JP2000167426 A JP 2000167426A JP 2000167426 A JP2000167426 A JP 2000167426A JP 2001347853 A JP2001347853 A JP 2001347853A
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忠幸 新部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路車間通信ユニット29により受信された前
方走行環境情報を情報ディスプレイ3に表示する場合
に、ドライバが安全確認を特に行う必要があるときにそ
の表示に気を取られないようにして、安全性をより高め
る。 【解決手段】 GPSセンサ27により検出された現在
位置とCD−ROM28により記憶された道路地図情報
とに基づいて、車両Cが、該車両Cのドライバが車両進
行方向とは異なる方向を見る必要がある特定環境内を走
行中であることが検出されたときに、前方走行環境情報
の情報ディスプレイ3への表示を規制する表示規制手段
41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両外の情報提供
装置から送信される前方走行環境情報やレーダ手段によ
り検出された障害物に関する障害物情報を表示する車両
の表示装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−2308
05号公報に示されているように、車両の前方を赤外線
により撮像し、この撮像した赤外線画像を車内モニタに
表示したり、例えば特開平10−123944号公報に
示されているように、車両外の情報提供装置から送信さ
れる渋滞情報を受信してその情報を表示手段に表示した
り、例えば特開平7−105477号公報に示されてい
るように、交差点の横断歩道を横断中の歩行者を検知す
る歩行者検知装置から送信される歩行者検知信号を受信
して、車両内部に設置した表示部に歩行者情報を表示し
たりすることは知られている。このように種々の情報を
運転席前方に設けた表示手段に表示するようにすれば、
ドライバの利便性や安全性を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
受信する等して得られた情報を無条件に表示したので
は、ドライバがその表示に気を取られる可能性があり、
安全性をより高めるには改良の余地がある。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、受信した情報等を表示
する場合に、ドライバが安全確認を特に行う必要がある
ときにその表示に気を取られないようにして、安全性を
より高めようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、車両が、該車両のドライバ
が車両進行方向とは異なる方向を見る必要がある特定環
境内を走行中であることが検出されたときに、受信した
前方走行環境情報の表示手段への表示を規制するように
した。
【0006】具体的には、この発明では、車両の表示装
置として、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段
と、道路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、上記
車両外の情報提供装置から送信される、該車両のドライ
バが視認不能な車両走行路前方の走行環境に関する前方
走行環境情報を受信する受信手段と、上記受信手段によ
り受信された前方走行環境情報が表示される表示手段
と、上記現在位置検出手段により検出された現在位置と
道路情報記憶手段により記憶された道路地図情報とに基
づいて、上記車両が、該車両のドライバが車両進行方向
とは異なる方向を見る必要がある特定環境内を走行中で
あることが検出されたときに、上記前方走行環境情報の
上記表示手段への表示を規制する表示規制手段とを備え
ているものとする。
【0007】上記の構成により、車両が特定環境内を走
行中であるときには、受信手段により前方走行環境情報
が受信されても、表示規制手段によりその前方走行環境
情報の表示手段への表示が規制される。この結果、ドラ
イバが車両進行方向とは異なる方向を見る必要があると
き、つまり信号機や左右両側の状況を見て安全確認を特
に行う必要があるときに、前方走行環境情報の表示は規
制されるので、ドライバはその表示に気を取られること
はなく、安全確認を確実に行うことができる。一方、前
方走行環境情報は、通常、かなり先の走行環境に関する
ものであるため、その表示が規制されてもそれ程大きな
問題はなく、特定環境内の走行でなくなったときに、前
方走行環境情報の表示を直ぐに行うようにすればよい。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前方走行環境情報は、車両走行路前方の渋滞情報
であるものとする。また、請求項3の発明では、請求項
1の発明において、前方走行環境情報は、車両走行路前
方の路面状態情報であるものとする。これらの発明によ
り、ドライバにとって有益な情報が得られる。
【0009】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、特定環境は、信号機設置地点手前の所定範囲であ
るものとする。また、請求項5の発明では、請求項1の
発明において、特定環境は、見通しの悪い交差点手前の
所定範囲であるものとする。さらに、請求項6の発明で
は、請求項1の発明において、特定環境は、信号機が交
通量又は時間帯により消えた交差点手前の所定範囲であ
るものとする。これらの発明により、特に安全確認が必
要なこれら特定環境内での安全性を向上させることがで
きる。
【0010】請求項7の発明では、請求項4、5又は6
