JP2001328206A - 金属蒸着フィルムおよびそれを用いた粘着シート - Google Patents

金属蒸着フィルムおよびそれを用いた粘着シート

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JP2001328206A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面基材に金属蒸着(例えばアルミ蒸着)した
ポリオレフィン系フィルムを用いた表示ラベル等に使用
する粘着シートに関する。 【解決手段】透明フィルムの片面に金属蒸着層を形成し
た金属蒸着フィルムにおいて、透明フィルムがポリオレ
フィン系フィルムであり、その片面に金属蒸着の密着性
を高めるための接着層を有し、接着層面に金属蒸着層を
形成し、他方の面には易印刷層を有してなり、且つ接着
層中にブロッキング防止剤を含有することを特徴とする
金属蒸着フィルム、および該金属蒸着フィルムの金属蒸
着を施した面に、直接或いは中間層を介して粘着剤層を
形成した粘着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面基材に金属蒸
着(例えばアルミ蒸着)したポリオレフィン系フィルム
を用いた表示ラベル等に使用する粘着シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着シートは、表面基材、粘着剤
層、および剥離シートを積層した構成であり、商業用、
事務用、工程管理用、物流管理用、家庭用等、非常に広
範囲にわたって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペ
ン、配送伝票等の形で使用されている。
【0003】粘着シートの一つの用途として、表面基材
としてポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリオレ
フィン系フィルムなどのフィルムにアルミニウムを蒸
着、および更に印刷を施した意匠性の優れたアルミニウ
ム蒸着ラベル(以下、アルミ蒸着ラベルともいう。)と
いったものがある。中でもポリオレフィン系フィルムを
用いた蒸着ラベルは、その特性である柔軟性、平滑性、
透明性などのため、金属光沢が良好で表示ラベルとして
デザイン的にも優れている。さらにそのデザイン性や柔
軟性から、ボトルや瓶などの容器の表示用ラベル等とし
て使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる粘着シート(蒸
着ラベル)を表示用ラベルとして使用する際、内容物の
表示などの印刷が行われるが、ボトルや瓶などの容器で
は、使用時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたり
することにより、印刷がはがれたり、アルミ蒸着層がは
がれたりする場合が多い。しかも、これらの容器はラベ
ルを貼合したままの状態で使用される場合が多いため、
印刷物の密着性、アルミ蒸着層の密着性の改善が要求さ
れる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、アルミ蒸着層
のこすれによる不良をなくすためにフィルム基材の粘着
剤層を設ける側に金属蒸着の密着性を高めるための接着
層(以下、蒸着接着層ともいう。)を設け、蒸着処理を
施すことにした。一方、ポリオレフィン系フィルムは、
インキの密着性が弱く、コロナ処理を施してもインキの
密着性が不十分で、表示ラベルとして使用した場合、印
刷が取れたり、読めなくなってしまう。そのため印刷す
る表面には易印刷層をコートすることにより、印刷物の
密着性が改善されることを見出した。しかしながら、蒸
着接着層を塗工し、巻き取りにした際、易印刷層と接触
するためにブロッキングを引き起こす。そこで、蒸着接
着層中にブロッキング防止剤を添加しても蒸着外観を損
なわず、かつ、ブロッキングを防止することを見出し
た。
【0006】(1)即ち本発明は、透明フィルムの片面
に金属蒸着層を形成した金属蒸着フィルムにおいて、透
明フィルムがポリオレフィン系フィルムであり、その片
面に金属蒸着の密着性を高めるための接着層を有し、接
着層面に金属蒸着層を形成し、他方の面には易印刷層を
有してなり、且つ接着層中にブロッキング防止剤を含有
することを特徴とする金属蒸着フィルムである。
【0007】更に、フィルム基材として透明性に優れる
ポリオレフィン系フィルム、特にポリプロピレンフィル
ムを用いた場合、フィルムに直接蒸着したのでは密着性
が弱く、金属蒸着層とフィルム層の間で層間剥離を起こ
しやすい。特に水や石鹸水に漬けたりして使用するとそ
の層間剥離が顕著に起こしてしまう。フィルムと金属蒸
着層の間に樹脂を主成分とする接着層を設けることによ
