JPH11200497A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JPH11200497A
JPH11200497A JP474298A JP474298A JPH11200497A JP H11200497 A JPH11200497 A JP H11200497A JP 474298 A JP474298 A JP 474298A JP 474298 A JP474298 A JP 474298A JP H11200497 A JPH11200497 A JP H11200497A
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JP
Japan
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building
unit
outdoor
units
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP474298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Usami
孝博 宇佐美
Akiko Konno
明子 今野
Atsushi Tanaka
敦史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP474298A priority Critical patent/JPH11200497A/ja
Publication of JPH11200497A publication Critical patent/JPH11200497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷地面積が余り広くない場合であってもエク
ステリア用備品設置のためのスペースを確保できるユニ
ット式建物を提供する。 【解決手段】 複数の建物ユニット13A〜13Hが組み合わ
されて建てられたユニット式建物11であって、1階部分
14を構成する複数の建物ユニット13A〜13Fのうちの少な
くとも1個の建物ユニット13A,13Dは、居室部とは異な
る屋外ポーチ部17を有し、この屋外ポーチ部17に門扉2
9、プランター32等のエクステリア用備品が組み込まれ
ている。これらのエクステリア用備品29,32は、工場に
おける建物ユニット13A,13Dの作製の際に一体に設置さ
れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式建物に
関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場で建物の居室等を建物ユニット
として作製しておき、これらの建物ユニットを現場に輸
送し、基礎上に設置して建築するようにしたユニット式
建物が施工されている。前記建物ユニットは、ユニット
フレーム、このユニットフレームに設けられた面材、外
壁材、等を有して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ユニット式建物を
建てる際、敷地面積が建物面積に比べて余り広くない場
合、花壇、物置、門扉、等のエクステリアのための充分
なスペースを確保できないこともある。また、このよう
なエクステリア用備品の設置は、現場でユニット式建物
の建築とは別個に行っていたため、現場作業が増えて、
時間も余計にかかっていた。
【0004】そこで、本発明は、敷地面積が余り広くな
い場合であってもエクステリア用備品設置のためのスペ
ースを確保できるユニット式建物を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図面を参照して説明する
と、本発明の第1発明は、複数の建物ユニット13A〜13H
が組み合わされて建てられたユニット式建物11であっ
て、1階部分14を構成する複数の建物ユニット13A〜13F
のうちの少なくとも1個の建物ユニット13A,13Dは、居
室部とは異なる屋外ポーチ部17を有し、この屋外ポーチ
部17にエクステリア用備品29,32が組み込まれているこ
とを特徴とする。
【0006】前記屋外ポーチ部は、ユニット式建物を構
成する建物ユニットの中にあるが、壁等で閉じられてい
る屋内とは異なり、屋外に解放されている。前記エクス
テリア用備品の種類は任意であり、通常、屋外において
設置されているものである。
【0007】本発明によれば、ユニット式建物を構成す
る建物ユニットの中にエクステリア用備品が組み込まれ
ているため、敷地面積が余り広くない場合であってもエ
クステリアを設置できる。また、建物ユニットの中にエ
クステリア用備品が予め組み込まれているため、現場で
のエクステリア用備品を設置するための現場作業を省く
ことができる。従って、現場における建築作業全体の作
業性を向上させることができる。
【0008】本発明の第2発明に係るユニット式建物11
は、第1発明において、前記エクステリア用備品29,32
は、工場における建物ユニット13A,13Dの作製の際に一
体に設置されたものであることを特徴とする。即ち、本
発明に係る建物ユニットは、工場における通常の建物ユ
ニットと同様に工場で作製することができる。
【0009】本発明の第3発明に係るユニット式建物
