JPH11323267A - 粘着シート - Google Patents

粘着シート

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JPH11323267A
JPH11323267A JP12858598A JP12858598A JPH11323267A JP H11323267 A JPH11323267 A JP H11323267A JP 12858598 A JP12858598 A JP 12858598A JP 12858598 A JP12858598 A JP 12858598A JP H11323267 A JPH11323267 A JP H11323267A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
layer
adhesive sheet
coat layer
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Pending
Application number
JP12858598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Monobe
泰宏 物部
Yuichi Ogawa
裕一 小川
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高価な透明PETを使用せず、印刷適性を有
し、温水洗浄工程や温水中の加温保存をされた際に白濁
などの変質しない粘着シートを提供する。 【解決手段】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
積層した粘着シートにおいて、表面基材が延伸処理され
たポリプロピレンのフィルムであり、該フィルムの粘着
剤層を形成しない面に易接着コート層を有し、70℃の
温水に1時間漬け込んだ後の易接着コート層を含む表面
基材と粘着剤の合計のヘーズ値が8.0%以下である粘
着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面基材にポリプロ
ピレンを用いた表示ラベル等に使用できる粘着シートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着シートは、商業用、事務用、
工程管理用、物流管理用、家庭用など非常に広範囲にわ
たって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペン、配送
伝票等の形態で使用されている。粘着シートの一つの用
途として、透明や着色した容器に貼着使用する容器用表
示ラベルがある。
【0003】透明や着色した容器の表示は、直接容器に
印刷されているものがほとんどで、同じ容器が使用され
ていても表示内容の違いにより多くの種類を作らなけれ
ばならないのでコストが高くなっている。しかし、表示
内容を直接印刷するのではなく、容器用表示ラベルを使
用することにより、コストが安くなるメリットがある。
表示ラベルとして表面基材が不透明なもので良い場合
は、紙、ポリ塩化ビニルフィルム、合成紙、蒸着PET
など不透明なものが用いられ、透明なものの場合には、
印刷適性等が要求されるため、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)のみが実用化されている。しかし、透明
PETは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ンなどの透明フィルムのと比較すると単価が高く、安価
な透明表面基材が求められているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、透明P
ETに代えて、ポリプロピレンなどを表面基材に用いた
ラベルについて検討してきた。通常、容器用表示ラベル
の貼着した容器は、洗浄工程や高温保存される場合が多
く、また、貼合したままの状態で、温水洗浄、アルカリ
洗浄され、内容物を充填した後に、高温で保管された
り、温水につけ加温されたりする場合もある。しかしな
がら、ポリプロピレンに印刷適性を付与するために易接
着コート層を施した場合、70〜90℃の温水洗浄や温
水中の加温保存をすると易接着コート層が白濁してくる
欠陥が生じることが多い。さらに、印刷を保護するた
め、ポリプロピレンなどのフィルムでオーバーラミ処理
を施しても、70〜90℃の温水洗浄や温水中の加温保
存をすると、易接着コート層の端面から水が侵入し、結
果として白濁することとなる。
【0005】本発明は、透明容器などの表示ラベルの用
途において、高価な透明PETを使用せず、印刷適性を
有し、温水洗浄工程や温水中の加温保存をされた際に白
濁などの変質しない粘着シートを提供する。
【0006】
【発明を解決するための手段】(1)本発明は、表面基
材、粘着剤層、および剥離シートを積層した粘着シート
において、表面基材が延伸処理されたポリプロピレンの
フィルムであり、該フィルムの粘着剤層を形成しない面
に易接着コート層を有し、70℃の温水に1時間漬け込
んだ後の易接着コート層を含む表面基材と粘着剤の合計
のヘーズ値が8.0%以下であることを特徴とする粘着
シートである。 (2)また、表面基材の易接着コート層が0.01〜
1.5μmの厚さであることが好ましい。
【0007】(3)前記易接着コート層がポリエチレン
イミンを含有するアイオノマー系ポリオレフィンコポリ
マーの水分散溶液をコーティングした層であることが好
ましい。特に、ポリプロピレン組成物を溶融押出しした
のち、縦方向に延伸して得られた一軸延伸フィルムの少
なくとも片面に、必要に応じて火炎処理やコロナ放電処
理等を施し後、該面にポリエチレンイミンを含有するア
イオノマー系ポリオレフィンコポリマーの水分散溶液を
コーティングし、次いでこのコーティング面を乾燥させ
てから横方向に延伸し、さらに、前記アイオノマー系ポ
リオレフィンコポリマーの樹脂皮膜面に必要に応じてコ
ロナ放電処理を施したポリプロピレンフィルムが好まし
い。
【0008】(4)易接着コート層が、アクリル樹脂又
はオレフィン系樹脂をコーティングした層であることが
好ましい。 (5)更に、粘着剤層がアクリル酸エステル共重合体等
を主成分とするアクリル樹脂層であることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の粘着シートを構成する表
面基材としては、延伸処理されたポリプロピレンのフィ
ルムを使用する。該フィルムの粘着剤層を形成しない面
に易接着コート層を有し、70℃の温水に1時間漬け込
んだ後の易接着コート層を含む表面基材と粘着剤の合計
のヘーズ値が8.0%以下であれば特に限定されるもの
でない。90℃の温水に1時間漬け込んだ後の易接着コ
ート層を含む表面基材と粘着剤の合計のヘーズ値が8.
