JP2001342365A - ヘミシアニン染料及びこれを用いた光記録媒体 - Google Patents

ヘミシアニン染料及びこれを用いた光記録媒体

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JP2001342365A
JP2001342365A JP2001091225A JP2001091225A JP2001342365A JP 2001342365 A JP2001342365 A JP 2001342365A JP 2001091225 A JP2001091225 A JP 2001091225A JP 2001091225 A JP2001091225 A JP 2001091225A JP 2001342365 A JP2001342365 A JP 2001342365A
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Jong-Tae Je
淙 台 諸
Kyu-Youn Lee
揆 研 李
Young-Jae Huh
永 宰 許
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    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成が容易で収率に優れるヘミシアニン染料
及びこれを用いた低コストで、ジッタ値、変調度など記
録特性が改善された光記録媒体を提供する。 【解決手段】一般式1のヘミシアニン染料。 [Zはベンゼン環、ナフタリン環またはアントラセン
環、X1はS、O、Se、NRまたはC(CH32、X2
はS、NRまたはOで(Rは水素またはアルキル基)、
1は水素、ハロゲン原子、アルキル基またはニトロ
基、R2及びR5はアルキル基であり、R3及びR4は水
素、ヒドロキシ基、アルキル基、ハロゲン原子またはハ
ライド、YはCl、Br、I、ClO4、BF4、BrO
4、PF6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH364
SO3、C65SO3、6−SO3106SO 3またはH
SO4、nは0〜2の整数、mは1〜2の整数であ
る。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘミシアニン染料と
このヘミシアニン染料を光記録物質として利用する光記
録媒体に係り、より詳細にはヘミシアニン染料とこれを
光記録物質として利用してレーザー光により記録及び再
生可能な追記型光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、既存の自己記録媒体に比
べて記録単位当たりの記録面積が小さいため、高密度用
記録媒体として多用されている。このような光記録媒体
は、機能により、記録情報を再生する再生専用型(Read
Only Memory)と、1回に限り記録が可能な追記型(Wr
ite Once Read Many:WORM)と、及び記録後に消去及び
再記録が可能な消去可能型(Erasable)とに区分され
る。
【0003】記録可能な光記録媒体は、記録前後に記録
層の物理的な変形、相変化、磁気的性質の変化などに起
因する反射率変化により記録情報を再生できる。
【0004】前記追記型光記録媒体としてはCD−Rが
最も広く知られている。このような光記録媒体の特性を
向上させつつ製造を容易にするために、さまざまな光記
録物質が提案され、一部実用化されている。前記CD−
R用光記録物質としては、シアニン染料(日本特開昭5
8−125246)、フタロシアニン染料(ヨーロッパ
特許第676751号)、アゾ染料(米国特許第5,4
41,844号)、複塩(double salt)(米国特許第
4,626,490号)、アゾ金属錯体(米国特許第
5,272,047号)などが公知である。
【0005】最近、情報量が順次増加するにつれ、貯蔵
情報の容量を増加させたDVD−Rが提案されている。
このDVD−Rは、光源として630ないし690nm
の波長領域の赤色ダイオードレーザーを採用し、ビット
大きさ及びトラック間隔を縮めることにより、CD−R
の場合と比較して、記憶容量を6ないし8倍に増加させ
て、記録密度を向上させた。DVD−R用の光記録物質
として使用するためには、記録波長での高い屈折率と適
切な吸収特性、有機溶媒に対する優れた溶解性だけでな
く、合成が容易で低コストでなければならない。このよ
うなDVD−R用の光記録物質の例としては、シアニン
染料(日本特開平10−149583及び日本特開平9
−208560)、アゾ金属錯体(日本特開平10−1
57293及び日本特開平9−157301)などがあ
る。しかし、既存染料物質の場合、前述した特性面にお
いていまだに改善の余地がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、合成
が比較的容易で、製造収率が高い新規のヘミシアニン染
料を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、前記ヘミシアニン染
料を利用して光記録物質の製造コストが低廉になり、記
録特性が改善された光記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記最初の目的を達成す
るために本発明では、化学式1として表示されるヘミシ
アニン染料を提供する。
【0009】
【化7】
【0010】前記式中、Zはベンゼン環、ナフタリン環
またはアントラセン環であり、X1はS、O、Se、N
RまたはC(CH32であり、X2はS、NRまたはO
で(Rは水素または炭素数1ないし5のアルキル基であ
り)、R1は水素、ハロゲン原子、炭素数1ないし3の
アルキル基またはニトロ基であり、R2及びR5は互いに
関係なく炭素数1ないし5のアルキル基であり、R3
びR4は互いに関係なく水素、ヒドロキシ基、炭素数1
ないし4のアルキル基、ハロゲン原子またはハライドで
あり、YはCl、Br、I、ClO4、BF4、Br
4、PF6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH36
4SO3、C65SO3、6−SO3106SO3またはH
SO4であり、nは0ないし2の整数であり、mは1な
いし2の整数である。
【0011】本発明の2番目の目的はグルーブを有する
透明基板と、この透明基板上に形成されレーザー光を吸
収する染料を含有する記録層と、前記記録層上に形成さ
れた反射膜及び保護膜とを具備する光記録媒体におい
て、前記記録層に含まれる染料が化学式1のヘミシアニ
ン染料であることを特徴とする光記録媒体によりなされ
る。
【0012】
【化8】
【0013】前記式中、Zはベンゼン環、ナフタリン環
