JP2010015436A - 車両周辺画像の切替装置 - Google Patents

車両周辺画像の切替装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転者が所定のスイッチを1回だけ押せば所望の画像が表示されるように、環境状態または/および走行状態に応じて複数の画像の切替優先順位を決定することができる車両周辺画像の切替装置を提供する。
【解決手段】複数の撮影手段(20)によって撮影された自車の周辺の画像を切り替えて表示手段(30)に表示させる切替手段(12)と、前記切替手段(12)へ表示の切替信号を送る切替スイッチ(13)と、環境状態検出手段(40)から取得された前記自車の周辺の環境状態、または/および、走行状態検出手段(50)から取得された前記自車の走行状態、に基づいて、表示させる前記画像の優先度を変更する変更手段(11)と、を備え、前記切替手段(12)は、切替スイッチ(13)から信号を受けたときに、前記優先度の順位に従って、順次前記画像を切り替える周辺画像切替装置(10)を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両周辺の複数の画像を切り替えて表示する装置に関し、詳しくは、車両の環境状態や走行状態に応じて、運転者が必要とする画像を優先的に切り替えて表示する車両周辺画像の切替装置に係る。
従来、車両の運転者は、車両周辺の確認にあたり、車窓を通して前方を直接視認し、ドアミラーやフェンダミラー等によって側方および後方を視認していた。しかし、助手席側の車体前方や下側部(前輪周辺部)は、運転席から死角となり易く、この領域を有効に確認する手段が設けられていなかった。
この問題を解決するために、ドアミラーにカメラを配設し、撮影した映像が表示装置によって表示される技術が開示されている。
さらに、カメラが車両周辺の複数の映像を撮影し、運転者が所定のスイッチを押す度にこの撮影された複数の画像が切り替わるシステムも開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−166943号公報
しかしながら、前記したシステムは、運転者の所望の画像を表示するためにスイッチを複数回押さなければならない場合が生ずる。このような煩わしい作業は、運転者の注意力を散漫にするために好ましくない。
係る課題を鑑み、本発明は、運転者が所定のスイッチを1回だけ押せば所望の画像が表示されるように、環境状態または/および走行状態に応じて複数の画像の切替優先順位を決定することができる車両周辺画像の切替装置を提供することを目的とする。
前記した問題を解決するために、本発明の一の実施形態は、複数の撮影手段によって撮影された自車の周辺の画像を切り替えて表示手段に表示させる切替手段と、前記切替手段へ表示の切替信号を送る切替スイッチと、環境状態検出手段から取得された前記自車の周辺の環境状態、または/および、走行状態検出手段から取得された前記自車の走行状態、に基づいて、表示させる前記画像の優先度を変更する変更手段と、を備え、前記切替手段は、切替スイッチから信号を受けたときに、前記優先度の順位に従って、順次前記画像を切り替えることを特徴とする周辺画像切替装置を提供する。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、車両の環境状態または/および走行状態に応じて複数の画像の優先度を決定し、運転者が切替スイッチを押すことによって、その優先度の順位に従った順序で画像を表示する。このため、運転者は、煩わしさを感じずに、速やかに所望の画像を見ることができる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態には、少なくとも気候情報が含まれており、前記変更手段は、前記気候情報から降雪の可能性があると判断したときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、カーナビによる位置、天候の情報から、自車が走行している現在地の道路の路肩の積雪の有無の可能性を判定し、積雪の可能性が高い場合には前側方画像の切替優先順位を上げる。一方、現在地における積雪情報が天候の情報に含まれている場合には、その情報を基に路肩の積雪の有無の可能性を推定し、積雪の可能性が高い場合には前側方画像の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げることができる。
なお、カーナビを装備していない場合には、周辺画像切替装置は、外気温センサにより計測した外気温が一定の温度以下のときには降雪により路肩に積雪している可能性があると判定し、路肩が確認できる前側方画像の切替優先順位を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、前記変更手段は、前記障害物が前記自車の前方にあるときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、助手席側のカメラ映像の画像解析、またはミリ波レーダ等の外界センサにより、壁、ガードレール等の障害物が近くにあると判定された場合は、前側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路の中央仕切線の有無の情報とを含んでおり、前記変更手段は、前記車線数が1または前記中央仕切線が無いときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、カーナビの道路情報から、片道1車線または中央線のない道路を走行していると判断できる場合は、路肩側への幅寄せにモニタを使用する可能性が高いと判定し、前側方画像の切替優先順位を上げる。