JP2686401B2 - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物Info
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- JP2686401B2 JP2686401B2 JP28182392A JP28182392A JP2686401B2 JP 2686401 B2 JP2686401 B2 JP 2686401B2 JP 28182392 A JP28182392 A JP 28182392A JP 28182392 A JP28182392 A JP 28182392A JP 2686401 B2 JP2686401 B2 JP 2686401B2
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- Japan
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- unit
- building
- window
- balcony
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
る。詳しくは、複数の建物ユニットとその上に載置され
る屋根ユニットとからなるユニット式建物において、室
内への採光性を向上させた建物に関する
た居室用の建物ユニットや屋根ユニットを建築現場まで
搬送し、そこで、基礎上に建物ユニットを据え付けて建
物本体を形成したのち、この建物本体の上に屋根ユニッ
トを載せて屋根を形成することによって建てられる。
常、建物ユニットの側壁に設けた窓を通じて室内に光を
取り入れるようにしている。また、構造上や周囲の建築
物との関係などにより、建物ユニットの側壁に窓を設け
ることができない場合、あるいは、建物ユニットの側壁
に設けた窓からの採光だけでは室内の明るさを充分に確
保できない場合には、居室を構成する建物ユニットの上
に載置される屋根ユニットの屋根面に天窓を設け、この
天窓を通じて外部からの光を室内に取り入れる方法が取
られている（特開昭６１−１０２９３４号公報参照）。
の屋根面に天窓を設けるにも、傾斜した屋根面に切開部
を形成し、この切開部にガラス板などを嵌合しなければ
ならないから、施工のために多くの時間と手間がかかる
という欠点がある。しかも、傾斜した屋根面に切開部を
形成し、そこにガラス板などを嵌合させても、雨仕舞い
の点では不完全なものとなりやすく雨漏りの原因を招き
やすい。更に、ガラス板が汚れた場合には、屋根の上に
登って清掃しなければならないから、清掃がしずらいと
いう欠点もある。
の欠点を全て解消し、屋根ユニットの屋根面に特別な加
工を行わなくても、外部からの光を室内に効果的に取り
入れることができるユニット式建物を提供することにあ
る。
ット式建物は、複数の建物ユニットによって形成された
建物本体の上に、屋根の一部を構成するパネルを設ける
とともに、そのパネルを挟んで屋根ユニットを配置し、
この屋根ユニットとその屋根ユニットの下に位置する建
物ユニットとに跨がって吹き抜け部を形成するととも
に、その吹き抜け部を形成する屋根ユニットの前記パネ
ルと隣接する側壁に採光用窓を形成した、ことを特徴と
する。
ルと隣接する屋根ユニットの側壁に形成された採光用窓
から屋根ユニット内に入ったのち、その下に位置する建
物ユニット内に取り入れられるから、室内の採光性を良
好にすることができる。もとより、傾斜した屋根面に切
開部を形成し、そこにガラス板などを嵌合する必要もな
いから、雨仕舞いの点でも問題が少なく、かつ、清掃の
点での欠点も解消できる。
施例を参照しながら詳細に説明する。図１は本実施例の
ユニット式建物の外観を、図２は図１のII−II線断面を
それぞれ示している。同ユニット式建物は、複数の建物
ユニット１，１Ａを水平および上下方向へ配列して形成
した２階建ての建物本体２と、この建物本体２の上に設
けられたバルコニー１１およびそのバルコニー１１の周
囲を囲むように配列された複数種の屋根ユニット３Ａ，
３Ｂ，３Ｃからなる屋根４とから構成されている。つま
り、バルコニー１１が屋根４の一部として構成されてい
る。
の屋根ユニット３Ａ，３Ｂ，３Ｃとの間で防水処理され
かつ外部から吹き込んだ雨水を外部へ排出する機能（図
示省略）を備えた床パネル１２が設けられているととも
に、上部に屋根４の棟と連続するパーゴラ梁１３が掛け
渡されている。
る屋根ユニット３Ａ，３Ａには、そのバルコニー１１へ
の出入口となるドアー１４が設けられている。また、前
記バルコニー１１を挟んで桁側で対向する屋根ユニット
３Ｂ，３Ｂとその下に位置する建物ユニット１Ａ，１Ａ
とに跨がって吹き抜け部１５がそれぞれ形成されてい
る。吹き抜け部１５を形成する屋根ユニット３Ｂの前記
バルコニー１１と隣接する垂直な側壁１６には、透光性
