JP2001334094A - 刺繍縫いミシン - Google Patents

刺繍縫いミシン

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JP2001334094A JP2000155729A JP2000155729A JP2001334094A JP 2001334094 A JP2001334094 A JP 2001334094A JP 2000155729 A JP2000155729 A JP 2000155729A JP 2000155729 A JP2000155729 A JP 2000155729A JP 2001334094 A JP2001334094 A JP 2001334094A
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sewing
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Yoshikazu Ebata
端 美 和 江
Masaji Ninomiya
宮 正 司 二
Eiji Murakami
上 英 二 村
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • D05B19/14Control of needle movement, e.g. varying amplitude or period of needle movement
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D05B19/16Control of workpiece movement, e.g. modulation of travel of feed dog

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 布の種類や刺繍枠21の種類或いは刺繍枠2
1の位置に基づいて縫い速度を制御可能な刺繍縫いミシ
ンを提供する。 【解決手段】 布の重さなどの種類、刺繍枠21の大き
さや重さ或いは刺繍枠21のY方向延出位置に応じて、
針71上下動速度の上限を設定し、布や刺繍枠21が重
いほど、また刺繍枠21がY方向に大きく延出するほど
針71速度を低下させて運転する。これにより安定した
刺繍縫いを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は刺繍縫いミシンに
関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍縫いミシンにおいては、刺繍対象物
である布などを刺繍枠に固定し、この刺繍枠をXーY方
向に移動させて、刺繍縫いを行っている。この刺繍枠の
移動は当然に針が上方に上がっている時に行わなければ
ならず、刺繍枠の移動距離が長い場合には、針が上方に
上がっている間に移動できないという問題が生ずるた
め、通常は最大の移動距離に合わせて針の上下動の速度
(縫い速度)を設定している。しかし、このような速度
設定では、刺繍枠の移動距離が短い場合でも針の上下動
は低速度となるため、刺繍時間が長くなる欠点がある。
そのため、刺繍枠の移動距離が短い場合には針の上下動
速度を速くする工夫が種々なされており、例えば本願出
願人による米国特許第5、764031号等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成の
場合刺繍枠の移動距離のみが考慮され、布や刺繍枠等の
大きさや重さ等との関係で縫い速度を制御することがな
されていなかった。また、縫いを実行する位置に関して
制御することもなされていなかった。移動体の重量が大
きいと移動機構への負荷が大きくなるため、移動速度を
遅くするのが望ましい。また、刺繍対象物としての布等
の厚みも縫い機構の負荷に関係し、厚さの厚い刺繍対象
物の移動も遅いほうが望ましい。また、刺繍枠はXY方
向の移動装置に支持されて移動するようになっており、
ミシン本体から離れて延出するに従って、負荷が大きく
なり、また移動等に伴う振動等が生じやすくその位置が
不安定になる。そのため、ミシン本体から延出する位置
では移動速度を低下させるのが望ましい。このようなX
Y方向の移動装置の望ましい駆動に適合した縫い実行手
段の速度制御は従来全くなされていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した従来の問題点を
解決するため、本発明の刺繍ミシンは、針を上下動させ
て縫いを実行するための縫い実行手段と、刺繍対象物と
該刺繍対象物を保持する手段とを含み、移動することに
より該刺繍対象物に刺繍を実現するための移動体と、縫
いを実行する刺繍形状に応じて前記刺繍対象物を移動さ
せる位置を特定するための縫い目データを記憶するため
の記憶手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;前記
移動体に関する情報を与えるための手段と、該移動体に
関する情報を1つのパラメータとして前記縫い実行手段