ここで、画像解析、外界センサ等で対向車の検知が可能な車両の場合は、対向車の有無を判定し、対向車が存在しかつ片道1車線または中央線の無い道路を走行していると判断したら、前側方画像の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車の走行方向前方における交差点の有無の情報を含んでおり、前記変更手段は、前記交差点が前記前方にあり、前記自車が前記交差点に近づいてきたときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、カーナビの情報から、左折可能な交差点付近を走行していると判断できる場合は、左折時の巻き込み確認のために後側方を見たい可能性が高いと判定し、後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記走行状態は、少なくとも前記自車の車速を含んでおり、前記変更手段は、前記車速が第1の所定車速未満のときには前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、前記車速が第1の所定車速以上であって、第2の所定車速未満のときには前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速のときは幅寄せの可能性が高いと判定し、前側方の切替優先順位を上げ、車速が高速のときは車線変更の可能性が高いと判定し、後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路が高速道路もしくは一般道路のいずれかであるかの情報とを含んでおり、前記変更手段は、前記車線数が2以上または前記道路が高速道路であるときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速であっても、カーナビから複数車線の一般道、または高速道路を走行し、かつ渋滞しているとの情報が得られた場合は、車線変更の可能性が高いと判定し、後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の渋滞状況を含んでおり、前記変更手段は、前記自車が前記道路の渋滞内にある場合に、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速であっても、カーナビから複数車線の一般道、または高速道路を走行し、かつ渋滞しているとの情報が得られた場合は、車線変更の可能性が高いと判定し、後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記走行状態は、少なくとも前記自車の方向指示器の操作記録を含んでおり、前記変更手段は、前記操作記録に前記方向指示器の操作が記録されているとき、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速で、左側の方向指示器(左ウインカ)を出している場合は、左折時の巻き込み確認のために後側方を見たい可能性が高いと判定し、後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記走行状態は、少なくとも前記自車のハザードランプの点灯記録を含んでおり、前記変更手段は、前記ハザードランプの点灯が記録されているとき、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速で、ハザードを出している場合は、路肩に車両を寄せる可能性が高いため、前側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、前記変更手段は、前記障害物と前記自車との距離が所定の距離未満であるときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、一方、前記障害物と前記自車との距離が所定の距離以上であるときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、車速が低速で、ハザードランプを点灯しているとき、画像解析や外界センサにより側方の障害物との距離を検知する。そして、ある一定の距離以上離れている場合はすり抜けをしてくる二輪車の有無を確認するために後側方の切替優先順位を上げる。一方、上記の距離未満の場合は障害物と接触しないことを確認するために前側方の切替優先順位を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路の中央仕切線の有無の情報と、前記自車の周辺で検出された障害物の情報と、を含んでおり、前記車線数が1または前記中央仕切線が無い道路であって、前記自車の走行車線の走行方向前方に前記障害物があり、前記自車が前記走行車線を変更もしくは走行車線内で前記障害物を回避したとき、前記変更手段は、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、前方映像の画像解析もしくは外界センサによって前方の障害物を検知した場合、ドライバーが操舵により一時的に車線を逸脱して、その障害物の側方を通過して回避する状況が多い。そこで、障害物の通過の確認と走行していた車線に戻る際の確認のために後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、前記変更手段は、前記障害物と前記自車の前輪との距離が前記障害物と前記自車の後輪との距離よりも短いときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、一方、前記障害物と前記自車の後輪との距離が前記障害物と前記自車の前輪との距離よりも短いときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、シフト位置等により車両が後退していると判定したときは、車両側方の障害物と、前輪および後輪との距離を画像解析または外界センサによりそれぞれ検知し、前輪の方が障害物までの距離が近い場合には前側方の切替優先順位を上げる。一方、後輪の方が近い場合は後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、前記環境状態もしくは前記走行状態に基づき上げられた前記画像を表示する前記優先度に重みを付ける重付手段をさらに備え、前記変更手段は、前記重みによって加重された優先度の順位に従って、前記自車の前側方の画像か、後側方の画像かいずれか一方を表示させることを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、前記した種々の環境状態や走行状態等の判定項目について、それぞれの判定条件によって設定された優先度と、前側方もしくは後側方を見たいという運転者の要望の強さ(要求度)と、に基づいて、それぞれの画像の優先度の重み付けを行う。
そして、重み付けがされた画像も含めて、判定が行われる。優先度が高い画像の切替優先順位は上位となり、運転者が切替スイッチを操作したとき、最も優先度が高い画像が、1番目に表示装置に表示される。この際に、所定時間を経ないうちに、運転者が切替スイッチを押すことによって、当該画像から他の画像に切替えられることがある。このような場合には、当該画像は運転者の要求に合った画像ではない、言い換えれば、当該画像に係る運転者の要求度が低いと判断される。
