JPH08105217A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JPH08105217A
JPH08105217A JP24031194A JP24031194A JPH08105217A JP H08105217 A JPH08105217 A JP H08105217A JP 24031194 A JP24031194 A JP 24031194A JP 24031194 A JP24031194 A JP 24031194A JP H08105217 A JPH08105217 A JP H08105217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garden
entrance
room
house
study
Prior art date
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Pending
Application number
JP24031194A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玄関回りを潤いのあるものにすることができ
るとともに、自然を取り入れることにより、住宅の居住
性を高めることができる住宅を提供することを目的とし
ている。 【構成】 玄関1に隣接して坪庭5を設けることにより、
玄関回りが坪庭によって潤いのあるものとなり、また、
坪庭の周囲に、玄関1と書斎8、居室9を設けることによ
り、玄関1および書斎8、居室9をから坪庭5を眺めること
ができ、また、坪庭5から書斎8、居室9に風を取り入れ
ることができる。つまり、住宅の玄関、部屋(書斎、居
室)に坪庭5から自然を取り入れることができるので、
住宅の居住性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関脇に坪庭が設けら
れた住宅に係り、特に、該坪庭を効果的に活用すること
ができる住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大都市圏において住宅を建築す
る場合、一般に、敷地面積がさほど広くないために、建
蔽率の制限いっぱいで建築する場合があり、この場合、
住宅は敷地に面した道路に近接することになる。また、
このような住宅においては、敷地の道路に面した部分以
外は、隣接する敷地の住宅等に近接している場合が多い
ために、住宅の前部、すなわち、道路に面した壁部に玄
関を形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前記従来
の住宅にあっては玄関と道路との間が狭くなるため、玄
関前に前庭を設けることが困難であり、このため、玄関
回りが無味乾燥で潤いのないものとなりがちであるとと
もに、前庭がないことから、敷地内に草木等の自然を取
り入れにくく、住宅としての居住性が乏しいものとなる
とい課題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、玄関回りを潤いのあるものにすることができるとと
もに、自然を取り入れることにより、住宅の居住性を高
めることができる住宅を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、玄関に隣接して坪庭を
設け、この坪庭の周囲に部屋を設けたものである。
【0006】請求項2の住宅は、請求項1において、坪
庭が玄関と部屋により平面視コ字状に包囲されているも
のである。
【0007】請求項3の住宅は、請求項2において、玄
関と部屋により平面視コ字状に包囲された坪庭の開口側
に、目隠し塀を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1の住宅にあっては、玄関に隣
接して坪庭を設けることにより、玄関回りが潤いのある
ものとなり、また、坪庭の周囲に部屋を設けることによ
り、該部屋から坪庭を眺めることができ、また、坪庭か
ら部屋に風を取り入れることができる。つまり、住宅の
玄関、部屋に坪庭から自然を取り入れることができるの
で、住宅の居住性が高まる。
【0009】請求項2の住宅にあっては、坪庭が玄関と
部屋により平面視コ字状に包囲されているので、包囲さ
れていない開口側から坪庭に、採光、通風を確保するこ
とができ、これによって、坪庭の周囲に設けられている
玄関および部屋に坪庭を介して採光、通風を確保するこ
とができる。
【0010】請求項3の住宅にあっては、玄関と部屋に
より平面視コ字状に包囲された坪庭の開口側に、目隠し
塀を設けることにより、外側(道路側)から坪庭を直接
覗かれることがないので、プライバシーを守ことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の住宅の一実施
例を説明する。図1は本実施例の住宅の要部の平面図を
示すもので、図において符号1は玄関を示す。この玄関
1は、道路2側に面して配設されたもので、引き違い戸
3を有し、その内側には玄関土間4が設けられている。
前記玄関1の東側には坪庭5が設けられている。この坪
庭5は、道路2を向く側が開口したもので、この開口部
には目隠し塀6が設けられている。また、玄関1と坪庭
5とを仕切る壁には窓7が設けられており、この窓7か
ら坪庭5を眺めることができるとともに、玄関1に採光
を確保するようになっている。
【0012】前記目隠し塀6は、外側からの視線が直接
的に届かない程度の透光性を有した構成のものであり、
例えば、図2に示すように、厚さ方向に多数の開口6a
…が形成された樹脂板で構成されている。前記開口6a
は正面視正方形状をなしており、その一辺と深さ(樹脂
板の厚さ)とがほぼ等しく、例えば40mm程度に設定さ
れている。樹脂板は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シアクリレート等の樹脂等で形成されている。なお、前
記開口6aは正方形に限ることなく、長方形、三角形、
六角形、八角形等の多角形であってもよいし、円形、楕
円形等の種々の形状であってもよい。このような目隠し
塀6では、外側からは住宅内が直接見えないのは勿論の
こと、前記開口6a…によって、通風性、採光性を十分
に確保することができる。なお、本実施例では目隠し塀
6を格子状のものとしたが、これに限ることなく、通常
のブロック塀、コンクリート塀で構成してもよい。
【0013】前記坪庭5には適宜草木5a等が植設され
ており、該坪庭5の東側には、書斎(部屋)8が設けら
れ、また、坪庭5の北側には居室(部屋)9が書斎8と
隣接して設けられている。書斎8と坪庭5とを仕切る壁
には窓10が設けられ、書斎8の東側の壁には窓11が
設けられている。したがって、窓10,11を開けれ
ば、書斎8に、坪庭5と書斎8の東外側との間を抜ける
風を取り入れいることができる。また、窓10からは坪
庭5を眺めることができる。
【0014】前記居室9と坪庭5とを仕切る壁には窓1
2が設けられ、居室9の東側の壁には窓13が設けられ
ている。したがって、窓12,13を開ければ、居室9