0%以下であることが特に好ましい。
【0010】本発明で使用するポリプロピレンフィルム
としては、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重合体、
またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレン組成
物を主成分としたフィルムである。具体的には、ポリプ
ロピレンのホモポリマーは勿論のこと、エチレン、ブテ
ン、4−メチルペンテンなどで代表されるα−オレフィ
ン類やスチレンで代表される芳香族系オレフィン類、ブ
タジエンで代表されるジエン類等のプロピレンと共重合
可能なモノマーとプロピレンとの共重合体、あるいはポ
リプロピレンやポリプロピレン共重合体と、これらのも
のとの公知ブレンド物、例えばポリエチレン、各種エチ
レン共重合体のようなポリ・α・オレフィン類、ポリス
チレン、合成ゴム、テルペン樹脂、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリエーテル等とのブレンド物、あるいはこれ
らの混合物等を主成分とするもので、ポリプロピレン共
重合体の共重合成分あるいはブレンド組成物のブレンド
成分等の種類と量は、ポリプロピレンフィルムとして特
質を失わないものであれば良い。なお、フィルムの厚さ
は、用途によりさまざまであるが、表示ラベル用として
は20〜100μm程度、好ましくは20〜50μm程
度である。
【0011】ポリプロピレンフィルムの易接着コート層
の形成方法としては、ポリプロピレンの一軸延伸フィル
ムに処理液を塗布した後、更に延伸して二軸延伸フィル
ムにする方法と、二軸延伸したフィルムに処理液を塗布
する方法が挙げられる。なお、易接着コート層は単一の
コート層だけでなく、複数層に構成しても良い。
【0012】前者の方法を説明すると、ポリプロピレン
組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に
延伸して縦方向一軸延伸フィルムとする。得られた縦延
伸フィルムの所望の片面あるいは両面には、濡れ張力を
増大させるために火炎処理やコロナ放電処理を施すこと
ができる。次いで、処理液、例えばポリエチレンイミン
を含有しているアイオノマー系ポリオレフィンコポリマ
ーの水分散溶液やエチレン−アクリル−無水マレイン酸
共重合体を有する塗液をコーティングする。コーティン
グする方法としては、公知の方法、例えば、メタリング
バー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、スプ
レー方式、リバースロール方式などの方法が利用でき
る。その後、コーティング層を十分に乾燥させ、横延伸
させる。横延伸後のフィルムの易接着コート層面に、さ
らにコロナ放電処理を施すこともできる。このようにし
て得られるポリプロピレンフィルムは、易接着コート層
の厚みが小さく、温水洗浄工程で易接着コート層が白濁
が生じ難いので好ましい。
【0013】後者の方法を説明すると、二軸延伸したポ
リプロピレンフィルムにコーティングする樹脂としては
アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹
脂、SBR樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−アクリル
−無水マレイン酸共重合体などが挙げられる。中でも、
アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、エチレン−アクリ
ル−無水マレイン酸共重合体は、印刷適性が良好である
ので好ましい。これら樹脂を含む処理液のコーティング
する方法としては、公知の方法、例えば、メタリングバ
ー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、スプレ
ー方式、リバースロール方式などの方法が利用できる。
勿論、易接着コート層を二層以上にすることも可能であ
るし、易接着コート層を形成する前あるいは形成した後
にコロナ放電処理等を行うこともできる。このようにし
て得られるポリプロピレンフィルムは、印刷適性が極め
て優れるので好ましいが、過剰の塗布は白濁の原因とな
るので注意が必要である。
【0014】なお、上記の樹脂は、先の二軸延伸前に処
理液を塗布した易接着コート層を有するポリプロピレン
フィルムの易接着コート層上に重ねて塗布することもで
きる。
【0015】易接着コート層の厚みは、0.01〜1.