り、金属蒸着層の密着性が改善されることがわかった。 (2)即ち、フィルム基材の金属蒸着層を形成する面
に、接着層としてアクリルポリオールと塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合樹脂を含む塗液を塗工した層、エチレン
イミン系ポリマーまたはアミノエチル化樹脂を含む塗液
を塗工した層、ニトロセルロースとアクリルポリオール
の樹脂を含む塗液を塗工した層のいずれかである前記
(1)記載の金属蒸着フィルムである。特に、接着層が
アクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂と、イソシアネート化合物を含む塗液を塗工した層が
好ましい。
【0008】また、金属光沢感を失うことがないように
蒸着接着層中に添加するブロッキング防止剤について研
究を重ねた結果、特定の顔料が優れていることを見出し
た。 (3)即ち、接着層中のブロッキング防止剤が略真球状
の有機顔料である前記(1)または(2)記載の金属蒸
着フィルムである。略真球状の有機顔料は、粒子径が
1.0〜10μm程度が好ましく、蒸着接着層の固形分
100重量部中0.1〜1.0重量部程度の配合が好ま
しい。
【0009】更に、表面基材への印刷適性について研究
を重ねた結果、特定の樹脂を用いた易印刷層が優れるこ
とを見出した。 (4)易印刷層が、エチレン系共重合体の水分散溶液を
塗工した層である前記(1)〜(3)のいずれか一項に
記載の金属蒸着フィルムである。 (5)易印刷層が、オキサゾリン基変性樹脂を成分とし
て含む塗液を塗工した層である前記(1)〜(3)のい
ずれか一項に記載の金属蒸着フィルムである。
【0010】(6)易印刷層が、フィルム成形時の縦延
伸と横延伸の間でエチレン系共重合体の水分散溶液を塗
工乾燥した表面にオキサゾリン基変性樹脂を成分として
含む塗液を塗工した層である前記(1)〜(3)のいず
れか一項に記載の金属蒸着フィルムである。
【0011】(7)更に、前記易印刷層中の成分とし
て、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から
選ばれる少なくとも1種とオキサゾリン基変性樹脂を併
用した前記(5)または(6)記載の金属蒸着フィルム
である。
【0012】(8)本発明は前記(1)〜(7)のいずれ
か一項に記載の金属蒸着フィルムの金属蒸着を施した面
に、直接或いは中間層を介して粘着剤層を形成した粘着
シートである。 (9)粘着剤がアクリル酸エステル共重合体を主成分と
するアクリル系粘着剤である前記(8)記載の粘着シー
トである。
【0013】
【発明の実施の形態】金属蒸着フィルムとしては、透明
なポリオレフィン系フィルムの片面に金属蒸着層との密
着を強めるための接着層を有し、該接着層中にブロッキ
ング防止剤を含有し、接着層面に金属蒸着を施し、金属
蒸着層を形成しない面には易印刷層を有する構成であ
る。
【0014】本発明で使用する基材フィルムに用いられ
るポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−nブチ
ルアクリレート共重合体などが挙げられる。また、これ
らは単独で使用してもよく、任意の組み合わせになる混
合物も好適に使用できる。また、単層或いは複数層の構
造であってもよい。また、これらのポリオレフィン系樹
脂には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、充填剤等を添加することができる。
【0015】ポリプロピレンを主成分とするフィルムを
更に例示すると、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重
合体、またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレ
ン組成物であり、ポリプロピレンのホモポリマーは勿論
のこと、エチレン、ブテン、4−メチルペンテンなどで
代表されるα−オレフィン類やスチレンで代表される芳
香族系オレフィン類、ブタジエンで代表されるジエン類
等のプロピレンと共重合可能なモノマーとプロピレンと
の共重合体、あるいはポリプロピレンやポリプロピレン
共重合体と、これらのものとの公知ブレンド物、例えば
ポリエチレン、各種エチレン共重合体のようなポリ・α
・オレフィン類、ポリスチレン、合成ゴム、テルペン樹
脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル等とのブ
レンド物、あるいはこれらの混合物等を主成分とするも
ので、ポリプロピレン共重合体の共重合成分、あるいは
ブレンド組成物のブレンド成分等の種類と量は、ポリプ
ロピレンフィルムとして特質を失わないものであれば特
に限定されない。また、紫外線吸収剤などの助剤を含ん
でもかまわない。