の発明において、所定範囲は、車両の車速が大きいほど
広い範囲に設定されるものとする。また、請求項8の発
明では、請求項5又は6の発明において、所定範囲は、
夜間走行時の方が昼間走行時よりも広い範囲に設定され
るものとする。これらの発明により、所定範囲を適切に
設定して安全性を確実に高めることができる。
【0011】請求項9の発明では、車両の表示装置とし
て、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、道
路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、上記車両外
の情報提供装置から送信される、該車両のドライバが視
認不能な車両走行路前方の走行環境に関する前方走行環
境情報を受信する受信手段と、上記車両に設けられ、該
車両の前方でかつ車両から所定距離以内に存在する障害
物を検出するレーダ手段と、上記受信手段により受信さ
れた前方走行環境情報と、上記レーダ手段により検出さ
れた障害物に関する障害物情報とが表示される表示手段
と、上記受信手段による前方走行環境情報の受信と上記
レーダ手段による障害物の検出とが略同時に発生したと
き、上記前方走行環境情報の上記表示手段への表示を所
定時間だけ遅延させて、該所定時間が経過するまで上記
障害物情報を表示手段に表示する表示制御手段と、上記
所定時間が経過した後であっても、上記現在位置検出手
段により検出した現在位置と道路情報記憶手段により記
憶した道路地図情報とに基づいて、上記車両が、該車両
のドライバが車両進行方向とは異なる方向を見る必要が
ある特定環境内を走行中であることが検出されたときに
は、上記表示制御手段による上記前方走行環境情報の上
記表示手段への表示を規制する表示規制手段とを備えて
いるものとする。
【0012】このことにより、前方走行環境情報の受信
と障害物の検出とが略同時に発生したとき、前方走行環
境情報の表示手段への表示が所定時間だけ遅延され、該
所定時間が経過するまで、前方走行環境情報よりも緊急
度が高い障害物情報が表示手段に表示される。そして、
上記所定時間が経過した後であっても、請求項1の発明
と同様に、車両が特定環境内を走行中であるときには、
前方走行環境情報の表示が規制される。よって、請求項
1の発明と同様に、特定環境内走行時の安全性を向上さ
せることができる。
【0013】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、表示制御手段は、表示規制手段により前方走行
環境情報の表示手段への表示が規制されたときに、該前
方走行環境情報の表示手段への表示を更に遅延するよう
に構成されているものとする。こうすることで、特定環
境内の走行でなくなれば、前方走行環境情報が表示手段
に表示され、ドライバに有益な情報を提供することがで
きる。
【0014】請求項11の発明では、車両の表示装置と
して、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
道路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、上記車両
に設けられ、該車両の前方でかつ車両から第1所定距離
以内に存在する障害物を検出するレーダ手段と、上記レ
ーダ手段により検出された障害物に関する障害物情報
を、画像及び音声の少なくとも一方を出力することによ
り上記車両のドライバに報知する報知手段と、上記現在
位置検出手段により検出された現在位置と道路情報記憶
手段により記憶された道路地図情報とに基づいて、上記
車両が、該車両のドライバが車両進行方向とは異なる方
向を見る必要がある特定環境内を走行中であることが検
出されたときに、上記報知手段の出力形態として音声出
力を画像出力よりも優先させる音声出力優先手段とを備
えているものとする。
【0015】このことで、車両が上述した特定環境内を
走行中であるときには、障害物情報が基本的に音声出力
によりドライバに報知されるので、ドライバはその音声
出力により障害物情報を認識することができると共に、
画像を見なくても済み、周囲の安全確認を確実に行うこ
とができる。よって、請求項1の発明と同様に、特定環
境内走行時の安全性を向上させることができる。
【0016】請求項12の発明では、請求項11の発明
において、報知手段は、車両と障害物との距離が第2所
定距離以下になったときに出力形態を音声出力から画像
出力に切り換えるように構成され、音声出力優先手段
は、車両が特定環境内を走行中であることが検出された
ときには、車両と障害物との距離が第2所定距離以下に
なっても出力形態を音声出力から画像出力に切り換えな
いように構成されているものとする。
【0017】こうすることで、通常は、障害物にかなり
接近したときには、情報量が多い画像出力に切り換えら
れるので、障害物情報をドライバは確実に認識すること
ができる。そして、車両が上述した特定環境内を走行中
であるときには、画像出力に切り換えられないので、画
像に気を取られることなく周囲の安全確認を確実に行う
ことができる。一方、画像出力に切り換えられなくて
も、ドライバは音声出力で障害物情報を認識することが
でき、たとえその情報を認識することができなくても、
周囲の安全確認を行う状況であるので、ドライバ自身が
障害物を発見することができ、問題は全くない。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明の
実施形態1に係る表示装置が搭載された車両C(自動
車:図3参照)のインストルメントパネル1の要部を示
し、このインストルメントパネル1には、エンターテイ
メントディスプレイ2と、後述の前方走行環境情報が表
示される表示手段としての情報ディスプレイ3とが設け
られている。上記エンターテイメントディスプレイ2
は、インストルメントパネル1の上下方向略中央であっ
