JP4581267B2 - 金属蒸着フィルムを用いた粘着シート - Google Patents

金属蒸着フィルムを用いた粘着シート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面基材に金属蒸着(例えばアルミ蒸着)したポリオレフィン系フィルムを用いた表示ラベル等に使用する粘着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、粘着シートは、表面基材、粘着剤層、および剥離シートを積層した構成であり、商業用、事務用、工程管理用、物流管理用、家庭用等、非常に広範囲にわたって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で使用されている。
【0003】
粘着シートの一つの用途として、表面基材としてポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリオレフィン系フィルムなどのフィルムにアルミニウムを蒸着、および更に印刷を施した意匠性の優れたアルミニウム蒸着ラベル(以下、アルミ蒸着ラベルともいう。)といったものがある。
中でもポリオレフィン系フィルムを用いた蒸着ラベルは、その特性である柔軟性、平滑性、透明性などのため、金属光沢が良好で表示ラベルとしてデザイン的にも優れている。さらにそのデザイン性や柔軟性から、ボトルや瓶などの容器の表示用ラベル等として使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる粘着シート(蒸着ラベル)を表示用ラベルとして使用する際、内容物の表示などの印刷が行われるが、ボトルや瓶などの容器では、使用時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたりすることにより、印刷がはがれたり、アルミ蒸着層がはがれたりする場合が多い。しかも、これらの容器はラベルを貼合したままの状態で使用される場合が多いため、印刷物の密着性、アルミ蒸着層の密着性の改善が要求される。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、この課題を解決するために鋭意研究を行った結果、アルミ蒸着層のこすれによる不良をなくすためにフィルム基材の粘着剤層を設ける側に金属蒸着の密着性を高めるための接着層(以下、蒸着接着層ともいう。)を設け、蒸着処理を施すことにした。
一方、ポリオレフィン系フィルムは、インキの密着性が弱く、コロナ処理を施してもインキの密着性が不十分で、表示ラベルとして使用した場合、印刷が取れたり、読めなくなってしまう。そのため印刷する表面には易印刷層をコートすることにより、印刷物の密着性が改善されることを見出した。
しかしながら、蒸着接着層を塗工し、巻き取りにした際、易印刷層と接触するためにブロッキングを引き起こす。そこで、蒸着接着層中にブロッキング防止剤を添加しても蒸着外観を損なわず、かつ、ブロッキングを防止することを見出した。
【0006】
(1)即ち本発明は、透明フィルムの片面に金属蒸着層を形成した金属蒸着フィルムの金属蒸着面に粘着剤層を形成した粘着シートにおいて、透明フィルムがポリオレフィン系フィルムであり、その片面に金属蒸着の密着性を高めるための接着層を有し、接着層面に金属蒸着層を形成し、他方の面には易印刷層を有してなり、且つ接着層中にブロッキング防止剤を含有することを特徴とする粘着シートである。
【0007】
更に、フィルム基材として透明性に優れるポリオレフィン系フィルム、特にポリプロピレンフィルムを用いた場合、フィルムに直接蒸着したのでは密着性が弱く、金属蒸着層とフィルム層の間で層間剥離を起こしやすい。特に水や石鹸水に漬けたりして使用するとその層間剥離が顕著に起こしてしまう。フィルムと金属蒸着層の間に樹脂を主成分とする接着層を設けることにより、金属蒸着層の密着性が改善されることがわかった。
(2)即ち、フィルム基材の金属蒸着層を形成する面に、接着層としてアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む塗液を塗工した層、エチレンイミン系ポリマーまたはアミノエチル化樹脂を含む塗液を塗工した層、ニトロセルロースとアクリルポリオールの樹脂を含む塗液を塗工した層のいずれかを形成している金属蒸着フィルムを有する前記(1)記載の粘着シートである。特に、接着層がアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂と、イソシアネート化合物を含む塗液を塗工した層が好ましい。
【0008】
また、金属光沢感を失うことがないように蒸着接着層中に添加するブロッキング防止剤について研究を重ねた結果、特定の顔料が優れていることを見出した。
