JP2618573B2 - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2618573B2
JP2618573B2 JP4274277A JP27427792A JP2618573B2 JP 2618573 B2 JP2618573 B2 JP 2618573B2 JP 4274277 A JP4274277 A JP 4274277A JP 27427792 A JP27427792 A JP 27427792A JP 2618573 B2 JP2618573 B2 JP 2618573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット式建物に係
り、特に、採光性を良好としたユニット式建物に関す
る。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、予め工場で生産された
複数の建物ユニットを建設現場で組み合わせることによ
り建てられ、南側に配置された各建物ユニットの前壁等
に窓が設けられ、これらの窓から各建物ユニット内の居
室部に光が採り入れられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のユニット式建物
では、採光のための窓を設けることができる箇所は限定
され、このため、光を採り入れることができる建物ユニ
ット内の居室部の範囲には限界があり、必ずしも良好な
採光性を有するユニット式建物を得られなかった。
【0004】本発明の目的は、居室部の広い範囲に亘っ
て光を採り入れることができ、このため、採光性が良好
で、商品価値の高いユニット式建物を提供するところに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るユニット式
建物は、第1建物ユニットと第2建物ユニットとを含ん
で構成され、第1建物ユニットの内部には、前側が開放
されたバルコニ部と、このバルコニ部と区画された居室
部とが形成され、この第1建物ユニットの横側に第2建
物ユニットが配置され、第2建物ユニットの前壁および
第1建物ユニット側の横壁に窓が設けられ、この横壁に
設けられた窓は第1建物ユニットのバルコニ部に臨んで
おり、前記第1建物ユニットには前記バルコニ部と前記
居室部とを区画する壁が形成され、この壁には前記バル
コニ部と前記居室部とを連通する開口部が形成されてい
ことを特徴とするものである。
【0006】以上において、第2建物ユニットは第1建
物ユニットの両方の横側に設けられてもよく、或いは、
いずれか一方の横側だけに設けられてもよい。また、第
1建物ユニットの一方の横側だけに第2建物ユニットが
配置される場合には、第1建物ユニットのバルコニ部は
前側と他方の横側とが開放されていてもよい。
【0007】
【作用】第2建物ユニットには、前壁と第1建物ユニッ
ト側の横壁とに窓が設けられ、横壁の窓は第1建物ユニ
ットのバルコニ部に臨んでいるため、第2建物ユニット
内の居室部には前壁の窓と横壁の窓とから光が入り、こ
のため、この居室部の広い範囲に亘って光を採り入れる
ことができる。また、第1建物ユニットにおいては、壁
の開口部を窓とすることで居室部にはバルコニ部から採
光が得られるとともに、掃出し窓とすれば出入り等を行
うこともでき、居室およびバルコニとしての利便性を確
保できる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本実施例に係るユニット式建物1を
示し、このユニット式建物1は、工場で生産された複数
の建物ユニット2を建設現場で前後、左右、上下に組み
合わせることにより建てられている。これらの建物ユニ
ット2のうち、2階の南側に配置された建物ユニットは
第1建物ユニット2Aと第2建物ユニット2B,2Cと
になっており、2個の第2建物ユニット2B,2Cは1
個の第1建物ユニット2Aの両方の横側に配置されてい
る。
【0009】図2の通り、第1建物ユニット2Aの内部
には室外側のバルコニ部3と室内側の居室部4とが形成
され、バルコニ部3は前側が開放されているとともに、
バルコニ部3と居室部4は出入用開口部5が設けられた
壁6で区画されている。
【0010】また、第2建物ユニット2B,2Cの前壁
7,8には窓9,10が設けられているとともに、第1
建物ユニット2Aとは反対側の横壁11,12にも窓1
3,14が設けられ、更に、第1建物ユニット2A側の
横壁15,16にも窓17,18が設けられている。こ
れらの窓17,18は、第1建物ユニット2Aのバルコ
ニ部3に臨んでいる。
【0011】朝方において、太陽の光がA側からユニッ
ト式建物1を照らしている時には、光は窓9,13から
第2建物ユニット2B内の居室部に入射するとともに、
窓10,18から第2建物ユニット2C内の居室部に入
射する。即ち、この第2建物ユニット2C内の居室部に
は前壁8に設けられた窓10だけではなく、第1建物ユ
ニット2A側の横壁16に設けられた窓18からも光は
入射し、この第2建物ユニット2C内の居室部には広い
範囲に亘って光が採り入れられる。時間が経過して朝方
から昼頃になるまでの間には太陽の角度が変化するた
め、窓10に対する窓18の採光量割合は次第に減少す