【0016】なお、ポリオレフィン系フィルムは、片面
に金属蒸着層を形成した際に反対面から見える程度に透
明である必要がある。従って、ボイドが形成されるよう
な材料のフィルム中への添加は好ましくない。また、ポ
リオレフィン系フィルムの厚さは、特に限定されるもの
ではないが、ラベル用としては25〜200μm、プラ
スチック容器用表示ラベル用としては25〜80μm程
度である。
【0017】ポリオレフィン系フィルムの片面に形成さ
れる易印刷層は、大きく分けると、 フィルムを縦延伸後に易印刷層用樹脂の塗工した層を
設け、横延伸したもの、 二軸延伸したフィルムに易印刷用樹脂の塗工した層を
施したもの、の二通りあり、本発明はどちらの方法も可
能である。また、の方法を用いて易印刷層を形成し、
更にの方法で易印刷層を形成する方法、の方法を用
いて易印刷層を形成し、更にの方法で易印刷層を形成
する方法などにより、複数層の易印刷層を形成すること
もできる。
【0018】ポリプロピレンを主成分としたときの前
者の方法について説明する。ポリプロピレン組成物を常
法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に延伸して縦
方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦方向一軸延伸
フィルムの所望の片面あるいは両面に、該面の濡れ張力
を増大させるために火炎処理および/またはコロナ放電
処理を施すこともできる。しかる後該面に易印刷層を塗
工、乾燥後、横延伸して得る。
【0019】塗工する樹脂としては、アクリル系樹脂、
ポリエステル樹脂、エチレン系共重合体樹脂、SBR樹
脂、酢酸ビニル樹脂などがあり、中でもエチレン系共重
体が密着性に優れるので好ましい。エチレン共重合体と
は、例えば、エチレン−(メタ)−アクリル酸エステル
−(メタ)アクリル酸共重合体およびエチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸塩共重合
体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレ
イン酸共重合体、エチレン−グリシジル(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体などから選ばれた少なくとも1種
を挙げることができる。また、必要に応じて塗液中にブ
ロッキング防止のための顔料を添加してもよい。
【0020】これらの樹脂を塗工する方法としては、公
知の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロー
ル方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロー
ル方式などの方法が利用できる。塗工した後、横方向へ
の延伸に先立って塗工した層を十分に乾燥させ、横延伸
させる。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面にさらにコロ
ナ放電処理を施すこともできる。このようにして易印刷
層を持つポリプロピレンフィルムを得る。この場合の塗
工量は、0.005〜1.0g/m2程度、好ましくは
0.005〜0.5g/m2の範囲である。このように
して形成した易印刷層は透明性が優れるので好ましい。
【0021】後者の方法について説明する。ポリプロ
ピレン組成物を常法に従って二軸延伸されたポリプロピ
レンフィルムを得る。この表面に易印刷用樹脂を塗工し
て得られる。易印刷用樹脂としては特に限定されるもの
ではないが、オキサゾリン基変性樹脂とバインダー樹脂
を用いたものが基体フィルム、インキとの密着性が優れ
ているので好ましい。オキサゾリン基変性樹脂とは、樹
脂中にオキサゾリン基が存在するものであれば如何なる
ものでも構わない。例えば、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、SBR樹脂、ポリオレフィン樹脂にオキサゾリ
ン基をグラフト結合させたものなどを挙げることができ
る。オキサゾリン基変性樹脂は、塗工層中に2〜50重
量部含有されていることが好ましく、より好ましくは5
〜20重量部が好ましい。2重量部未満の場合は、ポリ
オレフィン系フィルムとの密着性が悪くなる。用いるバ
インダー樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、SBR樹脂などから選ばれた少なくとも1
種を挙げることができる。
【0022】易印刷層中に、ブロッキング防止のため、
顔料を配合することができる。顔料は、塗工層中5重量
部以下であることが好ましい。5重量部より多い場合に
は、フィルムの透明性が低下し、蒸着後の外観を損ね
る。
【0023】これら易印刷層を塗工する方法として公知