(3)即ち、接着層中のブロッキング防止剤が略真球状の有機顔料である前記(1)または(2)記載の金属蒸着フィルムを有する粘着シートである。略真球状の有機顔料は、粒子径が1.0〜10μm程度が好ましく、蒸着接着層の固形分100重量部中0.1〜1.0重量部程度の配合が好ましい。
【0009】
更に、表面基材への印刷適性について研究を重ねた結果、特定の樹脂を用いた易印刷層が優れることを見出した。
(4)易印刷層が、エチレン系共重合体の水分散溶液を塗工した層である前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の粘着シートである。
(5)易印刷層が、オキサゾリン基変性樹脂を成分として含む塗液を塗工した層である前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の粘着シートである。
【0010】
(6)易印刷層が、フィルム成形時の縦延伸と横延伸の間でエチレン系共重合体の水分散溶液を塗工乾燥した表面にオキサゾリン基変性樹脂を成分として含む塗液を塗工した層である前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の粘着シートである。
【0011】
(7)更に、易印刷層中の成分として、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少なくとも1種とオキサゾリン基変性樹脂を併用した(5)または(6)記載の粘着シートである。
【0012】
(8)本発明は前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の金属蒸着フィルムの金属蒸着を施した面に、直接或いは中間層を介して粘着剤層を形成した粘着シートである。
(9)粘着剤がアクリル酸エステル共重合体を主成分とするアクリル系粘着剤である前記(8)記載の粘着シートである。
【0013】
【発明の実施の形態】
金属蒸着フィルムとしては、透明なポリオレフィン系フィルムの片面に金属蒸着層との密着を強めるための接着層を有し、該接着層中にブロッキング防止剤を含有し、接着層面に金属蒸着を施し、金属蒸着層を形成しない面には易印刷層を有する構成である。
【0014】
本発明で使用する基材フィルムに用いられるポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−nブチルアクリレート共重合体などが挙げられる。また、これらは単独で使用してもよく、任意の組み合わせになる混合物も好適に使用できる。また、単層或いは複数層の構造であってもよい。また、これらのポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤等を添加することができる。
【0015】
ポリプロピレンを主成分とするフィルムを更に例示すると、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重合体、またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレン組成物であり、ポリプロピレンのホモポリマーは勿論のこと、エチレン、ブテン、4−メチルペンテンなどで代表されるα−オレフィン類やスチレンで代表される芳香族系オレフィン類、ブタジエンで代表されるジエン類等のプロピレンと共重合可能なモノマーとプロピレンとの共重合体、あるいはポリプロピレンやポリプロピレン共重合体と、これらのものとの公知ブレンド物、例えばポリエチレン、各種エチレン共重合体のようなポリ・α・オレフィン類、ポリスチレン、合成ゴム、テルペン樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル等とのブレンド物、あるいはこれらの混合物等を主成分とするもので、ポリプロピレン共重合体の共重合成分、あるいはブレンド組成物のブレンド成分等の種類と量は、ポリプロピレンフィルムとして特質を失わないものであれば特に限定されない。また、紫外線吸収剤などの助剤を含んでもかまわない。
【0016】
なお、ポリオレフィン系フィルムは、片面に金属蒸着層を形成した際に反対面から見える程度に透明である必要がある。従って、ボイドが形成されるような材料のフィルム中への添加は好ましくない。また、ポリオレフィン系フィルムの厚さは、特に限定されるものではないが、ラベル用としては25〜200μm、プラスチック容器用表示ラベル用としては25〜80μm程度である。
【0017】
ポリオレフィン系フィルムの片面に形成される易印刷層は、大きく分けると、
▲1▼フィルムを縦延伸後に易印刷層用樹脂の塗工した層を設け、横延伸したもの、
▲2▼二軸延伸したフィルムに易印刷用樹脂の塗工した層を施したもの、の二通りあり、本発明はどちらの方法も可能である。また、▲1▼の方法を用いて易印刷層を形成し、更に▲2▼の方法で易印刷層を形成する方法、▲2▼の方法を用いて易印刷層を形成し、更に▲2▼の方法で易印刷層を形成する方法などにより、複数層の易印刷層を形成することもできる。