の縫い速度を制御するための速度制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。また、請求項2の発明においては、
針を上下動させて縫いを実行するための縫い実行手段
と、刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段とを含
み、移動することにより該刺繍対象物に刺繍を実現する
ための移動体と、縫いを実行する刺繍形状に応じて前記
刺繍対象物を移動させる位置を特定するための縫い目デ
ータを記憶するための記憶手段と、を備えた刺繍縫いミ
シンにおいて;前記移動体に関する情報を与えるための
手段と、前記刺繍対象物の位置を検出する位置検出手段
と、該移動体に関する情報と刺繍対象物の位置をパラメ
ータとして前記縫い実行手段の縫い速度を制御するため
の速度制御手段と、を備えたことを特徴とする。前記刺
繍対象物が布である場合、前記移動体に関する情報とし
ては、少なくとも布の厚み、重さ、材質の中の1を含
む、ことが望ましい。同様に移動体に関する情報が、前
記刺繍対象物を保持するための手段の大きさ、重さの中
の少なくとも1を含む、ことが望ましい。一般的にはこ
れらの重量が大きいほど縫い実行手段の速度を低くし、
確実な縫い動作を得るようにする。前記速度制御手段
は、縫い実行手段の縫い速度の上限を制限することによ
り速度を制御する、ように構成することも可能である
し、縫い実行手段の縫い速度を逐次算出して制御する、
ようにしても良い。また、前記移動体情報に関する情報
は、この情報を入力するための入力手段を更に設けて、
該入力手段により入力するようにしても良いし、或いは
該情報を検出するための検出手段を更に備えて、検出す
るようにする事も可能である。前記したように速度制御
手段は、前記移動体が重くなるほど、縫い実行手段の縫
い速度が遅くなるように制御する、のが望ましく、また
前記刺繍対象物の厚みが大きくなるほど、縫い実行手段
の縫い速度が遅くなるように制御する、のが望ましい。
更に前記速度制御手段は、移動体が刺繍ミシン本体から
延出するに伴い、縫い実行手段の縫い速度が遅くなるよ
うに制御する、のが望ましく、これらの構成により安定
した動作が得られる効果がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。本発明のミシンは、図1に示すよう
にアーム機枠1とベース2を備え、ベース2内部に後述
するXY移動機構67と該XY移動機構67に連結して
移動する先端キャリッジ7を備えている。該先端キャリ
ッジ7はベース2外部に延出し、その先端の刺繍枠取付
部20に刺繍枠21を取り付けるようになっている。そ
して、アーム機枠1には縫目形成機構62である針棒7
0と針71とが備えられている。
【0006】該刺繍枠21には刺繍対象物である布を装
着し、移動体を構成している。そして先端キャリッジ7
のXY方向の移動により、該移動体をXY方向に移動
し、針棒70及び針71の上下動により刺繍縫いを行う
ように構成されている。この刺繍縫いは縫いモード選択
釦54により選択できるようになっており、刺繍縫いを
行わない場合には通常縫いモードとし、前記した針棒7
0と針71の上下動及び送り装置(図示せず)による布
送りにより通常縫いを実行するようになっている。
【0007】図2はハード的な構成を示すブロック図で
あり、図1と合わせて更にこの実施例を詳細に説明す
る。CPU50はプログラム記憶装置51に記憶された
プログラムに従ってミシンの制御を行っており、通常縫
いの時は足踏み式等の速度コントローラである回転速度
指令装置53により指示された速度でミシンモータ駆動
回路60を制御して、ミシンモータ61を回転させ、該
指示速度に応じた縫い速度で縫目形成機構62を駆動す
るようになっている。刺繍縫いの時は後述する速度設定
プログラム記憶装置33のプログラムで設定された速度
により、刺繍縫いを行うようになっている。
【0008】縫目形成機構62は図1に示すように針棒
70と針71及び図示しない布送り機構により構成さ
れ、所定の縫いを実行するようになっている。ミシンモ
ータ61の回転数はモータ回転検出センサ63により検
出され、CPU50にフィードバックされて速度制御に
使用されるようになっている。
【0009】刺繍縫いミシンはミシンモータ駆動回路6
0に加えてXYモータ駆動回路65とXYモータ66及
びXY移動機構67を備えており、縫い目データ記憶装
置30からの模様データに基づいて模様縫いを実行する
ようになっている。XY移動機構67は前述したように
図1に示す先端キャリッジ7と刺繍枠取付部20を備え
ており、刺繍枠取付部20に取り付けた刺繍枠21に布
を取り付け、この布をX−Y方向に移動させて刺繍縫い
を実行させるようになっている。図1ではミシン本体の
幅方向をX、奥行き方向をYとしている。この実施形態
ではXY移動機構67として、先端キャリッジ7をY方
向に入れ子式(テレスコピック)に延出できる機構を採
用しており、ベース2の奥行き方向(Y方向)の長さ以
上の距離を移動できるように構成されている。