て車幅方向略中央位置に配設されている。一方、上記情
報ディスプレイ3は、インストルメントパネル1の上部
であって車幅方向略中央位置に設けられたメータユニッ
ト4内の運転席側端部に配設されている。このことで、
情報ディスプレイ3は、エンターテイメントディスプレ
イ2に対して運転席側斜め上方に配設されていることに
なる。
【0019】上記メータユニット4には、スピードメー
タ、フューエルゲージ、水温ゲージ、オドメータ、トリ
ップメータ、セレクタインジケータライト及びターンシ
グナルインジケータライト等のインジケータライト、並
びに、オルタネータワーニングライト及びオイルプレッ
シャーワーニングライト等の各種ワーニングライトが設
けられている。
【0020】上記メータユニット4(情報ディスプレイ
3)は、図2に示すように、インストルメントパネル1
の車両前側端部に配設されている一方、上記エンターテ
イメントディスプレイ2は、情報ディスプレイ3よりも
車両後側に配設されている。このことで、エンターテイ
メントディスプレイ2の垂直視認角、つまりエンターテ
イメントディスプレイ2と車両Cのドライバのアイポイ
ントとを結ぶ線の上下方向角は、約22度に設定され、
情報ディスプレイ3の垂直視認角は約11度に設定され
て、情報ディスプレイ3の視認性がエンターテイメント
ディスプレイ2よりも良くなっている。
【0021】尚、図1中、5はオーディオ装置等の車載
電子機器(図2では図示を省略)であり、6はステアリ
ングホイールであり、図2中、7はフロントウインドガ
ラスである。
【0022】この車両Cには、図3に示すように、車速
を検出する車速センサ26と、GPS人工衛星から送信
されるGPS信号を受信して、車両Cの現在位置を検出
する現在位置検出手段としてのGPSセンサ27と、道
路地図情報を記憶した道路情報記憶手段としてのCD−
ROM28(インターネットを介して配信された道路地
図情報を受信するものであってもよい)と、車両C外の
情報提供装置(インフラ)から送信される、車両Cのド
ライバが視認不能な車両走行路前方の走行環境に関する
前方走行環境情報(具体的には、車両走行路前方の渋滞
情報、車両走行路前方の路面状態情報(凍結状態や悪路
状態情報)等)を受信する路車間通信ユニット29とが
設けられている。そして、この路車間通信ユニット29
により受信された前方走行環境情報が上記情報ディスプ
レイ3に表示されるようになっており、この前方走行環
境情報の情報ディスプレイ3への表示は、表示制御手段
としてのCPU20により後述の如く制御されるように
なっている。尚、上記前方走行環境情報は、例えば渋滞
情報の場合には、図5の如く表示される(尚、図5中、
3aは車両C(自車)を示すマークであり、3bは他車
を示すマークである)。
【0023】上記車速センサ26、GPSセンサ27、
CD−ROM28及び路車間通信ユニット29の各信号
(情報)は、図4に示すように、上記CPU20に入力
されるようになっている。そして、上記各信号の入力に
基づいてCPU20が後述の如く動作して情報ディスプ
レイ3に対しON信号又はOFF信号を出力するように
なっており、ON信号が出力されると前方走行環境情報
が情報ディスプレイ3に表示される一方、OFF信号が
出力されると前方走行環境情報の表示は行われない。
尚、エンターテイメントディスプレイ2に対しても、不
図示の操作スイッチの状態に基づいてCPU20よりO
N信号又はOFF信号が出力され、ON信号が出力され
たときには、エンターテイメントディスプレイ2に地図
や車両の現在位置等が表示されるようになっている。
【0024】また、上記車両Cには、ドライバに対して
ブザー音やクラクション音等のような擬音やビープ音又
は音声により警報を発する音声警報装置30が設けられ
ており、上記各信号の入力に基づいてCPU20が後述
の如く動作して音声警報装置30に対しON信号又はO
FF信号を出力し、ON信号が出力されると警報が発せ
られるようになっている。
【0025】次に、上記CPU20における前方走行環
境情報の表示及び非表示の制御動作について図6のフロ
ーチャートにより説明する。
【0026】先ず、最初のステップSA1で、GPSセ
ンサ27により車両Cの現在位置を検出し、次のステッ
プSA2で、路車間通信ユニット29により前方走行環
境情報が受信されたか否かを判定する。この判定がNO
であって前方走行環境情報が受信されていないときに
は、ステップSA8に進んで、情報ディスプレイ3にO
FF信号を出力してリターンする一方、判定がYESで
あって前方走行環境情報が受信されたときには、ステッ
プSA3に進む。
【0027】上記ステップSA3では、上記前方走行環
境情報が始めて受信されたものか又は更新されたもので
あるか否か(新規な情報であるか否か)を判定する。こ
の判定がNOであって始めて受信されたものでもなくか
つ更新されたものでもないとき(前回と同じ情報であっ
て新規な情報でないとき)には、後述のステップSA5
に進む一方、判定がYESであって始めて受信されたも
のか又は更新されたものであるとき(新規な情報である
とき)には、ステップSA4に進んで、タイマーをスタ
ートさせる。
【0028】次のステップSA5では、上記タイマーの
スタートから設定時間が経過したか否かを判定する。上
記設定時間は、車両Cが、上記前方走行環境情報による
注意が必要な地点(渋滞発生地点や路面が凍結している
地点:以下、注意地点という)を越えるような時間に設
定される。尚、車両Cが注意地点に達したことを直に検
出してもよいが、この場合、走行環境によっては注意地
点に達したことを検出できない場合もあるので、タイマ
ーとの併用が望ましい。
【0029】上記ステップSA5の判定がYESであっ
て設定時間が経過しているときには、上記ステップSA
8に進んで、注意地点を越えていると判断し、情報ディ
スプレイ3にOFF信号を出力してリターンする一方、