【0018】
▲1▼ポリプロピレンを主成分としたときの前者の方法について説明する。ポリプロピレン組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に延伸して縦方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦方向一軸延伸フィルムの所望の片面あるいは両面に、該面の濡れ張力を増大させるために火炎処理および/またはコロナ放電処理を施すこともできる。しかる後該面に易印刷層を塗工、乾燥後、横延伸して得る。
【0019】
塗工する樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン系共重合体樹脂、SBR樹脂、酢酸ビニル樹脂などがあり、中でもエチレン系共重体が密着性に優れるので好ましい。エチレン共重合体とは、例えば、エチレン−(メタ)−アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体およびエチレン−(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸塩共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−グリシジル(メタ)アクリル酸エステル共重合体などから選ばれた少なくとも1種を挙げることができる。また、必要に応じて塗液中にブロッキング防止のための顔料を添加してもよい。
【0020】
これらの樹脂を塗工する方法としては、公知の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方式などの方法が利用できる。塗工した後、横方向への延伸に先立って塗工した層を十分に乾燥させ、横延伸させる。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放電処理を施すこともできる。このようにして易印刷層を持つポリプロピレンフィルムを得る。この場合の塗工量は、0.005〜1.0g/m2程度、好ましくは0.005〜0.5g/m2の範囲である。このようにして形成した易印刷層は透明性が優れるので好ましい。
【0021】
▲2▼後者の方法について説明する。ポリプロピレン組成物を常法に従って二軸延伸されたポリプロピレンフィルムを得る。この表面に易印刷用樹脂を塗工して得られる。易印刷用樹脂としては特に限定されるものではないが、オキサゾリン基変性樹脂とバインダー樹脂を用いたものが基体フィルム、インキとの密着性が優れているので好ましい。オキサゾリン基変性樹脂とは、樹脂中にオキサゾリン基が存在するものであれば如何なるものでも構わない。例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂、ポリオレフィン樹脂にオキサゾリン基をグラフト結合させたものなどを挙げることができる。オキサゾリン基変性樹脂は、塗工層中に2〜50重量部含有されていることが好ましく、より好ましくは5〜20重量部が好ましい。2重量部未満の場合は、ポリオレフィン系フィルムとの密着性が悪くなる。用いるバインダー樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂などから選ばれた少なくとも1種を挙げることができる。
【0022】
易印刷層中に、ブロッキング防止のため、顔料を配合することができる。顔料は、塗工層中5重量部以下であることが好ましい。5重量部より多い場合には、フィルムの透明性が低下し、蒸着後の外観を損ねる。
【0023】
これら易印刷層を塗工する方法として公知の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方式などの方法が利用できる。なお、易印刷層の塗工量は0.05〜1.0g/m2であることが好ましい。より好ましくは、0.1〜0.5g/m2であることが好ましい。0.05g/m2より少ないと均一な塗工層の形成が難しく、1.0g/m2より多い場合は、その上に設ける塗工層との密着性が低下する。
また、塗工層を設ける際には、必要に応じて、ポリプロピレンフィルム表面をコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施した後に易印刷層を設けたり、易印刷層を設けた後にコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施してもよい。
【0024】