【0010】タイミング信号発生装置64はミシン本体
の上軸の回転位相を検出して、針71の上下動を検出し
て信号を発生する。この信号はXYモータ駆動回路65
によるX−Y方向の駆動のタイミングを採るために用い
られる。CPU50は該タイミング信号を入力して、X
Yモータ駆動回路65を制御するようになっている。
【0011】上記した刺繍縫いと通常縫いは縫いモード
選択釦54の操作によりなされるようなっている。この
縫いモード選択釦54は図1に示すようにアーム機枠1
のフロント部に設けられている。該フロント部には更に
表示装置56が設けられており、図2に示すように表示
制御装置55によりCPU50からの指令に応じて種々
の表示を行うようになっている。また31は一時記憶装
置である。
【0012】CPU50には更に刺繍枠位置検出装置3
2、速度設定プログラム記憶装置33及び移動距離/速
度対応テーブル34、速度制御モード設定釦35が接続
されている。刺繍枠位置検出装置32は刺繍枠21の位
置を検出するもので、この実施形態では刺繍枠21の初
期位置と縫い目データ記憶装置30に記憶された縫い目
データとから刺繍枠21の位置を逐次確認するように構
成されている。このような構成に限らず、XYモータ6
6やXY移動機構67或いは先端キャリッジ7や刺繍枠
21自体に位置センサ等を設けて位置検出を行っても良
い。
【0013】速度制御モード設定釦35は速度制御のモ
ードを設定するものであり、この実施形態では上限速度
を限定するモードと条件に応じて縫い目形成機構62の
最適速度を1又は1以上の縫い目毎に演算するモードと
を選択できるようになっている。
【0014】CPU50には更に布/枠種類選択釦36
と布/枠種類検出装置37及び布/枠種類情報記憶装置
38とが接続されている。布/枠種類選択釦36は操作
者が布の種類或いは枠の種類を入力するためのものであ
る。布の種類は、布の重さ、厚さ、或いは材質などに応
じて類別されている。材質は主に摩擦抵抗に基づいて決
定される。枠の種類は枠の大きさ、重さ等により類別さ
れている。これらの類別は必要に応じて設定可能であ
る。これらの布の種類及び枠の種類に関する情報は布/
枠種類情報記憶装置38に記憶されており、布/枠種類
選択釦36の操作により選択され、該情報が取り出され
るようになっている。
【0015】布/枠種類検出装置37と布/枠種類選択
釦36とは選択的にどちらか一方を設けることも可能で
あり、両方を設けることも可能である。布/枠種類検出
装置37は刺繍枠取付部20に取り付けられた刺繍枠2
1の種類及び刺繍枠21に取り付けられた刺繍対象物で
ある布の種類を検出するものである。例えば刺繍枠取付
部20にセンサを設けておき、刺繍枠21側に枠の種類
に応じた識別信号を付与しておけば刺繍枠21の種類の
識別は簡単に行える。また布の種類は光センサ等により
光の反射或いは重みセンサなどにより布の重み等を検出
するように構成することが可能である。布/枠種類検出
装置37により検出された布の種類或いは枠の種類に応
じて布/枠種類情報記憶装置38から情報が読み出され
るように構成されている。
【0016】速度設定プログラム記憶装置33は上記情
報に基づいて、縫目形成機構62の駆動速度の上限を決
定するようになっている。この実施形態では布種、枠
種、枠の位置に基づいて上限速度を決定するように構成
されている。布種と枠種は縫いの途中で上限が変わるこ
とがないが、枠の位置は逐次変化するので、1縫い毎或
いは数縫い毎に枠の位置に基づく上限速度を設定するこ
とも可能である。布種、枠種、枠の位置等の複数のパラ
メータを使用する場合には、各パラメータ毎に上限速度
を求め、その中の最も遅い速度を縫目形成機構62の速
度とするようになっている。
【0017】速度設定プログラム記憶装置33では基本
的に縫い目データ記憶装置30の縫い目データに基づい
て速度を決定し、該速度が上記で設定した上限速度を超
える場合には、該上限速度を運転速度とするように構成
されている。
【0018】速度設定プログラム記憶装置33における
速度の決定は、本願出願人による米国特許第5、764
031号に記載の構成を採用している。この構成を簡単
に説明する。縫い目データ記憶装置30に記憶された縫
い目データの一例を図3に示す。この例では、0から3
0までの番地(縫い順)毎に、X、Yの相対座標△x、
△yが設定されている。従って、該座標がそのまま移動
距離も表している。図4に示すように移動距離/速度対
応テーブル34には刺繍枠21の移動距離に対応した速
度が予め設定されている。刺繍枠21の移動距離は実移
動距離を△x、△yから算出して求めても良いし、或い
は△x、△yの中の大きな値を採用しても良い。各番地
には該移動距離(相対座標)に応じた速度が設定される
ようになっている。この例では△x、△yの大きい方の
値に対応して、移動距離/速度対応テーブル34に規定
される速度に従って設定されている。例えば番地2で
は、X方向の移動量が3でY方向の移動量が2であるか
ら、移動量3に対応する図4の速度400が設定される
ようになっている。
【0019】次に各番地を先頭番地として、N番地先ま