かかる場合には、周辺画像切替装置は、当該画像がドライバーの要求に合わなかったと判断して、次に同条件が発生したときには、当該画像のドライバーの要求度を前回より低く見積もって重み付けを行う。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明の他の実施形態は、他車の前記環境状態または/および前記走行状態が通信回線を介して取得される通信回線手段をさらに備え、この他車の前記環境状態または/および前記走行状態と前記自車の前記環境状態または/および前記走行状態とに基づき、前記優先度を設定することを特徴としている。
前記構成によれば、周辺画像切替装置は、例えば、当該装置を備える一の車両が、画像を切替えて、ある1つの画像を3秒間表示し続けたとき、運転者がその画像を選択し車両周辺の確認に使用したとして、その画像の種類と選択したときの状態もしくは状況(場所、速度、時刻、天候)をテレマティクスによりセンターサーバに送信する。
センターサーバは、前記した一の車両に加え、他の複数の車両から送信されたデータに基づいてどのような状態もしくは状況下でどの画像が選択されたかを集計し、状態もしくは状況ごとに選択回数が多い順に画像の切替優先順位を決定する。他の車両が画像を選択するとき、決定された切替優先順位の情報を受信し、その順位に基づいて画像が切り替わるようにする。これにより、高い確率で運転者の所望の画像が選択されて、表示することができる。このように、周辺画像切替装置は、ネットワークを通じて、当該装置を備えた複数の車両によって取得された状態、状況および選択された画像等のデータに基づき、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
本発明によれば、運転者が所定のスイッチを1回だけ押せば所望の画像が表示されるように、環境状態または/および走行状態に応じて複数の画像の切替優先順位を決定することができる車両周辺画像の切替装置を提供することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る車両の周辺画像切替装置を含む全体的な構成のブロック図である。
周辺画像切替装置10は、複数の撮影手段20によって撮影された自車の周辺の画像を切り替えて表示手段30に表示させる画像切替手段(切替手段)12と、画像切替手段12へ表示の切替信号を送る切替スイッチ13と、環境状態検出手段40から取得された自車の周辺の環境状態、または/および、走行状態検出手段50から取得された自車の走行状態、に基づいて、表示させる画像の優先度を変更する切替優先順位決定のECU(変更手段)11と、を備えている。
撮影手段20は、例えば、可視光や赤外線などの不可視光のカメラ等から構成することができるが、限定されない。
表示手段30は、画像を表示できるものであれば特に限定されない。
環境状態検出手段40は、カーナビ41や、外界センサ42等から構成されており、カーナビ41は、例えば、現在地、道路幅員、天候、渋滞情報等をECU11へ送り、外界センサ42は、例えば、ミリ波レーダ、可視光や赤外線などの不可視光のカメラ等から構成され、道路の路面の状況や、障害物の有無等の検出結果をECU11へ送る。ここで、外界センサ42を構成するカメラは、撮影手段20のカメラを兼用することも可能である。
走行状態検出手段50は、自車走行状態検出51等から構成されている。自車走行状態検出51は、例えば、自車の車速やシフト選択等の検出結果をECU11へ送り、
ECU11は、環境状態検出手段40と走行状態検出手段50とからECU11へ送られた検出結果を基に画像の優先度を変更し、この優先度を画像切替手段12へ送る。
画像切替手段12は、切替スイッチ13から切替信号14を受けたときに、表示手段30から送られた複数の画像の映像信号21の中から、優先度が高い順に画像を切り替えて、表示手段30に表示させる。
次に図2を参照して、本実施形態に適用可能な撮影手段20の一例を説明する。
図2は、撮影手段20の撮影範囲を示したものであり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の領域Fである車両の前側方の画像の一例であり、(c)は(a)の領域Rである車両の後側方の画像の一例である。
図2における撮影手段20は、通常の可視光領域のカメラ(図示せず)であり、特別な仕様のカメラの必要はないが、用途に応じて変更することは可能である。カメラは、例えば、ドアミラーの下部に配設されており、車両の前側方である領域F用として1台、車両の後側方である領域R用として1台の、車両の片側分で2台設けてもよいし、超広角もしくは魚眼レンズを備えたカメラを1台設けて、このカメラから取得されたデータを画像処理することにより、領域Fと領域Rとの2つの領域の画像とすることもできる。
図2(b)に示す領域Fの画像は、主に、路肩の白線や側壁への幅寄せをする場合に使われる。
図2(c)に示す領域Rの画像は、主に、車両が複数車線の道路を走行しているときに、車線変更をする場合に使われる。
運転者は、環境状態と走行状態に応じて必要となる自車周辺の図2(b)(c)に該当する画像を視認することができる。
このように本実施形態に係る周辺画像切替装置10は、車両の環境状態または/および走行状態に応じて複数の画像の優先度を決定し、運転者が切替スイッチ13を押すことによって、その優先度の順位に従った順序で画像を表示する。このため、運転者は、煩わしさを感じずに、速やかに所望の画像を見ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、第1実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図3は、本実施形態に係る一実施例のフロー図であり、図4は、変形例のフロー図である。以下、図3,4とともに図1も併せて参照して説明する。
本実施形態の実施例は、気候情報、特に積雪情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
本実施形態の一実施例による周辺画像切替装置110は、例えば、カーナビ41による位置、天候の情報から、自車が走行している現在地の道路の路肩の積雪の有無の可能性を判定し、積雪の可能性が高い場合には前側方画像の切替優先順位を上げる。一方、現在地における積雪情報が天候の情報に含まれている場合には、その情報を基に路肩の積雪の有無の可能性を推定し、積雪の可能性が高い場合には前側方画像の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置110は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