フィルムと金属蒸着層の密着性を高めるために接着層(蒸着接着層)を形成する。蒸着接着層の構成としては、金属蒸着層の密着性が改善される樹脂(化合物)を塗工した層であればよい。具体的には、アクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体や、エチレンイミン系ポリマーやポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステルの化合物や、ニトロセルロースとアクリルポリオールの樹脂は、密着性が優れ、且つ耐水性にも優れるので好ましい。なお硬化剤や紫外線吸収剤などの助剤を蒸着接着層に添加することもできる。特にアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体にイソシアネート化合物を添加して架橋促進させると密着性が更に向上するので好ましい。
【0025】
本発明は、上記蒸着接着層を形成したフィルムを巻き取る(蒸着工程の前に一旦巻き取る)場合、易印刷層と蒸着接着層の接触によるブロッキングを防止するために、蒸着接着層中に予めブロッキング防止剤を配合する。
ブロッキング防止剤としては、ブロッキングを防止する材料であれば限定するものではないが、有機顔料、無機顔料が少量の添加でブロッキングを防止できるので配合することが好ましい。有機顔料、無機顔料としては透明性を損なわないものであれば特に限定はないが、略真球状(真球状乃至真球状に近い球状)を有する有機顔料であることが特に好ましい。このような有機顔料としては、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、およびスチレン−アクリル共重合体樹脂顔料などが挙げらる。これらの中でも、透明性に優れているポリメタクリル酸エステル系架橋物(アクリル系樹脂)が特に好ましい。顔料(有機顔料)は蒸着接着層の固形分100重量部中、0.1〜1.0重量部の配合が好ましく、特に好ましいのは0.2〜0.5重量部程度である。0.1重量部未満の配合ではブロッキング防止の効果が少なく、1.0重量部を超えると蒸着外観を損なうことになる。
また、有機顔料の粒子径は特に限定されるものではないが、1.0〜10μmであるのが好ましい。1.0μm以下であると粒子が細かいため、透明性が低下し蒸着外観を損なう。10μmを超えると蒸着面上に凸凹ができ、蒸着外観を損なう。
【0026】
蒸着接着層の形成方法としては、上記の成分を、例えばトルエン、酢酸エチル、IPA、MEKなどの溶媒で塗工可能な程度に希釈し、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方式などの公知の塗工方法により形成できる。
また、蒸着接着層を設ける際には、必要に応じて、ポリプロピレンフィルム表面をコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施した後に蒸着接着層を設けたり、蒸着接着層を設けた後にコロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施してもよい。
【0027】
蒸着接着層の厚みは金属蒸着層との密着が良好であれば問題なく、特に限定されるものではないが、過剰の塗工はコスト高になり、また、ブロッキングが生じ易くなることから、3.0μm以下、好ましくは1.5μm以下の程度の範囲で形成するとよい。なお、易印刷層と接着層を同時に塗工して、易印刷層と接着層を形成しても良い。
【0028】
また、蒸着接着層として、フィルムを縦延伸後に接着性を改良する樹脂を塗工した層を設け、横延伸したものも使用できる。かかる方法は、透明度が高い接着層が得られるので好ましい。具体的には、ポリオレフィン組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に延伸して縦方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦方向一軸延伸フィルムの所望の片面あるいは両面に、該面の濡れ張力を増大させるために火炎処理および/またはコロナ放電処理を施すこともできる。しかる後、該面にブロッキング防止剤を含む蒸着接着層を塗工する。横方向への延伸に先立って塗工した層を十分に乾燥させ、横延伸させる。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放電処理を施すこともできる。このようにして蒸着接着層を持つフィルムを形成することもできる。塗工する樹脂としてはエチレン系共重合体の水分散溶液が好ましい。
また、縦延伸後に両面に塗液を塗工、乾燥させ、横延伸させることで、両面に樹脂皮膜面を施すことができ、片面に易印刷用アンカー層を、他面に蒸着接着層として使用することできる。
【0029】
金属蒸着する前のフィルムのヘイズ値は5%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下である。金属蒸着前のフィルムのヘイズ値が5%を超えると金属蒸着した際に艶の状態が低下し、外観を損なう原因となる。
