JP3209251B2 - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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成康 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台形状の建物ユニット
使用したユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場で建物の構成部分である居室等
を建物ユニットとして作製し、これらの建物ユニットを
建築現場に輸送して建築するようにしたユニット式建物
が施工されている。このようなユニット式建物は、様々
の大きさの敷地に建てられるため、敷地によっては北側
斜線制限の要請から、直方体状の建物ユニットの他に、
いわゆる台形状の建物ユニットも使用されている。従来
の台形状建物ユニットの場合、直方体状の建物ユニット
と同様に、天井フレームには天井パネルが取り付けら
れ、天面が閉じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】台形状建物ユニット
は、天井の一部が斜線状に切欠されているため、その分
通常の建物ユニットと比べて、天井部分のスペースが狭
くなっていた。そこで、本発明は、天井スペースが狭い
建物ユニットを使用してもその天井スペースを拡張でき
ユニット式建物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るユニット式
建物は、天面から一側面にかけて形成された傾斜部を有
すると共に、前記天面および前記傾斜部のうちの前記天
面にのみ開口部が形成されている建物ユニットを最上階
の少なくとも一部として含むと共に、前記建物ユニット
上に屋根が設けられ、前記開口部を通して前記建物ユニ
ット内と屋根内とが連通していることを特徴とする
方、本発明に係るユニット式建物は、上述した建物ユニ
ットを最上階の少なくとも一部として含み、前記開口部
が屋外に開放されていることを特徴とする。
【0005】ここでいう建物ユニットは、いわゆる台形
状ユニットである。 前記開口部は、天面の全面に形成さ
れていても、部分的に形成されていてもよい。前記一側
面とは、箱形の建物ユニットの場合には、4つの各側面
を指し、前記傾斜部は、1側面だけではなく、2以上の
側面に対して形成されていてもよい
【0006】
【作用】本発明に係る建物ユニットの基本的構造は、北
側斜線制限等に対応させた台形状であるから、通常の建
物ユニットと比べて、切欠された分、天井部分のスペー
スが狭くなっている。しかし、前記天面には、開口部が
形成されているため、この開口部を介して建物ユニット
外の空間との連通を図ることができ、これにより天井部
分のスペースの拡張が可能になる。具体的には、請求項
1に記載の発明では、本願発明に係る建物ユニット内
と、屋根内とを連通することにより、前記建物ユニット
の天井スペースを屋根内にまで拡張できるようになる。
一方、請求項2に記載の発明では、本願発明に係る建物
ユニットの前記開口部が屋外に開放されているため、前
記建物ユニットを屋外へと拡張できて庭等の多目的空間
として利用できるようになる。
【0007】
【実施例】図1〜3を参照して本発明の第1実施例を説
明する。先ず、本実施例で使用する台形状の建物ユニッ
ト11の構造を説明する。図1に示すように、この建物ユ
ニット11は、床フレーム12、天井フレーム13、両者12,1
3 を連結する柱14及び図示しない外壁パネルを備えて構
成される。前記床フレーム12は、長辺梁15と短辺梁16が
四角に組まれ、対向する長辺梁15間に複数の根太17が架
け渡されたものである。
【0008】前記天井フレーム13は、天面18のフレーム
19と北側斜線制限等に対応した傾斜部21のフレーム22よ
りなる。天面フレーム19は、長辺梁23と床フレーム12の
短辺梁16より短い短辺梁24が四角に組まれたものであ
る。この天面フレーム19には、小梁が架け渡されておら
ず、四角い天面フレーム19内が開放された開口部25とな
っている。また、傾斜部フレーム22は、天面フレーム19
と共有する1本の長辺梁23、一側面側の低い2本の柱14
間に架け渡された1本の長辺梁23及び2本の短辺梁26で
四角に組まれたものである。
【0009】このような台形状建物ユニット11を使用し
て次のようにユニット式建物28を建築する。工場におい
ては、通常の直方体状の建物ユニット29と共に、前記台
形状建物ユニット11を作製して用意しておく。一方、図
2に示すように、このユニット式建物28用の屋根ユニッ
ト31は、通常の屋根フレーム、妻パネル、屋根材等を有
するが、床フレームには床材が張られていないで、下面
が開放された状態となっている。
【0010】また、この屋根ユニット31の屋根面32は、
屋根33が設置された際、台形状建物ユニット11の傾斜部
21に及ぶような長さで形成されている。そして、各屋根
ユニット31の屋根面32には、採光用のトップライト34が
設けられている。次に、これらのユニット11,29,31を建
築現場に輸送し、基礎35を造った後、基礎35上に4個の
建物ユニット29を設置して1階部分36を作る。次に、図
2,3に示すように、1階部分36の建物ユニット29上に
4個の台形状建物ユニット11を設置して2階部分37を作
る。引き続き、2階部分37の各台形状建物ユニット11上
に前記屋根ユニット31を設置して屋根33を作る。
【0011】上記実施例によれば、2階の台形状建物ユ
ニット11は、天面18に開口部25が形成されて室内と屋根