判定がNOであって設定時間が経過していないときに
は、ステップSA6に進む。
【0030】上記ステップSA6では、上記GPSセン
サ27により検出された現在位置とCD−ROM28に
より記憶された道路地図情報とに基づいて、車両Cが特
定環境内を走行中であるか否かを判定する。この特定環
境は、車両Cのドライバが車両進行方向とは異なる方向
(左右等)を見て安全確認を特に行う必要がある走行環
境であり、具体的には、信号機設置地点、見通しの悪い
交差点、信号機が交通量又は時間帯により消えた交差点
等(以下、これらの地点を総称して特定地点という)手
前の所定位置から該特定地点までの所定範囲をいう(後
述の実施形態2,3においても同様)。この所定範囲
は、図7に示すように、車両Cの車速が大きいほど広い
範囲に設定される(特定地点手前の所定位置を該特定地
点から遠くなるようにする)と共に、夜間(例えば午後
6時から午前6時までの間:GPSセンサ27が受信し
たGPS信号に含まれる時間情報やCPU20内の時計
情報を利用して判断する)走行時の方が昼間走行時より
も広い範囲(同じく特定地点手前の所定位置を該特定地
点から遠くなるようにする)に設定される。尚、ステッ
プSA6の判定は、GPSセンサ27により検出された
現在位置とCD−ROM28の道路地図情報とに基づい
て行う方法以外にも、出発地を入力して車速や舵角等の
走行軌跡情報から現在位置を検出してこの現在位置と道
路地図情報とに基づいて行う方法であってよく、また、
路車間通信ユニット29が受信した情報に基づいて行う
方法であってもよく、さらには、それら3つの方法のう
ち少なくとも2つを併用してもよい。
【0031】上記ステップSA6の判定がNOであって
特定環境内を走行中でないときには、ステップSA7に
進んで、情報ディスプレイ3にON信号を出力してリタ
ーンする一方、判定がYESであって特定環境内を走行
中であるときには、情報ディスプレイ3にOFF信号を
出力して、ステップSA10に進む。
【0032】上記ステップSA10では、注意地点まで
の距離が設定距離以下であるか否かを判定し、この判定
がNOであって注意地点までの距離が設定距離よりも大
きいときには、そのままリターンする一方、判定がYE
Sであって注意地点までの距離が設定距離以下であると
きには、ステップSA11に進んで、音声警報装置30
にON信号を出力することで音声による警報を発してリ
ターンする。
【0033】この実施形態1では、上記ステップSA6
により、車両Cが特定環境内を走行中であることが検出
されたときに、前方走行環境情報の情報ディスプレイ3
への表示を規制する表示規制手段41が構成されてい
る。
【0034】したがって、上記実施形態1では、路車間
通信ユニット29により前方走行環境情報が受信される
と、車両Cがその前方走行環境情報による注意地点を越
えていない場合において、特定環境内を走行中でなけれ
ば、前方走行環境情報が情報ディスプレイ3に表示され
る一方、特定環境内を走行中であれば、前方走行環境情
報の情報ディスプレイ3への表示が規制されて、その表
示は行われない。但し、特定環境内を走行中であって
も、注意地点までの距離が設定距離以下であるときに
は、注意地点にかなり近いことを音声によってドライバ
に警報を発して注意を促す。また、前方走行環境情報が
受信されていないときや、受信されてもその前方走行環
境情報による注意地点を越えているときには、前方走行
環境情報は表示されない。
【0035】このように、信号機や左右両側の状況を見
て安全確認を特に行う必要がある特定環境内では、前方
走行環境情報が情報ディスプレイ3に表示されないの
で、ドライバはその表示に気を取られることはなく、周
囲の安全確認に専念することができ、特定環境内走行時
の安全性を向上させることができる。一方、前方走行環
境情報は、通常、かなり先の走行環境に関するものであ
り、車両Cが特定地点を越えれば、前方走行環境情報の
表示が行われ、しかも、特定環境内であっても注意地点
にかなり近い場合には、音声による警報がなされるの
で、前方走行環境情報の表示が規制されても、全く問題
はない。
【0036】(実施形態2)図8〜図10は本発明の実
施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では、表示装置
のハード構成は、基本的に上記実施形態1と同様であ
り、異なる場合にはその異なる点を説明する)、車両C
の前方でかつ該車両Cから所定距離以内に存在する障害
物を検出するようにし、前方走行環境情報の受信と障害
物の検出とが略同時に発生したとき、前方走行環境情報
の情報ディスプレイ3への表示を所定時間だけ遅延させ
るようにしたものである。
【0037】すなわち、この実施形態2では、車両Cの
前端部に、車両Cの前方に存在する障害物を検出しかつ
車両Cとその障害物との位置関係及び距離を測定する障
害物センサ11(レーダ手段)が設けられ、この障害物
センサ11の信号がCPU20に入力されるようになっ
ている。上記障害物センサ11としては、具体的には、
レーザレーダ、ミリ波レーダ、電波レーダ、超音波レー
ダ、赤外線レーダ、CCDカメラ等である。上記障害物
センサ11により検出された障害物に関する障害物情報
は、前方走行環境情報と同じ情報ディスプレイ3に表示
されるようになっている。つまり、CPU20は、障害
物センサ11、車速センサ26、GPSセンサ27、C
D−ROM28及び路車間通信ユニット29の各信号の
入力に基づいて後述の如く動作し、情報ディスプレイ3
に対し、前方走行環境情報の表示を行うときには前方走
行環境情報表示ON信号と障害物情報表示OFF信号と
を出力する一方、障害物情報の表示を行うときには障害
物情報表示ON信号と前方走行環境情報表示OFF信号
とを出力し、また、いずれの情報も表示しないときに
は、前方走行環境情報表示OFF信号と障害物情報表示