での番地を1ブロックとする。例えばN=3とした場
合、図3に示すように番地1から番地3までがブロック
となる。次に番地2から番地4までがブロック、番
地3から番地5までがブロックというようにブロック
化がなされる。そして、各ブロック毎の最小速度Vnを
そのブロックの先頭番地における縫い速度とするように
構成されている。例えば、ブロックをみると各番地の
速度は500、400、300となっており、この中の
最小が300であるから、番地1の縫い速度は300と
なる。
【0020】このように決定された速度を上記した上限
速度と比較して、上限速度よりも低くければ、該決定速
度により縫い目形成機構62を駆動する。上限速度より
も大きければ、該上限速度で縫い目形成機構62を駆動
するように構成されている。
【0021】上限速度を設定するのではなく、縫い目デ
ータに加えて布種、枠種、枠の位置などの情報に基づい
て、所定の関数を用いて縫目形成機構62の駆動速度を
直接導くことも可能である。
【0022】図5により、上限速度を設定する場合の動
作を説明する。最初に枠種hと布種cの情報を布/枠種
類選択釦36により入力する(ステップS1)。CPU
50は該入力された情報に基づいて最大速度Vhcma
xを設定する(ステップS2)。タイミング信号発生装
置64からの信号があると(ステップS3)、刺繍デー
タから最大移動量データdを取得し(ステップS4)、
同時に刺繍枠位置検出装置32から枠位置pを取得する
(ステップS5)。そして、該枠位置pに対応する最大
速度Vpmaxを読み出し(ステップS6)、前記Vh
cmaxとこのVpmaxとを比較し(ステップS
7)、低い速度の方を最大速度Vmaxとして設定する
(ステップS8、9)。
【0023】そして前記取得した最大移動量データdか
ら、前述したアルゴリズムに従って縫い目形成機構62
の速度Vnを求める(ステップS10)。そして、この
速度Vnが上限速度Vmaxより大きいか否か判定し
(ステップS11)、大きければ上限速度Vmaxを採
用し(ステップS12)、大きくなければVnをそのま
ま採用し(ステップS13)、該速度を出力し(ステッ
プS14)、動作を終了する(ステップS15)。
【0024】次に図6により、縫目形成機構62の速度
を逐次直接求める場合の動作を説明する。最初に枠種h
と布種cの情報を布/枠種類選択釦36により入力する
(ステップS20)。CPU50は該入力された情報に
基づいて最大速度Vhcmaxを設定する(ステップS
21)。タイミング信号発生装置64からの信号がある
と(ステップS22)、刺繍データから最大移動量デー
タdを取得し(ステップS23)、同時に刺繍枠位置検
出装置32から枠位置pを取得する(ステップS2
4)。そして前記取得した最大移動量データdと枠位置
pとから、所定の関数に基づいて縫い目形成機構62の
速度Vnを求める(ステップS25)。そして、この速
度Vnが上限速度Vmaxより大きいか否か判定し(ス
テップS26)、大きければ上限速度Vmaxを採用し
(ステップS27)、大きくなければVnをそのまま採
用し(ステップS28)、該速度を出力し(ステップS
29)、動作を終了する(ステップS30)。
【0025】なお、上記ではY方向の刺繍枠21位置に
関してのみパラメータとして用いているが、XY移動機
構67の機構によっては、X方向の刺繍枠21をパラメ
ータとして用いることが安定した運転のために好ましい
ことも考えられる。この場合にはY方向に加えてX方向
の位置をパラメータとして追加することも当然に可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の刺繍縫いミ
シンによれば、布の種類や枠の種類或いは布の位置に対
応して速度制御がなされるから、安定した運転が行わ
れ、安定した縫いを実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す外観斜視図。
【図2】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施形態における速度決定の説明
図。
【図4】本発明の一実施形態における移動距離/速度の
テーブル。
【図5】本発明の一実施形態の動作を説明するフローチ
ャート図。
【図6】本発明の他の実施形態の動作を説明するフロー
チャート図。
【符号の説明】
1:アーム機枠、2:ベース、7:先端キャリッジ、2
0:刺繍枠取付部、21:刺繍枠、30:縫い目データ
記憶装置、31:一時記憶装置、32:刺繍枠位置検出
装置、33:速度設定プログラム記憶装置、34:移動
距離/速度対応テーブル、35:速度制御モード設定
釦、36:布/枠種類選択釦、37:布/枠種類検出装
置、38:布/枠種類情報記憶装置、50:CPU、5
1:プログラム記憶装置、53:回転速度指令装置、5
4:縫いモード選択釦、55:表示制御装置、56:表
示装置、60:ミシンモータ駆動装置、61:ミシンモ
ータ、62:縫目形成機構、63:モータ回転検出セン
サ、64:タイミング信号発生装置、65:XYモータ
