JP2000080725A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2000080725A
JP2000080725A JP10252561A JP25256198A JP2000080725A JP 2000080725 A JP2000080725 A JP 2000080725A JP 10252561 A JP10252561 A JP 10252561A JP 25256198 A JP25256198 A JP 25256198A JP 2000080725 A JP2000080725 A JP 2000080725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
setback
floor
corridor
type building
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10252561A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakamura
中村  聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Publication of JP2000080725A publication Critical patent/JP2000080725A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に外廊下を設置することができるユニ
ット式建物を提供する。 【解決手段】 ユニット式建物11は、居室部17外壁18の
うちの1側面側の外壁18Aが底面部19の1辺から後退し
た位置に設けられ、居室部17のない前記底面部19A上が
外廊下21となっているセットバックユニット14を含むも
のである。セットバックユニット14は、1階〜3階の各
階にそれぞれ3個配設されている。各階に複数個配設さ
れたセットバックユニット14は、外廊下21が連続して同
じ階の外廊下21を構成している。1階〜3階の各階にそ
れぞれ配設されたセットバックユニット14は、外廊下21
が垂直方向に同じ位置を占めている。各外廊下21には、
手摺り壁22が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外廊下が設けられ
たユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場で建物の居室等を建物ユニット
として作製しておき、これらの建物ユニットを現場に輸
送し、基礎上に設置して建築するようにしたユニット式
建物が施工されている。このようなユニット式建物で集
合住宅等として用いられるものには、外廊下が、複数の
外廊下ユニットを並列することにより設置されている
(特開平8-41993号公報、特開平8-82001号公報、等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユニット式建物に外廊
下を設置するために、上記のように複数の外廊下ユニッ
トを並列するようにした場合、片持ち支持構造となって
いるため、現場での取付け作業に手間と時間がかかっ
て、作業効率を低下させていた。
【0004】そこで、本発明は、効率的に外廊下を設置
することができるユニット式建物を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図面を参照して説明する
と、本発明の第1発明に係るユニット式建物11は、居室
部17の外壁18のうちの1側面側の外壁18Aが底面部19の
1辺から後退した位置に設けられ、居室部17のない前記
底面部19A上が外廊下21となっているセットバックユニ
ット14を含むことを特徴とする。
【0006】前記セットバックユニットが設置される階
は、1階又は2階以上の階の任意の階である。また、セ
ットバックユニットの個数も任意である。本発明によれ
ば、セットバックユニットにその一部として外廊下が設
けられているため、このセットバックユニットを設置す
ると同時に外廊下を設けることができ、現場作業の効率
化が可能である。
【0007】本発明の第2発明に係るユニット式建物11
は、第1発明において、前記セットバックユニット14が
水平方向及び垂直方向にそれぞれ複数個配設されている
ことを特徴とする。本発明により、複数階を有するユニ
ット式建物の同じ階だけではなく、上下階にそれぞれ外
廊下が設けられることになる。
【0008】本発明の第3発明に係るユニット式建物11
は、第1又は第2発明において、水平方向に複数個配設
されたセットバックユニット14は、前記外廊下21が連続
して同じ階の外廊下21を構成していることを特徴とす
る。外廊下が連続するようにして同じ階のセットバック
ユニットを並設することにより、任意の長さの外廊下を
設置することができる。
【0009】本発明の第4発明に係るユニット式建物11
は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、垂直方向に複
数個配設されたセットバックユニット14は、前記外廊下
21が垂直方向に同じ位置を占めていることを特徴とす
る。ユニット式建物が集合住宅等の場合、本発明によ
り、各階に同じ外廊下を設置することができる。
【0010】本発明の第5発明に係るユニット式建物11
は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記外廊下21
には、手摺り壁22が設けられていることを特徴とする。
外廊下としては、通常手摺り壁が必要であり、この手摺
り壁が予めセットバックユニットの外廊下に設けられて
いることにより、セットバックユニットの設置と同時に
外廊下の手摺り壁も設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の一実施形
態に係るユニット式建物11を説明する。図1に示すよう
に、本実施形態のユニット式建物11は、3階建ての集合
住宅であり、基礎12上に1階部分13を構成する3個のセ
ットバックユニット14が設置され、2階部分15と3階部
分16にもそれぞれ3個のセットバックユニット14が載置
されて構成されている。
【0012】前記セットバックユニット14は、居室部17
の外壁18のうちの1側面側の外壁18Aが底面部19の短辺
から後退した位置に設けられている。短辺から後退した