OFF信号とを出力する。尚、上記障害物情報は、例え
ば障害物が歩行者の場合には、図11の如く表示され
る。
【0038】そして、CPU20は図9及び図10の如
く動作する。つまり、最初のステップSB1で、GPS
センサ27により車両Cの現在位置を検出し、次のステ
ップSB2で、障害物センサ11の検出結果を入力し、
次のステップSB3で、障害物が、車両Cの前方でかつ
該車両Cから所定距離(ドライバが制動や操舵によって
障害物との接触を十分に回避できる距離、又は障害物セ
ンサ11が障害物を精度良く検出可能な距離)以内に存
在するか否かを判定する。この判定がYESであって障
害物が存在するときには、ステップSB4に進んで、障
害物検出フラグFkを1に設定する一方、判定がNOで
あって障害物が存在しないときには、ステップSB5に
進んで、障害物検出フラグFkを0に設定する。
【0039】上記ステップSB4又はSB5の後は、ス
テップSB6に進んで、上記実施形態1におけるステッ
プSA2と同様に、路車間通信ユニット29により前方
走行環境情報が受信されたか否かを判定する。この判定
がNOであって前方走行環境情報が受信されていないと
きには、後述のステップSB10に進む一方、判定がY
ESであって前方走行環境情報が受信されたときには、
ステップSB7に進む。
【0040】上記ステップSB7では、上記実施形態1
におけるステップSA3と同様に、上記前方走行環境情
報が始めて受信されたものか又は更新されたものである
か否かを判定する。この判定がNOであって始めて受信
されたものでもなくかつ更新されたものでもないときに
は、後述のステップSB9に進む一方、判定がYESで
あって始めて受信されたものか又は更新されたものであ
るときには、ステップSB8に進んで、第1タイマーを
スタートさせる。
【0041】次のステップSB9では、上記第1タイマ
ーのスタートから設定時間が経過したか否かを判定す
る。この設定時間は、上記実施形態1におけるステップ
SA5の設定時間と同様である。このステップSB9の
判定がYESであって設定時間が経過しているとき(車
両Cが注意地点を越えているとき)には、ステップSB
10に進んで、障害物検出フラグFkが1であるか否か
を判定する。このステップSB10の判定がYESであ
ってFk=1のときには、ステップSB11に進んで、
情報ディスプレイ3に前方走行環境情報表示OFF信号
と障害物情報表示ON信号とを出力してリターンする一
方、ステップSB10の判定がNOであってFk≠1の
ときには、ステップSB12に進んで、情報ディスプレ
イ3に前方走行環境情報表示OFF信号と障害物情報表
示OFF信号とを出力してリターンする。
【0042】上記ステップSB9の判定がNOであって
設定時間が経過していないときには、ステップSB13
(図10参照)に進んで、障害物検出フラグFkが1で
あるか否かを判定する。このステップSB13の判定が
NOであってFk≠1のときには、ステップSB14に
進む一方、ステップSB13の判定がYESであってF
k=1のとき(前方走行環境情報の受信と障害物の検出
とが略同時に発生したとき)には、ステップSB15に
進む。
【0043】上記ステップSB15では、上記前方走行
環境情報及び障害物情報のうち少なくとも一方が新規な
情報か否かを判定し、この判定がNOであって両方の情
報が新規でないとき(前回と同じ情報であるとき)に
は、後述のステップSB17に進む一方、判定がYES
であって少なくとも一方が新規な情報であるときには、
ステップSB16に進んで、第2タイマーをスタートさ
せる。
【0044】上記ステップSB16の後のステップSB
17では、第2タイマーのスタートから所定時間が経過
したか否かを判定する。この判定がNOであって所定時
間が経過していないときには、ステップSB19に進ん
で、情報ディスプレイ3に前方走行環境情報表示OFF
信号と障害物情報表示ON信号とを出力してリターンす
る一方、判定がYESであって所定時間が経過していな
いときには、ステップSB18に進む。
【0045】上記ステップSB18では、上記実施形態
1におけるステップSA6と同様に、上記GPSセンサ
27により検出された現在位置とCD−ROM28によ
り記憶された道路地図情報とに基づいて、車両Cが特定
環境内を走行中であるか否かを判定する。この判定がY
ESであって特定環境内を走行中であるときには、上記
ステップSB19に進んで、情報ディスプレイ3に前方
走行環境情報表示OFF信号と障害物情報表示ON信号
とを出力してリターンする一方、判定がNOであって特
定環境内を走行中でないときには、ステップSB20に
進んで、情報ディスプレイ3に前方走行環境情報表示O
N信号と障害物情報表示OFF信号とを出力してリター
ンする。
【0046】上記ステップSB14では、上記ステップ
SB18と同様に、車両Cが特定環境内を走行中である
か否かを判定する。この判定がNOであって特定環境内
を走行中でないときには、上記ステップSB20に進ん
で、情報ディスプレイ3に前方走行環境情報表示ON信
号と障害物情報表示OFF信号とを出力してリターンす
る一方、判定がYESであって特定環境内を走行中であ
るときには、上記ステップSB12に進んで、情報ディ
スプレイ3に前方走行環境情報表示OFF信号と障害物
情報表示OFF信号とを出力してリターンする。
【0047】この実施形態2では、CPU20は、前方
走行環境情報の受信と障害物の検出とが略同時に発生し
たとき、上記前方走行環境情報の情報ディスプレイ3へ
の表示を所定時間だけ遅延させて、該所定時間が経過す
るまで上記障害物情報を情報ディスプレイ3に表示する
ように構成されている。また、上記ステップSB18に
より、上記所定時間が経過した後であっても、車両Cが
特定環境内を走行中であることが検出されたときには、
CPU20による前方走行環境情報の情報ディスプレイ