またはアントラセン環であり、X1はS、O、Se、N
RまたはC(CH32であり、X2はS、NRまたはO
で(Rは水素または炭素数1ないし5のアルキル基であ
り)、R1は水素、ハロゲン原子、炭素数1ないし3の
アルキル基またはニトロ基であり、R2及びR5は互いに
関係なく炭素数1ないし5のアルキル基であり、R3
びR4は互いに関係なく水素、ヒドロキシ基、炭素数1
ないし4のアルキル基、ハロゲン原子またはハライドで
あり、YはCl、Br、I、ClO4、BF4、Br
4、PF6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH36
4SO3、C65SO3、6−SO3106SO3またはH
SO4であり、nは0ないし2の整数であり、mは1な
いし2の整数である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による化学式1のヘミシア
ニン染料において、Zはベンゼン環、ナフタリン環また
はアントラセン環を示し、下記式から分かるように、こ
のようなZを持っている(I)領域は、チアゾール環、
オキサゾール環、イミダゾール環の中から選択された五
員環の化合物と、ベンゼン環、ナフタリン環及びアント
ラセン環の中から選択された一つのとの間に原子2つ以
上を共有し形成された縮合環を示し、この具体的な例は
次の通りである。
【0015】
【化9】
【0016】前記式中、Zはベンゼン環、ナフタリン環
またはアントラセン環であり、X1はS、O、Se、N
RまたはC(CH32であり、X2はS、NRまたはO
で(Rは水素または炭素数1ないし5のアルキル基であ
り)、R1は水素、ハロゲン原子、炭素数1ないし3の
アルキル基またはニトロ基であり、R2及びR5は互いに
関係なく炭素数1ないし5のアルキル基であり、R3
びR4は互いに関係なく水素、ヒドロキシ基、炭素数1
ないし4のアルキル基、ハロゲン原子またはハライドで
あり、YはCl、Br、I、ClO4、BF4、Br
4、PF6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH36
4SO3、C65SO3、6−SO3106SO3またはH
SO4であり、nは0ないし2の整数であり、mは1な
いし2の整数である。
【0017】化学式1のヘミシアニン染料は特に下記化
学式2または化学式3の化合物であることが望ましい。
【0018】
【化10】
【0019】前記式中、R1はH、ClまたはNO2であ
り、R2はCH3、C25、C37またはC49であり、
1はC(CH32またはSであり、X2はO、Sであ
り、R 5はC25、C37またはC49であり、YはC
lO4、BF4、PF6、I、BrまたはClである。
【0020】
【化11】
【0021】前記式中、X1はC(CH32またはSで
あり、X2はSであり、R2はCH3、C 25、C37
たはC49であり、R5はC25、C37またはC49
であり、YはClO4、BF4、PF6、I、Brまたは
Clである。
【0022】下記反応式1を参照し、本発明による化学
式1のヘミシアニン染料の合成方法を説明すれば次の通
りである。
【0023】化学式1のヘミシアニン染料は、化合物
(A)と(B)間の縮合反応を通じて製造されるが、前
記化合物(A)と(B)は下記過程により合成可能であ
る。
【0024】化合物(A)は、化合物(A−1)を過量
のヨードメタン、ヨードエタン、ヨードプロパン、ヨー
ドブタンなどのようなハロゲン化合物と反応させてN−
アルキル化反応を実施して得られる。そして化合物
(B)は、化合物(B−1)を第二アミンと反応させて
得ることができる。
【0025】
【化12】
【0026】以下、光記録物質として化学式1のヘミシ
アニン染料を利用する本発明の光記録媒体について説明
する。本発明の光記録媒体は、レーザー光により記録及
び再生可能な追記型光記録媒体であり、特に短波長領域
レーザー光を採用するDVD−Rである。
【0027】図1は本発明の光記録媒体の層構造を示す
図面である。これを参照すれば、光記録媒体は、基板1
0上に光記録物質の化学式1のヘミシアニン染料を含有
する記録層11が形成されていて、前記記録層11の上
部に反射膜12及び保護膜13が順次積層された構造を
有する。
【0028】このような光記録媒体は、場合によって
は、接着層14を通じてダミー基板15と接着したり、
これを図1と同一の構成または相異なる構成を有する光
記録媒体と結合させることが可能である。ここで接着層
の材料としては、紫外線硬化樹脂、陽イオン性硬化樹脂
などを利用し、この接着層を用いた結合方法としては、
両面粘着シートを利用したり、ホットメルト法、スピン
コーティング法、ディスペンス法(圧出法)、スクリー
ン印刷法、ロールコート方式などを使用する。
【0029】前記基板10は、レーザー光に透明であ
り、衝撃強度にすぐれて熱により容易に膨脹変形可能な
材料からなることが望ましい。このような特性に適する
基板材料としては、ポリカーボネート、ポリメチルメタ
クリレート、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオ
レフィン樹脂などがあり、この基板材料の熱変形温度は
80ないし200℃の範囲であり、望ましくは100な
いし200℃である。
【0030】前記基板10表面には、記録または再生時
に入射レーザー光を案内するためのプレグルーブが必要
であり、深さは80ないし250nmで、幅は200な
いし500μmであることが好ましい。基板の透過度は
60ないし99%、特に約90%であることが望まし
く、基板の厚さは0.01ないし10mmであることが
好ましい。基板の透過度が前記範囲をはずれたり、基板
の厚さが前記範囲をはずれる場合には、光記録媒体の特
性面から望ましくない。
【0031】前記記録層11は記録レーザーにより変
形、分解される有機染料を含むが、本発明では化学式1
のヘミシアニン染料を1種以上含んでおり、場合によっ
ては、一重項酸素減少剤、光吸収剤、ラジカル除去剤な
どをさらに含有していてもよい。このような記録層を構
成する光記録物質の複素数屈折率は、記録及び再生波長
において実数部n値は1.5ないし2.8、虚数部k値
は0.01ないし0.4の範囲であることが望ましく、
特に400ないし700nmの波長領域において屈折率
が1.8ないし2.3であることがさらに望ましい。そ
して、前記光記録物質の最大吸収波長は350ないし6
50nmの領域であることが望ましい。光記録物質の複
素数屈折率と最大吸収波長が前記範囲をはずれた場合に
は、記録感度、プッシュプル、記録及び再生時のトラッ
キング、変調度などの特性が不良で望ましくない。
【0032】前記記録層11は、化学式1のヘミシアニ
ン染料0.5ないし10質量%を溶媒90ないし99.