33内とが連通しているため、建物ユニット11の天井スペ
ースをこの屋根33内まで拡張できたことになる。従っ
て、この建物ユニット11は、北側斜線制限等に対応した
台形状であるから、切欠された分、天井部分のスペース
が狭くなっているが、結果的に広い天井スペースが得ら
れる。また、屋根ユニット31の屋根面32にトップライト
34が設けられ、ここから採り入れられた光38は、開口部
25を通って室内まで達するため、その分、室内を明るく
することができる。
【0012】次に、図4を参照して本発明の第2実施例
を説明する。本実施例のユニット式建物41は、2階部分
42の一方の平側に設置される建物ユニットのみを本実施
例に係る開口部25を有する台形状建物ユニット11とし、
他方の平側に設置される建物ユニットは開口部のない従
来と同様の台形状建物ユニット44としたものである。従
って、この台形状建物ユニット44には、天井45が形成さ
れている。
【0013】本実施例によれば、一方の台形状建物ユニ
ット11の開口部25を通して隣の台形状建物ユニット44の
天井45裏に物46をおくことができるため、台形状である
ことにより押入れ等のスペースに制限を受ける場合であ
っても、この屋根33内を押入れ等として有効に利用する
ことができる。次に、図5を参照して本発明の第3実施
例を説明する。
【0014】本実施例で使用する台形状建物ユニット51
は、天面52から側面にかけて形成された傾斜部53が1側
面のみならず、この隣の側面にも連続して形成されたも
のである。この台形状建物ユニット51の天面52にも開口
部54が形成されている。本実施例に係るユニット式建物
55は、2階部分56上にこのような2側面に傾斜部53を有
する台形状建物ユニット51を4個設置して建築したもの
である。これらの台形状建物ユニット51上には、屋根は
設けられていない。
【0015】このようなユニット式建物55によれば、4
個の台形状建物ユニット51で形成された内部を庭等とし
て利用した場合には、開口部54が屋外に開放されている
ため、この開口部54を介して日照や雨水が得られる。次
に、図6を参照して本発明の第4実施例を説明する。本
実施例に係るユニット式建物61は、2階部分62上に前記
2側面に傾斜部53を有する台形状建物ユニット51を両妻
側に2個ずつ設置すると共に、これらの中間に前記1側
面のみに傾斜部21を有する台形状建物ユニット11を2個
設置して建築したものである。
【0016】次に、図7を参照して本発明の第5実施例
を説明する。本実施例に係るユニット式建物71は、第3
実施例に係るユニット式建物51の上に鉄骨材が四角錐状
に組まれたルーバ72を設置してものである。次に、図8
を参照して本発明の第6実施例を説明する。本実施例に
係るユニット式建物81は、一方の平側に第1実施例の台
形状建物ユニット11を設置すると共に、他方の平側に通
常の建物ユニット29を設置し、前記台形状建物ユニット
11の上には、この台形状建物ユニット11と連通する屋根
ユニット82を配置して建設したものである。
【0017】この屋根ユニット82は、側面部にガラス窓
83を有し、このガラス窓83を通して台形状建物ユニット
11内への採光が可能である。次に、図9を参照して本発
明の第7実施例を説明する。本実施例に係るユニット式
建物91は、第3実施例のユニット式建物51の一方の平側
のみに前記第6実施例に係る屋根ユニット82を設置した
ものである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るユニット式建物によれば、
台形状建物ユニットの天井スペースを拡張することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る建物ユニットのユニ
ットフレームの斜視図である。
【図2】第1実施例に係る建物ユニットを使用したユニ
ット式建物の斜視図である。
【図3】第1実施例に係るユニット式建物の断面図であ
る。
【図4】第2実施例に係るユニット式建物の断面図であ
る。
【図5】第3実施例に係るユニット式建物の斜視図であ
る。
【図6】第4実施例に係るユニット式建物の斜視図であ
る。
【図7】第5実施例に係るユニット式建物の斜視図であ
る。
【図8】第6実施例に係るユニット式建物の断面図であ
る。
【図9】第7実施例に係るユニット式建物の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11,44,51 台形状建物ユニット 17 天面 21 傾斜部 22 傾斜部フレーム 25,54 開口部 28,41,55,61,71,81,91 ユニット式建物 29 通常の建物ユニット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面から一側面にかけて形成された傾斜
    部を有すると共に、前記天面および前記傾斜部のうちの
    前記天面にのみ開口部が形成されている建物ユニットを
    最上階の少なくとも一部として含むと共に、前記建物ユ
    ニット上に屋根が設けられ、前記開口部を通して前記建
    物ユニット内と屋根内とが連通していることを特徴とす
    るユニット式建物。
  2. 【請求項2】 天面から一側面にかけて形成された傾斜
    部を有すると共に、前記天面および前記傾斜部のうちの
    前記天面にのみ開口部が形成されている建物ユニットを
    最上階の少なくとも一部として含み、前記開口部が屋外
    に開放されていることを特徴とするユニット式建物。
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