図3に示す周辺画像切替装置110は、カーナビ41から、現在地が降雪地であるか、過去10日間の天候、周辺の積雪量等の情報を取得し(ステップS01)、路肩に20cm以上の積雪がある可能性の判定(ステップS02)を行う。ここで、20cmは、ドライバーが路肩の障害物として意識する高さとして設定している。20cm以上の積雪があると判定した場合は(ステップS02:Yes)前側方の切替優先順位を上げる(ステップS03)。
カーナビを装備していない場合には、図4に示す変形例が対応している。周辺画像切替装置111は、外界センサ42を構成する外気温センサが外気温を計測する(ステップS11)。そして、計測した外気温が一定の温度(図4では0℃としている)以下のときには降雪により路肩に積雪している可能性があると判定し(ステップS12:Yes)、路肩が確認できる前側方画像の切替優先順位を上げる(ステップS13)。この変形例は、天候情報に替えて、外界センサ42による情報を使うものである。
このように、本実施形態に係る周辺画像切替装置110,111は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図5は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、外界センサ42によって得られる情報の一つである道路上の障害物情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図5に示す周辺画像切替装置120は、左側(助手席側)の映像を解析、または外界センサ42(ミリ波レーダ、超音波センサ等)からの検出結果を分析することにより左側方、左前側方の障害物を検出する(ステップS21)。障害物が検出された場合には(ステップS22:Yes)、運転者はその障害物に自車が接触するかどうかを確認したい状況が多くなるため、前側方の切替優先順位を上げる(ステップS23)。
このように、周辺画像切替装置120は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図6は、本実施形態に係る一実施例のフロー図であり、図7は変形例のフロー図である。
本実施形態は、外界センサ42によって得られる情報の一つである道路の車線に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図6に示す周辺画像切替装置130は、カーナビ41(図1参照)の道路情報を取得し(ステップS31)、片道1車線または中央線のない道路を走行していると判断できる場合は、路肩側への幅寄せにモニタを使用する可能性が高いと判定し(ステップS32:Yes)、前側方画像の切替優先順位を上げる(ステップS33)。
図7に示す周辺画像切替装置135は、画像解析、外界センサ42等で対向車の検知が可能な車両に備えられる。周辺画像切替装置135は、外界センサ42等から検出された情報(ステップS131)によって、対向車の有無を判定する(ステップS132)。対向車が存在し(ステップ132:Yes)、かつ、カーナビ41から得られた車線の情報(ステップS133)によって片道1車線または中央線の無い道路を走行していると判断したら(ステップ134:Yes)、前側方画像の切替優先順位を上げる(ステップ135)。
このように、本実施形態に係る周辺画像切替装置130,135は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。特に、周辺画像切替装置135は、対向車を左によけて(自車線の左側)、対向車を回避したいという運転者の要望を具現化する。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図8は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、カーナビ41(図1参照)によって得られる情報の一つである交差点の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図8に示す周辺画像切替装置140は、カーナビ41により、走行中の道路の情報を取得する(ステップS41)。左折可能な交差点までの距離が30m以内の場合は(ステップS42:Yes)、その交差点で左折するときに巻き込み確認を行う可能性が高いため、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS43)。
このように、周辺画像切替装置140は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図9は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである車速の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図9に示す周辺画像切替装置150は、自車の速度を確認する(ステップS51)。自車の速度が、低速(15km/h以下)の場合は(ステップS52:Yes)、車線変更よりも幅寄せをする状況の可能性が高いと判断し、前側方の切替優先順位を上げる(ステップS53)。
このように、周辺画像切替装置150は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図10は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである車速の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図10に示す周辺画像切替装置160は、自車の速度を確認する(ステップS61)。自車の速度が、高速(40km/h以上)の場合は(ステップS62:Yes)、幅寄せよりも車線変更する状況の可能性が高いと判断し、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS63)。