5質量%に溶解して組成物を作った後、この組成物を基
板上にスピンコーティングして形成される。この時、前
記溶媒としてはヘミシアニン染料を溶解させることがで
きるものならば全て使用可能である。
【0033】前記反射膜12は、記録または再生時に高
反射率を得るためのものであって、変形が容易に起こら
ないように、熱伝導率と反射率が高い金属で形成するこ
とが望ましい。このような金属としては、Au、Al、
Ag、Cu、Pd、Pt、Ti、Ta、Cr、Niなど
の金属、またはこれらの合金が使われる。反射膜の厚さ
は500ないし2500Åであることが望ましく、この
ような反射膜は真空蒸着、Eビーム、スパッタリング法
により形成される。
【0034】本発明の保護膜13は、光記録媒体の他の
構成層、特に反射膜12を保護する役割を果たす。この
ような保護膜13は、通常の方法により形成されるが、
たとえば衝撃強度が強くて透明で、紫外線により硬化可
能な物質としてエポキシ系またはアクリレート系の紫外
線硬化性樹脂を、反射膜12の上部にスピンコーティン
グした後、これを紫外線で硬化する方法により形成され
る。
【0035】
【実施例】以下、本発明を下記実施例をあげて詳細に説
明するが、本発明が下記実施例だけに限定されるわけで
はない。
【0036】(実施例1)常温にて1当量の5−ブロモ
−2−チオフェネカルボキシアルデヒドをジメチルホル
ムアミドに溶解した後、ここにアリクオート336(tr
icaprylylmethylammonium chloride、Aldrich社)1、2
滴を滴下した。この混合物に10当量のジエチルアミン
を添加してから110℃で5日間還流した。
【0037】前記反応混合物を減圧蒸発して溶媒を除去
し、得られた残留物をエーテルを利用し抽出して、エー
テル層だけを集めた。エーテル層を濃縮した後、これを
シリカゲルクロマトグラフィ(溶出液としては、3:1
の体積比のヘキサンとエチルアセテートの混合溶媒を使
用する)を利用して精製し、朱色の5−ジエチルアミノ
−2−チオフェネカルボキシアルデヒドを得た(収率:
80%)。
【0038】これとは別に、1当量の2、3、3−トリ
メチルインドレニンと10当量のヨードメタンをエチル
アセテートに溶解した後、これを50℃で還流した。前
記反応の結果、粉末が過量に析出すれば、ろ過を実施し
た。ろ過で得られた粉末をエチルアセテートで数回洗浄
して、1−メチル−2、3、3−トリメチルプソイドイ
ンドリウムヨウ化物を得た(収率:90%)。
【0039】1.2当量の5−ジエチルアミノ−2−チ
オフェネカルボキシアルデヒドと1当量の1−メチル−
2、3、3−トリメチルプソイドインドリウムヨウ化物
をエタノールに溶解した後、これを攪拌して、ここにピ
ペリディン1滴を添加した。次に、前記反応混合物を5
時間還流し、減圧蒸発して溶媒を除去した。この後、前
記結果物に過量のエチルアセテートを添加するとフジ色
の粉末が析出した。得られた粉末をエチルアセテートで
反復洗浄してフジ色のD1染料を得た(収率:80
%)。
【0040】
【化13】
【0041】前記D1染料0.3gをテトラフルオロプ
ロパノール10mlに溶解した後、これを基板上にスピ
ンコーティングして染料層を形成した。次いで製造され
た薄膜の吸収スペクトルは、V−VIS−NIRスペク
トロフォトメーター(UV-3101PC、Shimadzu社)を使用
して調べた。その結果、D1染料の最大吸収波長(λm
ax)は590nmに現れた。
【0042】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.68(s、6H)、3.68(q、
4H)、3.96(s、3H)、6.08(d、1
H)、6.76(d、1H)、7.42(t、1H)、
7.64(t、1H)、7.82(d、1H)、7.9
0(d、1H)、8.04(d、1H)、8.36
(d、1H) (実施例2)常温にて2−メチレン−1、3、3−トリ
メチルインドリンをエチルアセテートに溶解した後、こ
こにHCl溶液を滴加した。前記反応混合物から得られ
た粉末をろ過した後、これをエチルアセテートを使用し
て反復的に洗浄して、1、2、3、3−テトラメチルプ
ソイドインドリウムクロライドを得た。
【0043】実施例1の1−メチル−2、3、3−トリ
メチルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに1、
2、3、3−テトラメチルプソイドインドリウムクロラ
イドを使用することを除いては、実施例1と同じ過程に
より実施してフジ色のD2染料を得た(収率:85
%)。
【0044】
【化14】
【0045】実施例1と同一の方法により実施してD2
染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D2染料の
λmaxは586nmに現れた。
【0046】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.68(s、6H)、3.68(q、
4H)、3.96(s、3H)、6.08(d、1
H)、6.76(d、1H)、7.42(t、1H)、
7.64(t、1H)、7.82(d、1H)、7.9
0(d、1H)、8.04(d、1H)、8.36
(d、1H) (実施例3−7)実施例2のHCl溶液の代わりにHB
r、H2SO4、HClO4、HBF4及びHPF6溶液を
各々使用することを除いては、実施例2と同じ過程によ
り実施してD3、D4、D5、D6及びD7染料を得
た。この時、D3染料はYがBrの場合に収率は70%
であり、D4染料はYがClO4の場合に収率は75%
であり、D5染料はYがHSO4の場合に収率は75%
であり、D6染料はYがBF4の場合に収率は70%で
あり、D7染料はYがPF6の場合に収率は75%であ
った。
【0047】
【化15】
【0048】実施例1と同一の方法により実施してD
3、D4、D5、D6、D7染料の最大吸収波長を測定
した。その結果、D3染料のλmaxは590nm、D4
染料のλmaxは586nm、D5染料のλmaxは589n
m、D6染料のλmaxは589nm、D7染料のλmax
590nmに現れた。
【0049】D3染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.68(q、4H)、3.9
6(s、3H)、6.08(d、1H)、6.76
(d、1H)、7.42(t、1H)、7.64(t、
1H)、7.82(d、1H)、7.90(d、1
H)、8.04(d、1H)、8.36(d、1H)D4染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.68(q、4H)、3.9
6(s、3H)、6.08(d、1H)、6.76
(d、1H)、7.42(t、1H)、7.64(t、
1H)、7.82(d、1H)、7.90(d、1
