JPH0932316A - 地下室及び地下車庫を有する建物 - Google Patents

地下室及び地下車庫を有する建物

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JPH0932316A
JPH0932316A JP18399595A JP18399595A JPH0932316A JP H0932316 A JPH0932316 A JP H0932316A JP 18399595 A JP18399595 A JP 18399595A JP 18399595 A JP18399595 A JP 18399595A JP H0932316 A JPH0932316 A JP H0932316A
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JP
Japan
Prior art keywords
basement
underground garage
building
dry area
slope
Prior art date
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Pending
Application number
JP18399595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Fuwa
隆浩 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication of JPH0932316A publication Critical patent/JPH0932316A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下室への採光・通風を十分に行うことがで
き、地下室を開放感に優れたものとし得る地下室及び地
下車庫を有する建物を提供すること。 【解決手段】 本発明の地下室及び地下車庫を有する建
物は、地下室1と、該地下室1に隣接した地下車庫2
と、該地下車庫2から地上に亘って配されたスロープ3
と、該スロープ3及び上記地下室1の双方に隣接したド
ライエリア4とを備え、該ドライエリア4及び上記スロ
ープ3を介して上記地下室1に採光・通風を行い得るよ
うになしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下室及び地下車
庫を有する建物、詳しくは、地下室への採光・通風を十
分に行うことができ、地下室を開放感に優れたものとし
得る地下室及び地下車庫を有する建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に住宅等の建物の地下室にお
いては、図6に示すように、ドライエリア(採光・通風
用空堀)40を地下室10に面して設け、該ドライエリ
ア40を介して上記地下室10の開口部110から採光
・通風を行うのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ドライエリア40
自体も地下に設けられるため、当然のことながら上記地
下室10への採光・通風は、該ドライエリア40上方の
開口部のみからしか行われない。敷地面積の問題等から
上記ドライエリア40を広くとることは実際上困難であ
り、該ドライエリア40の上方開口部からの上記地下室
10への採光・通風は十分であるとは言い難く、更なる
改善が望まれていた。
【0004】従って、本発明の第1の目的は、地下室へ
の採光・通風を十分に行うことができ、地下室を開放感
に優れたものとし得る地下室及び地下車庫を有する建物
を提供することにある。
【0005】また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加えて、地下室から地上への経路を確保して便利
に用いることができると共に、非常時に地下室から素早
く脱出することのできる地下室及び地下車庫を有する建
物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、地下室と、該地下室に隣接した地下車庫と、該地下
車庫から地上に亘って配されたスロープと、該スロープ
及び上記地下室の双方に隣接したドライエリアとを備
え、該ドライエリア及び上記スロープを介して上記地下
室に採光・通風を行い得るようになしたことを特徴とす
る地下室及び地下車庫を有する建物を提供することによ
り、上記第1の目的を達成したものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、上記ドライエリアから上記
スロープに上がる階段が設けられていることを特徴とす
る地下室及び地下車庫を有する建物を提供することによ
り、上記第2の目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の地下室及び地下車
庫を有する建物の一実施形態について図面を参照して説
明する。図1は本実施形態の地階平面図、図2は図1に
おけるA−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断
面図、図4は本実施形態におけるドライエリアを上方よ
り見た斜視図である。
【0009】本実施形態の地下室及び地下車庫を有する
建物は、図1〜4に示されるように、地下室1と、該地
下室1に隣接した地下車庫2と、該地下車庫2から地上
に亘って配されたスロープ3と、該スロープ3及び上記
地下室1の双方に隣接したドライエリア4とを備え、該
ドライエリア4及び上記スロープ3を介して上記地下室
1に採光・通風を行い得るようになしてある。また、本
実施形態の地下室及び地下車庫を有する建物において
は、上記ドライエリア4から上記スロープ3に上がる階
段41が設けられている。
【0010】本実施形態の地下室及び地下車庫を有する
建物を更に詳しく説明する。本実施形態の上記地下室及
び地下車庫を有する建物は、住宅であって、図1〜4に
示されるように、該住宅の地階に上記地下室1と上記地
下車庫2とが隣接して配されている。上記地下室1は平
面台形状に形成されており、その採光上好ましい方向の
壁部、即ち南東の壁部に開口部11が配設され、西側の
壁部に出入口12が配設されている。上記開口部11は
出入り自在に形成され、上記地下室1から上記ドライエ
リア4に出られるようにされている。
【0011】上記地下室1の南側壁部に隣接して、平面
長方形状の上記地下車庫2が形成されており、その東側
壁部のほぼ全体が車両出入口21とされてシャッターが
配設され、その北西よりの隅に出入口22が配設されて
いる。そして、上記地下室1の上記出入口12と上記地
下車庫2の上記出入口22とは通路5に面しており、該
通路5の北側には上階へ続く階段51が配設されてい
る。また、上記地下室1床面と上記地下車庫2床面との
間には高低差が存在するため(図3参照)、上記通路5
の南側には段部52が形成されている。尚、図中23は