を有するガラス板などを嵌め込んだ採光用窓１７が形成
されている。
１内に入った外部からの光は、それと隣接する屋根ユニ
ット３Ｂ，３Ｂの採光用窓１７から屋根ユニット３Ｂ，
３Ｂ内に入ったのち、その下に位置する建物ユニット１
Ａ，１Ａ内に取り入れられるから、建物ユニット１Ａ，
１Ａ内の採光性を良好にすることができる。
上面中央位置にバルコニー１１を形成し、このバルコニ
ー１１と隣接する屋根ユニット３Ｂ，３Ｂとその屋根ユ
ニット３Ｂ，３Ｂの下に位置する建物ユニット１Ａ，１
Ａとに跨がって吹き抜け部１５をそれぞれ形成するとと
もに、その吹き抜け部１５を形成する屋根ユニット３
Ｂ，３Ｂのバルコニー１１と隣接する側壁１６に採光用
窓１７を形成したので、バルコニー１１内に入った外部
からの光を屋根ユニット３Ｂ，３Ｂの採光用窓１７から
屋根ユニット３Ｂ，３Ｂを通じて建物ユニット１Ａ，１
Ａ内に取り入れることができる。
から、建物ユニット１Ａの側壁に採光用窓を設けること
ができない場合、あるいは、建物ユニット１Ａの側壁に
設けた採光用窓だけでは充分な明るさを確保できない場
合でも、建物本体２の上に設けたバルコニー１１からの
光を屋根ユニット３Ｂを通じて建物ユニット１Ａ，１Ａ
内に効果的に取り入れることができるから、建物ユニッ
ト１Ａ，１Ａの採光性を良好にすることができる。
直な側壁１６に採光用窓１７を形成するだけでよいか
ら、つまり、従来のように傾斜した屋根面に切開部を形
成し、そこにガラス板などを嵌合する必要もないから、
雨仕舞いの点でも問題が少なく、かつ、清掃の点での欠
点も解消できる。
中央位置に屋根の一部を構成するバルコニー１１を設け
たが、バルコニー１１はこの位置に限られるものではな
い。例えば、図３に示す如く、建物本体２の上面妻側の
端部にバルコニー１１を設けてもよい。この場合、バル
コニー１１は、桁側に配置された屋根ユニット３Ｂ，３
Ｂと、この両屋根ユニット３Ｂ，３Ｂの間でかつ棟の中
央位置に配置された屋根ユニット３Ｄと、建物本体２の
上部妻側に設けられた手摺壁１８とによって周囲が囲ま
れた構成である。
よれば、外部からの光を屋根の一部を構成するパネルと
隣接する屋根ユニットの採光用窓からその屋根ユニット
内を通じて建物ユニット内に取り入れることができるか
ら、屋根ユニットの屋根面に特別な加工を行わなくて
も、外部からの光を室内に効果的に取り入れることがで
きるという効果が期待できる。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の建物ユニットによって形成された
建物本体の上に、屋根の一部を構成するパネルを設ける
とともに、そのパネルを挟んで屋根ユニットを配置し、
この屋根ユニットとその屋根ユニットの下に位置する建
物ユニットとに跨がって吹き抜け部を形成するととも
に、その吹き抜け部を形成する屋根ユニットの前記パネ
ルと隣接する側壁に採光用窓を形成した、ことを特徴と
するユニット式建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28182392A JP2686401B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ユニット式建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28182392A JP2686401B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ユニット式建物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129013A JPH06129013A (ja) | 1994-05-10 |
| JP2686401B2 true JP2686401B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17644497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28182392A Expired - Fee Related JP2686401B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2686401B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28182392A patent/JP2686401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06129013A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
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