H)、8.04(d、1H)、8.36(d、1H)D5染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.68(q、4H)、3.9
6(s、3H)、6.08(d、1H)、6.76
(d、1H)、7.42(t、1H)、7.64(t、
1H)、7.82(d、1H)、7.90(d、1
H)、8.04(d、1H)、8.36(d、1H)D6染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.68(q、4H)、3.9
6(s、3H)、6.08(d、1H)、6.76
(d、1H)、7.42(t、1H)、7.64(t、
1H)、7.82(d、1H)、7.90(d、1
H)、8.04(d、1H)、8.36(d、1H)D7染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.68(q、4H)、3.9
6(s、3H)、6.08(d、1H)、6.76
(d、1H)、7.42(t、1H)、7.64(t、
1H)、7.82(d、1H)、7.90(d、1
H)、8.04(d、1H)、8.36(d、1H) (実施例8)実施例1の1−メチル−2、3、3−トリ
メチルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに5−ク
ロロ−1、2、3、3−テトラメチルプソイドインドリ
ウムクロライドを使用することを除いては、実施例2と
同じ過程により実施してD8染料を得た(収率75
%)。
【0050】
【化16】
【0051】実施例1と同一の方法により実施してD8
染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D8染料の
λmaxは596nmに現れた。
【0052】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.68(s、6H)、3.62(s、
3H)、3.70(q、4H)、6.02(d、1
H)、6.82(d、1H)、7.40(d、1H)、
7.46(d、1H)、7.74(s、1H)、8.1
0(d、1H)、8.20(d、1H) (実施例9−11)実施例2の2−メチレン−1、3、
3−トリメチルインドリンの代わりに5−クロロ−2−
メチレン−1、3、3−トリメチルインドリンを使用し
て、HCl溶液の代わりにHClO4、HBF4及びHP
6溶液を各々使用することを除いては、実施例2と同
じ過程により実施して、D9、D10、D11染料を得
た。この時、D9染料はYがClO4の場合に収率は7
0%であり、D10染料はYがBF4の場合に収率は7
5%であり、D11染料はYがPF6の場合に収率は7
5%であった。
【0053】
【化17】
【0054】実施例1と同一の方法により実施してD
9、D10、D11染料の最大吸収波長を測定した。そ
の結果、D9染料のλmaxは597nm、D10染料の
λmaxは599nm、D11染料のλmaxは598nmに
現れた。
【0055】D9染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.62(s、3H)、3.7
0(q、4H)、6.04(d、1H)、6.82
(d、1H)、7.40(d、1H)、7.46(d、
1H)、7.76(s、1H)、8.06(d、1
H)、8.36(d、1H)D10染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.62(s、3H)、3.7
0(q、4H)、6.04(d、1H)、6.82
(d、1H)、7.40(d、1H)、7.46(d、
1H)、7.76(s、1H)、8.06(d、1
H)、8.36(d、1H)D11染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.68(s、6H)、3.62(s、3H)、3.7
0(q、4H)、6.04(d、1H)、6.82
(d、1H)、7.40(d、1H)、7.46(d、
1H)、7.76(s、1H)、8.06(d、1
H)、8.36(d、1H) (実施例12)1当量の2、3、3−トリメチル−4、
5−ベンゾ−3H−インドリンと10当量のヨードメタ
ンをエチルアセテートに溶解した後、これを50℃で還
流した。前記反応の結果、粉末が過量に析出すれば、こ
れをろ過してエチルアセテートを利用して数回洗浄し、
1、2、3、3−テトラメチル−4、5−ベンゾプソイ
ドインドリウムヨウ化物を得た。
【0056】実施例1の1−メチル−2、3、3−トリ
メチルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに1、
2、3、3−テトラメチル−4、5−ベンゾプソイドイ
ンドリウムヨウ化物を使用することを除いては、実施例
1と同じ過程により実施してフジ色のD12染料を得た
(収率:80%)
【0057】
【化18】
【0058】実施例1と同一の方法により実施してD1
2染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D12染
料のλmaxは620nmに現れた。
【0059】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.92(s、6H)、3.68(q、
4H)、3.78(s、3H)、6.12(d、1
H)、6.72(d、1H)、7.52(t、1H)、
7.66(t、1H)、7.74(d、1H)、8.0
2(d、1H)、8.08(d、1H)、8.12
(d、1H)、8.26(d、1H)、8.48(d、
1H) (実施例13)実施例12により得た1、2、3、3、
−テトラメチル−4、5−ベンゾプソイドインドリウム
ヨウ化物を2M NaOH溶液に溶解した後、ここにエ
チルアセテートを添加して2分間攪拌した。次に、前記
反応混合物からエチルアセテート層を分離した後、これ
と共に分離された溶液にHClO4溶液を添加した。
【0060】その後、前記反応混合物から形成された粉
末をろ過した後、これをエチルアセテートを使用して数
回洗浄して、1、2、3、3−テトラメチル−4、5−
ベンゾプソイドインドリウムパークロレートを得た。
【0061】実施例1の1−メチル−2、3、3−トリ
メチルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに前記
1、2、3、3−テトラメチル−4、5−ベンゾ−プソ
イドインドリウムパークロレートを使用することを除い
ては、実施例1と同じ過程により実施してD13染料を
得た(収率:80%)。
【0062】
【化19】
【0063】実施例1と同一の方法により実施してD1
3染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D13染
料のλmaxは618nmに現れた。