3への表示を規制する表示規制手段42が構成されてい
る。
【0048】したがって、上記実施形態2では、前方走
行環境情報の受信と障害物の検出とが略同時に発生した
場合、車両Cがその前方走行環境情報による注意地点を
越えていなければ、障害物情報が先に表示され、前方走
行環境情報の表示は所定時間だけ遅延される。そして、
この所定時間が経過した後であって特定環境内を走行中
でないときには、上記障害物情報の表示に代わって前方
走行環境情報の表示が行われる。一方、上記所定時間が
経過した後であっても、特定環境内を走行中であるとき
には、前方走行環境情報の表示が規制されて障害物情報
が表示されたままとなり、前方走行環境情報の表示はさ
らに遅延される。つまり、前方走行環境情報の表示が規
制されたときには、車両Cが特定地点を越える(特定環
境内の走行中ではないと判定される)まで前方走行環境
情報の表示が遅延される。尚、上記所定時間は、ドライ
バが上記障害物情報の表示を確実に認識できる時間に設
定される。
【0049】また、前方走行環境情報が受信されて障害
物が検出されていない場合には、上記実施形態1と同様
に、特定環境内を走行中であれば、前方走行環境情報の
情報ディスプレイ3への表示が規制されて、その表示は
行われない(このとき、上記実施形態1のように、特定
環境内を走行中であっても、注意地点までの距離が設定
距離以下であるときには、注意地点にかなり近いことを
音声によってドライバに警報して注意を促すようにして
もよい)。
【0050】さらに、障害物が検出されて前方走行環境
情報が受信されていない場合には、特定環境内を走行中
であるか否かに関係なく、その障害物情報が情報ディス
プレイ3に表示される。
【0051】このように、前方走行環境情報の受信と障
害物の検出とが略同時に発生したとき、前方走行環境情
報よりも緊急度が高い障害物情報が先に表示され、所定
時間が経過が経過した後、前方走行環境情報が表示され
るので、ドライバは障害物に対して確実に対処すること
ができる。そして、上記所定時間が経過した後であって
も、車両Cが特定環境内を走行中であるときには、前方
走行環境情報の表示が規制されるので、上記実施形態1
と同様の作用効果が得られる。
【0052】(実施形態3)図12及び図13は本発明
の実施形態3を示し、障害物情報を、画像及び音声の少
なくとも一方を出力することにより車両Cのドライバに
報知するようにしたものにおいて、特定環境内を走行中
であるときには、音声出力を画像出力よりも優先させる
ようにしたものである。
【0053】すなわち、この実施形態3では、障害物セ
ンサ11、車速センサ26、GPSセンサ27及びCD
−ROM28の各信号がCPU20に入力されるように
なっており、これら各信号の入力に基づいてCPU20
が後述の如く動作し、情報ディスプレイ3及び音声警報
装置30に対しON信号又はOFF信号をそれぞれ出力
することで、障害物情報を画像出力及び音声出力の一方
により表示するようになっている。
【0054】そして、CPU20は図13の如く動作す
る。つまり、最初のステップSC1で、GPSセンサ2
7により車両Cの現在位置を検出し、次のステップSC
2で、障害物センサ11の検出結果を入力し、次のステ
ップSC3で、車両Cに対して第1所定距離(上記実施
形態2における所定距離と同様)以内の前方に障害物が
存在するか否かを判定する。この判定がNOであって第
1所定距離以内の前方に障害物が存在しないときには、
ステップSC9に進んで、情報ディスプレイ3及び音声
警報装置30の両方に対しOFF信号を出力してリター
ンする一方、判定がYESであって第1所定距離以内の
前方に障害物が存在するときには、ステップSC4に進
んで、音声警報装置30にON信号を出力すると共に、
情報ディスプレイ3にOFF信号を出力する。
【0055】次のステップSC5では、車両Cに対して
第2所定距離以内の前方に障害物が存在するか否かを判
定する。この第2所定距離は、上記第1所定距離よりも
小さい。この判定がNOであって第2所定距離以内の前
方に障害物が存在しないとき(車両Cと障害物との距離
が第2所定距離よりも大きくかつ第1所定距離以下のと
き)には、そのままリターンする一方、判定がYESで
あって第2所定距離以内の前方に障害物が存在するとき
には、ステップSC6に進む。
【0056】上記ステップSC6では、上記実施形態1
におけるステップSA6と同様に、車両Cが特定環境内
を走行中であるか否かを判定する。この判定がYESで
あって特定環境内を走行中であるときには、そのままリ
ターンする(車両Cと障害物との距離が第2所定距離よ
りも大きくかつ第1所定距離以下のときと同様に、音声
警報装置30にON信号を出力すると共に、情報ディス
プレイ3にOFF信号を出力する)一方、判定がNOで
あって特定環境内を走行中でないときには、ステップS
C7に進んで、音声警報装置30にOFF信号を出力す
ると共に、情報ディスプレイ3にON信号を出力してリ
ターンする(尚、ステップSC7で、音声警報装置30
及び情報ディスプレイ3の両方にON信号を出力するよ
うにしてもよい)。つまり、車両Cと障害物との距離が
第2所定距離以下になったときに出力形態が音声出力か
ら画像出力に切り換えられる。
【0057】この実施形態3では、情報ディスプレイ3
及び音声警報装置30が、画像及び音声の少なくとも一
方を出力することにより車両Cのドライバに障害物情報
を報知する報知手段を構成しており、この報知手段は、
車両Cと障害物との距離が第2所定距離以下になったと
きに出力形態を音声出力から画像出力に切り換えるよう
に構成されている。また、ステップSC6により、車両
Cが特定環境内を走行中であることが検出されたとき
に、上記報知手段の出力形態として音声出力を画像出力
よりも優先させる音声出力優先手段43が構成され、こ
の音声出力優先手段43は、車両Cが特定環境内を走行