に、坪庭5と居室9の東外側との間を抜ける風を取り入
れいることができる。また、窓12からは坪庭5を眺め
ることができる。なお、書斎8と居室9とを仕切る壁に
はドア14が設けられている。また、居室9には応接用
のソファー椅子9aとテーブル9bが設けられている。
【0015】前記玄関1の西側には、ガレージ15が設
けられている。このガレージ15は建物内に設けられ
た、いわゆるビルトインタイプのガレージであり、該ガ
レージ15と玄関1とを仕切る壁には、引戸16が設け
られている。したがって、このガレージ15には、住宅
内から出入りできるようになっている。なお、ガレージ
15の北側には、当該ガレージ15から出入り可能な物
置17が設けられている。
【0016】前記玄関1の玄関ホール1aには、北側に
延びる廊下18が設けられており、この廊下18の西側
には階段19と収納部20とが隣接して設けられてい
る。また、玄関ホール1aと前記居室9とを仕切る壁に
はドア21が設けられている。
【0017】前記構成の住宅では、玄関1に隣接して坪
庭5を設けたので、玄関回りが潤いのあるものとなる。
また、坪庭5の周囲には、玄関1、書斎8、居室9が設
けられ、これらの場所から、それぞれ窓7、窓10、窓
12を通して坪庭5を眺めることができ、また、坪庭5
から玄関1、書斎8、居室9に風を取り入れることがで
きる。つまり、住宅の玄関1、部屋(書斎8、居室9)
に坪庭5から自然を取り入れることができるので、住宅
の居住性を高めることができる。
【0018】また、坪庭5が玄関1、書斎8、居室9に
よって平面視コ字状に包囲されているので、包囲されて
いない南側の開口側から坪庭5に、採光、通風を確保す
ることができる。したがって、坪庭5の周囲に設けられ
ている玄関1、書斎8、居室9に坪庭5を介して採光、
通風を確保することができる。
【0019】さらに、坪庭5の開口側に、目隠し塀6を
設けたので、外側(道路側)から坪庭を直接覗かれるこ
とがなく、よって、プライバシーを守ことができる。ま
た、目隠し塀6は、厚さ方向に貫通する多数の細かい開
口6a…が形成された構成であるので、当該開口6a…
によって、通風性、採光性を十分に確保することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、玄関に隣接して坪庭を設け、この坪庭
の周囲に部屋を設けたので、玄関回りが坪庭によって潤
いのあるものとなる。また、坪庭の周囲に、玄関と部屋
を設けたので、玄関および部屋から坪庭を眺めることが
でき、また、坪庭から部屋に風を取り入れることができ
る。つまり、住宅の玄関、部屋に坪庭から自然を取り入
れることができるので、住宅の居住性を高めることがで
きる。
【0021】請求項2の住宅によれば、坪庭が玄関と部
屋により平面視コ字状に包囲されているので、包囲され
ていない開口側から坪庭に、採光、通風を確保すること
ができる。よって、坪庭の周囲に設けられている玄関お
よび部屋に坪庭を介して採光、通風を確保することがで
き、より、住宅の居住性を高めることができる。
【0022】請求項3の住宅によれば、玄関と部屋によ
り平面視コ字状に包囲された坪庭の開口側に、目隠し塀
を設けたので、外側(道路側)から坪庭を直接覗かれる
ことがなく、よって、プライバシーを守ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の一実施例を示すもので、住宅の
要部を示す平面図である。
【図2】図1に示す目隠し塀6の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 玄関 5 坪庭 6 目隠し塀 8 書斎(部屋) 9 居室(部屋)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関に隣接して坪庭が設けられ、この坪
    庭の周囲には、部屋が設けられていることを特徴とする
    住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、前記坪庭
    が玄関と部屋により平面視コ字状に包囲されていること
    を特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の住宅において、玄関と部
    屋により平面視コ字状に包囲された坪庭の開口側には、
    目隠し塀が設けられていることを特徴とする住宅。
JP24031194A 1994-10-04 1994-10-04 住 宅 Pending JPH08105217A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24031194A JPH08105217A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

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JP24031194A JPH08105217A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

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JPH08105217A true JPH08105217A (ja) 1996-04-23

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ID=17057577

Family Applications (1)

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JP24031194A Pending JPH08105217A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

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JP (1) JPH08105217A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082862A (ja) * 2001-09-04 2003-03-19 Sekisui Chem Co Ltd 建 物
WO2006001497A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Kaori Hayama 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。
JP2012215066A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Asahi Kasei Homes Co 目隠し装置
JP2020002659A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 積水ハウス株式会社 住宅

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