【0064】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.92(s、6H)、3.68(q、
4H)、3.78(s、3H)、6.12(d、1
H)、6.72(d、1H)、7.52(t、1H)、
7.66(t、1H)、7.74(d、1H)、8.0
2(d、1H)、8.08(d、1H)、8.12
(d、1H)、8.26(d、1H)、8.48(d、
1H) (実施例14)実施例1の2、3、3−トリメチルイン
ドレニンの代わりに2−メチルベンゾチアゾールを使用
することと、ヨードメタンの代わりにヨードエタンを使
用することを除いては、実施例1と同じ過程により実施
してD14染料を得た。この時、D14染料の収率は8
0%であった。
【0065】
【化20】
【0066】実施例1と同一の方法により実施してD1
4染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D14染
料のλmaxは558nmに現れた。
【0067】NMR(DMSO、ppm):1.26
(t、6H)、1.34(t、3H)、3.60(q、
4H)、4.56(q、2H)、6.56(d、1
H)、6.64(d、1H)、7.45(t、1H)、
6.40(t、1H)、7.86(d、2H)、8.0
8(d、1H)、8.10(d、1H) (実施例15)ヨードメタンの代わりにヨードプロパン
を使用し、2、3、3−トリメチルインドレニン代わり
に2−メチルベンゾチアゾールを使用することを除いて
は、実施例1と同一の方法により実施してD15染料を
得た。この時、D15染料はRがC37の場合に収率は
75%であった。
【0068】
【化21】
【0069】実施例1と同一の方法により実施してD1
5染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D15染
料のλmaxは560nmに現れた。
【0070】NMR(DMSO、ppm):1.20
(t、6H)、1.24(t、3H)、1.30(q、
2H)、3.50(q、4H)、4.32(q、2
H)、6.26(d、1H)、6.52(d、1H)、
7.60(t、1H)、7.72(t、1H)、7.9
2(d、1H)、8.02(d、1H)、8.18
(d、1H)、8.30(d、1H) (実施例16−18)1当量の2−メチレン−1、3、
3−トリメチルインドリンと2:1当量比の硫酸と硝酸
の混合物10当量を添加して30分間攪拌した。次い
で、前記反応結果物をNaOH飽和水溶液にゆっくり添
加して中和した。前記反応混合物から形成されたオレン
ジ色の固体をろ過した後、これをエチルアセテートに溶
解させた。ここにトリエチルアミンを添加して中性有機
物とし、この結果物をエチルアセテートで抽出した。こ
こにHClO4、HBF4及びHPF6溶液を各々使用し
て、5−ニトロ−1、2、3、3−テトラメチルプソイ
ドインドリウムパークロレート、5−ニトロ−1、2、
3、3−テトラメチルプソイドインドリウムテトラフル
オロボレート、5−ニトロ−1、2、3、3−テトラメ
チルプソイドインドリウムヘキサフルオロフォスフォレ
ートを合成した。実施例1の1−メチル−2、3、3−
トリメチルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに前
記結果物を各々使用することを除いては、実施例1と同
じ過程により実施してD16、D17、D18染料を得
た。この時、D16染料はYがClO4の場合に収率は
75%であり、D17染料はYがBF4の場合に収率は
75%であり、D18染料はYがPF6の場合に収率は
75%であった。
【0071】
【化22】
【0072】実施例1と同一の方法により実施してD1
6、D17、D18染料の最大吸収波長を測定した。そ
の結果、D16染料のλmaxは608nm、D17染料
のλm axは608nm、D18染料のλmaxは609nm
に現れた。
【0073】D16染料 NMR(DMSO、ppm):1.25(t、6H)、
1.70(s、6H)、3.60(s、3H)、3.7
8(q、4H)、6.04(d、1H)、7.02
(d、1H)、7.46(d、1H)、8.14(d、
1H)、8.30(d、1H)、8.40(d、1
H)、8.48(s、1H)D17染料 NMR(DMSO、ppm):1.25(t、6H)、
1.70(s、6H)、3.60(s、3H)、3.7
8(q、4H)、6.04(d、1H)、7.02
(d、1H)、7.46(d、1H)、8.14(d、
1H)、8.30(d、1H)、8.40(d、1
H)、8.48(s、1H)D18染料 NMR(DMSO、ppm):1.25(t、6H)、
1.70(s、6H)、3.60(s、3H)、3.7
8(q、4H)、6.04(d、1H)、7.02
(d、1H)、7.46(d、1H)、8.14(d、
1H)、8.30(d、1H)、8.40(d、1
H)、8.48(s、1H) (実施例19)1当量の5−ブロモ−2−チオフェネカ
ルボキシアルデヒドをジメチルホルムアミドに溶解した
後、ここにアリクオート336を1、2滴滴加した。こ
の反応混合物に10当量のジプロピルアミンを添加した
後、これを7日間還流した。その後、前記反応混合物か
らジプロピルアミンを除去した後、抽出とカラムクロマ
トグラフィを利用して5−ジプロピラミノ−2−チオフ
ェネカルボキシアルデヒドを得た(収率:80%)。
【0074】実施例1の5−ジエチルアミノ−2−チオ
フェネカルボキシアルデヒドの代わりに5−ジプロピル
アミノ−2−チオフェネカルボキシアルデヒドを使用し
て、1−メチル−2、3、3−トリメチルプソイドイン
ドリウムヨウ化物と反応させてフジ色のD19染料を得
た(収率:80%)。
【0075】
【化23】
【0076】実施例1と同一の方法により実施してD1
9染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D19染
料のλmaxは597nmに現れた。
【0077】NMR(DMSO、ppm):0.94
(t、6H)、1.66(s、6H)、1.72(m、
4H)、3.60(t、4H)、3.66(s、3
H)、6.06(d、1H)、6.78(d、1H)、
7.26(t、1H)、7.42(s、1H)、7.4
2(t、1H)、7.62(d、1H)、8.02
(d、1H)、8.38(d、1H) (実施例20)ジエチルアミンの代わりにジプロピルア
ミンを使用することと、1、2、3、3−トリメチルプ
ソイドインドリウムヨウ化物の代わりに1、2、3、3
−トリメチルプソイドインドリウムパークロレートを使
用することを除いては、実施例1と同じ過程により実施
してD20染料を得た(収率:85%)
【0078】
【化24】
【0079】実施例1と同一の方法により実施してD2
0染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D20染