中であることが検出されたときに、車両Cと障害物との
距離が第2所定距離以下になっても出力形態を音声出力
から画像出力に切り換えないように構成されている。
【0058】したがって、上記実施形態3では、車両C
と障害物との距離が第2所定距離よりも大きくて第1所
定距離以内の場合には、障害物情報が音声出力のみによ
りドライバに報知され、車両Cと障害物との距離が第2
所定距離以内になって障害物にかなり接近した場合に
は、特定環境内を走行中でなければ、音声出力から情報
量が多い画像出力に切り換えられて、障害物情報をドラ
イバは確実に認識することができる。一方、車両Cが特
定環境内を走行中であるときには、車両Cと障害物との
距離が第2所定距離以内になっても、報知手段の出力形
態は音声出力のままであるが、ドライバはその音声出力
により障害物情報を認識することができると共に、周囲
の安全確認に専念することができる。一方、たとえ障害
物情報を音声出力により認識することができなくても、
周囲の安全確認を行う状況であるので、ドライバ自身が
障害物を発見することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両の表
示装置によると、車両が、該車両のドライバが車両進行
方向とは異なる方向を見る必要がある特定環境内を走行
中であることが検出されたときに、前方走行環境情報の
表示を規制するようにした。また、本発明における他の
車両の表示装置によると、受信手段による前方走行環境
情報の受信とレーダ手段による障害物の検出とが略同時
に発生したとき、前方走行環境情報の表示を所定時間だ
け遅延させて、該所定時間が経過するまで障害物情報を
表示すると共に、上記所定時間が経過した後であって
も、車両が特定環境内を走行中であることが検出された
ときには、上記前方走行環境情報の表示を規制するよう
にした。そして、本発明におけるさらに他の車両の表示
装置によると、レーダ手段により検出された障害物に関
する障害物情報を、画像及び音声の少なくとも一方を出
力することにより車両のドライバに報知する報知手段を
備え、車両が特定環境内を走行中であることが検出され
たときに、上記報知手段の出力形態として音声出力を画
像出力よりも優先させるようにした。したがって、これ
らの発明により、ドライバが安全確認を特に行う必要が
あるときに情報の表示が規制されるので、ドライバがそ
の表示に気を取られることはなくなり、安全性をより向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る表示装置が搭載され
た車両のインストルメントパネルの要部を示す正面図で
ある。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】表示装置の各構成部品の車両での位置を示す平
面図である。
【図4】表示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】前方走行環境情報の情報ディスプレイへの表示
の一例を示す説明図である。
【図6】CPUの表示制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】車速と所定範囲の大きさとの関係を示すグラフ
である。
【図8】実施形態2を示す図4相当図である。
【図9】実施形態2を示す図6相当のフローチャートで
ある。
【図10】図9のフローチャートの一部から続くフロー
チャートである。
【図11】障害物情報の情報ディスプレイへの表示の一
例を示す説明図である。
【図12】実施形態3を示す図4相当図である。
【図13】実施形態3を示す図6相当のフローチャート
である。
【符号の説明】
C 車両 3 情報ディスプレイ(表示手段)(報知手段) 11 障害物検出センサ(レーダ手段) 20 CPU(表示制御手段) 27 GPSセンサ(現在位置検出手段) 28 CD−ROM(道路情報記憶手段) 29 路車間通信ユニット(受信手段) 30 音声警報装置(報知手段) 41,42 表示規制手段 43 音声出力優先手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 626 B60R 21/00 626C 626F 628 628B 628C 628G G06F 3/00 656 G06F 3/00 656A 3/16 330 3/16 330C 340 340W G08G 1/09 G08G 1/09 F 1/16 1/16 A // B60R 11/02 B60R 11/02 C (72)発明者 佐々木 秀和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA04 BB01 BC03 BD03 BD05 BE03 3D044 BA20 BA26 BA30 BB01 BC13 BD02 BD13 5E501 AA23 AB10 AC03 AC15 BA03 CA08 EA32 EA34 EB02 FA06 FA14 FA32 FA46 FB34 5H180 AA01 BB13 CC02 CC03 CC04 CC12 CC14 FF05 FF12 FF13 FF22 FF32 LL01 LL02 LL07 LL08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、 道路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、 上記車両外の情報提供装置から送信される、該車両のド
    ライバが視認不能な車両走行路前方の走行環境に関する
    前方走行環境情報を受信する受信手段と、 上記受信手段により受信された前方走行環境情報が表示
    される表示手段と、 上記現在位置検出手段により検出された現在位置と道路
    情報記憶手段により記憶された道路地図情報とに基づい