の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール
方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール
方式などの方法が利用できる。なお、易印刷層の塗工量
は0.05〜1.0g/m2であることが好ましい。よ
り好ましくは、0.1〜0.5g/m2であることが好
ましい。0.05g/m2より少ないと均一な塗工層の
形成が難しく、1.0g/m2より多い場合は、その上
に設ける塗工層との密着性が低下する。また、塗工層を
設ける際には、必要に応じて、ポリプロピレンフィルム
表面をコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照
射処理などの処理を施した後に易印刷層を設けたり、易
印刷層を設けた後にコロナ処理、火炎処理、プラズマ処
理、紫外線照射処理などの処理を施してもよい。
【0024】フィルムと金属蒸着層の密着性を高めるた
めに接着層(蒸着接着層)を形成する。蒸着接着層の構
成としては、金属蒸着層の密着性が改善される樹脂(化
合物)を塗工した層であればよい。具体的には、アクリ
ルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体や、エ
チレンイミン系ポリマーやポリエチレンイミンを含有す
るメタクリル酸エステルの化合物や、ニトロセルロース
とアクリルポリオールの樹脂は、密着性が優れ、且つ耐
水性にも優れるので好ましい。なお硬化剤や紫外線吸収
剤などの助剤を蒸着接着層に添加することもできる。特
にアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体にイソシアネート化合物を添加して架橋促進させると
密着性が更に向上するので好ましい。
【0025】本発明は、上記蒸着接着層を形成したフィ
ルムを巻き取る(蒸着工程の前に一旦巻き取る)場合、
易印刷層と蒸着接着層の接触によるブロッキングを防止
するために、蒸着接着層中に予めブロッキング防止剤を
配合する。ブロッキング防止剤としては、ブロッキング
を防止する材料であれば限定するものではないが、有機
顔料、無機顔料が少量の添加でブロッキングを防止でき
るので配合することが好ましい。有機顔料、無機顔料と
しては透明性を損なわないものであれば特に限定はない
が、略真球状(真球状乃至真球状に近い球状)を有する
有機顔料であることが特に好ましい。このような有機顔
料としては、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、お
よびスチレン−アクリル共重合体樹脂顔料などが挙げら
る。これらの中でも、透明性に優れているポリメタクリ
ル酸エステル系架橋物(アクリル系樹脂)が特に好まし
い。顔料(有機顔料)は蒸着接着層の固形分100重量
部中、0.1〜1.0重量部の配合が好ましく、特に好
ましいのは0.2〜0.5重量部程度である。0.1重
量部未満の配合ではブロッキング防止の効果が少なく、
1.0重量部を超えると蒸着外観を損なうことになる。
また、有機顔料の粒子径は特に限定されるものではない
が、1.0〜10μmであるのが好ましい。1.0μm
以下であると粒子が細かいため、透明性が低下し蒸着外
観を損なう。10μmを超えると蒸着面上に凸凹がで
き、蒸着外観を損なう。
【0026】蒸着接着層の形成方法としては、上記の成
分を、例えばトルエン、酢酸エチル、IPA、MEKな
どの溶媒で塗工可能な程度に希釈し、例えば、メタリン
グバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、ス
プレー方式、リバースロール方式などの公知の塗工方法
により形成できる。また、蒸着接着層を設ける際には、
必要に応じて、ポリプロピレンフィルム表面をコロナ処
理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処
理を施した後に蒸着接着層を設けたり、蒸着接着層を設
けた後にコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線
照射処理などの処理を施してもよい。
【0027】蒸着接着層の厚みは金属蒸着層との密着が
良好であれば問題なく、特に限定されるものではない
が、過剰の塗工はコスト高になり、また、ブロッキング
が生じ易くなることから、3.0μm以下、好ましくは
1.5μm以下の程度の範囲で形成するとよい。なお、
易印刷層と接着層を同時に塗工して、易印刷層と接着層
を形成しても良い。
【0028】また、蒸着接着層として、フィルムを縦延
伸後に接着性を改良する樹脂を塗工した層を設け、横延
伸したものも使用できる。かかる方法は、透明度が高い
接着層が得られるので好ましい。具体的には、ポリオレ
