JP2001323666A - 住宅建物 - Google Patents

住宅建物

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JP2001323666A
JP2001323666A JP2000143313A JP2000143313A JP2001323666A JP 2001323666 A JP2001323666 A JP 2001323666A JP 2000143313 A JP2000143313 A JP 2000143313A JP 2000143313 A JP2000143313 A JP 2000143313A JP 2001323666 A JP2001323666 A JP 2001323666A
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JP
Japan
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entrance
garage
piloti
porch
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000143313A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Itakura
浩二 板倉
Toshio Yasui
敏夫 安井
Masaya Iwamoto
昌也 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外と屋内との境界を超えて有効活用できる空
間設計が行われた半戸外空間を有する住宅建物を提供す
る。 【解決手段】玄関ポーチ2および玄関土間3の間口W方
向に隣接して玄関ピロティ4およびガレージ5が設けら
れており、玄関ポーチ2と、この玄関ポーチ2の間口W
方向に隣接する玄関ピロティ前半部4aおよびガレージ
前半部5aとには、柱壁61に支持された下屋根6が設
けられ、玄関土間3の間口W方向に隣接する玄関ピロテ
ィ後半部4bおよびガレージ後半部5bは、上方に吹き
抜けられ、玄関ピロティ4は、玄関土間3と寝室8とガ
レージ5とに視線が抜けるようになされるとともに、玄
関土間3の二階部分には、上方に吹き抜けられた前記玄
関ピロティ後半部4bおよびガレージ後半部5bを見下
ろすことができるバルコニー7が設けられてなる住宅建
物1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に吹き抜けら
れた半戸外空間を有する住宅建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅建物と、敷地周縁に設けら
れる塀や門などの外構との間の空地に、庭やガレージを
形成することが行われている。
【0003】従来より、このような庭やガレージは、住
宅建物の玄関近傍に設けられ、住宅建物内部からの動線
が考慮されていた。また、このような庭やガレージは、
塀や門などによって囲まれているだけで、完全に開放さ
れた屋外空間であった。ただし、ガレージについては、
オーバーハングさせた屋根の下をガレージにしたり、別
売のカーポートユニットを設けるなどの工夫がなされた
りしていた。
【0004】また、このような庭やガレージとは別に、
住宅建物の一階部分の居室のバルコニーを大きくして、
半戸外的な空間を形成することも行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の庭
やガレージは、塀や門などによって囲まれているだけ
で、完全に開放された屋外空間であったため、単に玄関
からの出入りが考慮されているだけで、住宅建物内の各
居室空間からの視線や動線が考慮されていなかった。し
たがって、このような庭やガレージは、住宅建物との間
を結ぶ必要性のある視線や動線を考慮する以外に、有効
活用できる空間設計が行われていなかった。
【0006】一方、バルコニーなどを改良した半戸外的
空間は、このバルコニーが設けられた居室の付随物に考
えられていたため、居室からの出入りができる程度の生
活動線しか考慮されていない。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、屋外と屋内との境界を超えて有効活用できる
空間設計が行われた半戸外空間を有する住宅建物を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の住宅建物は、玄関ポーチおよび玄関土間の間
口方向に隣接して玄関ピロティおよびガレージが設けら
れており、玄関ポーチと、この玄関ポーチの間口方向に
隣接する玄関ピロティおよびガレージの前半部とには、
柱壁に支持された下屋根が設けられ、玄関土間の間口方
向に隣接する玄関ピロティおよびガレージの後半部は、
上方に吹き抜けられ、玄関ピロティは、玄関土間と居室
とガレージとに視線が抜けるようになされるとともに、
玄関土間の二階部分には、上方に吹き抜けられた前記玄
関ピロティおよびガレージの後半部を見下ろすことがで
きるバルコニーが設けられてなるものである。
【0009】この構成により、玄関ピロティおよびガレ
ージは、前半部に設けた下屋根によって外部からの視線
をある程度遮断し、後半部から風と光を満喫することが
できる半戸外的な空間になる。
【0010】また、玄関ピロティは、玄関土間と居室と
ガレージとに視線が抜けるようになされるとともに、玄
関土間の二階部分に設けたバルコニーからは、玄関ピロ
ティおよびガレージを見下ろすことができるので、これ
ら玄関ピロティやガレージなどの半戸外空間周縁の視線
や動線は、幅広いものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。
【0012】図1および図2は住宅建物1の間取りを示
し、図3は同住宅建物1の要部を示している。
【0013】すなわち、この住宅建物1は、玄関ポーチ
2および玄関土間3の間口W方向に隣接して玄関ピロテ
ィ4およびガレージ5が設けられており、玄関ポーチ2
と、玄関ピロティ4およびガレージ5とに下屋根6が設
けられ、玄関土間3の二階部分にはバルコニー7が設け
られている。
【0014】玄関ポーチ2から玄関口21を入って奥行
きD方向に隣接した位置に玄関土間3が設けられてい
る。
【0015】玄関ポーチ2と、この玄関ポーチ2の間口
W方向に隣接する玄関ピロティ前半部4aおよびガレー