このように、周辺画像切替装置160は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図11は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、カーナビ41と自車走行状態検出51(図1参照)とによって得られる情報の一つである走行道路の車線と自車の車速の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図11に示す周辺画像切替装置170は、自車の速度を確認する(ステップS71)。自車の速度が低速(15km/h以下)の場合は(ステップS72:Yes)、周辺画像切替装置170は、カーナビ41より走行道路の車線数の情報および渋滞情報を取得する(ステップS73)。走行中の道路が複数車線の一般道または高速道路であり(ステップS74:Yes)、かつ、渋滞している状況(ステップS75:Yes)の場合、運転者は路肩への幅寄せではなく、車線変更したい可能性が高いと判断し、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS76)。
このように、周辺画像切替装置170は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第9実施形態]
次に、本発明の第9実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図12は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである自車の車速と方向指示器(ウインカ)の作動の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図12に示す周辺画像切替装置180は、自車の速度を確認する(ステップS81)。周辺画像切替装置180は、自車の車速が低速(20km/h以下)の場合(ステップS82:Yes)、左ウインカが作動しているか否かを確認する(ステップS83)。そして、左ウインカが作動している場合は(ステップ84:Yes)、左折で巻き込み確認をする可能性が高いと判断し、後側方の切替優先順位を上げる(ステップ85)。
このように、周辺画像切替装置180は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第10実施形態]
次に、本発明の第10実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図13は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである自車の車速とハザードランプの作動の情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図13に示す周辺画像切替装置190は、自車の速度を確認する(ステップS91)。周辺画像切替装置190は、自車の車速が低速(20km/h以下)の場合(ステップS92:Yes)、ハザードが作動しているか否かを確認する(ステップS93)。そして、ハザードが作動している場合は(ステップ94:Yes)、路肩に寄せる可能性が高いと判断し、前側方の切替優先順位を上げる(ステップ95)。
このように、周辺画像切替装置190は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第11実施形態]
次に、本発明の第11実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図14は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである自車の車速とハザードランプの作動の情報および外界センサ42(図1参照)によって得られる情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図14に示す周辺画像切替装置200は、自車の速度を確認する(ステップS101)。次に、自車の車速が低速(20km/h以下)の場合(ステップS102:Yes)、ハザードが作動しているか否かを確認する(ステップS103)。そして、ハザードが作動している場合は(ステップ104:Yes)、運転者が自車を路肩に寄せると判断する。その後、外界センサ42の構成としてのカメラ(前記したように撮影装置20のカメラを兼用することもできる)による画像解析、もしくは外界センサ42のその他の機能(超音波ソナー、ミリ波レーダ等)で路肩の障害物までの距離を検知する(ステップS105)。ここで、自車と障害物との隙間が所定距離よりも大きいときは(例えば、70cm以上、ステップS106:Yes)、この隙間を歩行者が通過する、もしくは、二輪車等がすり抜けてくる可能性があるため、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS107)。一方、この隙間が所定距離よりも小さいときは(例えば、70cm未満、ステップS106:No)、運転者は自車が路肩の障害物に接触しないことを確認したいと推定されるため、前側方の切替優先順位を上げる(ステップS108)。
前記のように、本実施形態に係る周辺画像切替装置200は、例えば、車速が低速で、ハザードを出し、かつ画像解析や外界センサ42により側方の障害物との距離を検知し、ある一定の距離以上離れている場合はすり抜けをしてくる二輪車を確認するために後側方の切替優先順位を上げ、上記の距離未満の場合は障害物と接触しないことを確認するために前側方の切替優先順位を上げる。また、前方映像の画像解析、または外界センサ42によって前方の障害物を検知した場合、ドライバーが操舵により一時的に車線を逸脱して、その障害物の側方を通過して回避する状況が多いため、障害物の通過の確認と走行していた車線に戻る際の確認のために後側方の切替優先順位を上げる。このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第12実施形態]
次に、本発明の第12実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図15は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、カーナビ41(図1参照)によって得られる情報および外界センサ42(図1参照)によって得られる情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図15に示す周辺画像切替装置210は、外界センサ42の一構成としてのカメラ(前記したように撮影手段20のカメラを兼用することもできる)によって自車の前方の映像を解析、もしくは外界センサ42のその他の機能(超音波ソナー、ミリ波レーダ等)により前方の障害物検出を行う(ステップS111)。自車の前方に障害物(駐車車両、工事用の看板など)が検出された場合には(ステップS112:Yes)、運転者はその障害物を右によけて、あるいは、対向車線に出て、障害物を回避して、再び、自車線に戻りたいものと推定される。そこで、カーナビ41から自車が走行している道路の車線情報を取得し(ステップS113)、その道路が片道一車線もしくは中央線の無い道路か否かを判定する(ステップS114)。その道路が片道一車線もしくは中央線の無い道路であれば(ステップS114:Yes)、運転者は障害物を確実によけたことの確認と対向車線から自車線に戻る際の後側方の安全確認をしたい状況が多くなると推定されるため、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS115)。