フィン組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦
方向に延伸して縦方向一軸延伸フィルムを得る。得られ
た縦方向一軸延伸フィルムの所望の片面あるいは両面
に、該面の濡れ張力を増大させるために火炎処理および
/またはコロナ放電処理を施すこともできる。しかる
後、該面にブロッキング防止剤を含む蒸着接着層を塗工
する。横方向への延伸に先立って塗工した層を十分に乾
燥させ、横延伸させる。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜
面にさらにコロナ放電処理を施すこともできる。このよ
うにして蒸着接着層を持つフィルムを形成することもで
きる。塗工する樹脂としてはエチレン系共重合体の水分
散溶液が好ましい。また、縦延伸後に両面に塗液を塗
工、乾燥させ、横延伸させることで、両面に樹脂皮膜面
を施すことができ、片面に易印刷用アンカー層を、他面
に蒸着接着層として使用することできる。
【0029】金属蒸着する前のフィルムのヘイズ値は5
%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下
である。金属蒸着前のフィルムのヘイズ値が5%を超え
ると金属蒸着した際に艶の状態が低下し、外観を損なう
原因となる。なお、フィルム基材、接着層、易印刷層な
どの層の少なくとも一層に着色剤(染料など)などを含
有せしめ、単に蒸着するだけでは得られない色調を得る
ことができる。
【0030】蒸着接着層上に金属を真空蒸着する方法と
しては、通常行われる真空蒸着法をそのまま用いること
ができる。使用できる金属としては、アルミニウム(ア
ルミ)がもっとも一般的であり、アルミ以外にも金、
銀、銅、クロム、錫、インジウム、アンチモン、ニッケ
ルなどが使用できる。例えば高真空にした容器のなかで
金属を基材フィルムの一面に加熱蒸着させれば良く、小
規模のバッチ式からロール状に巻いたフィルムに連続的
に蒸着する連続式まで適宜使用できる。蒸着するアルミ
の厚さは20Åから1000Åの範囲で行うが、好まし
くは500Å以下が好ましい。
【0031】本発明は、このようにして得られた蒸着フ
ィルムの金属蒸着層側に、粘着剤層および剥離シートを
積層する。なお、金属蒸着層の表面をコロナ処理、プラ
ズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施した後に粘着
剤層を積層したり、金属蒸着層の表面に蒸着層を保護す
るための樹脂層を形成した後、粘着剤層を積層しても構
わない。
【0032】本発明で用いられる粘着剤は、構成成分と
しては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル
系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系など
がある。特にアクリル系プレモノマー、もしくはアクリ
ル系モノマーなどを主成分とするアクリル系樹脂が耐候
性の点から好ましい。
【0033】アクリル系樹脂としては特に限定されず、
アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有
するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモ
ノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、
アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビ
ニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、
リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有す
るビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、
フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有す
るビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有する
ビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含
有するものが挙げられる。
【0034】また、粘着剤の形態としては溶剤型、エマ
ルジョン型、ホットメルト型などがある。エマルジョン
型の場合、金属蒸着層の変色等の要因となる恐れがある
ので注意する必要がある。これらアクリル系樹脂の粘着
物性向上のため、各種添加剤、例えばロジン等の天然樹
脂、変成ロジン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポ
リテルペン系樹脂、テルペン変成体、脂肪族系炭化水素
樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、
フェノール系樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン
系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、ビニルトルエン−
α−メチルスチレン共重合体をはじめとする粘着付与
剤、老化防止剤、安定剤、オイル等の軟化剤、充填剤、
安定剤、顔料、着色剤等を必要に応じて添加できる。こ
れらは、必要に応じて2種類以上を併用して使用するこ
ともできる。上記アクリル系樹脂は、塊状重合法、溶液
重合法、懸濁重合法、ならびに水に不溶または難溶性の
単量体を乳化剤と共に分散化させ水溶性重合開始剤を用
いて重合を行う乳化重合法等任意の方法で重合される。
また、粘着付与剤の配合割合は、上記アクリル酸エステ
ル重合体100重量部に対して1〜50重量部が好まし
い。因みに、1重量部未満では、粘着力を向上させる効
果に乏しく、50重量部を超えると、逆に粘着力が低下
する傾向にある。また、粘着剤には、多官能エポキシ化
合物、金属キレート化合物、多官能イソシアネート化合
物などの架橋剤を必要に応じて添加できる。粘着剤層と
金属蒸着層との密着性を向上させるためには、多官能イ
ソシアネート化合物が好ましく、この中でもヘキサメチ
レンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ジイソシア
ネート化合物が特に好ましい。
【0035】粘着剤層を形成させるには、剥離シートへ
前記の如き粘着剤を塗工し、必要により乾燥して粘着剤
層を形成せしめ、表面基材と貼り合わせることにより、
或いは表面基材に粘着剤を塗工した後、剥離シートと貼
り合わせることにより、本発明の粘着シートが得られ
る。なお、作業効率などから前者の方法が好ましい。
【0036】この粘着剤の塗工装置としては、リバース
ロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロ
ットダイコーター、エアーナイフコーター、リバースグ
ラビアコーター、バリオグラビアコーター等が使用さ
れ、塗工量は乾燥重量で5〜50g/m2の範囲で、よ
り好ましくは10〜30g/m2の範囲で調節される。
因みに5g/m2未満では、被着体に対する粘着力が不
十分となり、一方50g/m2を超えると粘着剤がはみ
出したり、剥離時に凝集破壊の原因や打ち抜き時に身上
がりの原因となるおそれがある。
【0037】粘着剤層を覆う剥離シートとしては、特に
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポ
リビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂
などを塗工した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのプラスチックフィルムに、フッ素樹脂
やシリコーン樹脂等を乾燥重量で0.1〜3g/m2
度になるように塗工し、熱硬化や電離放射線硬化等によ
って剥離剤層を設けたものが適宜使用される。
【0038】この場合の塗工装置としては、バーコータ
ー、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビアコータ
ー、オフセットグラビアコーター、多段ロールコーター
等が適宜使用される。
【0039】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
【0040】実施例1 (基体フィルムの製造)135℃のテトラリン中で測定
したときの固有粘度が2.4、沸騰n−ペンタン抽出残
分(i,i)が97%のポリプロピレンを口径50mm
φの押出機に供給し、290℃でTダイから溶融押し出
しし、40℃に冷却し未延伸シートを作成した。これを
縦方向に5倍に延伸し、この縦延伸フィルムの片面にス
パークギャップ方式によるコロナ放電処理を施し、次い
でコロナ放電処理面に、下記の塗液を塗工、乾燥し、易
印刷層を形成した。次いで横方向に8倍に延伸して厚さ
50μmのポリプロピレンフィルムを得た。なお、基体
フィルムの易印刷層の塗工量は0.01g/m2であっ
た。 「易印刷層用塗液」 ・エチレン−アクリル酸−無水マレイン酸共重合体 99部 (商品名「セポルジョンM220E」、住友精化製) ・シリカ 1部 (商品名「サイリシア310」、富士シリカ製)
【0041】(蒸着フィルムの製造)基体フィルムの易
印刷層とは反対面に、下記の塗液をトルエンで希釈後、
厚み0.7μmとなるように塗工して蒸着接着層を形成
した。次いで蒸着接着層の面にアルミニウムを200〜
