JPH08209796A - バルコニー - Google Patents
バルコニーInfo
- Publication number
- JPH08209796A JPH08209796A JP1413795A JP1413795A JPH08209796A JP H08209796 A JPH08209796 A JP H08209796A JP 1413795 A JP1413795 A JP 1413795A JP 1413795 A JP1413795 A JP 1413795A JP H08209796 A JPH08209796 A JP H08209796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- building
- fence
- person
- urban
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】都市型住宅に好適なバルコニーを提供すること
を目的としている。 【構成】建物本体10の一部が凹設され、これによって
生まれる半戸外的な空間11を取り囲むように、建物本
体10と同様に仕上げられた人の視線高さよりも高い塀
12が張り巡らされてなるバルコニー1である。
を目的としている。 【構成】建物本体10の一部が凹設され、これによって
生まれる半戸外的な空間11を取り囲むように、建物本
体10と同様に仕上げられた人の視線高さよりも高い塀
12が張り巡らされてなるバルコニー1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のバルコニーに係
り、特に都市型住宅に好適なものに関するものである。
り、特に都市型住宅に好適なものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内空間とは違った雰囲気で生
活を楽しめるように、建物本体にバルコニーを設けるこ
とが行われている。
活を楽しめるように、建物本体にバルコニーを設けるこ
とが行われている。
【0003】従来より、このバルコニーは、室内空間と
は異なって屋外の開放感が出るように、その周囲には垣
根や手摺を設けて閉鎖的にならないように構成してい
た。
は異なって屋外の開放感が出るように、その周囲には垣
根や手摺を設けて閉鎖的にならないように構成してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ルコニーの場合、通行人の視線や隣家の人の視線が入り
やすくなるので、建物同士が隣接する都市型の住宅にお
いては、バルコニーを設けることができないといった不
都合を生じていた。
ルコニーの場合、通行人の視線や隣家の人の視線が入り
やすくなるので、建物同士が隣接する都市型の住宅にお
いては、バルコニーを設けることができないといった不
都合を生じていた。
【0005】また、このような不都合に関係無く、バル
コニーを設けたとしても、都会的な景観に合った建物に
ならないといった不都合を生じることとなる。
コニーを設けたとしても、都会的な景観に合った建物に
ならないといった不都合を生じることとなる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、都市型住宅に好適なバルコニーを提供するこ
とを目的としている。
であって、都市型住宅に好適なバルコニーを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のバルコニーは、建物本体の一部が凹設され、
これによって生まれる半戸外的な空間を取り囲むよう
に、建物本体と同様に仕上げられた人の視線高さよりも
高い塀が張り巡らされたものである。
の本発明のバルコニーは、建物本体の一部が凹設され、
これによって生まれる半戸外的な空間を取り囲むよう
に、建物本体と同様に仕上げられた人の視線高さよりも
高い塀が張り巡らされたものである。
【0008】
【作用】本発明によると、建物本体の一部を凹設してい
るので、これによって半戸外的な空間が生まれる。そし
て、この半戸外的な空間を取り囲むように、人の視線高
さよりも高い塀を張り巡らせているので、通行人の視線
や隣家の人の視線が入ることのない充分なスペースのバ
ルコニーが得られる。
るので、これによって半戸外的な空間が生まれる。そし
て、この半戸外的な空間を取り囲むように、人の視線高
さよりも高い塀を張り巡らせているので、通行人の視線
や隣家の人の視線が入ることのない充分なスペースのバ
ルコニーが得られる。
【0009】また、建物本体と同様に仕上げられた塀に
より、外観上あたかも建物であるかのようなバルコニー
となる。
より、外観上あたかも建物であるかのようなバルコニー
となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0011】図1はバルコニー1の全体構成の概略を示
し、図2はこのバルコニー1を設けた建物10を示して
いる。
し、図2はこのバルコニー1を設けた建物10を示して
いる。
【0012】すなわち、このバルコニー1は、建物10
に凹設された半戸外的な空間11を塀12で取り囲んで
構成されている。
に凹設された半戸外的な空間11を塀12で取り囲んで
構成されている。
【0013】建物10は、図3に示すように、正面から
見た場合、玄関ホール13の上方の二階部分に凹設され
た半戸外的な空間11が形成されている。
見た場合、玄関ホール13の上方の二階部分に凹設され
た半戸外的な空間11が形成されている。
【0014】バルコニー1は、この空間11を取り囲む
ように、塀12を設けて構成される。この塀12は、建
物10と同様に仕上げられ、建物10と一体となるよう
に張り巡らされる。また、塀12の上端部にも、窓枠1
4や化粧桟15と同様の化粧桟15が設けられている。
これにより、バルコニー1は、外観上はあたかも建物1
0の一部であるかのようになり、都市の景観に無理なく
マッチした建物10となる。
ように、塀12を設けて構成される。この塀12は、建
物10と同様に仕上げられ、建物10と一体となるよう
に張り巡らされる。また、塀12の上端部にも、窓枠1
4や化粧桟15と同様の化粧桟15が設けられている。
これにより、バルコニー1は、外観上はあたかも建物1
0の一部であるかのようになり、都市の景観に無理なく
マッチした建物10となる。
【0015】また、この塀12は、人の視線高さよりも
高くなされ、隣家の二階窓部分と対面する場合であって
も視線が入り込まないようになされている。これによ
り、建物10が隣地境界線や街路に面することの多い都
市型住宅などの場合であっても、バルコニー1に植え込
み2を設けたりして光と風による都市の自然を楽しむこ
とができる。
高くなされ、隣家の二階窓部分と対面する場合であって
も視線が入り込まないようになされている。これによ
り、建物10が隣地境界線や街路に面することの多い都