は、第1又は第2発明において、前記エクステリア用備
品は、プランター32であることを特徴とする。前記エク
ステリア用備品の具体例は、プランターであり、このプ
ランターが建物ユニットに組み込まれている。
【0010】本発明の第4発明に係るユニット式建物
は、第1又は第2発明において、前記エクステリア用備
品は、門扉29であることを特徴とする。前記エクステリ
ア用備品の具体例は、門扉であり、この門扉が建物ユニ
ットに組み込まれている。
【0011】本発明の第5発明に係るユニット式建物
は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記屋外ポー
チ部17の床面には、屋外用タイル27が敷かれていること
を特徴とする。即ち、本発明においては、屋外用タイル
も建物ユニット内に一体に設けられた構造となってい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜5を参照して本発明の一実
施形態に係るユニット式建物を説明する。図1、2に示
すように、本実施形態のユニット式建物11は、基礎12上
に設置された6個の建物ユニット13A〜13Fよりなる1階
部分14と、この1階部分14の上に載置された6個の建物
ユニット13G,13Hよりなる2階部分15と、この2階部分1
5上に設置された屋根16とを備えて構成されている。
【0013】図2に示すように、前記1階部分14におい
て、5M(モジュール)の第1〜第3の建物ユニット13
A〜13Cが3個長辺側が対向するようにして連結され、こ
れらの3個の建物ユニット13A〜13Cの短辺側に3Mの第
4〜第6の建物ユニット13D〜13Fが3個連結されてい
る。前記第1と第4の建物ユニット13A,13Dが本実施形
態に係る屋外ポーチ部を有する建物ユニット、第2の建
物ユニット13Bが第1の建物ユニット13Aと共にカーポー
ト18を構成する建物ユニット、第3、第5及び第6の建
物ユニット13C,13E,13Fが通常の居室用の建物ユニット
である。
【0014】これらの建物ユニット13A〜13Hは、ユニッ
トフレーム19、このユニットフレーム19に設けられた面
材、外壁材21、等を有して構成されている。前記ユニッ
トフレーム19は、床フレーム22と、天井フレーム23と、
床フレーム23と天井フレーム23との間の四隅にそれぞれ
立設された柱24とを有するものである。第3、第5及び
第6の建物ユニット13C,13E,13Fのように、居室用の場
合、床フレーム22の上面には床材が張られ、天井フレー
ム23の下面には天井材が張られている。
【0015】一方、図3に示すように、第1の建物ユニ
ット13Aは、カーポート部18Aと、屋外ポーチ部17とが並
設されたものであり、両部分17,18Aは間仕切り壁26によ
り仕切られている。カーポート部18Aには床がなく、屋
外ポーチ部17には、その床面として屋外用タイル27が敷
かれている。カーポート部18Aの正面側において、両側
の外壁21間が開口部28となっている。また、屋外ポーチ
部17の正面側において、ユニットに一体に組み込まれた
回動式の門扉29が設けられている。第2の建物ユニット
13Bは、その内部にカーポート部18Aと、居室部31とが並
設されたものであり、両部分18A,31は間仕切り壁26によ
り仕切られている。
【0016】図4に示すように、第4の建物ユニット13
Dは、全部が屋外ポーチ部17となっているものであり、
正面側には外壁材21と連続し、一体に組み込まれたプラ
ンター32が設けられている。このプランター32には、適
当な植物33が植えられている。この建物ユニット13Dの
正面側と側面側には、開口部28が形成されている。建物
ユニット13Dの床面には、屋外用タイル27が敷かれてい
る。なお、プランター32は、外壁材21と連続させない
で、独立したものをユニット内に固設するようにしても
よい。また、プランター32の植物33自体は、この建物ユ
ニット13Dを基礎12に設置した後に植えてもよい。
【0017】図5に示すように、第3と第6の建物ユニ
ット13C,13Fにおいて、隣合う両ユニット13C,13F間に2
階に上がるための階段34が設けられている。そして、第
3のユニット13Cの第6のユニット13F側の端部にその半
分の階段部分34Aが組み込まれ、第6のユニット13Fの第
3のユニット13A側の端部にその半分の階段部分34Bが組
み込まれている。
【0018】上記ユニット式建物11は次のようにして建
てることができる。先ず、工場における建物ユニット13
A〜13Hの作製の際、第1の建物ユニット13Aとして、カ
ーポート部18Aと、屋外ポーチ部17とが並設され、屋外
ポーチ部17において正面側に回動式の門扉29が一体に組
み込まれ、屋外用タイル27よりなる床面を有するものを
作製しておく。第2の建物ユニット13Bとしては、カー
ポート部18Aと、居室部31とが並設されたものを作製し
ておく。
【0019】また、第4の建物ユニット13Dとして、屋
外ポーチ部17の床面に屋外用タイル27が敷かれ、プラン
ター32が一体に組み込まれたものを作製しておく。更
に、第3と第6の建物ユニット13C,13Fとして、半分の
階段部分34A,34Bが組み込まれたものも同様に作製して
おく。これらの建物ユニット13A〜13Hを建築現場に輸送