5μmであることが好ましい、印刷適性から0.5〜
1.5μm程度が好ましい。因みに1.5μmを越える
ものについては印刷適性は良いが、温水洗浄工程で易接
着コート層が白濁を起こし易く、表面基材、易接着剤
層、粘着剤層の構成でヘーズが8.0%を越えてしまう
ので表示ラベルとしては不適正となる。一方、0.01
μm未満の場合、印刷適性が不良となる。
【0016】本発明で用いられる粘着剤は、構成成分と
しては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル
系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系な
ど、形態としては溶剤型、エマルジョン型、ホットメル
ト型など使用できる。特にアクリル系プレモノマー、も
しくはアクリル系モノマーなどを主成分とするアクリル
系樹脂が透明性、耐候性の点から好ましい。
【0017】アクリル系樹脂としては特に限定されず、
アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有
するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモ
ノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、
アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビ
ニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、
リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有す
るビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、
フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有す
るビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有する
ビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含
有するものが挙げられる。
【0018】これらアクリル系樹脂の粘着物性向上のた
め、各種添加剤例えばロジン等の天然樹脂、変成ロジ
ン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポリテルペン系
樹脂、テルペン変成体、脂肪族系炭化水素樹脂、シクロ
ペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系
樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン系樹脂、クマ
ロン−インデン系樹脂、ビニルトルエン−α−メチルス
チレン共重合体をはじめとする粘着付与剤、老化防止
剤、安定剤、オイル等の軟化剤、充填剤、安定剤、顔
料、着色剤等を必要に応じて添加できる。これらは、必
要に応じて2種類以上を併用して使用することもでき
る。上記アクリル系樹脂は、塊状重合法、溶液重合法、
懸濁重合法、ならびに水に不溶または難溶性の単量体を
乳化剤と共に分散化させ水溶性重合開始剤を用いて重合
を行う乳化重合法等任意の方法で重合される。また、粘
着付与剤の配合割合は、上記アクリル酸エステル重合体
100重量部に対して5〜50重量部である。因みに、
5重量部未満では、粘着力を向上させる効果に乏しく、
50重量部を超えると、逆に粘着力が低下する傾向にあ
る。また、耐候性を挙げるために粘着剤層にベンゾフェ
ノン系あるいはベンゾトリアゾール系などの有機系紫外
線吸収剤を添加しても良い。
【0019】粘着剤層を形成させるには、剥離シートへ
前記の如き粘着剤を塗布し、必要により乾燥して粘着剤
層を形成せしめ、表面基材と貼り合わせることにより、
本発明の粘着シートが得られる。この粘着剤の塗布装置
としては、リバースロールコーター、ナイフコーター、
バーコーター、スロットダイコーター、エアーナイフコ
ーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビアコ
ーター等が使用され、塗布量は乾燥重量で5〜50g/
2の範囲で、より好ましくは10〜30g/m2の範囲
で調節される。因みに5g/m2未満では、被着体に対
する粘着力が不十分となり、一方50g/m2を超える
と粘着剤がはみ出したり、剥離時に凝集破壊の原因や打
ち抜き時に身上がりの原因となるおそれがある。
【0020】粘着剤層を覆う剥離シートとしては、特に
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポ
リビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂
などを塗布した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのプラスチックフィルムにフッ素樹脂や
シリコーン樹脂等を乾燥重量で0.1〜3g/m2程度
になるように塗布し、熱硬化や電離放射線硬化等によっ
て剥離剤層を設けたものが適宜使用される。この場合の
塗布装置としては、バーコーター、エアーナイフコータ
ー、ダイレクトグラビアコーター、オフセットグラビア
コーター、多段ロールコーター等が適宜使用される。因
みに透明性が要求される場合は紙系の剥離シートよりも
プラスチックフィルムの剥離シートを用いたほうが透明
性、平滑性の点で良い。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