市型住宅などの場合であっても、バルコニー1に植え込
み2を設けたりして光と風による都市の自然を楽しむこ
とができる。
【0016】さらに、このバルコニー1の場合、塀12
を高くしているので、バルコニー1内に照明装置3など
を設けても隣家に迷惑をかけることがなく、夜間でもバ
ルコニー1を使用することができる。
を高くしているので、バルコニー1内に照明装置3など
を設けても隣家に迷惑をかけることがなく、夜間でもバ
ルコニー1を使用することができる。
【0017】なお、本実施例では建物10の二階部分に
設けたバルコニー1に付いて述べているが、建物10の
一階部分に設けてもよい。すなわち、図4に示すよう
に、建物10を平面から見た場合、略T字状となされ、
2ヵ所に半戸外的な空間11が形成されている。このう
ち、一方の空間11は、一階部分に設けたもので、上述
したように塀12を設けてバルコニー1とすることがで
きる。
設けたバルコニー1に付いて述べているが、建物10の
一階部分に設けてもよい。すなわち、図4に示すよう
に、建物10を平面から見た場合、略T字状となされ、
2ヵ所に半戸外的な空間11が形成されている。このう
ち、一方の空間11は、一階部分に設けたもので、上述
したように塀12を設けてバルコニー1とすることがで
きる。
【0018】また、本実施例では、塀12によってバル
コニー1を外部から完全に遮断しているが、隣家や街路
からの視線が入り込まない程度に、この塀12の所々に
小さな窓(図示省略)を設けてもよい。
コニー1を外部から完全に遮断しているが、隣家や街路
からの視線が入り込まない程度に、この塀12の所々に
小さな窓(図示省略)を設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、通
行人の視線や隣家の人の視線が入ることのない充分なス
ペースのバルコニーとなるので、隣地境界線や街路に面
することの多い都市型住宅などにおいても光と風による
都市の自然を楽しむことができる。
行人の視線や隣家の人の視線が入ることのない充分なス
ペースのバルコニーとなるので、隣地境界線や街路に面
することの多い都市型住宅などにおいても光と風による
都市の自然を楽しむことができる。
【0020】また、外観上はあたかも建物であるかのよ
うなバルコニーとなるので、バルコニーを設けることに
よって都市の景観に合わなくなるといったことのない都
会的な建物とすることができる。
うなバルコニーとなるので、バルコニーを設けることに
よって都市の景観に合わなくなるといったことのない都
会的な建物とすることができる。
【図1】バルコニーの全体構成の概略を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】バルコニーを設けた建物の全体構成の概略を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】建物の正面概略図である。
【図4】建物の平面概略図である。
1 バルコニー 10 建物(建物本体) 11 空間 12 塀
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 俊之 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 田中 英次 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 田中 聡 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 建物本体の一部が凹設され、これによっ
て生まれる半戸外的な空間を取り囲むように、建物本体
と同様に仕上げられた人の視線高さよりも高い塀が張り
巡らされたことを特徴とするバルコニー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1413795A JPH08209796A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バルコニー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1413795A JPH08209796A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バルコニー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209796A true JPH08209796A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11852765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1413795A Pending JPH08209796A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バルコニー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08209796A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020180511A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 積水ハウス株式会社 | 住宅および住宅の照明方法 |
JP2021001483A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 積水ハウス株式会社 | 中庭付き建物 |
JP2021031931A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | ミサワホーム株式会社 | 庭付き施設 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP1413795A patent/JPH08209796A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020180511A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 積水ハウス株式会社 | 住宅および住宅の照明方法 |
JP2021001483A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 積水ハウス株式会社 | 中庭付き建物 |
JP2021031931A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | ミサワホーム株式会社 | 庭付き施設 |
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