し、基礎12上に第1〜第6の建物ユニット13A〜13Fを設
置して1階部分14を造り、引き続きこの1階部分14の上
に6個の建物ユニット13G,13Hを載置して2階部分15を
造る。そして、この2階部分15の上に屋根16を設けて本
実施形態のユニット式建物11を完成する。
【0020】本実施形態に係るユニット式建物11によれ
ば、ユニット式建物11を構成する建物ユニット13A,13D
の中にエクステリア用備品である門扉29又はプランター
32が組み込まれているため、建物面積に対して敷地面積
が余り広くない場合であってもエクステリアを設置でき
る。また、建物ユニット13A,13Dの中にエクステリア用
備品29,32が予め組み込まれているため、現場で建物ユ
ニットにエクステリア用備品29,32を設置する必要がな
くなる。従って、現場におけるユニット式建物11の建築
作業全般の作業性が向上する。
【0021】エクステリア用備品29,32が組み込まれた
各建物ユニット13A,13Dは、通常の建物ユニットと同様
に工場で作製することができ、また現場への運搬も従来
と同様にできる。更に、屋外ポーチ部17の床面に屋外用
タイル27が敷かれているため、屋外ポーチ部17の美観が
向上する。
【0022】なお、上記実施形態においては、エクステ
リア用備品が門扉29とプランター32であったが、エクス
テリア用備品の具体例はこれらに限られるものではな
く、図6に示すように、例えば屋外収納庫である物置36
であってもよい。また、建物ユニットではないが、図7
に示すように、2階のバルコニーに上がるための階段37
が組み込まれた階段ユニット38を工場で作製しておき、
この階段ユニット38をユニット式建物39の一部を構成す
るように設置してもよい。本階段ユニット38を使用する
ことにより、階段の施工が容易になる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るユニット式建物によれば、
敷地面積が余り広くない場合であってもエクステリア用
備品設置のためのスペースを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット式建物の斜
視図である。
【図2】同実施形態に係るユニット式建物の平断面図で
ある。
【図3】同実施形態に係る建物ユニットの斜視図であ
る。
【図4】同実施形態に係る建物ユニットの斜視図であ
る。
【図5】同実施形態に係るユニット式建物の施工方法を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係る建物ユニットの他の構成を示す斜
視図である。
【図7】階段ユニットを含むユニット式建物の斜視図で
ある。
【符号の説明】
11,39 ユニット式建物 13A〜13H 建物ユニット 14 1階部分 17 屋外ポーチ部分 27 屋外用タイル 29 エクステリア用備品である門扉 32 エクステリア用備品であるプランター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の建物ユニットが組み合わされて建
    てられたユニット式建物であって、 1階部分を構成する複数の建物ユニットのうちの少なく
    とも1個の建物ユニットは、居室部とは異なる屋外ポー
    チ部を有し、この屋外ポーチ部にエクステリア用備品が
    組み込まれていることを特徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、 前記エクステリア用備品は、工場における建物ユニット
    の作製の際に一体に設置されたものであることを特徴と
    するユニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のユニット式建物
    において、 前記エクステリア用備品は、プランターであることを特
    徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のユニット式建物
    において、 前記エクステリア用備品は、門扉であることを特徴とす
    るユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のユニッ
    ト式建物において、前記屋外ポーチ部の床面には、屋外
    用タイルが敷かれていることを特徴とするユニット式建
    物。
JP474298A 1998-01-13 1998-01-13 ユニット式建物 Pending JPH11200497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002115327A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Misawa Homes Co Ltd 玄関用建物ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002115327A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Misawa Homes Co Ltd 玄関用建物ユニット

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