500Åの厚さに蒸着加工した。 「蒸着接着層用塗液」 アミノエチル化樹脂 99.5部 (商品名「NK−350」、日本触媒製) 有機顔料 0.5部 (商品名「エポスターMA1002」、真球状、平均粒子径2μm、日本触媒製 )
【0042】(粘着シートの製造)アクリル系粘着剤
(商品名「OPT−1」、サイデン化学株式会社製)に
金属キレート系架橋剤(商品名「M−2」、サイデン化
学株式会社製)を添加混合し、粘着剤塗液とした。市販
のポリエチレンテレフタレートセパレーター(商品名
「セラピールBK#25」、東洋メタライジング株式会
社製)に上記粘着剤塗液を乾燥重量で20g/m2とな
るようにコンマコーターで塗工、90℃で1分間乾燥さ
せた後、先に加工した表面基材と貼り合わせて粘着シー
トを得た。
【0043】実施例2 実施例1の基体フィルムの製造を下記の基体フィルムの
製造に変更した以外は実施例1と同様に粘着シートを得
た。(基体フィルムの製造)二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム(商品名「PY−201」、王子製紙株式会社
製)(厚さ50μm)の片面に、下記の塗液を0.15
g/m2となるようにグラビア方式で塗工し、易印刷層
を形成し基体フィルムを得た。 「易印刷層用塗液」 ・オキサゾリン基変性樹脂 5部 (商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製) ・アクリル樹脂 95部 (商品名「AC−2235」、ロームアンドハース製)
【0044】実施例3 実施例1において使用した基体フィルム上に下記の塗液
を塗工した基体フィルムに変更した以外は実施例1と同
様に粘着シートを得た。 (基体フィルムの製造)実施例1の基体フィルムの易印
刷層上に、下記の塗液を0.15g/m2となるように
グラビア方式で塗工し、易印刷層を形成し基体フィルム
を得た。 「易印刷層用塗液」 ・オキサゾリン基変性樹脂 15部 (商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製) ・ポリエステル樹脂 85部 (商品名「A515G」、高松油脂製)
【0045】実施例4 エマルジョン型アクリル系粘着剤(L−145A、日本
カーバイド工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と
同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0046】比較例1 実施例1において、蒸着フィルムを下記に変更した以外
は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。 (蒸着フィルムの製造)二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム(商品名「PY−201」、王子製紙株式会社製)
(厚さ50μm)の片面にアルミニウムを200〜50
0Åの厚さに蒸着加工し、蒸着フィルムを得た。
【0047】比較例2 実施例1において、蒸着接着層を設けない以外は実施例
1と同様にして、粘着シートを得た。
【0048】比較例3 実施例2において、易印刷層を設けない以外は実施例2
と同様にして、粘着シートを得た。
【0049】比較例4 実施例1において、有機顔料を抜いた以外は実施例1と
同様にして、粘着シートを得た。
【0050】このようにして得られた粘着シートについ
て、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
【0051】<評価項目> [蒸着層密着強度]得られた粘着シートを厚さ5mmの
耐熱ガラスに張り付け、40℃の温水に48時間漬け込
み、取り出した後、粘着テープ(王子化工株式会社製)
を150mm貼り、指で均一に圧着したのち、素早く引
き剥がし、蒸着層で層間剥離しないかを調べる。 ○:層間剥離しない ×:層間剥離する
【0052】[UV凸版インキ密着性]得られた粘着シ
ートを、恩田製作所シール印刷機を用いてUV印刷(使
用インキ:FLASH DRY FDO−G、東洋インキ
製)を行った。印刷されたサンプルを粘着テープ(王子
化工株式会社製)を、空気を抱き込まないようにして貼
り付け、指で押圧してから180°剥離させ、評価し
た。 ○:インキが剥がれない ×:インキが剥がれる
【0053】[UVフレキソインキ密着性]得られた粘
着シートをKプリンティングプルーファー(R K P
rint−Coat Instruments Lt
d.製)を用いてUVフレキソ印刷(使用インキ:BE
STCURE UVフレキソ 白FP、T&K TOK
A製)を行った。印刷されたサンプルをカッターナイフ
で碁盤目の切れ込みを入れ、粘着テープ(王子化工株式
会社製)を空気を抱き込まないようにして貼り付け、指