なお、フィルム基材、接着層、易印刷層などの層の少なくとも一層に着色剤(染料など)などを含有せしめ、単に蒸着するだけでは得られない色調を得ることができる。
【0030】
蒸着接着層上に金属を真空蒸着する方法としては、通常行われる真空蒸着法をそのまま用いることができる。使用できる金属としては、アルミニウム(アルミ)がもっとも一般的であり、アルミ以外にも金、銀、銅、クロム、錫、インジウム、アンチモン、ニッケルなどが使用できる。例えば高真空にした容器のなかで金属を基材フィルムの一面に加熱蒸着させれば良く、小規模のバッチ式からロール状に巻いたフィルムに連続的に蒸着する連続式まで適宜使用できる。蒸着するアルミの厚さは20Åから1000Åの範囲で行うが、好ましくは500Å以下が好ましい。
【0031】
本発明は、このようにして得られた蒸着フィルムの金属蒸着層側に、粘着剤層および剥離シートを積層する。なお、金属蒸着層の表面をコロナ処理、プラズマ処理、紫外線照射処理などの処理を施した後に粘着剤層を積層したり、金属蒸着層の表面に蒸着層を保護するための樹脂層を形成した後、粘着剤層を積層しても構わない。
【0032】
本発明で用いられる粘着剤は、構成成分としては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系などがある。特にアクリル系プレモノマー、もしくはアクリル系モノマーなどを主成分とするアクリル系樹脂が耐候性の点から好ましい。
【0033】
アクリル系樹脂としては特に限定されず、アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有するビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有するビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有するビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含有するものが挙げられる。
【0034】
また、粘着剤の形態としては溶剤型、エマルジョン型、ホットメルト型などがある。エマルジョン型の場合、金属蒸着層の変色等の要因となる恐れがあるので注意する必要がある。
これらアクリル系樹脂の粘着物性向上のため、各種添加剤、例えばロジン等の天然樹脂、変成ロジン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポリテルペン系樹脂、テルペン変成体、脂肪族系炭化水素樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチレン共重合体をはじめとする粘着付与剤、老化防止剤、安定剤、オイル等の軟化剤、充填剤、安定剤、顔料、着色剤等を必要に応じて添加できる。これらは、必要に応じて2種類以上を併用して使用することもできる。上記アクリル系樹脂は、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、ならびに水に不溶または難溶性の単量体を乳化剤と共に分散化させ水溶性重合開始剤を用いて重合を行う乳化重合法等任意の方法で重合される。
また、粘着付与剤の配合割合は、上記アクリル酸エステル重合体100重量部に対して1〜50重量部が好ましい。因みに、1重量部未満では、粘着力を向上させる効果に乏しく、50重量部を超えると、逆に粘着力が低下する傾向にある。
また、粘着剤には、多官能エポキシ化合物、金属キレート化合物、多官能イソシアネート化合物などの架橋剤を必要に応じて添加できる。粘着剤層と金属蒸着層との密着性を向上させるためには、多官能イソシアネート化合物が好ましく、この中でもヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ジイソシアネート化合物が特に好ましい。
【0035】
粘着剤層を形成させるには、剥離シートへ前記の如き粘着剤を塗工し、必要により乾燥して粘着剤層を形成せしめ、表面基材と貼り合わせることにより、或いは表面基材に粘着剤を塗工した後、剥離シートと貼り合わせることにより、本発明の粘着シートが得られる。なお、作業効率などから前者の方法が好ましい。
【0036】
この粘着剤の塗工装置としては、リバースロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロットダイコーター、エアーナイフコーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等が使用され、塗工量は乾燥重量で5〜50g/m2の範囲で、より好ましくは10〜30g/m2の範囲で調節される。因みに5g/m2未満では、被着体に対する粘着力が不十分となり、一方50g/m2を超えると粘着剤がはみ出したり、剥離時に凝集破壊の原因や打ち抜き時に身上がりの原因となるおそれがある。
【0037】