料のλmaxは596nmに現れた。
【0080】NMR(DMSO、ppm):0.94
(t、6H)、1.66(s、6H)、1.72(m、
4H)、3.60(t、4H)、3.66(s、3
H)、6.06(d、1H)、6.78(d、1H)、
7.26(t、1H)、7.42(s、1H)、7.4
2(t、1H)、7.62(d、1H)、8.02
(d、1H)、8.38(d、1H) (実施例21)1−メチル−2、3、3−トリメチルプ
ソイドインドリウムヨウ化物の代わりに5−クロロ−
1、2、3、3−テトラメチルプソイドインドリウムヨ
ウ化物を使用することを除いては、実施例19と同じ過
程により実施してD21染料を得た(収率:85%)。
【0081】
【化25】
【0082】実施例1と同一の方法により実施してD2
1染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D21染
料のλmaxは600nmに現れた。
【0083】NMR(DMSO、ppm):0.94
(t、6H)、1.66(s、6H)、1.72(m、
4H)、3.62(s、3H)、3.62(t、4
H)、6.04(d、1H)、6.84(d、1H)、
7.40(d、1H)、7.46(d、1H)、7.7
4(s、1H)、8.04(d、1H)、8.34
(d、1H) (実施例22−24)2−メチレン−1、3、3−トリ
メチルインドリンの代わりに5−クロロ−2−メチレン
−1、3、3−トリメチルインドリンを使用し、HCl
溶液の代わりにHClO4、HBF4及びHPF6溶液を
各々使用し、5−ジエチルアミノ−2−チオフェネカル
ボキシアルデヒドの代わりに5−ディプロピラミンノ2
−チオフェネカルボキシアルデヒドを使用して、実施例
2と同じ過程により実施し、D22、D23、D24染
料を得た。この時、D22染料はYがClO4の場合に
収率は70%であり、D23染料はYがBF4の場合に
収率は75%であり、D24染料はYがPF6の場合に
収率は75%であった。
【0084】
【化26】
【0085】実施例1と同一の方法により実施してD2
2、D23、D24染料の最大吸収波長を測定した。そ
の結果、D22染料のλmaxは600nm、D23染料
のλm axは598nm、D24染料のλmaxは602nm
に現れた。
【0086】D22染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.66(s、6H)、1.74(m、4H)、3.6
0(t、4H)、3.61(s、3H)、6.02
(d、1H)、6.84(d、1H)、7.40(d、
1H)、7.46(d、1H)、7.74(s、1
H)、8.04(d、1H)、8.32(d、1H)D23染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.66(s、6H)、1.72(m、4H)、3.6
0(t、4H)、3.61(s、3H)、6.04
(d、1H)、6.82(d、1H)、7.40(d、
1H)、7.46(d、1H)、7.74(s、1
H)、8.04(d、1H)、8.32(d、1H)D24染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.66(s、6H)、1.72(n、4H)、3.6
0(t、4H)、3.61(s、3H)、6.02
(d、1H)、6.82(d、1H)、7.40(d、
1H)、7.46(d、1H)、7.74(s、1
H)、8.02(d、1H)、8.34(d、1H) (実施例25−27)1−メチル−2、3、3−トリメ
チルプソイドインドリウムヨウ化物の代わりに5−ニト
ロ−2−メチレン−1、3、3−トリメチルインドリウ
ムパークロレート、5−ニトロ−2−メチレン−1、
3、3−トリメチルインドリウムテトラフルオロボレー
ト、5−ニトロ−2−メチレン−1、3、3−トリメチ
ルインドリウムヘキサフルオロフォスフェートを各々使
用することを除き、実施例19と同じ過程により実施し
てD25、D26、D27染料を得た。この時、D25
染料はYがClO4の場合に収率は70%であり、D2
6染料はYがBF4の場合に収率は75%であり、D2
7染料はYがPF6の場合に収率は75%であった。
【0087】
【化27】
【0088】実施例1と同一の方法により実施してD2
5、D26、D27染料の最大吸収波長を測定した。そ
の結果、D25染料のλmaxは608nm、D26染料
のλm axは608nm、D27染料のλmaxは604nm
に現れた。
【0089】D25染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.72(s、6H)、1.72(m、4H)、3.6
0(s、3H)、3.68(t、4H)、6.06
(d、1H)、7.06(d、1H)、7.46(d、
1H)、8.12(d、1H)、8.28(d、1
H)、8.38(d、1H)、8.50(s、1H)D26染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.70(s、6H)、1.72(m、4H)、3.6
0(s、3H)、3.68(t、4H)、6.06
(d、1H)、7.06(d、1H)、7.46(d、
1H)、8.14(d、1H)、8.28(d、1
H)、8.38(d、1H)、8.50(s、1H)D27染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.70(s、6H)、1.72(m、4H)、3.6
0(s、3H)、3.68(t、4H)、6.06
(d、1H)、7.06(d、1H)、7.46(d、
1H)、8.14(d、1H)、8.28(d、1
H)、8.38(d、1H)、8.48(s、1H) (実施例28)ジエチルアミンの代わりにジプロピルア
ミンを使用することを除いては、実施例13と同じ過程
により実施してD28染料を得た(収率75%)。
【0090】
【化28】
【0091】実施例1と同一の方法により実施してD2
8染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D28染
料のλmaxは618nmに現れた。
【0092】NMR(DMSO、ppm):0.94
(t、6H)、1.72(m、4H)、1.92(s、
6H)、3.60(t、4H)、3.80(s、3
H)、6.12(d、1H)、6.76(d、1H)、
7.52(t、1H)、7.66(t、1H)、7.7
6(d、1H)、8.02(d、1H)、8.08
(d、1H)、8.10(d、1H)、8.26(d、
1H)、8.46(d、1H) (実施例29−30)1、2、3、3、−テトラメチル
−4、5−ベンゾプソイドインドリウムパークロレート
の代わりに1、2、3、3、−テトラメチル−4、5−
ベンゾプソイドインドリウムテトラフルオロボレート、