【0022】実施例1 (表面基材の製造)二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)に易接着コート層としてアクリル系のコー
ト剤(商品名「AC−2235」、ローム&ハース社
製)を1.0μm塗工した (粘着剤塗液の製造)アクリル系粘着剤(商品名「OP
T−1」、サイデン化学株式会社製)100重量部に金
属キレート系架橋剤(商品名「M−2」、サイデン化学
株式会社製)2重量部を添加混合し、粘着剤塗液とし
た。 (粘着シートの製造)市販のポリエチレンテレフタレー
トセパレーター(商品名「セラピールBK#25」、東
洋メタライジング株式会社製)に上記粘着剤を乾燥重量
で20g/m 2となるようにコンマコーターで塗布、9
0℃で1分間乾燥させた後、上記表面基材を貼り合わせ
て粘着シートを得た。
【0023】実施例2 下記の表面基材を用いた以外は実施例1と同様にして粘
着シートを得た。 (表面基材の製造)二軸延伸工程よりも先にアイオノマ
ー系ポリオレフィンコポリマーからなる溶液を表面に塗
工し、その後延伸した印刷可能ポリプロピレンフィルム
(商品名「MS−231」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)(コート量0.03μm)を用いた。
【0024】実施例3 下記の表面基材を用いた以外は実施例1と同様にして粘
着シートを得た。 (表面基材の製造)実施例2で用いたアイオノマー系ポ
リオレフィンコポリマーからなる溶液を表面に塗工した
印刷可能ポリプロピレンフィルム(商品名「MS−23
1」、王子製紙株式会社製)(厚さ50μm)(コート
量0.03μm)に、オレフィン系コート剤(商品名
「PE−1035」、東邦化学株式会社製)をさらに
1.0μm塗工して表面基材を得た。
【0025】比較例1 実施例1において、易接着コート層を3.0μmとした
以外は実施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得
た。
【0026】比較例2 実施例1において、表面基材を二軸延伸ポリプロピレン
フィルム(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社
製)(厚さ50μm)を用い、易接着コート層をコート
しない以外は実施例1と同様にして、本発明の粘着シー
トを得た。
【0027】このようにして得られた粘着シートについ
て、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
【0028】<評価項目> [温水安定性]得られた粘着シートの剥離シートを剥が
しとり、厚さ5mmの耐熱ガラスに張り付け、70℃の温
水に1時間漬け込み、取り出した後のヘーズを測定し
た。
【0029】[印刷適性]得られた粘着シートに恩田製
作所シール印刷機OPM−W150−3Sを用いてUV
印刷を行った。(使用インキ:BESTCURE UV
−161 紅、株式会社T&A TOKA製) ○:印刷図柄がきれいに印刷される △:細かい印刷図柄がきれいに印刷されない ×:印刷図柄がきれいに印刷されない
【0030】[インキ密着性]上記恩田製作所シール印
刷機で印刷されたサンプルに粘着テープ(王子化工株式
会社製)を空気を抱き込まないようにして貼り付け、指
で押圧してから180°剥離させ、評価した。 ○:インキが全く剥がれない △:インキが少し剥がれる ×:インキがすべて剥がれる
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、 本発
明は表面基材に易接着コート層を持つ印刷可能なポリプ
ロピレンを用いることで、従来のポリエステルフィルム
と同等の印刷適性を有し、安価で温水安定性がある粘着
シートが得られるものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
    積層した粘着シートにおいて、表面基材が延伸処理され
    たポリプロピレンのフィルムであり、該フィルムの粘着
    剤層を形成しない面に易接着コート層を有し、70℃の
    温水に1時間漬け込んだ後の易接着コート層を含む表面
    基材と粘着剤の合計のヘーズ値が8.0%以下であるこ
    とを特徴とする粘着シート。
  2. 【請求項2】易接着コート層が0.01〜1.5μmの
    厚さである請求項1記載の粘着シート。
  3. 【請求項3】易接着コート層がポリエチレンイミンを含
    有するアイオノマー系ポリオレフィンコポリマーの水分
    散溶液をコーティングした層である請求項1又は2記載
    の粘着シート。
  4. 【請求項4】易接着コート層がアクリル系樹脂またはオ
    レフィン系樹脂をコーティングした層である請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の粘着シート。
  5. 【請求項5】粘着剤層がアクリル酸エステル共重合体を
    主成分とするアクリル樹脂層である請求項1〜4のいず
    れか一項に記載の粘着シート。
JP12858598A 1998-05-12 1998-05-12 粘着シート Pending JPH11323267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049131A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Dainippon Ink & Chem Inc 熱収縮性粘着フィルム

Cited By (1)

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