で押圧してから180°剥離させ、評価した。 ◎:全くインキが剥がれない ○:インキが若干剥がれる ×:インキが剥がれる
【0054】[ブロッキング]蒸着する前のフィルムを
5cm角に切り、10枚重ね合わせ5kgの重りを載
せ、40℃70%RHの環境で24時間放置しブロッキ
ングの有無を調べた。 ○:ブロッキングがない ×:ブロッキングがある
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、 本発
明の粘着シートは、印刷および金属蒸着の密着性に優れ
るので、表示用ラベル等に用いても印刷や蒸着がはがれ
たりすることなく、また水などに付けても層間剥離を生
じることのない粘着シートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09D 5/02 C09D 5/02 201/02 201/02 C09J 201/00 C09J 201/00 Fターム(参考) 4F100 AB01D AH00H AJ06C AK03B AK04A AK04J AK15C AK15J AK22C AK22J AK25A AK25C AK25E AK25J AK31C AK35C AK41A AL01A AL01C AL01E AL05A AL05C AR00A AR00C AR00E BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E CA13C CA17C DE04C DE04H EH66D GB90 HB31A JK06 JL11C JL13E JN01B 4J004 AA05 AA08 AA10 AA11 AA14 AB01 AB03 CA00 CC03 CE01 DA01 DB02 FA01 4J038 CA041 CB061 CB071 CF021 CG141 CP041 DD001 GA08 KA08 4J040 BA051 DB062 DC051 DE021 DF021 DF022 DF051 EH011 KA20 KA23 LA06 MA11 MB03 NA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明フィルムの片面に金属蒸着層を形成し
    た金属蒸着フィルムにおいて、透明フィルムがポリオレ
    フィン系フィルムであり、その片面に金属蒸着の密着性
    を高めるための接着層を有し、接着層面に金属蒸着層を
    形成し、他方の面には易印刷層を有してなり、且つ接着
    層中にブロッキング防止剤を含有することを特徴とする
    金属蒸着フィルム。
  2. 【請求項2】接着層が、アクリルポリオールと塩化ビニ
    ル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む層、エチレンイミン系
    ポリマーまたはアミノエチル化樹脂を含む層、ニトロセ
    ルロースとアクリルポリオールの樹脂を含む層の何れか
    である請求項1記載の金属蒸着フィルム。
  3. 【請求項3】ブロッキング防止剤が略真球状の有機顔料
    である請求項1または2記載の金属蒸着フィルム。
  4. 【請求項4】易印刷層が、エチレン系共重合体の水分散
    溶液を塗工した層である請求項1〜3のいずれか一項に
    記載の金属蒸着フィルム。
  5. 【請求項5】易印刷層が、オキサゾリン基変性樹脂を成
    分として含む塗液を塗工した層である請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の金属蒸着フィルム。
  6. 【請求項6】易印刷層が、フィルム成形時の縦延伸と横
    延伸の間でエチレン系共重合体の水分散溶液を塗工、乾
    燥して得たフィルムの該塗工層上にオキサゾリン基変性
    樹脂を成分として含む塗液を塗工した層である請求項1
    〜3のいずれか一項に記載の金属蒸着フィルム。
  7. 【請求項7】前記易印刷層中の成分として、アクリル樹
    脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少なく
    とも1種とオキサゾリン基変性樹脂を併用した請求項5
    又は6記載の金属蒸着フィルム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一項に記載の金属
    蒸着フィルムの金属蒸着を施した面に、直接或いは中間
    層を介して粘着剤層を形成した粘着シート。
  9. 【請求項9】粘着剤がアクリル酸エステル共重合体を主
    成分とするアクリル系粘着剤である請求項8記載の粘着
    シート。
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