1、2、3、3、−テトラメチル−4、5−ベンゾプソ
イドインドリウムヘキサフルオロフォスフェートを各々
使用することを除いては、実施例28と同じ過程により
実施してD29、D30染料を得た。この時、D29染
料はYがBF4の場合に収率は80%であり、D30染
料はYがPF6の場合に収率は80%であった。
【0093】
【化29】
【0094】実施例1と同一の方法により実施してD2
9、D30染料の最大吸収波長を測定した。その結果、
D29染料のλmaxは618nm、D30染料のλmax
619nmに現れた。
【0095】D29染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.72(m、4H)、1.92(s、6H)、3.6
0(t、4H)、3.80(s、3H)、6.12
(d、1H)、6.76(d、1H)、7.52(t、
1H)、7.66(t、1H)、7.76(d、1
H)、8.02(d、1H)、8.08(d、1H)、
8.10(d、1H)、8.26(d、1H)、8.4
6(d、1H)D30染料 NMR(DMSO、ppm):0.94(t、6H)、
1.72(m、4H)、1.92(s、6H)、3.6
0(t、4H)、3.80(s、3H)、6.12
(d、1H)、6.76(d、1H)、7.52(t、
1H)、7.66(t、1H)、7.76(d、1
H)、8.02(d、1H)、8.08(d、1H)、
8.10(d、1H)、8.26(d、1H)、8.4
6(d、1H) (実施例31)5−ブロモフュルアルデヒドをジメチル
スルホキシドに溶解した後、ここにアリクオートを1、
2滴滴加した。この混合物に10当量のジエチルアミン
を添加した後、これを4日間還流した。次に、反応混合
物から残留ジエチルアミンを除去した後、抽出及びコラ
ムクロマトグラフィを利用して精製して5−ジエチルア
ミノ−2−フュルアルデヒドを得た(収率:85%)。
【0096】1.2当量の5−ジエチルアミノ−2−フ
ュルアルデヒドと1当量の5−クロロ−1、2、3、3
−テトラメチルプソイドインドリウムパークロレートを
エタノールに溶解させた後、これを攪拌しつつここにピ
ペリディン1滴を添加した。
【0097】その後、前記反応混合物を5時間還流した
後、溶媒を適正量除去して過量のエチルアセテートを添
加するとフジ色の粉末が析出した。得られたフジ色の粉
末を数回洗浄してフジ色のD31染料を得た(収率:9
0%)。
【0098】
【化30】
【0099】実施例1と同一の方法により実施してD3
1染料の最大吸収波長を測定した。その結果、D31染
料のλmaxは594nmに現れた。
【0100】NMR(DMSO、ppm):1.28
(t、6H)、1.64(s、6H)、3.50(s、
3H)、3.74(q、4H)、6.04(d、1
H)、6.36(d、1H)、7.28(d、1H)、
7.41(d、1H)、7.60(d、1H)、7.6
7(d、1H)、7.90(s、1H) (実施例32−33)5−クロロ−1、2、3、3−テ
トラメチルプソイドインドリウムの過塩素酸塩の代わり
に5−クロロ−1、2、3、3−テトラメチルプソイド
インドリウムテトラフルオロボレート、5−クロロ−
1、2、3、3−テトラメチルプソイドインドリウムヘ
キサフルオロフォスフェート各々を使用することを除い
て、実施例30と同じ過程により実施してD32、D3
3染料を得た。この時、D32染料はYがBF4の場合
に収率は85%であり、D32染料はYがPF6の場合
に収率は85%であった。
【0101】
【化31】
【0102】実施例1と同一の方法により実施してD3
2、D33染料の最大吸収波長を測定した。その結果、
D32染料のλmaxは594nm、D33染料のλmax
595nmに現れた。
【0103】D32染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.64(s、6H)、3.50(s、3H)、3.7
4(q、4H)、6.04(d、1H)、6.36
(d、1H)、7.28(d、1H)、7.41(d、
1H)、7.60(d、1H)、7.67(d、1
H)、7.90(s、1H);D33染料 NMR(DMSO、ppm):1.28(t、6H)、
1.64(s、6H)、3.50(s、3H)、3.7
4(q、4H)、6.04(d、1H)、6.36
(d、1H)、7.28(d、1H)、7.41(d、
1H)、7.60(d、1H)、7.67(d、1
H)、7.90(s、1H) (実施例34)実施例9にて合成したD9染料0.30
gとフェニルアミン系安定剤(NipponKayaku Co.,LTD、I
RG022)0.04gをテトラフルオロプロパノール10
mlに溶解した後、これを常温で5時間攪拌した。この
混合物をテフロン(登録商標)フィルタ(pore width:
0.2μm)を通じてろ過した後、これを基板上にスピ
ンコーティングして染料層を形成した。この時、基板と
してはポリカーボネート基板を使用し、深さは145n
m、幅30nm、トラックピッチ800nmの孔を持
ち、厚さは0.6mmであった。
【0104】染料層が形成された基板を40℃の真空オ
ーブンで12時間乾燥した後、染料層上部にスパッタリ
ング法を使用して約100nmの厚さのAg反射膜を形
成した。この反射膜上部にアクリル系のUV硬化樹脂を
スピンコーティングし、UVで硬化して保護膜を形成し
た後、これをダミーディスクと結合させて光ディスクを
完成した。
【0105】(実施例35−38)D9染料の代わりに
D13、D16、D22及びD31を各々使用すること
を除いては、実施例34と同じ過程により実施して光デ
ィスクを完成した。
【0106】(比較例1−5)D9染料の代わりにシア
ニン系染料のNK4321(Hayashibara Biochemical
Laboratories,INC.)、NK4422(Hayashibara Bio
chemical Laboratories,INC.)、OM78(Fuji Photo
Film Co.,LTD)、NK4499(HayashibaraBiochemi
cal Laboratories,INC.)及びNK4500(Hayashiba
ra Biochemical Laboratories,INC.)を使用することを
除いては、実施例1と同じ過程により実施して光ディス
クを完成した。
【0107】前記実施例34−38及び比較例1−5に
より製造された光ディスクの特性は、DVD−Rレコー
ダ(DVDR-S101、Pioneer)と、中心波長635nm及び
650nmのLD(ニチア、日本)を装着した動特性評
価装置(DDU-1000、Pulstec)と、DVDプレーヤー(DV
D909、三星)とを使用して評価した。そして記録前の特
性は、中心波長635nmのLDを装着した動特性評価
装置を使用して評価した。
【0108】前記評価結果は下記表1の通りであり、表
1にてRgはグルーブでの反射率であり、Rlはランド