ジ前半部5aとには、下屋根6が設けられる。
【0016】この下屋根6は、玄関ポーチ2と玄関ピロ
ティ前半部4aとガレージ前半部5aとの各境界部分に
設けた柱壁61によって支持するようになされている。
これら、玄関ポーチ2、玄関ピロティ前半部4aおよび
ガレージ前半部5aの各間は、柱壁61の間隙から視線
が抜けるようになされている。この柱壁61の幅は特に
限定されるものではないが、玄関ポーチ2と玄関ピロテ
ィ前半部4aとの間、および玄関ピロティ前半部4aと
ガレージ前半部5aとの間の柱壁61は、ある程度幅を
狭くしたものを使用して視線の抜けや通風性、採光性を
多くし、ガレージ前半部5aとその外側との間に設けら
れる柱壁61は、ある程度幅を広くしたものを使用して
外部からの視線を遮断できるようになされている。
【0017】玄関土間3の間口W方向に隣接する玄関ピ
ロティ後半部4bおよびガレージ後半部5bは、上方に
吹き抜けるようになされている。
【0018】玄関ピロティ後半部4bは、奥行きD方向
に寝室8と隣接しており、この寝室8との間に掃き出し
窓41が設けられ、玄関土間3との間にも掃き出しサイ
ズの固定窓42が設けられている。これにより、玄関ピ
ロティ4は、玄関ポーチ2、玄関土間3、ガレージ5、
寝室8、上方への視線が抜けるとともに、玄関ポーチ
2、ガレージ5、寝室8への動線も確保されるので、屋
外と屋内とに関係なく、いずれからでも有効活用できる
半戸外的空間となる。しかも、玄関ピロティ4は、玄関
ピロティ前半部4aに設けた下屋根6によって外部から
の視線を遮断しながら、上方に吹き抜けた玄関ピロティ
後半部4bから充分な採光、通風を得ることができる。
なお、この玄関ピロティ後半部4bと玄関土間3との間
に設けられる固定窓42は、出入り可能な掃き出し窓
(図示省略)としてもよい。
【0019】ガレージ後半部5bは、柱壁51が設けら
れるとともに、柱壁51の上端部からは、住宅建物1の
前記玄関ピロティ後半部4bおよび寝室8との間に、梁
52が設けられている。この梁52同士の間隙は、その
まま上方へ吹き抜けるようにしたままであってもよい
し、この梁52を利用して日除けや雨よけのスクリーン
(図示省略)を設けるようにしてもよい。このガレージ
5は、上記玄関ポーチ2や上記玄関ピロティ4ととも
に、ガレージ前半部5aに下屋根6が設けられるので、
これら玄関ポーチ2や玄関ピロティ4との一体感が得ら
れるとともに、外部からの視線を遮断することができ
る。また、ガレージ後半部5bが上方に吹き抜けている
ので、充分な採光、通風を確保することもできる。
【0020】玄関土間3の二階部分には、バルコニー7
が設けられている。このバルコニー7は、奥行きD方向
に沿った前方に前記下屋根6が位置することとなり、こ
の下屋根6の後ろに隠れた状態となる。また、バルコニ
ー7の間口W方向に設けられた手摺り壁の外側は、一階
から吹き抜けられた玄関ピロティ後半部4bおよびガレ
ージ後半部5bが見下ろせることとなる。これにより、
バルコニー7は、前方からの視線が遮断されているにも
関わらず、間口方向Wには視線の抜けが良く、プライペ
ート性を確保しながらも解放感のあるバルコニー7とな
る。
【0021】なお、本実施の形態において、上述した以
外の室内の各間取りについては、特に限定されるもので
はなく、立地その他の各種条件に応じて適宜決定され
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、玄
関ピロティやガレージの半戸外空間は、外部からの視線
をある程度遮断して風や光を満喫することができるとと
もに、建物内部からの視線や動線が幅広くなるので、屋
外と屋内との境界を超えて有効活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る住宅建物の一階部分の間取りを示
すプラン図である。
【図2】本発明に係る住宅建物の二階部分の間取りを示
すプラン図である。
【図3】本発明に係る住宅建物の要部を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
1 住宅建物 2 玄関ポーチ 3 玄関土間 4 玄関ピロティ 4a 玄関ピロティ前半部 4b 玄関ピロティ後半部 5 ガレージ 5a ガレージ前半部 5b ガレージ後半部 6 下屋根 7 バルコニー W 間口 D 奥行
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 昌也 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA15 AA22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関ポーチおよび玄関土間の間口方向に
    隣接して玄関ピロティおよびガレージが設けられてお
    り、 玄関ポーチと、この玄関ポーチの間口方向に隣接する玄
    関ピロティおよびガレージの前半部とには、柱壁に支持
    された下屋根が設けられ、 玄関土間の間口方向に隣接する玄関ピロティおよびガレ
    ージの後半部は、上方に吹き抜けられ、 玄関ピロティは、玄関土間と居室とガレージとに視線が
    抜けるようになされるとともに、 玄関土間の二階部分には、上方に吹き抜けられた前記玄
    関ピロティおよびガレージの後半部を見下ろすことがで
    きるバルコニーが設けられてなることを特徴とする住宅
    建物。
JP2000143313A 2000-05-16 2000-05-16 住宅建物 Pending JP2001323666A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344297A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Sekisui House Ltd 旅行準備室を備えた住宅
JP2017048626A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅
JP2019085814A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 トヨタホーム株式会社 住宅
JP7369108B2 (ja) 2020-09-23 2023-10-25 ミサワホーム株式会社 建物

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