上記地下車庫2の上記車両出入口21付近の床面に設け
られた排水溝である。
【0012】上記地下車庫2の上記車両出入口21から
地上の道路6まで上記スロープ3が形成されており、該
スロープ3の北側のほぼ半分が上記ドライエリア4に面
している。上記スロープ3と上記ドライエリア4との境
界には、該スロープ3から該ドライエリア4への転落を
防止するための柵31が配設されている。上記柵31
は、上記地下室1への採光・通風を妨げないように光と
風を良く通す形態に形成される。上記柵31の東側に
は、上記階段41の上端が位置している。
【0013】上記ドライエリア4は、上記地下室1の上
記開口部11の配設された壁部外側に台形形状に形成さ
れており、その東側に上記階段41が配設されている。
上記ドライエリア4床面には、雨水等の排水用の排水口
42が配設されると共に、大雨時に雨水が室内に流入し
ないように、該ドライエリア4床面が上記地下室1床面
よりも下方に来るように高低差が設けられている。そし
て、上記ドライエリア4の北東側の隅から南東側の隅に
亘って上記階段41が形成されている。
【0014】本実施形態の地下室及び地下車庫を有する
建物によれば、上記地下室1への採光・通風が、上記ド
ライエリア4とその上方に形成された上記スロープ3を
介して行われるため、従来のように限られたスペースに
設けられた狭いドライエリアにおける上方開口部の採光
・通風面積に比して、より多くの採光・通風面積を確保
することができ、十分な採光・通風を行うことができ
る。また、上記地下室1からの視界も、従来のドライエ
リア壁部だけが見えるものではなく、上記ドライエリア
4上方の上記スロープ3にまで広がりを持った視界とな
る。この結果、上記地下室1室内には、十分な採光・通
風が行われると共に、視界に広がりが加わるため、該地
下室1を開放感に優れたものとすることができる。
【0015】特に、本実施形態の住宅においては、上記
ドライエリア4を上記地下室1に対して採光上最も好ま
しい方向である南東に位置させると共に、該地下室1の
南東側壁部に面して上記開口部11を配設したため、更
に採光上の効果が顕著である。
【0016】また、本実施形態の地下室及び地下車庫を
有する建物には、上記ドライエリア4から上記スロープ
3に上がる上記階段41が配設されているため、上記地
下室1から上記開口部11,上記ドライエリア4及び上
記スロープ3を介して地上に移動することができ、本実
施形態の地下室及び地下車庫を有する建物によれば、上
記通路5以外の地上に移動する手段が提供されるため非
常に便利であると共に、非常時には該地下室1から素早
く地上に脱出できるという安全上の利点もある。
【0017】本発明の地下室及び地下車庫を有する建物
は上記実施形態に制限されることなく、例えば、上記実
施形態においては、住宅の場合について説明したが、住
宅以外の建物であっても良い。また、上記地下室1に対
する上記ドライエリア4の配設される方位を南東とした
が、他の方位に配設しても良く、該ドライエリア4の形
状も上記実施形態のように台形形状でなく、図5に示さ
れるように、四角形形状や三角形形状であっても良い。
更に、上記地下室1の上記開口部11と上記地下車庫2
の上記車両出入口21とが平面視において一直線状に並
べられても良く、該開口部11が該車両出入口21に対
して後退した形態とされていても良い。その他の点に関
しても、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能
である。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の地下室及び地下車庫を
有する建物によれば、地下室への採光・通風を十分に行
うことができるため、地下室を開放感に優れたものとす
ることができる。
【0019】また、請求項2に記載の地下室及び地下車
庫を有する建物によれば、上記請求項1に記載の地下室
及び地下車庫を有する建物による上記効果に加えて、地
下室から地上への経路を確保して便利に用いることがで
きると共に、非常時に地下室から素早く脱出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下室及び地下車庫を有する建物の一
実施形態の地階平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】本発明の地下室及び地下車庫を有する建物の一
実施形態におけるドライエリアを上方より見た斜視図で
ある。
【図5】本発明の地下室及び地下車庫を有する建物にお
けるドライエリアの種々の形態を示す平面図である。
【図6】従来の地下室及びドライエリアの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 地下室 2 地下車庫 3 スロープ 4 ドライエリア 41 階段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下室と、該地下室に隣接した地下車庫
    と、該地下車庫から地上に亘って配されたスロープと、
    該スロープ及び上記地下室の双方に隣接したドライエリ
    アとを備え、該ドライエリア及び上記スロープを介して
    上記地下室に採光・通風を行い得るようになしたことを
    特徴とする地下室及び地下車庫を有する建物。
  2. 【請求項2】 上記ドライエリアから上記スロープに上
    がる階段が設けられている、請求項1に記載の地下室及
    び地下車庫を有する建物。
JP18399595A 1995-07-20 1995-07-20 地下室及び地下車庫を有する建物 Pending JPH0932316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052281A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Toyota Motor Corp ガレージ付き建物
JP2021074702A (ja) * 2019-11-04 2021-05-20 楽 康Le, Kang 地下車庫用のサイフォン式排水システム
CN112942923A (zh) * 2021-02-01 2021-06-11 深圳网建科技有限公司 一种地下车库节能环保应用施工方法、应用结构和地库

Cited By (3)

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JP2009052281A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Toyota Motor Corp ガレージ付き建物
JP2021074702A (ja) * 2019-11-04 2021-05-20 楽 康Le, Kang 地下車庫用のサイフォン式排水システム
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