このように、周辺画像切替装置は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第13実施形態]
次に、本発明の第13実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図16は、本実施形態に係る一実施例のフロー図である。
本実施形態は、自車走行状態検出51(図1参照)によって得られる情報の一つである自車のトランスミッションのシフト位置の情報および外界センサ42(図1参照)によって得られる情報に関するものであり、基本的な構成は、第1実施形態と同じである。
図16に示す周辺画像切替装置220は、自車走行状態検出51のシフト位置の情報を確認する(ステップS121)。シフト位置が「R」(後退)である場合(ステップS122:Yes)、外界センサ42の一構成としてのカメラ(前記したように撮影装置20のカメラを兼用することもできる)で撮影した自車の前輪および後輪と側方の映像の解析により、もしくは外界センサ42のその他の機能(超音波ソナー、ミリ波レーダ等)の作動により前輪および後輪と側方の障害物検出を行い、自車のそれぞれの位置と障害物との距離を検出する(ステップS123)。
ここで、障害物と自車の前輪との距離が、障害物と自車の後輪との距離よりも短い場合は(ステップS124:Yes)、前側方の切替優先順位を上げる(ステップS125)。一方、障害物と自車の後輪との距離の方が短い場合は(ステップS124:No)、後側方の切替優先順位を上げる(ステップS126)。
このように、周辺画像切替装置220は、幅寄せや縦列駐車などの状況に応じて、障害物と自車との位置関係を検出し、障害物に接触する可能性の高い自車の部位の側を優先的に表示し、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第14実施形態]
次に、本発明の第14実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図17は、本実施形態に係る一実施例の説明フロー図である。
本実施形態の周辺画像切替装置230は、例えば、前記した第2実施形態から第13実施形態等の種々の環境状態や走行状態等の判定項目について、それぞれの判定条件によって設定された優先度と、前側方もしくは後側方を見たいという運転者の要望の強さ(要求度)と、に基づいて、それぞれの画像の優先度の重み付けを行う。
以下、本実施形態の一実施例について図17を参照して説明する。
この実施例では、前側方を優先する判定をA〜Dとし、後側方を優先する判定をE〜Hとする。具体的には、判定Aは図3に示した第2実施形態、判定Bは図5に示した第3実施形態、判定Cは図6に示した第4実施形態、判定Dは図9に示した第6実施形態とし、これらの判定は、各図に示すように前側方を優先する。一方、判定Eは図8に示した第5実施形態、判定Fは図10に示した第7実施形態、判定Gは図11に示した第8実施形態、判定Hは図12に示した第9実施形態として、これらの判定は、各図に示すように後側方を優先する。
図17に示すように前側方を優先する判定A〜Dは前側方ブロックP1に含まれ、後側方を優先する判定E〜Hは後側方ブロックP2に含まれる。
本実施例の周辺画像切替装置230は、複数の判定A〜Hについて、判定の条件となる状況(環境状態検出手段から取得された前記自車の周辺の環境状態、または/および、走行状態検出手段から取得された前記自車の走行状態等)が実際に生じている確度と、その状況において運転者が、判定の結果である「優先的に表示しようとする画像」を見たいと思う要求度を設定する。
例えば、判定Aの条件(路肩の積雪20cm以上)が実際に生じているかは、カーナビ41(図1参照)の情報のみによる推定では推定の確実性を低くする。従って、最も高い確度を10点としたとき、この場合の確度は3点とする。一方、その状況下で、運転者が前側方を見たいと要求される可能性は比較的高いと推定される。そのため、最も高い要求度を10点としたとき、この場合の要求度は7点と設定する。
また、判定Dの条件である自車の速度は、自車走行状態検出51(図1参照)から、ほぼ確実に把握できるため条件発生の確度は10点とし、要求度は比較的低く2点としている。
この2つの判定AとDにおいて、ともに判定条件が成立し前側方を優先する判定結果となった場合、判定Aによる前側方の画像切替の優先度は3×7=21点と算定し、判定Dによる前側方の画像切替の優先度は10×2=20点と算定する。なお、確度もしくは要求度のいずれかが0の値をとったとき、判定条件は不成立となり、画像切替の優先度は0点となる。そして、前側方ブロックP1内の前側方算定ブロックPFにおいて、判定AおよびDによる画像切替の優先度を加算し、41点を前側方の画像切替の優先度とする。
同様の方法で、後側方ブロックP2内の後側方算定ブロックPBにおいて、後側方の画像切替の優先度が算定される。そして、比較ブロックP3において、後側方の画像切替の優先度と前側方の画像切替の優先度とを比較し、決定ブロックP4において、画像切替の優先度が高い方の切替優先順位を上位に決定する。
しかしながら、前記した算定方法を用いた点数比較により優先順位を決定した場合に、運転者が見たいと思った画像が最初に表示されない場合がある。すなわち、前記した前側方ブロックP1や後側方ブロックP2では、確度と要求度との単純な積算で評価しているため、運転者の要求の強さが十分に反映されない場合などが相当する。
かかる場合において、運転者が、切替スイッチ13(図1参照)を押して、所定時間(例えば2秒)以内に最初の画像から別の画像へ切替えを行ったとき、表示された画像は運転者の要求に合わなかったと判断するような条件を加えることが可能である。そして、このときの判定条件(本実施例では、判定A〜Hのいずれか)において設定された運転者の要求度を低く設定変更することができる。