粘着剤層を覆う剥離シートとしては、特に限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエチレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポリビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂などを塗工した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどのプラスチックフィルムに、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等を乾燥重量で0.1〜3g/m2程度になるように塗工し、熱硬化や電離放射線硬化等によって剥離剤層を設けたものが適宜使用される。
【0038】
この場合の塗工装置としては、バーコーター、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラビアコーター、多段ロールコーター等が適宜使用される。
【0039】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものではない。
【0040】
実施例1
(基体フィルムの製造)
135℃のテトラリン中で測定したときの固有粘度が2.4、沸騰n−ペンタン抽出残分(i,i)が97%のポリプロピレンを口径50mmφの押出機に供給し、290℃でTダイから溶融押し出しし、40℃に冷却し未延伸シートを作成した。これを縦方向に5倍に延伸し、この縦延伸フィルムの片面にスパークギャップ方式によるコロナ放電処理を施し、次いでコロナ放電処理面に、下記の塗液を塗工、乾燥し、易印刷層を形成した。次いで横方向に8倍に延伸して厚さ50μmのポリプロピレンフィルムを得た。なお、基体フィルムの易印刷層の塗工量は0.01g/m2であった。
「易印刷層用塗液」
・エチレン−アクリル酸−無水マレイン酸共重合体 99部
(商品名「セポルジョンM220E」、住友精化製)
・シリカ 1部
(商品名「サイリシア310」、富士シリカ製)
【0041】
(蒸着フィルムの製造)
基体フィルムの易印刷層とは反対面に、下記の塗液をトルエンで希釈後、厚み0.7μmとなるように塗工して蒸着接着層を形成した。次いで蒸着接着層の面にアルミニウムを200〜500Åの厚さに蒸着加工した。
「蒸着接着層用塗液」
アミノエチル化樹脂 99.5部
(商品名「NK−350」、日本触媒製)
有機顔料 0.5部
(商品名「エポスターMA1002」、真球状、平均粒子径2μm、日本触媒製)
【0042】
(粘着シートの製造)
アクリル系粘着剤(商品名「OPT−1」、サイデン化学株式会社製)に金属キレート系架橋剤(商品名「M−2」、サイデン化学株式会社製)を添加混合し、粘着剤塗液とした。
市販のポリエチレンテレフタレートセパレーター(商品名「セラピールBK#25」、東洋メタライジング株式会社製)に上記粘着剤塗液を乾燥重量で20g/m2となるようにコンマコーターで塗工、90℃で1分間乾燥させた後、先に加工した表面基材と貼り合わせて粘着シートを得た。
【0043】
実施例2
実施例1の基体フィルムの製造を下記の基体フィルムの製造に変更した以外は実施例1と同様に粘着シートを得た。
(基体フィルムの製造)
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(商品名「PY−201」、王子製紙株式会社製)(厚さ50μm)の片面に、下記の塗液を0.15g/m2となるようにグラビア方式で塗工し、易印刷層を形成し基体フィルムを得た。
「易印刷層用塗液」
・オキサゾリン基変性樹脂 5部
(商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製)
・アクリル樹脂 95部
(商品名「AC−2235」、ロームアンドハース製)
【0044】
実施例3
実施例1において使用した基体フィルム上に下記の塗液を塗工した基体フィルムに変更した以外は実施例1と同様に粘着シートを得た。
(基体フィルムの製造)
実施例1の基体フィルムの易印刷層上に、下記の塗液を0.15g/m2となるようにグラビア方式で塗工し、易印刷層を形成し基体フィルムを得た。
「易印刷層用塗液」
・オキサゾリン基変性樹脂 15部
(商品名「ポリメントWS−500」、日本触媒製)
・ポリエステル樹脂 85部
(商品名「A515G」、高松油脂製)
【0045】
実施例4
エマルジョン型アクリル系粘着剤(L−145A、日本カーバイド工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0046】
比較例1
実施例1において、蒸着フィルムを下記に変更した以外は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。