駆動回路、66:XYモータ、67:XY移動機構、6
9:刺繍枠、70:針棒、71:針。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村 上 英 二 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA07 AA15 CB03 CB04 CE01 CE03 CE28 GD04 LA24 LA29 LA34 LA40 LA73 LA85 LA90 LB01 LB02 MA02 MA08 MA16 NA27 NA74 NA77 NB09 NC02 NC03 QA06 QA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針を上下動させて縫いを実行するための
    縫い実行手段と、 刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段とを含み、移
    動することにより該刺繍対象物に刺繍を実現するための
    移動体と、 縫いを実行する刺繍形状に応じて前記刺繍対象物を移動
    させる位置を特定するための縫い目データを記憶するた
    めの記憶手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;前
    記移動体に関する情報を与えるための手段と、 該移動体に関する情報を1つのパラメータとして前記縫
    い実行手段の縫い速度を制御するための速度制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする刺繍縫いミシン。
  2. 【請求項2】 針を上下動させて縫いを実行するための
    縫い実行手段と、 刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段とを含み、移
    動することにより該刺繍対象物に刺繍を実現するための
    移動体と、 縫いを実行する刺繍形状に応じて前記刺繍対象物を移動
    させる位置を特定するための縫い目データを記憶するた
    めの記憶手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;前
    記移動体に関する情報を与えるための手段と、 前記刺繍対象物の位置を検出する位置検出手段と、 該移動体に関する情報と刺繍対象物の位置をパラメータ
    として前記縫い実行手段の縫い速度を制御するための速
    度制御手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍縫いミシン。
  3. 【請求項3】 前記刺繍対象物が布であって、 前記移動体に関する情報が、少なくとも布の厚み、重
    さ、材質の中の1を含む、 請求項1又は2に記載の刺繍縫いミシン。
  4. 【請求項4】 前記移動体に関する情報が、前記刺繍対
    象物を保持するための手段の大きさ、重さの中の少なく
    とも1を含む、 請求項1又は2又は3に記載の刺繍縫いミシン。
  5. 【請求項5】 前記速度制御手段は、縫い実行手段の縫
    い速度の上限を制限することにより速度を制御する、 請求項1又は2又は3又は4に記載の刺繍ミシン。
  6. 【請求項6】 前記速度制御手段は、縫い実行手段の縫
    い速度を逐次算出して制御する、 請求項1又は2又は3又は4に記載の刺繍縫いミシン。
  7. 【請求項7】 前記移動体情報に関する情報を入力する
    ための入力手段を更に備えた、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の刺繍
    縫いミシン。
  8. 【請求項8】 前記移動体情報に関する情報を検出する
    ための検出手段を更に備えた、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載
    の刺繍縫いミシン。
  9. 【請求項9】 前記速度制御手段は、前記移動体が重く
    なるほど、縫い実行手段の縫い速度が遅くなるように制
    御する、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8
    に記載の刺繍ミシン。
  10. 【請求項10】 前記速度制御手段は、前記刺繍対象物
    の厚みが大きくなるほど、縫い実行手段の縫い速度が遅
    くなるように制御する、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8
    又は9に記載の刺繍ミシン。
  11. 【請求項11】 前記速度制御手段は、移動体が刺繍ミ
    シン本体から延出するに伴い、縫い実行手段の縫い速度
    が遅くなるように制御する、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8
    又は9又は10に記載の刺繍ミシン。
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