での反射率であり、P−Pはプッシュプル特性を示し、
Rtopは最大反射率であり、ジッタ値は信号の均一性
を表す標準偏差であり、I14/I14Hは記録信号の
大きさ(MA)を示す。
【0109】
【表1】
【0110】前記表1を参照してみるとき、実施例34
−38の光ディスクは、DVD−Rレコーダを利用して
記録信号特性を評価した結果、ジッタ値などの記録特性
が比較例1−3の場合と比較して優秀であることが分か
った。さらに、実施例34−38の光ディスクは、DV
Dプレーヤーを使用して再生特性を調べた結果、互換に
いかなる問題点もないということが分かった。反面、比
較例4−5の光ディスクは、表1に記載されたように光
学的特性が不適切で記録自体が不可能であった。
【0111】
【発明の効果】以上にて説明したように、化学式1とし
て表示されるヘミシアニン染料は合成するのが容易なだ
けでなく合成収率にすぐれる。従って、このヘミシアニ
ン染料を光記録物質として利用すれば、従来の光記録物
質を用いた場合と比較して、光記録物質の製造単価など
の側面で有利である。さらに、このようなヘミシアニン
染料を採用している追記型光記録媒体は、ジッタ値、変
調度などの記録特性が従来の光記録物質を用いた場合と
比較して改善される。
【0112】本発明について前記実施例を参考にして説
明したが、これは例示的なことに過ぎず、本発明に属す
る技術分野の通常の知識を有する者ならばこれから多様
な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点が理
解できる。従って、本発明の真の技術的保護範囲は添付
された特許請求範囲上の技術的思想により決められなけ
ればならないであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による光記録媒体の積
層構造を表した断面図である。
【符号の説明】
10…基板 11…記録層 12…反射膜 13…保護膜 14…接着層 15…ダミー基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 531 B41M 5/26 Y

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学式1として表示されるヘミシアニン
    染料: 【化1】 前記式中、Zはベンゼン環、ナフタリン環またはアント
    ラセン環であり、 X1はS、O、Se、NRまたはC(CH32であり、 X2はS、NRまたはOで(Rは水素または炭素数1な
    いし5のアルキル基であり)、 R1は水素、ハロゲン原子、炭素数1ないし3のアルキ
    ル基またはニトロ基であり、 R2及びR5は互いに関係なく炭素数1ないし5のアルキ
    ル基であり、 R3及びR4は互いに関係なく水素、ヒドロキシ基、炭素
    数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子またはハライ
    ドであり、 YはCl、Br、I、ClO4、BF4、BrO4、P
    6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH364
    3、C65SO3、6−SO3106SO3またはHS
    4であり、 nは0ないし2の整数であり、 mは1ないし2の整数である。
  2. 【請求項2】 化学式1のヘミシアニン染料が化学式2
    または化学式3の化合物であることを特徴とする請求項
    1に記載の染料: 【化2】 前記式中、R1はH、ClまたはNO2であり、R2はC
    3、C25、C37またはC49であり、X1はC(C
    32またはSであり、X2はO、Sであり、R 5はC2
    5、C37またはC49であり、YはClO4、B
    4、PF6、I、BrまたはClであり、 【化3】 前記式中、X1はC(CH32またはSであり、X2はS
    であり、R2はCH3、C25、C37またはC49であ
    り、R5はC25、C37またはC49であり、 YはClO4、BF4、PF6、I、BrまたはClであ
    る。
  3. 【請求項3】 グルーブを有する透明基板と、この透明
    基板上に形成されレーザー光を吸収する染料を含有する
    記録層と、前記記録層上に形成された反射膜及び保護膜
    を具備する光記録媒体において、 前記記録層に含まれる染料が化学式1のヘミシアニン染
    料であることを特徴とする光記録媒体: 【化4】 前記式中、Zはベンゼン環、ナフタリン環またはアント
    ラセン環であり、 X1はS、O、Se、NRまたはC(CH32であり、 X2はS、NRまたはOで(Rは水素または炭素数1な
    いし5のアルキル基であり)、 R1は水素、ハロゲン原子、炭素数1ないし3のアルキ
    ル基またはニトロ基であり、 R2及びR5は互いに関係なく炭素数1ないし5のアルキ
    ル基であり、 R3及びR4は互いに関係なく水素、ヒドロキシ基、炭素
    数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子またはハライ
    ドであり、 YはCl、Br、I、ClO4、BF4、BrO4、P
    6、CH3SO3、CF3SO3、4−CH364
    3、C65SO3、6−SO3106SO3またはHS
    4であり、 nは0ないし2の整数であり、 mは1ないし2の整数である。
  4. 【請求項4】 化学式1のヘミシアニン染料が化学式2
    または化学式3の化合物であることを特徴とする請求項
    3に記載の光記録媒体: 【化5】 前記式中、R1はH、ClまたはNO2であり、R2はC
    3、C25、C37またはC49であり、X1はC(C
    32またはSであり、X2はO、Sであり、R 5はC2
    5、C37またはC49であり、YはClO4、B
    4、PF6、I、BrまたはClであり、 【化6】 前記式中、X1はC(CH32またはSであり、X2はS
    であり、R2はCH3、C25、C37またはC49であ
    り、R5はC25、C37またはC49であり、 YはClO4、BF4、PF6、I、BrまたはClであ
    る。
  5. 【請求項5】 前記化学式1のヘミシアニン染料が35
    0ないし650nmにて吸収極大をあらわし、400な
    いし700nm波長領域にて1.8ないし2.3の屈折
    率を持つことを特徴とする請求項3に記載の光記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記基板の透過度は70ないし99%で
    あり、厚さは0.01ないし10mmであることを特徴
    とする請求項3に記載の光記録媒体。
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