(蒸着フィルムの製造)
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(商品名「PY−201」、王子製紙株式会社製)(厚さ50μm)の片面にアルミニウムを200〜500Åの厚さに蒸着加工し、蒸着フィルムを得た。
【0047】
比較例2
実施例1において、蒸着接着層を設けない以外は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。
【0048】
比較例3
実施例2において、易印刷層を設けない以外は実施例2と同様にして、粘着シートを得た。
【0049】
比較例4
実施例1において、有機顔料を抜いた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。
【0050】
このようにして得られた粘着シートについて、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
【0051】
<評価項目>
[蒸着層密着強度]
得られた粘着シートを厚さ5mmの耐熱ガラスに張り付け、40℃の温水に48時間漬け込み、取り出した後、粘着テープ(王子化工株式会社製)を150mm貼り、指で均一に圧着したのち、素早く引き剥がし、蒸着層で層間剥離しないかを調べる。
○:層間剥離しない
×:層間剥離する
【0052】
[UV凸版インキ密着性]
得られた粘着シートを、恩田製作所シール印刷機を用いてUV印刷(使用インキ:FLASH DRY FDO−G、東洋インキ製)を行った。
印刷されたサンプルを粘着テープ(王子化工株式会社製)を、空気を抱き込まないようにして貼り付け、指で押圧してから180°剥離させ、評価した。
○:インキが剥がれない
×:インキが剥がれる
【0053】
[UVフレキソインキ密着性]
得られた粘着シートをKプリンティングプルーファー(R K Print−Coat Instruments Ltd.製)を用いてUVフレキソ印刷(使用インキ:BESTCURE UVフレキソ 白FP、T&K TOKA製)を行った。
印刷されたサンプルをカッターナイフで碁盤目の切れ込みを入れ、粘着テープ(王子化工株式会社製)を空気を抱き込まないようにして貼り付け、指で押圧してから180°剥離させ、評価した。
◎:全くインキが剥がれない
○:インキが若干剥がれる
×:インキが剥がれる
【0054】
[ブロッキング]
蒸着する前のフィルムを5cm角に切り、10枚重ね合わせ5kgの重りを載せ、40℃70%RHの環境で24時間放置しブロッキングの有無を調べた。
○:ブロッキングがない
×:ブロッキングがある
【0055】
【表1】
Figure 0004581267
【0056】
【発明の効果】
表1の結果から明らかなように、 本発明の粘着シートは、印刷および金属蒸着の密着性に優れるので、表示用ラベル等に用いても印刷や蒸着がはがれたりすることなく、また水などに付けても層間剥離を生じることのない粘着シートである。

Claims (5)

  1. 透明フィルムの片面に金属蒸着層を形成した金属蒸着フィルムの金属蒸着を施した面に、直接或いは中間層を介して粘着剤層を形成した粘着シートであって、透明フィルムがポリオレフィン系フィルムであり、その一方の面に金属蒸着の密着性を高めるための接着層としてブロッキング防止剤を含有する接着層を有し、接着層面に金属蒸着層が形成されており、他方の面には、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少なくとも1種の成分とオキサゾリン基変性樹脂成分とを含有する易印刷層を有することを特徴とする粘着シート
  2. 接着剤層が、アクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む層、エチレンイミン系ポリマーまたはアミノエチル化樹脂を含む層、ニトロセルロースとアクリルポリオールの樹脂を含む層のいずれかである請求項1記載の粘着シート
  3. ブロッキング防止剤が略真球状の有機顔料である請求項1または2に記載の粘着シート
  4. 易印刷層が、ポリオレフィン系フィルム成形時の縦延伸と横延伸の間でエチレン系共重合体の水分散溶液を塗工、乾燥して得たフィルムの該塗工層上にアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、SBR樹脂から選ばれる少なくとも1種の成分とオキサゾリン基変性樹脂成分とを含有する塗液を塗工した層である請求項1〜3のいずれか一項に記載の粘着シート
  5. 粘着剤層が、アクリル酸エステル共重合体を主成分とするアクリル系粘着剤層である請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着シート
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