例えば、前記の例で、前側方ブロックP1内の判定A、Dが成立すると、前側方の画像切替の優先度の点数が高くなり、最終的に決定ブロックP4が優先順位を上位に決定する場合がある。かかる場合においても、運転者は、表示された画像を切り替えて、自車の後側方の画像を表示したときには、判定Aと判定Dとの2つの判定が成立する条件では、判定Aの要求度を7点から6点へ、判定Dの要求度を2点から1点へ、それぞれ1点分、減点したものに設定変更するように修正することができる。
他の修正手段としては、要求度を低くするのではなく、該当する画像の合計点から数点を差し引いて補正をかけることもできる。前記した実施例では、例えば、前側方ブロックP1で算定された合計点41点から1点を引き、40点として扱うこともできる。
すなわち、所定時間を経ないうちに、運転者が切替スイッチを押すことによって、現在表示されている画像から他の画像に切替えられる場合には、当該画像は運転者の要求に合った画像ではない、言い換えれば、当該画像に係る運転者の要求度が低いと判断される。
かかる場合には、周辺画像切替装置は、当該画像がドライバーの要求に合わなかったと判断して、次に同条件が発生したときには、当該画像のドライバーの要求度を前回より低く見積もって重み付けを行う。このように、周辺画像切替装置230は、状況に応じて、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
[第15実施形態]
次に、本発明の第15実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記した実施形態と重複する部分については省略し、差異のある部分を中心に説明する。図18は、本実施形態に係る一実施例の模式的な説明図である。
本実施形態に係る周辺画像切替装置240は、例えば、当該装置を備える一の車両V1が、画像を切替えて、ある1つの映像を3秒間表示し続けたとき、運転者がその画像を選択し車両周辺の確認に使用したとして、その画像の種類と選択したときの状態もしくは状況(場所、速度、時刻、天候)を通信回線(テレマティクス等)によりセンターサーバCSに送信する。
センターサーバCSは、前記した一の車両V1に加え、他の複数の車両V2,V3,V4から送信されたデータ(矢印OUT)に基づいてどのような状態もしくは状況下でどの画像が選択されたかを集計し、状態もしくは状況ごとに選択回数が多い順に画像の切替優先順位を決定する。一の車両V1もしくは他の車両V2,V3,V4のいずれかが画像を選択しようとするとき、センターサーバCSから当該車両へ、決定された切替優先順位の情報を送信され(矢印IN)、その順位に基づいて画像が切り替わるようにする。これにより、高い確率で運転者の所望の画像が選択されて、表示される。このように、周辺画像切替装置240は、ネットワークを通じて、当該装置を備えた複数の車両によって取得された状態、状況および選択された画像等のデータに基づき、運転者にとって必要と思われる画像の優先度を上げる。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。本発明は、図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。例えば、前記した第15実施形態においてセンターサーバを介さず、複数の車両同士が直接、通信回線によって情報を交換することによって、運転者にとって好ましい優先度の情報を取得することも可能であることは言うまでもない。
第1実施形態に係る車両の周辺画像切替装置を含む全体的な構成のブロック図である。 第1実施形態における撮影手段の撮影範囲を示したものであり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の領域Fである車両の前側方の画像の一例であり、(c)は(a)の領域Rである車両の後側方の画像の一例である。 第2実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第2実施形態に係る変形例のフロー図である。 第3実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第4実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第4実施形態に係る変形例のフロー図である。 第5実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第6実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第7実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第8実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第9実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第10実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第11実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第12実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第13実施形態に係る一実施例のフロー図である。 第14実施形態に係る一実施例の説明フロー図である。 第15実施形態に係る一実施例の模式的な説明図である。
符号の説明
10、110,111,120,130,135,140,150,160,170,180,190,200,210,220,230,240 周辺画像切替装置
11 ECU
12 画像切替手段
13 切替スイッチ
20 撮影手段
30 表示手段
40 環境状態検出手段
41 カーナビ
42 外界センサ
50 走行状態検出手段
51 自車走行状態検出
F,R 領域
A〜H 判定
P1 前側方ブロック
P2 後側方ブロック
P3 比較ブロック
P4 決定ブロック
PF 前側方算定ブロック
PB 後側方算定ブロック
V1〜V4 車両
CS センターサーバ

Claims (15)

  1. 自車の周辺を撮影した画像を切り替えて運転者に視認可能に表示する周辺画像切替装置であって、
    複数の撮影手段によって撮影された自車の周辺の画像を切り替えて表示手段に表示させる切替手段と、