    て、上記車両が、該車両のドライバが車両進行方向とは
    異なる方向を見る必要がある特定環境内を走行中である
    ことが検出されたときに、上記前方走行環境情報の上記
    表示手段への表示を規制する表示規制手段とを備えてい
    ることを特徴とする車両の表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の表示装置におい
    て、 前方走行環境情報は、車両走行路前方の渋滞情報である
    ことを特徴とする車両の表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両の表示装置におい
    て、 前方走行環境情報は、車両走行路前方の路面状態情報で
    あることを特徴とする車両の表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車両の表示装置におい
    て、 特定環境は、信号機設置地点手前の所定範囲であること
    を特徴とする車両の表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の車両の表示装置におい
    て、 特定環境は、見通しの悪い交差点手前の所定範囲である
    ことを特徴とする車両の表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の車両の表示装置におい
    て、 特定環境は、信号機が交通量又は時間帯により消えた交
    差点手前の所定範囲であることを特徴とする車両の表示
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項4、5又は6記載の車両の表示装
    置において、 所定範囲は、車両の車速が大きいほど広い範囲に設定さ
    れることを特徴とする車両の表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6記載の車両の表示装置に
    おいて、 所定範囲は、夜間走行時の方が昼間走行時よりも広い範
    囲に設定されることを特徴とする車両の表示装置。
  9. 【請求項9】 車両の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、 道路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、 上記車両外の情報提供装置から送信される、該車両のド
    ライバが視認不能な車両走行路前方の走行環境に関する
    前方走行環境情報を受信する受信手段と、 上記車両に設けられ、該車両の前方でかつ車両から所定
    距離以内に存在する障害物を検出するレーダ手段と、 上記受信手段により受信された前方走行環境情報と、上
    記レーダ手段により検出された障害物に関する障害物情
    報とが表示される表示手段と、 上記受信手段による前方走行環境情報の受信と上記レー
    ダ手段による障害物の検出とが略同時に発生したとき、
    上記前方走行環境情報の上記表示手段への表示を所定時
    間だけ遅延させて、該所定時間が経過するまで上記障害
    物情報を表示手段に表示する表示制御手段と、 上記所定時間が経過した後であっても、上記現在位置検
    出手段により検出した現在位置と道路情報記憶手段によ
    り記憶した道路地図情報とに基づいて、上記車両が、該
    車両のドライバが車両進行方向とは異なる方向を見る必
    要がある特定環境内を走行中であることが検出されたと
    きには、上記表示制御手段による上記前方走行環境情報
    の上記表示手段への表示を規制する表示規制手段とを備
    えていることを特徴とする車両の表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の車両の表示装置におい
    て、 表示制御手段は、表示規制手段により前方走行環境情報
    の表示手段への表示が規制されたときに、該前方走行環
    境情報の表示手段への表示を更に遅延するように構成さ
    れていることを特徴とする車両の表示装置。
  11. 【請求項11】 車両の現在位置を検出する現在位置検
    出手段と、 道路地図情報を記憶した道路情報記憶手段と、 上記車両に設けられ、該車両の前方でかつ車両から第1
    所定距離以内に存在する障害物を検出するレーダ手段
    と、 上記レーダ手段により検出された障害物に関する障害物
    情報を、画像及び音声の少なくとも一方を出力すること
    により上記車両のドライバに報知する報知手段と、 上記現在位置検出手段により検出された現在位置と道路
    情報記憶手段により記憶された道路地図情報とに基づい
    て、上記車両が、該車両のドライバが車両進行方向とは
    異なる方向を見る必要がある特定環境内を走行中である
    ことが検出されたときに、上記報知手段の出力形態とし
    て音声出力を画像出力よりも優先させる音声出力優先手
    段とを備えていることを特徴とする車両の表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の車両の表示装置にお
    いて、 報知手段は、車両と障害物との距離が第2所定距離以下
    になったときに出力形態を音声出力から画像出力に切り
    換えるように構成され、 音声出力優先手段は、車両が特定環境内を走行中である
    ことが検出されたときには、車両と障害物との距離が第
    2所定距離以下になっても出力形態を音声出力から画像
    出力に切り換えないように構成されていることを特徴と
    する車両の表示装置。
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