るが、それでも、窓18から光が採り入れられ、第2建
物ユニット2C内の居室部の採光性は良好となる。
【0012】昼が過ぎて太陽の光がB側からユニット式
建物1を照らすようになると、この光は窓10,14か
ら第2建物ユニット2C内の居室部に入射するととも
に、窓9,17から第2建物ユニット2B内の居室部に
入射する。即ち、この時には、第2建物ユニット2B内
の居室部に太陽の光は窓9と窓17の両方から入射し、
この居室部の広い範囲に亘って光が採り入れられ、採光
性が良好となる。
【0013】このように本実施例によれば、内部にバル
コニ部3が設けられた第1建物ユニット2Aの横側に第
2建物ユニット2B,2Cを配置し、これらの第2建物
ユニット2B,2Cの前壁7,8と第1建物ユニット2
A側の横壁15,16とに窓9,10,17,18を設
け、横壁15,16の窓17,18を第1建物ユニット
2Aのバルコニ部3に臨ませたため、第2建物ユニット
2B,2C内の居室部にバルコニ部3を通って窓17,
18から入射する光を採り入れることができるようにな
り、第2建物ユニット2B,2Cの居室部の採光性を良
好にできるまた、第1建物ユニット2Aの内部の居室
部4には、出入用開口部5によりバルコニ部3への出入
りが行えるとともに、出入用開口部5を通して採光が得
られ、居室部4の採光性をも良好にできる
【0014】図3は本発明の別実施例に係るユニット式
建物21を示す。このユニット式建物21は第1建物ユ
ニット22Aと第2建物ユニット22Bを含む複数の建
物ユニット22によって構成されている。第1建物ユニ
ット22Aはユニット式建物21のコーナー部に配置さ
れ、その横側に第2建物ユニット22Bが配置されてい
る。
【0015】第1建物ユニット22Aの内部には、前記
実施例の場合と同様に、バルコニ部23と居室部24と
が形成され、前側が開放された室外側のバルコニ部23
と室内側の居室部24は出入用開口部25を有する壁2
6で区画されている。第2建物ユニット22Bの前壁2
7には窓28が設けられているとともに、第1建物ユニ
ット22A側の横壁29にも窓30が設けられている。
【0016】太陽の光がA側からユニット式建物21を
照らしている時には、光は窓28と30の両方から第2
建物ユニット22B内の居室部に入射し、この居室部の
採光性は良好となる。
【0017】このように、第1建物ユニットの両方の横
側に第2建物ユニットを配置してもよく、或いは、いず
れか一方の横側だけに第2建物ユニットを配置してもよ
い。また、第1建物ユニットを間隔をあけて2個設け、
これらの間に第2建物ユニットを配置してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、内部にバルコニ部が設
けられる第1建物ユニットの横側に第2建物ユニットを
配置し、この第2建物ユニットの前壁と第1建物ユニッ
ト側の横壁とに窓を設け、横壁の窓を第1建物ユニット
のバルコニ部に臨ませたため、第2建物ユニット内の居
室部に前壁の窓と横壁の窓とから光を取入れることがで
きるようになり、この居室部の採光性が良好となる。ま
た、第1建物ユニットはその居室部とバルコニ部とを区
画する壁に開口部を設けたため、その居室部においてバ
ルコニ部からの採光を得ることができる。これらによ
り、各居室部において十分な採光が得られることになる
ため、ユニット式建物の商品価値を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るユニット式建物の全体
を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の平断面図である。
【図3】別実施例に係るユニット式建物を示す図2と同
様の図である。
【符号の説明】
1,21 ユニット式建物 2,22 建物ユニット 2A,22A 第1建物ユニット 2B,2C,22B 第2建物ユニット 3,23 バルコニ部 4,24 居室部 7,8,27 前壁 15,16,29 第1建物ユニット側の横壁 9,10,13,14,17,18,28,30 窓

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に、前側が開放されたバルコニ部、
    およびこのバルコニ部と区画された居室部が形成された
    第1建物ユニットと、この第1建物ユニットの横側に配
    置され、前壁および第1建物ユニット側の横壁に窓が設
    けられた第2建物ユニットとを含んで構成され、この横
    壁に設けられた窓は第1建物ユニットの前記バルコニ部
    に臨んでおり、前記第1建物ユニットには前記バルコニ
    部と前記居室部とを区画する壁が形成され、この壁には
    前記バルコニ部と前記居室部とを連通する開口部が形成
    されていることを特徴とするユニット式建物。
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JP4543050B2 (ja) * 2007-02-26 2010-09-15 ミサワホーム株式会社 建物のルーフバルコニ
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