    前記切替手段へ表示の切替信号を送る切替スイッチと、
    環境状態検出手段から取得された前記自車の周辺の環境状態、または/および、走行状態検出手段から取得された前記自車の走行状態、に基づいて、表示させる前記画像の優先度を変更する変更手段と、を備え、
    前記切替手段は、切替スイッチから信号を受けたときに、前記優先度の順位に従って、順次前記画像を切り替える周辺画像切替装置。
  2. 前記環境状態は、少なくとも気候情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記気候情報から降雪の可能性があると判断したときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1に記載の周辺画像切替装置。
  3. 前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記障害物が前記自車の前方にあるときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1または請求項2に記載の周辺画像切替装置。
  4. 前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路の中央仕切線の有無の情報とを含んでおり、
    前記変更手段は、前記車線数が1または前記中央仕切線が無いときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  5. 前記環境状態は、少なくとも前記自車の走行方向前方における交差点の有無の情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記交差点が前記前方にあり、前記自車が前記交差点に近づいてきたときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  6. 前記走行状態は、少なくとも前記自車の車速を含んでおり、
    前記変更手段は、前記車速が第1の所定車速未満のときには前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、
    前記車速が第1の所定車速以上であって、第2の所定車速未満のときには前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  7. 前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路が高速道路もしくは一般道路のいずれかであるかの情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記車線数が2以上または前記道路が高速道路であるときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  8. 前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の渋滞状況を含んでおり、
    前記変更手段は、前記自車が前記道路の渋滞内にある場合に、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  9. 前記走行状態は、少なくとも前記自車の方向指示器の操作記録を含んでおり、
    前記変更手段は、前記操作記録に前記方向指示器の操作が記録されているとき、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  10. 前記走行状態は、少なくとも前記自車のハザードランプの点灯記録を含んでおり、
    前記変更手段は、前記ハザードランプの点灯が記録されているとき、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  11. 前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記障害物と前記自車との距離が所定の距離未満であるときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、
    一方、前記障害物と前記自車との距離が所定の距離以上であるときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  12. 前記環境状態は、少なくとも前記自車が走行している道路の前記自車の走行方向側の車線数の情報と、前記道路の中央仕切線の有無の情報と、前記自車の周辺で検出された障害物の情報と、を含んでおり、
    前記車線数が1または前記中央仕切線が無い道路であって、前記自車の走行車線の走行方向前方に前記障害物があり、前記自車が前記走行車線を変更もしくは走行車線内で前記障害物を回避したとき、前記変更手段は、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  13. 前記環境状態は、少なくとも前記自車の周辺で検出された障害物の情報を含んでおり、
    前記変更手段は、前記障害物と前記自車の前輪との距離が前記障害物と前記自車の後輪との距離よりも短いときに、前記自車の前側方の画像を表示する優先度を上げ、
    一方、前記障害物と前記自車の後輪との距離が前記障害物と前記自車の前輪との距離よりも短いときに、前記自車の後側方の画像を表示する優先度を上げる請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  14. 前記環境状態もしくは前記走行状態に基づき上げられた前記画像を表示する前記優先度に重みを付ける重付手段をさらに備え、
    前記変更手段は、前記重みによって加重された優先度の順位に従って、前記自車の前側方の画像か、後側方の画像かいずれか一方を表示させる請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
  15. 他車の前記環境状態または/および前記走行状態が通信回線を介して取得される通信回線手段をさらに備え、
    この他車の前記環境状態または/および前記走行状態と前記自車の前記環境状態または/および前記走行状態とに基づき、前記優先度を設定する請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載の周辺画像切替装置。
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