外壁18Aまでの幅は任意であるが、この居室部のない底
面部19A上に外廊下21を設けるのに充分な幅とする必要
がある。この外廊下21には、手摺り壁22が設けられてい
る。図2に示すように、これらのセットバックユニット
14のユニットフレーム27は、床フレーム28、天井フレー
ム29、床フレーム28と天井フレーム29との間に立設され
た4本の柱31を備えている。
【0013】床フレーム28は、長辺梁32と短辺梁33が四
角に組まれ、対向する長辺梁32間に複数の根太34が掛け
渡されたものである。天井フレーム29も、長辺梁35と短
辺梁36が四角に組まれ、対向する長辺梁35間に複数の小
梁37が掛け渡されたものである。天井フレーム29の長辺
梁35は、外壁18Aが後退している分、床フレーム28の長
辺梁32より長さが短くなっている。また、床フレーム28
の長辺梁32の中間の位置に柱31が接合されている。
【0014】このユニットフレーム27に外壁18、手摺り
壁22、等が取り付けられてセットバックユニット14が構
成されている。同じ階の3個のセットバックユニット14
は、外廊下21同士が連続して同じ階の外廊下を構成して
いる。また、1階から3階の各階のセットバックユニッ
ト14の連続した外廊下21は、垂直方向に同じ位置を占め
ている。階段24は、外廊下21の一端側に設置されてい
る。
【0015】上記ユニット式建物11は、次のようにして
建てることができる。即ち、工場における建物ユニット
の作製の際、建物ユニットとして前記外廊下21が設けら
れたセットバックユニット14を作製しておく。そして、
現場において、基礎12上に1階部分13を構成する3個の
セットバックユニット14を設置し、引き続き2階部分15
及び3階部分16として、それぞれ3個のセットバックユ
ニット14が載置してユニット式建物11を建てる。
【0016】各階のセットバックユニット14を配置する
際、同じ階の3個のセットバックユニット14は、外廊下
21同士が連続するようにして配置する。また、各階のセ
ットバックユニット14の外廊下21は、1階から3階まで
垂直方向に同じ位置となるように配置する。次に、階段
24を1階から3階までの外廊下21の一端側に設置する。
【0017】本実施形態に係るユニット式建物11によれ
ば、セットバックユニット14にその一部として外廊下21
が設けられているため、このセットバックユニット14を
設置すると同時に外廊下21を設けることができ、現場作
業の効率化を図ることができる。前記セットバックユニ
ット14は、水平方向及び垂直方向にそれぞれ複数個配設
されているため、複数階を有するユニット式建物11の同
じ階だけではなく、上下階に及んで外廊下21が設けられ
ることになる。
【0018】外廊下21が連続するようにして同じ階のセ
ットバックユニット14を複数個並設しているため、任意
の長さの外廊下21を設置することができる。ユニット式
建物11が集合住宅等の場合、前記セットバックユニット
14が水平方向及び垂直方向にそれぞれ複数個配設されて
いるため、各階に同じ外廊下21を設置することができ
る。セットバックユニット14の外廊下21に手摺り壁22が
予め設けられているため、セットバックユニット14の設
置と同時に外廊下21の手摺り壁22も設けることができ
る。
【0019】なお、上記実施形態では、ユニット式建物
11を3階建てとし、各階のセットバックユニット14の個
数を3個としたが、これらの場合に限られず、階数も各
階のセットバックユニット14の個数も任意である。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るユニット式建物によれば、
セットバックユニットにその一部として外廊下が設けら
れているため、効率的に外廊下を設置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット式建物の斜
視図である。
【図2】同実施形態に係るセットバックユニットのユニ
ットフレームの斜視図である。
【符号の説明】
11 ユニット式建物 14 セットバックユニット 17 居室部 18 外壁 19 底面部 21 外廊下 22 手摺り壁 27 ユニットフレーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 居室部の外壁のうちの1側面側の外壁が
    底面部の1辺から後退した位置に設けられ、居室部のな
    い前記底面部上が外廊下となっているセットバックユニ
    ットを含むことを特徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、 前記セットバックユニットが水平方向及び垂直方向にそ
    れぞれ複数個配設されていることを特徴とするユニット
    式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のユニット式建物
    において、 水平方向に複数個配設されたセットバックユニットは、
    前記外廊下が連続して同じ階の外廊下を構成しているこ
    とを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のユニッ
    ト式建物において、 垂直方向に複数個配設されたセットバックユニットは、
    前記外廊下が垂直方向に同じ位置を占めていることを特
    徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のユニッ
    ト式建物において、 前記外廊下には、手摺り壁が設けられていることを特徴
    とするユニット式建物。
JP10252561A 1998-09-07 1998-09-07 ユニット式建物 Withdrawn JP2000080725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109695287A (zh) * 2017-10-23 2019-04-30 香港华艺设计顾问(深圳)有限公司 一种适用于装饰建筑外廊一侧的节点结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109695287A (zh) * 2017-10-23 2019-04-30 香港华艺设计顾问(深圳)有限公司 一种适用于装饰建筑外廊一侧的节点结构

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